JP3923072B2 - 樹脂含有紙の製造方法 - Google Patents
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Description
紙に樹脂を含浸する際には、紙層中の空気と含浸する樹脂を効率的に置換させることが最大のポイントであり、ディッピング法、フロート法などの手法が用いられている。特に紙の厚さが厚い場合には、紙層中心部の空気が抜け難く、中心部が未含浸となりやすい。また、樹脂エマルションを使用した場合、中心部まで樹脂が含浸されても、乾燥中に樹脂のマイグレーションが生じ、紙層中心部の樹脂濃度が低下し、物性の改質が不十分となりやすい。
このような欠点を改良するために、紙料に樹脂を内添して抄紙すると、抄紙機のウェット部で汚れを生じるため、樹脂の添加量にも制約があり、十分に物性を改質することは困難であった。
また、複数の紙層を抄紙する公知技術も多数知られている。
例えば、抄紙機における抄紙工程で所要数の複数紙層を重ねて紙版を抄出する方法であって、その紙層に水不溶性で有機溶剤可溶性高分子有機質微細物を含有せしめ、さらに抄紙工程の後工程で、上記の高分子有機質微細物を溶解する有機溶剤を水中油滴型で水に分散せしめた処理液を紙版に付着含浸せしめ、これにより紙版に含有する高分子有機質微細物を溶解せしめると同時に紙層中に樹脂液を拡散浸透せしめて一体的に強化する強化紙の製造法が知られている(特許文献1)。この有機溶剤の塗布方法は、本発明の樹脂が含浸されていない外層部へ樹脂を含浸する方法と相違する。
また、浸透性が大きい内層の表裏に浸透性が小さい外層を多層抄きして成る化粧板用原紙が知られている(特許文献2)。これは中間層と外層部のパルプの性質を変更して中間層の樹脂ワニスに対する浸透性を大きくして、内部の浸透量を多くして、全体として均等にする技術である。本発明の中間層の紙料調成時に水性エマルションとして樹脂を内添する構成ではない。
さらに、中間層とその表裏両面の3層の抄き合わせ紙の中間層に無機粉末を混合して不透明化することが知られている(特許文献3)。この技術は、5%以上の樹脂含浸率を有する樹脂含浸紙の技術ではない。
さらに、天然繊維と合成樹脂パウダーとの混合物を抄紙してなる絶縁紙が知られている(特許文献4)。本発明の中間層と外層部で、樹脂の添加の時期を変更する構成はない。中間層と外層部の樹脂含有量を異ならせることが記載されている。しかし、引用文献4の各層は順次連続的に抄き合わせるものであり、本願発明のように、3層を形成してから、外層部に樹脂を含浸させるものではない。
ポリオレフィン系合成繊維よりなる抄造芯紙の表裏面に、和紙又は和紙状の薄紙を抄造一体化するとともに、該薄紙に耐水性合成樹脂を含浸させる特殊紙が開示されている。3層における外層部に樹脂を含有させる技術ではない。
印刷模様紙に硬化性合成樹脂を含浸させた化粧紙を作成し、別に抄造紙に硬化性合成樹脂若しくは合成ゴムラテックスを含浸させた含浸紙を作成して、化粧紙と含浸紙を接着剤で接着して積層し、加熱及び加圧して製造した化粧シートが知られている(特許文献6)。
この技術には、中間層と外層部に分ける技術的思想がない。3層構造完成後の外層部を水性エマルション若しくは水溶液で樹脂含浸技術はない。
一表面に高度に撥水化された紙層の表面と他の表面にサイズ化及び軽度に撥水化された紙層を有する多層抄き合せ紙が知られている(特許文献7)。撥水化剤と本発明の樹脂とは、全く相違する物質であり、撥水化剤の含浸は、樹脂の含浸とは無関係である。
これらの公知文献には複数層の紙料を抄き合わせる記載はあるが、中間層の紙料調整時に含浸樹脂を内添して、この中間層の両面に含浸樹脂を含有しない外層部の紙料を抄き合わせて、抄き合わせた後に、外層部に含浸樹脂を外層部の表面から含浸させる製造方法は知られていない。
すなわち、本発明は、
(1)紙料調成時に樹脂を繊維100重量部に対して樹脂5〜50重量部を内添した繊維からなる中間層及び繊維からなる両外層部の抄合わせにより抄紙する樹脂含有紙の製造方法であって、該抄紙工程中の抄合わせ後又は一旦紙を巻き取った後に、外層部に、水性エマルション若しくは水溶液として樹脂を、外層部繊維100重量部に対し5〜100重量部の比率で含浸させてなることを特徴とする樹脂含有紙の製造方法、
(2)中間層及び外層部の繊維が天然繊維である(1)記載の樹脂含有紙の製造方法、
(3)中間層及び外層部に含浸させる樹脂が、SBR、NBR、MBR、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂又はEVA樹脂である(1)又は(2)記載の樹脂含有紙の製造方法、
