JP2002030594A - 再生可能な樹脂含有紙 - Google Patents

再生可能な樹脂含有紙

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JP2002030594A
JP2002030594A JP2000218495A JP2000218495A JP2002030594A JP 2002030594 A JP2002030594 A JP 2002030594A JP 2000218495 A JP2000218495 A JP 2000218495A JP 2000218495 A JP2000218495 A JP 2000218495A JP 2002030594 A JP2002030594 A JP 2002030594A
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resin
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English (en)
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Mitsuyoshi Yakura
充祥 矢倉
Kosaku Nagashima
孝作 永島
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Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全紙層において樹脂が含有されている、水に
離解可能で再生可能な樹脂含有紙を提供する。 【解決手段】 樹脂が内添された中間層、及び該中間層
の両面に抄合わせた樹脂含浸表面層とからなる離解可能
な樹脂含有紙。この樹脂含有紙は再生可能な樹脂含有紙
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物性を改質するた
めに樹脂を含有させた樹脂含有紙に関し、厚い紙におい
ても未含浸部分を生じる事なく、紙の内部と表面層をそ
れぞれ独立に改質することができ、かつ離解可能で再利
用性に優れた、再生可能な樹脂含有紙に関する。
【0002】
【従来技術】紙の物性を改質する目的で、紙に樹脂を含
浸することが行われている。この場合、改質目的により
使用される樹脂が選択され、オン・マシン法あるいはオ
フ・マシン法により含浸させる。紙に樹脂を含浸する際
には、紙層中の空気と含浸する樹脂を効率的に置換させ
ることが重要であり、ディッピング法、フロート法など
が主として用いられている。特に紙が厚い場合には紙層
中心部の空気が抜け難く、中心部が未含浸となりやす
い。
【0003】また、樹脂エマルションを使用した場合に
は、樹脂を中心部まで含浸させても乾燥中に樹脂のマイ
グレーションが生じ、紙層中心部の樹脂濃度が低下する
ので物性の改質が不十分となりやすい。このような欠点
を改良するために紙料に樹脂を内添して抄紙すると、抄
紙機のウェット部で汚れを生じるため樹脂の添加量にも
制約が生じるので、十分に物性を改質することは困難で
あった。上記の欠点は、中心部に樹脂を内添した中間層
を形成し、両外層にのみ樹脂を含浸させることにより解
決された(特開平10―110400号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、省資源や地球環
境保全の観点から、紙類の再生再利用が強く望まれてい
るが、上記樹脂含有紙で再生可能なものは未だ知られて
いない。従って本発明の目的は、全紙層において樹脂が
含有されている、離解可能で再生可能な樹脂含有紙を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
樹脂が内添された中間層、及び該中間層の両面に抄合わ
せた樹脂含浸表面層とからなる樹脂含有紙であって、該
樹脂含有紙が離解可能であることを特徴とする、再生可
能な樹脂含有紙によって達成された。本発明において
は、中間層における内添樹脂の含有量は、繊維100重
量部に対して5〜40重量部であることが好ましい。ま
た、表面層における繊維と含浸樹脂の割合が、繊維10
0重量部に対して5〜40重量部であることが好まし
く、更に、表面層には、繊維100重量部に対して、
0.01〜20重量部の乾燥紙力増強剤が添加されるこ
とが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の樹脂含有紙は、水性樹脂
が内添された中間層の両面に抄合わせた両外層部に、樹
脂を含浸させることによって製造することができる。本
発明に使用される繊維は、木材繊維、靱皮繊維、雁皮繊
維等からなる天然パルプ、ナイロン繊維やレーヨン繊維
等の合成繊維、フィブリル化したポリエチレンに代表さ
れる合成パルプ等、一般の紙原料として使用されるパル
プである。本発明においては、特に木材繊維からなる木
