JP3348526B2 - オーディオビデオマネージャ機器及びオーディオビデオ機器並びに通信方法 - Google Patents

オーディオビデオマネージャ機器及びオーディオビデオ機器並びに通信方法

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JP3348526B2
JP3348526B2 JP15529694A JP15529694A JP3348526B2 JP 3348526 B2 JP3348526 B2 JP 3348526B2 JP 15529694 A JP15529694 A JP 15529694A JP 15529694 A JP15529694 A JP 15529694A JP 3348526 B2 JP3348526 B2 JP 3348526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオデータやオーデ
ィオデータのようなデジタルデータを、例えばIEEE
−P1394に準拠したシリアルバス(以下「P139
4シリアルバス」と略す。)のような通信制御バスを用
いて伝送する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】P1394シリアルバスのような制御信
号と情報信号とを混在させることのできる通信制御バス
によって複数の電子機器を接続し、これらの電子機器間
で情報信号及び制御信号を通信するシステムが考えられ
ている。
【0003】図8にこのようなシステムの例を示す。こ
のシステムは3台のデジタルビデオカセットレコーダー
(以下「DVCR」という。)DVCR1〜3とDVC
R1に接続されたアナログモニターを備えている。そし
て、DVCR1とDVCR2の間及びDVCR2とDV
CR3の間は、P1394シリアルバスのツイストペア
ケーブルにより接続されている。また、DVCR1とア
ナログモニターとの間は、アナログAV信号線により接
続されている。
【0004】DVCR1〜3は、DVCRの本質的な機
能単位であるデッキ部とチューナー部に加えて、P13
94シリアルバスに対して情報信号や制御信号を送受信
するデジタルインターフェイスを備えている。そして、
DVCR1〜3はツイストペアケーブルから入力される
情報信号及び制御信号を中継する機能を持っているの
で、このシステムは図9のように各電子機器が共通のP
1394シリアルバスに接続されているシステムと等価
である。
【0005】バスを共有している電子機器におけるデー
タ伝送は、図10のように所定の通信サイクル(例えば
125μsec)毎に時分割多重によって行なわれる。
バス上における通信サイクルの管理はCycle Ma
sterと呼ばれる所定の電子機器、例えばDVCR1
が通信サイクルの開始時であることを示す同期パケット
(サイクルスタートパケット:以下「CSP」とい
う。)をバス上の他の電子機器へ伝送することによって
その通信サイクルにおけるデータ伝送が開始される。
【0006】1通信サイクル中におけるデータ伝送の形
態は、ビデオデータやオーディオデータなどの同期型デ
ータ(以下「Isoデータ」という。)を伝送する同期
通信と、接続制御コマンド等の非同期型データ(以下
「Asyncデータ」という。)を伝送する非同期通信
の2種類である。そして、IsoデータパケットがAs
yncデータパケットより先に伝送される。Isoデー
タパケットそれぞれにチャンネル番号1,2,3 ,・・
・Nを付けることにより、複数のIsoデータを区別す
ることができる。すべてのチャンネルのIsoデータパ
ケットの送信が終了した後、次のCSPまでの期間がA
syncデータの伝送に使用される。
【0007】P1394シリアルバスにより同期通信を
行う際には、バスに出力しようとする電子機器はチャン
ネルとデータ伝送に必要な帯域をまず確保する。このた
め、バスのチャンネルと帯域を管理する所定の電子機器
(Bus Manager:以下「BM」という。)
に、チャンネル及び必要とする帯域を申請する。BM
は、図11に示すように、バスの各チャンネルの使用状
態を示すレジスタREG1と、バスの残りの容量を示す
レジスタREG2を備えている。同期通信を開始しよう
とするノードは、これらのレジスタREG1,2に対し
て、Ayncデータパケットを用いて読み出し命令を送
り、REG1,2の内容を読み出す。そして、空きチャ
ンネルと空き容量があれば、Ayncデータパケットを
用いて自分が使用したいチャンネルと帯域をREG1,
2に書き込むための書き込み命令をBMへ送る。レジス
タREG1,2への書き込みに成功すれば、バスへの出
力が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すでに同期通信が行わ
れている場合には、新たに始めるのに必要な帯域が残っ
ていない場合もある。例えば100Mbpsの同期通信
が可能なシステムにおいて、DVCRの再生AV信号
(SD)が35Mbpsであれば、2系統までバスに流
