JP3901511B2 - ドラムブレーキの作動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラムブレーキの作動装置に関し、より詳細には、ブレーキシューを拡開するブレーキレバーに遠隔力伝達部材であるブレーキケーブルを接続する構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
ブレーキケーブルにより、ブレーキレバーの自由端部のブレーキ内方側に延設して形成された折曲部を牽引作動し、ブレーキシューをブレーキドラムに摩擦係合させるドラムブレーキの作動装置が従来から知られており、例えば、実公昭61−18259号公報に開示されている。その構成を図5及び図6に基づいて説明する。尚、説明中で使う「上,下」、「左,右」は図5に基づく。
【0003】
一対の対向するブレーキシュー11,12は、シューリム11a,12aとシューウェブ11b,12bとが夫々断面T字状に形成され、シューリム11a,12aの外周面にライニング11c,12cが添着されている。各ブレーキシュー11,12は、車両の不動部に固定されるバックプレート10上にシューホールド機構13,14で以って摺動自在に保持されている。シューウェブ11b,12bの上方隣接端は、バックプレート10に固定されたホイールシリンダ15に作動的に係合し、下方隣接端がバックプレート10に固定されたアンカーブロック16に支承されている。又、シューウェブ11b,12bの下方隣接端は、アンカーブロック16上に載置され共に固定されたリテーニングプレート17により、図外のブレーキドラムの底部方向(バックプレート10から離れる方向)への移動を制限されている。
【0004】
右方のシューウェブ11bのうら面に重ね合わせて略平行に配設されるブレーキレバー18は、全体として板状を呈する本体の基部18aがシューウェブ11bの上方端にピン19で以って回転可能に軸支されている。ブレーキレバー18本体のアンカーブロック16側に位置する自由端部18bのブレーキ内方側には、バックプレート10に向かって略直角な折曲部18cが自由端部18bから延設して一体に形成され、又、ブレーキ外方側には、シューリム11aの内面に当接してブレーキレバー18の戻り位置を規制する突起18dが一体に形成されている。
更に、図7に明示する通り、ブレーキレバー18の自由端部18bに後述するケーブルエンド27aを挿通可能な透穴18eが穿設されていると共に、その透穴18eから折曲部18cの中途にかけて、後述するインナケーブル27の線径より僅かに広く、且つ前記ケーブルエンド27aの外径より狭いスリット18fが連設されている。
【0005】
前記ホイールシリンダ15に隣接して、左方のブレーキシュー12のシューウェブ12bとブレーキレバー18間に、両ブレーキシュー11,12の外径を調整可能なシュー間隙調整機構20が架け渡されている。このシュー間隙調整機構20は、アジャストボルト21とアジャストナット22とソケット部材23とから構成され、アジャストボルト21の左端部が左方のシューウェブ12bに、又、ソケット部材23の右端部がブレーキレバー18の中間部に夫々回転不能に当接係合している。アジャストボルト21の右方側に螺設されたおねじ軸部21aがソケット部材23の内穴23aに滑嵌合し、この内穴23aから露出するおねじ軸部21aに螺合したアジャストナット22の右端面が、内穴23aの開口端面に当接している。
前記したシュー間隙調整機構20において、バックプレート10又はブレーキドラムに設けた穴から工具で以ってアジャストナット22の外周に形成した調整歯を回転すると、アジャストボルト21がソケット部材23から進出し、シュー間隙を適宜調整できる。
【0006】
両ブレーキシュー11,12の上方間と下方間には、互いに近づく方向に付勢するシューリターンスプリング24,25が夫々張設されている。
【0007】
尚、前述した構成におけるドラムブレーキは、ホイールシリンダ15をサービスブレーキ用の作動機構として使用し、ブレーキレバー18をパーキングブレーキ用の作動機構として使用するものであるが、例えば、ゴルフカート用のドラムブレーキにおいては、ブレーキレバー18をサービスブレーキ用及びパーキングブレーキ用の作動機構に兼用しているから、この場合にはホイールシリンダ15が不要である。
【0008】
