JP3903601B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置等に用いられる円盤状記録媒体を回転可能に収納し、塵埃等の進入を防止するシャッタ手段を備えるディスクカートリッジに関し、さらに詳しくは2枚のシャッタ手段を備えるディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクカートリッジは、その内部空間に情報信号等の記録及び/又は再生(以下、記録再生という。)が行われる磁気ディスクや光磁気ディスク等の円盤状記録媒体(以下、ディスクという。)を回転可能に収納し、例えばコンピュータ等の情報処理装置に外部記憶装置として備えられるディスクドライブ装置に対して着脱自在に用いられる。ディスクカートリッジは、ディスクドライブ装置に対して着脱自在とすることにより、ディスクに記録された情報信号等の可搬性の向上を図るとともに、ディスクドライブ装置が記録再生可能な情報信号等の容量の増大を図る。
【0003】
ディスクカートリッジは、通常、その内部空間に収納するディスクが塵埃等に対して脆弱であるために、シャッタ手段を備える。ディスクカートリッジは、情報信号の記録再生が行われない状態、すなわち待機状態において、ディスクに対して情報信号を記録再生する手段が進入する開口部をシャッタ手段が閉蓋し、ディスクを塵埃等から保護する。
【0004】
従来のディスクカートリッジ100は、図8に示すように、ディスク101と、このディスク101を回転可能に収納したカートリッジ本体102と、シャッタ103とにより構成される。ディスク101は、円盤状の記録再生媒体であり、ディスクドライブ装置により円周方向に回転駆動されて情報信号が記録再生される。カートリッジ本体102は、略矩形浅皿状の上ハーフと下ハーフとを組み合わせて構成され、その内部空間にディスク101が回転可能に収納されている。カートリッジ本体102は、その主面102aに、ディスク101に対して情報信号の記録再生を行う記録再生機構(図示せず。)が進入するための開口部102bが設けられている。
【0005】
シャッタ103は、金属材料等によって略薄板状又は略コ字状に形成される。シャッタ103は、図8において矢印Iで示すように、カートリッジ本体102の主面102aに沿って平行に移動可能となるように設置される。
【0006】
以上のように構成されたディスクカートリッジ100は、シャッタ103が平行に移動して開口部102bを開閉するために、少なくとも開口部102bの幅と同じ幅の退避部102cがカートリッジ本体102に必要となる。したがって、ディスクカートリッジ100は、収納するディスク101の径に対して開口部102bの幅が比較的大きな場合に、小型化が困難になるといった問題があった。
【0007】
上述した問題を解決するために、2枚のシャッタ部材が同一平面上で開閉動作することによって開口部を開閉する、2枚シャッタ式ディスクカートリッジが提案されている。かかるディスクカートリッジは、開口部を2枚のシャッタ部材によって閉蓋し、これら2枚のシャッタ部材をそれぞれ異なる方向に移動して開蓋することで、小型化を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような2枚シャッタ式ディスクカートリッジは、2枚のシャッタ部材の開閉方法に自由度が高く、様々な開閉方法を有するものが提案されている。しかしながら、かかるディスクカートリッジは、2枚のシャッタ部材の開閉方法によっては、開閉動作に必要なシャッタ部材の移動量が増えてシャッタ機構が複雑になり、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用してシャッタ機構を開閉動作させることが困難になるといった問題があった。かかるディスクカートリッジは、特に、ディスクの径に対して開口部の幅が比較的大きな場合において、この開口部を閉蓋するに足る大きさのシャッタ部材を、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用して開蓋させることが重要となる。
【0009】
したがって、本発明は、同一平面上で開閉動作する2枚のシャッタ部材のうち、記録再生用開口部を開閉するシャッタ部材を回転して開閉させて、このシャッタ部材が少ない移動量で効率的に記録再生用開口部を開閉するようにシャッタ機構を設けることにより、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用してシャッタ機構が開閉動作するディスクカートリッジを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために、本発明にかかるディスクカートリッジは、ッジ本体と、上記カートリッジ本体に設けられ、上記円盤状記録媒体を記録及び/又は再生手段に臨ませる記録及び/又は再生用開口部と、上記カートリッジ本体に設けられ、上記カートリッジ本体に収納された上記円盤状記録媒体を回転操作するための駆動手段が進入する駆動用開口部と、第1のシャッタ部材と第2のシャッタ部材とからなり、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開閉するシャッタ機構とを備え、上記第1のシャッタ部材と上記第2のシャッタ部材とは、上記カートリッジ本体の一の面側に配設され、回転操作されることで上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開閉し、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを閉蓋したとき、互いの一側で突き合わされ、上記第1のシャッタ部材は、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開放した位置に移動されたとき、上記記録及び/又は再生用開口部の幅方向の側端面に上記一側が一致する形状とされていることを特徴とする
【0011】
以上のように構成された本発明にかかるディスクカートリッジによれば、第1のシャッタ部材が最小限の移動量を以て記録再生用開口部を開閉することから、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用してシャッタ機構を開閉動作される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の動作原理を説明するために概略を示すディスクカートリッジ1は、図1に示すように、記録媒体であるディスク2と、このディスク2を回転可能に収納したカートリッジ本体3と、シャッタ機構4とにより構成される。
