JP2001175592A - Ieee1394上のデータ受信装置における受信方法 - Google Patents

Ieee1394上のデータ受信装置における受信方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】IEEE1394バス上でIEC61883準
拠の機器同士でデータ伝送を行う場合に、伝送終了時に
IEEE1394バスのリソースを常に正しく解放でき
るようにする。 【解決手段】PC101は、データ受信を開始するとき
に、DV102がすでにブロードキャスト伝送でデータ送
信を行っている場合には、DV102に対してポイントツ
ーポイント接続を張らずに、ブロードキャスト伝送でデ
ータ受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIEEE1394上
のデータ受信装置における受信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LSI技術の向上に伴って映像情報や音
声情報をディジタル化して伝送するネットワークが開発
されつつある。映像信号や音声信号はリアルタイムで再
生される必要があるため、リアルタイム伝送が可能なネ
ットワークが必要となる。
【0003】このようなリアルタイム伝送に適したネッ
トワークとしてIEEE1394というネットワークが
提案、規格化されている。IEEE1394はシリアル
伝送を行う高速バスシステムで、データを同期伝送でき
るため、リアルタイム伝送が可能である。
【0004】IEEE1394は、家庭用ディジタルV
CR(以下DVと記述)を始め、多くのディジタル映像
音声機器(以下AV機器と記述)に外部用インタフェース
として搭載されようとしている。例えばDVにおいて
は、IEEE1394を用いることにより、外部機器か
らDVの動作制御を行ったり、また外部機器とDVとの
間でのデータ伝送を行うことができる。
【0005】またIEEE1394を用いて、DVのよ
うなAV機器のデータを伝送したり、機器制御を行うた
めのプロトコルとしてIEC61883が規格化されて
いる。
【0006】一方パーソナルコンピュータ(以下PCと
記述)においても、標準OSであるMicrosoft
社のWindows98などに正式にIEEE1394
がサポートされるようになったことにより、PCの世界
でもIEEE1394は急速に普及しつつある。
【0007】こうしたPCとDVなどのAV機器との融
合が進められてきている。
【0008】さて、DVから出力されるデータを、PC
で受信する方法について、図1から図9および図12か
ら図15を用いて説明する。
【0009】図1は、IEEE1394バス上に接続さ
れたPCとDVを示す図である。図1において、101は
PC、102はDV、103はアプリケーション、104はDV
用ドライバ、105はIEEE1394ドライバ、106はI
EEE1394インタフェース、107はデータ出力部、1
08はoPCR[0]、109はIEEE1394インタフェー
ス、110はIEEE1394バス、111はDVデータ、11
2はCIP、114は動作指示、115はIEEE1394ド
ライバ105へのリクエスト、116はリクエスト115に対す
る応答、117はレジスタデータである。
【0010】図2は、CIP112の構成例である。図2
において、201はパケットデータ、202はCIPヘッダで
ある。CIPヘッダ202には、データを出力している
機器のノード番号を示すSID(source nod
e ID)フィールドや、またどのようなデータが伝送
されているかを示す情報が記述されている。データを受
信する機器は、SIDフィールドを参照することによっ
て送信機器が誰であるかを判断することが出来、後述す
るブロードキャスト伝送やポイントツーポイント伝送の
接続管理を行う際に活用される。
【0011】図3は、アイソクロナスパケットの構成例
である。図3において、301はアイソクロナスヘッダ、3
02はヘッダCRC、303はデータCRCである。アイソ
クロナスヘッダ301には、データを伝送するチャンネ
ルが記述されている。
【0012】図4は、oPCRの構成である。図4から
明らかなように、oPCRには、ブロードキャストコネ
クションカウンター(broadcast conne
ction counter)、ポイントツーポイント
コネクションカウンター(point to poin
t connection counter)、チャン
ネル番号(channel number)などが記述
されている。
【0013】図5は、iPCRの構成である。図5から
明らかなように、iPCRにも、ブロードキャストコネ
クションカウンター(broadcast conne
ction counter)、ポイントツーポイント
コネクションカウンター(point to poin
t connection counter)、チャン
ネル番号(channel number)などが記述
されている。
【0014】図6は、IEC61883におけるブロー
ドキャスト伝送の概念図である。図6において、601は
受信装置、602は送信装置である。
【0015】図7は、IEC61883におけるポイン
トツーポイント伝送の概念図である。
【0016】図8は、IEC61883におけるブロー
ドキャスト伝送とポイントツーポイント伝送とが同時に
行われているときの状態を表す概念図である。
【0017】図9は、送信装置602のoPCR[0]、およ
び受信装置601のiPCR[0]の値の一例である。すなわ
ち、図9では、送信装置602のoPCR[0]、及び
受信装置601のiPCR[0]の値の一例が、初期状
態、図6の状態(ブロードキャスト伝送を行っている時
の状態)、図7の状態(ポイントツーポイント伝送を行
っている時の状態)、図8の状態(同時にブロードキャ
スト伝送とポイントツーポイント伝送を行っている時の
状態)に分けて示されている。これについては後述す
る。
【0018】図12から図15は、oPCR[0]108内の
値がどのように書き替えられていくかを示す遷移表であ
る。bccはbroadcast connectio
ncounterを、p2pはpoint−to−po