すことができるが、さらにもう一台のDVCRが出力を
開始しようとしても帯域が確保できないので出力するこ
とはできない。SDの2倍の帯域を持つHDのAV信号
の場合だと1系統しか流せない。
【0009】また、バスの使い方として、DCVRが再
生した時にチャンネルと帯域を確保してバスに信号の出
力を行ない、DVCRが再生を停止するまではバスを解
放しないようにした場合、先に出力している2つのDV
CRの出力を停止させてでも新たなDVCRの再生信号
の出力を開始しようとしたら、先に出力している再生状
態のDVCRに対して機能制御としての「停止」命令を
送り、再生を停止させることによりバスへの出力を停止
させることになる。
【0010】この場合、バスへの出力だけでなく「再生
していたものを停止させる」というようにDVCRの動
作そのものにも影響を与えてしまう。例えば図6のDC
VR1のアナログ出力をモニターに接続して見ていたと
すると、別のDCVR3を再生モードにすると、DVC
R1が突然停止してしまい再生画像を見ることができな
くなってしまうことになる。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するこ
とのできる電子機器及び通信方式を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオーディオ
ビデオマネージャ機器は、バスに接続され、バスに同様
に接続された複数の電子機器によるバスの使用可否の判
断を行うオーディオビデオマネージャ機器であって、複
数の電子機器によるバスの使用状況に関する情報を記憶
する第1の記憶手段を有し、バスの使用状況に関する情
報は、通信に必要な帯域を示す数値情報と、バスの使用
が保護されているかどうかに関するプロテクション情報
とを複数の電子機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含
むようにし、他の電子機器から必要帯域を含むバスの使
用を希望する信号を受信したときに、バスの使用状況に
関する情報に基づきバスの使用可否を判断し、使用可能
である場合には、バスに同様に接続され、バスの残帯域
を示す数値情報を記憶するバスマネージャ機器にアクセ
スし、必要帯域に基づき残帯域を更新するようにし、バ
スの使用可否を判断するときに、保護されていない通信
により確保された帯域のみを開放の対象とする。
【0013】また、本発明に係るオーディオビデオ機器
は、バスに接続され、バスに同様に接続された複数の電
子機器によるバスの使用可否の判断を行うオーディオビ
デオ機器であって、複数の電子機器によるバスの使用状
況に関する情報を記憶する第1の記憶手段を有し、バス
の使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域を示す数
値情報と、バスの使用が保護されているかどうかに関す
るプロテクション情報とを複数の電子機器間で行われる
各通信毎にそれぞれ含むようにし、他の電子機器から必
要帯域を含むバスの使用を希望する信号を受信したとき
に、バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使用可
否を判断し、使用可能である場合には、バスに同様に接
続され、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバスマ
ネージャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯域を
更新するようにし、バスの使用可否を判断するときに、
保護されていない通信により確保された帯域のみを開放
の対象とするようにし、更に、自分が複数の電子機器に
よるバスの使用可否の判断を行うオーディオビデオマネ
ージャ機器であるかどうかに関する情報を記憶する第2
の記憶手段を有し、自分がオーディオビデオマネージャ
機器である場合は、他の電子機器の第2の記憶手段に自
分を識別する情報を記憶させる。
【0014】更に、本発明に係るオーディオビデオ機器
は、バスに接続され、バスに同様に接続された複数の電
子機器によるバスの使用可否の判断を行うオーディオビ
デオ機器であって、複数の電子機器によるバスの使用状
況に関する情報を記憶する第1の記憶手段を有し、バス
の使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域を示す数
値情報と、バスの使用が保護されているかどうかに関す
るプロテクション情報とを複数の電子機器間で行われる
各通信毎にそれぞれ含むようにし、他の電子機器から必
要帯域を含むバスの使用を希望する信号を受信したとき
に、バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使用可
否を判断し、使用可能である場合には、バスに同様に接
続され、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバスマ
ネージャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯域を
更新するようにし、バスの使用可否を判断するときに、
保護されていない通信により確保された帯域のみを開放
の対象とするようにし、更に、自分が複数の電子機器に
よるバスの使用可否の判断を行うオーディオビデオマネ
ージャ機器であるかどうかに関する情報を記憶する第2
の記憶手段を有し、自分がオーディオビデオマネージャ
機器である場合は、バスマネージャ機器の第2の記憶手
段に自分を識別する情報を記憶させる。
【0015】更に、本発明に係る通信方法は、オーディ
オビデオマネージャ機器と複数の電子機器が接続された
バスにおいて運用される通信方法であって、オーディオ
ビデオマネージャ機器は、複数の電子機器によるバスの
使用状況に関する情報を第1の記憶手段に記憶し、バス
の使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域を示す数
値情報と、バスの使用が保護されているかどうかに関す
るプロテクション情報とを複数の電子機器間で行われる
各通信毎にそれぞれ含むようにし、オーディオビデオマ
ネージャ機器は、他の電子機器から必要帯域を含むバス
の使用を希望する信号を受信したときに、バスの使用状
況に関する情報に基づきバスの使用可否を判断し、使用
可能である場合には、バスに同様に接続され、バスの残
帯域を示す数値情報を記憶するバスマネージャ機器にア
クセスし、必要帯域に基づき残帯域を更新するように
し、バスの使用可否を判断するときに、保護されていな
い通信により確保された帯域のみを開放の対象とする。
【0016】更に、本発明に係る通信方法は、オーディ
オビデオ機器と複数の電子機器が接続されたバスにおい
て運用される通信方法であって、オーディオビデオ機器
は、複数の電子機器によるバスの使用状況に関する情報
を第1の記憶手段に記憶し、バスの使用状況に関する情
報は、通信に必要な帯域を示す数値情報と、バスの使用
が保護されているかどうかに関するプロテクション情報
とを複数の電子機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含
むようにし、オーディオビデオ機器は、他の電子機器か
ら必要帯域を含むバスの使用を希望する信号を受信した
ときに、バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使
用可否を判断し、使用可能である場合には、バスに同様
に接続され、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバ
スマネージャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯
域を更新するようにし、バスの使用可否を判断するとき
に、保護されていない通信により確保された帯域のみを
開放の対象とするようにし、自分が複数の電子機器によ
るバスの使用可否の判断を行うオーディオビデオマネー
ジャ機器であるかどうかに関する情報を第2の記憶手段
に記憶し、自分がオーディオビデオマネージャ機器であ
る場合は、他の電子機器の第2の記憶手段に自分を識別
する情報を記憶させる。
【0017】更に、本発明に係る通信方法は、オーディ
オビデオ機器と複数の電子機器が接続されたバスにおい
て運用される通信方法であって、オーディオビデオ機器
は、複数の電子機器によるバスの使用状況に関する情報
を第1の記憶手段に記憶し、バスの使用状況に関する情
報は、通信に必要な帯域を示す数値情報と、バスの使用
が保護されているかどうかに関するプロテクション情報
とを複数の電子機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含
むようにし、オーディオビデオ機器は、他の電子機器か
ら必要帯域を含むバスの使用を希望する信号を受信した
ときに、バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使
用可否を判断し、使用可能である場合には、バスに同様
に接続され、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバ
スマネージャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯
域を更新するようになし、バスの使用可否を判断すると
きに、保護されていない通信により確保された帯域のみ
を開放の対象とするようにし、自分が複数の電子機器に
よるバスの使用可否の判断を行うオーディオビデオマネ
ージャ機器であるかどうかに関する情報を第2の記憶手
段に記憶し、自分がオーディオビデオマネージャ機器で
ある場合は、バスマネージャ機器の第2の記憶手段に自
分を識別する情報を記憶させる。
【0018】
【作用】本発明は、他の電子機器から必要帯域を含むバ
スの使用を希望する信号を受信したときに、バスの使用
状況に関する情報に基づきバスの使用可否を判断し、使
用可能である場合には、バスに同様に接続され、バスの
