JP3925055B2 - 電子写真機器用ロール部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像ロール、帯電ロール、転写ロール、定着ロール、トナー供給ロール、除電ロール、給紙ロール、搬送ロール、クリーニングロール等に用いられる電子写真機器用ロール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、現像ロール等の電子写真機器用ロール部材としては、軸体の外周面に発泡層が形成されたものが用いられている。上記発泡層の形成材料としては、例えば、ポリオールをポリイソシアネートで発泡硬化させてなるウレタンスポンジや、シリコーンゴム発泡体等が用いられている。そして、シリコーンゴムの発泡方法としては、発泡剤を用いた発泡方法と水素ガスによる発泡方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記ウレタンスポンジは、コストが安価で、取り扱い性に優れ、発泡倍率が高い等の点で賞用されているが、汎用のポリエステル系ポリオールまたはポリエーテル系ポリオールを使用すると、吸水性が大きくなるといった問題があり、これを解決するために疎水性のポリオールを使用すると、硬度を下げた場合にセルが大きくなるといった問題がある。
【0004】
一方、発泡剤を用いたシリコーンゴム発泡体は、ヒドロシリル反応により、架橋速度が速いため発泡が後になり発泡倍率が低くなるとともに、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)等の分解温度の低い発泡剤を用いた場合は、シアンガス等の有害ガスが発生するという問題もある。また、水素ガス発泡によるシリコーンゴム発泡体は、発泡倍率が比較的高いにもかかわらず、微細なセル構造になるといった利点があるが、高価で、基材との接着性に劣るとともに、シリコーンゴムに極性がないため導電剤を配合した場合の分散性に劣るといった問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、低硬度で発泡倍率が高く、セル径が小さく、しかも安価な電子写真機器用ロール部材の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の電子写真機器用ロール部材は、下記の(A)〜(C)成分を必須成分とする発泡性重合体組成物を用いたという構成をとる。
(A)主鎖が飽和炭化水素ポリマーの構造からなり、水酸基を少なくとも2つ有し、かつ炭素−炭素二重結合を有しない重合体。
(B)ヒドロシリル化合物。
(C)触媒。
【0007】
本発明者らは、低硬度で発泡倍率が高く、セル径が小さく、しかも安価な電子写真機器用ロール部材を得るべく、発泡材料を中心に研究を重ねた。その結果、主鎖が飽和炭化水素ポリマーの構造からなり、水酸基を少なくとも2つ有し、かつ炭素−炭素二重結合を有しない重合体(A成分)と、ヒドロシリル化合物(B成分)と、触媒(C成分)とを組み合わせてなる発泡性重合体組成物を用いると、所期の目的を達成できることを見いだし、本発明に到達した。すなわち、上記特定の重合体(A成分)中の水酸基と、ヒドロシリル化合物(B成分)中のヒドロシリル基とが、触媒(C成分)の存在下、脱水素反応により水素ガスを発生するとともに架橋が進むため、高粘度化する速度が速く、発生した水素ガスが一定セル内に内包されるために微細でありながら高発泡の電子写真機器用ロール部材を得ることができる。
【0008】
また、上記発泡性重合体組成物中に活性水素含有化合物を含有させると、発泡倍率をさらに上げることが可能となる。
【0009】
さらに、上記発泡性重合体組成物中に導電剤を含有させると、現像ロール等の導電性ロール部材として好適に用いることができる。
【0010】
そして、上記発泡性重合体組成物中に補強剤を含有させると、発泡体の強度、圧縮永久歪み、硬度の調整が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
本発明の電子写真機器用ロール部材としては、例えば、図1に示すように、軸体1の外周面に発泡層2が形成され、さらに上記発泡層2の外周面に表層3が形成されてなる2層構造のものがあげられる。そして、本発明は、上記発泡層2が、特定の重合体(A成分)と、ヒドロシリル化合物(B成分)と、触媒(C成分)とを必須成分とする特殊な発泡性重合体組成物を用いて形成されていることが最大の特徴である。
【0013】
上記特殊な発泡性重合体組成物の主成分である特定の重合体(A成分)は、主鎖が飽和炭化水素ポリマーの構造からなり、水酸基を少なくとも2つ有し、かつ炭素−炭素二重結合を有しない重合体である。
【0014】
なお、本発明において、上記特定の重合体(A成分)中の「飽和炭化水素」とは、主鎖の繰り返し単位が飽和炭化水素単位からなるものをいう。