int connection counterを表
す。
【0019】まずIEC61883におけるブロードキ
ャスト伝送およびポイントツーポイント伝送の概念につ
いて説明する。
【0020】ブロードキャスト伝送は、図6に示すよう
に、送信装置602は例えばチャンネル番号63(以下ch
63と記述)に出力するだけで、どの機器が出力された
データを受信するかは一切気にしない。一方、受信装置
601は、ch63に伝送されているデータを吸い上げる
だけで、そのデータを出力したのがどの機器であるかを
気にする必要はない。
【0021】これに対してポイントツーポイント伝送
は、送信する機器と受信する機器を明確にすることで、
図7に示すように送信装置602と受信装置601との間で1
対1のデータ伝送を行うものである。必要に応じて、例
えば送信する機器が同じポイントツーポイント伝送を複
数同時に行うことで、1対多数の伝送を行うことも可能
である。
【0022】またブロードキャスト伝送とポイントツー
ポイント伝送とを同時に行うことも可能である。例えば
図8に示すように、送信装置602はch63にブロード
キャストでデータを出力すると同時に、受信装置601に
ポイントツーポイント伝送で1対1の伝送も行うことが
可能である。
【0023】次にIEC61883において、どのよう
にブロードキャスト接続およびポイントツーポイント接
続を行うかを説明する。
【0024】IEC61883準拠の送信装置602は、
出力制御用レジスタとしてoPCR(output p
lug control register)を持って
いる。同じくIEC61883準拠の受信装置601は、
入力制御用レジスタとしてiPCR(input pl
ug control register)を持ってい
る。oPCRの構成は図4に、iPCRの構成は図5の
ようになっている。oPCRおよびiPCRは複数個持
つことが可能であり、N番目のレジスタをoPCR[N]
もしくはiPCR[N]と表記する。ここでは0番目のレ
ジスタを使用するものとして、送信装置602のoPCR
[0]および受信装置601のiPCR[0]について考える。
【0025】まず初期状態すなわち何も接続されていな
い状態では、図9の初期状態の欄に示すように、oPC
R[0]のbcc、p2p共に0であり、また同様にiP
CR[0]のbcc、p2pも共に0である。chann
el numberには、初期値の一例として、63が
入っているものとする。
【0026】送信装置602があるチャンネルにブロード
キャスト伝送で出力を行う場合には、oPCR[0]のb
ccに1を代入する。同様に受信装置601がブロードキ
ャスト伝送で入力を行う場合には、iPCR[0]のbc
cに1を代入する。すなわち図6のようなブロードキャ
スト伝送が行われているときには、送信装置602のoP
CR[0]および受信装置601のiPCR[0]のbcc、p
2p、channelnumberのそれぞれの値は、
図9の中の図6の欄のようになっている。もちろん送信
装置602が出力したデータを受信装置601が受信するに
は、channel numberが同じである必要が
ある。送信装置602がブロードキャスト伝送での出力を
終了する場合には、oPCR[0]のbccを0に戻す。
同様に受信装置601がブロードキャスト伝送での入力を
終了する場合には、iPCR[0]のbccを0に戻す。
【0027】送信装置602と受信装置601とがポイントツ
ーポイントで伝送を行うときには、いずれかの機器(送
信装置602でも受信装置601でもあるいは第3の機器のい
ずれであっても構わない)が、送信装置602のoPCR
[0]のp2pに1を加算し、同時に受信装置601のiPC
R[0]のp2pにも1を加算する。すなわち図7のよう
なポイントツーポイント伝送が行われているときには、
送信装置602のoPCR[0]および受信装置601のiPC
R[0]のbcc、p2p、channel numbe
rのそれぞれの値は、図9の中の図6の欄のようになっ
ている。
【0028】ここでは受信装置601のiPCR[0]お
よび送信装置602のoPCR[0]のchannel numberは
共に63のままで伝送を行ったが、必要であればポイン
トツーポイント伝送を張った機器は受信装置601のi
PCR[0]および送信装置602のoPCR[0]のchanne
l numberを共に0〜62までのいずれかの値に変更
し、ポイントツーポイント伝送を別のチャンネルで行う
ようにすることも可能である。
【0029】送信装置602と受信装置601との間のポイン
トツーポイント伝送を終了するときには、そのポイント
ツーポイント接続を張った機器が、送信装置602のoP
CR[0]のp2pから1減算し、同時に受信装置601のi
PCR[0]のp2pからも1減算する。
【0030】ブロードキャスト伝送とポイントツーポイ
ント伝送を同時に行う場合には、それぞれの接続を行う
ときに上記動作を同じように行えばよい。例えば図8の
ように送信装置602がch63にブロードキャストで出
力を行うと同時に受信装置601に対してポイントツーポ
イントでデータ伝送を行っているときには、図9の図8
の欄に示すように、送信装置602のoPCR[0]のbcc
およびp2pの値は共に1になっている。このとき受信
装置601のiPCR[0]のp2pは1になっている。ただ
し受信装置601は同時に必ずブロードキャストで受信す
る必要はないので、iPCR[0]のbccを1にするか
どうかは受信装置601に任されている。
【0031】ところで、ブロードキャスト伝送であろう
と、ポイントツーポイント伝送であろうと、IEEE1
394バス110上で伝送を行う場合には、チャンネルお
よび帯域の2つのリソースを確保する必要がある。IE
C61883では、あるチャンネルにおいていずれかの
接続を最初に行った機器がこれらのリソースを確保し、
最後に接続を切った機器がこれらのリソースを解放しな
ければならないことになっている。
【0032】さて、送信装置であるDV102からPC101
にデータを伝送する方法について説明する。
【0033】まずDV102の動作について説明する。
【0034】DV102は再生開始指示を受けると、oP
CR[0]108内のbccに1を代入する。データ出力部10