材パルプが、再生時の離解性と再生後の使用のしやすさ
の点で好ましい。木材パルプの具体例としては、N−B
KP(針葉樹晒硫酸塩パルプ)、N−BSP(針葉樹晒
亜硫酸パルプ)、L−BKP(広葉樹晒硫酸塩パル
プ)、L−BSP(広葉樹晒亜硫酸パルプ)等がある。
【0007】本発明の再生可能な樹脂含有紙に用いる中
間層に内添する樹脂及び表面層に含浸する樹脂は、特に
限定されるものではないが、例えば、スチレン−ブタジ
エンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、メタク
リル酸−ブタジエンゴム、ポリウレタン等のゴム系樹
脂;ポリアクリレート、ポリ酢酸ビニル、エチレン酢酸
ビニルコポリマー等の樹脂が挙げられる。上記内添樹脂
は、水媒体中において陽イオンに帯電している樹脂であ
れば天然繊維に自己定着する。また陰イオンに帯電して
いる樹脂は、定着剤を併用する事により天然繊維に定着
させる事ができる。更に合成繊維等に対しても、定着助
剤を併用する事により定着させる事ができる。また、樹
脂には、必要に応じて、サイズ剤、ワックス剤、架橋
剤、着色剤、消泡剤を添加することができる。
【0008】本発明においては、抄紙時における断紙や
含浸時の表面の紙ムケを防止するために適宜乾燥紙力増
強剤を使用することができる。特に、表面層には乾燥紙
力増強剤を繊維100重量部に対して25重量部以下、
特に0.01〜20重量部添加することが好ましい。乾
燥紙力増強剤の量が0.01重量部より少ないと紙力増
強効果が得られず、25重量部より多くなってもそれに
見合う効果が得られない。本発明で使用する乾燥紙力増
強剤は、樹脂含浸時に断紙や表面の紙ムケが防止できる
程度に紙力を持たせることのできる、易離解性の薬品の
中から適宜選択することができる。
【0009】このような乾燥紙力増強剤には、でんぷ
ん、酸化でんぷん、カルボキシル化でんぷん、カチオン
化でんぷん、植物ガム、ポリアクリルアミド(アニオン
性、カチオン性、両性)樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、カルボキシメチルセルロース等のいわゆる乾燥紙力
増強剤の他、ホルムアルデヒド樹脂、ポリエチレンイミ
ン樹脂、エポキシポリアミド樹脂等の易離解性のものも
包含される。本発明においては、特に、でんぷん、ポリ
アクリルアミド樹脂、及びポリビニルアルコール(PV
A)樹脂から選択することが好ましい。これらの乾燥紙
力増強剤は、2種以上を併用しても良い。尚、再生化を
妨げない範囲で湿潤紙力増強剤を併用しても良いことは
当然である。
【0010】本発明においては、中間層、表面層いずれ
の場合でも繊維100重量部に対して、樹脂を5〜40
重量部含有させることが好ましく、特に、繊維100重
量部に対して樹脂を5〜20重量部とすることが好まし
く、5〜15重量部とすることが最も好ましい。樹脂が
5重量部より少ないと、樹脂の含有効果が十分に発現さ
れない。また、40重量部以上に含有量を増やすと、再
生時の離解性が悪くなる。
【0011】また、樹脂の含浸性を良好なものとするた
めに、表面層の紙料にはサイズ剤を内添しないことが好
ましい。本発明の樹脂含有紙は、表面層に樹脂を含浸す
ることによって得ることができる。表面層への樹脂の含
浸は、抄紙工程中、すなわちオン・マシン法により抄紙
工程のサイズプレスなどを用いて行っても、いったん紙
を巻き取ったのち、含浸機などを用いてオフ・ラインで
行っても良い。
【0012】本発明の樹脂含有紙は、3層以上の抄合わ
せにより形成することができる。すなわち、円網多層抄
紙機、円網・短網コンビネーション型抄紙機、円網・長
網コンビネーション型抄紙機、長網多層型抄紙機などを
用いて、中間層と両表面層の抄合わせを行う。中間層は
1層とすることができるのみならず、2層、3層などの
多層とすることもできる。その場合、樹脂含有紙は、両
表面層を含めて、4層、5層抄きなどとなる。
【0013】本発明の樹脂含有紙の厚みの構成は、中間
層を極力厚くし表面層を極力薄くすることにより、含浸
時の樹脂の浸透性が良好となるので未含浸を防止するこ
とができる。本発明の樹脂含有紙の製造においては、プ
レスパート及びドライヤーパートにおいて、表面層に樹
脂を含浸する前は樹脂を内添した中間層が樹脂を含まな
い表面層で覆われているため、また、表面層に樹脂を含
浸した後は含浸する樹脂の量やその濃度を抑えることが
できるため、樹脂によるウェットプレスでの毛布の汚れ
や、乾燥時のドライヤーの汚れが発生するおそれがな
い。表面層の厚さは、抄紙若しくは含浸速度又は含浸液
にもよるが、120μm以下であることが好ましく10
0μm以下であることが特に好ましい。本発明の樹脂含
有紙の厚さは特に制限されるものではないが、100μ
m以上特に200μm以上の樹脂含有紙に好ましく摘用
できる。
【0014】図1は、本発明の樹脂含有紙の製造設備の
1態様の説明図である。本設備は、1台の長網1と4台
