JP3920828B2 - 通信装置およびコネクション復旧方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データを送信または受信する通信技術に関し、例えば、IEEE1394規格に基づいた通信を行う通信装置およびこの通信装置におけるコネクション復旧方法に関する。
家庭内にLAN(ローカルエリアネットワーク)を敷設し、DTV(デジタルテレビジョン)、D−VHSデッキなどのAV機器や、その他の家電製品、コンピュータなどを接続するホームネットワークに対する要求が高まっている。近年では、ホームネットワークを実現する高速バスインタフェースとして、様々な機器を簡単に接続することができ、また情報の高速伝送を可能とするIEEE1394に関心が集まっている。
IEEE1394規格によりデータ通信を行う場合、各ノードに設定されたプラグを接続するために、ノード間でコネクションを設定する。このデータ通信システムでは、バスのトポロジー接続の変更に伴いバスリセットが発生し、確立したコネクションを解除した後、新たなトポロジー構成においてダイナミックにコネクションを再設定する。バスリセット以前にコネクションを張られていた出力あるいは入力プラグは、バスリセットから1秒間はコネクションが張られていなくても送信または受信を継続する。AV(オーディオ/ビジュアル)信号の伝送がバスリセットで途切れないようにするには、コネクション管理アプリケーションが、この1秒の間に再度コネクションを張る必要がある。
特開2000−49824号公報
現状のIEEE1394通信システムでは、バスの初期化後、各々のノードは、他のノードとの接続状況を検出する。このとき、例えばD−VHSのIEEE1394ケーブルがジャックから抜かれているような場合には、そのD−VHSを認識することはできず、コネクションを張ることはできない。ケーブルが再度ジャックに挿入されると、D−VHSは新たな機器の接続として認識され、バスリセット後にコネクションが張られることになる。
AVデータの伝送中にD−VHSのケーブルを引き抜いた場合、1秒以内にケーブルを差し込まなければ、それぞれのプラグは、入出力を停止する。1秒を経過してケーブルを差し込んだ場合には、ユーザ側から、D−VHSの再生ボタンや録画ボタンなどの操作ボタンを押すことで、コネクション管理アプリケーションを起動し、コネクションを再設定する必要があるが、この操作はユーザにとって面倒である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易にコネクションを復旧することのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、他の機器とコネクションを確立してデータ通信を行わしめるコネクション設定部と、確立したコネクションの接続情報を記憶部に記憶させる制御部と、コネクションを確立した相手機器の存在の有無を検出する監視部とを備える通信装置を提供する。この態様の通信装置において、監視部により相手機器が存在しなくなったことが検出された場合であっても、制御部は接続情報を記憶部に保持し、その後、監視部により相手機器の存在が検出された場合に、コネクション設定部は、接続情報をもとに相手機器とのコネクションを復旧することを可能とする。
この態様の通信装置によると、一旦、相手機器のケーブルが引き抜かれるなどした場合であっても、記憶部が、コネクション切断前の接続情報を記憶しているため、この接続情報をもとに、コネクション設定部が容易にコネクションを復旧することができる。これにより、通信装置は、ユーザからの操作指示がなくても、コネクション切断前の接続構成に自律的に戻ることができ、データの連続性を維持するとともに、ユーザの手間を解消することができる。コネクション設定部は、IEEE1394規格に準拠したシリアルバス上で相手機器とのコネクションを確立し、制御部は、バスリセットの発生タイミングから、所定時間の間、接続情報を記憶部に保持させることが好ましい。
また、本発明の別の態様は、他の機器とのコネクションを復旧する方法を提供する。この態様の方法は、既に確立した相手機器とのコネクションの接続情報を記憶するステップと、相手機器が存在しなくなったことを検出するステップと、コネクション復旧用のタイマを設定するステップと、タイマの終了前に相手機器の存在を検出すると、記憶した接続情報をもとにコネクションの復旧処理を行うステップとを備える。
この態様のコネクション復旧方法によると、相手機器が存在しなくなった場合であっても、タイマの終了までに相手機器を見つけた場合には、コネクション切断前の接続情報を利用することで、容易に元の接続構成に戻ることが可能となる。