【0013】
カートリッジ本体3は、上ハーフと下ハーフとにより構成されて矩形薄箱形状を呈しており、その内部空間にディスク2を回転可能に収納する。カートリッジ本体3には、ディスクドライブ装置の駆動機構及び記録再生機構が進入するために、開口部5が形成されている。開口部5は、駆動用開口部6と、記録再生用開口部7とにより構成される。駆動用開口部6は、ディスク2をディスクドライブ装置の駆動機構に臨ませるために、カートリッジ本体3の略中央部に円形状に形成されている。記録再生用開口部7は、ディスク2をディスクドライブ装置の記録再生機構に臨ませるために、駆動用開口部6に連設されるとともに、ディスクカートリッジ1がディスクドライブ装置に装着され始める側、すなわち先端側に向けてディスク2の径方向に伸びて形成されている。
【0014】
シャッタ機構4は、主として記録再生用開口部7を開閉する第1のシャッタ部材8と、主として駆動用開口部6を開閉する第2のシャッタ部材9とにより構成される。第1のシャッタ部材8と第2のシャッタ部材9とは、同一平面上で開閉動作し、それぞれの一側8a,9aを互いに突き合わせて閉蓋する。
【0015】
ディスクカートリッジ1は、ディスク2をカートリッジ本体3の中央部に収納することで、矩形薄箱形状であるカートリッジ本体3の投影面積を最も小さくすることができる。したがって、ディスクカートリッジ1は、ディスク2を回転駆動させるために円形状に形成される駆動用開口部6が、カートリッジ本体3の中心部に位置している。
【0016】
また、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置への装着時において、ディスク2の径方向にディスクドライブ装置の記録再生機構が操作されるために、記録再生用開口部7が、駆動用開口部に連設されてディスク2の径方向に伸びて形成されている。
【0017】
そのため、ディスクカートリッジ1は、駆動用開口部6が形成された主面側において、図1(A)に示すように、カートリッジ本体3の先端側のコーナ部3a、後端側のコーナ部3b、先端側の側端部3c、後端側の側端部3d及びカートリッジ本体3の左右端側の側端部3eの内で、後端側のコーナ部3bの周辺に最も大きな空間的余裕がある。
【0018】
したがって、ディスクカートリッジ1は、図1(A)において矢印Aで示すように、第2のシャッタ部材9を後端側のコーナ部3bに向けて斜め方向に移動して開蓋させ、開蓋した状態で後端側のコーナ部3bを最大限に利用するために、図1(B)で示すように、第2のシャッタ部材9の第1のシャッタ部材8と突き合わされる一側9aを駆動用開口部6の側端面に接して斜めに形成することで、カートリッジ本体3の内部空間を効率的に利用して第2のシャッタ部材9を配置することができる。
【0019】
また、ディスクカートリッジ1は、上述したように第2のシャッタ部材9の一側9aが斜めに形成されているので、同一平面で突き合わされて閉蓋する第1のシャッタ部材8の一側8aも、図1(A)に示すように、第2のシャッタ部材9にならって斜めに形成される。
【0020】
ディスクカートリッジ1は、第1のシャッタ部材8を、駆動用開口部の中心を回転中心として配置することにより、図1(A)において矢印Bで示すように、反時計回りに回転して開蓋する。すなわち、ディスクカートリッジ1は、図1(B)に示すように、斜めに形成された一側8aが記録再生用開口部7の幅方向の一側端に一致する位置まで回転させて、記録再生用開口部7を開蓋することにより、記録再生用開口部7を開蓋するために必要な第1のシャッタ部材8の移動量を最小限にすることができる。
【0021】
なお、ディスクカートリッジ1は、第2のシャッタ部材9が後端側のコーナ部3bに向けて移動することから、第2のシャッタ部材9の移動方向が、駆動用開口部6の中心から先端方向を0度として時計回りに略135度の方向としたときに、後端側のコーナ部3bの空間的余裕を最も有効に利用できる。したがって、ディスクカートリッジ1は、第2のシャッタ部材9の一側9aを、第2のシャッタ部材9の移動方向の法線方向である略45度方向に傾けた駆動用開口部6の接線とすることが好ましい。すなわち、ディスクカートリッジ1は、第1のシャッタ部材8の一側8aの傾きも略45度であることが好ましい。
【0022】
ディスクカートリッジ1は、第1のシャッタ部材8の一側8aを45度よりも大きな角度で傾けて形成すると、記録再生用開口部7を開蓋するための回転角度が大きくなってしまい、シャッタ機構5が複雑になるといった問題が生じる。
【0023】
また、ディスクカートリッジ1は、第1のシャッタ部材8の一側8aを45度よりも小さな角度で傾けて形成すると、第2のシャッタ部材9の投影面積が第1のシャッタ部材8の投影面積と比べて大きくなってしまい、駆動用開口部6を開蓋するために、カートリッジ本体3の投影面積を大きくする必要が生じるといった問題がある。
【0024】
したがって、ディスクカートリッジ1は、上述したように、開閉動作するために必要な第1のシャッタ部材8の移動量を最小限とすることから、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用してシャッタ機構5が構成される。
【0025】
次に、本発明の実施の形態として示すディスクカートリッジ10は、図2及び図3に示すように、ディスク11と、このディスク11を回転可能に収納したカートリッジ本体12と、シャッタ機構13とにより構成されて、ディスクドライブ装置に着脱自在に用いられる。なお、以下のディスクカートリッジ10の説明においては、ディスクドライブ装置に装着する際に始めに挿入される側を先端側と称し、ディスクドライブ装置の回転駆動機構が進入する側を下面側と称するものとする。
【0026】
ディスク11は、ディスク基板14と、このディスク基板14に接着剤等によって中心軸を合わせて取り付けられた金属製のセンターハブ15とにより構成される。ディスク基板14は、円盤状の記録再生媒体であり、ディスクカートリッジ10がディスクドライブ装置に装着されて情報信号の記録再生操作が行われる際に、ディスクドライブ装置の回転駆動機構のマグネットによってセンターハブ15が吸着保持(チャッキング)され、円周方向に回転駆動されるとともに、ディスクドライブ装置の記録再生機構によって情報信号が記録再生される。
【0027】
カートリッジ本体12は、例えばABS樹脂等の樹脂材料によって成形された上ハーフ16と、下ハーフ17と、下ハーフカバー18とにより構成され、これら各部材が組み合わされて全体略薄箱状を呈している。カートリッジ本体12には、上ハーフ16と下ハーフ17とを組み合わせて構成した内部空間に、ディスク14が回転可能に収納される。また、カートリッジ本体12には、下ハーフ17と下ハーフカバー18とを組み合わせて構成した内部空間に、シャッタ機構13が収納される。