残帯域を示す数値情報を記憶するバスマネージャ機器に
アクセスし、必要帯域に基づき残帯域を更新するように
し、バスの使用可否を判断するときに、保護されていな
い通信により確保された帯域のみを開放の対象とする。
【0019】また、本発明は、他の電子機器から必要帯
域を含むバスの使用を希望する信号を受信したときに、
バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使用可否を
判断し、使用可能である場合には、バスに同様に接続さ
れ、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバスマネー
ジャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯域を更新
するようにし、バスの使用可否を判断するときに、保護
されていない通信により確保された帯域のみを開放の対
象とするようにし、自分がオーディオビデオマネージャ
機器である場合は、他の電子機器の第2の記憶手段に自
分を識別する情報を記憶させる。
【0020】更に、本発明は、他の電子機器から必要帯
域を含むバスの使用を希望する信号を受信したときに、
バスの使用状況に関する情報に基づきバスの使用可否を
判断し、使用可能である場合には、バスに同様に接続さ
れ、バスの残帯域を示す数値情報を記憶するバスマネー
ジャ機器にアクセスし、必要帯域に基づき残帯域を更新
するようにし、バスの使用可否を判断するときに、保護
されていない通信により確保された帯域のみを開放の対
象とするようにし、自分がオーディオビデオマネージャ
機器である場合は、バスマネージャ機器の第2の記憶手
段に自分を識別する情報を記憶させる。
【0021】
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら、詳細に説明する。なお、以の説明ではバスに接続
されている電子機器をノードという。本発明ではシステ
ム全体の信号伝送の管理を行なうノードを新たに定義し
ている。これをここではAVM(Audio Vide
o Manager)と呼ぶことにする。なお、システ
ム内にAVMになる能力を持つノードは幾つあってもよ
いが、システム全体を管理するAVMはそのシステム内
に1つだけ存在する。ただし、AVMが存在しないシス
テムもある。
【0023】どのノードがAVMであるかを示すため
に、各ノード内にAVMのノードIDを書き込むための
レジスタを設ける。以下これをAVMレジスタと呼ぶ。
なお、このノードIDは、P1394シリアルバスにノ
ードを接続して通信システムを構成した時に、各ノード
の接続関係により自動的に決定される物理アドレスであ
る。
【0024】AVMになるための方法、AVMであるこ
とを示すための方法は、ともに2通りの実現手段があ
る。第一は、各ノードにAVMレジスタを設けること、
第二はバス上にただ1つ存在するBMのAVMレジスタ
を全ノードの掲示板として利用することである。
【0025】まず、図1を参照しながら各ノードにAV
Mレジスタを設ける場合について説明する。各ノードに
AVMレジスタを設けた場合には、AVMになろうとす
るノード(単にAVMレジスタを持っているだけでな
く、システム全体を管理する能力のあるノード)はシス
テム内の全ノードのAVMレジスタに自分のノードID
を書き込まなければならない。
【0026】このため、AVMになろうとするノード
は、まず各ノードのAVMレジスタに対して、読み出し
命令を送り、AVMレジスタの内容を読み出す。そし
て、ここになにも書かれていなければ、自分のノードI
Dを書き込むための書き込み命令を送る。AVMレジス
タにすでにノードIDが書かれている場合には、AVM
レジスタに書き込むことはできない。AVMを代わって
欲しい場合には、AVM権を譲渡してほしいとの要望を
送り、AVMが承諾してAVMを降りた場合にAVMレ
ジスタに書き込むようにする。ここで、AVMレジスタ
に対する書き込み命令はP1394のCompare&
Swap命令を用いる。これは、レジスタから読み出し
た値を書き込み命令に添え、この値が現在のレジスタの
値と同じ場合のみ、新たなる値の書き込みを可能にする
命令である。
【0027】AVMレジスタへの自分のノードIDの書
き込みは、ノードIDの小さいノードに対する書き込み
から始める。そして、AVMがいないときに複数のノー
ドがAVMになりたいと思った場合にも、システム内の
最もノードIDの小さいノードのAVMレジスタに書き
込みができたノードがAVMになれる。
【0028】以上説明した各ノードのAVMレジスタに
自分のノードIDを書き込む場合の動作を図2に示す。
【0029】システム内に必ず存在するBMのAVMレ
ジスタを掲示板として使用する場合には、AVMになろ
うとしたノードがBMのAVMレジスタに自分のノード
IDを書き込みにいく。この場合でも、AVMレジスタ
にすでに他のノードが書かれている場合にはAVMレジ
スタに書き込むことはできない。以上の動作を図3に示
