JP3929721B2 - 眼底カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼眼底を撮影する眼底カメラに属する。
【0002】
【従来技術】
被検眼を誘導する固視標を装置内部に有し、眼底周辺部の撮影を可能にするために固視標を任意の呈示位置に移動可能に構成した眼底カメラが知られている。さらに、この種の眼底カメラにおいては、観察モニタの画面上に眼底像と共に固視標像を光学的又は電気的に合成して表示し、固視標の呈示位置(移動位置)を確認可能にしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような眼底カメラは固視標の呈示位置に自由度がある反面、以前と同じ呈示位置(角度も含む)で撮影を行おうとした場合、固視標を移動すると再度その位置に移動させるのは難しく、撮影に時間が掛かるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来装置の欠点に鑑み、固視標の呈示位置を目的とする位置に容易に合わせることができる眼底カメラを提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0006】
(1) 観察用照明光により照明された被検眼眼底を対物レンズを介して撮像する撮像手段と、撮像された観察像を表示するモニタと、を有し、被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおいて、前記対物レンズを介して被検眼に視認させる固視標を任意の位置に移動可能に呈示する固視標呈示手段と、前記固視標を前記モニタの観察像と電気的又は光学的に合成して表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイドするためのガイドマークを前記モニタ画面上の複数の任意位置に形成し、ガイドマークの配置パターンを記憶するガイドマーク形成・記憶手段と、該ガイドマーク形成・記憶手段により形成され記憶されたガイドマークの配置パターンを読み出し、配置パターンに基づきモニタ画面上の対応する位置にガイドマークを表示する手段と、を備え、固視標をガイドマークの位置に順次移動させることにより順次撮影することを特徴とする。
(2) 観察用照明光により照明された被検眼眼底を対物レンズを介して撮像する撮像手段と、撮像された観察像を表示するモニタと、を有し、被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおいて、前記対物レンズを介して被検眼に視認させる固視標を任意の位置に移動可能に呈示する固視標呈示手段と、前記固視標の位置を前記モニタの観察像に合成して表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイドするためのガイドマークを前記モニタの画面上の複数の任意位置に形成し設定する位置設定手段と,該設定された位置情報を記憶する記憶手段と,該記憶情報に基づいて前記モニタの画面上に前記ガイドマークを表示する表示制御手段とを有するマーク形成手段と、被検眼の左右を切換える左右切換手段と、を備え、前記記憶手段は前記ガイドマークの形成位置情報と共に被検眼の左右の切換情報を記憶する手段であり、前記表示制御手段は前記左右切換手段の切換信号に応じて前記記憶手段に記憶されたガイドマークの形成位置が画面上の観察像の中心を基準として左右反転するように前記ガイドマークを表示することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は発明の実施形態である無散瞳タイプの眼底カメラの光学系概略図である。光学系は照明光学系1、撮影光学系2、観察光学系3、固視標呈示光学系35から大別構成される。
【0012】
<照明光学系> 観察用光源であるハロゲンランプ10から出射された光束は、コンデンサレンズ11、赤外光を透過する赤外フィルタ12を介して赤外光束とされた後、ハーフミラー15で反射され、リング状の開口を有するリングスリット16を照明する。また、撮影用光源であるフラッシュランプ13から出射される可視光束は、コンデンサレンズ14を介した後、ハーフミラー15を透過して観察用の赤外光束と同軸に合成され、リングスリット16を照明する。