【0028】
上ハーフ16は、主面16aの外周部に外壁16bが一体に立ち上がって形成され、略浅皿状を呈している。上ハーフ16は、先端側の外壁16bが緩やかな曲率の円弧状を呈している。すなわち、ディスクカートリッジ10は、上ハーフ16の先端側が円弧状に形成され、他の側部と形状の上で特徴づけられることで、ディスクドライブ装置への挿入方向を外観上容易に認識可能な構造とされる。また、上ハーフ16は、この先端側の外壁16bの中央部に位置して、下ハーフ17の後述する記録再生用開口部21と略同等の幅を有する開口部16cが形成されている。
【0029】
上ハーフ16には、左端側の外壁16bの先端部分に位置して、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームが嵌合しかつ摺動するアームガイド溝16dが設けられており、このアームガイド溝16dの所定の位置にシャッタ機構13の後述するロック解除レバー25bが突出するロック部材用孔部16eが穿孔されている。また、上ハーフ16には、このロック部材用孔部16eの近傍に位置して、ロック部材25の回転部25aを回転自在に嵌合するロック部材用凸部(図示せず。)が設けられている。
【0030】
上ハーフ16には、後端側の左右の角に位置して、それぞれ基準孔部16fが突出して設けられている。基準孔部16fは、基端が上ハーフ16によって閉塞された円筒形状に形成され、ディスクカートリッジ10がディスクドライブ装置に装着された際に、図示を省略する位置決め手段が挿入される。ディスクカートリッジ10は、ディスクドライブ装置の位置決め手段が基準孔部16fに挿入され、上ハーフ16の主面に当接することにより、ディスクカートリッジ10の前後左右方向及び高さ方向の位置決めが行われる。
【0031】
上ハーフ16には、先端側の右の角に位置して、ボス部16gが突出して設けられている。ボス部16gは、下ハーフカバー18の後述するボス穴に嵌合することにより、上ハーフ16と下ハーフ17と下ハーフカバー18との位置を合わせて固定する。
【0032】
下ハーフ17は、上ハーフ16と同様に、主面17aの外周部に外壁17bが一体に立ち上がって形成され、略浅皿状を呈している。下ハーフ17は、外壁17bの内側に円形の内壁17cが形成されており、この内壁17cの内側にディスク11を回転可能に収納する。下ハーフ17には、図2に示すように、内壁17cの先端側の半円部分に外壁17bが形成されていない。すなわち、カートリッジ本体12は、上ハーフ16の外壁16bの先端側の一部が、下ハーフ17の底面側の位置まで延設して形成されており、上ハーフ16の外壁16bと下ハーフ17の外壁17bとを組み合わせることによって、カートリッジ本体12を一周する側面を形成するように構成される。下ハーフ17は、左端側の外壁17bに位置して、上ハーフ16のアームガイド溝16dと連続するアームガイド溝17dが設けられている。
【0033】
下ハーフ17には、主面17aに開口部19が開口している。開口部19は、主面17aの中央部に位置して、ディスクドライブ装置の回転駆動機構が進入する駆動用開口部20と、この駆動用開口部2に連設されて下ハーフ17の先端側の内壁17cまで伸びて開口し、ディスク11に対する情報信号の記録再生機構が進入する記録再生用開口部21とにより構成される。
【0034】
下ハーフ17には、その主面17aの下面側に位置して、シャッタ機構13の後述する第1のシャッタ部材23と第2のシャッタ部材24とが摺動するシャッタ摺動凹部17eが凹設されている。また、下ハーフ17には、駆動用開口部20の左側近傍に、シャッタ機構13の後述する凸部30と係合部34とを案内するための切抜部17fが開口している。
【0035】
下ハーフ17には、後端側の左右の角に位置して、上ハーフ7の基準孔部16fが貫通する孔部17gがそれぞれ穿孔されている。また、下ハーフ17には、後端側左の角の孔部17gの近傍に位置して、シャッタ機構13の後述する支部ピン32が嵌合して回転自在に支持する回転孔17hが穿孔されている。下ハーフ17には、回転孔17hの近傍に位置して、シャッタ機構13の後述する押圧ピン33が嵌合して案内支持する案内孔17iが穿孔されている。
【0036】
下ハーフカバー18は、薄板状に形成されてなり、下ハーフ17の下面側を覆うことで、シャッタ機構13を収納する機能を有している。下ハーフカバー18には、下ハーフ17の開口部19と略同形状の開口部22が開口部19に対応する位置に形成されている。また、下ハーフカバー18には、後端側の左右の角に位置して、上ハーフ16の基準孔部16fが嵌着する孔部18aがそれぞれ穿孔されており、先端側の右の角に位置して、上ハーフ16のボス部16gが嵌着する図示しないボス穴が穿孔されている。すなわち、下ハーフカバー18は、上ハーフ16の基準孔部16fが下ハーフ17の孔部17gを貫通して孔部18aに嵌着され、上ハーフ16のボス部16gがボス穴に嵌着されることで、上ハーフ16と下ハーフ17との位置を合わせて固定される。
【0037】
シャッタ機構13は、例えばABS樹脂等の樹脂材料又は金属等によって略薄板状に形成された、第1のシャッタ部材23と、第2のシャッタ部材24とにより構成され、第1のシャッタ部材23を閉蓋した状態に保持するロック部材25と、第2のシャッタ部材24を閉蓋する方向に付勢するコイルバネ26とを備える。
【0038】
第1のシャッタ部材23は、下ハーフ17の記録再生用開口部21を閉蓋するシャッタ部27と、下ハーフ17の内壁17cに沿って摺動するガイド部28と、このガイド部28から延設して形成されて第1のシャッタ部材23を開閉操作するための操作部29とにより構成される。
【0039】
シャッタ部27は、記録再生用開口部21を閉蓋するに足る大きさの台形状に形成され、その台形状の尖った先端部27aに円柱状の凸部30が設けられている。シャッタ部27は、下ハーフ17の下面側に凹設されたシャッタ摺動部17eを摺動して回転するように配設される。凸部30は、第2のシャッタ部材24の後述する係合部34に係合して、下ハーフ17の切抜部17fを移動可能に配設されている。
【0040】
シャッタ部27は、その閉蓋時において、この凸部30を挟む2辺のうち駆動用開口部21に近い方の一側で第2のシャッタ部材24と突き合わされる。なお、以下では、この第2のシャッタ部材24と突き合わされる一側を突合せ側面27bと称するものとする。
