JP3906828B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器 Download PDF

Info

Publication number
JP3906828B2
JP3906828B2 JP2003296301A JP2003296301A JP3906828B2 JP 3906828 B2 JP3906828 B2 JP 3906828B2 JP 2003296301 A JP2003296301 A JP 2003296301A JP 2003296301 A JP2003296301 A JP 2003296301A JP 3906828 B2 JP3906828 B2 JP 3906828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
rice
amount
heating
inner pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003296301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005058654A (ja
Inventor
昌之 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Corp
Original Assignee
Tiger Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Corp filed Critical Tiger Corp
Priority to JP2003296301A priority Critical patent/JP3906828B2/ja
Publication of JP2005058654A publication Critical patent/JP2005058654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3906828B2 publication Critical patent/JP3906828B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

本願発明は、吸水工程において、初期水温を考慮した上で炊飯量の判定を行う電気炊飯器に関するものである。
従来の電気炊飯器では、吸水工程終了後、昇温工程に移った段階で炊飯量の判定を行うのが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
昇温工程において炊飯量の判定を行うようにした場合、例えば早炊きメニューのような吸水工程を経ないメニューの場合にも、適切な炊飯量の判定が可能であり、また温度勾配が大きく、炊飯加熱曲線が直線に近くなるので、炊飯量の判定が容易であるなどのメリットがある。
しかし、その場合、昇温工程の温度上昇特性が固定(制約)されるため、炊飯性能に影響を与え、例えばかため・やわらかめなどの炊き分けレベルの差をつけにくくなるデメリットがある。
そこで、最近では、例えば図9のタイムチャートに示すように、吸水工程において炊飯量を判定する炊飯量判定方法を採用した電気炊飯器も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
吸水工程において炊飯量を判定するようにすると、吸水工程終了後、炊き上げ初期の昇温工程から炊飯量に応じた適切かつ十分な加熱量で加熱することができる。また、同昇温工程の温度上昇度合を炊飯量判定上の制約を受けることなく自由に設定できるため、上記かため、やわらかめ等の炊き分けレベルの差を付けやすくなる。
ところが、このように吸水工程で炊飯量を判定するようにした場合、どうしても初期水温の影響が出やすくなり、初期水温を考慮しないと正確な炊飯量の判定ができない問題が生じる。
このため、従来から、上記のように吸水工程において炊飯量の判定を行うようにした場合には、例えば考慮すべき初期水温の温度帯域(温度幅)を複数の温度領域に区分する一方、初期水温毎に判定値を異にする、炊飯量判定ランク毎の複数の炊飯量判定用の閾値を備え、該閾値により炊飯量を判定するようにして、可能な限り初期水温の影響を少なくするようにしていた。
この場合、例えば図8に示すように、複数の炊飯量ランクA,B,C・・・毎に決まる複数本の理想加熱曲線そのものを判定用の閾値として、各初期水温領域T0〜T1、T1〜T2、T2〜T3、T3〜T4、T4〜T5、T5〜T6、T6〜T7毎に炊飯量を判定するようにすると、きわめて高精度な炊飯量の判定が可能となる。
しかし、図8から明らかなように、理想加熱曲線は、炊飯量と初期水温の関係がn次関数の関係で変化するn次曲線となるため、閾値演算、炊飯量判定のためのデータ量が多く、処理能力の高くない安価なマイコンでは対応できず、コストが高くなる。
そこで、従来の炊飯量判定方法では、同理想加熱曲線の上記初期水温領域間を図8中の破線のように階段状の閾値で近似的に置換し、該階段状の閾値を用いて初期水温を考慮した炊飯量の判定を行っているのが実情である。