ブレーキケーブル26は、インナケーブル27とアウタケーシング28等から構成されている。アウタケーシング28内を摺動可能なインナケーブル27のブレーキ側は、バックプレート10に形成された隆起部10aで以って滑らかに案内され、インナケーブル27の端部に固着されたケーブルエンド27aが前記ブレーキレバー18の折曲部18cに掛止される。アウタケーシング28のブレーキ側は、その端部に固着されたケーシングキャップ28aがバックプレート10に固着されたパイプ部材30に取着される。ケーシングキャップ28aとブレーキレバー18の折曲部18c間には、インナケーブル27に巻回したケーブルリターンスプリング29が縮設されている。又、インナケーブル27の他方は図外のパーキングブレーキ操作装置に接続され、アウタケーシング28の他方は図外の車体に固定される。但し、前記したブレーキケーブル26の配設構造から理解されるように、インナケーブル27のブレーキ内はその操作装置側を接続するまでは、図6の二点鎖線で示すよう弛んだ状態で、図外のブレーキドラムの底部方向へケーブルリターンスプリング29と共に湾曲し弾性変形している。
【0009】
次に、前記した構成におけるブレーキ作動について説明する。
図外のサービスブレーキ操作装置を操作してホイールシリンダ15を加圧すると、両ブレーキシュー11,12がアンカーブロック16との当接点を支点に拡開して、ライニング11c,12cを回転している図外のブレーキドラムに摩擦係合させてこれを制動する。
又、図外のパーキングブレーキ操作装置を操作してインナケーブル27を牽引すると、図5におけるブレーキレバー18がピン19を支点に時計方向に回転し、シュー間隙調整機構20を介して左方のブレーキシュー12を拡開すると共に、シュー間隙調整機構20との当接点を支点にピン19を介して右方のブレーキシュー11を拡開する。これにより、両ライニング11c,12cをブレーキドラムに摩擦係合させてこれの静止状態を維持する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した構成のドラムブレーキにおいては、以下に記載するような問題があった。
<イ> バックプレートに長いブレーキケーブルを取着した状態でブレーキ組立てライン上や、ブレーキケーブルを取着したブレーキ組立体の状態で車両組立てライン上を移送したり、又、ブレーキ組立体を陸上や海上輸送する時に、インナケーブルやアウタケーシングを損傷する恐れがあると共に、箱詰めや梱包がしらいため物流効率が悪い。
【0011】
<ロ> 上述した不具合を回避するために、ブレーキケーブルの取着をブレーキドラムの装着直前に行う場合、シューリターンスプリング力に抗してブレーキレバーの自由端部を工具で以ってブレーキ内方側に移動させ、透穴をシューウェブの内縁から外しケーブルエンドを通過させなければならず、この取着作業が極めて厄介であった。又、ブレーキケーブルの脱着は、整備工場などにおいても行われる作業であり、この点からも、特に未熟練者に対する配慮が欠けていたのが実情である。
【0012】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、ブレーキレバー等の僅かな形状変更のみで、ブレーキケーブルの損傷の心配がなく、しかも物流効率が良く、ブレーキケーブルの脱着作業も格段に向上する、ドラムブレーキの作動装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明におけるドラムブレーキの作動装置においては、インナケーブルのケーブルエンドをブレーキレバー本体の自由端部から延設して形成した折曲部に掛止するため、ブレーキ不作動時において、シューウェブに平行な自由端部に穿設したケーブルエンドの透穴を、シューウェブの内縁よりもブレーキ内方側に位置せしめた構造となしたものである。
【0014】
この際、透穴から連続する、インナケーブルが移動可能なスリットの中間の一部を、シューウェブに重合させて塞ぐようにするとよい。
【0015】
更に、インナケーブルのブレーキ内途上に、インナケーブルの弛み時に生ずるブレーキドラムの底部方向への移動を制限する制限手段を設けるとよく、この制限手段は、シューウェブのアンカー側端部のブレーキドラム底部方向への移動を制限するリテーニングプレートから一体に延設するとよい。
【0016】