【0013】
リングスリット16からの光束は、リレーレンズ17a、ミラー18、中心部に小黒点を有する黒点板19、リレーレンズ17bを介して、穴開きミラー21の開口部近傍に中間像を形成し、撮影光学系2の光軸と同軸になるように穴開きミラー21の周辺面で反射される。穴開きミラー21で反射したリングスリット光束は、対物レンズ20により被検眼Eの瞳孔付近で一旦結像した後、拡散して被検眼眼底部を一様に照明する。
【0014】
<撮影光学系> 撮影光学系2は、対物レンズ20、撮影絞り22、光軸方向に移動可能なフォーカシングレンズ23、結像レンズ24、撮影用のカラーCCDカメラ26を備える。25は観察光学系用のリターンミラーで撮影時には破線で示した位置に退去する。眼底からの反射光束は、対物レンズ20により一旦眼底の中間像を結像した後、穴開きミラー21の開口部、撮影絞り22、フォーカシングレンズ23、結像レンズ24を介してCCDカメラ26に入射し、その撮像素子面上に眼底像を結像する。
【0015】
<観察光学系> 観察光学系3は、撮影光学系2の対物レンズ20から結像レンズ24までを共用し、撮影時以外は実線で示した位置にあるリターンミラー25で光路を変える。30はハーフミラーで反射の比率は透過より大きくされている。ハーフミラー30の反射方向光路にはリレーレンズ31、可視域から赤外域に感度を持つ観察用のCCDカメラ32が配置されている。リターンミラー25で反射された眼底からの赤外反射光束は、ハーフミラー30でさらに反射された後、リレーレンズ31を介してCCDカメラ32に入射し、その撮像素子面上に眼底像を結像する。CCDカメラ32の出力は白黒兼用のカラーモニタ50に接続されており、モニタ50の画面上に眼底像ERが映し出される。
【0016】
<固視標呈示光学系> 固視標呈示光学系35は、固視目標となる点光源36、リレーレンズ37を備え、ハーフミラー30を介してリターンミラー25から対物レンズ20までの観察光学系3の光路を共用する。点光源36はレバー40の操作により、被検眼眼底及びCCDカメラ32の撮像面と略共役な平面内で移動可能に構成されている。図1において、点光源36が取り付けられたレバー40には長穴40aが形成されており、レバー40はビス43等によって眼底カメラの筐体部45に摺動自在に保持されている。そして、レバー40の一部は筐体部45から突出しており、検者はレバー40を操作することで、被検眼の眼底(視線方向)を所望の撮影部位へ誘導できるようになっている。
【0017】
また、ハーフミラー30を挟んで観察光学系3が持つリレーレンズ31の反対方向には反射ミラー39が設けられている。この反射ミラー39はリレーレンズ31を介してCCDカメラ32の撮像面と略共役な位置で、且つリレーレンズ37を介して固視目標の点光源36と略共役な位置に設定されている。点光源36を点灯すると、その光束の一部はハーフミラー30で反射して反射ミラー39に向かい、反射ミラー39で反射して元の方向へ戻るが、一部はハーフミラー30を透過した後にリレーレンズ31によってCCDカメラ32の撮像面に結像される。これにより、モニタ50上には観察眼底像ERに固視標像36´が合成されて表示される。
【0018】
図2は、制御系の要部ブロック図を示す図である。CCDカメラ32及びCCDカメラ26の出力は、モニタ50の表示画像を制御する表示制御部51に入力される。表示制御部51は、眼底カメラ全体を制御する制御部55からの制御信号を受け、検者の所望する被検眼眼底の撮影位置になるような固視標像36´の移動位置をガイドするためのマーク200等をグラフィックで生成し、これをCCDカメラ32からの眼底像と共にモニタ50に合成して表示する。また、CCDカメラ26により撮影された眼底像は表示制御部51が持つ画像メモリ52に一時的に記憶された後、表示制御部51からの出力が切換えられる。モニタ50にはCCDカメラ26によるカラーの撮影画像が表示される。
【0019】
制御部55には、入力部61、不揮発性メモリのデータメモリ54、画像データ記憶部57、撮影スイッチ58、被検眼の左右を切換えるL/R切換機構59が接続されている。入力部61はモニタ50の表示に対応して異なるスイッチ機能を果たすスイッチ群62、テンキー64、モニタ50上のマーク等を移動するための操作信号を入力するレバー63等が設けられている。また、制御部55にはデータの変換制御を行う通信制御部56を介して外部コンピュータ60が接続可能で、画像データ記憶部57に記憶した画像データを転送出力できる。画像データ記憶部57は不揮発性記憶部であり、脱着可能のPCカード等が使用できる。
