JP4514798B2 - 中継装置及び中継方法並びに中継処理用プログラム - Google Patents

中継装置及び中継方法並びに中継処理用プログラム Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本願は、中継装置及び中継方法、中継処理用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、例えば情報伝送用の規格が相互に異なるバス同士の如き、一のバスから他のバスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とするバス間を中継する中継装置及び中継方法並びに中継処理用プログラムの技術分野に属する。
[0002]
近年、バスを介して複数の情報処理装置(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤと液晶テレビジョン装置等)との間で画像情報等の情報を授受するための規格が、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394規格等として数多く提唱されている。そして、一の規格に夫々準拠しているバス同士を相互に接続して情報の授受を行うバス接続のための規格もまた提唱されている。
[0003]
ここで、当該バス接続の例となる従来の技術としては、例えば下記特許文献1に記載された技術がある。
特許文献1:特開平11−55297号公報(請求項7等)
発明の開示
発明が解決しようとする課題
[0004]
しかしながら、上述した特許文献1を含めた従来技術においては、同一規格に準拠しているバス同士を接続するための技術は数多く存在しているが、異なる規格に夫々準拠しているバス同士の接続を実現する技術は提唱されていなかった。
[0005]
一方、近年のネットワーク化の拡大傾向を鑑みると、異なる規格に夫々準拠しているバスの末端同士で情報の授受を行うという需要も増大しつつある。例えば、一の部屋内においてIEEE1394規格に準拠したバスを用いてネットワークが構築されており、他の部屋内ではIEEE802.3CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)規格等のいわゆるIP(Internet Protocol)規格(以下、単にLAN(Local Area Network)規格と称する)に準拠したバスを用いてネットワークが構築されている場合において、上記一の部屋では画像情報を記録したハードディスク装置がバスに接続されており、上記他の部屋ではテレビジョン装置がバスに接続されているとき、そのハードディスク装置に記録されている画像情報の画像を他の部屋のテレビジョン装置に映し出すと言った需要が想定される。
[0006]
しかしながら、従来では、異なる規格に夫々準拠しているバスの末端同士に接続されている情報処理装置同士で直接情報の授受を行うことは、各バスが異なる規格に夫々準拠していることに起因して不可能となっていた。よって、例えば、上記の例で言えば、上記ハードディスク装置に記録されている画像情報の画像を上記テレビジョン装置に映し出すことはできなかった。
【0007】
そこで、本願は、上述の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、一のバスから他のバスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とするバス上に夫々接続されている情報処理装置間における情報の授受等を容易に行うことが可能な中継装置及び中継方法並びに中継処理用プログラムを夫々提供することにある。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置であって、当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶するルーティング情報記憶部等の第1記憶手段と、各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる装置情報処理部等の割当手段と、前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する装置情報記憶部等の第2記憶手段と、前記のバスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成するメッセージ作成部等の生成手段と、前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信するパケット送受信部等の送信手段と、を備える。
【0013】
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置であって、当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶するルーティング情報記憶部等の第1記憶手段と、各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる装置情報処理部等の割当手段と、前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する装置情報記憶部等の第2記憶手段と、を備える中継装置において実行される中継方法であって、前記のバスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成する生成工程と、前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信する送信工程と、を含む。
【0016】
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置に含まれる中継コンピュータを、当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶する第1記憶手段、各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる割当手段、前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する第2記憶手段、他の前記バスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成する生成手段、及び、前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信する送信手段、として機能させる。
【図面の簡単な説明】
[0019]
[図1]実施形態に係るネットワーク全体を示すブロック図である。
[図2]実施形態に係るブリッジ装置の構成を示す図であり、(A)は当該ブリッジ装置の概要構成を示すブロック図であり、(B)乃至(D)は各ブリッジ装置内のルーティング情報の内容を夫々に例示する図である。