(4)中間層に含浸させる樹脂と外層部に含浸させる樹脂が相違する(1)〜(3)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、
(5)中間層が、2層以上の抄合わせによりなる(1)〜(4)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、
(6)中間層の樹脂含浸量と外層部の樹脂含浸量が異なるものである(1)〜(5)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、
(7)中間層に内添する水性エマルションがアクリルエマルションである(1)〜(6)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、
(8)該抄紙工程中の抄合わせ後に2本のサイドプレスロールの間を、中間層と両外層部が抄合わされた紙を通過させて、2本のサイドプレスロールの上に貯められた含浸樹脂を両外層部に含浸させる(1)〜(7)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、及び、
(9)サイズ処理した中間層と両外層部が抄合わされた紙の外層部をコータ又は含浸機により樹脂を含浸する(1)〜(7)のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法、
を提供するものである。
本発明において、中間層に使用する繊維には特に制限はなく、例えば、木材パルプ、非木材パルプなどの天然繊維、レーヨン、アセテート、ビニロン、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維などを、単独であるいは2種以上を混合して使用することができる。これらの中で、木材パルプを特に好適に使用することができるが、目的とする紙質に応じて、使用する繊維及びそれらの配合を適宜選択することができる。
本発明において、中間層に内添する樹脂には特に制限はなく、例えば、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、MBR(メチルメタクリレート−ブタジエンゴム)、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、EVA(エチレン−酢酸ビニル)樹脂などを使用することができる。これらの樹脂は、水性エマルションとして、紙料調成時に添加することができる。内添する樹脂は、水媒体中において、陽イオンに帯電している樹脂であれば、天然繊維に対しては自己定着する。また、陰イオンに帯電している樹脂は、定着剤を併用することにより天然繊維に定着することができる。更に、合成繊維等に対しても、定着助剤を併用することにより定着させることができる。中間層においては、繊維100重量部当たり内添樹脂5〜50重量部となるよう樹脂を内添することが好ましい。内添樹脂の量が繊維100重量部当たり5重量部未満であると、樹脂の内添効果が十分に発現しないおそれがある。内添樹脂の量が繊維100重量部当たり50重量部を超えると、十分に繊維に定着しなかったり、工程中のトラブルが生ずるおそれがある。本発明においては、中間層用の紙料に、さらに、紙力増強剤、定着助剤、サイズ剤などを添加することができる。
本発明の樹脂含有紙は、外層部に樹脂を含浸することによって得ることができる。外層部への樹脂の含浸は、抄紙工程中すなわちオン・マシン法により抄紙工程のサイズプレスなどで行うことができ、あるいは、いったん紙を巻き取ったのち、含浸機などを用いてオフ・ラインで行うことができる。外層部の含浸に用いる樹脂には特に制限はなく、例えば、SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、MBR(メチルメタクリレート−ブタジエンゴム)、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、EVA(エチレン−酢酸ビニル)樹脂などを目的に応じて、単独であるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの樹脂は、水性エマルション又は水溶液若しくは有機溶剤溶液として含浸することができるが、作業性、安全性等の点で、水性エマルション又は水溶液を使用することが好ましい。外層部においては、繊維100重量部当たり樹脂5〜100重量部となるよう樹脂を含浸することが好ましい。含浸樹脂の量が繊維100重量部当たり5重量部未満であると、樹脂の含浸効果が十分に発現しないおそれがある。含浸樹脂の量が繊維100重量部当たり100重量部を超えると、紙としての特性が損なわれるおそれがある。本発明においては、含浸用の樹脂液に、さらに、サイズ剤、ワックス、架橋剤、着色剤、消泡剤などを添加することができる。