7は、DVデータ111をIEEE1394インタフェース
109に出力を開始する。IEEE1394インタフェー
ス109は受け取ったDVデータ111を分割したパケットデ
ータ201に、CIPヘッダ202を付加し図2のようなCI
P112を作成し、さらにアイソクロナスヘッダ301、ヘッ
ダCRC302およびデータCRC303を付加し図3のよう
なアイソクロナスパケットを作成し、IEEE1394
バス110に出力する。このとき出力するチャンネルはo
PCR[0]108のchannel numberに書き込
まれている値によって決まる。bccを1にする直前ま
でp2pが0、すなわちいずれの接続もされていない場
合には、IEEE1394インタフェース109はcha
nnel numberに書き込まれているチャンネル
および必要な帯域を確保してから、IEEE1394バ
ス110への出力を開始する。
【0035】DV102は再生停止指示を受けると、oP
CR[0]108内のbccを0に戻し、データ出力部107は
IEEE1394インタフェース109への出力を停止
し、IEEE1394インタフェース109はIEEE1
394バス110への出力を停止する。このときbccお
よびp2pが共に0で、いずれの接続も行われていない
状態になれば、IEEE1394インタフェース109は
確保されているチャンネルおよび帯域のリソースを解放
する。
【0036】次にPC101の動作について説明する。
【0037】DV用ドライバ104は、アプリケーション1
03から動作指示114として受信開始指示を受けると、ま
ずDV102のoPCR[0]108の値を取得するよう要求を
リクエスト115としてIEEE1394ドライバ105に送
る。IEEE1394ドライバ105は、IEEE139
4インタフェース106を通して、IEEE1394イン
タフェース109にoPCR[0]108内のレジスタデータ117
を送信してもらうように要求する。IEEE1394イ
ンタフェース109は、送信要求を受け取ると、oPCR
[0]108からレジスタデータ117を取り出しIEEE13
94インタフェース106に送信する。IEEE1394
ドライバ105は、IEEE1394インタフェース106が
受け取ったレジスタデータ117を応答116としてDV用ド
ライバ104に出力する。
【0038】DV用ドライバ104は、レジスタデータ117
の内容を見て、oPCR[0]108のbccが1であるか、
p2pが1以上の値であれば、oPCR[0]108内のp2
pの値に1加えた値をoPCR[0]108のp2pに代入し
たものを新たなレジスタデータ117としてoPCR[0]10
8に書き込む指示をリクエスト115として、IEEE13
94ドライバ105に送信する。IEEE1394ドライ
バ105は、リクエスト115としてoPCR[0]108にレジス
タデータ117を書き込む指示を受け取ると、IEEE1
394インタフェース106を通してIEEE1394イ
ンタフェース109にoPCR[0]108内のレジスタデータ1
17を書き換えてもらうように要求する。IEEE139
4インタフェース109は、書き込み要求を受け取ると、
新しいレジスタデータ117が正当な値であれば、新しい
レジスタデータ117をoPCR[0]108に書き込む。
【0039】その後DVドライバ104は、oPCR[0]10
8内のchannel numberで示されていた
値、例えばch63からデータ受信を開始する指示をリ
クエスト115としてIEEE1394ドライバ105に送信
する。IEEE1394ドライバ105は、リクエスト115
として受信開始指示を受け取ると、IEEE1394イ
ンタフェース106を通してIEEE1394バス110上の
ch63からデータであるアイソクロナスパケットの受
信を開始する。IEEE1394ドライバ105は、受信
したアイソクロナスパケットからCIP112を取り出し
DV用ドライバ104に出力する。DV用ドライバ104は、
CIP112からパケットデータ201を取り出し、パケット
データ201からDVデータ111を作成し、アプリケーショ
ン103に出力する。
【0040】またDV用ドライバ104は、レジスタデー
タ117の内容を見て、oPCR[0]108のbccおよびp
2pが共に0であれば、IEEE1394バス110で他
の機器が使っていないチャンネル、例えばch0をoP
CR[0]108内のchannelnumberに代入し、
かつoPCR[0]108内のp2pの値に1加えた値をoP
CR[0]108のp2pに代入したものを新たなレジスタデ
ータ117としてoPCR[0]108に書き込む指示をリクエ
スト115として、IEEE1394ドライバ105に送信す
る。IEEE1394ドライバ105は、リクエスト115と
してoPCR[0]108にレジスタデータ117を書き込む指
示を受け取ると、IEEE1394インタフェース106
を通してIEEE1394インタフェース109にoPC
R[0]108内のレジスタデータ117を書き換えてもらうよ
うに要求する。IEEE1394インタフェース109
は、書き込み要求を受け取ると、新しいレジスタデータ
117が正当な値であれば、新しいレジスタデータ117をo
PCR[0]108に書き込む。同時にDV用ドライバ104
は、IEEE1394バス110のリソースであるch0
と必要な帯域の確保を行い、その後ch0からデータ受
信を開始する指示をリクエスト115としてIEEE13
94ドライバ105に送信する。IEEE1394ドライ
バ105は、リクエスト115として受信開始指示を受け取る
と、IEEE1394インタフェース106を通してIE
EE1394バス110上のch0からデータであるアイ
ソクロナスパケットの受信を開始する。DV102がデー
タを出力していない場合には、IEEE1394ドライ
バ105はデータが出力されるまで待機する。
【0041】以降の動作は、oPCR[0]108のbccが
1である場合と同様である。
【0042】一方、DV用ドライバ104は、アプリケー
ション103から動作指示114として受信停止指示を受ける
と、まずIEEE1394バス110からデータを受信す