実開平2−51829号公報(第3−4頁、第9図) 特公平7−2130号公報(第2−3頁、第3図、第5図)
上記のような構成を採用した場合、処理能力の高くない安価なマイコンで足り、上記初期水温の温度帯域T0〜T7を分割する区分数をできるだけ多くし、より細かく分割すればするほど、炊飯量の判定精度は向上する。
しかし、そのようにすると、それに対応して確認作業回数が増大し、逆に閾値付近での誤判定が生じる可能性が高くなる。例えば図8中のO点の場合、理想加熱曲線で見ると、炊飯量はBランクとなるにも拘わらず、実際にはAランクと判定されることになる。
本願発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、初期水温の温度帯域の分割レベルを必要以上に細かくすることなく、可及的に適正な炊飯量の判定を行えるようにした電気炊飯器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記の目的を達成するために、それぞれ次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 第1の課題解決手段
本願発明の第1の課題解決手段は、水および米を収容する内鍋と、該内鍋の温度を検出する内鍋温度検知手段と、上記内鍋を加熱する加熱手段と、初期水温の温度帯域を予じめ複数の温度領域に区分するとともに、該区分された複数の温度領域毎に予じめ設定された複数の階段状の閾値を線状に置換した上で炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、該炊飯量判定手段により判定された炊飯量に対応して上記内鍋加熱手段の加熱量、加熱状態を設定制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記線状の置換は、上記複数の温度領域の各領域間を区切る初期水温値と上記階段状の閾値の最高値と最低値の交点同士を直線的に結ぶことによりなされるようになっている一方、炊飯量の判定は、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっていることを特徴としている。
このような構成によると、初期水温の温度帯域のレベル、区分を必要以上に細かくすることなく、炊飯量判定時の初期水温の影響を可及的に小さくすることができる。
したがって、従来のような閾値付近での誤判定を招くことなく、より正確な炊飯量の判定を可能とすることができる。
そして、炊飯量判定のための閾値の演算も、理想加熱曲線のようなn次式ではなく1次式で足り、データ量、演算回数共に少なくて済む。したがって、処理能力の高くない安価なマイコンで足りる。
また、上記複数の温度領域間を階段状の閾値で仕切り、それを基準に炊飯量を判定する場合に比べて、より正確な判定が可能となり、誤判定が防止される。
そのため、例えば、特に初期水温の影響が大きい吸水工程などにおいても、同構成を採用すると、可能な限り正確な炊飯量の判定が可能となる。
そして以上の場合、炊飯量の判定そのものは、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっている。
つまり、以上のような炊飯量判定方法を採用した場合においても、炊飯量データそのものは、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から閾値データの炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値によって示され、同積算値を閾値と比較することによってなされる。
(2) 第2の課題解決手段
本願発明の第2の課題解決手段は、水および米を収容する内鍋と、該内鍋の温度を検出する内鍋温度検知手段と、上記内鍋を加熱する加熱手段と、初期水温の温度帯域を予じめ複数の温度領域に区分するとともに、該区分された複数の温度領域毎に予じめ設定された複数の階段状の閾値を、上記炊飯量と初期水温の関係がn次関数の関係で変化する理想加熱曲線よりも曲率の大きい線状に置換した上で炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、該炊飯量判定手段により判定された炊飯量に対応して上記内鍋加熱手段の加熱量、加熱状態を設定制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記線状の置換は、上記複数の温度領域の各領域間を区切る初期水温値と階段状の閾値の最高値と最低値の交点同士を直線的に結ぶことによりなされるようになっている一方、炊飯量の判定は、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっていることを特徴としている。
このような構成によると、初期水温の温度帯域のレベル、区分を必要以上に細かくすることなく、炊飯量判定時の初期水温の影響を可及的に小さくすることができる。
