JP4188301B2 - ブリッジ装置、通信プログラム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブリッジ装置、通信プログラム及び通信方法に関し、特に、例えば、第1のネットワークと第2のネットワークとに接続されるブリッジ装置が複数存在した場合に、第2のネットワークに属する機器が複数のブリッジ装置で重複してブリッジされることを回避する技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータの普及を契機として、家庭内のネットワーク化が急速に進展している。この流れを受けて、パーソナルコンピュータのみならず,白物家電やAV機器までもがネットワーク接続機能を有し、インターネットに接続したり、他の機器にアクセスしたりすることで、ユーザに新たな機能を提供している。このような家電製品が相互接続するためには、ネットワーク媒体を介して送受する制御プロトコルを共通化する必要がある。
現在、このような制御プロトコルとしては、IEEE(Institute of Electrical and Electronics)802ネットワーク上に構築されるTCP/IPネットワークを利用するUPnP(Universal Plug and Play)、IEEE1394高速シリアルバス上で利用されるAV/C、様々な通信ネットワーク上で利用可能なECHONET(登録商標)等が挙げられる。
UPnPは、主にパーソナルコンピュータやその周辺機器、ルータ等のネットワーク機器を相互接続することを目的とした国際標準規格のプロトコルである。現在では、その対象をAV機器にまで広げており、規格の標準化が進められている。
IEEE1394高速バスネットワークは、AV機器を対象としたネットワークであり、このネットワーク上で利用するAV/Cは、AV機器の制御コマンドを送受するプロトコルの標準規格である。
ECHONETは、白物家電、センサ、設備機器を対象とした制御プロトコルの国内標準規格である。ECHONETは、IEEE802、Bluetooth(登録商標)、赤外線、電灯線、小電力無線など様々な通信ネットワーク上での利用が想定されている。
以上のUPnP、AV/C、ECHONETは、互換性のない独立したプロトコル規格であり、利用可能な通信ネットワークも、UPnP、ECHONETが共にIEEE802ネットワーク上で動作することを除けば異なる。したがって、ある制御プロトコルに準拠した機器から、別のプロトコルに準拠した機器を制御することは出来ない。例えば、UPnPに準拠したパーソナルコンピュータから、ECHONETに準拠したエアコンを制御することや、AV/Cプロトコルに準拠したビデオレコーダを制御することはできない。
この問題を解決し、あるプロトコルに準拠した機器から、別のプロトコルに準拠した機器を制御可能にするのがブリッジ装置である。ブリッジ装置は、両方のプロトコルが利用するネットワークに介在し、一方のプロトコルを他方のプロトコルへと変換する。このとき、一方のプロトコルが、機器情報や、機器の有する機能情報の検索、公開機構を有する場合、他方のプロトコルに属する機器の諸情報を、どのように前者のプロトコルに見せかけるかが課題となる。この課題に関しては様々な解決方法が提案されている。例えば、IEEE1394パケット、IEEE1394ネットワーク上で利用するAV/CコマンドをUPnPのSOAP(Simple Object Access Protocol)メッセージに変換することにより,IEEE1394機器を、UPnPプロトコルを用いて操作可能にする技術として、例えば特許文献1が挙げられる。この特許文献1は、IEEE1394機器の有する機能をどのようにUPnP機器として表現するかについての解決法を提案するものであり、基本的にはIEEE1394機器をブリッジ装置上で仮想的にUPnP機器(以下、仮想UPnPデバイスと呼ぶ)として見せかけることを特徴とする。
しかしながら、この特許文献は、このようなブリッジ装置が複数台存在する場合に生じる問題については言及していない。詳しくは、IEEE1394ネットワーク上のAV/Cプロトコルに準拠した機器を仮想UPnPデバイスとしてIEEE802ネットワークに見せるブリッジ装置(以下、IEEE1394ブリッジ装置と呼ぶ)において、このIEEE1394ブリッジ装置が複数存在し、かつ独立して動作する場合、1つのIEEE1394機器が、複数のIEEE1394ブリッジ装置上で仮想UPnPデバイスとして公開されてしまうことで、IEEE802ネットワークからは、あたかも複数台存在しているかのように見えてしまう問題が発生する。
特開2003-8610号公報