【0041】
ガイド部28は、シャッタ部27の先端側に位置して立ち上がるように形成されており、下ハーフ17の内壁17cと同等の曲率で円弧状に形成されている。ガイド部28は、シャッタ機構13の開閉動作時に下ハーフ17の内壁17cに沿って摺動し、第1のシャッタ部材23のシャッタ部27を、図3において矢印C1及びC2で示す方向に回転させる機能を有している。また、ガイド部28は、シャッタ部27よりも右外側に延設して立ち上がっているために、シャッタ部27が開蓋された状態においても上ハーフ16の外壁16bに形成された開口部16cを閉蓋する。
【0042】
連結部29は、例えば金属等の適度な弾性を有する弾性材料によって、ガイド部28に比して薄く形成され、ガイド部28の左外側に延設している。連結部29には、その所定の位置に、ロック部材25が係止されるシャッタ係止孔29aが穿孔されている。また、連結部29には、その末端に位置して、突起状の移動操作部29bが設けられている。連結部29は、下ハーフ17の内壁17c及びアームガイド溝17dに沿って摺動するように配設されている。連結部29は、シャッタ機構13の開閉動作時にディスクドライブ装置のシャッタ操作機構が移動操作部29bに係合し、図3において矢印D1及びD2で示す方向に、アームガイド溝16d,17dを摺動して操作されることによって、第1のシャッタ部材23を開閉動作させる。
【0043】
また、第1のシャッタ部材23は、閉蓋した状態において、ロック部材25によってその閉蓋状態を保持される。ロック部材25は、上ハーフ16のロック部材用凸部(図示せず。)に回転自在に嵌合される回転部25aと、上ハーフ16のロック部材用孔部16eに突出するロック解除レバー25bと、第1のシャッタ部材23のシャッタ係止孔29aに係止されるロック爪25cと、ロック部材25を所定の方向に付勢する付勢部25dとにより構成される。
【0044】
すなわち、ロック部材25は、第1のシャッタ部材23が閉蓋した状態において、ロック爪25cが第1のシャッタ部材23のシャッタ係止孔29aに係止され、この係止した状態を保持するように付勢部25dによって付勢されることによって、第1のシャッタ部材23を閉蓋した状態に保持する。また、ロック部材25は、第1のシャッタ部材23を開蓋する際に、ロック解除レバー25bがカートリッジ本体12の内部に押し込まれることによって反時計回りに回転し、ロック爪25cがシャッタ係止孔29aから外されて、第1のシャッタ部材23を回転自在な状態に解放する。
【0045】
第2のシャッタ部材24は、下ハーフ17の駆動用開口部20を閉蓋するシャッタ部31と、回転の中心となる支部ピン32と、コイルバネ26が係止される押圧ピン33と、第1のシャッタ部材23の凸部30が係合される係合部34とにより構成される。第2のシャッタ部材24は、コイルバネ26によって、閉蓋する方向に付勢されている。コイルバネ26は、環状部26aと、短棒部26bと、長棒部26cとにより構成される。
【0046】
シャッタ部31は、下ハーフ17の駆動用開口部20を閉蓋するに足る大きさの略扇形状に形成されており、その略扇形状の尖った先端部31aに円柱状の支部ピン32が設けられている。シャッタ部31には、支部ピン32の近傍に位置して、突起状の押圧ピン33が設けられている。シャッタ部31は、下ハーフ17の下面側に凹設されたシャッタ摺動部17eを摺動して回転するように配設されている。すなわち、第1のシャッタ部材23と第2のシャッタ部材24とは、シャッタ摺動部17eにおいて、同一平面上で開閉動作する。
【0047】
支部ピン32は、下ハーフ17の下面側に設けられた回転孔17hに嵌合して回転し、図3において矢印E1及びE2で示すように、第2のシャッタ部材24が回転する際の回転中心となる。また、支部ピン32には、コイルバネ26の環状部26aがはめ込まれる。コイルバネ26は、環状部26aが支部ピン32にはめ込まれ、短棒部26bが押圧ピン33に係止されて、長棒部26cが下ハーフ17の外壁17bの内部側において所定の位置に当接される。コイルバネ26は、図3において矢印E2で示すように、第2のシャッタ部材24を反時計回り方向、すなわち、閉蓋する方向に付勢している。
【0048】
係合部34は、第1のシャッタ部材23の凸部30が係合するためにシャッタ部31からわずかに起立して設けられ、下ハーフ17の切抜部17fに沿って摺動するように配設されている。係合部34は、第1のシャッタ部材23が回転して開蓋する際に、第1のシャッタ部材23の凸部30を介して図3において矢印E1で示す方向、すなわち、後端側の方向に押圧されるとともに、切抜部17fに係合して案内されることによって、第2のシャッタ部材24を開蓋するように形成されている。
【0049】
第2のシャッタ部材24は、その閉蓋時において、記録再生用開口部21に近い方の一側で第1のシャッタ部材23の突合せ側面27bと突き合わされる。なお、以下では、この第1のシャッタ部材23と突き合わされる一側を突合せ側面31bと称するものとする。
【0050】
以上のように構成されたディスクカートリッジ10は、ディスクドライブ装置に着脱される際に、以下で説明するようにシャッタ機構13が開閉動作して、開口部19を開閉する。
【0051】
ディスクカートリッジ10は、ディスクドライブ装置に装着されていない状態においては、図3に示すように、第1のシャッタ部材23が記録再生用開口部21を閉蓋しているとともに、第2のシャッタ部材24が駆動用開口部20を閉蓋している。ディスクカートリッジ10においては、図3において矢印E2で示す方向に、第2のシャッタ部材24がコイルバネ26によって付勢されているが、ロック部材25のロック爪25cがシャッタ係止孔29aに嵌入することによって固定された第1のシャッタ部材23に当接しているために、コイルバネ26の付勢力に抗して固定されている。
【0052】
ディスクカートリッジ10は、その先端側からディスクドライブ装置に装着される際に、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームが、図3において矢印D1で示す方向、すなわち、ディスクカートリッジ10の後端側へ向けて、アームガイド溝16d,17dに沿って摺動する。ディスクカートリッジ10は、シャッタ操作機構の開閉アームによって、ロック部材25のロック解除レバー25bがカートリッジ本体12の内部へ押し込まれ、第1のシャッタ部材23を固定しているロック爪25cが外されて、第1のシャッタ部材23を回転自在な状態に解放する。ディスクカートリッジ10は、シャッタ操作機構の開閉アームがアームガイド溝16d,17dをさらに後端側へ摺動して連結部29の末端に設けられた移動操作部29bに係合し、この移動操作部29bを後端側へ押動される。