【0015】
上記特定の重合体(A成分)は、水酸基を少なくとも2つ有する必要があり、上記水酸基は、重合体の両末端にあることが好ましい。
【0016】
上記特定の重合体(A成分)は、後述のヒドロシリル化合物(B成分)および触媒(C成分)により発泡するものであれば特に限定はないが、ポリオレフィンポリオール、水素添加ポリブタジエンポリオール、ポリイソブチレンポリオール、水素添加ポリイソブチレンポリオール等が好ましい。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。これらのなかでも、反応性の点で、ポリオレフィンポリオール、水素添加ポリブタジエンポリオールが好ましい。
【0017】
上記特定の重合体(A成分)の数平均分子量(Mn)は、1000〜5000の範囲が好ましく、特に好ましくは1500〜3000である。すなわち、上記特定の重合体(A成分)の数平均分子量(Mn)が1000未満であると、架橋密度が上がり硬度が上昇し、逆に5000を超えると、架橋密度が下がり粘着性が強くなり、また反応性が悪くなりセルが大きくなる傾向が見られるからである。
【0018】
上記特定の重合体(A成分)の含有量は、発泡性重合体組成物全体の50重量%以上が好ましく、特に好ましくは70重量%以上である。
【0019】
上記特定の重合体(A成分)とともに用いられるヒドロシリル化合物(B成分)としては、分子中にヒドロシリル基を有するものであれば特に限定はなく、ヒドロシリル基のモル数がA成分中の水酸基のモル数と等モル以上のものが好ましい。具体的には、B成分中のヒドロシリル基とA成分中の水酸基とのモル比は、ヒドロシリル基/水酸基=1/1〜5/1の範囲が好ましく、特に好ましくは1/1〜3/1である。すなわち、ヒドロシリル基のモル比が1未満であると、充分な発泡倍率が得られないおそれがあるからである。逆に、ヒドロシリル基のモル比が5を超えると、発泡体の強度に劣り、ヒドロシリル化合物の量が増加するため、特定の重合体(A成分)との相溶性が低下し発泡状態のばらつきが大きくなり、保存性が悪化する傾向がみられるからである。
【0020】
なお、上記ヒドロシリル基とは、珪素原子の4つの結合手のうち、少なくとも1つに水素原子が結合したものをいう。
【0021】
上記ヒドロシリル化合物(B成分)のなかでも、特定の重合体(A成分)との相溶性の点で、変性ヒドロシリル化合物が好ましい。そして、上記変性ヒドロシリル化合物としては、例えば、フェニル変性ヒドロシリル化合物、スチリル変性ヒドロシリル化合物等があげられる。
【0022】
上記ヒドロシリル化合物(B成分)の分子構造は、特に限定はなく、直鎖状、分枝鎖状、環状あるいは網状のいずれでもよい。
【0023】
上記ヒドロシリル化合物(B成分)のなかでも、上記特定の重合体(A成分)との相溶性が良好となり、圧縮永久歪み特性がさらに向上する点で、下記の一般式(1)〜(3)で表されるヒドロシリル化合物が好適に用いられる。なお、各繰り返し単位は、ランダム重合、ブロック重合等のいかなる重合形態であってもよい。
【0024】
【化1】
【0025】
【化2】
【0026】
【化3】
【0027】
そして、上記一般式(1)〜(3)で表されるヒドロシリル化合物は、例えば、下記の▲1▼〜▲4▼に示す方法によって製造することができる。上記方法のなかでも、比較的簡便に実施できる点で、▲3▼に示す方法が特に好適である。
【0028】
▲1▼ 分子構造中にクロロシリル基(SiCl)を有する炭化水素系化合物を、還元剤(LiAlH4 ,NaBH4 等)を用いて処理することにより、クロロシリル基をヒドロシリル基に還元して製造する方法。
【0029】
▲2▼ 官能基を有する炭化水素系化合物と、上記官能基と反応し得る官能基およびヒドロシリル基の双方を有する化合物とを反応させることにより製造する方法。
【0030】
▲3▼ アルケニル基を有する炭化水素系化合物と、ポリヒドロシラン化合物とを、得られる反応物の分子構造中にヒドロシリル基が残存するように反応させることにより製造する方法。
【0031】
▲4▼ ヒドロシリル基を有する環状シロキサンと、炭化水素基を有する環状シロキサンを反応させることにより製造する方法。
【0032】
このようにして得られるヒドロシリル化合物のなかでも、下記の構造式(4)〜(8)で表わされるものが特に好ましい。
【0033】
【化4】
【0034】
【化5】
【0035】
【化6】
【0036】
【化7】
【0037】
【化8】
【0038】
そして、上記構造式(4)で表されるヒドロシリル化合物は、例えば、下記に示す反応によって製造することができる。
【0039】
【化9】
【0040】