す。なお、この場合も必要であればAVM権を譲渡して
ほしいとの要望を送り、承諾を得た後に書き込む。
【0030】次に、図4に示すようなAV機器のみで構
成された通信システムを考える。ここで、ノード#1の
コントローラー(編集機)がシステム全体の伝送管理を
行なうAVMであるとする。したがって、各ノードのA
VMレジスタには「#1」と書かれている。
【0031】例えばDCVR1の再生ボタンが押される
等によりバスへの出力を欲した場合、各ノードはそのシ
ステム内にAVMが存在するかどうかを調べる。そし
て、自分のAVMレジスタにAVMノードのID「#
1」が書き込まれていることで、AVMの存在を認識す
る。
【0032】AVMが存在しないシステムの場合には、
バスへ出力しようとしたノードがBMの使用チャンネル
レジスタとバス容量レジスタに書き込みをした後出力を
する。AVMが存在する場合には、出力の希望をAVM
に伝える。その後の処理、すなわちチャンネル/帯域の
確保から出力の命令までは全てAVMが代行する。
【0033】出力を希望しているノードからAVMノー
ドへ出力希望のために送るパケットのメッセージの構造
を図5に示す。ここで、request typeはA
VMへのメッセージの種類(Connect,Disc
onnect,etc)である。また、Bandwid
thは情報信号の出力に必要な帯域である。さらに、o
utput IDは情報信号を出力するノードのIDで
あり、input IDは情報信号を入力するノードの
IDである。
【0034】各ノードが入力を希望する場合も、自分以
外のノード間のコネクションを張りたい場合も、AVM
が存在するならば全て図5のメッセージをAVMへ送
る。AVMは各ノードから送られたコネクションの要請
を受けて、システム全体としてバスの有効利用を考えて
処理することができる。
【0035】例えばDVCR1とDVCR2が再生して
おり、DVCR4がDVCR2の再生画を録画している
とする。また、DVCR1の再生画をアナログAV信号
線を介してモニターで見ているものとする。このとき、
DVCR3が再生モードに設定されたものとする。DV
CR3はAVMに対して図6のメッセージでコネクショ
ンを要請する。なお、この場合、DVCR3の再生信号
を入力するノードを指定していないので、図6のinp
ut IDはbroadcastとなっている。
【0036】AVMは自分で管理しているコネクション
のテーブル(図7)を参照し、ノード#3の希望を叶え
られるかどうかを判断する。そして、ノード#2とノー
ド#4間のコネクションは保護されている(prote
ctがon)のに対し、ノード#0からの出力について
はコネクションが保護されているわけではない(pro
tectがoff)。そこで、AVMは、ノード#3か
らの希望を叶えるためにノード#0のバス出力を停止さ
せ、開放された分の帯域を使ってノード#3の出力を可
能とし、ノード#3の出力を開始させる。このとき、ノ
ード#0、すなわちDVCR1は再生を続けたままであ
り、デジタルインターフェイスからバスへの出力のみを
止めることになる。したがって、従来のようにDVCR
1が突然停止してしまうことはなく、DVCR1の再生
画をアナログAV信号線を介してモニターで見続けるこ
とができる。
【0037】ここではコネクションが保護されていない
ところの接続を開放をする例をあげたが、AVMの管理
方法によっては、保護の有無にかかわらずあるノードの
出力を優先させるというようなことも考えられる。例え
ば、HDの信号は最優先するというシステムであれば、
SDの信号が流れていてコネクションが保護されていた
としても、そのコネクションを解除しバスへの出力を止
めさせ、HDの信号をバスに出力させることもできる。
【0038】このように、AVMは信号の伝送につい
て、システム全体を見て整合性がとれるように管理を行
なうものであり、ノードの機能の制御(停止、再生等)
とは切り離して考えているところが大きな特徴である。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、バスの使用状況に関する情報に通信に必要な帯域
を示す数値情報を含ませたことで、通信システム全体の
情報信号の流れを1つのノードで管理することが可能と
なる。このため、バスの伝送能力を活かして効率的にバ
スを利用させたり、バスに流す情報信号に優先順位をつ
けたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AVMレジスタにノードIDを書き込む動作を
説明する図である。
【図2】各ノードのAVMレジスタに自分のノードID
を書き込む場合の動作を示すフローチャートである。
【図3】BMのAVMレジスタに自分のノードIDを書
き込む場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した通信システムの一例を示す図
である。
【図5】出力を希望しているノードからAVMノードへ
出力希望のために送るパケットのメッセージの構造を示
