JP3358618B2 - データ転送方法 - Google Patents

データ転送方法

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JP3358618B2
JP3358618B2 JP2000228626A JP2000228626A JP3358618B2 JP 3358618 B2 JP3358618 B2 JP 3358618B2 JP 2000228626 A JP2000228626 A JP 2000228626A JP 2000228626 A JP2000228626 A JP 2000228626A JP 3358618 B2 JP3358618 B2 JP 3358618B2
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康之 佐原
飯塚  裕之
靖程 川上
拓也 西村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号や音声信
号等のリアルタイム処理が必要なデータを複数の機器間
で転送する際に用いるデータ転送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送技術の進歩と共に、映像
信号や音声信号(以下AVデータと称する)を共通のデ
ィジタル伝送路(以下バスと称する)を介して伝送する
機器(以下ノードと称する)が開発されつつある。AV
データは処理されるべき速度に同期して送受信される必
要があるため、リアルタイム通信が可能なバスが必要と
なる。バス接続の特徴は、1つのノードが送信したAV
データをバスで接続されている複数のノードで同時に受
信できるということである。
【0003】一方、次世代の高速バスとして IEEE P139
4 シリアルバスが提案されている。IEEE P1394 では、1
25μsec(1サイクル)毎に同期パケットを送受信する
ことによってリアルタイム通信を可能にしている。また
ノードが接続または分離された場合やノードのACコン
セントが抜かれた場合等には、即座にバスリセットを実
行して活線挿抜に対応している。したがって IEEE P139
4 バスを用いることによって、家庭用AV機器に適した
リアルタイムデータの通信(以下同期通信と称する)を
行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら家庭用A
V機器間で同期通信を行うに際して IEEE P1394 シリア
ルバスを用いる場合に上記従来の同期パケットの構成で
は、前記同期パケットを受信したノードにとって、どの
ノードが前記同期パケットを送信したのかを判別するこ
とができないという問題を有していた。
【0005】また上記に示した問題点があるために、ユ
ーザの不用意な操作による同期通信の中断を防ぐ必要が
あるときに、同期パケットを受信している受信ノード
が、同期パケットを送信している送信ノードに対して同
期パケットの送信継続を要求して、送信ノードをプロテ
クト状態にすることができないという問題を有してい
た。
【0006】例えば、A、B、Cの3つのノードが接続
されたシステムにおいて、Aのノードが送信した同期パ
ケットをBのノードが受信して記録している場合に、ユ
ーザが誤ってCのノードに対して同期パケットの送信を
伴う操作を行ったとする。このとき、CのノードがAの
ノードに対して同期パケットの送信を停止するよう要請
し、Aのノードがこの要請に応えれば、Bのノードの記
録動作が妨げられることになる。すなわち、従来のデー
タ転送方法では、送受信に直接関わりのないノードの誤
操作によって、別のノード間の同期パケットの転送が中
断される可能性があるという問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、同期通信を行うに際し、同期パケットを受信したノ
ードが、どのノードがその同期パケットを送信したのか
を瞬時に判別できるようにすることによって、ユーザの
不用意な操作による同期通信の中断を防ぐことができる
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のデータ転送方法では、同期パケット内に、同
期パケットを送信する送信ノードのノード識別子を付加
した構成とし、複数の受信ノードからの送信継続の要求
に対応するために、送信ノードは、受信ノードから1回
