JPH1168884A - 伝送媒体接続装置および制御装置ならびに被制御装置および記憶媒体 - Google Patents

伝送媒体接続装置および制御装置ならびに被制御装置および記憶媒体

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JPH1168884A
JPH1168884A JP9223300A JP22330097A JPH1168884A JP H1168884 A JPH1168884 A JP H1168884A JP 9223300 A JP9223300 A JP 9223300A JP 22330097 A JP22330097 A JP 22330097A JP H1168884 A JPH1168884 A JP H1168884A
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Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Yasuo Hamamoto
康男 濱本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作中に機器の接続や切り離しが可能な複数
の伝送媒体を相互に接続し、機器の制御情報の通信を行
う場合に、他の伝送媒体で発生した接続状況の変化を検
出できないため、制御装置、被制御装置ともに正常な制
御動作を行うことができなかった。 【解決手段】 伝送媒体接続装置の伝送媒体監視手段
は、予め指定された伝送媒体を監視し、この伝送媒体で
の接続状態の変化による初期化を検出した場合に、接続
状態通知手段が別途指定された装置に伝送媒体の初期化
が発生したことを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の伝送媒体を
相互に接続する装置と、複数の伝送媒体が接続された状
況で使用する制御装置および被制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、ディジタルAV機器やコンピュー
タ周辺機器に使用されているディジタル・インタフェー
スにIEEE1394インタフェースがある。このIE
EE1394は次世代のマルチメディア用の高速シリア
ル・インタフェースとしてIEEE(アイ・トリプルイ
ー)で規格化されたインタフェースである(参考文献Hi
gh Performance Serial Bus 1394-1995:ハイ・パフォ
ーマンス・シリアル・バス 1394-1995)。
【0003】このIEEE1394は、動作中に機器
(以下のノードと称する)を接続したり切り離したりす
る事が可能なインタフェースであり、このようなノード
の増減が発生した場合には、自動でバスの初期化(以下
バス・リセットと称する)が行われ、このとき、各ノー
ドにノードIDと呼ばれる識別子が自動でつけられる。
このノードIDは0から62までの値をとることが可能
であり、この結果、一つのバスに63台の機器を接続す
ることができる。なお、このノードIDは、バス・リセ
ットが発生した場合に変化する可能性があるが、IEE
E1394ではすべてのノードがノード固有の識別番号
を持っており、この識別番号によって機器を特定するこ
とが可能である。またこれ以上のノードを接続する場合
には、バスのIDを付加してバス同士を接続するバス・
ブリッジを使用することが可能である。これによって、
1023のバスを接続することが可能である。現在IE
EEでこのバス・ブリッジの規格化が進められている。
【0004】一方、このIEEE1394を使用して機
器制御のための情報やデータの送受信を行う方法とし
て、ANSI(アンシ)で規格化が進められているシリ
アル・バス・プロトコル2(Serial Bus Protocol 2、
以下SBP2と称する)がある。このSBP2はIEE
E1394インタフェースを使用して、SCSI(スモ
ール・コンピュータ・システム・インタフェース:Smal
l Computer System Interface)で定められた制御情報
やデータの送受信を行うものである。これによって、従
来SCSIを使用して接続していたハード・ディスクや
CD−ROMなどの装置をIEEE1394インタフェ
ースを使用してコンピュータに接続することができる。
【0005】このSBP2では、機器の制御に先だっ
て、制御装置が被制御装置を専有使用するための手続き
を行うことが決められている。これによって被制御装置
は、専有を行った装置からの制御要求のみを実行し、こ
れ以外の装置からの制御要求を拒否する。これに対し
て、IEEE1394インタフェースは動作中に機器の
接続や切り離しが可能なインタフェースであるため、そ
れまで被制御装置を専有使用していた制御装置がインタ
フェースから切り離される可能性があり、さらには、こ
の時行われるバス・リセットによって、専有使用してい
る制御装置のノードIDが変化してしまう可能性があ
る。そこでSBP2では、バス・リセットが発生した場
合に、専有使用を一度解除する。一方の制御装置も、バ
ス・リセットを検出した場合には、バス・リセット終了
後に再び専有使用をするための手続き行う。
【0006】これとは別に、IEEE1394を使用し
てディジタルAV機器を制御する方法も実用化され、現
在ディジタルVTRであるDVのインタフェースに使用
されている。このディジタルAV機器用の制御コマンド
でも、機器を専有使用することができ、この場合にもバ
ス・リセットを検出した場合には制御装置、被制御装置
ともに専有状態を一度解除し、再び専有のための手続き
を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394をは
じめとする、動作中に機器の接続や切り離しが可能な伝
送媒体を使用し、かつ専有使用の必要な制御を行ってい
る場合、伝送媒体の接続状態の変化を検出して、専有使
用の解除や再設定を行う。一方、複数の伝送媒体を相互
接続している場合には、機器の接続や切り離しは各々の
伝送媒体で発生するため、他の伝送媒体で発生した接続
状態の変化を検出することができない。
【0008】このため、制御装置と被制御装置が別の伝
送媒体に接続されていて、伝送媒体接続装置を介して機
器の制御が行われている場合には、たとえ制御装置が切
り離されたとしても、被制御装置がこれを検出し、専有