の円網2とを有する抄紙機である。長網1で1層目を形
成し、円網2にて2層目以後を形成し、この抄紙機では
5層まで形成できる。樹脂を内添した中間層は、樹脂を
含まない表面層で覆われているために、プレスパートや
ドライヤーパートにおいて設備の汚れが発生するおそれ
がない。中間層及び両表面層が抄合わされた紙は、サイ
ズプレスによって表面層に樹脂が含浸され、さらに表面
が乾燥されたのち、ワインダーにより巻き取られる。
【0015】図2は、サイズプレス近傍の拡大図であ
る。サイズプレスの2本のロール3の間を、中間層4と
両表面層5が抄合わされた紙が通過し、2本のロールの
上に貯められた含浸樹脂液6が表面層に含浸する。2本
のロールのうち、1本はストーンロールとし、他の1本
はゴムロールとすることが好ましい。以上、オンマシン
での製造で説明したが、両表面層を樹脂を含浸しない状
態で抄紙し、次いでコーターや含浸機により樹脂を含浸
することもできる。
【0016】中間層にサイズを付与することによって、
表面層から含浸してきた樹脂液が反対面にぬけることを
防止することができるので、通常のロールコーターやナ
イフコーター等で片面ずつ処理することができる。従っ
て、特に含浸機が無くとも樹脂含浸紙を製造することが
できる。また、含浸機を使用した場合でも、含浸が難し
い中間層にはすでに樹脂が内添されているため、両表面
層のみに樹脂を含浸すればよく、確実にしかも効率的に
樹脂含浸紙を製造することができる。
【0017】図3は、本発明の樹脂含有紙の一態様の断
面図である。本態様の樹脂含有紙は樹脂を内添した中間
層4およびその両側に樹脂を含浸した表面層5が抄合わ
された構造となっている。本発明の樹脂含有紙は、中間
層4に樹脂を内添するので、中心部に未含浸を生ずるお
それがない。また、中間層4に内添する樹脂含有量を異
なるものとすることができるので、中間層4と表面層5
をそれぞれ樹脂の特性及び含有量に応じて独立して改質
することができる。また、中間層4は2層以上の多層と
することもできる。例えば、中間層4に内添する樹脂に
より、引張、層間、耐折、引裂、破裂などの諸強度を向
上させ、表面層5に含浸する樹脂により、耐水性、耐熱
性、耐薬品性、耐老化性などの新機能を付与することが
できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の樹脂含有紙は、乾燥紙力増強剤
を使用しているので離解性が良好であり、使用後の再生
化が容易である上、生産工程における断紙が無く、製造
適性にも優れている。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって更に本発明を詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
尚、離解性の試験は以下の通り行った。離解性試験 試料を1.5cm角に裁断し、これをTAPPI離解機
に1.2%濃度となる様に投入した後、3,000rp
mで1時間離解した。こうして得られた紙料から手抄シ
ートを作製し、目視にてシート中に未離解物が見られな
いものを離解性良好、未離解物の残存しているものを離
解性不良とした。
【0020】実施例1.中間層として木材パルプ(NB
KP/LBKP=5/95)100重量部に対し、カチ
オン性アクリルエマルション[商品名:ボンコートSF
C−65、大日本インキ化学工業(株)製]を固形分で
10重量部内添した紙料を調製した。また表面層として
木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)100
重量部に対し、乾燥紙力増強剤としてカチオン化でんぷ
ん[商品名:エースK−250、王子コーンスターチ
(株)製]を固形分で0.5重量部添加した紙料を調製
した。
【0021】円網・長網コンビネーション型抄紙機を用
い、中間層が150μmとなり、両表面層が各75μm
となるよう3層を抄合わせ、サイズプレスにおいて両表
面層に、アクリル系樹脂[商品名:プライマルTR−9
34HS、ローム・アンド・ハース・ジャパン(株)
製]を表面層の繊維100重量部に対し固形分で15重
量部となるように含浸させ、厚さ300μmの樹脂含有
紙を得た。このシートの離解性試験の結果、未離解物は
見られず良好であった。また、この樹脂含有紙をBok
enstain鑑別液(財団法人日本紡績検査協会)で
染色し、目視により観察したところ、樹脂含有紙は全体
に、均一に樹脂を含有していることが確認された。
【0022】実施例2.中間層として木材パルプ(NB
KP/LBKP=30/70)100重量部に対し、カ
チオン性アクリルエマルション[商品名:ボンコートS
FC−302、大日本インキ化学工業(株)製]を固形
分で10重量部内添した紙料を調製した。また表面層と
して木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)1
00重量部に対し、乾燥紙力増強剤としてカチオン性ポ