以上の継続要求を受信した段階でプロテクト状態に移行
し、継続要求を受信した回数以上の停止許可を受信した
段階でプロテクト解除状態に移行するという構成を有し
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、バスを介
して、リアルタイムデータを同期パケットにより転送す
る方法であって、受信ノードは、送信ノードを判別する
ための識別子として、バスリセット毎に割り当てられた
ノード識別子を含む前記同期パケットから送信ノードを
判別し、前記送信ノードに前記同期パケットの送信継続
を依頼する継続要求を送信する。
【0010】また、本発明の第2の発明は、バスを介し
て、リアルタイムデータを同期パケットにより転送する
方法であって、送信ノードを判別するための識別子とし
て、バスリセット毎に割り当てられたノード識別子を含
む前記同期パケットの受信に際し、前記同期パケットの
送信継続を依頼する継続要求を、前記リアルタイムデー
タの記録を開始した後、前記送信ノードに送信し、前記
同期パケットの送信要求の解除を依頼する停止許可を、
前記リアルタイムデータの記録が終了した場合に、前記
送信ノードに送信する。
【0011】上記のような方法(または構成)により本
発明のデータ転送方法において、受信ノードは、受信し
た同期パケットに含まれる送信ノードのノード識別子を
見るだけで瞬時に同期パケットを送信した送信ノードを
判別することができるので、この送信ノードを判別する
ことによって、受信ノードは、必要に応じて送信ノード
に対して継続要求を送信し、また必要がなくなった時点
で停止許可を送信することができる。送信ノードは、継
続要求を受信する毎にプロテクトカウンタをインクリメ
ントし、停止許可を受信する毎にプロテクトカウンタを
デクリメントする。送信ノードが、プロテクトカウンタ
の値が零でないときには他のノードからの送信停止要求
を拒絶することによって、ユーザの不用意な操作による
同期通信の中断を防ぐことができる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0013】本実施の形態では、複数台のビデオテープ
レコーダー(以下VTRと略記する)を IEEE P1394 バ
スで接続してAVデータのダビングを行う場合を例に挙
げて説明する。
【0014】図1は、本実施の形態において同期通信を
行う際に転送される同期パケットのフォーマットであ
る。
【0015】図1において、パケットヘッダ1はIEEE P
1394 で規定されているヘッダであり、チャンネル番号
やパケットに含まれる転送ブロック2のデータ量等の情
報が配置される。転送ブロック2はユーザが任意に転送
したいデータを設定できる領域であり、その同期パケッ
トによって転送されているデータがどのようなデータで
あるのか等を示すデータヘッダ3、および実際に転送さ
れているデータ4から成っている。データヘッダ3は、
その同期パケットを送信した送信ノードを示すノード識
別子5、およびその他のヘッダデータから成っている。
CRC6は転送ブロック2の転送エラー判別用データで
ある。
【0016】IEEE P1394 では、バスリセットが発生す
る毎に、その時点で接続されているノードに対して、自
動的にノード識別子が割り当てられる。このため、同期
パケットを送信する送信ノードは、図1に示したフォー
マットに従って、その時点で割り当てられているノード
識別子をデータヘッダ2に書き込んで、同期パケットの
送信を行う。
【0017】図2に、4台のVTRをバスで接続してA
Vデータのダビングを行う際の接続図を示す。
【0018】図2において7〜10はそれぞれVTRで
あり、VTR7〜10はそれぞれ内蔵しているマイコン
(図示せず)によって動作を管理されている。11〜1
3はVTR7〜10を接続しているケーブルである。こ
のケーブル11〜13の接続を行う毎にバスリセットが
発生して、VTR7〜10にノード識別子が割り当てら
れる。ここでは、VTR7〜10にはそれぞれ0〜3の
ノード識別子が割り当てられているものとする。
【0019】さて、IEEE P1394では125μsec(1サイク
ル)毎にパケットの送受信が行われ、各サイクルの前半
部を同期通信用の優先時間帯に割り当てることができ
る。このため同期通信を行うに際し、有限である優先時
間帯について帯域確保を行う。すなわちどの通信チャン