上記ヒドロシリル化合物(B成分)の配合割合は、上記特定の重合体(A成分)100重量部(以下「部」と略す)に対して、5〜40部の範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは10〜30部である。すなわち、5部未満であると、架橋と発泡が充分に行われないため、強度や圧縮永久歪みが悪くなる傾向がみられ、逆に40部を超えると、特定の重合体(A成分)との相溶性が悪くなり、保存性に劣り、ポットライフが短くなる傾向がみられるからである。
【0041】
上記特定の重合体(A成分)およびヒドロシリル化合物(B成分)とともに用いられる触媒(C成分)としては、発泡反応に対し触媒機能を発揮できるものであれば特に限定はないが、ヒドロシリル化触媒が好適に用いられる。このようなヒドロシリル化触媒としては、例えば、塩化白金酸、塩化白金酸とアルコール,アルデヒド,ケトン等との錯体、白金/ビニルシロキサン錯体、白金/オレフィン錯体、白金/ホスファイト錯体、白金,アルミナ,シリカ,カーボンブラック等の担体に固体白金を担持させたもの等の他、パラジウム化合物、ロジウム化合物、イリジウム化合物、ルテニウム化合物等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
【0042】
なお、上記触媒(C成分)としては、上記ヒドロシリル化触媒以外に、錫系化合物、アミノ基含有化合物、金属脂肪酸塩(Pb、Zn、Fe、Zr、Co等)等を用いても差し支えない。上記錫系化合物としては、例えば、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート等があげられる。また、上記アミノ基含有化合物としては、例えば、トリエチレンジアミン(TEDA)等があげられる。
【0043】
上記触媒(C成分)の配合量は、上記特定の重合体(A成分)やヒドロシリル化合物(B成分)の種類等によって適宜設定されるが、上記A成分100部に対して、通常、0.0001〜0.3部の範囲に設定される。
【0044】
また、上記発泡性重合体組成物には、上記A〜C成分に加えて、活性水素含有化合物、導電剤、補強剤等を配合するのが好ましい。
【0045】
上記活性水素含有化合物としては、例えば、イソプロピルアルコール等のアルコールや水等があげられる。
【0046】
上記活性水素含有化合物の配合量は、水素ガス発生量、特定の重合体(A成分)への溶解性の点で、上記特定の重合体(A成分)100部に対して、通常、0.1〜5部の範囲に設定され、好ましくは0.5〜2部である。
【0047】
上記導電剤としては、例えば、カーボンブラック(アセチレンブラック等)、グラファイト、チタン酸カリウム、酸化鉄、導電性酸化チタン、導電性酸化亜鉛、導電性酸化インジウム、イオン導電剤(第四級アンモニウム塩、ホウ酸塩、界面活性剤等)、シリカ処理済みカーボンブラック、ホウ素複合カーボンブラック等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
【0048】
上記導電剤の配合量は、発泡状態の安定化の点で、上記特定の重合体(A成分)100部に対して、通常、3〜30部の範囲に設定され、好ましくは5〜20部である。
【0049】
上記補強剤としては、例えば、粉砕シリカ、乾式シリカ、湿式シリカ、マイカ、タルク、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の無機充填剤があげられる。
【0050】
上記補強剤の配合量は、発泡倍率の調整、強度の点で、上記特定の重合体(A成分)100部に対して、通常、30部以下に設定され、好ましくは1〜20部である。
【0051】
なお、上記発泡性重合体組成物には、前記各成分に加えて、可塑剤、架橋促進剤、架橋遅延剤、老化防止剤、界面活性剤、整泡剤等を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0052】
また、上記発泡層2の外周面に形成される表層3の形成材料としては、特に限定はなく、例えば、ポリウレタン系エラストマー、アクリルポリマー、ポリアミド、シリコーン、フッ素系ポリマー、ポリカーボネート等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
【0053】
なお、上記表層形成材料には、導電剤、硬化剤等を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0054】