したがって、従来のような閾値付近での誤判定を招くことなく、より正確な炊飯量の判定を可能とすることができる。
そして、炊飯量判定のための閾値の演算も、理想加熱曲線のようなn次式ではなく1次式で足り、データ量、演算回数共に少なくて済む。したがって、処理能力の高くない安価なマイコンで足りる。
また、上記複数の温度領域間を階段状の閾値で仕切り、それを基準に炊飯量を判定する場合に比べて、より正確な判定が可能となり、誤判定が防止される。
そのため、例えば、特に初期水温の影響が大きい吸水工程などにおいても、同構成を採用すると、可能な限り正確な炊飯量の判定が可能となる。
そして以上の場合、炊飯量の判定そのものは、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっている。
つまり、以上のような炊飯量判定方法を採用した場合においても、炊飯量データそのものは、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から閾値データの炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値によって示され、同積算値を閾値と比較することによってなされる。
以上の結果、本願発明の電気炊飯器によると、吸水工程で炊飯量判定を行う場合を含めて電気炊飯器の炊飯量判定性能を有効に改善向上させることができ、その利便性、信頼性を向上させることができる。
(最良の形態1)
図1〜図5は、本願発明を実施するに際しての最良の形態1に係るマイコン式電気炊飯器の炊飯器本体およびその制御回路部分の構成、並びに同電気炊飯器の炊飯制御システムの構成、作用をそれぞれ示している。
(炊飯器本体部分の基本構成・・・図1、図2参照)
すなわち、先ず該電気炊飯器の炊飯器本体は、例えば図1に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋(飯器ないし保温容器)3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の保護枠(内ケース)4と、該保護枠(内ケース)4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1と上記保護枠(内ケース)4とを一体化して形成された炊飯器器体Aの上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット(蓋)2とから構成されている。
上記保護枠(内ケース)4の底壁部(底部)4aの下方側にはコイル台7が設けられ、その上部には、フェライトコアを介し、上記内鍋3の底壁部(底部)3aの中央部と側方部の各位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成されたワークコイルCが、それぞれ内鍋3の底壁部3aの中央から側部に到る略全体を包み込むように設けられており、それらにより通電時には内鍋3の略全体にうず電流を誘起して、その全体を略均一に加熱するようになっている。そして、該ワークコイルCの一端は、後述するように整流回路および平滑回路を介したワークコイル駆動回路の電源ラインに、また他端は同回路中のIGBT(パワートランジスタ)にそれぞれ接続されている。
また、上記側壁部3bの上方部には、保温時において加熱手段として機能する保温ヒータH1が設けられており、保温時において上記内鍋3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。また、上記肩部材11の肩部内周側には、肩ヒータH2が設けられている。
また、上記保護枠(内ケース)4およびコイル台7の前方部側には、上記ワークコイルC、保温ヒータH1、肩ヒータH2等を駆動制御するに必要な電源電圧整流用のダイオードブリッジよりなる整流回路、平滑回路、IGBT、ヒータ駆動回路、マイコン制御ユニットを備えた制御基板6Aおよび制御基板収納ボックス5Aが上下立設状態で設けられている。
また上記外ケース1は、例えば合成樹脂材で形成された上下方向に筒状のカバー部材1aと、該カバー部材1aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材11と、上記カバー部材1aの下端部に一体化された合成樹脂製の底部材1bとからなり、かつ上記保護枠(内ケース)4の底壁部4aとの間に所定の広さの断熱および通風空間部を形成した全体として有底の筒状体に構成されている。そして、該外ケース1の前面部上方には、操作パネル部20が設けられている。該操作パネル部20面には、例えば図2に示すような液晶ディスプレイ21と、炊飯スイッチ22a、タイマー予約スイッチ22b、取消スイッチ22c、保温スイッチ22d、再加熱スイッチ22e、メニュー選択スイッチ22f、時スイッチ22g、分スイッチ22h等の各種入力スイッチ(タッチキーのタッチ部)が設けられている(図1中では図示省略)。