ネルを利用してどれくらいの時間同期パケットを送信す
るのかを予め決定する必要がある。また、この優先時間
帯の帯域の管理は、バスで接続されているノードの内の
コンフィグレーションマネージャ(以下CFMと称す
る)と呼ばれる特定のノードが行う。
【0020】いま、VTR7で再生したAVデータをV
TR8とVTR9とで記録するダビングを行うものと
し、VTR10が優先時間帯の帯域の管理を行うものと
する。
【0021】以下、本実施の形態のVTRの処理内容
を、そのVTRの役割ごとに説明する。
【0022】ここで、以下の説明に用いるAVデータ以
外のデータ、例えば、受信ノードから送信ノードに対し
て送信する継続要求および停止許可等は、非同期パケッ
トを利用して通信している。
【0023】図3は、本実施の形態においてVTR7が
AVデータを再生し、VTR10に対して同期通信を行
うための帯域の確保を要求して許可を得た後に、実際に
同期パケットを送信している際のVTR7のマイコン処
理内容を示すフローチャートである。
【0024】このとき送信ノードであるVTR7は、図
1に示した同期パケットのフォーマットに従って、割り
当てられているノード識別子「0」をデータヘッダ2に
書き込んで、同期パケットを送信する。
【0025】まずステップ301において、他のノード
から継続要求を受信したかどうかを判断する。継続要求
を受信していればメモリ上に設定した6ビットのカウン
タであるプロテクトカウンタをインクリメントし(ステ
ップ302)、継続要求を受信していなければそのま
ま、ステップ303へ進む。
【0026】ここで、プロテクトカウンタは、同期パケ
ットの送信を開始する直前に「0」にリセットされるカ
ウンタである。このため、例えば本実施の形態において
VTR7が同期パケットの送信を開始した後、VTR8
およびVTR9の2台のVTRから継続要求を受信した
場合には、VTR7のプロテクトカウンタの値は「2」
となる。
【0027】ステップ303では、他のノードから停止
許可を受信したかどうかを判断し、許可されていればプ
ロテクトカウンタをデクリメントし(ステップ30
4)、許可されていなければそのまま、ステップ305
へ進む。
【0028】例えば、本実施の形態においてVTR8お
よびVTR9の2台のVTRからプロテクトを要求され
てVTR7のプロテクトカウンタの値が「2」となって
いる場合には、VTR8およびVTR9の2台ともから
停止許可が送信されるまでは、プロテクトカウンタの値
が「0」にならないことになる。
【0029】ステップ304では、他のノードから停止
許可を受信しても、既にプロテクトカウンタの値が
「0」であれば、プロテクトカウンタのデクリメントは
行わない。
【0030】ステップ305では、バスリセットが発生
したかどうかを判断し、発生した場合にはプロテクトカ
ウンタの値を「0」にリセットして(ステップ306)
ステップ301に戻る。発生していなければステップ3
07に進む。
【0031】バスリセットが発生すると、一時的に同期
パケットの送信は中断するが、VTR7はバスリセット
からの復旧後直ちに同期パケットの出力を再開する。
【0032】バスリセットはケーブルが抜き差しされた
場合や、機器のコンセントが抜けた場合等に発生する。
したがって、バスリセットが発生すると、バスリセット
発生以前に継続要求を送信したノードが停止許可を送信
できなくなっている。この場合、VTR7はプロテクト
状態から復帰できなくなる。このようなことを防ぐため
にバスリセット発生時にはプロテクトカウンタをリセッ
トする。
【0033】ステップ307では、他のノード、例えば
VTR10から同期パケットの送信停止要求を受信した
かどうかを判断し、受信した場合にはプロテクトカウン
タの値が「0」であるかどうかを判断する(ステップ3
08)。
【0034】ここでプロテクトカウンタの値が「0」以
外であればプロテクト状態であると判断して停止要求を
受理せず、送信停止を要求したノードであるVTR10
に対して停止要求拒否を送信し(ステップ309)、ス
テップ301に戻る。
【0035】プロテクトカウンタの値が「0」であれば
プロテクト解除状態であると判断して停止要求を受理
し、同期パケットの送信を停止して(ステップ31
0)、処理を終了する。
【0036】ステップ307で送信停止が要求されてい
ない場合には、通信を介さずに外部から直接送信停止が
要求されたかどうかを判断する(ステップ311)。通