【0053】
ディスクカートリッジ10は、移動操作部29bと一体に形成されたガイド部28が、図3において矢印C1で示す方向に、下ハーフ17の内壁17cに沿って摺動し、ガイド部28と一体に形成されたシャッタ部27が反時計回りに回転して記録再生用開口部21を開蓋する。ディスクカートリッジ10は、第1のシャッタ部材23が回転するとともに、第1のシャッタ部材23の凸部30が下ハーフ17の切抜部17fにより案内されて第2のシャッタ部材24の係合部34を後端側へ押動する。ディスクカートリッジ10は、第2のシャッタ部材24が、図3において矢印E1で示す方向にシャッタ摺動凹部17eを摺動して、駆動用開口部20を開蓋する。
【0054】
ディスクカートリッジ10においては、上述したように、第1のシャッタ部材23と第2のシャッタ部材24とが、下ハーフ17に形成されたシャッタ摺動凹部17eを摺動して同一平面上で開蓋し、それぞれの突合せ側面27b,31bで突き合わされて、同一平面上で閉蓋する。
【0055】
ディスクカートリッジ10は、上述したように、第1のシャッタ部材23がガイド部28によって、矢印C1,C2で示すように、ディスク11の外周に沿って開閉動作する。すなわち、ディスクカートリッジ10は、第1のシャッタ部材23が駆動用開口部20の中心を回転中心として、回転して開閉動作する。
【0056】
したがって、ディスクカートリッジ10は、第1のシャッタ部材23を開閉動作させるために必要な第1のシャッタ部材23の移動量を最小限とすることができる。
【0057】
ディスクカートリッジ10は、シャッタ機構13が動作することによって、図4に示すように、記録再生用開口部21と駆動用開口部20とを開蓋する。ディスクカートリッジ10は、この状態において、ディスクドライブ装置の記録再生機構と駆動機構とを進入され、ディスク11に対して情報信号の記録再生が行われる。また、ディスクカートリッジ10は、ディスクドライブ装置に装着されると、ディスクドライブ装置に配設された位置決め手段が基準孔16fに挿入され、位置決めされて保持される。
【0058】
また、ディスクカートリッジ10は、ディスクドライブ装置から排出される際に、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームがアームガイド溝16d,17dに沿って、図3において矢印D2で示す方向、すなわち、先端側へ向けて摺動することによって、シャッタ操作機構によりシャッタ機構13に対して開蓋する方向に与えられていた付勢力から解放される。
【0059】
ディスクカートリッジ10は、シャッタ機構13のコイルバネ26によって、図3において矢印E2で示す方向に、第2のシャッタ部材24を駆動用開口部20を閉蓋する。ディスクカートリッジ10は、第2のシャッタ部材24を閉蓋するとともに、第2のシャッタ部材24の係合部34が第1のシャッタ部材23の凸部30を先端側へ押動することにより、図3において矢印C2で示す方向に、第1のシャッタ部材23を時計回りに回転して記録再生用開口部21を閉蓋する。
【0060】
ディスクカートリッジ10は、第1のシャッタ部材24を回転するとともに、第1のシャッタ部材24の連結部29をアームガイド溝16d,17dに沿って、先端側へと摺動させる。ディスクカートリッジ10は、ロック部材25のロック爪25cを第1のシャッタ部材23のシャッタ係止孔29aに係止するとともに、ロック解除レバー25bをロック部材用孔部16eから突出させる。ディスクカートリッジ10は、ロック部材25が付勢部25dによってこの係止した状態に付勢されることで、記録再生用開口部21と駆動用開口部20とを閉蓋した状態に保持する。
【0061】
ディスクカートリッジ10においては、上述したように、第1のシャッタ部材23と第2のシャッタ部材24とが、下ハーフ17に形成されたシャッタ摺動凹部17eを摺動して同一平面上で開蓋し、それぞれの突合せ側面27b,31bで突き合わされて、同一平面上で閉蓋する。したがって、ディスクカートリッジ10においては、下ハーフ17のシャッタ摺動凹部17eがシャッタ部材1枚分の厚みを以て凹状に形成されることによって、このシャッタ摺動凹部17eに第1のシャッタ部材23と第2のシャッタ部材24とが収納される。
【0062】
次に、本発明にかかるディスクカートリッジの他の実施の形態について示す。他の実施の形態にかかるディスクカートリッジ50は、図5及び図6に示すように、ディスク51と、このディスク51を回転可能に収納したカートリッジ本体52と、シャッタ機構53とにより構成されて、ディスクドライブ装置に着脱自在に用いられる。なお、以下のディスクカートリッジ50の説明においては、ディスクドライブ装置に装着する際に始めに挿入される側を先端側と称し、ディスクドライブ装置の回転駆動機構が進入する側を下面側と称するものとする。
【0063】
ディスク51は、ディスク基板54と、このディスク基板54に接着剤等によって中心軸を合わせて取り付けられた金属製のセンターハブ55とにより構成される。ディスク基板54は、円盤状の記録再生媒体であり、ディスクカートリッジ50がディスクドライブ装置に装着されて情報信号の記録再生操作が行われる際に、ディスクドライブ装置の回転駆動機構のマグネットによってセンターハブ55が吸着保持され、円周方向に回転駆動されるとともに、ディスクドライブ装置の記録再生機構によって情報信号が記録再生される。
【0064】
カートリッジ本体52は、例えばABS樹脂等の樹脂材料によって成型された上ハーフ56と、下ハーフ57と、下ハーフカバー58とにより構成され、これら各部材が組み合わされて全体略薄箱状を呈している。カートリッジ本体52には、上ハーフ56と下ハーフ57とを組み合わせて構成した内部空間に、ディスク51が回転可能に収納される。また、カートリッジ本体52には、下ハーフ57と下ハーフカバー58とを組み合わせて構成した内部空間に、シャッタ機構53が収納される。
【0065】
上ハーフ56は、主面56aの外周部に外壁56bが一体に立ち上がって形成され、略矩形浅皿状を呈している。上ハーフ56は、先端側の外壁56bが緩やかな曲率の円弧状を呈している。すなわち、ディスクカートリッジ50は、上ハーフ56の先端側が円弧状に形成され、他の側部と形状の上で特徴づけられることで、ディスクドライブ装置への挿入方向を外観上容易に認識可能な構造とされる。また、上ハーフ56は、この先端側の外壁56bの中央部に位置して、下ハーフ57の後述する記録再生用開口部61と略同等の幅を有する開口部56cが形成されている。