そして、前記図1に示したロールは、例えば、つぎのようにして製造することができる。すなわち、まず、特定の重合体(A成分)と触媒(C成分)とを適宜の割合で配合して液状主剤を調製するとともに、特定の重合体(A成分)とヒドロシリル化合物(B成分)とを適宜の割合で配合して液状架橋剤を調製する。なお、活性水素含有化合物、導電剤、補強剤等の成分を、上記液状主剤中および液状架橋剤中にそれぞれ配合しても差し支えない。ついで、軸体1をセットした射出成形用金型内に、上記液状主剤と液状架橋剤と混合して充填し、所定の温度で架橋発泡反応を行った後、脱型して、軸体1の外周面に沿って発泡層2を形成する。一方、表層形成材料の各成分をロール等の混練機を用いて混練し、この混合物に有機溶剤を加えて混合、攪拌することにより、表層形成材料(コーティング液)を調製する。ついで、この表層形成材料(コーティング液)を上記発泡層2の表面に塗布することにより、発泡層2の外周面に表層3が形成されてなるロール(図1参照)を作製することができる。
【0055】
上記表層形成材料(コーティング液)の塗布方法としては、特に限定はなく、例えば、ディッピング法、スプレーコーティング法、ロールコート法等があげられる。
【0056】
なお、本発明におけるロールは、上記図1に示したような、発泡層2と表層3とからなる2層構造のものに限定されるものではなく、発泡層2のみからなる単層構造のもの、発泡層2と表層3の間に中間層を形成してなる3層構造のもの、4層以上の構造のものであっても差し支えない。あるいは、発泡層2の表面を研磨成形しても差し支えない。
【0057】
このようなロールとしては、例えば、現像ロール、帯電ロール、転写ロール、除電ロール等の導電性ロールや、給紙ロール、搬送ロール、クリーニングロール等の非導電性ロールがあげられる。
【0058】
上記ロールの各層の厚みは、ロールの用途により異なるが、発泡層の厚みは、通常、0.5〜10mmであり、表層の厚みは、通常、3〜100μmである。
【0059】
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
【0060】
【実施例1】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として下記の式(9)で表される化合物26.6部と、イソプロピルアルコール1.5部とを混合して液状架橋剤を調製した。ついで、軸体である芯金(直径10mm、SUS304製)をセットした射出成形用金型内に、上記液状主剤と液状架橋剤と混合して充填し、架橋発泡反応(1次加硫:50℃×5分、2次加硫:100℃×60分)を行った。その後、脱型して、軸体の外周面に沿って発泡層(厚み3mm)が形成された給紙ロールを作製した。
【0061】
【化10】
【0062】
【実施例2】
特定の重合体(A成分)を水素添加液状ポリブタジエンポリオール(日本曹達社製、GI−3000)に変更するとともに、上記式(9)で表される化合物の配合割合を25.7部に変更する以外は、実施例1と同様にして、液状主剤および液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層が形成された給紙ロールを作製した。
【0063】
【実施例3】
液状主剤中および液状架橋剤中に、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)を5部ずつ配合する以外は、実施例1と同様にして、液状主剤および液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。
【0064】
一方、ポリウレタン系エラストマー(日本ポリウレタン工業社製、ニッポラン2304)100部と、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)10部と、硬化剤(大日本インキ化学工業社製、バーノックD−750)25部を、ローラーを用いて混練した後、これらを有機溶剤に分散させて表層形成材料(コーティング液)を調製した。そして、この表層形成材料(コーティング液)を上記発泡層の表面に塗布して表層(厚み10μm)を形成し、軸体の外周面に発泡層が形成され、さらにその表面に表層が形成されてなる現像ロールを作製した。
【0065】
【実施例4】
液状主剤中および液状架橋剤中に、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)を5部ずつ配合する以外は、実施例2と同様にして、液状主剤および液状架橋剤を調製した。そして、これを用いて、実施例2と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、実施例3と同様にして、発泡層の表面に表層が形成されてなる現像ロールを作製した。
【0066】
【実施例5】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、下記の式(10)で表される化合物45.8部と、イソプロピルアルコール1.5部と、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。
【0067】
【化11】
【0068】