本発明の樹脂含有紙の厚み構成は、中間層を極力厚くし、外層部を極力薄くすることが好ましい。中間層を厚くし、外層部を薄くすることにより、含浸時の樹脂の浸透性が良好となり、未含浸を防止することができる。
本発明の樹脂含有紙の製造においては、プレスパート及びドライヤーパートにおいて、外層部に樹脂を含浸する前は樹脂を内添した中間層が樹脂を含まない外層部で覆われているため、また、外層部に樹脂を含浸した後は含浸する樹脂の量やその濃度を抑えることができるため、樹脂によるウェットプレスでの毛布の汚れや、乾燥時のドライヤーの汚れが発生するおそれがない。
図1は、本発明の樹脂含有紙の製造設備の一態様の説明図である。本設備は、1台の長網1と4台の丸網2とを有する抄紙機である。長網1で1層目を形成し、丸網2にて2層目以後形成し、この抄紙機では5層まで形成できる。樹脂を内添した中間層は、樹脂を含まない外層部で覆われているために、プレスパートやドライヤーパートにおいて設備の汚れが発生するおそれがない。中間層及び両外層部が抄合わされた紙は、サイズプレスにおいて外層部に樹脂が含浸され、さらに表面が乾燥されたのち、ワインダーにより巻き取られる。
以上、オンマシンでの製造で説明したが、両外層部は樹脂を含浸しない状態で抄紙し、両外層部は、コーターや含浸機により樹脂を含浸することもできる。中間層にサイズを効かすことで外層から含浸してきた樹脂液は反対面にぬけることはなく、通常のロールコーターやナイフコーター等で片面ずつ処理ができ、特に含浸機が無くとも樹脂含浸紙が製造できる。また、含浸機を使用した場合でも、含浸が難しい中間層にすでに樹脂が内添により存在するため、両外層部のみ樹脂を含浸すればよく、確実にしかも効率的に樹脂含浸紙を製造することができる。
図3は、本発明の樹脂含有紙の一態様の断面図である。本態様の樹脂含有紙は、樹脂を内添した中間層4の両側に、樹脂を含浸した外層部5が抄合わされた構造となっている。図4は、本発明の樹脂含有紙の他の態様の断面図である。本態様の樹脂含有紙は、樹脂を内添した中間層4が3層の抄合わせにより形成され、その両側に樹脂を含浸した外層部5が抄合わされた構造となっている。
本発明の樹脂含有紙は、中間層に樹脂を内添するので、中心部に未含浸を生ずるおそれがない。また、中間層に内添する樹脂と、外層部に含浸する樹脂を異なるものとし、さらに樹脂含有量を異なるものとすることができるので、中間層と外層部をそれぞれ樹脂の特性及び含有量に応じて独立して改質することができる。例えば、中間層に内添する樹脂により、引張、層間、耐折、引裂、破裂などの諸強度を向上し、外層部に含浸する樹脂により、耐水性、耐熱性、耐薬品性、耐老化性などの表面特性を改良し、さらに、風合の改善、伸縮性の改善、透明感付与、ヒートシール性付与、発塵性の改善などの新機能を付与することができる。従来より行われてきた一般的な樹脂内添や含浸によっては、紙質の改良は紙層全体に施され、紙の内部と外部を独立して改質することは不可能であった。
実施例1
中間層として、木材パルプ(NBKP/LBKP=5/95)100重量部に対し、カチオン性アクリルエマルション[商品名:ボンコートSFC−65、大日本インキ化学工業(株)製]を固形分で10重量部、乾燥紙力増強剤[商品名:ポリストロン191、荒川化学工業(株)製]を固形分で0.7重量部内添した紙料を調成した。また、外層部として、木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)100重量部に対し、ポリアミドエポキシ樹脂[商品名:スミレーズレジン675、住友化学(株)製]を湿潤紙力増強剤として固形分で0.5重量部添加した紙料を調成した。
円網・長網コンビネーション型抄紙機を用い、中間層が150μmとなり、両外層部が各75μmとなるよう3層を抄合わせ、サイズプレスにおいて、両外層部にアクリル系エマルション[プライマルB−15、ローム・アンド・ハース・ジャパン社製]を外層部の繊維100重量部に対し固形分で15重量部となるよう含浸して、厚さ300μmの樹脂含有紙を得た。
外層部への樹脂の含浸性は良好であった。また、この樹脂含有紙をBokenstain鑑別液(財団法人日本紡績検査協会)で染色し、目視により観察したところ、樹脂含有紙は全体に均一に樹脂を含有していた。
実施例2