状態を解除することができなかった。このため制御装置
が切り離された場合には、被制御装置が専有状態のまま
放置されることになり、それ以降どの制御装置もこの被
制御装置を使用することができなくなるという課題を有
していた。
【0009】また、制御装置も被制御装置が接続された
伝送媒体での接続状態の変化を検出できないため、制御
装置が専有状態を一時解除した後に、本来行わなければ
ならない専有使用の再手続きを行うことができず、それ
以降制御を行うことができなくなってしまうという課題
を有していた。
【0010】このように、従来の機器は伝送媒体接続装
置を介して、他の伝送媒体から、正常に制御を行うこと
ができなかったという課題を有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の発明の伝送媒体接続装置は、動作中に機器の
接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ接続状態に変
化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒体を複数
接続する伝送媒体接続装置であって、前記伝送媒体接続
装置に接続されたそれぞれの前記伝送媒体の状態を監視
して前記伝送媒体の初期化を検出する伝送媒体監視手段
と、前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の
何れかに接続される第1の要求装置から、初期化を監視
する前記伝送媒体として監視対象伝送媒体と、前記監視
対象伝送媒体の初期化の通知を行う装置として接続状態
通知装置の指定を受け取る第1の要求受付手段と、前記
伝送媒体監視手段が前記監視対象伝送媒体での初期化を
検出した場合に前記接続状態通知装置への通知を行う接
続状態通知手段とを備えることを特徴とする。
【0012】第2の発明の伝送媒体接続装置は、動作中
に機器の接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ捏俗
情対に変化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒
体を複数接続する伝送媒体接続装置であって、前記伝送
媒体接続装置に接続されたそれぞれの前記伝送媒体の状
態を監視して前記伝送媒体の初期化を検出する伝送媒体
監視手段と、前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝
送媒体の何れかに接続される第2の要求装置から、初期
化を監視する前記伝送媒体として監視対象伝送媒体と、
初期化を行う前記伝送媒体として初期化伝送媒体の指定
を受け取る第2の要求受付手段と、前記伝送媒体監視手
段が前記監視対象伝送媒体での初期化を検出した場合に
前記初期化伝送媒体の初期化を行う第1の初期化手段と
を備えることを特徴とする。
【0013】第3の発明の伝送媒体接続装置は、動作中
に機器の接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ接続
状態に変化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒
体を複数接続する伝送媒体接続装置であって、前記伝送
媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れかに接続
される第3の要求装置から、前記伝送媒体接続装置に接
続された前記伝送媒体の何れかに接続され、動作状態の
監視を行う装置として監視対象装置と、前記監視対象装
置が動作していないこと通知する装置として動作状態通
知装置の指定を受け取る第3の要求受付手段と、前記監
視対象装置の動作状態を監視し、前記監視対象装置が動
作していないことを検出した場合に動作状態通知装置へ
の通知行う動作状態通知手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】第4の発明の伝送媒体接続装置は、動作中
に機器の接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ接続
状態に変化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒
体を複数接続する伝送媒体接続装置であって、前記伝送
媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れかに接続
される第4の要求装置から、前記伝送媒体接続装置に接
続された前記伝送媒体の何れかに接続され、動作状態の
監視を行う装置として監視対象装置と、初期化を行う伝
送媒体として初期化伝送媒体の指定の指定を受け取る第
4の要求受付手段と、前記監視対象装置の動作状態を監
視し、前記監視対象装置が動作していないことを検出し
た場合に前記初期化伝送媒体の初期化を行う第2の初期
化手段とを備えることを特徴とする。
【0015】第5の発明の被制御装置は、動作中に機器
の接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ接続状態に
変化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒体に接
続される被制御装置であって、前記被制御装置は、接続
される第1の伝送媒体と伝送媒体接続装置を介して接続
される第2の伝送媒体に接続された制御装置から動作要
求を受け取って動作し、前記第2の伝送媒体の初期化が
発生したことの通知もしくは前記制御装置が動作してい
ないことの通知の少なくとも一方の通知を受信する通知
受信手段と、前記制御装置より前記動作要求を受信して
前記被制御装置の動作の管理を行い、かつ前記通知受信
手段が何れかの通知を受信した場合に、前記動作要求の
一部又は全部を破棄する動作管理手段とを備えることを
特徴とする。
【0016】第6の発明の制御装置は、動作中に機器の
接続や切り離しが可能な伝送媒体で、かつ接続状態に変
化が生じた場合に初期化が行われる前記伝送媒体に接続
される御装置であって、前記制御装置は、接続される第
2の伝送媒体と伝送媒体接続装置を介して接続される第
1の伝送媒体に接続された被制御装置へ動作要求を送信
し、前記第1の伝送媒体の初期化が発生したことの通知
もしくは前記被制御装置が動作していないことの通知の
少なくとも一方の通知を受信する通知受信手段と、前記