さらに、上記外ケース1内の上記操作パネル部20の内側部分(裏側空間)には、上記制御基板6Aの上端側位置から斜め前方に下降する格好で、例えばマイコン基板6Bが傾斜設置されている。このマイコン基板6Bは、上記液晶ディスプレイ21、液晶ディスプレイ支持部材30、炊飯スイッチ22a、タイマー予約スイッチ22b、取消スイッチ22c、保温スイッチ22d、再加熱スイッチ22e、メニュー選択スイッチ22f、時スイッチ22g、分スイッチ22h等の各種入力スイッチ(タッチキーの動作機構部)が設けられた操作基板部と、その下方側にあって、円形をなすマイコンのバックアップ用電源電池の設置部(ランド部)を有するマイコン用電源基板部とからなっている。
さらに、図示はしないが、上記保護枠(内ケース)4下方側のコイル台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタセンサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コイルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で、例えば図2に示す内鍋温度検知センサSおよび内鍋検知スイッチLSを備えたセンタセンサが設けられている。
一方、符号2は蓋ユニットであり、該蓋ユニット2は、その外周面を構成する合成樹脂製の外カバー12と、該外カバー12と内枠14との間に設けられた金属製の断熱構造体13と、該断熱構造体13の内側にパッキン17を介して設けられた金属製の内カバー15と、該内カバー15の下方に設けられた金属製の放熱板16とによって内側が中空の断熱構造体に形成されている。また、上記断熱構造体13は上下2枚の金属板13a,13bを閉断面構造に対向させて一体化することにより形成されている。
この蓋ユニット2は、上記外ケース1上部の肩部材11に対してヒンジ機構を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉を行うロック機構18が設けられている。
したがって、該構成では、先ず炊飯時には、上記内鍋3は、上記ワークコイルCの駆動によりその底壁部3aから側壁部3bにかけて略全体が均一に発熱し、例えば内鍋3内の水に浸された飯米が断熱部として作用する吸水工程などにおいても内鍋3の上部側をもムラなく加熱して略全体に均一な吸水性能を可能にするとともに、炊飯量が多い時などにも内鍋3の全体を略均一に加熱して加熱ムラなく効率良く炊き上げることができる。また、沸騰工程以降の水分がなくなった状態における内鍋3の底壁部3aの局部的な熱の集中を防止して焦げ付きの発生を防止することができる。
次に、保温時には、上記内鍋3の側壁部3bに対応して設けられた上記保温ヒータH1および蓋ユニット2の内カバー15に当接するように設けられた肩ヒータH2の駆動により、内鍋3の底壁部3aから側壁部3bおよび上方側開口部の全体が適切な加熱量で略均一に加熱されて加熱ムラのない保温が実現される。
一方、上記制御基板6A上のマイコン制御ユニット32には、上記各入力スイッチ22a〜22hを介して入力されたユーザーの指示内容を判断する所望の認識手段が設けられており、該認識手段で認識されたユーザーの指示内容に応じて所望の炊飯又は蒸し、保温機能、所望の炊飯又は蒸し、保温メニュー、それら炊飯又は蒸し、保温メニューに対応した所定の加熱出力、加熱パターンを設定して、その炊飯加熱制御手段又は保温加熱制御手段としてのマイコン制御ユニット42を適切に作動させて所望の炊飯又は蒸し、保温を行うようになっている。
したがって、ユーザーは、上記各入力スイッチ22a〜22hを使って炊飯又は蒸し、保温、タイマー予約、予約時刻設定、白米又は玄米、早炊、おかゆ、かため又はやわらかめ、すしめし、炊き込み等の炊き分け、通常保温又は低温保温等の各種の炊飯又は保温機能の選択設定内容を入力すれば、それに対応した機能内容が当該マイコン制御ユニット32内の上記認識手段を介して炊飯および保温加熱パターン等設定部に自動的に設定入力され、対応する炊飯又は保温加熱制御が所望の制御パターンで適切になされるようになる。
そして、この形態1における炊飯制御では、例えば図3のように、吸水工程中において正確に炊飯量の判定を行ない、昇温工程から炊き上げ工程における電力量、加熱特性を判定された炊飯量に応じた適切なものとすることができるように、例えば図4〜図7に示すように、従来の階段状の閾値の初期水温区分間の閾値を直線で補間することにより正確な判定を行うようになっている。これにより、従来のような炊飯量の誤判定を確実に防ぎ、良好な炊飯機能を確保することができるようにしている。その結果、炊き上げ初期の昇温工程から炊飯量に応じた適切な加熱量で加熱でき、また昇温工程の温度上昇カーブも自由に設定できるので、かため、やわらかめ、ふつう等の炊き分けレベルの差を付けやすくなる。
(炊飯器本体側制御回路部分の構成・・・図2参照)
次に、図2は上述のように構成された炊飯器本体側のマイコン制御ユニット32を中心とする制御回路部分の構成を示す。