上述のように構成されたドラムブレーキの作動装置によれば、ブレーキケーブルのブレーキレバーへの取着を、車両組立てラインのブレーキドラム装着直前にいとも簡単に実行し得、所謂ブレーキケーブルの後付け作業を可能にしたから、ブレーキケーブルの損傷の心配を完全に払拭でき、しかも長いブレーキケーブルを除いたブレーキ組立体であれば箱詰めや梱包が容易であると共に、ブレーキケーブルを数多く束ねて輸送できるから、物流効率が格段に向上してコストを大幅に低減できる。
【0017】
又、透穴から連続する自由端部のスリット部を、シューウェブに重合させて塞ぐようにすれば、一旦ケーブルエンドを折曲部に掛止すれば、外力を加えない限り外脱することはない。
【0018】
更に、インナケーブルのブレーキ内途上に、インナケーブルの弛み時に生ずるブレーキドラムの底部方向への移動を制限する制限手段を設ければ、ブレーキドラムを締結するハブボルト等の他部品との干渉を確実に防止でき、インナケーブルやケーブルリターンスプリングを損傷することがない、又、この制限手段をリテーニングプレートから一体に延設して対応すれば安価にできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるドラムブレーキの作動装置の一例について説明する。説明に当たって、前述した従来技術と同一の部品及び部位については同一の符号を付してその説明を省略し、相違する点のみについて説明する。又、ブレーキ作動についても、前述した従来技術と同じであるからその説明を省略する。
【0020】
本発明に係わる構造について、図1〜図3を参照し乍ら説明する。しかして、本例の構造は、ブレーキレバー18本体の自由端部18bに形成されるスリット18f部を、図1における右上方側から左下方側に向け略円弧状に曲がるよう延設し、ケーブルエンド27aを挿通させる透穴18eをシューウェブ11bの内縁よりもブレーキ内方側に位置せしめたものである。
又、本例では、透穴18eから連続する自由端部18bのスリット18f部が、シューウェブ11bに塞がれるよう重合している。
【0021】
上記したように、ケーブルエンド27aを挿通する透穴18eの位置を、シューウェブ11bに重合する位置からシューウェブ11bの内縁よりもブレーキ内方側に移し変えるのみで、ブレーキレバー18に何ら外力を加えることなく、インナケーブル27のケーブルエンド27aをブレーキレバー18の折曲部18cに簡単に掛止し得るものである。
【0022】
即ち、図4に明示するようインナケーブル27のケーブルエンド27a近傍位置を、ケーブルリターンスプリング29を撓ませて指で抓み、この状態でケーブルエンド27aを透穴18eに通過させた後、インナケーブル27を透穴18eに連続するスリット18f部方向に傾倒させながら引けば、インナケーブル27がシューウェブ11bの内縁に沿ってスリット18f内を移動し乍ら、上方のシューリターンスプリング24力に抗してブレーキレバー18の自由端部18bをブレーキ内方側に押し出し、これによりインナケーブル27が折曲部18c側のスリット18f部に移動しケーブルエンド27aを掛止できる。
又、ケーブルエンド27aを折曲部18cから離脱させたい時には、図1において、インナケーブル27のケーブルエンド27a近傍部を指で抓み、その牽引作動方向に引き乍ら手前に持ち上げ、スリット18fに沿って後退移動させればよい。
【0023】
又、インナケーブル27が自由端部18bのスリット18f部を移動し終えた時点で、シューリターンスプリング24力によりブレーキレバー18が定位置に押し戻され、透穴18eから連続する自由端部18bのスリット18f部がシューウェブ11bに重合して塞がれるから、インナケーブル27が自由端部18bのスリット18f内を後退移動し得ず、ケーブルエンド27aが折曲部18cから離脱することはない。
【0024】
更に、本例におけるリテーニングプレート17には、ブレーキ内方側に向かいインナケーブル27及びケーブルリターンスプリング29を乗り越えて伸長する延設部17aが一体形成されている。これにより、インナケーブル27の弛み時において、ケーブルリターンスプリング29と共にブレーキドラムの底部方向(バックプレート10から離れる方向)に湾曲する移動を制限できるから、ハブボルト等の他部品との干渉を確実に防止できる。
【0025】
