JP3926872B2 - 容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる方法及び装置 - Google Patents

容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、急速接近する爆轟頭を分割し、膨脹室内で再度合流させる、容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる方法に関する。
【0002】
更に、本発明は、爆轟の伝播路に位置された、爆轟頭を分割し転向させるように配列された壁と、分割された爆轟頭が再度合流する膨脹室とを有し、容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる装置に関する。
【0003】
【従来技術】
容器もしくは管路システム内での発火可能なガス混合物の爆発を爆轟又は爆燃として伝播させることができる。爆轟の際には、火炎面と、爆発の爆風によって形成された衝撃波面とが重なり合うのに対し、爆燃の際には、衝撃波が火炎面に先行する。爆燃の火炎伝播速度が数100メートル/秒であり、(混合物の所期圧力が1バールのとき)、衝撃方向での燃焼圧力は最大限10バールである。これに対し、爆轟の際には、数1000メートル/秒の火炎伝播速度及び最大限100バールの衝撃方向における圧力が生じることがある。
【0004】
爆轟の緩和詳しくは終了により爆轟の破壊的な作用を防止すると共に、好ましくは、爆轟の火炎面の火炎を消すことは知られている。従って、いわゆる「爆轟ブレーキ」又は「爆轟バンパ」を火炎防止器と組み合わせることがしばしばある。火炎防止器には多数の狭くかつ長いギャップがあって、該ギャップでは、火炎が消えるように、火炎が強く冷却される。
【0005】
爆轟ブレーキと火炎防止器とにより構成される爆轟保護装置はドイツ特許公報第1 192 980 号から公知である。管路を通って伝播される爆轟頭は、公知の装置では、円筒状に形成された壁部の凸状の外面によって分割され、管路に比べて拡大した容積を有する膨脹室に達する。分割した爆轟頭は数回もの転向後に初めて火炎防止器の方に達することができる。火炎防止器は出口スタブに固定されており、該出口スタブは管路に対し90度折曲され、該管路内で爆轟が元々準備されていた。複数回の転向が必要なのは、第2の半円筒状の壁部がより狭い直径を具備し、互いに指向し合う薄壁部が重なり合うように設けられているので、一種のラビリンスを形成するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
こうした公知の装置では、互いに突進する部分爆轟頭が後爆轟(Nachdetonation)を引き起こすことがあるのは、特に、不都合な混合条件が存在するときである。従って、火炎防止器がこの場合にも確実な消炎作用を有するように、該火炎防止器を定める必要がある。火炎防止器の消炎ギャップの寸法は十分に長くかつ十分に狭く定められていなければならない。しかし、このことによって、通常の駆動においては、駆動媒体が貫流する場合、かなり大きな圧力損失を甘受せざるを得ない。更に、狭くて長い通過ギャップによって、保守コストが高くなる。
【0007】
本発明の目的は、容器もしくは管路システム内での爆轟の緩和を改善させることができる方法及び装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、方法に関しては、爆轟頭を主頭と副頭に分割すること、及び主頭が膨脹室に入るとき、該膨脹室が副頭の燃焼ガスを有するように、主頭を、より長い通過時間をかけて、膨脹室に導入することにより解決される。
【0009】
爆轟を緩和する公知の装置の作用方法は、伝播速度を下げて、エネルギを消費するために、爆轟頭をできるだけ効果的にかつ頻繁に転向することにある。これに対し、本発明の解決法は、爆轟頭の好ましくは小部分が副頭として、即ち、主頭より小さい副頭として膨脹室に導かれて、そこでは、好ましくは爆燃の形で燃焼するので、膨脹室への進入の際に、主頭のための排ガスが実質的にあり、従って、爆轟の伝播が防止されて、爆轟が通常分解することにある。このことは、主頭が膨脹室に入るとき、副頭が膨脹室内で既に完全に分解しているように、主頭の通過時間を副頭に対して定めるときに、保証される。
【0010】
本発明の方法は、爆轟を断ち、もしくは少なくとも爆轟を緩和するために、如何なる容器もしくは管路システムでも、適用される。他の装置又は外側領域への接合箇所にとっては、従来の火炎防止器との組合わせを行なうこのが好ましい。この場合、本発明の爆轟の緩和の作用を改善することによって、火炎防止器は然程狭い及び/又は然程長い消炎ギャップを有する必要はないので、消炎ギャップによって引き起こされる通常の駆動状態のための圧力降下を減じることができる。
【0011】
副頭が膨脹室に入ることができる前に、例えば、膨脹室の出口側の部分に設けられた火炎防止器の手前まで、副頭を膨脹室の出口側の部分に導入するときには、本発明の方法が特に効果的である。この導入によって副頭を対向側で焼却し、副頭が膨脹室に入ることにより、爆轟の緩和が一層改善されかつ確実になる。
【0012】
本発明の方法に従って作動する装置は、壁が爆轟頭の主頭用の第1の導管路と、副頭用の第2の導管路とを形成するように配列され、これらの導管路の寸法は、主頭が副頭に比べて遅延して膨脹室に入るように定められていること、を特徴とする。この装置では、第1の導管路の全横断面が第2の導管路の全横断面より遥かに広く、少なくとも4倍大きいことは好ましい。
【0013】
副頭の爆轟が、膨脹室に入ると、爆燃へ移行することを保証するために、好適な実施の形態では、第2の導管路が少なくとも1つの開口部又は少なくとも1つの導管部により形成され、直径は常に臨界の管径をより小さい。「臨界の管径」という用語は、導管部の一定の直径以下では、衝撃波面及び火炎面が最早共に先立って行かないので、分割されることに基づいている。「臨界の管径」という用語の説明は、ジェー・エッチ・エス・リー著、『ダイナミック・パラメーターズ・オヴ・ガシャス・デトネイションズ』 流体力学年報 16号(1984年)
311頁乃至336頁に記載されている。
【0014】
上記の理由から、膨脹室は、一方の端部において、消炎ギャップ付きの火炎防止器よって閉じられている。
【0015】
副頭の不必要な長い遅延を防止する装置をコンパクトな構造にするには、第2の導管路が、副頭を膨脹室に実質的に転向なしに直接通り抜けることができるようにすることは目的に適っている。このことが特に目的に適っているのは、既に、臨界の管径を下回ることによって、火炎面及び衝撃波面を分離するので、エネルギを消耗させる転向が副頭にとって最早不要なことである。副頭が実質的に遅延なく進むので、主頭にとって必要な遅延が最小限に抑えられる。
【0016】
簡単な実施の形態では、第2の導管路は、爆轟頭の伝播方向にありかつ壁を適当に配列することにより形成された少なくとも1つの開口部によって形成されていることができる。これ以外に、第2の導管路は、爆轟頭の伝播方向にある少なくとも1つの導管部によって形成されている。導管部は、副頭の火炎の燃焼と、主頭の膨脹室への進入との同時進行(Gegenlaeufigkeit)を保証するために、火炎防止器の直ぐ手前まで延びている。折曲した管部に設けられた火炎防止器では、導管部は、該管部に対応して折曲されている。壁は、周知の如く、円筒状の壁部を有し、該壁部は爆轟頭を2つの主頭に分割し、転向し、副頭への貫通のための少なくとも1つの開口部又は導管部を有する。
【0017】
他の構造的な実施の形態では、壁は、急速接近する爆轟頭を包囲する杯状の壁部を有し、該壁部の底部には少なくとも1つの開口部又は導管部が副頭への貫通用の第2の導管路として形成されており、第1の導管路は杯状の壁部の円筒状の部分の外側に沿って延びている。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1及び2に図示した装置はエルボとして形成されたハウジング1を有し、該ハウジング1は起こり得る爆轟に関して入口側の接続フランジ2と、該接続フランジ2に対し90度折曲した出口側の接続フランジ3とを有する。2つの接続フランジ2,3は壁部4,5を有し、両者はハウジング1の内部に向かってテーパ状に拡径している。出口側の接続フランジ3の壁部5の拡径部には肩部6がある。肩部6には通常の火炎防止器7が載置されている。該火炎防止器7はハウジング1のインサート8によってしかるべき箇所に保持されている。インサート8は実質的に円筒状の壁部9を有し、該壁部9は下方の自由な縁部11への移行部10によって拡径されている。縁部11は火炎防止器7に接触している。
【0019】
円筒状の壁部9は入口側の接続フランジ2とは反対側にスリット状の開口部12を有し、出口側の接続フランジ3とは反対側で、平坦なプレート13によって閉じられている。インサート8は、全体として、ハウジング1に螺着された蓋部14によって、しかるべき箇所に密封状態で保持されている。
【0020】
移行部10では、入口側の接続フランジ2の垂直の中心面上に開口部15が形成されている。該開口部15の直径は入口側の接続フランジ2の直径の4分の1以下であり、円筒状の壁部9の手前でハウジング1の拡径横断面の遥かに僅かな部分を占めている。
【0021】
円筒状の壁部9は、入口側の接続フランジ2と反対の領域で、開口部12から側方に、半径方向の補強リブ16をも有する。該補強リブ16は自由な縁部11の高さまで半径方向に延びている。
【0022】
ハウジング1の入口側の接続フランジ2を通る爆轟頭(Detonationsfront)は円筒状の壁部9に達し、そこで分割され、配置が左右対称であるので2つの大きい主頭(Hauptfronten)が形成される。この分割された主頭は円筒状の壁部9及び補強リブ16に沿って進み、開口部12を通って円筒状の壁部9の内部に入り込む。該内部は膨脹室17を形成している。従って、主頭は前述した第1の導管路を通って膨脹室17から火炎防止器7に達する。
【0023】
急速接近する爆轟頭の小部分は副頭(Nebenfront)として開口部15を通過し、直接に膨脹室17に、しかも直接に火炎防止器7の手前に達する。従って、開口部15は第2の導管路を形成する。該導管路上で、爆轟頭の副頭は膨脹室17に達する。
【0024】
主頭は第1の導管路を介して副頭よりも長い火炎防止器7への道程を進むので、副頭は、時間的に主頭より前に、膨脹室17に達し、主頭が燃焼室に入る前に、副頭は膨脹室17内で分解し、爆燃として燃焼する。この結果、主頭が膨脹室17に入るとき、該膨脹室17には、少なくとも部分的に、好ましくは完全に副頭の燃焼による排気が充填されているので、膨脹室17に最早主頭のための可燃のガスがないか、あるいはあったとしても極僅かな量であるので、伝播に十分なエネルギを吸収することができない。従って、主頭が火炎防止器7に達しないうちに、主頭も膨脹室17で分解する。
【0025】
火炎防止器7は著しく危険の少ない爆燃のためにのみ設計されていればよく、然程狭い及び/又は然程長い間隙を有しなくてよい。このことによって、僅かな流れ抵抗が形成され、火炎防止器7の保守が容易になる。
【0026】
図3及び4に図示した実施の形態では、インサート8´は同時に縦方向のハウジング1の蓋部14を有している。円筒状の壁部9´は火炎防止器7の外径と対応する直径を有する。入口側の接続フランジ2とは反対側に形成された開口部12と、他の円筒状の壁部分18が整列しており、該壁部分18は円筒状の壁部9´と同軸に設けられているが、円筒状の壁部9´より短い直径を有する。円筒状の壁部分18の開口部19は入口側の接続フランジ2に向いているので、円筒状の壁部9´によって形成された部分主頭は、開口部12,19によって形成されたラビリンスを通って、火炎防止器7の上方に設けられた膨脹室17´に達する。
【0027】
入口側の接続フランジ2の軸線上に沿って、円筒状の壁部9´には、膨脹室17´に突入する導管部20が設けられている。臨界的な管径以下の直径を有する導管部20は、副頭を転向なしに膨脹室17´に導く。これに対し、主頭は多重に転向しかつ遅延されて膨脹室17´に達する。
【0028】
図5及び6に図示した第3の実施の形態では、図3及び4の実施の形態と比較して、導管部20´が下方に折曲されている。それは、副頭を火炎防止器7のより近くで膨脹室17´に導入するためである。更に、円筒状の壁部9´´は半円形の部分として形成されている。第2の円筒状の壁部分18は半径方向のリブ16´を具備している。該リブ16´は円形の壁部9´´の両端と共に入口開口部12´を形成している。該入口開口部12´は、側方の壁に形成され、開口部19と共に主頭の多重の転向を引き起こす。この実施の形態では、インサート8´´は、第1の実施の形態の場合と同様に、別個の蓋部14に固定される。
【0029】
図7に図示した第4の実施の形態では、ハウジング21は共通の軸線上にある入口側の接続フランジ22と出口側の接続フランジ23とを有する。入口側の接続フランジ22は円筒状の管路24と共にハウジング21の内部空間に繋がっており、そこでは杯状の壁部25によって覆い被せられている。杯状の壁部25は円筒状の外面壁(Mentelwand)26と、入口側の接続フランジ22から離隔した湾曲状の底部27とにより構成される。一方では入口側の接続フランジ22の円筒状の管路24と、杯状の壁部25の円筒状の外面壁26との間に、他方では円筒状の外面壁26とハウジング21との間に環状ギャップ28,29が夫々形成されている。環状ギャップ28,29は杯状の壁部25に進入する爆轟頭のためのラビリンスを形成している。爆轟頭は杯状の壁部25から内側の環状ギャップ28を介して反転して出て、180度転向後に、外側の環状ギャップ29を通って膨脹室30に入る。該膨脹室30は火炎防止器7によって閉じられている。該火炎防止器7はハウジング21の閉鎖された2つの部分すなわち取付フランジ31の間に挟持されており、取付フランジ31を螺着することにより固定される。ハウジング21の、膨脹室30を含まない部分は、出口側の接続フランジ23に延びるテーパ部を有する。
【0030】
この実施の形態では、副頭は、入口側の接続フランジ22の軸線上にある開口部32を通って転向せずに膨脹室30へ導かれる。
【0031】
図7に図示した実施の形態と実質的に一致する図8に図示した実施の形態では、杯状の壁部25の底部27には、複数の開口部32が、入口側の接続フランジ22の軸線に対し左右対称に形成されている。これらの開口部のうち、垂直断面軸線上にある開口部32のみが図示されている。
【0032】
図9に示した実施の形態は図7に図示した実施の形態に対応しているが、開口部32の代わりに、導管部32´が設けられており、該導管部32´を通って、副頭が火炎防止器7のより近くで膨脹室30に導入されることが異なっている。
【0033】
図示したすべての実施の形態によって、爆轟を効果的に緩和し、詳しくは終了させ、従ってこれらの実施の形態で定められた火炎防止器7への負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の、エルボとして設計された第1の実施の形態の縦断面図である。
【図2】図2は図1に図示した第1の実施の形態の横断面図である。
【図3】図3は、本発明の、エルボとして設計された第2の実施の形態の縦断面図である。
【図4】図4は図3に図示した実施の形態の横断面図である。
【図5】図5は、本発明の、エルボとして設計された第3の実施の形態の縦断面図である。
【図6】図6は図5に図示した実施の形態の横断面図である。
【図7】図7は、本発明の、リニアに設計された第4の実施の形態の縦断面図である。
【図8】図8は、本発明の、リニアに設計された第5の実施の形態の縦断面図である。
【図9】図9は、本発明の、リニアに設計された第6の実施の形態の縦断面図である。
【符号の説明】
7 火炎防止器
9 壁部
9´ 壁部
9´´ 壁部
15 開口部
16 壁部
16´ 壁部
17 膨脹室
17´ 膨脹室
18 壁部
20 管路部
20´ 管路部
24 壁部
25 壁部
26 円筒状の部分
27 底部
28 導管路
29 導管路
30 膨脹室
32 開口部
32´ 管路部。

Claims (17)

  1. 接近する爆轟頭を分割し、膨脹室(17,17´,30)内で再度合流させる、容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる方法において、
    前記爆轟頭を主頭と主頭より小さい副頭とに分割すること、及び前記主頭が前記膨脹室(17,17´,30)に入るとき、該膨脹室(17,17´,30)が前記副頭の燃焼ガスを有するように、前記主頭を、副頭より長い通過時間をかけて、前記膨脹室(17,17´,30)に導入して、爆轟を分解させること、を特徴とする方法。
  2. 前記主頭が前記膨脹室(17,17´,30)に入るとき、前記副頭が前記膨脹室(17,17´,30)内で既に完全に分解しているように、前記主頭の通過時間を前記副頭に対して定めること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記爆轟の分解後に、場合によってはまだ残っている炎を消すために、ガスを、消炎ギャップを具備する火炎防止器(7)を通って導くこと、を特徴とする請求項1もしくは2に記載の方法。
  4. 前記主頭に関して前記副頭を対向端で前記膨脹室(17,17´,30)に導くこと、を特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の方法。
  5. 前記副頭が前記膨脹室(17,17´,30)に入る前に、前記副頭を前記火炎防止器(7)の直ぐ手前まで導くこと、を特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記主頭は、前記副頭とは反対の方向に前記膨脹室(17,17´,30)内で広がること、を特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の方法。
  7. 爆轟頭の伝播路に設けられた、爆轟頭を分割し転向させるように配列された壁と、分割された爆轟頭が再度合流する膨脹室(17,17´,30)とを有し、容器もしくは管路システム内での爆轟を緩和させる装置において、
    前記(9,16;9´,18;9´´,16´,18;24,25)は前記爆轟頭の主頭用の第1の導管路と、副頭用の第2の導管路とを形成し、第1の導管路の全横断面は前記第2の導管路の全横断面より大きく、また、これら第1並びに第2の導管路の寸法は、前記主頭が前記副頭に比べて遅延して前記膨脹室(17,17´,30)に入るように定められていること、を特徴とする装置。
  8. 前記第2の導管路の全横断面は前記第1の導管路の全横断面の1/4以下であること、を特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記第2の導管路は、直径が臨界の管径より小さい少なくとも1つの開口部(15,32)又は少なくとも1つの導管部(20,20´,32´)により形成されていること、を特徴とする請求項7又は8に記載の装置。
  10. 前記膨脹室(17,17´,30)は、一端側が消炎ギャップ付きの火炎防止器(7)によって閉じられていること、を特徴とする請求項乃至のいずれか1に記載の装置。
  11. 前記第2の導管路は、前記副頭を前記膨脹室(17,17´,30)中へと実質的に転向なしに入れることができるようにすること、を特徴とする請求項7乃至10のいずれか1に記載の装置。
  12. 前記第2の導管路は、前記爆轟頭の伝播方向に延びた少なくとも1つの開口部(15,32)によって形成されていること、を特徴とする請求項7乃至11のいずれか1に記載の装置。
  13. 前記第2の導管路は、前記爆轟頭の伝播方向に延びた少なくとも1つの導管部(20,20´,32´)によって形成されていること、を特徴とする請求項7乃至11のいずれか1に記載の装置。
  14. 前記導管部(20,20´,32´)は前記火炎防止器 (7)の直ぐ手前まで延びていること、を特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記導管部(20´)は、前記火炎防止器(7)に向けて折曲されていること、を特徴とする請求項13又は14に記載の装置。
  16. 前記壁は、円筒状の壁部(9,9´)を有し、該壁部(9,9´)は前記爆轟頭を2つの主頭に分割し、転向し、前記副頭の膨張室中への貫通のための少なくとも1つの開口部(15)又は導管部(20,20´)を有すること、を特徴とする請求項7乃至15のいずれか1に記載の装置。
  17. 前記は、前記接近する爆轟頭を包囲する杯状の壁部(25)を有し、該壁部(25)の底部(27)には少なくとも1つの開口部(32)又は導管部(32´)が前記副頭の膨張室中への貫通用の第2の導管路として形成されていること、及び前記第1の導管路(28,29)は前記杯状の壁部(25)の円筒状の部分(26)の外側に沿って延びていること、を特徴とする請求項7乃至15のいずれか1に記載の装置。
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