図中、符号32がマイコン制御ユニット(CPU)であり、該マイコン制御ユニット32はマイクロコンピュータを中心として構成され、例えば内鍋3の温度検知回路部、ワークコイル駆動制御回路部、炊飯および保温制御回路部、炊飯量判定制御回路部、内鍋3の検知回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび肩ヒータ等駆動制御回路部、停電制御回路部、ブザー報知部、電源回路部、バックアップ電源回路部、システム・時計等クロック発生回路部等を各々有して構成されている。
そして、先ず上記内鍋3の底壁部3a側センタセンサ部の内鍋温度検知センサS、内鍋検知スイッチLSに対応して設けられた温度検知回路43および鍋検知回路44には、例えば上記内鍋温度検知センサSによる内鍋3の底壁部3aの温度検知信号、内鍋検知スイッチLSによる鍋検知信号がそれぞれ入力されるようになっている。
また、上記ワークコイル駆動制御回路部は、例えばパルス幅変調回路41、同期トリガー回路40、IGBT駆動回路42、IGBT37、共振コンデンサ38、整流回路35、平滑コンデンサ36等によって形成されている。そして、上記マイコン制御ユニット32のワークコイル駆動制御回路部により、上記パルス幅変調回路41を制御することにより、例えば炊飯工程に応じて上記ワークコイルCの出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、炊飯又は蒸し加熱工程の各工程における内鍋3の加熱温度と加熱パターンを上記炊飯量判定制御回路により上記吸水工程で判定された炊飯量又は強制設定された炊飯量を考慮して適切に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのない御飯の炊き上げを実現するための適切な出力制御が行われる。
整流回路35は、充電部品であるノイズカット用コンデンサ24、電源ヒューズFを介して電源プラグ30b.30b部分に接続されている。該電源プラグ30b.30b部分には、図示しない差し込みプラグを介して一端側がAC電源(AC電源コンセント)30に接続された電源コードの他端側挿入プラグ30a.30aが着脱可能に接続され、AC100(V)の電源電圧が印加される。
そして、この印加電源電圧は、同電源プラグ30b.30bから電源ヒューズF、ノイズカット用コンデンサ24を経て上記整流回路35に供給されて整流されるが、その電源ライン途中には、例えばフォトカプラおよびスイッチングトランジスタよりなる停電検知回路29が設けられており、同電源電圧のゼロクロス信号を検出して、マイコン制御ユニット32の停電制御回路部(充電部放電制御回路部)に入力するようになっている。
また、上記AC電源ライン間には、第1のフォトトライアックPT1を介して保温ヒータH1が、また第2のフォトトライアックPT2を介して肩ヒータH2が接続されている。
また上記マイコン制御ユニット32の保温ヒータ駆動制御回路部および肩ヒータ駆動制御回路部により、それぞれ保温ヒータ駆動回路33および肩ヒータ駆動回路34を作動させて、上記第1,第2のフォトトライアックPT1,PT2をON,OFF制御(トリガー)することにより、例えば保温又は炊飯加熱工程に応じて上記保温ヒータH1、肩ヒータH2の出力値、および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、保温又は炊飯、蒸し加熱工程の各工程における内鍋3の加熱温度と加熱パターンとを実際の炊飯量を考慮して適切に可変コントロールするための適切な出力制御が行われるようになっている。
また、符号22a〜22hは上述した各種入力スイッチ部であり、同スイッチの必要なものが適切に操作されると、上記マイコン制御ユニット32側の認識手段によってユーザーの指示内容が認識され、その認識内容に応じて所望の炊飯又は保温加熱パターンを設定して上記炊飯加熱制御手段又は保温加熱制御手段を適切に作動させて所望の炊飯又は保温を行うようになっている。
したがって、ユーザーは、同入力スイッチ22a〜22hを使用して炊飯又は保温、タイマー予約、予約時刻設定、白米又は玄米、早炊、おかゆ、かため又はやわらかめ、すしめし、炊き込み等の炊き分け、通常保温又は低温保温等の各種の炊飯又は保温機能の選択設定内容を入力すれば、それに対応した機能内容が当該マイコン制御ユニット32の上述した認識手段を介して炊飯又は保温加熱パターン設定部に自動的に設定入力され、対応する炊飯又は蒸し、保温加熱制御が適切になされる。
さらに、符号25aは各種入力スイッチ22a〜22h操作時の操作音、炊飯完了を知らせるブザー報知音、何らかの異常を知らせる異常報知音等等を発する圧電ブザー、25は同圧電ブザー25aを駆動するブザー駆動回路、26はシステムクロック発生回路、27は時計クロック発生回路、28はバックアップ用の電源電池を備えたバックアップ電源回路、21は液晶表示部である。
(吸水工程における炊飯量の判定制御および炊飯加熱制御・・・図3および図9参照)
次に図3のフローチャートおよび図9のタイムチャートは、この形態1の構成例に係る吸水工程における炊飯量判定制御とその後の炊飯加熱制御システムの内容と作用を示すものである。