この問題の一解決手法を示したものとしては、本件出願人の先願に係る本件出願時において未公開の特願2004-244120号が存在する。これは、IEEE1394ブリッジ装置においてIEEE1394機器を仮想UPnPデバイスとしてIEEE802ネットワークに見せる場合に、まず、この仮想UPnPデバイスの識別子(UDN: Unique Device Name)の生成規則を定義し、これをIEEE1394ブリッジ装置間で共通化させる。IEEE1394ブリッジ装置は,あるIEEE1394機器に対する仮想UPnPデバイスを生成する場合、予めIEEE802ネットワーク上に、既に該IEEE1394機器が仮想UPnPデバイスとして存在していないかどうかを確認する。この確認処理は、UDNを利用したSSDP(Simple Service Discovery Protocol)のdiscoverパケットを送信することで実現する。既に存在する場合、IEEE1394ブリッジ装置は、該IEEE1394機器のブリッジ処理を行わない。一方、存在しない場合、ブリッジ処理を行い、該IEEE1394機器を仮想UPnPデバイスとしてIEEE802ネットワーク上に公開する(以下、この処理手順を単に調停処理と呼ぶ)。以上の手続きにより、前述した問題を解決することが可能になるとしている。
なお、前述したUDNの生成規則は、IEEE1394機器のデバイス識別子(EUI64値)とIEEE1394ブリッジ装置の永続的に利用できるデバイス識別子(EUI64値、MACアドレス等)を利用するものである。例えば、IEEE1394ブリッジ装置の識別子が、00036EAC37A1で、IEEE1394機器のEUI値が4552-EF0302AF10の場合、このIEEE1394機器の仮想UPnPデバイスに付与されるUDNを00036EAC37A1-4552-EF0302AF10などとする。他のIEEE1394ブリッジ装置は、この仮想UPnPデバイスからのSSDP aliveパケットの受信、もしくは、SSDP discoveryパケットの送信によって、IEEE1394ブリッジ装置上のIEEE1394機器に対応する仮想UPnPデバイスの存在を確認することができる。
上記未公開出願で提案されているIEEE1394ブリッジ装置は、ブリッジ装置が複数台存在する際に生じる、上述した仮想UPnPデバイスの重複問題を解決する方法を備えるものであるが、以下の3つの問題を内包している。
(1)IEEE1394ネットワーク上でバスリセットが発生し、新たなIEEE1394機器の接続が確認された場合、IEEE1394ブリッジ装置は常に前記調停処理を実行するが、これはSSDPのdiscoveryパケットを送信し、周辺機器からの応答を一定時間待つ必要があるので、周辺に他のIEEE1394ブリッジ装置があるか否かに関わらず、処理に一定の時間を要する。すなわち、IEEE1394機器をUPnPプロトコルで操作可能にするまでに、常に一定の遅延が発生することになる。これは、IEEE1394ブリッジ装置が同一のIEEE802ネットワーク内に1つしかない場合でも同様であり、非効率である。
(2)調停処理機構を有さないIEEE1394ブリッジ装置が存在する場合の対応に関して未考慮である。上記未公開出願では、複数のIEEE1394ブリッジ装置が各々同様の調停処理機構を備えており、かつ、同様のUDN生成規則を持っていることを前提としている。このため、この調停処理機構、UDN生成規則を持たないIEEE1394ブリッジ装置が存在すると、仮想UPnPデバイスの重複問題を回避できない。
(3)上記未公開出願には、あるIEEE1394機器の仮想UPnPデバイスを生成しているIEEE1394ブリッジ装置が、電源が落ちたり、ネットワークケーブルが抜けたりして、IEEE802ネットワーク、あるいは、IEEE1394ネットワークから離脱した場合の対処法が示されていない。したがって、離脱したIEEE1394ブリッジ装置によってIEEE802ネットワーク側に公開されていたIEEE1394機器は、他のブリッジ装置が存在していても、IEEE802ネットワークから見えなくなってしまう。
本発明の目的は、第1及び第2のネットワークに接続されるブリッジ装置が複数存在する場合に発生し得る問題を改善したブリッジ装置、通信プログラム及び通信方法を提供することにある。
本発明の一態様に従ったブリッジ装置は、
第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信することを実現するブリッジ装置であって、
前記第2のネットワーク上の機器を検出する接続検出手段と、
第1状態及び第2状態のいずれかの状態を保持する状態保持手段と、
前記状態保持手段に前記第2状態が保持されている場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、
前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記状態保持手段を前記第2状態に設定する
調停手段と、
前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理するブリッジ手段と、を備え、
前記状態保持手段は、起動時、前記第1状態を保持する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に従った通信プログラムは、
第1のネットワークと第2のネットワークとに接続されたコンピュータを、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信を行うことを実現するブリッジ装置として機能させる通信プログラムであって、
前記第2のネットワーク上の機器を検出する接続検出ステップと、
前記ブリッジ装置が第1状態及び第2状態のいずれかの状態にあるかを検出する状態検出ステップと、
前記ブリッジ装置が前記第2状態にある場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、
前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記ブリッジ装置を前記第2状態に設定する調停ステップと、
前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理するブリッジステップと、
前記ブリッジ装置の起動時、前記ブリッジ装置を前記第1状態に設定する初期設定ステップと、
を備える。
本発明の一態様に従った通信方法は、
第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信を行うことを実現するブリッジ装置において実行する通信方法であって、
前記第2のネットワーク上の機器を検出し、
前記ブリッジ装置が第1状態及び第2状態のいずれかの状態にあるかを検出し、
前記ブリッジ装置が前記第2状態にある場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、
前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記ブリッジ装置を前記第2状態に設定し、
前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理し、
前記ブリッジ装置の起動時、前記ブリッジ装置を前記第1状態に設定する
本発明により、第1及び第2のネットワークに接続されるブリッジ装置が複数存在する場合に発生し得る問題を改善できる。
図1は、本発明の実施の形態に従ったIEEE1394ブリッジ装置を適用したネットワークの全体構成を示す図である。
この構成において、IEEE802ネットワーク11上には、UPnPコントロールポイント13が存在し、IEEE1394ネットワーク12には、AV/Cコマンドに対応したPVR(Personal Video Recorder)14とDTV(Digital Television)15とが接続されている。IEEE802ネットワーク11とIEEE1394ネットワーク12との間には、2台のIEEE1394ブリッジ装置21、22が接続される。さらにIEEE802ネットワーク11とIEEE1394ネットワーク12との間には、仮想UPnPデバイスのUDN生成規則はIEEE1394ブリッジ装置21、22と同一であるものの調停手段及び状態保持手段を有さないIEEE1394ブリッジ装置23が接続されている。
IEEE1394ブリッジ装置21、22、23における接続検出手段21a、22a、23aは、IEEE1394ネットワーク12及びIEEE802ネットワーク11上の機器を検出し、また、IEEE1394ネットワーク12及びIEEE802ネットワーク11上からの機器の離脱を検出する。例えば、接続検出手段21a、22a、23aは、IEEE1394ネットワーク12のバスリセットに基づいて、IEEE1394ネットワーク12に接続されている機器を認識する。IEEE1394ネットワークでは、機器の接続又は離脱によって、バスリセットが発生し、接続検出手段21a、22a、23aはこのバスリセットを検出する。ここでは、接続検出手段が、IEEE1394ネットワーク12上の機器を検出する機能、IEEE802ネットワーク11上の機器を検出する機能、IEEE1394ネットワーク12上からの機器の離脱を検出する機能、IEEE802ネットワーク11上からの機器の離脱を検出する機能を備えるが、各機能又はこれらの機能の任意の組み合わせを行う手段を設けることで、これらの機能を実現しても良い。
IEEE1394ブリッジ装置21、22、23におけるブリッジ手段21b、22b、23bは、IEEE1394ネットワーク12上のIEEE1394機器のブリッジ処理を行う。ブリッジ手段21b、22b、23bのうちブリッジ手段21b、22bは、調停手段21d、22dによるブリッジ指示を受けた場合にのみブリッジ処理を行う。ブリッジ手段21b、22b、23bのうちブリッジ手段23bは、IEEE1394ネットワーク12上のIEEE1394機器を無条件にブリッジ処理する。ブリッジ処理は、基本的にはIEEE1394機器をIEEE1394ブリッジ装置上で仮想的にUPnP機器(以下、仮想UPnPデバイスと呼ぶ)として見せかけるものである。ブリッジ処理の具体的な手法としては例えば特許文献1に記載の技術を用いることができる。
状態保持手段21c、22cは、各々、初期状態、第1状態及び第2状態のいずれかの状態を保持する。図2はIEEE1394ブリッジ装置21、22の状態遷移図である。状態保持手段21c、22cは、電源オフ時は初期状態を保持し、電源オン時は第1状態及び第2状態の何れかの状態を保持する。IEEE1394ブリッジ装置21、22は第1状態及び第2状態間を遷移可能である。
第2状態にあるIEEE1394ブリッジ装置はIEEE1394ネットワーク12上にIEEE1394機器が接続されると当該IEEE1394機器を無条件にブリッジ処理する。第1状態にあるIEEE1394ブリッジ装置は、IEEE1394ネットワーク12上にIEEE1394機器が接続されると当該IEEE1394機器をブリッジ処理するか否かを接続の都度判断し、ブリッジ処理する場合は第2状態に遷移してブリッジ処理を行う。より詳細には以下の通りである。
状態保持手段21c、22cに第2状態が保持されている場合において、IEEE1394ネットワーク12にIEEE1394機器が接続された場合、調停手段21d、22dは、無条件に当該IEEE1394機器をブリッジ処理することを決定し、ブリッジ手段21b、22bにブリッジ処理を指示する。また、調停手段21d、22dは、状態保持手段21c、22cに第2状態が保持されている場合において、IEEE1394ネットワーク12に調停手段を有さないIEEE1394機器が接続された場合は、状態保持手段21c、22cを第1状態に設定し、ブリッジ手段21b、22bにブリッジ処理を停止させる。
一方、状態保持手段21c、22cに第1状態が保持されている場合において、IEEE1394ネットワーク12にIEEE1394機器が接続された場合は、調停手段21d、22dは、当該IEEE1394機器をブリッジ処理すべきか否かを、後述する手法を用いて判断する。ブリッジ処理を行うことを決定した場合は、調停手段は、状態保持手段を第2状態に設定すると共に、当該IEEE1394機器をブリッジ処理することを決定し、ブリッジ手段にブリッジ処理を指示する。また、調停手段21d、22dは、状態保持手段21c、22cに第1状態が保持されている場合において、ブリッジ処理を行っている他のIEEE1394ブリッジ装置がIEEE1394ネットワーク12から離脱した場合は、自分がブリッジ処理を引き継ぐか否かを、後述する手法を用いて、判断する。引き継ぐことを決定した場合は、調停手段は、状態保持手段を第2状態に設定すると共に、ブリッジ処理の実行をブリッジ手段に指示する。
図3〜図5は、IEEE1394ブリッジ装置の動作を詳細に説明するためのフローチャートである。以下、図1、図3〜図5を用いて、IEEE1394ブリッジ装置についてさらに詳細に説明する。
まず、図1において、IEEE1394ブリッジ装置21が一台接続されており、IEEE1394ネットワーク12には、このIEEE1394ブリッジ装置21以外、何も接続されていない状況を想定する。IEEE1394ブリッジ装置21の状態は第1状態である。ここで、PVR14をIEEE1394ネットワーク12に接続すると、IEEE1394ネットワーク12にバスリセットが発生する。IEEE1394ブリッジ装置21における接続検出手段21aは、このバスリセットを検出して、IEEE1394ネットワーク12に新規にPVR14が接続されたことを認識する(図3のステップS1、S2のNO)。IEEE1394ブリッジ装置21は第1状態であるため(ステップS3のNO)、IEEE1394ブリッジ装置21における調停手段21dは、IEEE802ネットワーク12内から、このPVR14がUPnPプロトコルで既に操作可能かどうかを、すなわちPVR14が既にブリッジ処理されているか否かを、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)のdiscoveryパケットを送信することで確認する(ステップS4)。このSSDPのdiscoveryパケットは、PVR14に付与されているUDN(UDN: Unique Device Name)自体を指定して送信してもよいし、PVR14のdeviceTypeが予め判明しているなら、このdeviceTypeを指定して送信しても良い。この確認の結果、調停手段21dは、IEEE802ネットワーク11上に、他のIEEE1394ブリッジ装置が存在しないこと、及びPVR14がIEEE802ネットワーク11上から未だUPnPプロトコルで操作可能でないことを認識し(ステップS5のYES)、状態保持手段21cを第2状態に遷移させる(ステップS6)。調停手段21dはブリッジ手段21bにブリッジ処理を指示し、ブリッジ手段21bはPVR14のブリッジ処理を開始する(ステップS7)。
次に、IEEE1394ブリッジ装置22をIEEE802ネットワーク11及びIEEE1394ネットワーク12の双方に接続する。IEEE1394ブリッジ装置22は第1状態にある。IEEE1394ネットワーク12では、バスリセットが発生し、IEEE1394ブリッジ装置21における接続検出手段21aは、接続された機器の種類が、IEEE1394ブリッジ装置であることを認識する(ステップS1、S2のYES)。従って、この機器に対するブリッジ処理は行われない。一方、IEEE1394ブリッジ装置22における接続検出手段22aは、IEEE1394ネットワーク12にPVR14とIEEE1394ブリッジ装置21とが接続されていることを認識する(ステップS1)。IEEE1394ブリッジ装置22における調停手段22dはIEEE1394ブリッジ装置21に対するブリッジ処理は行わないことを決定し(ステップS2のYES)、一方PVR14に対するブリッジ処理を行うか否かを判断するため、調停処理を開始する(ステップS2のNO、S3のNO、S4)。この調停処理の結果、調停手段22dは、IEEE1394ブリッジ装置21によってPVR14のブリッジ処理が既に行われていることを認識し、従ってブリッジ処理を行わないことを決定する(ステップS5のNO)。このときIEEE1394ブリッジ装置22の状態は第1状態のままであり、IEEE1394ブリッジ装置21の状態は第2状態のままである。
続いて、IEEE1394ネットワーク12にDTV15を接続する。IEEE1394ネットワーク12ではバスリセットが発生し、IEEE1394ブリッジ装置21における接続検出手段21a、IEEE1394ブリッジ装置22における接続検出手段22aは、DTV15が新たにIEEE1394ネットワーク12に接続されたことを認識する(ステップS1、S2のNO)。IEEE1394ブリッジ装置21は、第2状態のため(ステップS3のYES)、調停手段21は、DTV15のブリッジ処理を行うことを決定し、DTV15のブリッジ処理の開始をブリッジ手段21bに指示する(ステップS7)。一方、IEEE1394ブリッジ装置22は、第1状態のため(ステップS3のNO)、調停手段22dが調停処理を行い(ステップS4)、この結果DTV15がIEEE802ネットワーク11から操作可能であることを確認し、ブリッジ処理を行わないことを決定する(ステップS5のNO)。このときも、IEEE1394ブリッジ装置22は第1状態であり、IEEE1394ブリッジ装置21は第2状態である。
ここで、IEEE1394ブリッジ装置23をIEEE802ネットワーク11及びIEEE1394ネットワーク12の双方に接続する。IEEE1394ブリッジ装置23は調停手段を有さないため、IEEE1394 ネットワーク12でのバスリセットを受けて、PTV14及びDTV15が接続されていることを接続検出手段23aにおいて検出すると、ブリッジ手段23bを用いてPTV14及びDTV15のブリッジ処理を無条件で開始する。このとき、IEEE1394ブリッジ装置21における接続検出手段21aは、IEEE1394ブリッジ装置23がPVR14とDTV15のブリッジ処理を開始したことをSSDPのaliveパケットを受信する等して認識する(図4のステップS11)。すなわち調停手段を有さないIEEE1394ブリッジ装置が存在していることを認識する。そこで、IEEE1394ブリッジ装置21における調停手段21dは、状態保持手段21cを第1状態に設定して、ブリッジ手段21bにブリッジ処理を停止させる(ステップS12)。IEEE1394ブリッジ装置22は、第1状態のままである。
次に、IEEE1394ブリッジ装置23をIEEE802ネットワーク11及びIEEE1394ネットワーク12の双方から離脱させる。ここで、IEEE1394ブリッジ装置21における接続検出手段21a及びIEEE1394ブリッジ装置22における接続検出手段22aは、ブリッジ処理を行っているIEEE1394ブリッジ装置23が離脱したことを、IEEE802ネットワーク上でのSSDPのbyebyeパケットの受信、もしくはSSDP aliveパケットが一定時間以内に届かないことによって把握する(図5のステップS21)。IEEE1394ブリッジ装置21における調停手段21d及びIEEE1394ブリッジ装置22における調停手段22dは、直ちに調停処理を実行し、互いのUDN値の比較などによって、どちらがブリッジ処理を引き継ぐのかをネゴシエーションして決定する(ステップS22)。この結果、IEEE1394ブリッジ装置22が、ブリッジ処理を引き継ぐことが決定されると(例えばUDN値が大きい方を優先する)、IEEE1394ブリッジ装置22における調停手段22dは、状態保持手段22cを第2状態に遷移させ、ブリッジ手段22bはPVR14及びDTV15のブリッジ処理を開始する(ステップS23)。IEEE1394ブリッジ装置21の状態は第1状態のままである。
ところで、図6に示すように、IEEE1394ブリッジ装置21及びIEEE1394ブリッジ装置22に、外部からのUPnPアクションを受けて自機器におけるブリッジ処理を制御するブリッジ機能操作手段21e、22eを設け、外部からブリッジ処理を操作可能にしてもよい。例えば、IEEE802ネットワーク上のUPnPコントロールポイント13が、DTV15のブリッジ処理をIEEE1394ブリッジ装置21に行わせ、PVR14のブリッジ処理をIEEE1394ブリッジ装置22に行わせることができる。即ち、ブリッジ処理の負荷分散などが可能となる。
また、上記ブリッジ機能操作手段を設けることによってブリッジ処理の重複を回避することも可能となる。すなわち、IEEE1394ブリッジ装置23が、IEEE1394ブリッジ装置21、22と異なるUDN生成規則(あるいはdeviceType)を持つ機器である場合、IEEE1394ブリッジ装置21、22には、IEEE1394ブリッジ装置23がブリッジ処理を実行していることすら把握できない。そこで、UPnPコントロールポイント13からブリッジ処理の操作アクションを実行することで、IEEE1394ブリッジ装置21、22のブリッジ処理を停止させ、これによりブリッジ処理の重複を回避することが可能となる。
ここで先の説明で用いた図2を参照して、IEEE1394ブリッジ装置に状態遷移が生じるケースについてまとめると以下のようになる。
遷移1:この遷移(第1状態→第2状態)が発生するケースを以下に列挙する。
(1−1)IEEE1394ネットワーク12への機器の接続を検出し、IEEE802ネットワーク11内にIEEE1394ブリッジ装置が存在しないことを確認した場合。
(1−2)IEEE1394ネットワーク12への機器の接続を検出し、IEEE802ネットワーク11内に他のIEEE1394ブリッジ装置が存在することを確認した後、調停処理を経て、自機器が、検出した機器のブリッジ処理を行うことが決定された場合。
(1−3)ブリッジ処理を行っていたIEEE1394ブリッジ装置の離脱を検出し、IEEE802ネットワーク11内に他のIEEE1394ブリッジ装置が存在しないことを確認した場合。
(1−4)ブリッジ処理を行っていたIEEE1394ブリッジ装置の離脱を検出し、IEEE802ネットワーク11内に他のIEEE1394ブリッジ装置が存在することを確認した後、調停処理を経て、離脱したIEEE1394ブリッジ装置が担っていたブリッジ処理を、自機器が引き継ぐことが決定された場合。
遷移2:この遷移(第1状態のまま)が発生するケースを以下に列挙する。
(2−1)IEEE1394ネットワーク12への機器の接続を検出し、IEEE802ネットワーク11内から、IEEE1394ネットワーク12に接続された機器が操作可能であることを確認した場合。
(2−2)IEEE1394ネットワーク12への機器の接続を検出し、IEEE802ネットワーク11内から、IEEE1394ネットワーク12に接続された機器が操作可能であることが確認できず、IEEE802ネットワーク11上の他のIEEE1394ブリッジ装置との間での調停処理の結果、自機器がブリッジ処理を実行しないことを確認した場合。
(2−3)ブリッジ処理を行っていたIEEE1394ブリッジ装置の離脱を検出し、IEEE802ネットワーク11内に他のIEEE1394ブリッジ装置が存在することを確認した後、調停処理を経て、離脱したIEEE1394ブリッジ装置が担っていたブリッジ処理を、自機器が引き継がないことが決定された場合。
遷移3:この遷移が発生するケースを以下に列挙する。
IEEE802ネットワーク11上で、自機器がブリッジ処理を行っているIEEE1394ネットワーク12上の機器が、IEEE802ネットワーク11上の他のIEEE1394ブリッジ装置からもブリッジされていることが確認された場合。
以上のように、本実施の形態によれば、調停手段を持たないIEEE1394ブリッジ装置が存在しても、IEEE802ネットワーク11上のUPnPコントロールポイント13がIEEE1394ネットワーク12上のPVR14やDTV15がUPnPプロトコルを通じて重複して操作可能になる状況は、極力回避できる。さらに、ブリッジ処理を行っているIEEE1394ブリッジ装置がネットワークから離脱しても、他のIEEE1394ブリッジ装置が当該ブリッジ処理を引き継ぐことで、離脱後においてもPVR14及びDTV15をUPnPプロトコルによって継続して操作できる。
図7は、本発明の他の実施の形態に従ったECHONET(登録商標)ブリッジ装置を適用したネットワークの全体構成を示す図である。
この構成において、IEEE802ネットワーク111上には、UPnPコントロールポイント113が存在し、Bluetooth(登録商標)ネットワーク112には、ECHONETプロトコルに対応したエアコン114と冷蔵庫115とが接続されている。また、Bluetoothアクセスポイント116がIEEE802ネットワーク111及びBluetoothネットワーク112の双方に接続されている。さらに、IEEE802ネットワーク111には、本発明を適用した2台のECHONETブリッジ装置121、122が接続されている。ECHONETブリッジ装置121、122は、接続検出手段121a、121dと、ブリッジ手段121b、122bと、状態保持手段121c、122cと、調停手段121d、122dとを有する。ECHONETブリッジ装置121、122が、Bluetoothネットワーク112上におけるECHONET機器の接続や離脱を検出するメカニズムは、IEEE1394ブリッジ装置のそれとは異なるが、それ以外については、IEEE1394ブリッジ装置と同一である。このように本発明はECHONET機器をUPnPプロトコルで操作可能にするECHONETブリッジ装置にも適用できる。
以上に説明した本発明の実施の形態についてその効果を述べると以下の通りである。
IEEE1394ネットワーク上でバスリセットが発生し、新たなIEEE1394機器の接続が確認されると、本件出願人の先願にかかるIEEE1394ブリッジ装置では、常に調停処理を実行する。これは、同一サブネット内に、他のIEEE1394ブリッジ装置があるか否かに拘わらず、処理に一定の時間を要することを意味するので、非効率である。これに対し、本実施の形態では、第2状態に遷移すると、調停処理を実行しないので、調停処理に関わる負荷、及び、遅延の軽減を図ることができる。
本発明を適用したIEEE1394ブリッジ装置は、仮想UPnPデバイスのUDN生成規則(deviceType)は当該IEEE1394ブリッジ装置と共通であるものの調停手段を有さないIEEE1394ブリッジ装置と同一サブネット内に共存することができる。つまり、調停手段を有さないIEEE1394ブリッジ装置は、調停手段を有する第2状態のIEEE1394ブリッジ装置と同等の動作を行うとみなすことができるため、本発明を適用したIEEE1394ブリッジ装置を第1状態に遷移させることで、重複問題を回避することができる。
本発明を適用したIEEE1394ブリッジ装置は、仮想UPnPデバイスのUDN生成規則(あるいはdeviceType)が当該IEEE1394ブリッジ装置と異なり且つ調停手段を有さないIEEE1394ブリッジ装置と同一サブネット内に共存することができる。この場合、重複問題が発生してしまう可能性はあるが、ブリッジ処理の開始や終了をUPnPプロトコルで操作できる機能をIEEE1394ブリッジ装置に備えさせることで、ユーザが明示的に、あるいは、機器が自動的に、仮想UPnPデバイスの重複問題を可及的に回避できる。
IEEE1394機器の仮想UPnPデバイスを生成しているIEEE1394ブリッジ装置が、電源が落ちたり、ネットワークケーブルが抜けたりして、IEEE802ネットワーク、あるいは、IEEE1394ネットワークから離脱した場合でも、他のIEEE1394ブリッジ装置が存在すれば、当該他のIEEE1394ブリッジ装置がブリッジ処理を自動的に引き継ぐことにより、引き続きIEEE1394機器をUPnPプロトコルにより操作できる。
本発明は、上述したようにECHONET機器をUPnPプロトコルで操作可能にするECHONETブリッジ装置にも適用でき、以上に説明した効果は、そのままECHONETブリッジ装置にも当てはまる。
本発明の実施の形態に従ったブリッジ装置を適用したネットワークの全体構成図 IEEE1394ブリッジ装置における状態遷移図 IEEE1394ブリッジ装置の動作を説明するフローチャート IEEE1394ブリッジ装置の動作を説明するフローチャート IEEE1394ブリッジ装置の動作を説明するフローチャート 図1のIEEE1394ブリッジ装置にブリッジ機能操作手段を追加した構成を示す図 本発明の他の実施の形態に従ったブリッジ装置を適用したネットワークの全体構成図
符号の説明
11、111:IEEE802ネットワーク
12:IEEE1394ネットワーク
13、113:UPnPコントロールポイント
14:PVR
15:DTV
21〜23:IEEE1394ブリッジ装置
21a、22a、23a、121a、122a:接続検出手段
21b、22b、23b、121b、122b:ブリッジ手段
21c、22c、121c、122c:状態保持手段
21d、22d、121d、122d:調停手段
21e、22e:ブリッジ機能操作手段
112:Bluetoothネットワーク
114:エアコン
115:冷蔵庫
116:Bluetoothアクセスポイント
121:ECHONETブリッジ装置

Claims (11)

  1. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信することを実現するブリッジ装置であって、
    前記第2のネットワーク上の機器を検出する接続検出手段と、
    第1状態及び第2状態のいずれかの状態を保持する状態保持手段と、
    前記状態保持手段に前記第2状態が保持されている場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記状態保持手段を前記第2状態に設定する調停手段と、
    前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理するブリッジ手段と、を備え、
    前記状態保持手段は、起動時、前記第1状態を保持し、
    前記調停手段は、前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合において、前記第1又は第2のネットワーク上に前記他のブリッジ装置が存在することを確認した場合は、前記ブリッジ処理を行わないことを決定することを特徴とするブリッジ装置。
  2. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信することを実現するブリッジ装置であって、
    前記第2のネットワーク上の機器を検出する接続検出手段と、
    第1状態及び第2状態のいずれかの状態を保持する状態保持手段と、
    前記状態保持手段に前記第2状態が保持されている場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記状態保持手段を前記第2状態に設定する調停手段と、
    前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理するブリッジ手段と、を備え、
    前記状態保持手段は、起動時、前記第1状態を保持し、
    前記調停手段は、前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合において、前記他のブリッジ装置が前記第1又は第2のネットワークから離脱したことを検出し、かつ、前記第1又は第2のネットワーク上にさらに他のブリッジ装置が存在しないことを確認した場合は、前記ブリッジ処理を行うことを決定し、前記第1又は第2のネットワーク上に前記さらに他のブリッジ装置が存在することを確認した場合は、前記さらに他のブリッジ装置との間でのネゴシエーションによって前記ブリッジ処理を引き継ぐか否かを決定することを特徴とするブリッジ装置。
  3. 前記調停手段は、前記状態保持手段に前記第1状態が保持されている場合において、前記他のブリッジ装置が前記第1又は第2のネットワークから離脱したことを検出し、かつ、前記第1又は第2のネットワーク上にさらに他のブリッジ装置が存在しないことを確認した場合は、前記ブリッジ処理を行うことを決定することを特徴とする請求項1に記載のブリッジ装置。
  4. 前記調停手段は、前記第1又は第2のネットワーク上に前記さらに他のブリッジ装置が存在することを確認した場合は、前記さらに他のブリッジ装置との間でのネゴシエーションによって前記ブリッジ処理を引き継ぐか否かを決定することを特徴とする請求項2又は3に記載のブリッジ装置。
  5. 前記調停手段は、前記さらに他のブリッジ装置から前記さらに他のブリッジ装置を識別する識別子データを受信し、受信した前記識別子データに基づいて、前記ブリッジ処理を引き継ぐか否かを決定することを特徴とする請求項4に記載のブリッジ装置。
  6. 前記調停手段は、前記検出された機器がブリッジ装置である場合は、前記ブリッジ処理を行わないことを決定することを特徴とする請求項5に記載のブリッジ装置。
  7. 前記調停手段は、前記状態保持手段に前記第2状態が保持されている場合において、他のブリッジ装置がブリッジ処理を行っていることを検出した場合は、前記状態保持手段を前記第1状態に設定し、また、前記ブリッジ手段にブリッジ処理を停止させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のブリッジ装置。
  8. 前記第1のネットワーク上の機器からの指示データに基づいて、前記指示データにかかる前記第2のネットワーク上の機器についてブリッジ処理を開始又は終了するブリッジ機能操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のブリッジ装置。
  9. 前記第1のネットワーク上の機器はUPnPプロトコルに従って動作し、前記第2のネットワーク上の機器は、AV/Cプロトコル又はECHONETプロトコルに従って動作することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のブリッジ装置。
  10. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続されたコンピュータを、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信を行うことを実現するブリッジ装置として機能させる通信プログラムであって、
    前記第2のネットワーク上の機器を検出する接続検出ステップと、
    前記ブリッジ装置が第1状態及び第2状態のいずれかの状態にあるかを検出する状態検出ステップと、
    前記ブリッジ装置が前記第2状態にある場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、
    前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記ブリッジ装置を前記第2状態に設定する調停ステップと、
    前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理するブリッジステップと、
    前記ブリッジ装置の起動時、前記ブリッジ装置を前記第1状態に設定する初期設定ステップとを備え、
    前記調停ステップは、前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合において、前記第1又は第2のネットワーク上に前記他のブリッジ装置が存在することを確認した場合は、前記ブリッジ処理を行わないことを決定することを特徴とする通信プログラム。
  11. 第1のネットワークと第2のネットワークとに接続され、前記第1のネットワークに接続された機器と前記第2のネットワークに接続された機器との間で通信を行うことを実現するブリッジ装置において実行する通信方法であって、
    前記第2のネットワーク上の機器を検出し、
    前記ブリッジ装置が第1状態及び第2状態のいずれかの状態にあるかを検出し、
    前記ブリッジ装置が前記第2状態にある場合は前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し、
    前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合は前記第1又は第2のネットワーク上にブリッジ処理を行っている他のブリッジ装置が存在しないことを確認したとき、前記検出された機器をブリッジ処理することを決定し前記ブリッジ装置を前記第2状態に設定し、
    前記ブリッジ処理を行うことを決定された機器をブリッジ処理し、
    前記ブリッジ装置の起動時、前記ブリッジ装置を前記第1状態に設定し、
    前記ブリッジ装置が前記第1状態にある場合において、前記第1又は第2のネットワーク上に前記他のブリッジ装置が存在することを確認した場合は、前記ブリッジ処理を行わないことを決定することを特徴とする通信方法。
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