す図である。
【図6】DVCR3がAVMに対して送るパケットのメ
ッセージの一例を示す図である。
【図7】AVMが持っているコネクションテーブルの内
容の一例を示す図である。
【図8】P1394シリアルバスを用いた通信システム
の一例を示す図である。
【図9】図8の通信システムを等価的に記載した図であ
る。
【図10】P1394シリアルバスを用いた通信システ
ムにおけるバス上のデータ構造の一例を示す図である。
【図11】チャンネルと帯域の確保の方法について説明
する図である。
【符号の説明】
AVM−REG…AVMレジスタ、#0〜#4…ノード
ID、BM…BusManager
フロントページの続き (72)発明者 飯島 祐子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−155241(JP,A) 特開 昭63−219246(JP,A) 特開 平6−69921(JP,A) 特開 平7−250072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスに接続され、前記バスに同様に接続
    された複数の電子機器による前記バスの使用可否の判断
    を行うオーディオビデオマネージャ機器であって、 前記複数の電子機器による前記バスの使用状況に関する
    情報を記憶する第1の記憶手段を有し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されているか
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 他の電子機器から必要帯域を含む前記バスの使用を希望
    する信号を受信したときに、前記バスの使用状況に関す
    る情報に基づき前記バスの使用可否を判断し、使用可能
    である場合には、前記バスに同様に接続され、前記バス
    の残帯域を示す数値情報を記憶するバスマネージャ機器
    にアクセスし、前記必要帯域に基づき前記残帯域を更新
    するようにし、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    ることを特徴とする オーディオビデオマネージャ機器。
  2. 【請求項2】 前記バスは、IEEE1394規格に準
    拠していることを特徴とする請求項1に記載のオーディ
    オビデオマネージャ機器。
  3. 【請求項3】 バスに接続され、前記バスに同様に接続
    された複数の電子機器による前記バスの使用可否の判断
    を行うオーディオビデオ機器であって、 前記複数の電子機器による前記バスの使用状況に関する
    情報を記憶する第1の記憶手段を有し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されているか
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 他の電子機器から必要帯域を含む前記バスの使用を希望
    する信号を受信したときに、前記バスの使用状況に関す
    る情報に基づき前記バスの使用可否を判断し、使用可能
    である場合には、前記バスに同様に接続され、前記バス
    の残帯域を示す 数値情報を記憶するバスマネージャ機器
    にアクセスし、前記必要帯域に基づき前記残帯域を更新
    するようにし、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    るようにし、 更に、自分が前記複数の電子機器による前記バスの使用
    可否の判断を行うオーディオビデオマネージャ機器であ
    るかどうかに関する情報を記憶する第2の記憶手段を有
    し、 自分がオーディオビデオマネージャ機器である場合は、
    他の電子機器の第2の記憶手段に自分を識別する情報を
    記憶させることを特徴とするオーディオビデオ機器。
  4. 【請求項4】 バスに接続され、前記バスに同様に接続
    された複数の電子機器による前記バスの使用可否の判断
    を行うオーディオビデオ機器であって、 前記複数の電子機器による前記バスの使用状況に関する
    情報を記憶する第1の記憶手段を有し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されている
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 他の電子機器から必要帯域を含む前記バスの使用を希望
    する信号を受信したときに、前記バスの使用状況に関す
    る情報に基づき前記バスの使用可否を判断し、使用可能
    である場合には、前記バスに同様に接続され、前記バス
    の残帯域を示す数値情報を記憶するバスマネージャ機器
    にアクセスし、前記必要帯域に基づき前記残帯域を更新
    するようにし、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    るようにし、 更に、自分が前記複数の電子機器による前記バスの使用