【0066】
上ハーフ56には、左端側の外壁56bの先端部分に位置して、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームが嵌合しかつ摺動するアームガイド溝56dが設けられており、このアームガイド溝56dの所定の位置にシャッタ機構53の後述するロック部材65のロック解除レバー65bが突出するロック部材用孔部56eが穿孔されている。また、上ハーフ56には、このロック部材用孔部56eの近傍に位置して、ロック部材65の回転部65aを回転自在に嵌合するロック部材用凸部(図示せず。)が設けられている。
【0067】
上ハーフ56には、後端側の左右の角に位置して、それぞれ基準孔部56fが突出して設けられている。基準孔部56fは、基端が上ハーフ56によって閉塞された円筒形状に形成され、ディスクカートリッジ50がディスクドライブ装置に装着された際に、図示を省略する位置決め手段が挿入される。ディスクカートリッジ50は、ディスクドライブ装置の位置決め手段が基準孔部56fに挿入され、上ハーフ56の主面に当接することにより、ディスクカートリッジ50の前後左右方向及び高さ方向の位置決めが行われる。
【0068】
下ハーフ57は、上ハーフ56と同様に、主面57aの外周部に外壁57bが一体に立ち上がって形成され、略浅皿状を呈している。下ハーフ57は、外壁57bの内側に円形の内壁57cが形成されており、この内壁57cの内側にディスク51を回転可能に収納する。下ハーフ57には、図4に示すように、内壁57cの先端側の半円部分に外壁57bが形成されていない。すなわち、カートリッジ本体52は、上ハーフ56の外壁56bの先端側の一部が、下ハーフ57の底面側の位置まで延設して形成されており、上ハーフ56の外壁56bと下ハーフ57の外壁57bとを組み合わせることによって、カートリッジ本体52を一周する側面を形成するように構成される。下ハーフ57は、左側の外壁57bに位置して、上ハーフ56のアームガイド溝56dと連続するアームガイド溝57dが設けられている。
【0069】
下ハーフ57には、主面57aに開口部59が開口している。開口部59は、主面57aの中央部に位置して、ディスクドライブ装置の回転駆動機構が進入する駆動用開口部60と、この駆動用開口部60に連設されて下ハーフ57の先端側の内壁57cまで伸びて開口し、ディスク51に対する情報の記録再生機構が進入する記録再生用開口部61とにより構成される。
【0070】
下ハーフ57には、その主面57aの下面側に位置して、シャッタ機構53の後述する第1のシャッタ部材63と第2のシャッタ部材64とが摺動するシャッタ摺動凹部57eが凹設されている。また、シャッタ摺動凹部57eには、シャッタ機構53の後述する凸部69と長穴部73とが摺動する長穴凹部57fが凹設されている。また、シャッタ摺動凹部57eには、後述する第2のシャッタ部材の第1の凸部71と第2の凸部72とが案内される案内溝57gが所定の位置に形成されている。下ハーフ57には、先端側の右の角と後端側の左右の角とに位置して、上ハーフ56の基準孔部56fが貫通する孔部57hがそれぞれ穿孔されている。
【0071】
下ハーフカバー58は、薄板状に成形されてなり、下ハーフ57の下面側を覆うことで、シャッタ機構53を収納する機能を有している。下ハーフカバー58には、下ハーフ57の開口部59と略同形状の開口部62が開口部59に対応する位置に形成されている。また、下ハーフ57には、後端側の左右の角に位置して、上ハーフ56の基準孔部56fが嵌着する孔部58aがそれぞれ穿孔されている。すなわち、下ハーフカバー58は、上ハーフ56の基準孔部56fが下ハーフ57の孔部57hを貫通して孔部58aに嵌着されることで、上ハーフ56と下ハーフ57との位置を合わせて固定される。
【0072】
シャッタ機構53は、例えばABS樹脂等の樹脂材料又は金属等によって略薄板状に形成された、第1のシャッタ部材63と、第2のシャッタ部材64とにより構成され、第1のシャッタ部材63を閉蓋した状態に保持するロック部材65を備える。
【0073】
第1のシャッタ部材63は、下ハーフ57の記録再生用開口部61を閉蓋するシャッタ部66と、下ハーフ57の内壁57cに沿って摺動するガイド部67と、このガイド部67から延設して形成されて第1のシャッタ部材63を開閉操作するための連結部68とにより構成される。
【0074】
シャッタ部66は、記録再生用開口部61を閉蓋するに足る大きさの略扇形状に形成され、その略扇形状の尖った先端部66aに位置して、第2のシャッタ部材64の後述する長穴部73に係合する凸部69が設けられている。すなわち、第1のシャッタ部材63は、第2のシャッタ部材64と連携して開閉動作するように、凸部69が第2のシャッタ部材64の長穴部73に係合して下ハーフ57の下面側に設置されている。シャッタ部66は、その閉蓋時において、この凸部69を挟む2辺のうち駆動用開口部60に近い方の一側で第2のシャッタ部材64と突き合わされる。なお、以下では、この第2のシャッタ部材64と突き合わされる一側を突合せ側面66bと称するものとする。
【0075】
ガイド部67は、シャッタ部66の先端側に位置して立ち上がるように形成されており、下ハーフ57の内壁57cと同等の曲率で円弧状に形成されている。ガイド部67は、シャッタ機構53の開閉動作時に下ハーフ57の内壁57cに沿って摺動し、第1のシャッタ部材63のシャッタ部66を、図6において矢印F1及びF2で示す方向に回転させる機能を有している。また、ガイド部67は、シャッタ部66よりも右外側に延設して立ち上がっており、この延設する部分に切欠部67aが形成されている。したがって、第1のシャッタ部材63は、開蓋された状態において、ガイド部67の切欠部67aが下ハーフ57の記録再生用開口部61に合致して大きな開口を形成するために、ディスクドライブ装置の記録再生手段の進入を容易くする。
【0076】
連結部68は、例えば金属等の適度な弾性を有する弾性材料によって、ガイド部67に比して薄く形成され、ガイド部67の左外側に延設している。連結部68には、その所定の位置に、ロック部材65が係止されるシャッタ係止孔68aが穿孔されている。また、連結部68には、その末端に位置して、突起状の移動操作部68bが設けられている。また、連結部68は、下ハーフ57の内壁57c及びアームガイド溝57dに沿って摺動するように配設されている。連結部68は、シャッタ機構53の開閉動作時にディスクドライブ装置のシャッタ操作機構が移動操作部68bに係合し、図6において矢印G1及びG2で示す方向に、アームガイド溝56d,57dを摺動して操作されることによって、第1のシャッタ部材63を開閉動作させる。
