JP2002300176A - データ通信装置、データ通信方法、データ通信方法のプログラム及びデータ通信方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ通信装置、データ通信方法、データ通信方法のプログラム及びデータ通信方法のプログラムを記録した記録媒体

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JP2002300176A
JP2002300176A JP2001102829A JP2001102829A JP2002300176A JP 2002300176 A JP2002300176 A JP 2002300176A JP 2001102829 A JP2001102829 A JP 2001102829A JP 2001102829 A JP2001102829 A JP 2001102829A JP 2002300176 A JP2002300176 A JP 2002300176A
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bus
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connection
logical connection
communication method
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Yasunari Shimizu
泰成 清水
Hisashi Nakamura
寿志 中村
Yoshihiko Tamaru
吉彦 多丸
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データ通信装置、データ通信方
法、データ通信方法のプログラム及びデータ通信方法の
プログラムを記録した記録媒体に関し、例えばIEEE
1394バスによりデータ通信する各種機器に適用し
て、静電気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安
定にデータ通信することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、接続の状態をモニタして論理
的な接続の遮断を検出し、回復の処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信装置、
データ通信方法、データ通信方法のプログラム及びデー
タ通信方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例
えばIEEE (The Institute of Electrical and Elec
tronics Engineers,Inc.) 1394バスによりデータ通
信する各種機器に適用することができる。本発明は、接
続の状態をモニタして論理的な接続の遮断を検出し、回
復の処理を実行することにより、静電気等による外乱ノ
イズが混入した場合でも、安定にデータ通信することが
できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等の情報
機器、映像機器等の機器間のデータ通信手段であるIE
EE1394バス(以下、単に1394バスと呼ぶ)に
おいては、ホットプラグ(いわゆる活線挿抜である)、
プラグアンドプレイにより機器の電源をオンにしたまた
周辺装置との接続を抜き差しし、さらには面倒な周辺機
器の設定を回避できるようになされ、これらにより使い
勝手を向上できるようになされている。
【0003】すなわち図5に示すように、1394バス
においては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)に
ディジタルビデオカメラを接続して各種処理を実行して
いる場合に、ディジタルビデオテープレコーダ(DVT
R)が接続されると、ディジタルビデオカメラでディジ
タルビデオテープレコーダの接続が検出され、この接続
がバスリセット信号により各機器に通知される。さらに
この通知により、各機器のノードIDが再設定され、こ
れにより何ら各機器のID等をユーザーの操作により設
定しなくても、各種の処理を実行できるようになされて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなデ
ータ通信装置においては、静電気等によるノイズの混入
を避け得ない。1394バスにおいては、活線挿抜、プ
ラグアンドプレイの機能がこのようなノイズにより誤動
作する場合があり、これにより機器が接続されているに
も係わらず、通信困難となる問題があった。なお139
4バスのインターフェースは、この誤動作により、上位
のファームウェアからコマンドにより設定される状態の
1つである物理的にバスに接続された状態で論理的にバ
スに接続されていない状態となる。特に1394バスに
おいては、小さな信号レベルにより高速でデータを送受
することにより、このようなノイズの影響を受けやすい
と考えられる。
【0005】すなわち図6に示すように、所定のデバイ
スA及びBがケーブルにより接続され、この接続の検出
によるノードIDの設定処理によりこれらデバイスA及
びBが論理的に接続されると、これらデバイスA及びB