    可否の判断を行うオーディオビデオマネージャ機器であ
    るかどうかに関する情報を記憶する第2の記憶手段を有
    し、 自分がオーディオビデオマネージャ機器である場合は、
    前記バスマネージャ機器の第2の記憶手段に自分を識別
    する情報を記憶させることを特徴とするオーディオビデ
    オ機器。
  5. 【請求項5】 オーディオビデオマネージャ機器と複数
    の電子機器が接続されたバスにおいて運用される通信方
    法であって、 前記オーディオビデオマネージャ機器は、前記複数の電
    子機器による前記バスの使用状況に関する情報を第1の
    記憶手段に記憶し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されているか
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 前記オーディオビデオマネージャ機器は、他の電子機器
    から必要帯域を含む前記バスの使用を希望する信号を受
    信したときに、前記バスの使用状況に関する情報に基づ
    き前記バスの使用可否を判断し、使用可能である場合に
    は、前記バスに同様に接続され、前記バスの残帯域を示
    す数値情報を記憶するバスマネージャ機器にアクセス
    し、前記必要帯域に基づき前記残帯域を更新するように
    し、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】 前記バスは、IEEE1394規格に準
    拠していることを特徴とする請求項5に記載の通信方
    法。
  7. 【請求項7】 オーディオビデオ機器と複数の電子機器
    が接続されたバスにおいて運用される通信方法であっ
    て、 前記オーディオビデオ機器は、前記複数の電子機器によ
    る前記バスの使用状況に関する情報を第1の記憶手段に
    記憶し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されているか
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 前記オーディオビデオ機器は、他の電子機器から必要帯
    域を含む前記バスの使用を希望する信号を受信したとき
    に、前記バスの使用状況に関する情報に基づき前記バス
    の使用可否を判断し、使用可能である場合には、前記バ
    スに同様に接続され、前記バスの残帯域を示す数値情報
    を記憶するバスマネージャ機器にアクセスし、前記必要
    帯域に基づき前記残帯域を更新するようにし、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    るようにし、 自分が前記複数の電子機器による前記バスの使用可否の
    判断を行うオーディオビデオマネージャ機器であるかど
    うかに関する情報を第2の記憶手段に記憶し、 自分がオーディオビデオマネージャ機器である場合は、
    他の電子機器の第2の記憶手段に自分を識別する情報を
    記憶させることを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】 オーディオビデオ機器と複数の電子機器
    が接続されたバスにおいて運用される通信方法であっ
    て、 前記オーディオビデオ機器は、前記複数の電子機器によ
    る前記バスの使用状況に関する情報を第1の記憶手段に
    記憶し、 前記バスの使用状況に関する情報は、通信に必要な帯域
    を示す数値情報と、前記バスの使用が保護されているか
    どうかに関するプロテクション情報とを前記複数の電子
    機器間で行われる各通信毎にそれぞれ含むようにし、 前記オーディオビデオ機器は、他の電子機器から必要帯
    域を含む前記バスの使用を希望する信号を受信したとき
    に、前記バスの使用状況に関する情報に基づき前記バス
    の使用可否を判断し、使用可能である場合には、前記バ
    スに同様に接続され、前記バスの残帯域を示す数値情報
    を記憶するバスマネージャ機器にアクセスし、前記必要
    帯域に基づき前記残帯域を更新するようになし、 前記バスの使用可否を判断するときに、前記保護されて
    いない通信により確保された帯域のみを開放の対象とす
    るようにし、 自分が前記複数の電子機器による前記バスの使用可否の
    判断を行うオーディオビデオマネージャ機器であるかど
    うかに関する情報を第2の記憶手段に記憶し、 自分がオーディオビデオマネージャ機器である場合は、
    前記バスマネージャ機器の第2の記憶手段に自分を識別
    する情報を記憶させることを特徴とする通信方法。
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