るのを停止する指示をリクエスト115としてIEEE1
394インタフェース105に送信する。IEEE139
4インタフェース105は受信停止指示を受け取ると、I
EEE1394バス110からデータを受信するのを停止
する。
【0043】次にDV用ドライバ104は、アプリケーシ
ョン103から動作指示114として受信停止指示を受ける
と、DV102のoPCR[0]108の値を取得するよう要求
をリクエスト115としてIEEE1394ドライバ105に
送る。DV用ドライバ104は、oPCR[0]108内のp2
pの値から1引いた値をoPCR[0]108のp2pに代入
したものを新たなレジスタデータ117としてoPCR[0]
108に書き込む指示をリクエスト115として、IEEE1
394ドライバ105に送信する。上記と同様の動作によ
って、DV102のoPCR[0]108の値を変更する。oP
CR[0]108のbccが0でかつ先にDV用ドライバ104
がIEEE1394バス110のリソースを確保していた
のであれば、このとき同時にDV用ドライバ104はIE
EE1394バス110のリソースを解放する。このとき
DV用ドライバ104は、必要であればoPCR[0]108の
channel numberの値を元に戻す。
【0044】以上の動作において、DV102のoPCR
[0]108の値およびIEEE1394バス110のリソース
を誰が確保し、誰が解放するかを表にしたものの一例が
図12から図15である。
【0045】DV102の再生開始とPC101の受信開始と
どちらが先に行われたか、またDV102の再生停止とP
C101の受信停止のどちらが先に行われたかで合計4通
りの動作が考えれる。
【0046】図12は、PC101の受信開始とDV102の
再生停止が先である場合である。PC101が受信を開始
するときには、DV102の再生が開始されていないので
oPCR[0]108のbccおよびp2pは共に0である。
このためPC101はoPCR[0]108のchannel
numberをch0に、p2pを1に変更し、かつI
EEE1394バス110のリソースを確保する。DV102
が再生を開始するときには、すでにp2pが1すなわち
ポイントツーポイント接続がされている状態なので、リ
ソースの確保は行わず、bccを1に変更する。
【0047】DV102が再生を停止したときには、まだ
p2pが1すなわちポイントツーポイント接続がされて
いる状態なので、リソースの解放を行わず、bccを0
に戻す。
【0048】PC101が受信を停止したときには、PC1
01はoPCR[0]108のchannel numberを
ch63に戻し、同時にp2pも0に戻す。この時点で
DV102は再生していないのでoPCR[0]108のbcc
も0である。このためPC101はIEEE1394バス1
10のリソースを解放する。
【0049】図13は、PC101の受信開始とPC101の
受信停止が先である場合である。PC101が受信を開始
するときには、DV102の再生が開始されていないので
oPCR[0]108のbccおよびp2pは共に0である。
このためPC101はoPCR[0]108のchannel
numberをch0に、p2pを1に変更し、かつI
EEE1394バス110のリソースを確保する。DV102
が再生を開始するときには、すでにp2pが1すなわち
ポイントツーポイント接続がされている状態なので、リ
ソースの確保を行わず、bccを1に変更する。
【0050】PC101が受信を停止したときには、PC1
01はoPCR[0]108のchannel numberを
ch63に戻し、同時にp2pも0に戻す。この時点で
DV102はまだ再生しているのでoPCR[0]108のbc
cは1である。このためPC101はIEEE1394バ
ス110のリソースを解放しない。
【0051】DV102が再生を停止したときには、bc
cを0に戻すが、すでにp2pも0になっており、いず
れの接続もされていないので、DV102はIEEE13
94バス110のリソースを解放する。
【0052】図14は、DV102の再生開始とPC101
の受信停止が先である場合である。DV102が再生を開
始するときには、まだp2pは0すなわちポイントツー
ポイント接続がされていない状態なので、DV101はリ
ソースの確保を行い、さらにbccを1にする。
【0053】PC101が受信を開始するときには、すで
にDV102の再生が開始されておりoPCR[0]108のb
ccは1である。このためPC101はoPCR[0]108の
p2pを1に変更するだけで、channel num
berは変更せず、またIEEE1394バス110のリ
ソースの確保も行わない。
【0054】PC101が受信を停止したときには、PC1
01はoPCR[0]108のp2pを0に戻す。この時点でD
V102はまだ再生しているのでoPCR[0]108のbcc
は1である。このためPC101はIEEE1394バス1
10のリソースを解放する必要はない。
【0055】DV102が再生を停止したときには、bc
cを0に戻すが、すでにp2pも0になっており、いず
れの接続もされていないので、DV102はIEEE13
94バス110のリソースを解放する。
【0056】図15は、DV102の再生開始とDV102の
受信停止が先である場合である。DV102が再生を開始
するときには、まだp2pは0すなわちポイントツーポ
イント接続がされていない状態なので、DV101はリソ
ースの確保を行い、さらにbccを1にする。
【0057】PC101が受信を開始するときには、すで
にDV102の再生が開始されておりoPCR[0]108のb
ccは1である。このためPC101はoPCR[0]108の
p2pを1に変更するだけで、channel num
berは変更せず、またIEEE1394バス110のリ
ソースの確保も行わない。
【0058】DV102が再生を停止したときには、まだ
p2pが1すなわちポイントツーポイント接続がされて
いる状態なので、リソースの解放を行わず、bccを0
に戻す。
【0059】PC101が受信を停止したときには、PC1
01はoPCR[0]108のp2pを0に戻す。この時点でD
V102は再生していないのでoPCR[0]108のbccも