信を介さずに外部から直接送信停止が要求される例とし
ては、VTR7本体の送信停止キーが操作された場合
や、電源スイッチキーが押された場合等が挙げられる。
【0037】さて、ステップ307で通信を介さずに外
部から直接送信停止が要求された場合には、その時点の
プロテクトカウンタの値に関係なく、プロテクトカウン
タを「0」にリセットし(ステップ312)、同期パケ
ットの送信を停止する(ステップ310)。すなわち、
その機器に対してユーザが直接操作した場合には、その
操作を優先させる。
【0038】外部から直接送信停止が要求される例とし
ては、バスに対するデータ出力の可・不可を制御するデ
ジタル出力キーが設けられているVTRにおいて、同期
パケットの送信中にユーザがデジタル出力キーを操作し
て、データ出力を不可にされた場合が挙げられる。
【0039】また、他の例としては、TVチューナーが
付いていないために停止時にはデジタル出力も停止する
仕様となっている再生専用VTRにおいて、停止キーが
押されたことによってVTRが再生状態からが停止状態
になった場合が挙げられる。
【0040】ステップ307において、通信を介さずに
外部から直接送信停止が要求されていない場合には、ス
テップ301に戻って、上記した一連の処理を継続す
る。
【0041】図4は、本実施例においてVTR8および
VTR9が、VTR7から送信されるAVデータの同期
パケットを実際に受信して記録を開始した後のVTR8
およびVTR9のマイコンの処理内容を示すフローチャ
ートである。
【0042】いま、本実施の形態において、例えばVT
R7が再生するAVデータをVTR8およびVTR9で
記録しているダビングの最中にユーザが操作を誤ってV
TR10を再生状態にしてしまったとする。このような
場合、VTR10は同期パケットの出力ができなけれ
ば、VTR7に対して同期パケットの出力を停止してく
れるように送信停止を要求する。
【0043】本実施の形態では、上記の例のような場合
にも、AVデータを記録しているVTR8とVTR9へ
のVTR7からの同期パケットの送信が停止することな
く、ダビングが正しく行われるようにする。すなわち、
VTR8およびVTR9は、VTR7からの同期パケッ
トを受信した時点で、VTR7に対して継続要求を送信
する。
【0044】また、本実施の形態においては、VTR8
とVTR9とは同じ処理をするため、以下ではVTR8
の処理内容についてのみ述べる。
【0045】まずステップ401において、受信した同
期パケットのデータヘッダ2に書かれている、送信ノー
ドであるVTR7のノード識別子「0」を読み込んで、
このノード識別子「0」を持つ送信ノードであるVTR
7に対して継続要求を送信してステップ402に進む。
【0046】ステップ402では、バスリセットが発生
したかどうかを判断し、発生した場合には再度プロテク
トを要求するためにステップ401に戻る。
【0047】バスリセットが発生していない場合にはス
テップ403に進んで、同期パケットの受信が正常に行
われているかどうか、例えばVTR7が送信停止状態に
なっているために同期パケットの受信が中断していない
か等を判断する。
【0048】同期パケットの受信が正常に行われている
場合にはステップ404に進み、正常に行われていない
場合には、その時点で処理を終了する。
【0049】ステップ404では記録終了が指示された
かどうかを判断し、記録終了が指示されていない場合に
は、ステップ402に戻って、記録終了が指示されるま
でバスリセットの監視を行う。
【0050】記録終了が指示された場合には、再度、受
信した同期パケット内のデータヘッダ2に書かれてい
る、送信ノードのノード識別子5を読み込んで、このノ
ード識別子5を持つ送信ノードに対して送信停止許可を
送信して(ステップ405)、処理を終了する。
【0051】以上のように本実施の形態によれば、送信
ノードであるVTR7が割り当てられているノード識別
子を、送信する同期パケットのデータヘッダ2に書き込
んで送信することにより、この同期パケットを受信した
VTR8およびVTR9は、瞬時にVTR7が送信ノー
ドであることを判別できる。
【0052】また、送信ノードであるVTR7は、他の
ノード、例えばVTR8とVTR9から継続要求を受信
した段階でプロテクトカウンタをインクリメントし、停
止許可を受信した段階でプロテクトカウンタをデクリメ