リアクリルアミド樹脂[商品名:ポリストロン705、
荒川化学工業(株)製]を固形分で0.3重量部添加し
た紙料を調製した。
【0023】円網多層抄紙機を用い、中間層が100μ
m、150μm及び100μmの3層となり、両表面層
が各75μmとなるように5層を抄合わせ、サイズプレ
スによって、アクリル系樹脂[商品名:プライマルHA
−8、ローム・アンド・ハース・ジャパン(株)製]を
表面層の繊維100重量部に対し、固形分で15重量部
となるように含浸させ、厚さ500μmの樹脂含有紙を
得た。このシートの離解性試験の結果、未離解物は見ら
れず良好であった。また、実施例1と同様に染色テスト
を行ったところ、樹脂が全体に均一に含有されているこ
とが確認された。
【0024】比較例1.木材パルプ(NBKP/LBK
P=20/80)100重量部に対し、湿潤紙力増強剤
としてポリアミドエポキシ樹脂[商品名:スミレーズレ
ジン675、住友化学(株)製]を固形分で0.5重量
部添加した紙料を調製した。円網・長網コンビネーショ
ン型抄紙機を用い、中間層が150μmとなり、両表面
層が各75μmとなるよう3層を抄合わせ、サイズプレ
スにおいて両表面層にアクリル系樹脂[商品名:プライ
マルTR−934HS、ローム・アンド・ハース・ジャ
パン(株)製]を、繊維100重量部に対し固形分で1
5重量部となるように含浸させ、厚さ300μmの樹脂
含有紙を得た。このシートの離解性試験の結果、未離解
物が残存し、離解性は満足できるものではなかった。ま
た、表面上は樹脂が含浸していたが、この樹脂含有紙を
Bokenstain鑑別液(財団法人日本紡績検査協
会)で染色し、目視により観察したところ、紙の中心部
に未含浸部が存在した。
【0025】比較例2.中間層として木材パルプ(NB
KP/LBKP=5/95)100重量部に対し、カチ
オン性アクリルエマルジョン[商品名:ボンコートSF
C−65、大日本インキ化学工業(株)製]を固形分で
10重量部内添した紙料を調整した。また表面層として
木材パルプ(NBKP/LBKP=20/80)100
重量部に対し、湿潤紙力増強剤としてポリアミドエポキ
シ樹脂[商品名:スミレーズレジン675、住友化学
(株)製]を、固形分で0.5重量部添加した紙料を調
製した。
【0026】円網・長網コンビネーション型抄紙機を用
い、中間層が150μmとなり、両表面層が各75μm
となるよう3層を抄合わせ、サイズプレスにおいて両表
面層にアクリル系樹脂[商品名:パナテックスM−40
1、新中村化学工業(株)製]を表面層の繊維100重
量部に対し固形分で15重量部となるように含浸して、
厚さ300μmの樹脂含有紙を得た。このシートの難解
性試験の結果、未離解物が残存し、離解性は満足できる
ものではないことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の樹脂含有紙の製造設備の一態
様の説明図である。
【図2】図2は、サイズプレス近傍の拡大図である。
【図3】図3は、本発明の樹脂含有紙の一態様の断面図
である。
【符号の説明】
1 長網 2 円網 3 ロール 4 中間層 5 表面層 6 含浸樹脂液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AJ01 AJ07 AK01A AK01B AK01C AK25 BA03 BA06 BA10B BA10C CA30B CA30C DG01A DG01B DG01C EH411 EH412 GB90 JL16 YY00A YY00B YY00C 4L055 AG56 AG63 AG64 AG71 AG75 AH16 BD17 BD18 EA32 FA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂が内添された中間層、及び該中間層
    の両面に抄合わせた樹脂含浸表面層とからなる樹脂含有
    紙であって、該樹脂含有紙が離解可能であることを特徴
    とする、再生可能な樹脂含有紙。
  2. 【請求項2】 中間層が抄合わせられた2層以上からな
    る、請求項1に記載された再生可能な樹脂含有紙。
  3. 【請求項3】 中間層が、繊維100重量部に対して5
    〜40重量部の内添樹脂を含有する、請求項1又は2に
    記載された再生可能な樹脂含有紙。
  4. 【請求項4】 表面層における繊維と含浸樹脂の割合
    が、繊維100重量部に対して含浸樹脂が5〜40重量
    部である、請求項1〜3の何れかに記載された再生可能
    な樹脂含有紙。
  5. 【請求項5】 少なくとも表面層に、繊維100重量部
    に対して0.01〜20重量部の乾燥紙力増強剤が添加
    されている、請求項1〜4の何れかに記載された再生可
    能な樹脂含有紙。
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