中間層として、木材パルプ(NBKP/LBKP=30/70)100重量部に対し、カチオン性アクリルエマルション[商品名:ポリゾールAM−2388、昭和高分子(株)製]を固形分で15重量部、乾燥紙力増強剤[商品名:ポリストロン191、荒川化学工業(株)製]を固形分で0.7重量部内添した紙料を調成した。また、外層部として、木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)100重量部に対し、ポリアミドエポキシ樹脂[商品名:スミレーズレジン675、住友化学(株)製]を湿潤紙力増強剤として固形分で0.5重量部添加した紙料を調成した。
円網・円網多層抄紙機を用い、中間層が100μm、150μm及び100μmの3層となり、両外層部が各75μmとなるよう5層を抄合わせ、サイズプレスにおいてNBR系エマルション[商品名:ラックスターDN703、大日本インキ化学工業(株)製]を外層部の繊維100重量部に対し、固形分で30重量部となるよう含浸して、厚さ500μmの樹脂含有紙を得た。
外層部への樹脂の含浸性は良好であった。また、この樹脂含有紙をBokenstain鑑別液(財団法人日本紡績検査協会)で染色し、目視により観察したところ、樹脂含有紙は全体に均一に樹脂を含有していた。
比較例1
木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)100重量部に対し、ポリアミドエポキシ樹脂[商品名:スミレーズレジン675、住友化学(株)製]を固形分で0.5重量部内添した紙料を調成した。
円網・長網コンビネーション型抄紙機を用い、中間層が150μmとなり、両外層部が各75μmとなるよう3層を抄合わせ、サイズプレスにおいて、アクリル系エマルション[プライマルB−15、ローム・アンド・ハース・ジャパン社製]を繊維100重量部に対し固形分で20重量部となるよう含浸して、厚さ300μmの樹脂含有紙を得た。
外層部への樹脂の含浸性は良好であったが、この樹脂含有紙をBokenstain鑑別液(財団法人日本紡績検査協会)で染色し、目視により観察したところ、中心部に未含浸部が存在していた。
2 丸網
3 ロール
4 中間層
5 外層部
6 含浸樹脂液
Claims (9)
- 紙料調成時に樹脂を繊維100重量部に対して樹脂5〜50重量部を内添した繊維からなる中間層及び繊維からなる両外層部の抄合わせにより抄紙する樹脂含有紙の製造方法であって、該抄紙工程中の抄合わせ後又は一旦紙を巻き取った後に、外層部に、水性エマルション若しくは水溶液として樹脂を、外層部繊維100重量部に対し5〜100重量部の比率で含浸させてなることを特徴とする樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層及び外層部の繊維が天然繊維である請求項1記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層及び外層部に含浸させる樹脂が、SBR、NBR、MBR、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂又はEVA樹脂である請求項1又は2記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層に含浸させる樹脂と外層部に含浸させる樹脂が相違する請求項1〜3のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層が、2層以上の抄合わせによりなる請求項1〜4のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層の樹脂含浸量と外層部の樹脂含浸量が異なるものである請求項1〜5のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 中間層に内添する水性エマルションがアクリルエマルションである請求項1〜6のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
- 該抄紙工程中の抄合わせ後に2本のサイドプレスロールの間を、中間層と両外層部が抄合わされた紙を通過させて、2本のサイドプレスロールの上に貯められた含浸樹脂液を両外層部に含浸させる請求項1〜7のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
- サイズ処理した中間層と両外層部が抄合わされた紙の外層部をコータ又は含浸機により樹脂を含浸する請求項1〜7のいずれか記載の樹脂含有紙の製造方法。
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