[図3]実施形態に係る各識別情報等の構成を示す図であり、(a)はブリッジ識別情報の構成を示す図であり、(b)は装置情報記憶部に記憶されている情報の構成を示す図であり、(c)は制御用メッセージの構成を示す図である。
[図4]実施形態に係るブリッジ装置において実行される動作を示すフローチャート(I)である。
[図5]実施形態に係るブリッジ装置において実行される動作を示すフローチャート(II)である。
[図6]実施形態に係るネットワーク内をIEEE1394規格に準拠して伝送されるパケットの構成を示す図であり、(a)はソースパケットの構成を示す図であり、(b)は当該ソースパケットを含むパケットの構成を示す図である。
[図7]実施形態に係るネットワーク内をLAN規格に準拠して伝送されるフレームの構成を示す図である。
【符号の説明】
【0020】
1 ルーティング情報処理部
2 ルーティング情報記憶部
3 装置情報処理部
4 装置情報記憶部
5 メッセージ作成部
6 メッセージ解析部
7 第1パケット送受信部
8 第2パケット送受信部
9 内部バス
10 フォーマット変換部
11 操作部
12 表示部
20 バス種類情報
21 装置識別情報
30 バス識別情報
31 処理装置識別情報
32 バス固有識別情報
40 動作情報
D ディスプレイ装置
H ハードディスク装置
B1、B2、B3 ブリッジ装置
NT ネットワーク
MG 制御用メッセージ
BS1、BS2、BS3、BS4 バス
BID ブリッジ識別情報
R(B1)、R(B2)、R(B3) ルーティング情報
IF インターフェース部
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
次に、本願を実施するための最良の形態について、図1乃至図6を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、IEEE1394規格に準拠したバスとLAN規格に準拠したバスとを相互に接続して情報の授受を行う中継装置としてのブリッジ装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
【0022】
また、図1は実施形態に係るネットワーク全体を示すブロック図であり、図2は実施形態に係るブリッジ装置の概要構成を示す図であり、図3及び図4は当該ブリッジ装置において実行される実施形態に係る動作を示すフローチャートであり、図5は実施形態に係るネットワーク内をIEEE1394規格に準拠して伝送されるパケットの構成を示す図であり、図6は実施形態に係るネットワーク内をLAN規格に準拠して伝送されるフレームの構成を示す図である。
【0023】
(I)ネットワーク全体の構成
初めに、実施形態に係るネットワーク全体及びブリッジ装置の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0024】
図1に示すように、実施形態に係るネットワークNTは、バスBS1を介して送信されてくる画像情報に対応する画像を表示することが可能なディスプレイと、当該画像情報と共にバスBS1を介して伝送されて来る音情報に対応する音を放音するスピーカと、バスBS1に接続されて必要な入出力処理を行う受信手段としてのインターフェース部IFと、を備えて当該バスBS1に接続されたディスプレイ装置Dと、バスBS1とバスBS2とを接続して上記画像情報等を中継するブリッジ装置B1と、バスBS2とバスBS3とを接続して上記画像情報等を中継するブリッジ装置B2と、バスBS3とバスBS4とを接続して上記画像情報等を中継するブリッジ装置B3と、バスBS4に接続されて必要な入出力処理を行う受信手段としてのインターフェース部IFを備えて当該バスBS4に接続され、記録されている上記画像情報等を当該バスBS4を介して送出するハードディスク装置Hと、により構成されている。
【0025】
ここで、上記の構成において、バスBS1、BS3及びBS4は上記IEEE1394規格に準拠して情報が伝送されるバスであり、バスBS2は上記LAN規格に準拠して情報が伝送されるバスである。
【0026】
次に、各ブリッジ装置B1乃至B3の構成及び動作について、図2乃至図4を用いて説明する。なお、実施形態に係る各ブリッジ装置B1乃至B3の構成及び動作は基本的に相互に同一であるので、以下の説明ではこれらを代表してブリッジ装置B1の構成及び動作について説明する。
【0027】
図2(a)に示すように、実施形態に係るブリッジ装置B1は、ルーティング情報処理部1と、第1記憶手段としてのルーティング情報記憶部2と、装置情報処理部3と、第2記憶手段としての装置情報記憶部4と、生成手段及びコマンド生成手段としてのメッセージ作成部5と、抽出手段としてのメッセージ解析部6と、フォーマット変換部10と、送信手段及びコマンド送信手段としての第1パケット送受信部7と、送信手段及びコマンド送信手段としての第2パケット送受信部8と、無線通信方式のリモートコントロール装置又は操作ボタン等よりなる指示手段としての操作部11と、ブリッジ装置B自体の動作状態を表示する液晶ディスプレイ等よりなる表示部12と、により構成されている。そして、上記ルーティング情報処理部1、ルーティング情報記憶部2、割当手段としての装置情報処理部3、装置情報記憶部4、メッセージ作成部5、メッセージ解析部6、フォーマット変換部10、第1パケット送受信部7、第2パケット送受信部8、操作部11及び表示部12は、内部バス9を介して情報の授受が相互に可能に接続されている。
【0028】
次に、ブリッジB1の全体動作を説明する。
先ず、ルーティング情報記憶部2に記録されているルーティング情報について説明する。当該ルーティング情報はブリッジ装置B1に直接接続されている各バスBS1及びBS2から見て情報の転送が可能な他のブリッジを示すブリッジ識別情報をリスト化したものである。
【0029】
すなわち、図2(b)に示すように、ブリッジ装置B1内のルーティング情報記憶部2に記憶されているルーティング情報R(B1)には、当該ブリッジ装置B1に直接接続されているバスBS1についての部分として、当該バスBS1から見て当該バスBS1以外にブリッジ装置B1に直接接続されている他のバスであるバスBS2側に接続されている他のブリッジB2を示すブリッジ識別情報BID2及び当該他のブリッジB2を介して接続されている更に他のブリッジB3を示すブリッジ識別情報BID3をリスト化したものが含まれている。また同様に、ルーティング情報R(B1)には、当該ブリッジ装置B1に直接接続されているバスBS2についての部分として、当該バスBS2から見て当該バスBS2以外にブリッジ装置B1に直接接続されている他のバスであるバスBS1側に接続されている他のブリッジを示すブリッジ識別情報をリスト化したものが含まれている(なお、図1に示す場合は当該他のブリッジが存在しないので、ルーティング情報R(B1)内のバスBS2についての部分としては何ら情報が含まれていない)。
【0030】
また、図2(c)に示すように、ブリッジ装置B2内のルーティング情報記憶部2に記憶されているルーティング情報R(B2)には、当該ブリッジ装置B2に直接接続されているバスBS2についての部分として、当該バスBS2から見て当該バスBS2以外にブリッジ装置B2に直接接続されている他のバスであるバスBS3側に接続されている他のブリッジB3を示すブリッジ識別情報BID3が含まれている。また同様に、ルーティング情報R(B2)には、当該ブリッジ装置B2に直接接続されているバスBS3についての部分として、当該バスBS3から見て当該バスBS3以外にブリッジ装置B2に直接接続されている他のバスであるバスBS2側に接続されている他のブリッジB1を示すブリッジ識別情報BID1が含まれている。
【0031】
更に、図2(d)に示すように、ブリッジ装置B3内のルーティング情報記憶部2に記憶されているルーティング情報R(B3)には、当該ブリッジ装置B3に直接接続されているバスBS4についての部分として、当該バスBS4から見て当該バスBS4以外にブリッジ装置B3に直接接続されている他のバスであるバスBS3側に接続されている他のブリッジB2を示すブリッジ識別情報BID2及び当該他のブリッジB2を介して接続されている更に他のブリッジB1を示すブリッジ識別情報BID1をリスト化したものが含まれている。また同様に、ルーティング情報R(B3)には、当該ブリッジ装置B3に直接接続されているバスBS3についての部分として、当該バスBS3から見て当該バスBS3以外にブリッジ装置B3に直接接続されている他のバスであるバスBS4側に接続されている他のブリッジを示すブリッジ識別情報をリスト化したものが含まれている(なお、図1に示す場合は当該他のブリッジが存在しないので、ルーティング情報R(B3)内のバスBS3についての部分としては何ら情報が含まれていない)。
【0032】
そして、ルーティング情報処理部1は、ルーティング情報記憶部2との間でルーティング情報信号Srの授受を行いつつ、ネットワークNT内のブリッジBの接続状態が変化した場合にそれを検出し、必要に応じてルーティング情報R(B1)を更新する。
【0033】
ここで、本実施形態に係る上記ブリッジ識別情報BIDについて一般的に図3(a)を用いて説明する。
【0034】
図3(a)に示すように、上記ブリッジ識別情報BIDは、そのブリッジ識別情報BIDが対応するブリッジ装置Bが備えているバス接続用のインターフェース(図2においては各パケット送受信部に相当する)のいずれか一つに基づき、そのインターフェースが対応しているバスBSの種類を識別するバス種類情報20(例えば4ビットの値)と、当該各バスBS毎に予め設定された一意の装置識別情報(そのバスBS上において中継装置を識別するための固有の装置識別情報であり、例えば64ビットの値)とが組み合わされて構成され、一つのブリッジ装置Bには一つのブリッジ識別情報BIDのみが対応している。
【0035】
より具体的には、先ずバス種類情報20としては、そのバスBSがIEEE1394規格に準拠したバスBSであればその値は例えば「1」とされ、そのバスBSがIP規格に準拠したバスBSであればその値は例えば「2」とされる。また、装置識別情報21としては、そのバスBSがIEEE1394規格に準拠したバスBSであれば当該規格において定められているEUI(extended unique identifier)−64(64ビット)がそのまま用いられ、またそのバスBSがIP規格に準拠したバスBSであれば当該規格において定められているMAC(Media Access Control)アドレス(48ビット)がそのまま用いられ、64ビットに満たない部分は、その部分が「0」データで埋められて全体が68ビットとされる。この例では、例えば、EUI−64の値が「0x0123456789abcdef」であるIEEE1394規格のインターフェースを備えるブリッジ装置Bに対応するブリッジ識別情報BIDは、「0x10123456789abcdef」となることになる。
【0036】
なお、実施形態に係るブリッジ装置Bは二つのインターフェースを夫々備えているが、任意に決められた一つのインターフェースに対応するブリッジ識別情報をもってそのブリッジ装置Bのブリッジ識別情報BIDとし、ブリッジ装置Bとしての動作開始時においてその値を自身のブリッジ識別情報BIDとしてルーティング情報処理部1内に記憶する。
【0037】
次に、装置情報記憶部4に記録されている装置情報について説明する。当該装置情報としては、図3(b)に示すように、ブリッジ装置B1から認識できる他の情報処理装置(実施形態の場合はディスプレイ装置D及びハードディスク装置H)夫々を個別に識別するための処理装置識別情報31が、他の情報処理装置夫々が接続されているバスBS上において当該他の情報処理装置夫々を個別に識別するバス固有識別情報32と共に、当該他の情報処理装置が接続されているバスを示すバス識別情報30及びそのバスが直接接続されているブリッジ装置を示す上記ブリッジ識別情報BIDと対となって記憶されている。
【0038】
このとき、一つのバスBSに対して他の情報処理装置が複数接続されている場合には、図3(b)に示すように一つのバス識別情報30及びブリッジ識別情報BIDに対して、当該他の情報処理装置の数だけ、処理装置識別情報31とバス固有識別情報32との対が対応付けられていることになる。
【0039】
すなわち、図1及び図2に示す場合、ブリッジ装置B1内の装置情報記憶部4には、ハードディスク装置Hを夫々に示す処理装置識別情報31及びバス固有識別情報32が、当該ハードディスク装置Hが接続されているバスBS4を示すバス識別情報30及び当該バスBS4が直接接続されているブリッジ装置B3を示すブリッジ識別情報BID3と対を成して記憶されており、更にディスプレイ装置Dを夫々に示す処理装置識別情報31及びバス固有識別情報32が、当該ディスプレイ装置Dが接続されているバスBS1を示すバス識別情報30及び当該バスBS1が直接接続されているブリッジ装置B1自身を示すブリッジ識別情報BID1と対を成して記憶されている。
【0040】
なお、バス固有識別情報32について具体的には、その情報処理装置が接続されているバスBSがIEEE1394規格に準拠したバスBSである場合にはEUI−64の値が、そのバスBSがIP規格に準拠したバスBSである場合には当該規格の下でUPnP(Universal Plug and Play)機器を識別するために一般的に用いられているUUID(Universally Unique IDentifier(別名GUID(Global Unique IDentifier)))を用いる。例えば、EUI−64の値が「0x0123456789abcdef」であるIEEE1394規格に準拠した情報処理装置が接続されており、それに値「0x01」を有する処理装置識別情報31が割り当てられた場合は、当該処理装置識別情報31と値「0x0123456789abcdef」を有するバス固有識別情報32とが対を成して、対応するバス識別情報30及びブリッジ識別情報BIDと共に装置記憶部4内に記憶される。
【0041】
また、上記ハードディスク装置Hを示す処理装置識別情報31及びバス固有識別情報32並びにディスプレイ装置Dを示す装置識別情報31及びバス固有識別情報32は、ブリッジ装置B1内の装置情報記憶部4と同様の態様でブリッジ装置B2内の装置情報記憶部4及びブリッジ装置B3内の装置情報記憶部4にも夫々記憶されている。
【0042】
そして、装置情報処理部3は、装置情報記憶部4との間で装置識別情報信号Snの授受を行いつつ、ネットワークNT内における情報処理装置の接続状態が変化した場合にそれを検出し、必要に応じて対応する処理装置識別情報31を更新する。より具体的には、装置情報処理部3は、ネットワークNT内における情報処理装置の接続状態が変化した場合に、その変化後の情報処理装置が接続されているバスBS内で固有の処理装置識別情報31を当該情報処理装置毎に新たに割り当てると共に、その割当後の処理装置識別情報31をもって装置情報記憶部4内の情報を更新する。
【0043】
次に、ブリッジ装置B1を用いた動作制御の対象となる情報処理装置(実施形態の場合はハードディスク装置H又はディスプレイ装置D)の指定並びに当該指定した情報処理装置における制御対象となる動作の内容等の情報は、操作部11を用いた使用者の操作により当該操作部11において入力され、当該操作部11からは、入力された操作内容に対応する操作信号Sopが内部バス9を介してメッセージ作成部5に出力される。
【0044】
そして、メッセージ作成部5は、上記操作信号Sopの内容に基づき、ブリッジ装置B1から例えばハードディスク装置Hの動作を制御する場合には、当該動作制御に用いられる制御用メッセージ(その動作制御の対象がハードディスク装置Hである旨、及び当該制御される具体的な動作の内容が含まれている)を作成し、メッセージ信号Smgとして内部バス9に送出する。
【0045】
ここで、本実施形態に係る上記制御用メッセージについて一般的に図3(c)を用いて説明する。
【0046】
図3(c)に示すように、上記制御用メッセージMGは、その制御用メッセージMGに基づいて動作が制御される情報処理装置が接続されているバスBSが接続されているブリッジ装置Bを示すブリッジ識別情報BID(68ビット)を宛先としてその先頭に有し、当該情報処理装置において実行させようとする動作を示す動作情報40(例えば8ビット)と、その制御対象である情報処理装置自体を示す処理装置識別情報31と、を含んで構成されている。このとき、上記動作情報40により示される動作としては、その制御対象である情報処理装置が有する機能に応じて、「電源のオン/オフ」、「再生」、「停止」、「接続準備」等がある。そして、例えばブリッジ識別情報BIDの値が「0x10123456789abcdef」であるブリッジ装置Bに接続されているプレーヤ(処理装置識別情報31の値が「0x01」であるとする)に「再生」と言う動作をさせるための制御用メッセージMGの内容としては、ブリッジ識別情報BIDの部分が「0x10123456789abcdef」となり、動作情報40の部分が「再生(0x01)」となり、処理装置識別情報31の部分が「0x01」となることとなる。
【0047】
そして、フォーマット変換部10は、当該メッセージ信号Smgに含まれている制御用メッセージMGが転送される際のフォーマットを、その宛先となるブリッジ装置B(例えば制御対象がハードディスク装置Hである場合はブリッジ装置B3)に当該制御用メッセージMGが到達するまでに経由すべきいずれかのバスにおける情報伝送規格に応じて後ほど詳述するように変更し、パケット信号Sptとして第1パケット送受信部7又は第2パケット送受信部8へ出力する。すなわち、当該制御用メッセージMGがバスBS2へ送出されるべき制御用メッセージMGである場合は、当該制御用メッセージMGが転送される際のフォーマットを上記LAN規格に則ったフォーマットに変換し、パケット信号Sptとして第1パケット送受信部7に出力し、一方当該制御用メッセージMGがバスBS1へ送出されるべき制御用メッセージMGである場合は、当該制御用メッセージMGが転送される際のフォーマットを上記IEEE1394規格に則ったフォーマットに変換し、パケット信号Sptとして第2パケット送受信部8に出力する。
【0048】
そして、LAN規格に準拠したバスBS2に接続されている上記第1パケット送受信部7は、上記パケット信号Sptに含まれている制御用メッセージMGがバスBS2に送出されるべきものであるとき、当該フォーマット変換されたパケット信号SptをバスBS2に送出する。
【0049】
また、IEEE1394規格に準拠したバスBS1に接続されている第2パケット送受信部8は、上記パケット信号Sptに含まれている制御用メッセージMGがバスBS1に送出されるべきものであるとき、当該フォーマット変換されたパケット信号SptをバスBS1に送出する。
【0050】
他方、第1パケット送受信部7又は第2パケット送受信部8を介してバスBS2又はバスBS1から制御用メッセージMGを含むパケット信号Sptが受信されたとき、当該パケット信号Sptに含まれている制御用メッセージMGの内容がメッセージ解析部6において解析される。そして、その解析結果に応じて、そのまま他のブリッジ装置Bに転送すべきものか、或いは、ブリッジ装置B1に直接接続されているバスBS1又はBS2に対して所定のコマンドを転送する等の所定の動作を実行すべきものか等が判定され、その判定結果に応じて当該制御用メッセージMGが他のブリッジ装置B或いはバスBS1又はBS2に転送される。なお、当該転送の際、フォーマット変換が必要となる場合には、当該制御用メッセージは一旦フォーマット変換部10に出力され、必要なフォーマット変換が為された後にパケット信号Sptに含まれて必要な宛先に転送される。
【0051】
なお、上述した一連の動作中における当該ブリッジ装置B1としての動作状態は、内部バス9を介して各構成部材から出力されて来る動作状態信号Sdpに基づき、表示部12において表示される。
【0052】
(II)制御動作の実施形態
次に、上述した構成及び動作を有する各ブリッジ装置Bにおいて実行される、実施形態に係るハードディスク装置H又はディスプレイ装置Dの制御動作について、具体的に図4及び図5を用いて説明する。
【0053】
先ず、図4を用いて、いずれかのブリッジ装置Bにおいてハードディスク装置H又はディスプレイ装置Dの動作を遠隔的に制御するための操作が実行された場合における当該ブリッジ装置Bの動作について説明する。
【0054】