【0020】
以上のような構成において、その動作を説明する。まず、任意の位置へ固視標を移動して撮影する場合について説明する。撮影時はスイッチ群62のモード切換スイッチにより、モニタ50の画面をアライメントモードにしておく。
【0021】
ハロゲンランプ10の点灯により、赤外光で照明された被検眼像は観察光学系3のCCDカメラ32に結像し、その像が表示制御部51を経由してモニタ50に映し出される。検者はモニタ50の表示を観察して、被検眼に対する眼底カメラ本体の位置調整を行う。また、フォーカシングレンズ23を移動してピント合わせを行う。固視目標の点光源36を点灯すると、その光束はリレーレンズ37、ハーフミラー30、リターンミラー25、結像レンズ24、フォーカシングレンズ23、撮影絞り22、穴開きミラー21の開口、対物レンズ20を通過して被検眼眼底に集光し、被検者は点光源36を固視標として視認する。これにより被検眼の視線が誘導される。
【0022】
また、ハーフミラー30で一部反射した点光源36の光束はミラー39で反射され、その反射光はハーフミラー30、リレーレンズ31を経てCCDカメラ32の撮像面に結像される。モニタ50の画面上には、被検眼の眼底像ER及び固視標像36´が映し出される。
【0023】
検者は、モニタ50の眼底像と固視標像36´を観察しながら、レバー40を操作して点光源36を任意の位置に移動し、所望部位が観察できるようにする。撮影位置が決定したら撮影スイッチ58を押して撮影を実行する。
【0024】
次に、固視標(点光源36)を任意の位置に移動したときに、その移動位置をガイドするマークをモニタ50の画面上に形成する場合について説明する。スイッチ群62に割り当てられたマーク設定用のスイッチを押してマーク設定モードにする。このモードでは、図3(a)に示すように、CCDカメラ32から出力された動画像がモニタ50の画面上に表示されると共に、固視標を移動するときの目標位置とするガイドマーク(指標)200が、表示制御部51により生成されグラフィックで表示される。本実施形態ではガイドマーク200を括弧マークとし、その中心に固視標像36´を位置させるものとするが、その形状は目印とするものであればこれに限るものではない。例えば、眼底周辺部を60度毎に分割して撮影するような場合には、撮影中心を基準にして放射状に60度毎に伸びるラインマークとしても良い。
【0025】
検者はモニタ50の眼底像と固視標像36´を観察しながら、レバー40を操作して点光源36を任意の位置に移動し、所望部位が観察できるようにする。例えば、乳頭が画像の中心に配置されるような位置まで、被検眼の視線を誘導し、撮影箇所を決める。撮影箇所が決まったら、今度はレバー63を用いて、画面上の固視標像36´の位置にマーク200を移動させる(図3(b)参照)。そして、マーク200の位置を確認したら、スイッチ群62の位置決定用のスイッチを押す。このスイッチ信号により、画面上のマーク200の座標位置がデータメモリ54に記憶される。
【0026】
さらに、固視誘導のマーク表示位置を複数個設定するときは、上述と同様にレバー40の操作により点光源36を移動して被検眼の視線を誘導した後、図3(c)のように、レバー63を用いてマーク200を固視標像36´の位置まで移動させる。その後、位置決定用のスイッチを押してその座標位置をデータメモリ54に記憶する。図3(c)では既に設定された位置にはマーク200aが固定的に表示されている。さらにガイドマークの位置を追加する場合は、上記と同様な操作を行う。
【0027】
こうしてマーク設定モードのままマーク200の座標位置を複数個設定すると、データメモリ54にはマーク200を表示する配置パターンが1つのシートとして記憶される。マーク設定用のスイッチを再度押すと、マーク設定モードから撮影が可能なアライメントモードに戻る。
【0028】