一方、テトラフルオロプロパン−フッ化ビニリデン共重合体(エルフアトケムジャパン社製、カイナーSL)をメチルエチルケトン(MEK)に溶解し、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部を分散して表層形成材料(コーティング液)を調製した。そして、この表層形成材料を上記発泡層の表面に塗布して表層(厚み10μm)を形成し、軸体の外周面に発泡層が形成され、さらにその表面に表層が形成されてなる帯電ロールを作製した。
【0069】
【実施例6】
特定の重合体(A成分)として水素添加液状ポリブタジエンポリオール(日本曹達社製、GI−3000)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記水素添加液状ポリブタジエンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(10)で表される化合物44.2部と、イソプロピルアルコール1.5部と、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、実施例5と同様にして、発泡層の表面に表層が形成されてなる帯電ロールを作製した。
【0070】
【実施例7】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物である水0.4部と、導電剤として導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23k)17.5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(10)で表される化合物62.7部と、水0.4部と、導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23k)17.5部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。
【0071】
一方、テトラフルオロプロパン−フッ化ビニリデン共重合体(エルフアトケムジャパン社製、カイナーSL)をMEKに溶解し、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部を分散して表層形成材料(コーティング液)を調製した。そして、この表層形成材料を上記発泡層の表面に塗布して表層(厚み10μm)を形成し、軸体の外周面に発泡層が形成され、さらにその表面に表層が形成されてなる転写ロールを作製した。
【0072】
【実施例8】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてシリカ処理済みカーボンブラック(昭和キャボット社製、エコブラックCRX2002)6部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(10)で表される化合物45.8部と、イソプロピルアルコール1.5部と、シリカ処理済みカーボンブラック(昭和キャボット社製、エコブラックCRX2002)6部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、実施例7と同様にして、発泡層の表面に表層が形成されてなる転写ロールを作製した。
【0073】
【実施例9】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてホウ素複合カーボンブラック(電気化学工業社製、ホウ素処理アセチレンブラック)5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(10)で表される化合物45.8部と、イソプロピルアルコール1.5部と、ホウ素複合カーボンブラック(電気化学工業社製、ホウ素処理アセチレンブラック)5部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、この発泡層の表面を研磨して、トナー供給ロールを作製した。
【0074】
【実施例10】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部と、補強剤として乾式シリカ(日本アエロジル社製、アエロジル200)1.5部とを混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(9)で表される化合物26.6部と、イソプロピルアルコール1.5部と、アセチレンブラック5部と、乾式シリカ(日本アエロジル社製、アエロジル200)1.5部とを混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、この発泡層の表面を研磨して、トナー供給ロールを作製した。
【0075】
【実施例11】