当該遠隔的な動作制御を実行する場合、図4に示すように、各ブリッジ装置Bにおいては、当該動作制御を行う旨の操作が操作部11において実行されたか否かを常に監視しており(ステップS1、S1;NO)、当該操作が実行されたときは(ステップS1;YES)、次に、当該実行された操作において制御対象となっている情報処理装置が、当該操作が実行されたブリッジ装置B自体に直接接続されているバスBSに接続されているか否かを、夫々のブリッジ装置B内の装置情報記憶部4に記録されている装置情報を参照して確認する(ステップS2)。
【0055】
そして、制御対象となっている情報処理装置が、当該操作が実行されたブリッジ装置B自体に直接接続されているバスBSに接続されている場合は(ステップS2;YES)、その制御対象である情報処理装置に対して、ステップS1において実行された操作内容に対応する制御コマンド(すなわち、ブリッジ装置B自体に直接接続されているバスBSに接続されている情報処理装置の動作を制御するための制御コマンド)をメッセージ作成部5において作成して送信し(ステップS7)、後述するステップS6の動作に移行する。
【0056】
一方、ステップS2の判定において、制御対象となっている情報処理装置が、当該操作が実行されたブリッジ装置B自体に直接接続されているバスBSに接続されていない場合は(ステップS2;NO)、当該制御対象となっている情報処理装置が接続されているバスBSが直接接続されている他のブリッジ装置Bを、上記ルーティング情報記憶部2内のルーティング情報及び装置情報記憶部4内の装置情報を参照して検索し、更にその制御対象となっている情報処理装置がバスBSを介して直接接続されている他のブリッジ装置Bが、自らが直接接続されているバスBSのうち、いずれのバスBS側から転送可能かを確認する(以下の説明では、当該転送可能なバスをバスAとする。)(ステップS3)。
【0057】
ここで、当該ステップS3の処理について具体的には、例えば図1に示すブリッジ装置B1を用いてブリッジ装置B3に直接接続されているバスBS4の末端に接続されているハードディスク装置Hの動作を制御しようとする場合、ステップS3の処理としては、先ず制御対象であるハードディスク装置Hが直接接続されているのがブリッジ装置B3であることが検索される。そして、ブリッジ装置B1を中心として当該ブリッジ装置B3に制御用メッセージを転送することができるのはバスBS1側からであるので、上記ステップS3における「バスA」としては、この場合はバスBS1がこれに該当することになる。
【0058】
そして、上記バスAが確定されると、次に、上記制御対象となっている情報処理装置を制御するための具体的な制御用メッセージMGがメッセージ作成部5において作成される(ステップS4)。ここで、当該制御用メッセージMGには、図3(c)に示す態様で、その制御対象である情報処理装置を識別するための処理装置識別情報31と、当該制御される具体的な動作の内容を示す動作情報40と、が含まれている。
【0059】
その後、上記ステップS3において確認されたバスA(上記のハードディスク装置Hの動作をブリッジ装置B1において制御する例の場合はバスBS1)以外のバスBS(当該例の場合はバスBS2)からそのバスBS2に接続されている全ての他のブリッジ(当該例の場合はブリッジ装置B2のみ)に対して、当該作成された制御用メッセージMGが送信される(ステップS5)。
【0060】
その後、当該送信された制御用メッセージMGは、図5に示す後述の転送動作により最終的に制御対象の情報処理装置が直接接続されているブリッジ装置Bまで順次転送され、当該転送先のブリッジ装置Bにおける上記ステップS1、S2及びS7の動作により当該制御対象の情報処理装置まで伝送されて実際にその動作が制御されることになる。
【0061】
次に、制御用メッセージMGの送信後は、ブリッジ装置Bの電源がオフとされたか否かを確認し(ステップS6)、オフとされていないときは(ステップS6;NO)、上記ステップS1に戻って新たな操作が操作部11において実行されるのを監視し、一方電源がオフとされたときは(ステップS6;YES)、そのまま実施形態に係る処理を終了する。
【0062】
次に、各ブリッジ装置Bにおいて、他のブリッジ装置Bから送出された上記制御用メッセージMGを受信した場合の処理について、図5を用いて説明する。
【0063】
各ブリッジ装置Bにおいては、他のブリッジ装置Bにおいて作成された上記制御用メッセージMGが送信されてきたか否かを常に監視しており(ステップS10、S10;NO)、当該制御用メッセージMGが送信されてきたときは(ステップS10;YES)、その送信されてきた制御用メッセージMGの内容を確認してその制御用メッセージMGの宛先(当該制御用メッセージMGに含まれているブリッジ識別情報BIDの内容)がその受信したブリッジ装置B自体であるか否かを確認する(ステップS11)。そして、その宛先が自身である場合は(ステップS11;YES)、その制御用メッセージMGの制御対象となっている情報処理装置に対してその制御用メッセージMGに対応した上記制御コマンドを送信し、実際にその制御コマンドに対応する動作をその情報処理装置に実行させ(ステップS16)、後述するステップS15に移行する。
【0064】
なお、上記ステップS16の処理として具体的には、先ず転送されてきた制御用メッセージMGから動作情報40及び処理装置識別情報31(図3(c)参照)を抽出し、当該抽出された処理装置識別情報31により示される情報処理装置に対して動作情報40により示されている動作を実行させるための制御コマンドを生成し、これを当該情報処理装置に送信することとなる。
【0065】
一方、ステップS11の判定において、その宛先が自身でない場合、換言すれば、自身以外の他のブリッジ装置Bがその宛先である場合は(ステップS11;NO)、その宛先のブリッジ装置Bを、ルーティング情報記憶部4内のルーティング情報Rにおける当該制御用メッセージMGが送信されてきたバスBSに対応するリストから検索する(ステップS12)。そして、検索結果としていずれのブリッジ装置Bも発見できないときは(ステップS12;NO)、宛先が示すブリッジ装置Bには制御用メッセージMGが転送できないことになるので、この制御用メッセージMGを破棄して後述のステップS15に移行する。
【0066】
他方、ステップS13の判定において、宛先である他のブリッジ装置Bが発見できたときは(ステップS13;YES)、その制御用メッセージMGが送信されていたバスBS以外の他のバスBSに接続されている全てのブリッジ装置Bに対して、受信した制御用メッセージMGを転送する(ステップS14)。
【0067】
ここで、当該ステップS12乃至S14の処理について具体的には、例えば図1に示すブリッジ装置B1を用いてブリッジ装置B3に直接接続されているバスBS4の末端に接続されているハードディスク装置Hの動作を制御しようとする場合、ブリッジ装置B1とブリッジ装置B3の間にあるブリッジ装置B2において実行される上記ステップS12乃至S14の処理では、制御対象であるハードディスク装置Hが直接接続されているブリッジ装置Bとしてブリッジ装置B3が検索できることになるので(上記ステップS12及びS13;YES参照)、その制御用メッセージMGが送信されていたバスBS2以外の他のバスBS3に接続されているブリッジ装置B3に対して、受信した制御用メッセージMGを転送する(ステップS14)動作が実行されることになる。
【0068】
そして、制御用メッセージMGの転送後は、ブリッジ装置Bの電源がオフとされたか否かを確認し(ステップS15)、オフとされていないときは(ステップS15;NO)、上記ステップS10に戻って新たな制御用メッセージMGの受信の有無を監視し、一方電源がオフとされたときは(ステップS15;YES)、そのまま実施形態に係る処理を終了する。
【0069】
次に、上述した図4及び図5において夫々説明した動作を一連としてみた場合の動作の具体例として、例えば、ブリッジ装置B3に接続されているハードディスク装置Hの電源をオンとする操作をブリッジ装置B1の操作部11を用いて使用者が実行した場合の動作について説明する。
【0070】
上記のハードディスク装置Hの電源をオンとする操作がブリッジ装置B1において実行されると、当該ブリッジ装置B1において制御対象であるハードディスク装置Hがブリッジ装置B1に直接接続されたバスBS1又はBS2のいずれかに接続されているかを確認する(図4ステップS2参照)。このとき、ハードディスク装置Hはブリッジ装置B1に直接接続されているバスBSには接続されていないので(図4ステップS2;NO参照)、次に、ブリッジ装置B1のルーティング情報記憶部4内に記憶されているルーティング情報からブリッジ装置B3を検索し(図4ステップS3参照)、図1の例では、当該ルーティング情報のバスBS1に対応するリスト内にブリッジ装置B3が検索されるので(図2(b)、図4ステップS3;YES参照)、そのブリッジ装置B3を宛先にしてハードディスク装置Hの電源をオンとするという内容の制御用メッセージMGがメッセージ作成部5において作成される(図4ステップS4参照)。そしてブリッジ装置B1に接続されているバスBS1以外のバスBS、即ちバスBS2側に接続されているブリッジ装置B2に向けて当該制御用メッセージMGが送信される(図4ステップS5参照)。
【0071】
次に、当該制御用メッセージMGを受信したブリッジ装置B2では(図5ステップS10;YES参照)、それに含まれている宛先が当該ブリッジ装置B2か否かを確認する(図5ステップS11参照)。今回の場合その宛先がブリッジ装置B2ではないので(図5ステップS11;NO参照)、当該ブリッジ装置B2のルーティング情報記憶部4内に記憶されているルーティング情報からその宛先であるブリッジ装置B3を新たに検索する(図5ステップS12及びS13参照)。そして、当該検索の結果、ルーティング情報内にブリッジ装置B3が検索されるので(図5ステップS13;YES参照)、バスBS3側に接続されているブリッジ装置B3にその制御用メッセージMGが転送される。なおこのときには、上記LAN規格に準拠したバスBS2を介して伝送されてきた制御用メッセージMGを上記IEEE1394規格に準拠したバスBS3に送出することになるので、フォーマット変換部10において、当該制御用メッセージMGが転送される際のフォーマットを、当該LAN規格に準拠したフォーマットから当該IEEE1394規格に準拠したフォーマットに変換する処理が実行されることとなる。
【0072】
これにより、ブリッジ装置B3は当該制御用メッセージをブリッジ装置B2から受信し(図4ステップS10;YES参照)、その宛先が当該ブリッジ装置B3であるか否かを確認する(図4ステップS11参照)。そして今回は、その宛先がブリッジ装置B3自身であるので(図4ステップS11;YES参照)、当該制御用メッセージMGの内容をブリッジ装置B3内のメッセージ解析部6において解析し、バスBS4を介してハードディスク装置Hへその電源をオンとするための制御コマンドを送信する(図5ステップS16)。
【0073】
なお、上述してきた実施形態において、使用者の操作内容によっては、制御用メッセージMGが複数必要となる場合や、制御対象の情報処理装置が複数存在する場合もあり得るので、それらの場合には、夫々の操作内容に対応して、制御用メッセージMGを複数送信したり、或いは他のブリッジ装置Bへと制御用メッセージMGを転送する処理が同時並行的に必要となることもある。
【0074】
(III)フォーマット変換処理の実施形態
次に、主として上記フォーマット変換部10において実行される、IEEE1394規格に準拠したパケット及びLAN規格に準拠したフレーム相互間におけるフォーマット変換の具体的処理について、図6及び図7を用いて説明する。
【0075】
初めに、当該具体的処理について説明する前に、上記IEEE1394規格に準拠したパケットのフォーマット及び上記LAN規格に準拠したフレームのフォーマット夫々について説明する。
【0076】
先ず、記IEEE1394規格に準拠したパケットのフォーマットについて、図6を用いて説明する。
【0077】
一般に、画像情報又は音情報(例えば、MPEG(Moving Picture Expert Group)規格により圧縮された画像情報又は音情報)をIEEE1394規格に準拠したバスBSを用いて伝送する場合、図6(a)に例示するように、当該画像情報又は音情報における一つのパケットPT(例えば188バイトの情報量を有する)に4バイトのパケットヘッダPHを付加して合計192バイトのソースパケットSPを構成する。このとき、当該パケットヘッダPHは、ゼロデータZと、タイムスタンプPSと、により構成されている。ここで、当該タイムスタンプPSは、ソースパケットSPを受信した装置においてその復号を開始する時刻を示す情報である。
【0078】
そして、このソースパケットSPを予め設定されている情報量毎に分割してデータブロックを構成し、更に所定個の当該データブロック又は複数個のソースパケットSPにより上記IEEE1394規格に準拠したいわゆるアイソクロナス(isochronous)パケットを構成する。
【0079】
ここで、当該アイソクロナスパケットPTは、例えば図6(b)に示すように、図6(b)に示す「データ部」に属するデータの総情報量を示すデータ長情報DLと、IEEE1394規格内におけるフォーマットの属性等を示すタグ情報TGと、IEEE1394規格に準拠したバスBS上においてアイソクロナスパケットPTが伝送されるチャンネルを示すチャンネル情報CLと、パケットとしての属性を示す属性情報TDと、アイソクロナスパケットPTに含まれているデータについての著作権に関する情報である著作権情報EM及びOCと、図6(b)に示す「ヘッダ部」全体のエラー訂正用コードHCと、アイソクロナスパケットPTを送出した情報処理装置を識別するための装置識別情報SDと、上記データブロック一つ分の情報量を示すデータブロックサイズ情報DSと、ソースパケットSPを構成するデータブロックの数(換言すればソースパケットSPの分割数)を示す分割数情報FNと、パケットデータとしては意味を持たず、アイソクロナスパケットPT全体としての情報量を調整するためのパディングデータの数を示すパディング数情報QCと、ソースパケットSPにおけるパケットヘッダPHの有無を示すヘッダ有無情報SHと、アイソクロナスパケットPTに含まれるデータブロックの数を示すデータブロック数情報DBCと、フォーマットの属性を示すフォーマット属性情報FTと、いわゆるタイムシフトデータであるか否かを示すタイムシフトデータ情報TFと、ゼロデータZと、実際に上記データブロックが格納されるデータフィールドDFと、データ部全体のエラー訂正用コードDCと、により構成されている。
【0080】
そして、上述したアイソクロナスパケットPTを用いて上記制御用メッセージMGを伝送する場合、当該制御用メッセージMGは図6(b)に示すようにデータフィールドDF内に格納されることとなる。
【0081】
なお、本実施形態においては、アイソクロナスパケットPTを用いて上記制御用メッセージMGを伝送することとしたが、この他、IEEE1394規格において、制御用のデータは、通常はライトトランザクション等のいわゆるアシンクロナスパケットを用いて伝送されることと規格化されていることに鑑み、当該アシンクロナスパケット内のいわゆるデータフィールド(data_field)内に上記制御用データMGを格納して伝送するように構成することも可能である。
【0082】
次に、上記LAN規格に準拠したフレームのフォーマットについて、図7を用いて説明する。
【0083】
図7に示すように、当該LAN規格に準拠したフレームFMは、LAN規格に準拠したフレームFMの開始であることを示す開始データPAと、そのフレームFMのネットワーク内の宛先を示す宛先情報ADDと、そのフレームFMを送出した情報処理装置を識別するための装置識別情報SDDと、後述のデータ部DT内に含まれているデータの属性を示す属性情報TPと、フレームFMとして伝送すべきデータ自体が格納されている上記データ部DTと、フレームFM全体のエラー訂正用コードFSと、により構成されている。
【0084】
そして、上記フォーマット変換部10では、図6及び図7に示すアイソクロナスパケットPTとフレームFMとの間で相互にフォーマット変換が為されることになる。
【0085】
すなわち、例えば図1に例示するブリッジ装置B1において、IEEE1394規格に準拠したバスBS1から受信した上記アイソクロナスパケットPT(制御用メッセージMGを含む)をバスBS2用のフレームFMにフォーマット変換する場合、当該受信したアイソクロナスパケットPT全体をフレームFMにおけるデータ部DT内に格納し、バスBS2に送出する。このとき、元のアイソクロナスパケットPTにおけるフォーマット属性情報FTの値を、LAN規格のバス上の伝送一般において他に用いられていない値とすることで、当該フレームFMが元のアイソクロナスパケットPTを含むフレームFMであることを当該フレームFMの受信先において認識可能とする。
【0086】
次に、例えばLAN規格に準拠したバスBS2から上記アイソクロナスパケットPTを含むフレームFMを受信したブリッジ装置B2内のフォーマット変換部10は、当該受信したフレームFMから元のアイソクロナスパケットPTを抽出し、今度はIEEE1394規格に準拠したバスBS3に送出する。このとき、当該フォーマット変換部10は、以下に示す四つの処理を行って新たなパケットPTを構成する。
【0087】
(A)抽出したアイソクロナスパケットPTに含まれている上記タイムスタンプPSの値を、そのアイソクロナスパケットPTが含まれていたフレームFMをバスBS2から受信した時刻を基準とした新たな値に変換する処理。
【0088】
(B)抽出したアイソクロナスパケットPTに含まれている上記チャンネル情報CLの値を、送出されるバスBS3において未使用であるチャンネルを示す値に変換する処理。
【0089】
(C)抽出したアイソクロナスパケットPTに含まれている上記エラー訂正用コードHCを、上記(A)及び(B)の変換を行った後の値を用いて生成し直す処理。
【0090】
(D)抽出したアイソクロナスパケットPTに含まれている上記装置識別情報SDの値を、ブリッジ装置B2自体を示す値に変換する処理。
【0091】
以上の(A)乃至(D)の処理を行って得られた新たなパケットPT(制御用メッセージMGを含む)をバスBS3に送出することで、当該バスBS上においても、IEEE1394規格に準拠して当該新たなパケットPTを伝送することができることになる。
【0092】
以上夫々説明した実施形態の動作によれば、例えばハードディスク装置Hに記録されている画像情報等をディスプレイ装置Dまで伝送して対応する画像をそのディスプレイ装置Dにおいて表示させると言った動作を、例えばブリッジ装置B1において一元的に当該ハードディスク装置H及びディスプレイ装置Dの動作を制御して実行させることが可能となる。
【0093】
以上夫々説明したように、実施形態に係るブリッジ装置Bの動作によれば、情報伝送の際に適用される規格が相互に異なる複数のバスBS同士を相互に接続するブリッジ装置Bにおいて、指示された動作に対応する制御用メッセージMGを生成し、その生成された制御用メッセージMGを、当該動作が行われるべき情報処理装置に対してそれが接続されているバスBSを介して送信するので、当該規格が相互に異なるバスBS上に夫々接続されている情報処理装置の動作を一元的にブリッジ装置Bにより制御することができる。
【0094】
従って、情報伝送用の規格が相互に異なるバスBS上に夫々接続されている情報処理装置間における情報の授受等を一元的に制御することで、当該授受等を容易に行うことができる。
【0095】
また、情報伝送用の規格が相互に異なるバス上に夫々接続されているハードディスク装置Hとディスプレイ装置Dについて、当該ハードディスク装置Hに記録されている画像情報等を当該ディスプレイ装置Dにおいて出力させることを、ブリッジ装置Bにおいて一元的に制御して効率よく実行することができる。
【0096】
更に、各バスBSの末端に接続されているハードディスク装置H又はディスプレイ装置D等の情報処理装置における動作を、ブリッジ装置Bにおいて一元的に制御することができる。
【0097】
更にまた、画像情報等がパケットPT化されて伝送されるシリアル形式のバスBS1に接続されているディスプレイ装置D及び画像情報等がフレームFM化されてパラレル形式で伝送されるバスBS3を介して接続されているハードディスク装置H夫々の動作を、それらのバスBSを接続するブリッジ装置Bにおいて一元的に実現することができる。
【0098】
また、IEEE1394規格に準拠したバスBS1とLAN規格に準拠したバスBS2との間のフォーマット変換を相互に行うので、当該二種類のバス間で相互に且つ迅速に画像情報等の授受を行うことができる。
【0099】
また、他のブリッジ装置Bに対して送信する制御用メッセージMG内に、動作制御対象の情報処理装置が接続されているバスBSに接続されているブリッジ装置Bを示すブリッジ識別情報BIDと、動作情報40と、動作制御対象となる情報処理装置を示す処理装置識別情報31と、が含まれているので、情報伝送をする際にフォーマットの変換処理を有するバスBS間において、宛先及び対象動作を誤認することなく必要な制御用メッセージMGの授受を行うことができる。
【0100】
従って、他のバスBS上にある情報処理装置の動作を遠隔的に確実に制御することができる。
【0101】
また、ブリッジ識別情報BID内にバス種類情報20と装置識別情報21とが対として含まれていると共に、バス固有識別情報32と対応する処理装置識別情報31とが対として含まれているので、必要な制御用メッセージMGを、到達先を誤ることなく確実に伝送することができる。
【0102】
更に、制御用メッセージMGを受信したブリッジ装置Bにおいて、当該制御用メッセージMGから処理装置識別情報31及び動作情報40を抽出し、対応する制御コマンドを生成して動作制御対象の情報処理装置に送信するので、確実に制御対象である情報処理装置において制御対象である動作を実行させることができる。
【0103】
なお、本願は、上述してきたIEEE1394規格及びLAN規格に夫々準拠したバス間だけではなく、パーソナルコンピュータやその周辺機器、或いは音響/映像機器等を接続できるバスを用いたネットワーク、更には、いわゆる無線LAN等のIP規格に準拠したネットワークに対して広く適用することができる。
【0104】
また、図4及び図5に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを実施形態に係るブリッジ装置Bとして活用することも可能である。

Claims (7)

  1. 準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置であって、
    当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶する第1記憶手段と、
    各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる割当手段と、
    前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する第2記憶手段と、
    前記他のバスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成する生成手段と、
    前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記第1識別情報は、各前記バスの種類を示すバス種類情報と、各前記バスにおける当該中継装置固有の装置識別情報と、を含んで構成されていることを特徴とする中継装置。
  3. 請求項1又は2に記載の中継装置において、
    前記第2識別情報は、前記処理装置識別情報が割り当てられた前記情報処理装置が接続されている前記バス上において当該情報処理装置に対して予め設定されているバス固有識別情報と、当該割り当てられた処理装置識別情報と、を含んで構成されていることを特徴とする中継装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の中継装置から前記制御用メッセージが送信されて来た他の前記中継装置であって、
    前記送信されて来た制御用メッセージから前記処理装置識別情報及び前記動作情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された処理装置識別情報により示される前記情報処理装置に前記抽出された動作情報により示される前記動作を実行させるためのコマンド情報を生成するコマンド生成手段と、
    前記生成されたコマンド情報を、前記抽出された処理装置識別情報により示される前記情報処理装置に対して送信するコマンド送信手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の中継装置において、
    前記一のバスがIEEE1394規格に準拠したバスであると共に、前記他のバスがIPに準拠したバスであることを特徴とする中継装置。
  6. 準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置であって、当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶する第1記憶手段と、各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる割当手段と、前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する第2記憶手段と、を備える中継装置において実行される中継方法であって、
    前記他のバスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成する生成工程と、
    前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする中継方法。
  7. 準拠すべき情報通信規格が相互に異なる複数のバスであって、一の前記バスから他の前記バスへ情報を伝送する際に予め設定された変換処理を必要とする複数の前記バス同士を相互に接続する中継装置に含まれる中継コンピュータを、
    当該中継装置自体を示す第1識別情報を記憶する第1記憶手段、
    各前記バスに接続されている情報処理装置夫々に対して、当該情報処理装置毎に相互に異なる処理装置識別情報を割り当てる割当手段、
    前記割り当てられた処理装置識別情報を含んで各前記情報処理装置を夫々示す第2識別情報を、接続されている各前記バス毎に記憶する第2記憶手段、
    前記他のバスに接続されている前記情報処理装置である対象情報処理装置の動作を制御するとき、当該対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置を示す前記第1識別情報と、当該動作を示す動作情報と、前記対象情報処理装置を示す前記処理装置識別情報と、を含む制御用メッセージを生成する生成手段、及び、
    前記生成された制御用メッセージを、前記対象情報処理装置が接続されている前記他のバスに接続されている前記中継装置に向けて送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とする中継処理用プログラム。
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