0である。このときPC101はIEEE1394バス110
のリソースを解放する必要があるが、IEEE1394
ドライバ105およびDV用ドライバ104は自分が確保した
リソースでなければ解放できないという特徴を持ってい
るため、リソースの解放を行えないことになる。
【0060】すなわち、DV102等のIEEE139
4バス110に接続されている機器は一般に他の機器が
確保したリソースを解放することが出来る。これに対し
て、Windows98が搭載されているPC101で
は、自らが確保したリソースは解放できるが、他の機器
が確保したリソースを解放することが出来ないという特
徴を持っている。
【0061】前述したように、IEC61883では、
あるチャンネルにおいていずれかの接続を最初に行った
機器がこれらのリソースを確保し、最後に接続を切った
機器がこれらのリソースを解放しなければならないこと
になっている。従って、IEC61883の規格に従え
ばPC1010がリソースを解放すべきであるが、PC
101の特徴によりリソースを解放することが出来な
い。
【0062】一度リソースの解放が正しく行われない
と、IEEE1394バス110にバスリセットを発生さ
せないとそれらのリソースを再び使用できない。
【0063】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の構成では、図15のような順序で動作を行った場
合、IEEE1394バスのリソースの解放を正しく行
えず、それ以降それらのリソースを使用できなくなると
いう問題点があった。
【0064】本発明はこのような従来の問題点を鑑みて
なされたものであって、IEEE1394バスのリソー
スを常に正しく解放できるデータ伝送方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0065】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、IEC6
1883準拠のデータ受信装置と、IEC61883準
拠のデータ送信装置とがIEEE1394バスに接続さ
れている場合、前記データ受信装置が、IEEE139
4インタフェースと、前記IEEE1394バスに接続
されている機器の全部または一部を制御する機器制御手
段とを有するパーソナルコンピュータである場合、前記
データ受信装置は、受信開始指示を受け取ると、前記デ
ータ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて出力デー
タを前記IEEE1394バスに出力しているかどうか
を判断し、前記データ送信装置がブロードキャスト伝送
を用いて前記出力データを前記IEEE1394バスに
出力している場合に、前記データ受信装置は前記データ
送信装置にポイントツーポイント接続を張らずに前記出
力データの受信を行うことを特徴とする受信方法であ
る。
【0066】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記データ送信装置は、出力制御レジスタを保有し
ており、前記出力制御レジスタには、ブロードキャスト
伝送を行っているかどうかを示すフラグと、前記出力デ
ータをどのチャンネルに出力するかを示すチャンネル番
号とが含まれており、前記データ受信装置が、前記パー
ソナルコンピュータである場合、前記データ受信装置
は、前記フラグを読むことにより、前記データ送信装置
がブロードキャスト伝送を用いて前記出力データを前記
IEEE1394バスに出力しているかどうかを判断
し、前記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用い
て前記出力データを前記IEEE1394バスに出力し
ている場合には、前記データ受信装置は、前記チャンネ
ル番号の変更を行わず、前記チャンネル番号に記述され
ているチャンネルから前記出力データを受信することを
特徴とする第1の本発明に記載の受信方法である。
【0067】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記データ送信装置は、出力制御レジスタを保有し
ており、前記出力制御レジスタには、内部にブロードキ
ャスト伝送を行っているかどうかを示すフラグと、出力
データをどのチャンネルに出力するかを示すチャンネル
番号とが含まれており、前記データ受信装置が、前記パ
ーソナルコンピュータである場合、前記データ受信装置
は、前記フラグを読むことにより、前記データ送信装置
がブロードキャスト伝送を用いて前記出力データを前記
IEEE1394バスに出力しているかどうかを判断
し、前記データ受信装置は、前記チャンネル番号を任意
の値N(Nは0から63までの整数)に変更した後、チ
ャンネル番号が前記Nであるチャンネルから前記出力デ
ータを受信することを特徴とする第1の本発明に記載の
受信方法である。
【0068】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記データ送信装置が前記出力データをIEEE1
394バスに出力していない場合、前記データ受信装置
が、前記パーソナルコンピュータである場合、前記デー
タ受信装置は前記データ送信装置にポイントツーポイン
ト接続を張った後、前記データ送信装置が前記出力デー
タを前記IEEE1394バスに出力を開始すると同時
に、前記データ受信装置は前記出力データの受信を行う
ことを特徴とする第2または3の本発明に記載の受信方
法である。
【0069】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記IEEE1394バスには、IEC61883
準拠の第2のデータ受信装置が接続されており、前記デ
ータ送信装置が、前記第2のデータ受信装置に対しポイ
ントツーポイント接続を張られているまたは張っている
状態で、かつブロードキャスト伝送を用いずに、前記I
EEE1394バスに前記出力データの出力を行ってい
る場合には、前記データ受信装置が、前記パーソナルコ
ンピュータである場合、前記データ受信装置は前記デー
タ送信装置にポイントツーポイント接続を張り、 前記
出力データの受信を行うことを特徴とする第2から4の