被制御装置への前記動作要求を生成して送信を行い、か
つ前記通知手段が何れかの通知を受信した場合に、前記
被制御装置の動作状態の確認を行い、前記被制御装置が
動作している場合には未完了の動作要求を再び送信する
動作要求管理手段とを備えることを特徴とする制御装
置。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。
【0018】(実施の形態1)図1は本実施例の伝送媒
体接続装置と被制御装置、および制御装置の主要な構成
と接続状態を示すブロック図である。なお本実施例で
は、伝送媒体としてIEEE1394インタフェースを
使用するものとする。
【0019】第1の伝送媒体107と第2の伝送媒体1
09に接続され、パケットを相互に転送する機能を有す
る伝送媒体接続装置101は、伝送媒体監視手段10
2、接続状態通知手段104、第1の要求受付手段10
3、第1のインタフェース回路105、第2のインタフ
ェース回路106より構成される。一方、第1の伝送媒
体107に接続される被制御装置108は、通知受信手
段112、動作管理手段113、インタフェース回路1
11から構成され、第2の伝送媒体109に接続される
制御装置110は通知受信手段115、動作要求管理手
段116、インタフェース回路114から構成される。
なお、伝送媒体接続装置101の第1のインタフェース
回路105と第2のインタフェース回路106、被制御
装置108のインタフェース回路111、制御装置11
0のインタフェース回路114は、それぞれ接続される
伝送媒体との間で電気的な整合をとり、パケットの送受
信や状態の検出を行う回路である。
【0020】以下に、制御装置110が被制御装置10
8の動作を制御する場合について説明する。
【0021】制御装置110が被制御装置108の制御
を行う場合、動作要求管理手段116は、まず、第1の
伝送媒体107の接続状態等を調べて被制御装置108
のノードIDを特定する。このノードIDの特定は、第
1の伝送媒体107に接続されたすべての装置に対し
て、すなわち、すべてのノードIDに対して、持ってい
る機能や機器固有の識別番号などに関しての問い合わせ
を行い、目的とする装置の特定する。なお、この問い合
わせは、パケットを用いて行い、動作要求管理手段11
6の指示に基づいてインタフェース回路114がパケッ
トの送受信を行う。
【0022】被制御装置108のノードIDが特定され
た後、動作要求管理手段116は、被制御装置108に
対して機器の専有を行う要求を送信する。一方この専有
の要求を受信する被制御装置108の動作管理手段11
3は、制御装置110の識別情報等を記憶し、この専有
を受け付けることを示す応答を返信する。ここで制御装
置108がすでに他の機器によって専有使用されている
場合など、この専有の要求を受け付けられない場合に
は、この専有の要求を拒否することを示す応答を返信す
る。制御装置110の動作要求管理手段116が、専有
の要求を受け付ける応答を被制御装置108から受信し
た場合には、それ以降被制御装置108の制御を行うこ
とが可能となる。一方これによって被制御装置108は
制御装置110に専用使用されることになるため、これ
以降他の装置から専有の要求を拒否する。
【0023】さらに制御装置110の動作要求管理手段
116は、伝送媒体接続装置101の第1の要求受付手
段103に対して、第1の伝送媒体107でバス・リセ
ットが発生した場合に制御装置110に対して通知を行
うことを要求する。また、第2の伝送媒体109でバス
・リセットが発生した場合に被制御装置108に対して
通知を行うことも、あわせて要求する。なお、この通知
の要求を行う際、制御装置110の動作要求管理手段1
16は、被制御装置108の動作管理手段113に対し
て、被制御装置108が通知受信手段112を備えてい
るか否か、すなわち被制御装置108が、第2の伝送媒
体109のバス・リセットの通知を受信し、後述するよ
うな適切な動作が可能であるか否かの確認を行う。この
確認の結果、被制御装置108が第2の伝送媒体109
のバス・リセットの通知を受信できることが確認できた
場合に、第2の伝送媒体109でのバス・リセットの発
生を被制御装置108に通知を行うことを要求する。
【0024】このような専有の要求と、通知の要求の
後、制御装置110の動作要求管理手段116は、被制
御装置108に対して動作要求を行い、この動作要求を
受け取った被制御装置108の動作管理手段113が、
要求された動作を実現し、必要があれば結果等を制御装
置110の動作要求管理手段116に送信する。
【0025】このような動作要求は、被制御装置108
がディジタルVTR等のAV機器であり、制御装置11
0がAV機器用のコントローラであった場合には、再生
や停止等に動作要求に相当する。制御装置110である
コントローラの動作要求管理手段116から、再生開始
の要求を受信した被制御装置108であるディジタルV
TRの動作管理手段113は、再生動作を行い、再生が
行われたことを示す結果を動作要求管理手段116に送
信する。一方、被制御装置108がSBP2を使用する
ハード・ディスク装置であり、制御装置110がこのハ
ード・ディスク装置の制御を行うPCであった場合に
は、動作要求はデータの読み出しや書き込み要求に相当
する。制御装置110であるPCの動作要求管理手段1
16から、特定の領域の読み出し要求を受信した被制御
装置108であるハード・ディスク装置の動作管理手段
113は、ディスクから指定されたデータを読み出し、
読み出したデータを制御装置110に送信する。
【0026】第1の伝送媒体107および第2の伝送媒
体109として使用するIEEE1394インタフェー
スは、インタフェースの動作中に、機器の接続や切り離
しが可能なインタフェースであるため、上記のような制
御動作が行われている間に、第1の伝送媒体107に新
たな装置が追加接続されたり、逆にそれまで接続されい
た装置が切り離される場合がある。また、被制御装置1
08自体が伝送媒体107から切り離される場合もあ
る。この場合、第1の伝送媒体107では、バス・リセ
ットが発生する。被制御装置108は、このバス・リセ
ット後も第1の伝送媒体107に接続されて動作してい
る場合には、それまで行われていた処理途中の動作要求
や専有使用の要求を一度破棄して、改めて専有の要求や
動作要求を受け付ける。これに対して、この被制御装置