本発明によれば、相手機器が一瞬いなくなった場合であっても、接続時の情報を保持しておくことで、その情報を利用してコネクションを容易に復旧することが可能となる。
図1は、IEEE1394の通信規格において実現される通信システムの概念図を示す。IEEE1394の通信システム1では、各AV機器10a、10b、10c(以下、総称する場合は「AV機器10」と呼ぶ)が、論理的に信号接続を行うための仮想的なプラグを設定する。プラグには信号接続の入力側となる入力プラグと、出力側となる出力プラグが存在する。AV機器10は、入力プラグと出力プラグをそれぞれ複数個持つことが可能である。
AV機器10aおよび10bは、入力プラグの属性を制御する入力プラグ制御レジスタ(iPCR:input Plug Control Register)と、iPCRに共通の属性を制御する入力マスタプラグレジスタ(iMPR:input Master Plug Register)を備える。また、AV機器10bおよび10cは、出力プラグの属性を制御する出力プラグ制御レジスタ(oPCR:output Plug Control Register)と、oPCRに共通の属性を制御する出力マスタプラグレジスタ(oMPR:output Master Plug Register)を備える。なお、1つのAV機器10でプラグ数は最大31個まで設定可能であり、したがって1つのAV機器10において、iPCRおよびoPCRは、最大31個まで設定される場合がある。
図1に示す例では、AV機器10cの出力プラグを経由してアイソクロナスデータがバス12上に送出され、AV機器10aが、入力プラグからアイソクロナスデータを受け取っている。また同様に、AV機器10bの出力プラグを経由してアイソクロナスデータがバス12上に送出され、AV機器10aが、入力プラグからアイソクロナスデータを受け取っている。IEEE1394の通信システム1においては、バス12上に対応機器を接続するだけで、コネクションを確立することができ、コネクションの種別としては、point-to-pointコネクションと、broadcastコネクションの2種類がある。
1つの出力プラグと1つの入力プラグを、1つのチャネルを介して接続することをpoint-to-pointコネクションという。point-to-pointコネクションは、それを確立したアプリケーションのみがコネクションを解除することができる。使用する状況としては、コントローラであるDTVがD−VHSにコネクションを確立し、AVデータの再生もしくは録画を行う場合があげられる。
また、1つの出力プラグを1つのチャネルに接続することをbroadcast outコネクションといい、1つの入力プラグを1つのチャネルに接続することをbroadcast inコネクションという。このように、相手のプラグを指定しないコネクションをbroadcastコネクションという。broadcastコネクションを確立するアプリケーションは、自機器のプラグしか確立してはならないが、解除はどの機器のプラグに対して行ってもよい。使用する状況としては、ある特定のチャネルを定めておき、出力機器は特に相手機器を指定しないでそのチャネルにAVデータを流し、入力機器もまた相手機器を指定しないでそのチャネルからAVデータを入力する場合があげられる。
以上が、IEEE1394の通信システム1における各AV機器10のコネクション管理動作である。本発明においては、コネクションを確立した相手機器が存在しなくなった場合であっても、相手機器とのコネクションを復旧することができる技術を提供する。説明のために、以下の例では、DTVが主体となって、D−VHSに対してコネクションを確立し、AVデータを再生または録画している状況を例にとる。なお本発明は、point-to-pointコネクションのみならず、broadcastコネクションにおいても利用することができる。
図2は、本発明の実施例にかかるAV機器10の構成を示す。AV機器10は、IEEE1394のバス12に接続して、バス12上の機器との間でデータ通信を行う通信装置として機能する。図2に示すAV機器10はDTVであり、チューナ22、AVデータ処理部24、モニタ26およびスピーカ28を含むAVデータ再生部20を備えている。AVデータ処理部24は、チューナ22で受信したデジタルTV放送波をデコードし、映像信号をモニタ26に、また音声信号をスピーカ28に供給する機能をもつ。なお、DTVは例示であり、AV機器10は、他の家電機器やコンピュータであってもよい。