本発明のいずれかに記載の受信方法である。
【0070】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記データ送信装置は、家庭用ディジタルVCRで
あることを特徴とする第1から5の本発明のいずれかに
記載の受信方法である。
【0071】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記データ送信装置は、MPEGデータを出力する
セットトップボックスであることを特徴とする第1から
5の本発明のいずれかに記載の受信方法である。
【0072】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第1から7の本発明のいずれかに記載の受信方法の
全部または一部のステップの全部または一部の動作をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラム及び/ま
たはデータを記録した記録媒体であって、コンピュータ
により読み取り可能なことを特徴とするプログラム記録
媒体である。
【0073】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
第1の実施形態について、図1から図5および図10か
ら図13を用いて説明する。
【0074】DV102の構成および動作は従来例と同様
であり、またPC101の構成も従来例と同様である。
【0075】なお、本実施の形態のDV102は本発明
のデータ送信装置の例であり、本実施の形態のPC10
1は本発明のパーソナルコンピュータの例であり、本実
施の形態のDV用ドライバ104、IEEE1394ド
ライバ105は本発明の機器制御手段の例である。
【0076】PC101の動作について説明する。
【0077】DV用ドライバ104は、アプリケーション1
03から動作指示114として受信開始指示を受けると、ま
ずDV102のoPCR[0]108の値を取得するよう要求を
リクエスト115としてIEEE1394ドライバ105に送
る。IEEE1394ドライバ105は、IEEE139
4インタフェース106を通して、IEEE1394イン
タフェース109にoPCR[0]108内のレジスタデータ117
を送信してもらうように要求する。IEEE1394イ
ンタフェース109は、送信要求を受け取ると、oPCR
[0]108からレジスタデータ117を取り出しIEEE13
94インタフェース106に送信する。IEEE1394
ドライバ105は、IEEE1394インタフェース106が
受け取ったレジスタデータ117を応答116としてDV用ド
ライバ104に出力する。
【0078】DV用ドライバ104は、レジスタデータ117
の内容を見て、oPCR[0]108のbccが1であれば、
DV102に対してポイントツーポイント接続を張らず、
すなわちそのままoPCR[0]108内のchannel
numberで示された値、例えばch63からデータ
受信を開始する指示をリクエスト115としてIEEE1
394ドライバ105に送信する。IEEE1394ドラ
イバ105は、リクエスト115として受信開始指示を受け取
ると、IEEE1394インタフェース106を通してI
EEE1394バス110上のch63からデータである
アイソクロナスパケットの受信を開始する。
【0079】以降の動作は従来例と同様である。
【0080】またoPCR[0]108のbccが0である場
合の動作は従来例と同じである。
【0081】一方、DV用ドライバ104は、アプリケー
ション103から動作指示114として受信停止指示を受ける
と、まずIEEE1394バス110からデータを受信す
るのを停止する指示をリクエスト115としてIEEE1
394インタフェース105に送信する。IEEE139
4インタフェース105は受信停止指示を受け取ると、I
EEE1394バス110からデータを受信するのを停止
する。
【0082】次にDV用ドライバ104は、受信開始時に
oPCR[0]108内のp2pの値に1を加えてポイントツ
ーポイント接続を行っている場合には、DV102のoP
CR[0]108の値を取得するよう要求をリクエスト115と
してIEEE1394ドライバ105に送る。その後DV
用ドライバ104は、oPCR[0]108内のp2pの値から
1引いた値をoPCR[0]108のp2pに代入したものを
新たなレジスタデータ117としてoPCR[0]108に書き
込む指示をリクエスト115として、IEEE1394ド
ライバ105に送信する。上記と同様の動作によって、D
V102のoPCR[0]108の値を変更する。oPCR[0]10
8のbccが0でかつ先にDV用ドライバ104がIEEE
1394バス110のリソースを確保していたのであれ
ば、このとき同時にDV用ドライバ104はIEEE13
94バス110のリソースを解放する。このときDV用ド
ライバ104は、必要であればoPCR[0]108のchan
nel numberの値を元に戻す。
【0083】またDV用ドライバ104は、受信開始時に
DV102に対してポイントツーポイント接続を張ってい
ない場合には、そのまま何もせず処理を終了する。
【0084】以上の動作において、DV102のoPCR
[0]108の値およびIEEE1394バス110のリソース
を誰が確保し、誰が解放するかを表にしたものの一例が
図10から図13である。
【0085】従来例と同様に、DV102の再生開始とP
C101の受信開始とどちらが先に行われたか、またDV1
02の再生停止とPC101の受信停止のどちらが先に行わ
れたかで合計4通りの動作が考えれる。
【0086】図10は、DV101の再生開始とPC101の
受信停止が先である場合である。DV102が再生を開始
するときには、まだp2pは0すなわちポイントツーポ
イント接続がされていない状態なので、DV101はリソ
ースの確保を行う。
【0087】PC101が受信を開始するときには、すで
にDV102の再生が開始されておりoPCR[0]108のb
ccは1である。このためPC101はchannel
numberおよびp2pの値を何も変更せず、またI
EEE1394バス110のリソースの確保も行わない。