108を制御する装置も、同じ第1の伝送媒体107に
接続されていたならば、このバス・リセットを検出し
て、専有使用の要求や動作要求を改めて行う。これは、
このバス・リセットによって、動作要求や専有の要求を
行った装置、また被制御装置108が伝送媒体から切り
離されてしまう場合があるためである。バス・リセット
によって、専有使用の状態を一度解除し、バス・リセッ
ト終了後に改めに専有の要求を行うことで、互いの装置
が動作していることを確認する。またバス・リセットに
よって変化した可能性のあるノードIDを確認した後
に、再び制御動作を行う。このため、SBP2やAV機
器用の制御方法においても、バス・リセットによって被
制御装置は専有や処理途中の動作要求を破棄し、一方の
制御装置は改めて専有の要求や動作要求をすることが決
められている。
【0027】一方、伝送媒体接続装置101の伝送媒体
監視手段102は、接続される第1の伝送媒体107と
第2の伝送媒体109のバス・リセットを監視してお
り、上記のような第1の伝送媒体107でのバス・リセ
ットを検出した場合、この検出結果を出力する。この検
出結果を受け取った接続状態通知手段104は、第1の
要求受付手段103から、第1の伝送媒体107でバス
・リセットが発生した場合に、制御装置110への通知
を行うことを示す指示を入力しており、第1の伝送媒体
107でバス・リセットが発生したことを示す通知を制
御装置110に送信する。
【0028】さらに、この第1の伝送媒体107でのバ
ス・リセットの発生を示す通知を受け取る制御装置11
0の通知受信手段115は、第1の伝送媒体107での
バス・リセットによって、すでに行っている制御装置1
08の専有の要求や動作要求が破棄されたこと、また被
制御装置108のノードIDが変化した可能性があるこ
とを動作要求管理手段116に通知する。これを受けた
動作管理手段116は、制御の開始を行う場合と同様
に、被制御装置108のノードIDの特定と専有のため
の要求を行った後に、改めて動作要求を送信する。
【0029】以上のように、制御装置110の通知受信
手段115が伝送媒体接続装置101の接続状態通知手
段104からの通知を受信する事によって、第1の伝送
媒体107のバス・リセット後も正常に動作を続けるこ
とが可能となる。
【0030】一方、制御装置110が接続された第2の
伝送媒体109に、新たな機器が接続されたり、逆にそ
れまで接続されていた装置が切り離されたり、また制御
装置110自体が切り離される場合もある。この場合、
第2の伝送媒体109でバス・リセットが発生する。上
述のように、このバス・リセットの発生によって動作要
求管理手段116は、専有の要求や動作要求を再び行
う。
【0031】またこのバス・リセットは、伝送媒体接続
装置101の伝送媒体監視手段102によっても検出さ
れ、事前に第2の伝送媒体109でバス・リセットが発
生した場合に被制御装置108への通知を行う要求がな
されているため、接続状態通知手段104が第2の通信
媒体109でのバス・リセットを被制御装置108の通
知受信手段112に通知する。この通知を受け取った通
知受信手段112は、動作管理手段113に対して、そ
れまでに受け取っていた専有使用の要求や処理要求を破
棄する指示を行う。すなわちこれは、被制御装置108
が接続された第1の伝送媒体107でのバス・リセット
が検出された場合と同じ動作を行うことに相当する。
【0032】以上のように、被制御装置108の通知受
信手段115が伝送媒体接続装置101の接続状態通知
手段104からの通知を受信することによって、第2の
伝送媒体109のバス・リセットが発生した場合に、専
有や動作要求の破棄を行うことが可能となり、第2の伝
送媒体109で発生したバス・リセットの結果、制御装
置110が切り離された場合でも、その後正常動作を継
続することが可能となる。
【0033】なお、第1の要求受付手段103は、伝送
媒体の初期化を検出した場合の通知の要求を受信した場
合、この要求を行った装置を記憶し、またこの要求を行
った装置を監視することが可能である。第1の要求受信
手段103は通知要求を行った装置を監視し、伝送媒体
から切り離されるなどに理由により動作していないこと
を検出した場合、この通知要求を破棄する。これによっ
て、制御装置110が第2の伝送媒体109から切り離
された後も、通知が行われることを防ぐことが可能であ
る。
【0034】また接続状態通知手段104は、伝送媒体
の初期化を検出した場合の通知を行う際に、この通知の
要求を第1の通知要求手段103が受信した場合に指定
されたパラメータを使用することが可能である。例え
ば、伝送媒体の初期化を検出した際に送信するパケット
をパラメータとして受信し、このパケットを送信するこ
とで通知を行うことが可能である。このように、通知に
使用するパケットを制御装置110が指定することがで
きるようにすることによって、被制御装置108に応じ
て、通知の方法を選択することが可能となる。
【0035】(実施の形態2)図2は本実施例の伝送媒
体接続装置と被制御装置、および制御装置の主要な構成
と接続状態を示すブロック図である。なお本実施例でも
(実施の形態1)と同様に、伝送媒体としてIEEE1
394インタフェースを使用するものとする。なお、
(実施の形態1)と同一の部分は、同一の符号を付して
いる。
【0036】第1の伝送媒体107と第2の伝送媒体1
09に接続され、パケットを相互に転送する機能を有す
る伝送媒体接続装置201は、伝送媒体監視手段10
2、第1の初期化手段202、第2の要求受付手段20
3、第1のインタフェース回路105、第2のインタフ
ェース回路106より構成される。一方、第1の伝送媒
体107に接続される被制御装置204は、動作管理手
段113、インタフェース回路111から構成され、第
2の伝送媒体109に接続される制御装置205は、動
作要求管理手段206、インタフェース回路114から
構成される。
【0037】以下に、制御装置205が被制御装置20
4の動作を制御する場合について説明する。なお、制御
装置205の動作要求管理手段206が行う、被制御装
置204のノードIDの特定や、被制御装置204の専
有の要求に関しては(実施の形態1)と同様の動作であ
る。また、この専有の要求の後に行う動作要求に関して
も(実施の形態1)と同様である。
【0038】制御装置205の動作要求管理手段206