上記のように設定したガイドマークにしたがって撮影する場合を説明する。アライメント画面において、ガイドマークを表示するモードをスイッチ群62の中のスイッチで選択する。モニタ50の画面上には観察時の眼底像ERに重畳して、先にデータメモリ54に記憶したガイドマーク表示用のシートが呼び出される。図4はこの時の画面例であり、モニタ50の同一画面には3個のマーク200a,200b,200cが表示されている。検者はモニタ50を観察しながら、レバー40を用いて、固視標である点光源36を動かし、モニタ50上の固視標像36´をマーク200aの中心に位置させる。そして撮影スイッチ58を押し撮影する。マーク200b、200cに従った撮影も、同様にそれぞれの中心に位置させて撮影する。
【0029】
このようにガイドマークに従って固視標を移動させれば良いので、その移動が容易に行え、同じ位置で撮影する場合の再現性が向上する。このため、同じ被検眼の経時変化を比較する場合等、的確な撮影像を得ることができるようになる。また、集団検診時においても、同じ固視標位置での撮影を迅速に行える。
【0030】
なお、マーク200の形成位置が異なる配置パターンのシートを複数設定し、これをデータメモリ54に記憶させておくことも可能である。この場合、ガイドマークを表示するモードの画面において、スイッチ群62に割り当てられたパターン選択用のスイッチを押すことにより、データメモリ54に記憶されている配置パターンを選択的に呼び出して表示させることができる。
【0031】
また、マーク設定モードにおいては、データメモリ54に記憶されているマークの配置パターンを呼び出し、不必要な箇所のマークの削除や、加えたい箇所のマークを増加させることができる。
【0032】
さらに、データメモリ54にガイドマークの配置パターンを記憶するときには、同時にマーク設定モード時の右眼/左眼の切換情報を付加して記憶させておくと都合が良い。図5(a)は、L/R切換機構59により被検眼の左眼を指定し、図4と同じく3個のマーク200a,200b,200cを設定した例である。右眼を撮影するときは、L/R切換機構59により右眼に切換える。制御部55は右眼への切換信号が入力されると、表示制御部51に制御信号を出力する。表示制御部51は、左右眼の切換信号に応じてモニタ50に映し出される観察像中心を通る垂直軸Mを基準として、図5(b)のように、マーク200a,200b,200cの表示位置の左右を反転した位置にマーク200a´,200b´,200c´を表示する。右眼と左眼の観察像及び撮影画像はほぼ左右対称であるので、一方の眼に合わせてガイドマークの位置を設定しておけば、もう片方はそのデータを左右反転して使用することができる。このため、ガイドマークの設定の手間を簡略できる。また、固視誘導位置の左右を略同じにした状態で左右眼の撮影を的確に行うことができる。
【0033】
なお、R/L切換機構59は、スイッチによる切換機構とする他、周知の左右眼自動判定機構を用いることができる。例えば、チンレンストが固定された基台上で眼底カメラ本体を左右方向(眼幅方向)に移動可能に搭載した眼底カメラにおいては、基台の中央に対する眼底カメラ本体の左右移動の位置を、電気的又は光学的に検知する手段を設け、その検知信号から被検眼眼の左右を判定することができる。
【0034】
以上の説明では、ガイドマークをモニタ50上に形成する位置を、モニタ50の画面表示における座標位置としてデータメモリ54に記憶するようにしたが、これは固視標(点光源36)の呈示位置として記憶させても良い。例えば、撮影光軸に対する点光源36の位置を検知する機構(ポテンショメータ等による周知の機構が使用できる)を設けることにより、点光源36の位置を直接知ることができ、これからモニタ50の画面上にガイドマーク200を形成(表示)する位置を決定する。マーク設定モードにおいては、レバー40を操作して点光源36を移動した後、位置決定用のスイッチを押すと、固視標の検知された移動位置がデータメモリ54に記憶される。これにより、モニタ50の画面上には固視標の移動位置に対応した位置にマーク200が表示されるようになる。なお、この場合、画面上の固視標像36´の表示は、固視標の検知された移動位置を基に電気的に合成表示することも可能である。
【0035】