すなわち、該図3の吸水工程における炊飯量の判定および炊飯加熱制御システムでは、先ず炊飯器本体側の炊飯スイッチ22aが押された時点で、上述のワークコイルCをONにして炊飯動作を開始し、その制御動作をスタートさせる。
その後、先ずステップS1で、上述した温度検知センサSにより上記内鍋3内の水の初期水温(炊飯スイッチ22aをONにした時の内鍋3の温度)To(℃)を検出する。そして、それと同時にステップS2で吸水タイマーのタイマー動作をスタートさせた後、ステップS3で吸水工程に入る。
この吸水工程では、その時の初期水温(炊飯スイッチ22aをONにした時の内鍋3の温度)Toが例えば吸水温度(吸水目標温度)40℃よりも低かった時には、例えば前述の図9に示すように、吸水温度40℃に達した時点からt時間内の当該吸水温度40℃に維持するためのワークコイルCのON/OFF制御時のOFF時間(又はON時間)の積算値を演算することにより炊飯量の判定が行われる一方(詳細な内容については後述)、同初期水温Toが吸水温度40℃であるか又は吸水温度40℃以上に高かった時には、温度勾配を取ることができないので、例えば以後の昇温工程において炊飯量の判定が行われる。
そこで、上記ステップS4の炊飯量の判定が終了し、さらにステップS5で上記設定された吸水工程時間が経過したこと(吸水タイマーのタイムアップ)が判定されると、そのままステップS6の昇温工程(図9の炊き上げ工程初期)に進んで、ワークコイルCのフルパワー出力で内鍋3を加熱し、速やかに昇温させる。そして、その場合、上記ステップS4での炊飯量の判定値を基にステップS7,ステップS9で、具体的に炊飯量の(大量),(中量),(小量)を判定し、その判定結果(大量),(中量),(小量)に対応して、ステップS8,S10,S11で各々その飯量の炊飯に必要な以後の電力量(強),(中),(弱)を設定して、昇温を行ないながら、さらにステップS12の炊き上げ工程を実行する。
そして、以後、図9の沸とう維持工程を経てステップS13の炊き上げ検知判定に進み、上記温度検知センサSによって検知される内鍋3の温度が、炊き上げ検知温度以下であるか、それよりも高くなったかを判定し、YES(以下)の場合は沸とう維持を継続するが、NOの時(炊き上げ検知温度よりも高い時)は炊き上げ完了と判断して、ステップS16のむらし工程に進む。
そして、同むらし工程が終了(むらし時間が経過)すると、それにより炊飯を完了し、以後は必要に応じて保温工程に移行する。
以上のように、吸水工程中において炊飯量の判定を行うようにすると、吸水終了後の昇温段階から実際の炊飯量に応じた最適な電力量で適切に加熱炊飯することができるようになるとともに、昇温段階での温度上昇度を自由に設定できるようになり、かため、やわらかめ等の炊き分けレベルに差をつけやすくなる。
(炊飯量の判定制御の詳細・・・・図4のフローチャートおよび図5〜図7の閾値線図参照)
ところで、この形態の場合、上記ステップS4の吸水工程における炊飯量の判定は、例えば図5および図6に示すように、従来の理想加熱曲線を基にして複数に区分された初期水温領域T0〜T1、T1〜T2、T2〜T3、T3〜T4、T4〜T5、T5〜T6、T6〜T7毎に形成した階段状の閾値ライン(階段状の破線)に対し、同階段状の閾値ラインの所定の初期水温区分T0〜Tnラインとの交点間を理想加熱曲線によるn次曲線ではなく、一次的な直線(又は理想加熱曲線よりも曲率の大きな略直線)で結んでリニアに補完(置換)することにより、具体的に図7のような第1〜第7段階の炊飯量判定ランクA〜Gを仕切る折れ線状の閾値ラインa〜fを形成することにより、その間における実際の検出水温T℃との交点(図6参照)を、後述するようにn次式ではなく、1次式で演算することができるようにして、データ量、演算回数をともに少なくし、従来のような誤判定をなくしたことを特徴とするものである。
すなわち、この形態の構成では、図7に示すように、例えば想定される初期水温領域(5℃〜40℃)を第1区分〜第9区分の9段階に区分し、これら第1〜第9の9つの初期水温区分間を炊飯量の大量ランクAから小量ランクGの方向に第1ランクA〜第7ランクGまでの7段階の折れ線状の炊飯量判定用の閾値a〜fで仕切り、それによって第1ランクAから第7ランクGまでの7段階の炊飯量の判定(例えば第1ランクA=5.5合、第2ランクB=5.0合、第3ランクC=4.0合、第4ランクD=3.0合、第5ランクE=2.0合、第6ランクF=1.0合、第7ランクG=0.5合)が行えるようになっている。
図4は、このような図7の初期水温区分および折れ線状の閾値ラインa〜fを用いて行われる炊飯量判定制御の内容を示している。
該制御では、先ず上述の図3のフローチャートのようにして吸水工程における炊飯量の判定が開始されると、ステップS1で上述のようにして当該吸水工程における吸水温度を40℃に維持するためのワークコイルON,OFF制御のOFF時間の積算カウンタを作動させて同OFF時間の積算を開始する。