は、動作要求の送信に先だって、伝送媒体接続装置20
1の第2の要求受付手段203に、第1の伝送媒体10
7でバス・リセットが発生した場合に、第2の伝送媒体
109でバス・リセットを発生させることを示す要求を
送信する。また、第2の伝送媒体109でバス・リセッ
トが発生した場合に、第1の伝送媒体107でバス・リ
セットを発生させることを示す要求もあわせて送信す
る。
【0039】第1の伝送媒体107でバス・リセットが
発生した場合、(実施の形態1)と同様に、被制御装置
204の動作管理手段113はそれまでに受け取ってい
た専有使用の要求や処理途中の動作要求を破棄する。一
方伝送媒体接続装置201の伝送媒体監視手段102
は、第1の伝送媒体107でバス・リセットを検出した
場合、この検出結果を出力する。一方第1の初期化手段
202は、第1の伝送媒体107でバス・リセットが発
生した場合に第2の伝送媒体109でバス・リセットを
発生させる指示を入力しおり、伝送媒体監視手段102
から第1の伝送媒体107のバス・リセットの検出結果
を入力した場合、第2の伝送媒体109でバス・リセッ
トを発生させる。この第2の伝送媒体109でバス・リ
セットが発生することにより、制御装置205の動作要
求手段206は被制御装置204の専有の要求や動作要
求を再び行うことが可能となる。
【0040】一方、第1の初期化手段202は、同様に
第2の伝送媒体109のバス・リセットの発生示す検出
結果を伝送媒体監視手段102から入力された場合に
は、第1の伝送媒体107でバス・リセットを発生させ
る。このように第2の伝送媒体109でバス・リセット
が発生した場合には、制御装置205の動作要求管理手
段206は、専有の要求や動作要求を改めて行う。ま
た、被制御装置204の動作管理手段113は、第1の
伝送媒体107のバス・リセットを検出して専有の要求
や未処理の動作要求などを破棄する。
【0041】以上のように、制御装置205と被制御装
置204が接続された伝送媒体の何れかでバス・リセッ
トが発生した場合に、第1の初期化手段202が他方の
伝送媒体でバス・リセットを発生させることにより、常
に制御装置205と被制御装置204の両者がバス・リ
セットを検出する事ができる。これによって、専有使用
や動作要求の破棄、および再要求が適切に行われる。す
なわちこれによって、何れかの伝送媒体でバス・リセッ
トが発生した以降も正常に動作を続けることが可能とな
る。特に、バス・リセットを発生させることで制御装置
205に専有の再手続きや動作要求の再送信、被制御装
置204に専有の要求や動作要求の破棄を行わせるた
め、制御装置205や被制御装置204が複数の伝送媒
体が接続された状態での使用を前提としたものでなくて
もかまわない。
【0042】なお、この場合にも(実施の形態1)と同
様に、第2の要求受付手段203がバス・リセットを発
生させる要求を行った装置を監視し、この装置が動作し
ていないことを検出した場合に、バス・リセット発生の
要求を破棄し、それ以降、不要なバス・リセットの発生
を防ぐことが可能である。
【0043】(実施の形態3)図3は本実施例の伝送媒
体接続装置と被制御装置、および制御装置の主要な構成
と接続状態を示すブロック図である。なお本実施例でも
第1の、(実施の形態2)と同様に、伝送媒体としてI
EEE1394インタフェースを使用するものとする。
なお、第1、(実施の形態2)と同一の部分は、同一の
符号を付している。
【0044】第1の伝送媒体107と第2の伝送媒体1
09に接続され、パケットを相互に転送する機能を有す
る伝送媒体接続装置301は、動作状態通知手段30
2、第3の要求受付手段303、第1のインタフェース
回路105、第2のインタフェース回路106より構成
される。一方、第1の伝送媒体107に接続される被制
御装置304は、通知受信手段306、動作管理手段1
13、インタフェース回路111から構成され、第2の
伝送媒体109に接続される制御装置305は、通知受
信手段307、動作要求管理手段116、インタフェー
ス回路114から構成される。
【0045】以下に、制御装置305が被制御装置30
4の動作を制御する場合について説明する。なお、制御
装置305の動作要求管理手段308が行う、被制御装
置304のノードIDの特定や、被制御装置304の専
有の要求に関しては(実施の形態1)と同様の動作であ
る。また、この専有の要求の後に行う動作要求に関して
も(実施の形態1)と同様である。
【0046】制御装置305の動作要求管理手段308
は、動作要求の送信に先だって、伝送媒体接続装置30
1の第3の要求受付手段303に、制御装置305が伝
送媒体109から切り離される等によって、動作してい
ないことを検出した場合に被制御装置304に通知を行
うことを要求する。また、被制御装置304が動作して
いないことを検出した場合に、この通知を制御装置30
5に送信することを示す要求もあわせて行う。伝送媒体
接続装置301の動作状態通知手段302は、第3の要
求受付手段303が受け取った要求を入力し、この要求
によって指定された装置の動作状態を監視する。この装
置の動作状態の監視は、バス・リセットが発生した際
に、バス・リセットが発生した伝送媒体に接続されたす
べてのノードの動作状態と、機器固有の識別番号を調べ
ることによって行うことができる。動作状態通知手段3
02は、予め動作状態を監視する装置の識別番号を記憶
し、バス・リセット後にもその識別番号を持つノードが
接続されているか否かによって指定された装置が動作し
ているか否かを確認することができる。
【0047】このような確認動作により、動作状態通知
手段302は、被制御装置304が第1の伝送媒体10
7から切り離されるなどに理由によって動作していない
ことを検出した場合、これを制御装置305の通知受信
手段307に通知する。この通知を受けた制御装置30
5の通知受信手段307はこの通知を動作要求管理手段
308に出力し、動作要求管理手段は308、行ってい
る動作要求等を中止する。これによって、以降、動作し
ていない被制御装置304に対して動作要求を送信する
等を防ぐことが可能となる。
【0048】一方、動作状態通知手段302が、制御装
置305が第2の伝送媒体109から切り離されるなど
の理由によって動作していないことを検出した場合、こ
れを被制御装置304の通知受信手段306に通知す
る。この通知を受け取った通知受信手段306は、制御
装置305から受け取っていた専有の要求や動作要求を
破棄する指示を動作管理手段113に出力し、動作管理
手段113は専有の状態を解除し、処理途中の動作要求
を破棄する。これによって、以降、他の装置からの専有
の要求や動作要求を受信できることになり、正常な動作
を継続することが可能となる。
【0049】また伝送媒体接続装置301の第3の要求
受付手段303は、前述の通知を行った場合、すなわ
ち、動作状態通知手段302が監視していた装置が動作
しなくなり、指定された装置に通知を行った後、この通
知要求を破棄する。
【0050】なおこの場合にも、(実施の形態1)と同
様に、通知の方法として、通知の要求とともに受け取っ
たパラメータを使用した通知を行うことが可能である。
【0051】(実施の形態4)図4は本実施例の伝送媒
体接続装置と被制御装置、および制御装置の主要な構成
と接続状態を示すブロック図である。なお本実施例でも
第1〜3の実施例と同様に、伝送媒体としてIEEE1
394インタフェースを使用するものとする。なお、第
1〜3の実施例と同一の部分は、同一の符号を付してい
る。
【0052】第1の伝送媒体107と第2の伝送媒体1
09に接続され、パケットを相互に転送する機能を有す
る伝送媒体接続装置401は、第2の初期化手段40
2、第4の要求受付手段403、第1のインタフェース
回路105、第2のインタフェース回路106より構成
される。一方、第1の伝送媒体107に接続される被制
御装置404は、動作管理手段113、インタフェース
回路111から構成され、第2の伝送媒体109に接続
される制御装置405は、動作要求管理手段406、イ
ンタフェース回路114から構成される。
【0053】以下に、制御装置405が被制御装置40
4の動作を制御する場合について説明する。なお、制御
装置405の動作要求管理手段406が行う、被制御装
置404のノードIDの特定や、被制御装置404の専
有の要求に関しては(実施の形態1)と同様の動作であ
る。また、この専有の要求の後に行う動作要求に関して
も(実施の形態1)と同様である。
【0054】制御装置405の動作要求管理手段406
は、動作要求の送信に先だって、伝送媒体接続装置40
1の第4の要求受付手段403に、被制御装置404が
第1の伝送媒体107から切り離される等の理由によっ
て動作していないことを検出した場合に、第2の伝送媒
体109でバス・リセットを発生させることを示す要求
を送信する。また、制御装置405が動作していないこ
とを検出した場合に、第1の伝送媒体107でバス・リ
セットを発生させることを示す要求もあわせて送信す
る。
【0055】第2の初期化手段402は、被制御装置4
04が第1の伝送媒体107から切り離されるなどに理
由によって動作していないことを検出した場合、第2の
伝送媒体でバス・リセットを発生させる。被制御装置4
04が動作していないことの確認は(実施の形態3)と
同様の方法によって行う。このバス・リセットにより制
御装置405の動作要求管理手段406は、被制御装置
404のノードIDを改めて特定するための動作を行
う。この結果、被制御装置404が動作していないこと
を確認し、その後の動作要求を行わない。これによっ
て、以降、動作していない被制御装置304に対して動
作要求を送信する等を防ぐことが可能となる。
【0056】一方、第2の初期化手段402は、制御装
置405が第2の伝送媒体109から切り離されるなど
の理由によって動作していないことを検出した場合、第
1の伝送媒体でバス・リセットを発生させる。このバス
・リセットによって、被制御装置404の動作管理手段
113は、それまでに受け取っていた専有使用の要求や
処理途中の動作要求を破棄する。これによって、以降、
他の装置からの専有の要求や動作要求を受信できること
になり、正常な動作を継続することが可能となる。
【0057】なお、伝送媒体接続装置401の第4の要
求受付手段403は、前述のようなバス・リセットを発
生させた場合、すなわち、第2の初期化手段402が監
視していた装置が動作しなくなり、指定された伝送媒体
でバス・リセットを発生させた後、この通知要求を破棄
する。
【0058】また、以上に述べた実施例のインタフェー
ス回路以外の各手段は、CPUと、上記の実施例の各手
段の動作を実現するソフトウェアによっても実現可能で
ある。上記の各動作を実行させるためのプログラムを記
録した磁気記憶媒体や光記憶媒体を作成し、それを利用
してCPUを動作させても、上記と同様の効果を得るこ
とが可能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように第1の発明の伝送媒体接続
装置では、予め指定したおいた伝送媒体の初期化を検出
した場合に、別途指定した装置に通知を行う。これによ
って、被制御装置は、制御装置が接続された伝送媒体で
の初期化を検出することが可能となり、専有を解除する
などの対応を行うことができる。一方、制御機器は、被
制御機器が接続された伝送媒体の初期化を検出できるた
め、専有の再手続きなどの対応を行うことができる。
【0060】第2の発明の伝送媒体接続装置では、予め
指定したおいた伝送媒体の初期化を検出した場合に、別
途指定した伝送媒体の初期化を行う。これによって、制
御装置が接続された伝送媒体、被制御装置が接続された
伝送媒体の両者で初期化が行われ、互いにこの初期化を
検出できるため、専有の解除や再設定を行うことが可能
となる。特に、伝送媒体の初期化を行うことによって、
被制御装置が複数の伝送媒体を接続して使用することを
考慮していない機器であっても、伝送媒体の初期化を検
出して専有の解除などが行われるため、伝送媒体接続装
置を介した制御に対応していない被制御装置を伝送媒体
接続装置を介して使用することが可能となる。
【0061】第3の発明の伝送媒体接続装置では、予め
指定した機器が、伝送媒体から切り離されるなどの理由
により動作していないことを検出した場合に、別途指定
した装置に通知を行う。これによって、被制御装置は、
制御装置が伝送媒体から切り離されたことなどを知るこ
とができ、専有の解除などを行うことが可能となる。ま
た制御装置は、被制御装置が伝送媒体から切り離された
ことなどを検出できるため、動作の中断などの対応を行
うことが可能となる。
【0062】第4の発明の伝送媒体接続装置では、予め
指定した機器が、伝送媒体から切り離されるなどの理由
により動作していないことを検出した場合に、別途指定
した伝送媒体の初期化を行う。これによって、被制御装
置は、伝送媒体の初期化を検出することで専有の解除な
どを行うことが可能となる。特に、被制御装置が複数の
伝送媒体を接続して使用することを考慮していない場合
でも、この伝送媒体の初期化によって専有の解除などを
行うことが可能となるため、伝送媒体接続装置を介した
制御が可能となる。一方制御装置は、伝送媒体の初期化
を検出することで、被制御装置の再検索や再専有の手続
きを行い、被制御装置が伝送媒体から切り離される等に
よって動作していないことを知ることが可能となる。
【0063】第5の発明の被制御装置では、制御装置が
接続された伝送媒体の初期化を検出した場合や、制御装
置が伝送媒体から切り離されたことなどにより動作して
いない場合に、通知を受け取り処理中の動作要求等を破
棄する。これによって、専有の解除を行うことが可能と
なり、また実行しても無意味な動作をさけることが可能
となる。さらには、伝送媒体の初期化を発生する場合に
比べて、他の機器の通信を妨げることがない。
【0064】第6の発明の制御装置では、被制御装置が
接続された伝送媒体の初期化を検出した場合や、被制御
装置が伝送媒体から切り離されたことなどにより動作し
ていない場合に、被制御装置の再検索や動作状態の確認
を行い、動作している場合には動作要求の再送信を行
う。これによって、前述のような専有の再手続きや、ま
た未完了動作の再実行が可能となる。一方動作していな
いことが確認できた場合には動作を中断することが可能
である。さらには、伝送媒体を初期化する場合に比べ
て、他の機器の通信を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)における伝送媒体接
続装置と制御装置および被制御装置の主要な構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の(実施の形態2)における伝送媒体接
続装置と制御装置および被制御装置の主要な構成を示す
ブロック図
【図3】本発明の(実施の形態3)における伝送媒体接
続装置と制御装置および被制御装置の主要な構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の(実施の形態4)における伝送媒体接
続装置と制御装置および被制御装置の主要な構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
101,201,301,401 伝送媒体接続装置 102 伝送媒体監視手段 103,203,303,403 要求受付手段 104 接続状態通知手段 105,106,111,114 インタフェース回路 107,109 伝送媒体(IEEE1394インタフ
ェース) 108,204,304,404 被制御装置 110,205,305,405 制御装置 112,115,306,307 通知受信手段 113 動作管理手段 116,206,308,406 動作要求管理手段 202,402 初期化手段 302 動作状態通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/40 H04L 11/00 320 12/66 11/20 B H04Q 9/00 311

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作中に機器の接続や切り離しが可能な
    伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期化
    が行われる前記伝送媒体を複数接続する伝送媒体接続装
    置であって、 前記伝送媒体接続装置に接続されたそれぞれの前記伝送
    媒体の状態を監視して前記伝送媒体の初期化を検出する
    伝送媒体監視手段と、 前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れ
    かに接続される第1の要求装置から、初期化を監視する
    前記伝送媒体として監視対象伝送媒体と、前記監視対象
    伝送媒体の初期化の通知を行う装置として接続状態通知
    装置の指定を受け取る第1の要求受付手段と、 前記伝送媒体監視手段が前記監視対象伝送媒体での初期
    化を検出した場合に前記接続状態通知装置への通知を行
    う接続状態通知手段とを備えることを特徴とする伝送媒
    体接続装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の要求受付手段は、前記第1の
    要求装置の動作状態を監視し、前記第1の要求装置が動
    作していないことを検出した場合に、前記第1の要求装
    置が行った前記監視対象伝送媒体と前記接続状態通知装
    置の指定を破棄することを特徴とする請求項1記載の伝
    送媒体接続装置。
  3. 【請求項3】 前記接続状態通知手段は、前記接続状態
    通知装置に前記監視対象伝送媒体の初期化を通知する際
    に、前記第2の要求装置から前記監視対象伝送媒体と前
    記接続状態通知装置とともに指定されたパラメータを使
    用して通知を行うことを特徴とする請求項1記載の伝送
    媒体接続装置。
  4. 【請求項4】 動作中に機器の接続や切り離しが可能な
    伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期化
    が行われる前記伝送媒体を複数接続する伝送媒体接続装
    置であって、 前記伝送媒体接続装置に接続されたそれぞれの前記伝送
    媒体の状態を監視して前記伝送媒体の初期化を検出する
    伝送媒体監視手段と、 前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れ
    かに接続される第2の要求装置から、初期化を監視する
    前記伝送媒体として監視対象伝送媒体と、初期化を行う
    前記伝送媒体として初期化伝送媒体の指定を受け取る第
    2の要求受付手段と、 前記伝送媒体監視手段が前記監視対象伝送媒体での初期
    化を検出した場合に前記初期化伝送媒体の初期化を行う
    第1の初期化手段とを備えることを特徴とする伝送媒体
    接続装置