また、任意の位置に固視標を移動可能とする固視標呈示の方法としては、液晶ディスプレイで実現することもできる。図6はその場合の例を説明する図であり、液晶ディスプレイ70は被検眼眼底及びCCDカメラ32の撮像面と略共役な位置に配置され、その背後に光源71が配置されている。液晶ディスプレイは遮光部の中に部分的に透光部が形成されており、透光部の位置が制御部55により選択的に制御され、光源71に照明された透光部が点光源の位置とされる。そして、十字キー等の固視標移動スイッチ80を検者が操作することにより、透光部を任意の位置に移動できる。この場合、モニタ50上の固視標像36´の表示は電気的に形成することができる。また、マーク設定モードにおいて設定するガイドマークの形成位置も、液晶ディスプレイ70の透光部の位置として記憶すれば良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、固視標の呈示位置を目的とする位置に容易に合わせることができる。このため、同じ位置で撮影する場合の再現性を向上させ、的確な撮影像を得ることができるようになる。また、ガイドマークを複数の位置に表示させるようにしたので、異なる部位の撮影も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の無散瞳眼底カメラの光学系概略図である。
【図2】眼底カメラの制御系ブロック図である。
【図3】ガイドマークの表示位置の設定を説明する図である。
【図4】ガイドマークにしたがった撮影を説明する図である。
【図5】L/R切換機構により、ガイドマークの表示位置を左右反転する例を説明する図である。
【図6】任意の位置に固視標を移動可能とする固視標呈示の別の方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 照明光学系
2 撮影光学系
3 観察光学系
32 CCDカメラ
35 固視標呈示光学系
40 レバー
50 モニタ
51 表示制御部
54 データメモリ
55 制御部
61 入力部
200 ガイドマーク
Claims (2)
- 観察用照明光により照明された被検眼眼底を対物レンズを介して撮像する撮像手段と、撮像された観察像を表示するモニタと、を有し、被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおいて、前記対物レンズを介して被検眼に視認させる固視標を任意の位置に移動可能に呈示する固視標呈示手段と、前記固視標を前記モニタの観察像と電気的又は光学的に合成して表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイドするためのガイドマークを前記モニタ画面上の複数の任意位置に形成し、ガイドマークの配置パターンを記憶するガイドマーク形成・記憶手段と、該ガイドマーク形成・記憶手段により形成され記憶されたガイドマークの配置パターンを読み出し、配置パターンに基づきモニタ画面上の対応する位置にガイドマークを表示する手段と、を備え、固視標をガイドマークの位置に順次移動させることにより順次撮影することが可能な眼底カメラ。
- 観察用照明光により照明された被検眼眼底を対物レンズを介して撮像する撮像手段と、撮像された観察像を表示するモニタと、を有し、被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおいて、前記対物レンズを介して被検眼に視認させる固視標を任意の位置に移動可能に呈示する固視標呈示手段と、前記固視標の位置を前記モニタの観察像に合成して表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイドするためのガイドマークを前記モニタの画面上の複数の任意位置に形成し設定する位置設定手段と,該設定された位置情報を記憶する記憶手段と,該記憶情報に基づいて前記モニタの画面上に前記ガイドマークを表示する表示制御手段とを有するマーク形成手段と、被検眼の左右を切換える左右切換手段と、を備え、前記記憶手段は前記ガイドマークの形成位置情報と共に被検眼の左右の切換情報を記憶する手段であり、前記表示制御手段は前記左右切換手段の切換信号に応じて前記記憶手段に記憶されたガイドマークの形成位置が画面上の観察像の中心を基準として左右反転するように前記ガイドマークを表示することを特徴とする眼底カメラ。
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