尚、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、ブレーキレバー18がシューウェブ11bのおもて面に重ね合わせて配設され、その自由端部18bから延設して形成される折曲部18cがシューウェブ11bから離間する方向に折曲されているものにも適用できること明らかである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は,以上説明したような構造を呈するので、以下に記載するような効果を奏する。
<イ> インナケーブルのケーブルエンドをブレーキレバー本体の自由端部から延設する折曲部に掛止するため、シューウェブに平行な自由端部に穿設されるケーブルエンドの透穴を、シューウェブの内縁よりもブレーキ内方側に位置せしめたから、ケーブルエンドの透穴への挿通が楽になり、例え未熟練者であってもブレーキケーブルの脱着作業を簡単に行うことができる。
【0027】
<ロ> ブレーキケーブルをブレーキドラム装着直前に取着できる、所謂ブレーキケーブルの後付け作業を可能にしたから、ブレーキ組立てライン上や車両組立てライン上での移送時、又、ブレーキ組立体の陸上や海上輸送時におけるブレーキケーブルの損傷の恐れを完全に払拭できる。
【0028】
<ハ> しかも長いブレーキケーブルを除いたブレーキ組立体であれば、箱詰めや梱包が容易になると共に、ブレーキケーブルを数多く束ねて輸送できるから、物流効率が格段に向上してコストを大幅に低減できる。
【0029】
<ニ> 又、透穴から連続する自由端部のスリット部を、シューウェブに重合させて塞ぐようにすれば、一旦ケーブルエンドを折曲部に掛止すれば、外力を加えない限り外脱することはなく、ケーブルエンドの半掛け等の誤組付けを確実に解消できる。
【0030】
<ホ> 更に、インナケーブルのブレーキ内途上に、インナケーブルの弛み時に生ずるブレーキドラムの底部方向への移動を制限する制限手段を設ければ、ブレーキドラムを締結するハブボルト等の他部品との干渉を確実に防止でき、インナケーブルやケーブルリターンスプリングを損傷することがない。
【0031】
又、前記規制手段は、リテーニングプレートから一体にインナケーブル及びケーブルリターンスプリンブを乗り越えて伸長する延設部で達成できるから安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるドラムブレーキの正面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 図1のブレーキレバー本体の自由端部を拡大して示す正面図
【図4】 ケーブルエンドを透穴に挿通させる時の状態図
【図5】 従来のドラムブレーキの正面図
【図6】 図5のVI−VI断面図
【図7】 図5のブレーキレバー本体の自由端部を拡大して示す正面図
【符号の説明】
11 ブレーキシュー
11b シューウェブ
12 ブレーキシュー
15 ホイールシリンダ
16 アンカーブロック
17 リテーニングプレート
17a 延設部
18 ブレーキレバー
18b 自由端部
18c 折曲部
18e 透穴
18f スリット
20 シュー間隙調整装置
26 ブレーキケーブル
27 インナケーブル
27a ケーブルエンド
28 アウタケーシング

Claims (3)

  1. ブレーキレバー本体の自由端部のブレーキ内方側に、ブレーキシューのシューウェブに平行な自由端部からバックプレートに向かう折曲部を形成し、且つ、前記シューウェブに平行な自由端部にケーブルエンドを挿通可能な透穴を穿設すると共に、該透穴から前記折曲部の中途にかけてインナケーブルが移動可能なスリットを連設し、該スリットにインナケーブルを通して前記ケーブルエンドを前記折曲部に掛止する、ドラムブレーキの作動装置において、
    ブレーキ不作動時において、前記ブレーキレバーの透穴を前記シューウェブの内縁よりもブレーキ内方側に位置せしめると共に、
    前記スリットの中間の一部を、前記シューウェブに重合させて該シューウェブで塞ぐようにしたことを特徴とする、
    ドラムブレーキの作動装置。
  2. 請求項1において、前記インナケーブルのブレーキ内途上に、該インナケーブルのブレーキドラム底部方向への移動を制限する制限手段を設けたことを特徴とする、ドラムブレーキの作動装置。
  3. 請求項において、前記制限手段を、前記シューウェブのアンカー側端部のブレーキドラム底部方向への移動を制限するリテーニングプレートから一体に延設したことを特徴とする、ドラムブレーキの作動装置。
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