【0077】
また、第1のシャッタ部材63は、閉蓋した状態において、ロック部材65によってその閉蓋状態を保持される。ロック部材65は、上ハーフ56のロック部材用凸部(図示せず。)に回転自在に嵌合される回転部65aと、上ハーフ56のロック部材用孔部56eに突出するロック解除レバー65bと、第1のシャッタ部材63のシャッタ係止孔68aに係止されるロック爪65cと、ロック部材65を所定の方向に付勢する付勢部65dとにより構成される。
【0078】
すなわち、ロック部材65は、第1のシャッタ部材63が閉蓋した状態において、ロック爪65cが第1のシャッタ部材63のシャッタ係止孔68aに係止され、この係止した状態を保持するように付勢部65dによって付勢されることによって、第1のシャッタ部材63を閉蓋した状態に保持する。また、ロック部材65は、第1のシャッタ部材63を開蓋する際に、ロック解除レバー65bがカートリッジ本体52の内部に押し込まれることによって反時計回りに回転し、ロック爪65cがシャッタ係止孔68aから外されて、第1のシャッタ部材63を回転自在な状態に解放する。
【0079】
第2のシャッタ部材64は、下ハーフ57の駆動用開口部60を閉蓋するシャッタ部70と、このシャッタ部70に設けられる第1の凸部71と、同様にシャッタ部70に設けられる第2の凸部72と、第1のシャッタ部材63に係合する長穴部73とにより構成される。
【0080】
シャッタ部70は、下ハーフ57の駆動用開口部60を閉蓋するに足る大きさの略台形状に形成されている。また、シャッタ部70は、記録再生用開口部61に近い方の一側で第1のシャッタ部材63の突合せ側面66bと突き合わされて閉蓋する。なお、以下では、この第1のシャッタ部材63と突き合わされる一側を突合せ側面70aと称するものとする。
【0081】
第1の凸部71と第2の凸部72とは、それぞれ下ハーフ57の案内溝57gに沿って摺動自在となるように、シャッタ部70の先端側寄りと後端側寄りとに位置して、それぞれ凸状に形成されている。
【0082】
長穴部73は、シャッタ部70の後端部の左側に連設され、シャッタ部70よりもわずかに上面側に位置して平面状に形成されており、下ハーフ57の長穴凹部57fに案内されて摺動する。また、長穴部73には、第1のシャッタ部材63の凸部69に係合する長穴74が穿孔されている。すなわち、第2のシャッタ部材63は、第1のシャッタ部材63と連携して開閉動作するように、長穴74が凸部69に係合されて下ハーフ57の下面側に設置されている。
【0083】
以上のように構成されたディスクカートリッジ50は、ディスクドライブ装置に着脱される際に、以下で説明するようにシャッタ機構53が開閉動作して、開口部59を開閉する。
【0084】
ディスクカートリッジ50は、ディスクドライブ装置に装着されていない状態においては、図6に示すように、第1のシャッタ部材63が記録再生用開口部61を閉蓋しているとともに、第2のシャッタ部材64が駆動用開口部60を閉蓋している。ディスクカートリッジ50においては、ロック部材65のロック爪65cが第1のシャッタ部材63のシャッタ係止孔68aに嵌入することによって固定されており、第2のシャッタ部材64が長穴74と凸部69とを介して第1のシャッタ部材63に連設しているために、開口部59を閉蓋した状態に保持されている。
【0085】
ディスクカートリッジ50は、その先端側からディスクドライブ装置に装着される際に、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームが、図6において矢印G1で示す方向、すなわち、ディスクカートリッジ50の後端側へ向けて、アームガイド溝56d,57dに沿って摺動する。ディスクカートリッジ50は、シャッタ操作機構の開閉アームによって、ロック部材65のロック解除レバー65bがカートリッジ本体52の内部へ押し込まれ、第1のシャッタ部材63を固定しているロック爪65cが外されて、第1のシャッタ部材63を回転自在な状態に解放する。ディスクカートリッジ50は、シャッタ操作機構の開閉アームがアームガイド溝56d,57dをさらに後端側へ摺動して連結部68の末端に設けられた移動操作部68bに係合し、この移動操作部68bを後端側へ押動される。
【0086】
ディスクカートリッジ50は、移動操作部68bと一体に形成されたガイド部67が、図6において矢印F1で示す方向に、下ハーフ57の内壁57cに沿って摺動し、ガイド部67と一体に形成されたシャッタ部66が反時計回りに回転して記録再生用開口部61を開蓋する。ディスクカートリッジ50は、第1のシャッタ部材63が回転するとともに、第1のシャッタ部材63の凸部69が長穴74を介して長穴部73を後端側へ向けて押動し、図6において矢印H1で示す方向にシャッタ摺動凹部57eを摺動して駆動用開口部60を開蓋する。
【0087】
ディスクカートリッジ50は、上述したようにシャッタ機構53が動作することによって、図7に示すように、記録再生用開口部61と駆動用開口部60とを開蓋する。ディスクカートリッジ50は、この状態において、ディスクドライブ装置の記録再生機構と駆動機構とを進入され、ディスク51に対して情報信号の記録再生が行われる。また、ディスクカートリッジ50は、ディスクドライブ装置に装着されると、ディスクドライブ装置に配設された位置決め手段が基準孔部56fに挿入され、位置決めされて保持される。
【0088】
また、ディスクカートリッジ50は、ディスクドライブ装置から排出される際に、ディスクドライブ装置のシャッタ操作機構の開閉アームがアームガイド溝56d,57dに沿って、図6において矢印G2で示すように、先端側へ向けて摺動することによって、連結部68を先端側へ向けて押動される。ディスクカートリッジ50は、連結部68に連設された第1のシャッタ部材63のシャッタ部66を、図3において矢印D2で示す方向、すなわち、時計方向に回転させて記録再生用開口部61を閉蓋する。ディスクカートリッジ50は、第1のシャッタ部材63を回転させるとともに、第1のシャッタ部材63の凸部69が長穴74を介して長穴部73を先端側へ向けて押動し、第2のシャッタ部材64を、図6において矢印H2で示すように、先端側へ移動して駆動用開口部60を閉蓋する。
【0089】
また、ディスクカートリッジ50は、記録再生用開口部61が完全に閉蓋される位置まで第1のシャッタ部材66を回転すると、ロック部材65のロック爪65cを第1のシャッタ部材63のシャッタ係止孔68aに係止するとともに、ロック解除レバー65bをロック部材用孔部56eから突出させる。ディスクカートリッジ50は、ロック部材65が付勢部65dによってこの係止した状態に付勢されることで、記録再生用開口部61と駆動用開口部60とを閉蓋した状態に保持する。
【0090】
ディスクカートリッジ50においては、第1のシャッタ部材63と第2のシャッタ部材64とが、下ハーフ57に形成されたシャッタ摺動凹部57eを摺動して同一平面上で開蓋し、それぞれの突合せ側面66b,70bで突き合わされて同一平面上で閉蓋する。
【0091】
ディスクカートリッジ50は、上述したように、第1のシャッタ部材63がガイド部67によって、矢印F1,F2で示すように、ディスク51の外周に沿って開閉動作する。すなわち、ディスクカートリッジ50は、第1のシャッタ部材63が駆動用開口部60の中心を回転中心として、回転して開閉動作する。
【0092】
したがって、ディスクカートリッジ50は、第1のシャッタ部材63を開閉動作させるために必要な第1のシャッタ部材63の移動量を最小限とすることができる。
【0093】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。ディスクカートリッジ10及びディスクカートリッジ50は、下ハーフ17,57に記録再生用開口部21,61と駆動用開口部20,60とを連設して開口したが、これら記録再生用開口部21,61と駆動用開口部20,60とを連設せずに開口してもよい。
【0094】
また、ディスクカートリッジ10及びディスクカートリッジ50は、下ハーフ17,57に記録再生用開口部21,61と駆動用開口部20,60とを開口したが、上ハーフ26,56にもそれぞれ開口し、シャッタ機構13,53を上ハーフ16,56にも設けるようにしてもよい。
【0095】
ディスクカートリッジ10は、第1のシャッタ部材23の凸部30と第2のシャッタ部材24の係合部34とが係合して、連携して開閉動作するように構成したが、ディスクカートリッジ50と同様に、凸部と長穴とによってカム状に連携して開閉動作させ、コイルバネ17を不要として構成してもよい。
【0096】
ディスクカートリッジ50は、第1のシャッタ部材63の凸部69と第2のシャッタ部材64の長穴74とが係合して、連携して開閉動作するように構成したが、ディスクカートリッジ10と同様に、凸部と係合部とによって連携して開閉動作させ、コイルバネ等の付勢手段を設けて構成してもよい。
【0097】
なお、上述したディスクカートリッジ1、ディスクカートリッジ10及びディスクカートリッジ50は、円形状をした駆動用開口部6,20,60の径と、カートリッジ本体3,12,52の先端側に伸びて形成される記録再生用開口部7,21,61の幅とが一致するように構成したが、例えば記録再生用開口部の幅を駆動用開口部の径に比べて狭く形成してもよい。かかる場合に、第1のシャッタ部材の開閉動作に必要な移動量を最小限とするには、第1のシャッタ部材の第2のシャッタ部材と突き合わされる一側が、記録再生用開口部の先端側の一方のコーナを通る駆動用開口部の接線に一致する角度だけ第1のシャッタ部材を回転して記録再生用開口部を開閉するように構成すればよい。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるディスクカートリッジによれば、第1のシャッタ部材が最小限の移動量を以て記録再生用開口部を開閉することから、カートリッジ本体の内部空間を効率的に利用してシャッタ機構を開閉動作させることができる。
【0099】
したがって、かかるディスクカートリッジによれば、特に、ディスクの径に対して開口部の幅が比較的大きな場合においても、シャッタ機構を開蓋させるためにカートリッジ本体の投影面積を大きくする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスクカートリッジの動作原理を説明するための概略図である。
【図2】本発明の実施の形態として示すディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図3】同ディスクカートリッジのシャッタ機構の閉蓋状態を示す透視説明図である。
【図4】同ディスクカートリッジのシャッタ機構の開蓋状態を示す説透視明図である。
【図5】本発明にかかる他のディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図6】同ディスクカートリッジのシャッタ機構の閉蓋状態を示す透視説明図である。
【図7】同ディスクカートリッジのシャッタ機構の開蓋状態を示す透視説明図である。
【図8】従来のディスクカートリッジの概略平面図である。
【符号の説明】
10 ディスクカートリッジ、11 ディスク、12 カートリッジ本体、13 シャッタ機構、16 上ハーフ、17 下ハーフ、17e シャッタ摺動凹部、18 下ハーフカバー、19 開口部、20 駆動用開口部、21 記録再生用開口部、23 第1のシャッタ部材、24 第2のシャッタ部材、25 ロック部材、26 コイルバネ、27 シャッタ部(第1のシャッタ部材)、28ガイド部、29 連結部、29b 移動操作部、30 凸部、31 シャッタ部(第2のシャッタ部材)、32 支部ピン、33 押圧ピン、34 係合部

Claims (1)

  1. 上ハーフと下ハーフとにより構成され、円盤状記録媒体が回転可能に収納されたカートリッジ本体と、
    上記カートリッジ本体に設けられ、上記円盤状記録媒体を記録及び/又は再生手段に臨ませる記録及び/又は再生用開口部と、
    上記カートリッジ本体に設けられ、上記カートリッジ本体に収納された上記円盤状記録媒体を回転操作するための駆動手段が進入する駆動用開口部と、
    第1のシャッタ部材と第2のシャッタ部材とからなり、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開閉するシャッタ機構とを備え、
    上記第1のシャッタ部材と上記第2のシャッタ部材とは、上記カートリッジ本体の一の面側に配設され、回転操作されることで上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開閉し、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを閉蓋したとき、互いの一側で突き合わされ、
    上記第1のシャッタ部材は、上記記録及び/又は再生用開口部と上記駆動用開口部とを開放した位置に移動されたとき、上記記録及び/又は再生用開口部の幅方向の側端面に上記一側が一致する形状とされていることを特徴とするディスクカートリッジ。
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