ントし、このプロテクトカウンタの値が「0」以外のと
きにはプロテクト状態であると判断する。送信ノードで
あるVTR7は、プロテクト状態のときに他のノード、
例えばVTR10から送信停止が要求された場合には、
その送信停止要求を拒否して送信を継続する。このよう
にすることによって、例えばVTR7が再生するAVデ
ータをVTR8およびVTR9で記録しているダビング
の最中にユーザが操作を誤ってVTR10を再生状態に
してしまった場合にも、AVデータを記録しているVT
R8とVTR9へのVTR7からの同期パケットの送信
が停止することなく、ダビングが正しく行われるように
できる。
【0053】また、バスリセット発生時にプロテクトカ
ウンタをリセットすることによって、バスリセットが発
生した場合にも、バスリセット発生以前に継続要求を送
信したノードが停止許可を送信できなくなってしまった
ために送信ノードであるVTR7がプロテクト状態から
復帰できなくなることを防ぐことができる。
【0054】なお、上記実施の形態においては、送信ノ
ードに対して継続要求を送出する受信ノードは、送信ノ
ードからの同期パケットを記録するノードでなくても良
い。例えば、いま、テレビモニター(以下、TVと略記
する)とVTRとレーザーディスク(登録商標)プレー
ヤー(以下、LDプレーヤーと略記する)が接続されて
いて、TVにLDプレーヤーの再生画面を映し出してい
るとする。このような場合に、誤ってVTRの再生画面
をTVに映しださないようにするために、ユーザ自身が
受信ノードであるTVをキー操作することによって、送
信ノードであるLDプレーヤーに対して継続要求を送信
しても良い。
【0055】また、上記実施の形態においては、受信ノ
ードからの継続要求を受信したときに、送信ノードがプ
ロテクト状態に移行していたが、通信を介さずに外部か
ら送信継続を指示されることによってプロテクト状態に
移行しても良い。例えば、上述のTVとLDプレーヤー
の例において、送信ノードであるLDプレーヤーにプロ
テクトキーを設けて、このプロテクトキーを操作される
ことによってプロテクト状態に移行しても良い。
【0056】また、上記実施の形態においては、送信ノ
ードがプロテクト状態かプロテクト解除状態であるのか
を判別する手段としてメモリ上に設定したカウンタを用
いていたが、プロテクト状態かプロテクト解除状態であ
るのかを判別できればどのような手段を用いても良い。
例えば、接続できるノードの数だけのビットを持つレジ
スタを用いても判別をすることができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明のデータ転送方法
は、バスリセット毎にバスに接続された各ノードに対し
て自動的にノード識別子が割り当てられるバスシステム
を用いてリアルタイム処理が必要なデータを同期パケッ
トに内包して送信するに際し、同期パケット内に、送信
ノードを判別するためのノード識別子を付加して送信す
ることによって、同期パケットを受信した受信ノード
が、受信した同期パケットに含まれる送信ノードのノー
ド識別子を見るだけで瞬時に送信ノードを判別すること
ができるので、受信ノードは、必要に応じて送信ノード
に対して同期パケットの送信継続を依頼する継続要求を
送信し、かつ継続の必要がなくなった時点で継続要求の
解除を依頼する停止許可を送信し、同期パケットの送信
ノードは1回以上の継続要求を受信した段階でプロテク
ト状態となり、継続要求を受信した回数以上の停止許可
を受信した段階でプロテクト解除状態となる。送信ノー
ドは、プロテクト状態では他のノードからの送信停止要
求を拒絶し、同期パケットの送信を停止しない。これに
よって、ユーザの不用意な操作による同期通信の中断を
防ぐことができる。
【0058】すなわち、送受信に直接関わりのないノー
ドの誤操作によって、別のノード間の同期パケットの転
送が中断されることを防ぐことができるという効果が得
られる。特にVTRのダビング等、継続時間が比較的長
い同期通信を行う際に非常に有効である。
【0059】また、プロテクト状態にある送信ノード
が、バスリセット発生時にプロテクト解除状態となるこ
とによって、バスリセット発生以前に継続要求を送信し
たノードが停止許可を送信できなくなってしまったため
に送信ノードがプロテクト状態から復帰できなくなるこ
とを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における同期パケットのフ