次に、ステップS2に進み、上記第1ランクA〜第7ランクGまでの第1〜第7の7段階の炊飯量を判定するための第1〜第6の6段階の折れ線状閾値ラインa〜fをaからfまで順次演算して行くことを前提して、各制御周期毎にその演算ランクを順次第1ランクAから、B,C,D,E,F,Gと順番に設定して行く。
そして、次にステップS3で当該周期に対応する各ランクA〜G毎の閾値データ図7中のa,b,c,d,e,fを順番に演算して行く。
この各ランクA〜G毎の閾値データa〜fの演算は、上述のように、従来上記理想加熱曲線を共にして階段状に形成されている階段状の閾値ラインの初期水温区分線毎の交点(変曲点)間を直線で結ぶことにより、理想加熱曲線の曲線データに基いて形成した階段状データを最終的に直線データに置換し、これによって従来のような2次式ではない次のような1次式で演算し得るようにしている。
閾値={(tn+1−tn)/Tn+1−Tn}×(T−Tn)+tn
n+1:現在の初期水温区分での判定中のランクとひとつ上のランクの判定閾値
n :現在の初期水温区分での判定中のランクとひとつ下のランクの判定閾値
n+1:現在の初期水温区分とひとつ上の初期水温区分の閾温度
n :現在の初期水温区分とひとつ下の初期水温区分の閾温度
T :現在の初期水温の検出値
このようにして図7のa〜fに示すような、第1区分1〜第9区分9の少なくとも9つの初期水温区分間をカバーし得るに十分な6つの閾値データの演算がそれぞれ終了すると、続いてステップS4に進んで、それら各閾値データa〜fをメモリ中に設定記憶する。
次に、その上でステップS5に進み、それまでの上記ワークコイルOFF時間の積算値を入力する。そして、さらにステップS6に進み、当該入力した実際の積算値(時間:msec)が上記図7のように折れ線状に表わされる閾値a〜fによって、その下方側又は上方側に仕切られる第1ランクA〜第7ランクGの何れの領域に属することになるかを順次その閾値a〜fとの大きさの関係でaからb,c,d,e,fと順々に比較して行き、積算値が閾値よりも小さいと判定されたYESの時は、最終的にステップS8に進んで、その時の閾値データa〜fの何れかで仕切られる第1ランクA〜第7ランクGの何れかの炊飯量が実際の炊飯量であると確定して、炊飯量の判定を終了する。
他方、ステップS6でNOの積算値が閾値以上に大きい場合には順次それよりも上のランクの炊飯量判定用閾値データの演算、設定を行って、新たに当該積算値との比較を行って行くことになるが、その前にステップS9で当該ステップS6で対比した閾値データが最小量である第7ランクG判定のための閾値データfであったか否かを判定し、それがYESの場合には、次に上述の最終ステップS8に進み、当該炊飯量を最小量である第7ランクGと確定して炊飯量の判定を終了する。
このようにして、少なくとも上記各初期水温区分間では、直線データでリニアに示される各炊飯量判定ランクA〜G毎の複数の閾値a〜fと、吸水工程中におけるワークコイルOFF時間の積算値とを対比することにより、比較的簡単に正確な炊飯量の判定を可能とすることができる。
本願発明を実施するに際しての最良の形態1に係る電気炊飯器本体の全体的な構成を示す一部切欠側面図である。 同電気炊飯器本体内の要部であるマイコン制御ユニットを中心とする制御回路部分のブロック図である。 同電気炊飯器のマイコン制御ユニットを利用した吸水工程における炊飯量判定制御の内容を示すフローチャートである。 同制御の内容に対応した具体的な炊飯量判定方法を示すフローチャートである。 同制御の内容に対応した炊飯量判定用の閾値の形成方法を示すグラフである。 図5の方法により形成された閾値を用いて炊飯量を判定する場合の説明図である。 図5の方法で形成された複数の炊飯量判定用の閾値を、初期水温区分と炊飯量判定値との関係で示すグラフである。 従来の炊飯量判定用の閾値を示すグラフである。 電気炊飯器の炊飯工程を示すタイムチャートである。
符号の説明
3:内鍋
32:マイコン制御ユニット
37:IGBT
42:IGBT駆動回路
C:ワークコイル
S:温度検知センサ

Claims (2)

  1. 水および米を収容する内鍋と、該内鍋の温度を検出する内鍋温度検知手段と、上記内鍋を加熱する加熱手段と、初期水温の温度帯域を予じめ複数の温度領域に区分するとともに、該区分された複数の温度領域毎に予じめ設定された複数の階段状の閾値を線状に置換した上で炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、該炊飯量判定手段により判定された炊飯量に対応して上記内鍋加熱手段の加熱量、加熱状態を設定制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記線状の置換は、上記複数の温度領域の各領域間を区切る初期水温値と上記階段状の閾値の最高値と最低値の交点同士を直線的に結ぶことによりなされるようになっている一方、炊飯量の判定は、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっていることを特徴とする電気炊飯器。