特定の重合体(A成分)としてポリオレフィンポリオール(出光石油化学社製、エポール)50部と、触媒(C成分)である塩化白金酸0.1部と、活性水素含有化合物であるイソプロピルアルコール1.5部と、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部を混合して液状主剤を調製した。一方、上記ポリオレフィンポリオール50部と、ヒドロシリル化合物(B成分)として前記式(6)で表される化合物42.8部と、イソプロピルアルコール1.5部と、アセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)5部を混合して液状架橋剤を調製した。そして、これらを用いて、実施例1と同様にして、軸体の外周面に沿って発泡層を形成した。ついで、実施例3と同様にして、発泡層の表面に表層が形成されてなる現像ロールを作製した。
【0076】
【比較例1】
特開平5−1169号公報の実施例1に準じて、発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。すなわち、α,ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)100部と、オルガノポリヒドロキシポリシロキサン(B−1)1部と、ポリオルガノ水素シロキサン(C−1)20部と、イソプロピルアルコール(D−1)6部と、塩化白金酸2%を含むイソプロピルアルコール水溶液(E−1)0.5ppmとを配合してなる発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。そして、この発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を用いて、実施例1と同様にして、給紙ロールを作製した。
【0077】
【比較例2】
導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)10部をさらに配合する以外は、比較例1と同様にして、発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。そして、これを用いて、実施例3と同様にして、現像ロールを作製した。
【0078】
【比較例3】
特開平7−109414号公報の実施例1に準じて、発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。すなわち、同公報に記載の一般式(3)で表されるプロピレンオキシド重合体(重合体1)100部と、同公報に記載の化学式(5)で表されるポリオルガノシロキサン(ポリシロキサン1)15部と、塩化白金酸2%を含むイソプロピルアルコール水溶液(触媒1)1部とを配合してなる発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。そして、この発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を用いて、実施例1と同様にして、給紙ロールを作製した。
【0079】
【比較例4】
導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業社製、デンカブラック)10部をさらに配合する以外は、比較例3と同様にして、発泡性アルキレンオキシド重合体組成物を調製した。そして、これを用いて、実施例3と同様にして、現像ロールを作製した。
【0080】
このようにして得られた実施例品および比較例品の各ロールを用いて、下記の基準に従い、各特性の評価を行った。これらの結果を、後記の表1〜表3に併せて示した。なお、表中のモル比は、架橋剤中のヒドロシリル基と、重合体中の水酸基とのモル比(SiH/OH)を示す。
【0081】
〔硬度〕
アスカーC硬度計(高分子計器社製)を用いて、発泡層の硬度を測定した。
【0082】
〔セル径〕
光学顕微鏡を用いて発泡層の断面写真を撮り、セルの平均径を求めた。
【0083】
〔圧縮永久歪み〕
JIS K 6262に準じ、温度70℃、試験時間22時間、圧縮率25%の条件で、発泡層の圧縮永久歪みを測定した。
【0084】
〔電気抵抗〕
ロールの表面に銀ペースト等の導電性塗料を発泡層に浸透しないよう塗布し、1cm2 (1cm×1cmの正方形形状)の電極を形成した。そして、SRIS
2304に準じて、発泡層の電気抵抗を測定した。
【0085】
〔給紙特性〕
コピー用紙(A4サイズ)を100枚置き、その紙を給紙ロールで引っ張りその力をトルクゲージを用いて測定した。そして、トルクが4±0.5Nの範囲内のものを○、この範囲から外れたものを×として評価した。
【0086】
〔現像特性〕
現像ロールをプリンター(OKI社製、MICROLINE400)に組み込み、35℃×85%RHの環境下、1週間放置した後、文字画像をプリントして、画像を目視評価した。そして、細線の途切れがなく、画像のかすれが見られないものを○、細線の途切れがあり、画像のかすれが見られるものを×として評価した。
【0087】
〔帯電特性〕
上記現像特性に準じて、ハーフトーンの画像を目視評価した。そして、画像に帯電ロールのへこみによる濃度の高いすじがあるものを×、すじがないものを○として評価した。
【0088】
〔転写特性〕
上記現像特性に準じて、トナーの紙への転写性を評価した。そして、細線の途切れがなく、画像のかすれが見られないものを○、細線の途切れがあり、画像のかすれが見られるものを×として評価した。
【0089】
〔トナー供給耐久性〕
トナー供給ロールをプリンター(OKI社製、MICROLINE400)に組み込み、5000枚プリントした後のトナー供給ロールの状態を観察した。そして、トナーの詰まりがなく、画像への影響がないものを○、トナーの詰まりがあり、べた黒画像の濃度がマクベス濃度で1.1以下になったものを×として評価した。
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】
【表3】
【0093】
上記表の結果から、全実施例品は、セル径が小さく、低硬度で発泡倍率が高く、圧縮永久歪みも小さいことがわかる。また、導電剤を配合していない実施例1,2品は給紙特性に優れ、導電剤を配合してなる実施例3〜11品は、電気抵抗も良好で、現像特性、帯電特性、転写特性、トナー供給耐久性に優れていることがわかる。
【0094】
これに対して、比較例品は、いずれもセル径が大きく、特に導電剤を配合してなる比較例2,4品はセル径が著しく大きいことがわかる。また、比較例4品は、硬度が高く、圧縮永久歪みも大きいことがわかる。したがって、比較例品は、いずれも給紙特性、現像特性に劣ることがわかる。
【0095】
【発明の効果】
以上のように、本発明の電子写真機器用ロール部材は、特定の重合体(A成分)とヒドロシリル化合物(B成分)と触媒(C成分)とを必須成分とする発泡性重合体組成物を用いて形成されている。その結果、特定の重合体(A成分)中の水酸基と、ヒドロシリル化合物(B成分)中のヒドロシリル基とが、触媒(C成分)の存在下、脱水素反応により水素ガスを発生するとともに架橋が進むため、高粘度化する速度が速く、発生した水素ガスが一定セル内に内包されるために微細でありながら高発泡となる。また、AIBN等の発泡剤を使用しないため、シアンガス等の有害ガスの発生もない。さらに、上記特定の重合体(A成分)は、主鎖が飽和炭化水素ポリマーからなるため疎水性に優れる。したがって、これを発泡させてなる本発明の電子写真機器用ロール部材は、湿度等の影響を受けにくく、環境の変化による膨れが殆どない。しかも、上記特定の重合体(A成分)は、導電剤との相溶性に優れるため、発泡性重合体組成物中で導電剤が均一に分散し、優れた導電性を備えるようになり、現像ロール等の導電性ロール部材として好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真機器用ロール部材の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 軸体
2 発泡層
3 表層
Claims (7)
- 下記の(A)〜(C)成分を必須成分とする発泡性重合体組成物を用いたことを特徴とする電子写真機器用ロール部材。
(A)主鎖が飽和炭化水素ポリマーの構造からなり、水酸基を少なくとも2つ有し、かつ炭素−炭素二重結合を有しない重合体。
(B)ヒドロシリル化合物。
(C)触媒。 - 上記(C)成分の触媒がヒドロシリル化触媒である請求項1記載の電子写真機器用ロール部材。
- 上記(A)成分の重合体が、ポリオレフィンポリオールおよび水素添加ポリブタジエンポリオールの少なくとも一方である請求項1または2記載の電子写真機器用ロール部材。
- 上記(B)成分のヒドロシリル化合物が、変性ヒドロシリル化合物である請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真機器用ロール部材。
- 発泡性重合体組成物が、上記(A)〜(C)成分に加えて、活性水素含有化合物を含有するものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子写真機器用ロール部材。
- 発泡性重合体組成物が、上記(A)〜(C)成分に加えて、導電剤を含有するものである請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真機器用ロール部材。
- 発泡性重合体組成物が、上記(A)〜(C)成分に加えて、補強剤を含有するものである請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子写真機器用ロール部材。
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