ォーマットを示す模式図
【図2】同実施の形態におけるVTRの接続図
【図3】同実施の形態における再生VTRの処理内容を
示すフローチャート
【図4】同実施の形態における記録VTRの処理内容を
示すフローチャート
【符号の説明】
2 転送ブロック 3 データヘッダ 4 転送データ 5 ノード識別子
フロントページの続き (72)発明者 西村 拓也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−162968(JP,A) 特開2001−77834(JP,A) 特開 平6−29992(JP,A) 特開 平7−193616(JP,A) 特許3127704(JP,B2) Michael Teener,A BUS ON A DIET−THE SERIAL BUS ALTERNA TIVE,IEEE COMPC ON SPRING,米国,IEEE CO MPUTER SOCIETY INT ERNATIONAL CONFERE NCE,1992年2月,PAGE316−321 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 G06F 13/00 357

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスを介して、リアルタイムデータを同
    期パケットにより転送する方法であって、 受信ノードは、送信ノードを判別するための識別子とし
    て、バスリセット毎に割り当てられたノード識別子を含
    む前記同期パケットから送信ノードを判別し、 前記送信ノードに前記同期パケットの送信継続を依頼す
    る継続要求を送信することを特徴とするデータ転送方
    法。
  2. 【請求項2】 継続要求は、非同期パケットにより送信
    することを特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 バスを介して、リアルタイムデータを同
    期パケットにより転送する方法であって、 送信ノードを判別するための識別子として、バスリセッ
    ト毎に割り当てられたノード識別子を含む前記同期パケ
    ットの受信に際し、 前記同期パケットの送信継続を依頼する継続要求を、前
    記リアルタイムデータの記録を開始した後、前記送信ノ
    ードに送信し、 前記同期パケットの送信要求の解除を依頼する停止許可
    を、前記リアルタイムデータの記録が終了した場合に、
    前記送信ノードに送信することを特徴とするデータ送信
    方法。
  4. 【請求項4】 バスを介して、リアルタイムデータを同
    期パケットにより転送するノードであって、 送信ノードを判別するための識別子として、バスリセッ
    ト毎に割り当てられたノード識別子を含む前記同期パケ
    ットから送信ノードを判別し、 前記送信ノードに前記同期パケットの送信継続を依頼す
    る継続要求を送信することを特徴とする受信ノード。
  5. 【請求項5】 継続要求は、非同期パケットにより送信
    することを特徴とする請求項4記載の受信ノード。
  6. 【請求項6】 バスを介して、リアルタイムデータを同
    期パケットにより転送するノードであって、 送信ノードを判別するための識別子として、バスリセッ
    ト毎に割り当てられたノード識別子を含む前記同期パケ
    ットの受信に際し、 前記同期パケットの送信継続を依頼する継続要求を、前
    記リアルタイムデータの記録を開始した後、前記送信ノ
    ードに送信し、 前記同期パケットの送信要求の解除を依頼する停止許可
    を、前記リアルタイムデータの記録が終了した場合に、
    前記送信ノードに送信することを特徴とする受信ノー
    ド。
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Michael Teener,A BUS ON A DIET−THE SERIAL BUS ALTERNATIVE,IEEE COMPC ON SPRING,米国,IEEE COMPUTER SOCIETY INTERNATIONAL CONFERENCE,1992年2月,PAGE316−321

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