すなわちポイントツーポイント接続を行わず、ブロード
キャスト伝送のみを使用することになる。
【0088】PC101が受信を停止したときには、DV1
02はまだ再生しているのでoPCR[0]108のbccは1
である。このためPC101はIEEE1394バス110の
リソースを解放する必要はない。
【0089】DV102が再生を停止したときには、bc
cを0に戻すが、p2pも0のままであり、いずれの接
続もされていないので、DV102はIEEE1394バ
ス110のリソースを解放する。
【0090】図11は、DV102の再生開始とDV102の
受信停止が先である場合である。DV102が再生を開始
するときには、まだp2pは0すなわちポイントツーポ
イント接続がされていない状態なので、DV101はリソ
ースの確保を行う。
【0091】PC101が受信を開始するときには、すで
にDV102の再生が開始されておりoPCR[0]108のb
ccは1である。このためPC101はoPCR[0]108の
p2pを1に変更するだけで、channel num
berは変更せず、またIEEE1394バス110のリ
ソースの確保も行わない。
【0092】DV102が再生を停止したときには、やは
りp2pが0すなわちポイントツーポイント接続がされ
ていない状態なので、DV102はリソースの解放を行
う。
【0093】PC101が受信を停止したときには、すで
にDV102はIEEE1394バス110のリソースを解放
しており、PC101は受信を停止するだけでよい。
【0094】PC101の受信開始を先に行う場合の動作
は、従来例と同じく図12および図13のようになる。
【0095】以上により、PC101が自らが確保した
リソースは解放出来るが、他の機器が確保したリソース
は解放することが出来ないという特徴を持っている場合
でも、PC101の受信開始/停止、DV102の再生開始/停
止がどういう順序で行われても、IEEE1394バス
105のリソースの確保・解放を必ず正しく行われるよう
になる。
【0096】なお、DV102のoPCR[0]108に初期状
態で書き込まれているchannel numberの
値はch63としたが、0から63のいずれかの整数値
であれば構わない。
【0097】またPC101が、DV102に対してポイント
ツーポイント接続を行ったときに、DV102のoPCR
[0]108のchannel numberの値をch0に
するとしたが、すでに他の機器が確保していないチャン
ネルであれば0から63のうちのいずれかの整数値でも
構わない。
【0098】またIEEE1394バス110上には、P
C101とDV102とが接続されているとしたが、他のIE
EE1394機器が接続されていても構わない。
【0099】また初期状態でDV102のoPCR[0]108
のp2pは0、すなわちDV102は他のいずれの機器と
の間でポイントツーポイント接続が張られていない状態
であるとしたが、初期状態でDV102は他の機器との間
にポイントツーポイント接続が張られていても構わな
い。
【0100】また、本実施の形態では、PC101の動
作を説明したが、本実施の形態のPC101以外の機器
すなわち他の機器が確保したリソースを解放することが
出来る機器がDV102からデータを受信する場合、本
実施の形態のPC101の動作と同様の動作をしても構
わないし、あるいは従来の技術で説明したPC101と
同様の動作をしても構わない。
【0101】また、データ受信装置は、ハードウェア、
ソフトウェアもしくはその両方を用いて構成されていて
も構わない。
【0102】また、本発明の受信方法の全部または一部
のステップの全部または一部の動作をコンピュータによ
り実行させるためのプログラム及び/またはデータを記
録したプログラム記録媒体であって、コンピュータによ
り読み取り可能であり、読み取られた前記プログラム及
び/またはデータが前記コンピュータと協動して前記機
能を実行することを特徴とするプログラム記録媒体も本
発明に属する。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ送信装置がすでにブロードキャスト伝送で送信を
行っている場合には、データ受信装置はポイントツーポ
イント接続を張らずにブロードキャスト伝送で受信を行
うようにすることで、データ伝送終了時にIEEE13
94バスのリソースを常に正しく解放する事が可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態および従来例におけるデ
ータ送信装置およびデータ受信装置の例を示す図
【図2】CIP112の構成例を示す図
【図3】アイソクロナスパケットの構成例を示す図
【図4】oPCRの構成を示す図
【図5】iPCRの構成を示す図
【図6】IEC61883におけるブロードキャスト伝
送の概念図
【図7】IEC61883におけるポイントツーポイン
ト伝送の概念図
【図8】IEC61883におけるブロードキャスト伝
送とポイントツーポイント伝送とが同時に行われている
ときの状態を表す概念図
【図9】送信装置602のiPCR[0]、および受信装置60
1のoPCR[0]の値の一例を示す図
【図10】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【図11】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【図12】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【図13】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【図14】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【図15】oPCR[0]108内の値の遷移を示す図
【符号の説明】