  2. 水および米を収容する内鍋と、該内鍋の温度を検出する内鍋温度検知手段と、上記内鍋を加熱する加熱手段と、初期水温の温度帯域を予じめ複数の温度領域に区分するとともに、該区分された複数の温度領域毎に予じめ設定された複数の階段状の閾値を、上記炊飯量と初期水温の関係がn次関数の関係で変化する理想加熱曲線よりも曲率の大きい線状に置換した上で炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、該炊飯量判定手段により判定された炊飯量に対応して上記内鍋加熱手段の加熱量、加熱状態を設定制御する加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記線状の置換は、上記複数の温度領域の各領域間を区切る初期水温値と階段状の閾値の最高値と最低値の交点同士を直線的に結ぶことによりなされるようになっている一方、炊飯量の判定は、内鍋の温度が所定の温度に達した時点から予じめ設定された炊飯量判定期間内における、内鍋の温度を所定の温度に維持するための加熱手段のON又はOFF時間の積算値に基いてなされるようになっていることを特徴とする電気炊飯器。
JP2003296301A 2003-08-20 2003-08-20 電気炊飯器 Expired - Fee Related JP3906828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296301A JP3906828B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003296301A JP3906828B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 電気炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005058654A JP2005058654A (ja) 2005-03-10
JP3906828B2 true JP3906828B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=34372250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003296301A Expired - Fee Related JP3906828B2 (ja) 2003-08-20 2003-08-20 電気炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3906828B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112656195B (zh) * 2019-10-16 2022-04-12 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪方法及装置、设备、存储介质
CN111367189B (zh) * 2020-03-19 2023-10-20 九阳股份有限公司 一种烹饪控制方法、烹饪器具及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005058654A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906828B2 (ja) 電気炊飯器
JP3891155B2 (ja) 電気炊飯器
JP4577081B2 (ja) 電気炊飯器
JP2003325331A (ja) 誘導加熱式電気炊飯器
JP3627714B2 (ja) 電気炊飯器
JP2004201804A (ja) 電気炊飯器
JP3558042B2 (ja) 電気炊飯器
JP3034165B2 (ja) 炊飯器における炊飯容量判別方法
JP2749524B2 (ja) 炊飯器のお焦げ湯の製造方法
JP2650624B2 (ja) 電気炊飯器
JP2639329B2 (ja) 電磁炊飯器
JP3060962B2 (ja) 電気炊飯器
JP3941793B2 (ja) 電気炊飯器
JP2006000286A (ja) 電気炊飯器
JPH10165299A (ja) 調理器
JP3038696B2 (ja) 炊飯器
JPH078375A (ja) 電気炊飯器
JP3956791B2 (ja) 炊飯器
JP2002345643A (ja) 電気炊飯器
KR100828642B1 (ko) 전기압력밥솥의 예약취사 제어방법
JP2003325332A (ja) 電気炊飯器
JP2936212B2 (ja) 炊飯ジャー
JPH05176837A (ja) 炊飯ジャー
JP2004230013A (ja) 電気炊飯器
JPH0515448A (ja) 調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3906828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees