JP2002345757A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JP2002345757A JP2001156821A JP2001156821A JP2002345757A JP 2002345757 A JP2002345757 A JP 2002345757A JP 2001156821 A JP2001156821 A JP 2001156821A JP 2001156821 A JP2001156821 A JP 2001156821A JP 2002345757 A JP2002345757 A JP 2002345757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固視標の呈示位置を目的とする位置に容易に
合わせることができる眼底カメラを提供する。 【解決手段】 被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおい
て、観察用照明光によって照明された被検眼眼底を対物
レンズを介して撮像する撮像手段と撮像された観察像を
表示するモニタとを持つ観察手段と、前記対物レンズを
介して被検眼に視認させる固視標を呈示する固視標呈示
手段と、前記固視標の呈示位置を任意の位置に移動可能
とする固視標移動手段と、固視標移動手段によって移動
される固視標の位置を前記モニタの観察像に合成して表
示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイドする
ためのガイドマークを前記モニタの画面上の任意の位置
に形成するマーク形成手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼眼底を撮影
する眼底カメラに属する。
【0002】
【従来技術】被検眼を誘導する固視標を装置内部に有
し、眼底周辺部の撮影を可能にするために固視標を任意
の呈示位置に移動可能に構成した眼底カメラが知られて
いる。さらに、この種の眼底カメラにおいては、観察モ
ニタの画面上に眼底像と共に固視標像を光学的又は電気
的に合成して表示し、固視標の呈示位置(移動位置)を
確認可能にしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような眼底カメラは固視標の呈示位置に自由度がある反
面、以前と同じ呈示位置(角度も含む)で撮影を行おう
とした場合、固視標を移動すると再度その位置に移動さ
せるのは難しく、撮影に時間が掛かるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来装置の欠点に鑑み、固
視標の呈示位置を目的とする位置に容易に合わせること
ができる眼底カメラを提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0006】(1) 被検眼眼底を撮影する眼底カメラ
において、観察用照明光によって照明された被検眼眼底
を対物レンズを介して撮像する撮像手段と該撮像された
観察像を表示するモニタとを持つ観察手段と、前記対物
レンズを介して被検眼に視認させる固視標を呈示する固
視標呈示手段と、前記固視標の呈示位置を任意の位置に
移動可能とする固視標移動手段と、該固視標移動手段に
よって移動される固視標の位置を前記モニタの観察像に
合成して表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置を
ガイドするためのガイドマークを前記モニタの画面上の
任意の位置に形成するマーク形成手段と、を備えること
を特徴とする。
【0007】(2) (1)のマーク形成手段は、前記
ガイドマークを前記モニタの画面上に形成する位置を設
定する位置設定手段と、該設定された位置情報を記憶す
る記憶手段と、該記憶情報に基づいて前記モニタの画面
上に前記ガイドマークを表示する表示制御手段と、を備
えることを特徴とする。
【0008】(3) (1)又は(2)のマーク形成手
段は、前記モニタの同一画面上にて前記ガイドマークを
複数の位置に形成する手段であることを特徴とする。
【0009】(4) (2)の眼底カメラにおいて、前
記記憶手段は前記ガイドマークの形成位置が異なる配置
パターンを複数記憶する手段であり、さらに眼底カメラ
は記憶された配置パターンの中から所望のものを選択す
る手段を備えることを特徴とする。
【0010】(5) (2)の眼底カメラにおいて、被
検眼の左右を切換える左右切換手段を備え、前記記憶手
段は前記ガイドマークの形成位置情報と共に被検眼の左
右の切換情報を記憶する手段であり、前記表示制御手段
は前記左右切換手段の切換信号に応じて前記記憶手段に
記憶されたガイドマークの形成位置が画面上の観察像の
中心を基準として左右反転するように前記ガイドマーク
を表示することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は発明の実施形態である無散
瞳タイプの眼底カメラの光学系概略図である。光学系は
照明光学系1、撮影光学系2、観察光学系3、固視標呈
示光学系35から大別構成される。
【0012】<照明光学系> 観察用光源であるハロゲ
ンランプ10から出射された光束は、コンデンサレンズ
11、赤外光を透過する赤外フィルタ12を介して赤外
光束とされた後、ハーフミラー15で反射され、リング
状の開口を有するリングスリット16を照明する。ま
た、撮影用光源であるフラッシュランプ13から出射さ
れる可視光束は、コンデンサレンズ14を介した後、ハ
ーフミラー15を透過して観察用の赤外光束と同軸に合
成され、リングスリット16を照明する。
【0013】リングスリット16からの光束は、リレー
レンズ17a、ミラー18、中心部に小黒点を有する黒
点板19、リレーレンズ17bを介して、穴開きミラー
21の開口部近傍に中間像を形成し、撮影光学系2の光
軸と同軸になるように穴開きミラー21の周辺面で反射
される。穴開きミラー21で反射したリングスリット光
束は、対物レンズ20により被検眼Eの瞳孔付近で一旦
結像した後、拡散して被検眼眼底部を一様に照明する。
【0014】<撮影光学系> 撮影光学系2は、対物レ
ンズ20、撮影絞り22、光軸方向に移動可能なフォー
カシングレンズ23、結像レンズ24、撮影用のカラー
CCDカメラ26を備える。25は観察光学系用のリタ
ーンミラーで撮影時には破線で示した位置に退去する。
眼底からの反射光束は、対物レンズ20により一旦眼底
の中間像を結像した後、穴開きミラー21の開口部、撮
影絞り22、フォーカシングレンズ23、結像レンズ2
4を介してCCDカメラ26に入射し、その撮像素子面
上に眼底像を結像する。
【0015】<観察光学系> 観察光学系3は、撮影光
学系2の対物レンズ20から結像レンズ24までを共用
し、撮影時以外は実線で示した位置にあるリターンミラ
ー25で光路を変える。30はハーフミラーで反射の比
率は透過より大きくされている。ハーフミラー30の反
射方向光路にはリレーレンズ31、可視域から赤外域に
感度を持つ観察用のCCDカメラ32が配置されてい
る。リターンミラー25で反射された眼底からの赤外反
射光束は、ハーフミラー30でさらに反射された後、リ
レーレンズ31を介してCCDカメラ32に入射し、そ
の撮像素子面上に眼底像を結像する。CCDカメラ32
の出力は白黒兼用のカラーモニタ50に接続されてお
り、モニタ50の画面上に眼底像ERが映し出される。
【0016】<固視標呈示光学系> 固視標呈示光学系
35は、固視目標となる点光源36、リレーレンズ37
を備え、ハーフミラー30を介してリターンミラー25
から対物レンズ20までの観察光学系3の光路を共用す
る。点光源36はレバー40の操作により、被検眼眼底
及びCCDカメラ32の撮像面と略共役な平面内で移動
可能に構成されている。図1において、点光源36が取
り付けられたレバー40には長穴40aが形成されてお
り、レバー40はビス43等によって眼底カメラの筐体
部45に摺動自在に保持されている。そして、レバー4
0の一部は筐体部45から突出しており、検者はレバー
40を操作することで、被検眼の眼底(視線方向)を所
望の撮影部位へ誘導できるようになっている。
【0017】また、ハーフミラー30を挟んで観察光学
系3が持つリレーレンズ31の反対方向には反射ミラー
39が設けられている。この反射ミラー39はリレーレ
ンズ31を介してCCDカメラ32の撮像面と略共役な
位置で、且つリレーレンズ37を介して固視目標の点光
源36と略共役な位置に設定されている。点光源36を
点灯すると、その光束の一部はハーフミラー30で反射
して反射ミラー39に向かい、反射ミラー39で反射し
て元の方向へ戻るが、一部はハーフミラー30を透過し
た後にリレーレンズ31によってCCDカメラ32の撮
像面に結像される。これにより、モニタ50上には観察
眼底像ERに固視標像36´が合成されて表示される。
【0018】図2は、制御系の要部ブロック図を示す図
である。CCDカメラ32及びCCDカメラ26の出力
は、モニタ50の表示画像を制御する表示制御部51に
入力される。表示制御部51は、眼底カメラ全体を制御
する制御部55からの制御信号を受け、検者の所望する
被検眼眼底の撮影位置になるような固視標像36´の移
動位置をガイドするためのマーク200等をグラフィッ
クで生成し、これをCCDカメラ32からの眼底像と共
にモニタ50に合成して表示する。また、CCDカメラ
26により撮影された眼底像は表示制御部51が持つ画
像メモリ52に一時的に記憶された後、表示制御部51
からの出力が切換えられる。モニタ50にはCCDカメ
ラ26によるカラーの撮影画像が表示される。
【0019】制御部55には、入力部61、不揮発性メ
モリのデータメモリ54、画像データ記憶部57、撮影
スイッチ58、被検眼の左右を切換えるL/R切換機構
59が接続されている。入力部61はモニタ50の表示
に対応して異なるスイッチ機能を果たすスイッチ群6
2、テンキー64、モニタ50上のマーク等を移動する
ための操作信号を入力するレバー63等が設けられてい
る。また、制御部55にはデータの変換制御を行う通信
制御部56を介して外部コンピュータ60が接続可能
で、画像データ記憶部57に記憶した画像データを転送
出力できる。画像データ記憶部57は不揮発性記憶部で
あり、脱着可能のPCカード等が使用できる。
【0020】以上のような構成において、その動作を説
明する。まず、任意の位置へ固視標を移動して撮影する
場合について説明する。撮影時はスイッチ群62のモー
ド切換スイッチにより、モニタ50の画面をアライメン
トモードにしておく。
【0021】ハロゲンランプ10の点灯により、赤外光
で照明された被検眼像は観察光学系3のCCDカメラ3
2に結像し、その像が表示制御部51を経由してモニタ
50に映し出される。検者はモニタ50の表示を観察し
て、被検眼に対する眼底カメラ本体の位置調整を行う。
また、フォーカシングレンズ23を移動してピント合わ
せを行う。固視目標の点光源36を点灯すると、その光
束はリレーレンズ37、ハーフミラー30、リターンミ
ラー25、結像レンズ24、フォーカシングレンズ2
3、撮影絞り22、穴開きミラー21の開口、対物レン
ズ20を通過して被検眼眼底に集光し、被検者は点光源
36を固視標として視認する。これにより被検眼の視線
が誘導される。
【0022】また、ハーフミラー30で一部反射した点
光源36の光束はミラー39で反射され、その反射光は
ハーフミラー30、リレーレンズ31を経てCCDカメ
ラ32の撮像面に結像される。モニタ50の画面上に
は、被検眼の眼底像ER及び固視標像36´が映し出さ
れる。
【0023】検者は、モニタ50の眼底像と固視標像3
6´を観察しながら、レバー40を操作して点光源36
を任意の位置に移動し、所望部位が観察できるようにす
る。撮影位置が決定したら撮影スイッチ58を押して撮
影を実行する。
【0024】次に、固視標(点光源36)を任意の位置
に移動したときに、その移動位置をガイドするマークを
モニタ50の画面上に形成する場合について説明する。
スイッチ群62に割り当てられたマーク設定用のスイッ
チを押してマーク設定モードにする。このモードでは、
図3(a)に示すように、CCDカメラ32から出力さ
れた動画像がモニタ50の画面上に表示されると共に、
固視標を移動するときの目標位置とするガイドマーク
(指標)200が、表示制御部51により生成されグラ
フィックで表示される。本実施形態ではガイドマーク2
00を括弧マークとし、その中心に固視標像36´を位
置させるものとするが、その形状は目印とするものであ
ればこれに限るものではない。例えば、眼底周辺部を6
0度毎に分割して撮影するような場合には、撮影中心を
基準にして放射状に60度毎に伸びるラインマークとし
ても良い。
【0025】検者はモニタ50の眼底像と固視標像36
´を観察しながら、レバー40を操作して点光源36を
任意の位置に移動し、所望部位が観察できるようにす
る。例えば、乳頭が画像の中心に配置されるような位置
まで、被検眼の視線を誘導し、撮影箇所を決める。撮影
箇所が決まったら、今度はレバー63を用いて、画面上
の固視標像36´の位置にマーク200を移動させる
(図3(b)参照)。そして、マーク200の位置を確
認したら、スイッチ群62の位置決定用のスイッチを押
す。このスイッチ信号により、画面上のマーク200の
座標位置がデータメモリ54に記憶される。
【0026】さらに、固視誘導のマーク表示位置を複数
個設定するときは、上述と同様にレバー40の操作によ
り点光源36を移動して被検眼の視線を誘導した後、図
3(c)のように、レバー63を用いてマーク200を
固視標像36´の位置まで移動させる。その後、位置決
定用のスイッチを押してその座標位置をデータメモリ5
4に記憶する。図3(c)では既に設定された位置には
マーク200aが固定的に表示されている。さらにガイ
ドマークの位置を追加する場合は、上記と同様な操作を
行う。
【0027】こうしてマーク設定モードのままマーク2
00の座標位置を複数個設定すると、データメモリ54
にはマーク200を表示する配置パターンが1つのシー
トとして記憶される。マーク設定用のスイッチを再度押
すと、マーク設定モードから撮影が可能なアライメント
モードに戻る。
【0028】上記のように設定したガイドマークにした
がって撮影する場合を説明する。アライメント画面にお
いて、ガイドマークを表示するモードをスイッチ群62
の中のスイッチで選択する。モニタ50の画面上には観
察時の眼底像ERに重畳して、先にデータメモリ54に
記憶したガイドマーク表示用のシートが呼び出される。
図4はこの時の画面例であり、モニタ50の同一画面に
は3個のマーク200a,200b,200cが表示さ
れている。検者はモニタ50を観察しながら、レバー4
0を用いて、固視標である点光源36を動かし、モニタ
50上の固視標像36´をマーク200aの中心に位置
させる。そして撮影スイッチ58を押し撮影する。マー
ク200b、200cに従った撮影も、同様にそれぞれ
の中心に位置させて撮影する。
【0029】このようにガイドマークに従って固視標を
移動させれば良いので、その移動が容易に行え、同じ位
置で撮影する場合の再現性が向上する。このため、同じ
被検眼の経時変化を比較する場合等、的確な撮影像を得
ることができるようになる。また、集団検診時において
も、同じ固視標位置での撮影を迅速に行える。
【0030】なお、マーク200の形成位置が異なる配
置パターンのシートを複数設定し、これをデータメモリ
54に記憶させておくことも可能である。この場合、ガ
イドマークを表示するモードの画面において、スイッチ
群62に割り当てられたパターン選択用のスイッチを押
すことにより、データメモリ54に記憶されている配置
パターンを選択的に呼び出して表示させることができ
る。
【0031】また、マーク設定モードにおいては、デー
タメモリ54に記憶されているマークの配置パターンを
呼び出し、不必要な箇所のマークの削除や、加えたい箇
所のマークを増加させることができる。
【0032】さらに、データメモリ54にガイドマーク
の配置パターンを記憶するときには、同時にマーク設定
モード時の右眼/左眼の切換情報を付加して記憶させて
おくと都合が良い。図5(a)は、L/R切換機構59
により被検眼の左眼を指定し、図4と同じく3個のマー
ク200a,200b,200cを設定した例である。
右眼を撮影するときは、L/R切換機構59により右眼
に切換える。制御部55は右眼への切換信号が入力され
ると、表示制御部51に制御信号を出力する。表示制御
部51は、左右眼の切換信号に応じてモニタ50に映し
出される観察像中心を通る垂直軸Mを基準として、図5
(b)のように、マーク200a,200b,200c
の表示位置の左右を反転した位置にマーク200a´,
200b´,200c´を表示する。右眼と左眼の観察
像及び撮影画像はほぼ左右対称であるので、一方の眼に
合わせてガイドマークの位置を設定しておけば、もう片
方はそのデータを左右反転して使用することができる。
このため、ガイドマークの設定の手間を簡略できる。ま
た、固視誘導位置の左右を略同じにした状態で左右眼の
撮影を的確に行うことができる。
【0033】なお、R/L切換機構59は、スイッチに
よる切換機構とする他、周知の左右眼自動判定機構を用
いることができる。例えば、チンレンストが固定された
基台上で眼底カメラ本体を左右方向(眼幅方向)に移動
可能に搭載した眼底カメラにおいては、基台の中央に対
する眼底カメラ本体の左右移動の位置を、電気的又は光
学的に検知する手段を設け、その検知信号から被検眼眼
の左右を判定することができる。
【0034】以上の説明では、ガイドマークをモニタ5
0上に形成する位置を、モニタ50の画面表示における
座標位置としてデータメモリ54に記憶するようにした
が、これは固視標(点光源36)の呈示位置として記憶
させても良い。例えば、撮影光軸に対する点光源36の
位置を検知する機構(ポテンショメータ等による周知の
機構が使用できる)を設けることにより、点光源36の
位置を直接知ることができ、これからモニタ50の画面
上にガイドマーク200を形成(表示)する位置を決定
する。マーク設定モードにおいては、レバー40を操作
して点光源36を移動した後、位置決定用のスイッチを
押すと、固視標の検知された移動位置がデータメモリ5
4に記憶される。これにより、モニタ50の画面上には
固視標の移動位置に対応した位置にマーク200が表示
されるようになる。なお、この場合、画面上の固視標像
36´の表示は、固視標の検知された移動位置を基に電
気的に合成表示することも可能である。
【0035】また、任意の位置に固視標を移動可能とす
る固視標呈示の方法としては、液晶ディスプレイで実現
することもできる。図6はその場合の例を説明する図で
あり、液晶ディスプレイ70は被検眼眼底及びCCDカ
メラ32の撮像面と略共役な位置に配置され、その背後
に光源71が配置されている。液晶ディスプレイは遮光
部の中に部分的に透光部が形成されており、透光部の位
置が制御部55により選択的に制御され、光源71に照
明された透光部が点光源の位置とされる。そして、十字
キー等の固視標移動スイッチ80を検者が操作すること
により、透光部を任意の位置に移動できる。この場合、
モニタ50上の固視標像36´の表示は電気的に形成す
ることができる。また、マーク設定モードにおいて設定
するガイドマークの形成位置も、液晶ディスプレイ70
の透光部の位置として記憶すれば良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固視標の呈示位置を目的とする位置に容易に合わせるこ
とができる。このため、同じ位置で撮影する場合の再現
性を向上させ、的確な撮影像を得ることができるように
なる。また、ガイドマークを複数の位置に表示させるよ
うにしたので、異なる部位の撮影も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の無散瞳眼底カメラの光学系概略図で
ある。
【図2】眼底カメラの制御系ブロック図である。
【図3】ガイドマークの表示位置の設定を説明する図で
ある。
【図4】ガイドマークにしたがった撮影を説明する図で
ある。
【図5】L/R切換機構により、ガイドマークの表示位
置を左右反転する例を説明する図である。
【図6】任意の位置に固視標を移動可能とする固視標呈
示の別の方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 照明光学系 2 撮影光学系 3 観察光学系 32 CCDカメラ 35 固視標呈示光学系 40 レバー 50 モニタ 51 表示制御部 54 データメモリ 55 制御部 61 入力部 200 ガイドマーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼眼底を撮影する眼底カメラにおい
    て、観察用照明光によって照明された被検眼眼底を対物
    レンズを介して撮像する撮像手段と該撮像された観察像
    を表示するモニタとを持つ観察手段と、前記対物レンズ
    を介して被検眼に視認させる固視標を呈示する固視標呈
    示手段と、前記固視標の呈示位置を任意の位置に移動可
    能とする固視標移動手段と、該固視標移動手段によって
    移動される固視標の位置を前記モニタの観察像に合成し
    て表示する合成手段と、前記固視標の呈示位置をガイド
    するためのガイドマークを前記モニタの画面上の任意の
    位置に形成するマーク形成手段と、を備えることを特徴
    とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1のマーク形成手段は、前記ガイ
    ドマークを前記モニタの画面上に形成する位置を設定す
    る位置設定手段と、該設定された位置情報を記憶する記
    憶手段と、該記憶情報に基づいて前記モニタの画面上に
    前記ガイドマークを表示する表示制御手段と、を備える
    ことを特徴とする眼底カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のマーク形成手段は、前
    記モニタの同一画面上にて前記ガイドマークを複数の位
    置に形成する手段であることを特徴とする眼底カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2の眼底カメラにおいて、前記記
    憶手段は前記ガイドマークの形成位置が異なる配置パタ
    ーンを複数記憶する手段であり、さらに眼底カメラは記
    憶された配置パターンの中から所望のものを選択する手
    段を備えることを特徴とする眼底カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項2の眼底カメラにおいて、被検眼
    の左右を切換える左右切換手段を備え、前記記憶手段は
    前記ガイドマークの形成位置情報と共に被検眼の左右の
    切換情報を記憶する手段であり、前記表示制御手段は前
    記左右切換手段の切換信号に応じて前記記憶手段に記憶
    されたガイドマークの形成位置が画面上の観察像の中心
    を基準として左右反転するように前記ガイドマークを表
    示することを特徴とする眼底カメラ。
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