間では正常にデータ通信可能となる。しかしながら所定
の時点でノイズが混入し、このノイズにより例えばデバ
イスAにおいて活線挿抜、プラグアンドプレイの機能が
上述したように誤動作すると、以降においては、これら
デバイスA及びB間でデータ通信することが困難にな
る。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、静電気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安
定にデータ通信することができるデータ通信装置、デー
タ通信方法、データ通信方法のプログラム及びデータ通
信方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、データ通信装置に適用し
て、バスとの接続のモニタにより、バスに物理的に接続
された状態における、バスに対する論理的な接続の切断
を検出するバスモニタ手段と、このバスモニタ手段によ
るモニタ結果に応じて、バスに対する論理的な接続の処
理を実行するエラー回復処理手段とを備えるようにす
る。
【0008】また請求項3の発明においては、データ通
信装置に適用して、バスに接続された他の機器の、バス
との接続のモニタにより、他の機器において、バスに物
理的に接続された状態における、バスに対する論理的な
接続の切断を検出するバスモニタ手段と、バスモニタ手
段によるモニタ結果に応じて、機器に対して、バスに対
する論理的な接続を指示するエラー回復指示手段とを備
えるようにする。
【0009】また請求項5の発明においては、データ通
信方法に適用して、バスとの接続のモニタにより、バス
に物理的に接続された状態における、バスに対する論理
的な接続の切断を検出するバスモニタのステップと、バ
スモニタのステップによるモニタ結果に応じて、バスに
対する論理的な接続の処理を実行するエラー回復処理の
ステップとを有するようにする。
【0010】また請求項6の発明においては、データ通
信方法に適用して、バスに接続された他の機器の、バス
との接続のモニタにより、他の機器において、バスに物
理的に接続された状態における、バスに対する論理的な
接続の切断を検出するバスモニタのステップと、バスモ
ニタのステップによるモニタ結果に応じて、機器に対し
て、バスに対する論理的な接続を指示するエラー回復指
示のステップとを有するようにする。
【0011】また請求項7の発明においては、データ通
信方法のプログラムに適用して、バスとの接続のモニタ
により、バスに物理的に接続された状態における、バス
に対する論理的な接続の切断を検出するバスモニタのス
テップと、バスモニタのステップによるモニタ結果に応
じて、バスに対する論理的な接続の処理を実行するエラ
ー回復処理のステップとを有するようにする。
【0012】また請求項8の発明においては、データ通
信方法のプログラムに適用して、バスに接続された他の
機器の、バスとの接続のモニタにより、他の機器におい
て、バスに物理的に接続された状態における、バスに対
する論理的な接続の切断を検出するバスモニタのステッ
プと、バスモニタのステップによるモニタ結果に応じ
て、機器に対して、バスに対する論理的な接続を指示す
るエラー回復指示のステップとを有するようにする。
【0013】また請求項9の発明においては、データ通
信方法のプログラムを記録した記録媒体に適用して、デ
ータ通信方法が、バスとの接続のモニタにより、バスに
物理的に接続された状態における、バスに対する論理的
な接続の切断を検出するバスモニタのステップと、バス
モニタのステップによるモニタ結果に応じて、バスに対
する論理的な接続の処理を実行するエラー回復処理のス
テップとを有するようにする。
【0014】また請求項10の発明においては、データ
通信方法のプログラムを記録した記録媒体に適用して、
データ通信方法が、バスに接続された他の機器の、バス
との接続のモニタにより、他の機器において、バスに物
理的に接続された状態における、バスに対する論理的な
接続の切断を検出するバスモニタのステップと、バスモ
ニタのステップによるモニタ結果に応じて、機器に対し
て、バスに対する論理的な接続を指示するエラー回復指
示のステップとを有するようにする。
【0015】請求項1の構成によれば、データ通信装置
に適用して、バスとの接続のモニタにより、バスに物理
的に接続された状態における、バスに対する論理的な接
続の切断を検出するバスモニタ手段と、このバスモニタ
手段によるモニタ結果に応じて、バスに対する論理的な
接続の処理を実行するエラー回復処理手段とを備えるこ
とにより、ノイズによる誤動作により物理的には接続さ
れているものの、論理的な接続が遮断された場合に、論
理的な接続を図ることができ、これによりデータ通信可
能な状態を形成し直して、静電気等による外乱ノイズが
混入した場合でも、安定にデータ通信することができ
る。
【0016】また請求項3の構成によれば、データ通信
装置に適用して、バスに接続された他の機器の、バスと
の接続のモニタにより、他の機器において、バスに物理
的に接続された状態における、バスに対する論理的な接
続の切断を検出するバスモニタ手段と、バスモニタ手段
によるモニタ結果に応じて、機器に対して、バスに対す
る論理的な接続を指示するエラー回復指示手段とを備え
ることにより、ノイズによる誤動作により、他の機器が
物理的には接続されているものの、論理的な接続が遮断
された場合に、論理的な接続を図ることができ、これに
よりデータ通信可能な状態を形成し直して、静電気等に
よる外乱ノイズが混入した場合でも、安定にデータ通信
することができる。
【0017】これにより請求項5又は請求項6の構成に
よれば、静電気等による外乱ノイズが混入した場合で
も、安定にデータ通信することができるデータ通信方法
を提供することができる。
【0018】また請求項7又は請求項8の構成によれ
ば、静電気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安
定にデータ通信することができるデータ通信方法のプロ
グラムを提供することができる。
【0019】また請求項9又は請求項10の構成によれ
ば、静電気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安
定にデータ通信することができるデータ通信方法のプロ
グラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0021】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る1394バス
による情報処理システム1を示すブロック図である。情
報処理システム1は、2台の機器にそれぞれ搭載されて
なるデバイスA(2)及びデバイスB(3)を1394
バスBUSにより接続して構成され、各デバイスA
(2)及びデバイスB(3)は、それぞれバスBUSに
接続されたハードウェア構成による各種のレイヤーと、
このレイヤーの上位のレイヤーを構成する各種ファーム
ウェアとにより構成される。なお以下の説明において、
デバイスA(2)及びデバイスB(3)は、同一の構成
であることにより、デバイスA(2)についてのみ説明
し、重複した説明は省略する。
【0022】ここでこのデバイスA(2)は、図示しな
いハードウェア及びファームウェアにより、従来のIE
EE1934インターフェースのデバイスと同様に、活
線挿抜できるように構成され、機器の接続、取り外しを
検出すると、バスリセット信号をバスBUSに出力して
各機器に通知する。さらにこの通知により各デバイスの
ノードIDを設定し直し、この設定し直したノードID
によりデータ交換するように構成され、これによりプラ
グアンドプレイできるようになされている。これにより
各デバイスA(2)及びデバイスB(3)は、バスBU
Sに対する物理的な接続により、バスBUSに対する論
理的な接続の処理を実行し、このバスBUSを介して所
望の機器との間でデータ通信するようになされている。
またこれによりデバイスA(2)及びデバイスB(3)
は、バスBUS等を介してノイズが混入して活線挿抜、
プラグアンドプレイの機能が誤動作すると、それぞれ物
理的にはバスBUSに接続されているものの、論理的に
は接続されていない状態が形成される。
【0023】デバイスA(2)において、バス状態モニ
タハードウェア5は、物理レイヤー6を介してバスBU
Sとの接続状態を監視するモニタ機構であり、バス状態
認識ファームウェア7は、このバス状態モニタハードウ
ェア5の制御により、一定の時間間隔でバスBUSとの
接続状態をモニタする。
【0024】バス状態異常検出ファームウェア8は、こ
のバス状態認識ファームウェア7によるモニタ結果よ
り、バスBUSに物理的に接続されているにも係わら
ず、バスBUSへの論理的な接続が切断され、かつこの
切断が上位のファームウェアからの指示によらない場合
を検出する。バス状態異常検出ファームウェア8は、こ
のような論理的な接続の切断を検出すると、回復処理、
信号生成ファームウェア9に通知する。
【0025】回復処理、信号生成ファームウェア9及び
信号送信ハードウェア10は、この通知により論理的な
接続を回復する処理を実行する。すなわち回復処理、信
号生成ファームウェア9は、レジュームパケット(Resu
me Packet )を生成して信号送信ハードウェア10に出
力する。ここでレジュームパケット(Resume Packet)
は、論理的接続を指示するパケットである。信号送信ハ
ードウェア10は、このレジュームパケットをこのデバ
イスA(2)宛に送信する。これによりデバイスA
(2)においては、このレジュームパケットの指示によ
り論理的接続を開始するに先立ってバスリセット信号を
出力し、改めてノードIDを取得し直して論理的にバス
BUSに接続されるようになされている。
【0026】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、この情報処理システム1は(図
1)、図2に示すように、例えばバスBUSに物理的に
接続されると、バスリセット信号の送出により、論理的
な接続の処理が開始され、デバイスA(2)及びデバイ
スB(3)間でそれぞれ各デバイスを特定するコードで
あるノードIDが設定される。情報処理システム1は、
このノードIDの設定により、IEEE1394信号線
であるバスBUSとの接続が完了し、以降においては、
このノードIDを使用してデバイスA(2)及び(3)
間で所望のデータがデータ通信される。
【0027】このようなデータ通信の際に、静電気等に
よるノイズが混入し、デバイスA(2)において、活線
挿抜、プラグアンドプレイの機能が誤動作して論理的な
接続が遮断されると、このデバイスA(2)において
は、バス状態モニタハードウェア5、バス状態認識ファ
ームウェア7を介してバス状態異常検出ファームウェア
8により、このような異常な状態が検出され、回復処
理、信号生成ファームウェア9に異常な状態の発生が通
知される。さらに回復処理、信号生成ファームウェア9
による信号送信ハードウェア10の制御により、自己宛
のレジュームパケットが送出され、このレジュームパケ
ットによるバスリセットの処理によりノードIDを取得
し直して論理的にバスBUSに接続される。
【0028】これによりデバイスA(2)においては、
ノイズによる論理的な接続の切断により、一時的にデー
タ通信困難な状態に陥るものの、速やかにバスBUSに
再接続されて元のデータ通信可能な状態に復帰すること
になり、これにより静電気等による外乱ノイズが混入し
た場合でも、安定にデータ通信することができるように
なされている。
【0029】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、接続の状態をモニタして論理的な
接続の遮断を検出し、回復の処理を実行することによ
り、静電気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安
定にデータ通信することができる。これによりデータ通
信の耐性を向上させることができ、様々な環境下で信頼
性の高いシステムを構築することができる。
【0030】(2)第2の実施の形態 図3は、図2との対比により本発明の第2の実施の形態
に係るデバイスの動作の説明に供するタイムチャートで
ある。この実施の形態に係るデバイスA(22)おいて
は、各部の動作が異なる点を除いて、第1の実施の形態
に係るデバイスAと同一に構成されることにより、ここ
では図1において、この異なる構成を括弧書により示し
て説明する。
【0031】このデバイスA(22)において、回復処
理、信号生成ファームウェア29及び信号送信ハードウ
ェア30は、一定の時間間隔によりデバイスB(3)に
対して所定のパケットを送出し、バス状態認識ファーム
ウェア27は、バス状態モニタハードウェア5を介して
このパケットに対する応答を検出する。バス状態異常検
出ファームウェア28は、このバス状態認識ファームウ
ェア27で検出する応答により、デバイスB(3)が物
理的にバスBUSに接続された状態で、デバイスB
(3)のバスBUSに対する論理的な接続が遮断された
異常な状態を検出する。
【0032】回復処理、信号生成ファームウェア29及
び信号送信ハードウェア30は、このバス状態異常検出
ファームウェア28における検出結果により、デバイス
B(3)に、バスBUSに対する論理的な接続を指示す
る。すなわち回復処理、信号生成ファームウェア29及
び信号送信ハードウェア30は、レジュームコマンドを
デバイスB(3)に送出し、これによりデバイスB
(3)でバスリセット信号を出力させてノードIDを取
得し直させ、論理的にバスBUSに接続する。
【0033】図3の構成によれば、他のデバイスである
デバイスBが第1の実施の形態に係るデバイスAのよう
に異常な状態より回復する機能を有していない場合で
も、モニタ結果によりこの他のデバイスに回復の処理を
指示することにより、第1の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0034】(3)第3の実施の形態 図4は、図2及び図3との対比により本発明の第3の実
施の形態に係るデバイスの動作の説明に供するタイムチ
ャートである。この実施の形態に係るデバイスA(3
2)おいては、各部の動作が異なる点を除いて、第1の
実施の形態に係るデバイスAと同一に構成されることに
より、ここでは図1において、この異なる構成を括弧書
により示して説明する。
【0035】このデバイスA(32)において、回復処
理、信号生成ファームウェア39及び信号送信ハードウ
ェア40は、第2の実施の形態に係る対応する構成と同
様に、一定の時間間隔によりデバイスB(3)に対して
所定のパケットを送出する。バス状態認識ファームウェ
ア37は、バス状態モニタハードウェア5を介してこの
パケットに対する応答を検出し、また第1の実施の形態
に係るバス状態認識ファームウェア7と同様に、このデ
バイスA(2)におけるバスBUSとの接続を監視す
る。バス状態異常検出ファームウェア28は、このバス
状態認識ファームウェア37で検出する応答により、ま
たバス状態認識ファームウェア37の監視結果により、
デバイスB(3)が物理的にバスBUSに接続された状
態で、デバイスB(3)のバスBUSに対する論理的な
接続が遮断された異常な状態を検出する。また第1の実
施の形態に係るバス状態異常検出ファームウェア8と同
様に、このデバイスA(2)における同様の異常を検出
する。
【0036】回復処理、信号生成ファームウェア29及
び信号送信ハードウェア30は、このバス状態異常検出
ファームウェア28における検出結果により、デバイス
A(2)における論理的な接続の回復処理を実行し、ま
たデバイスB(3)に、バスBUSに対する論理的な接
続を指示する。なおこの回復処理及び接続の指示は、そ
れぞれ第1及び第2の実施の形態と同一に実行される。
【0037】これらの処理において、回復処理、信号生
成ファームウェア29及び信号送信ハードウェア30
は、デバイスA(2)及びデバイスB(3)の双方で論
理的な接続が遮断された場合、デバイスA(2)におけ
る回復処理を実行した後、デバイスB(3)に論理接続
を指示する。
【0038】図3に示す構成によれば、他のデバイスで
あるデバイスBが第1の実施の形態に係るデバイスAの
ように異常な状態より回復する機能を有していない場合
に、双方のデバイスで異常が発生した場合でも、この異
常を回復することができ、これによりさらに一段と静電
気等による外乱ノイズが混入した場合でも、安定にデー
タ通信することができる。
【0039】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、2台のデバイスによ
りシステムを構成する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、種々の台数によりこの種のシステムを構
成する場合に広く適用することができる。
【0040】また上述の実施の形態においては、本発明
をIEEE1394によるインターフェースに適用する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ホット
プラグ、プラグアンドプレイにより機器の電源をオンに
したまた周辺装置との接続を抜き差しし、さらには自動
的にノードIDを設定するようになされた各種方式によ
るインターフェースに広く適用することができる。
【0041】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、接続の状
態をモニタして論理的な接続の遮断を検出し、回復の処
理を実行することにより、静電気等による外乱ノイズが
混入した場合でも、安定にデータ通信することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムを示すブロック図である。
【図2】図1の情報処理システムの動作の説明に供する
タイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理シス
テムの動作の説明に供するタイムチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る情報処理シス
テムの動作の説明に供するタイムチャートである。
【図5】従来のIEEE1394インターフェースを示
すブロック図である。
【図6】図4のインターフェースの動作の説明に供する
タイムチャートである。
【符号の説明】
1、21、31……情報処理システム、5……バス状態
モニタハードウェア、7、27、37……バス状態認識
ファームウェア、8、28、38……バス状態異常検出
ファームウェア、9、29、39……回復処理、信号生
成ファームウェア、10、30、40……信号送信ハー
ドウェア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多丸 吉彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B083 AA08 BB03 CC00 CD07 DD10 EE11 EF01 GG04 5K032 AA05 BA16 CC03 DA01 DB28 EA06 5K035 AA03 BB03 CC08 DD01 FF02 GG13 JJ04 KK04 LL07 MM03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信装置
    において、 前記バスとの接続のモニタにより、前記バスに物理的に
    接続された状態における、前記バスに対する論理的な接
    続の切断を検出するバスモニタ手段と、 前記バスモニタ手段によるモニタ結果に応じて、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行するエラー回復処
    理手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記バスに対する物理的な接続による前記
    バスに対する論理的な接続の処理が、前記バスに接続さ
    れた各機器を特定するコードを設定する処理であり、 前記エラー回復処理手段は、 前記コードを設定し直すことにより、前記バスに対する
    論理的な接続の処理を実行することを特徴とする請求項
    1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信装置
    において、 前記バスに接続された他の機器の、前記バスとの接続の
    モニタにより、前記他の機器において、前記バスに物理
    的に接続された状態における、前記バスに対する論理的
    な接続の切断を検出するバスモニタ手段と、 前記バスモニタ手段によるモニタ結果に応じて、前記機
    器に対して、前記バスに対する論理的な接続を指示する
    エラー回復指示手段とを備えることを特徴とするデータ
    通信装置。
  4. 【請求項4】前記バスに対する物理的な接続による前記
    バスに対する論理的な接続の処理が、前記バスに接続さ
    れた各機器を特定するコードを設定する処理であり、 前記エラー回復指示手段は、 前記コードを設定し直す処理を指示することにより、前