101 PC 102 DV 103 アプリケーション 104 DV用ドライバ 105 IEEE1394ドライバ 106 IEEE1394インタフェース 107 データ出力部 108 oPCR[0] 109 IEEE1394インタフェース 110 IEEE1394バス 111 DVデータ 112 CIP 114 動作指示 115 リクエスト 116 応答 117 レジスタデータ 201 パケットデータ 202 CIPヘッダ 301 アイソクロナスヘッダ 302 ヘッダCRC 303 データCRC 601 受信装置 602 送信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B077 AA02 AA18 AA25 NN02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEC61883準拠のデータ受信装置
    と、IEC61883準拠のデータ送信装置とがIEE
    E1394バスに接続されている場合、 前記データ受信装置が、IEEE1394インタフェー
    スと、前記IEEE1394バスに接続されている機器
    の全部または一部を制御する機器制御手段とを有するパ
    ーソナルコンピュータである場合、 前記データ受信装置は、受信開始指示を受け取ると、前
    記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて出力
    データを前記IEEE1394バスに出力しているかど
    うかを判断し、 前記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて前
    記出力データを前記IEEE1394バスに出力してい
    る場合に、 前記データ受信装置は前記データ送信装置にポイントツ
    ーポイント接続を張らずに前記出力データの受信を行う
    ことを特徴とする受信方法。
  2. 【請求項2】 前記データ送信装置は、出力制御レジス
    タを保有しており、 前記出力制御レジスタには、ブロードキャスト伝送を行
    っているかどうかを示すフラグと、前記出力データをど
    のチャンネルに出力するかを示すチャンネル番号とが含
    まれており、 前記データ受信装置が、前記パーソナルコンピュータで
    ある場合、 前記データ受信装置は、前記フラグを読むことにより、
    前記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて前
    記出力データを前記IEEE1394バスに出力してい
    るかどうかを判断し、 前記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて前
    記出力データを前記IEEE1394バスに出力してい
    る場合には、 前記データ受信装置は、前記チャンネル番号の変更を行
    わず、前記チャンネル番号に記述されているチャンネル
    から前記出力データを受信することを特徴とする請求項
    1記載の受信方法。
  3. 【請求項3】 前記データ送信装置は、出力制御レジス
    タを保有しており、前記出力制御レジスタには、内部に
    ブロードキャスト伝送を行っているかどうかを示すフラ
    グと、出力データをどのチャンネルに出力するかを示す
    チャンネル番号とが含まれており、 前記データ受信装置が、前記パーソナルコンピュータで
    ある場合、 前記データ受信装置は、前記フラグを読むことにより、
    前記データ送信装置がブロードキャスト伝送を用いて前
    記出力データを前記IEEE1394バスに出力してい
    るかどうかを判断し、 前記データ受信装置は、前記チャンネル番号を任意の値
    N(Nは0から63までの整数)に変更した後、チャン
    ネル番号が前記Nであるチャンネルから前記出力データ
    を受信することを特徴とする請求項1記載の受信方法。
  4. 【請求項4】 前記データ送信装置が前記出力データを
    IEEE1394バスに出力していない場合、 前記データ受信装置が、前記パーソナルコンピュータで
    ある場合、 前記データ受信装置は前記データ送信装置にポイントツ
    ーポイント接続を張った後、前記データ送信装置が前記
    出力データを前記IEEE1394バスに出力を開始す
    ると同時に、前記データ受信装置は前記出力データの受
    信を行うことを特徴とする請求項2または3記載の受信
    方法。
  5. 【請求項5】 前記IEEE1394バスには、IEC
    61883準拠の第2のデータ受信装置が接続されてお
    り、 前記データ送信装置が、前記第2のデータ受信装置に対
    しポイントツーポイント接続を張られているまたは張っ
    ている状態で、かつブロードキャスト伝送を用いずに、
    前記IEEE1394バスに前記出力データの出力を行
    っている場合には、 前記データ受信装置が、前記パーソナルコンピュータで
    ある場合、 前記データ受信装置は前記データ送信装置にポイントツ
    ーポイント接続を張り、 前記出力データの受信を行う
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の受
    信方法。
  6. 【請求項6】 前記データ送信装置は、家庭用ディジタ
    ルVCRであることを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載の受信方法。
  7. 【請求項7】 前記データ送信装置は、MPEGデータ
    を出力するセットトップボックスであることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の受信方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の受信
    方法の全部または一部のステップの全部または一部の動
    作をコンピュータにより実行させるためのプログラム及
    び/またはデータを記録した記録媒体であって、コンピ
    ュータにより読み取り可能なことを特徴とするプログラ
    ム記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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