  5. 【請求項5】 前記第2の要求受付手段は、前記第2の
    要求装置の動作状態を監視し、前記第2の記要求装置が
    動作していないことを検出した場合に、前記第2の要求
    装置が行った前記監視対象伝送媒体と前記初期化伝送媒
    体の指定を破棄することを特徴とする請求項4記載の伝
    送媒体接続装置。
  6. 【請求項6】 動作中に機器の接続や切り離しが可能な
    伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期化
    が行われる前記伝送媒体を複数接続する伝送媒体接続装
    置であって、 前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れ
    かに接続される第3の要求装置から、前記伝送媒体接続
    装置に接続された前記伝送媒体の何れかに接続され、動
    作状態の監視を行う装置として監視対象装置と、前記監
    視対象装置が動作していないこと通知する装置として動
    作状態通知装置の指定を受け取る第3の要求受付手段
    と、 前記監視対象装置の動作状態を監視し、前記監視対象装
    置が動作していないことを検出した場合に動作状態通知
    装置への通知行う動作状態通知手段とを備えることを特
    徴とする伝送媒体接続装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の要求受付手段は、前記状態通
    知手段が前記動作状態通知装置への通知を行った場合
    に、前記第3の要求装置が行った前記監視対象装置と前
    記動作状態通知装置の指定を破棄することを特徴とする
    請求項6記載の伝送媒体接続装置。
  8. 【請求項8】 前記動作状態通知手段は、前記動作状態
    通知装置に前記監視対象装置が動作していないことを通
    知する際に、前記第3の要求装置から前記監視対象装置
    と前記動作状態通知装置とともに指定されたパラメータ
    を使用して通知を行うことを特徴とする請求項6記載の
    伝送媒体接続装置
  9. 【請求項9】 動作中に機器の接続や切り離しが可能な
    伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期化
    が行われる前記伝送媒体を複数接続する伝送媒体接続装
    置であって、 前記伝送媒体接続装置に接続された前記伝送媒体の何れ
    かに接続される第4の要求装置から、前記伝送媒体接続
    装置に接続された前記伝送媒体の何れかに接続され、動
    作状態の監視を行う装置として監視対象装置と、初期化
    を行う伝送媒体として初期化伝送媒体の指定の指定を受
    け取る第4の要求受付手段と、 前記監視対象装置の動作状態を監視し、前記監視対象装
    置が動作していないことを検出した場合に前記初期化伝
    送媒体の初期化を行う第2の初期化手段とを備えること
    を特徴とする伝送媒体接続装置。
  10. 【請求項10】 前記第4の要求受付手段は、前記第2
    の初期化手段が前記初期化伝送媒体の初期化を行った場
    合に、前記第4の要求装置が行った前記監視対象装置
    と、前記初期化伝送媒体の指定を破棄することを特徴と
    する請求項9記載の伝送媒体接続装置。
  11. 【請求項11】 動作中に機器の接続や切り離しが可能
    な伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期
    化が行われる前記伝送媒体に接続される被制御装置であ
    って、 前記被制御装置は、接続される第1の伝送媒体と伝送媒
    体接続装置を介して接続される第2の伝送媒体に接続さ
    れた制御装置から動作要求を受け取って動作し、 前記第2の伝送媒体の初期化が発生したことの通知もし
    くは前記制御装置が動作していないことの通知の少なく
    とも一方の通知を受信する通知受信手段と、 前記制御装置より前記動作要求を受信して前記被制御装
    置の動作の管理を行い、かつ前記通知受信手段が何れか
    の通知を受信した場合に、前記動作要求の一部又は全部
    を破棄する動作管理手段とを備えることを特徴とする被
    制御装置。
  12. 【請求項12】 前記動作管理手段は、前記被制御装置
    が前記通知受信手段を備えているか否かの問い合わせに
    対して、前記通知受信手段を備えていることを示す応答
    を行うことを特徴とする請求項11記載の被制御装置。
  13. 【請求項13】 動作中に機器の接続や切り離しが可能
    な伝送媒体で、かつ接続状態に変化が生じた場合に初期
    化が行われる前記伝送媒体に接続される御装置であっ
    て、 前記制御装置は、接続される第2の伝送媒体と伝送媒体
    接続装置を介して接続される第1の伝送媒体に接続され
    た被制御装置へ動作要求を送信し、 前記第1の伝送媒体の初期化が発生したことの通知もし
    くは前記被制御装置が動作していないことの通知の少な
    くとも一方の通知を受信する通知受信手段と、 前記被制御装置への前記動作要求を生成して送信を行
    い、かつ前記通知手段が何れかの通知を受信した場合
    に、前記被制御装置の動作状態の確認を行い、前記被制
    御装置が動作している場合には未完了の動作要求を再び
    送信する動作要求管理手段とを備えることを特徴とする
    制御装置。
  14. 【請求項14】 前記伝送媒体は、IEEE1394に
    準拠したシリアルバスであることを特徴とする請求項1
    〜13の何れか一つの請求項記載の伝送媒体接続装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14の何れか一つの請求項
    に記載の各手段の全部又は一部の手段の機能をコンピュ
    ータもしくはCPUに実行させるためのプログラムを記
    録したことを特徴とする記憶媒体。
JP9223300A 1997-08-07 1997-08-20 伝送媒体接続装置および制御装置ならびに被制御装置および記憶媒体 Withdrawn JPH1168884A (ja)

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