AV機器10は、さらにIEEE1394のバス12上のD−VHS等のAV機器との間でデータ通信を行う通信機能をもつ。そのための構成として、AV機器10は、通信インタフェース30、コネクション設定部32、監視部34、制御部36、タイマ38および記憶部40を備える。コネクション設定部32は、バス12上の機器とコネクションを確立して、データ通信を行わしめる。コネクション設定部32は、コネクション管理アプリケーションにより実現される機能であり、図1において説明したMPRとしての機能をもつ。DTVが、IEEE1394のバス12上でD−VHSと接続して、D−VHSにTV番組を録画させる場合には、DTVのコネクション設定部32が、自身に出力プラグを設定し、またD−VHSに入力プラグを設定させる。また、D−VHSからAVデータを受信する場合には、DTVは自身に入力プラグを設定し、またD−VHSに出力プラグを設定させる。このとき、AVデータ再生部20は、D−VHSから供給されるAVデータを映像信号および音声信号にデコードし、モニタ26およびスピーカ28に供給する。
本実施例のAV機器10において、制御部36が、確立したコネクションの接続情報を記憶部40に記憶させる。記憶部40はRAMなどのメモリであって、この接続情報を接続テーブルに格納する。接続情報には、接続する相手機器を識別するための識別子と、その相手機器との接続状態を示す情報とが含まれる。識別子は、例えばGUID(Global Unique Identifier)などの機器を一意に特定するための情報であることが好ましい。また、接続状態を示す情報は、その相手機器との間で確立しているコネクションの種別と、設定したプラグが入力であるか又は出力であるかを示す情報を含む。
図3は、記憶部40に記憶される接続テーブルの接続情報の一例を示す。この例では接続状態として、「point-to-pointコネクションの入力」を設定していることが示される。上記のように、DTVがpoint-to-pointコネクションの入力として動作する場合は、例えばD−VHSからのAVデータを再生するときである。接続状態の他の例としては、「point-to-pointコネクションの出力」、「broadcastコネクションの入力」、また「接続要求なし」、などがあげられる。例えば、D−VHSからの再生終了時には、point-to-pointコネクションを切断し、図3に示す接続テーブルの接続状態が「接続要求なし」に更新される。以上は、DTVが主体としてコネクションを確立する場合の接続状態の例であるが、D−VHSが主体としてコネクションを設定している場合には、接続状態として「broadcastコネクションの出力」も存在する。
新たな機器がバス12に参加したり、接続されている機器がバス12から外されるなど、トポロジーに変化が起きると、バスリセット信号がバス上の全ノードに伝わり、トポロジー情報は全てクリアされる。監視部34は、バスリセット以前にバス12上に存在していた機器のGUIDとノードIDとの対応リストを有しており、バスリセット後にバス12上に存在する機器を検出して、バス12から外された機器や、バス12に追加された機器を認識する。このようにして監視部34は、バス12上に存在するノードを監視し、ここでは、コネクションを既に確立していた相手機器の存在の有無を検出する。
本実施例では、監視部34が、コネクションを確立した相手機器がバス12上に存在しなくなったことを検出しても、制御部36は、接続情報を記憶部40に保持させ、不存在を検出したタイミングから所定時間の間は、記憶部40から削除しない。これにより、所定の時間内に相手機器のケーブルがバス12に物理的に再接続されたとき、コネクション設定部32は、記憶部40に記憶した接続情報を用いてコネクションを迅速且つ容易に復旧することが可能となる。この所定時間は、アイソクロナスリソースディレイ処理による時間、すなわち1秒よりも長く設定される。タイマ38は、コネクションの復旧猶予時間を例えば10秒程度に設定してもよい。ケーブルを差し込める時間を確保し、またAVデータ再生部20の出力の停止時間を長すぎないようにするためには、10秒程度に設定することが適当である。
図4は、実施例に係るコネクションの復旧処理フローを示す。まず、コネクション設定部32が、バス12上の機器とコネクションを確立して、データ通信を行わしめる(S10)。すなわち、DTVであるAV機器10は、相手機器、例えばD−VHSとの間でAVデータを送信し又は受信する。このとき、制御部36は、確立したコネクションの接続情報を用いて接続テーブルを作成し、記憶部40に格納する(S12)。
