JP2005113996A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 バックプレート1のアンカー部材に弾接された一対のブレーキシュー4A,4Bと、このブレーキシュー4A,4Bの間隙を調整するロッドと、一対のブレーキシュー4A,4Bを操作するブレーキレバー6とを備え、ブレーキレバー6に連結されたブレーキ操作ワイヤー20の連結部位から所定距離L隔てた部位に固着部材30を固着し、かつバックプレート1に固着部材30を係止する係止部40を設け、ブレーキレバー6の連結部位と係止部40との間にブレーキ操作ワイヤー20をガイドするスプリング部材50を設ける。
【選択図】 図2
Description
この場合、ブレーキレバーは、2枚のブレーキシューのうち、リーディングシュー側となるセカンダリーシュー側を制動方向に押圧することとなるため、非常に大きな引き摺りを発生するおそれがあった。
前記ブレーキ操作ワイヤーの前記ブレーキレバーとの連結部位から所定距離隔てた部位に固着部材を固着し、かつ前記バックプレートに前記固着部材を係止する係止部を設けるとともに、前記ブレーキレバーの前記連結部位と前記係止部との間に前記ブレーキ操作ワイヤーをガイドするスプリング部材を設けたことを特徴とする。
これにより、ブレーキレバーが必要以上に戻されることが無くなり、ブレーキシューの引き摺り現象が防止される。
すなわち、ブレーキを使用していくうちに、仮に、ブレーキ操作ワイヤーに伸びが生じるような事態が生じても、このブレーキ操作ワイヤーの伸びによる影響が係止部に対する固着部材の当接により遮断されることとなり、ブレーキ操作ワイヤーとブレーキレバーとの連結部位側に伝達されることが無い。
したがって、ブレーキ操作ワイヤーの伸びによるブレーキシューの引き摺り現象を確実に防止することができるようになる。
ヤーガイドを示す図、図3(b)は、図3(a)におけるb矢視図である。
一対のブレーキシュー4A,4Bは、ブレーキドラム2内に配設されており、それぞれの上端部4a、4aが上部アンカー3に対して戻しばね10a,10bにより、弾接されている。また、一対のブレーキシュー4A,4Bの下端部4b,4bには、アジャスティングロッド5を介して開閉方向へ揺動可能に設けられ、ブレーキドラム2の内壁面2aとの間隙が調整されるようになっている。
ブレーキレバー6は、その上端が一方のブレーキシュー4Aに枢軸13を介して揺動可能に連結されており、その下端に、運転席等に設けられたパーキング操作レバー(図示せず)に連なるブレーキ操作ワイヤー20が接続される。
ブレーキ操作ワイヤー20は、図2に示すように、ブレーキケーブル(アウターケーブル)21がバックプレート1の背面側1cに固定されたソケット状のワイヤーホルダー60に取り付けられ、バックプレート1に形成された貫通孔1bを貫通してバックプレート1の背面側1cから表面側1dに引き出されている。そして、バックプレート1の表面側1dで、ブレーキ操作ワイヤー20の端部20aが、図1にも示すように、ブレーキレバー6の下端部6aに連結されている。
ここで、ブレーキ操作ワイヤー20には、カシメ部材30が固着されているので、ブレーキ操作ワイヤー20は、このカシメ部材30が係止部40の一端面40bに当接する状態となるまで、図2中矢印X2方向に戻されることとなる。つまり、ブレーキ操作ワイヤー20は、このカシメ部材30と係止部40との当接によって図2中矢印X2方向の戻りが規制され、必要以上に戻ることがない。
これにより、ブレーキレバー6が必要以上に戻されることが無くなり、ブレーキシュー4A,4Bの引き摺り現象が防止される。
すなわち、ブレーキを使用していくうちに、仮に、ブレーキ操作ワイヤー20に伸びが生じるような事態が生じても、このブレーキ操作ワイヤー20の伸びによる影響が係止部40に対するカシメ部材30の当接により遮断されることとなり、ブレーキ操作ワイヤー20とブレーキレバー6との連結部位側に伝達されることが無い。
したがって、ブレーキ操作ワイヤー20の伸びによるブレーキシュー4A,4Bの引き摺り現象を確実に防止することができるようになる。
2 ブレーキドラム
2a 内壁面
3 上部アンカー
4A ブレーキシュー
4B ブレーキシュー
4a 上端部
4b 下端部
5 アジャスティングロッド
6 ブレーキレバー
6a 下端部
20 ブレーキ操作ワイヤー
20a 端部
30 カシメ部材
40 係止部
40a スリット
41 スプリングガイド
42 ガイド部
50 スプリング
L 所定距離
Claims (1)
- バックプレートと、ブレーキドラムと、前記バックプレートに固定されたアンカー部材と、このアンカー部材にそれぞれの一端部が弾接され前記ブレーキドラムの内周面に摺接する一対のブレーキシューと、この一対のブレーキシューの他端部間に介装されてその他端部間の間隙を調整するロッドと、一端部が前記一対のブレーキシューの一方に連結され、かつ他端部がブレーキ操作ワイヤーに連結され、前記ブレーキ操作ワイヤーによる操作力を前記一対のブレーキシューに伝達するブレーキレバーとを備えたドラムブレーキ装置であって、
前記ブレーキ操作ワイヤーの前記ブレーキレバーとの連結部位から所定距離隔てた部位に固着部材を固着し、かつ前記バックプレートに前記固着部材を係止する係止部を設けるとともに、前記ブレーキレバーの前記連結部位と前記係止部との間に前記ブレーキ操作ワイヤーをガイドするスプリング部材を設けたことを特徴とするドラムブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347499A JP2005113996A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | ドラムブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003347499A JP2005113996A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | ドラムブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005113996A true JP2005113996A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34540051
Family Applications (1)
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JP2003347499A Pending JP2005113996A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | ドラムブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005113996A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303919A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Hosei Brake Ind Ltd | ドラムブレーキ |
JP2010038293A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Chuo Spring Co Ltd | ケーブル式操作装置 |
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2003
- 2003-10-06 JP JP2003347499A patent/JP2005113996A/ja active Pending
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