    記バスに対する論理的な接続を指示することを特徴とす
    る請求項3に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方法
    において、 前記バスとの接続のモニタにより、前記バスに物理的に
    接続された状態における、前記バスに対する論理的な接
    続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記バスに対する論理的な接続の処理を実行するエラー
    回復処理のステップとを有することを特徴とするデータ
    通信方法。
  6. 【請求項6】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方法
    において、 前記バスに接続された他の機器の、前記バスとの接続の
    モニタにより、前記他の機器において、前記バスに物理
    的に接続された状態における、前記バスに対する論理的
    な接続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記機器に対して、前記バスに対する論理的な接続を指
    示するエラー回復指示のステップとを有することを特徴
    とするデータ通信方法。
  7. 【請求項7】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方法
    のプログラムにおいて、 前記バスとの接続のモニタにより、前記バスに物理的に
    接続された状態における、前記バスに対する論理的な接
    続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記バスに対する論理的な接続の処理を実行するエラー
    回復処理のステップとを有することを特徴とするデータ
    通信方法のプログラム。
  8. 【請求項8】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方法
    のプログラムにおいて、 前記バスに接続された他の機器の、前記バスとの接続の
    モニタにより、前記他の機器において、前記バスに物理
    的に接続された状態における、前記バスに対する論理的
    な接続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記機器に対して、前記バスに対する論理的な接続を指
    示するエラー回復指示のステップとを有することを特徴
    とするデータ通信方法のプログラム。
  9. 【請求項9】バスに対する物理的な接続により、前記バ
    スに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを介
    して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方法
    のプログラムを記録した記録媒体において、 前記データ通信方法が、 前記バスとの接続のモニタにより、前記バスに物理的に
    接続された状態における、前記バスに対する論理的な接
    続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記バスに対する論理的な接続の処理を実行するエラー
    回復処理のステップとを有することを特徴とするデータ
    通信方法のプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】バスに対する物理的な接続により、前記
    バスに対する論理的な接続の処理を実行し、前記バスを
    介して所望の機器との間でデータ通信するデータ通信方
    法のプログラムを記録した記録媒体において、 前記データ通信方法が、 前記バスに接続された他の機器の、前記バスとの接続の
    モニタにより、前記他の機器において、前記バスに物理
    的に接続された状態における、前記バスに対する論理的
    な接続の切断を検出するバスモニタのステップと、 前記バスモニタのステップによるモニタ結果に応じて、
    前記機器に対して、前記バスに対する論理的な接続を指
    示するエラー回復指示のステップとを有することを特徴
    とするデータ通信方法のプログラムを記録した記録媒
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004079582A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Sony Corporation デバイス管理方法及びデバイス管理システム
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JP2005235214A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Marconi Intellectual Property (Ringfence) Inc 不具合が存在するときにスイッチ障害を防止する方法、装置及びソフトウエア
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