D−VHSのケーブルを引き抜くことでバスリセットが発生すると(S14)、IEEE1394規格において規定されているアイソクロナスリソースディレイ処理が実行される(S16)。バスリセットによりコネクションは解除されるが、アイソクロナスリソースディレイ処理においては、バスリセット以前のプラグの状態を1秒間だけ維持し、コネクション管理アプリケーションが、この期間に再度コネクションを設定すれば、バスリセットをまたがってAVデータ信号を維持することができる。バスリセット後、1秒以内にD−VHSとのコネクションが確立されれば、アイソクロナスリソースディレイ処理によるコネクションの再設定処理が成功したこととなり、以降の復旧処理は行わない。なおバスリセットがD−VHSのケーブルを引き抜いたことを受けて発生している場合には、D−VHSがバス12上に検出されないため、アイソクロナスリソースディレイ処理によるコネクションの再設定処理は行われない。
アイソクロナスリソースディレイ処理と並行して、本実施例によるコネクションの復旧処理が同時に行われる。復旧処理のために、制御部36がバスリセットをトリガとして、コネクション復旧用のタイマ38を所定時間、例えば10秒に設定する(S18)。タイマが終了するまでの間は、記憶部40の接続テーブルの内容は保持される。監視部34は、機器情報、すなわちバスリセット後のIEEE1394バス12上に接続されている機器のGUIDを取得し(S20)、切断前にコネクションを確立していた相手機器の存在の有無を検出して、その検出結果を制御部36に供給する。続いて制御部36は、記憶部40に格納されている接続テーブルを参照して(S22)、バスリセット以前の接続状態を把握する。
接続テーブルに含まれる接続状態を参照して、バスリセット以前に接続要求が存在していなかった場合には(S24のN)、このコネクション復旧処理フローを終了するが、一方で、接続要求が存在していた場合には(S24のY)、監視部34による検出結果をもとに、相手機器がバス12上に存在しているか否かを判断する(S26)。相手機器が存在している場合には(S26のY)、接続テーブルに含まれる接続情報をもとに、その相手機器とのコネクションの復旧処理を行う(S28)。なお通常、相手機器が存在する場合には、アイソクロナスリソースディレイ処理によりコネクションの再設定が行われることとなるが、それを失敗している場合に、S28のステップでコネクションの復旧を行うことができる。したがって、本実施例によるコネクション復旧処理は、アイソクロナスリソースディレイ処理の補助的な役割も果たすことができる。コネクション確立に必要な接続情報を予め保持しておくことで、コネクションの復旧を迅速且つ容易に行うことが可能となり、また、コネクションの復旧を、ユーザの手を煩わすことなく、自動的に行うことが可能となる。
S26において相手機器が存在しない場合(S26のN)、制御部36は、タイマが終了するまで、相手機器がバス12に接続されるのを待つ。IEEE1394においては、相手機器がバス12に接続されるとバスリセットが発生するため、監視部34はタイマが終了するまでバスリセットを監視し、タイマが終了する前にバスリセットが発生した場合には(S32のN、S14)、S16〜S26までのステップを繰り返す。このとき、S26において相手機器が発見されると、接続情報をもとにコネクションの復旧処理が実行される(S28)。また、タイマが終了するまでにバスリセットが発生しない場合には(S32のY)、接続テーブルにおける接続状態を「接続要求なし」と更新して(S34)、このコネクション復旧フローを終了する。
上記したコネクション復旧フローにおいて、バスリセットが発生してから1秒以上が経過すると、AVデータ転送が停止されるため、この間は、ユーザに対して状況を説明するための案内メッセージをモニタ26に表示させてもよい。また、タイマの終了によりコネクション復旧処理が不成功に終わった場合には、DTVの出力を、チューナから受信したデジタルTV放送に切り替えて、TV番組を再生させてもよい。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施例に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。
そうした変形例として、実施例では、バスに接続した機器間の通信について説明したが、本発明を無線接続による機器間の通信に応用することも可能である。特に、IEEE1394でサポートする無線通信においては、上記した実施例と同様の手順で、コネクションの復旧処理を行うことができる。また、本発明は、IEEE1394を用いた通信に限定するものではなく、他の通信プロトコルにおいても応用することが可能である。
また、以上は、ケーブルをAV機器から引き抜いた場合のコネクション復旧処理について説明したが、例えば、本発明を、ケーブルをAV機器に差し込むときに発生するチャタリングを吸収する技術としても応用することができる。チャタリングは、ケーブルを差し込むときに、コネクタの接触状態と非接触状態とが交互に短時間で発生することによって生じるが、制御部36は、一旦その機器を検出すると、記憶部40に接続情報を格納しておく。続いて、チャタリングにより電気的接触がオンオフして、バスリセットがその都度発生しても、タイマ38が終了しない限りは、その接続情報を保持することで、最終的に、安定なバス状態となった後に相手機器とのコネクションを確立することが可能となる。
IEEE1394の通信規格において実現される通信システムの概念図である。 実施例にかかるAV機器の構成図である。 接続テーブルの接続情報の一例を示す図である。 コネクションの復旧処理フローを示す図である。
符号の説明
1・・・通信システム、10・・・AV機器、12・・・バス、30・・・通信インタフェース、32・・・コネクション設定部、34・・・監視部、36・・・制御部、38・・・タイマ、40・・・記憶部。

Claims (8)

  1. IEEE1394規格に準拠してシリアルバス上で他の機器とコネクションを確立してデータ通信を行わしめるコネクション設定部と、
    確立したコネクションの接続情報を記憶部に記憶させる制御部と、
    コネクションを確立した相手機器の存在の有無を検出する監視部とを備え、
    前記監視部により相手機器が存在しなくなったことが検出された場合に、前記制御部は、IEEE1394規格に規定されたアイソクロナスリソースディレイ時間内でのコネクションの復旧処理と並行して、相手機器の不存在が検出されたタイミングからアイソクロナスリソースディレイ時間よりも長く設定された所定時間が経過するまでの間は、接続情報を前記記憶部に保持させ、前記コネクション設定部は、前記所定時間の間に前記監視部により相手機器の存在が検出されたとき、接続情報をもとに相手機器とのコネクションを復旧する処理を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記所定時間を超えると、接続情報を前記記憶部から削除することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、バスリセットの発生タイミングから、前記所定時間が経過するまでの間、接続情報を前記記憶部に保持させることを特徴とする請求項またはに記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、バスリセットをトリガとして、タイマを前記所定時間に設定し、前記タイマが終了するまでの間、接続情報を前記記憶部に保持させることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記監視部は、バス上に存在している機器の識別子とノードIDとの対応リストを有しており、この対応リストを用いて、コネクションを確立した相手機器の存在の有無を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記接続情報は、相手機器の識別子およびその相手機器との接続状態を示す情報を含み、前記制御部は、これらの識別子および接続状態を示す情報を接続テーブルとして前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記監視部によりコネクションを確立した相手機器の不存在が検出された場合、前記制御部は、前記記憶部に記憶された接続テーブルを参照して、バスリセット以前の接続状態を検出し、バスリセット以前に接続要求が存在していた場合には、接続テーブルに含まれる接続状態を示す情報をもとに、相手機器とのコネクションを復旧することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. IEEE1394規格に準拠して確立された他の機器とのコネクションが切断されたときに、IEEE1394規格に規定されたアイソクロナスリソースディレイ時間内でのコネクションの復旧処理と並行して実行されるコネクション復旧方法であって、
    既に確立した相手機器とのコネクションの接続情報を記憶するステップと、
    相手機器が存在しなくなったことを検出するステップと、
    コネクション復旧用のタイマをアイソクロナスリソースディレイ時間よりも長く設定された所定時間に設定するステップと、
    タイマの終了前に相手機器の存在を検出すると、記憶した接続情報をもとにコネクションの復旧処理を行うステップと、
    を備えることを特徴とするコネクション復旧方法。
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