JP3900412B2 - 統合無線通信システム、システム間ハンドオーバー方法及び無線通信端末 - Google Patents

統合無線通信システム、システム間ハンドオーバー方法及び無線通信端末 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は統合無線通信システム、システム間ハンドオーバー方法及び無線通信端末に関し、複数の無線通信システムを統合した統合無線通信システムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、広いサービスエリアを有する携帯電話システム等の広域無線通信システムと、ピコセルと呼ばれる数十m範囲をカバーする無線LANシステムとを組み合わせた統合通信システムが検討されている。無線LANシステムは高速かつ通信コストが低廉であるもののサービスエリアが限られ、一方広域無線通信システムはサービスエリアは広いものの無線LANに比べて通信速度が遅く通信コストが高いため、状況に応じて双方の通信システムを選択的に使用できれば、無線通信サービスの利便性をより向上することができると考えられる。
【0003】
一方、このような複数の通信システムに接続可能な無線端末として、通信システムに応じた変復調や多重化等の各種通信処理をDSP(Digital Signal Processor)で処理するようになされたソフトウェア無線端末が考えられている。かかるソフトウェア無線端末においては、DSPで実行する無線通信プログラムを変更するだけで様々な通信システムに対応することができるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような統合通信システムにおいて、無線端末が第1の通信システムから第2の通信システムに接続を切り換える(以下、これをシステム間ハンドオーバーと呼ぶ)場合、まず第1の通信システムとの通信を切断した後、第2の通信システムとの間でシステム参入手順(以下、これをアソシエーションと呼ぶ)を実行する必要がある。そして当該アソシエーションの完了後、第2の通信システムとの間で通信を開始する。
【0005】
このようにシステム間ハンドオーバーにおいては、新たに接続するシステムに対するアソシエーションの実行中は通信が中断するという問題があった。特に、音声通話中にシステム間ハンドオーバーを実行すると通話が途切れてしまい、サービスの品質が低下するという問題があった。
【0006】
また、上述したソフトウェア無線端末を用いてシステム間ハンドオーバーを行う場合、まず第1の通信システムとの通信切断後に第1の通信プログラムを終了し、第2の通信プログラムをロード及び実行した後、第2の通信システムとの間のアソシエーションを実行する必要があり、さらに通信中断が長くなるという問題があった。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、迅速なシステム間ハンドオーバーを行い得る統合無線通信システム、システム間ハンドオーバー方法及び無線通信端末を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の無線通信システムと、当該複数の無線通信システムのいずれかと選択的に接続可能な無線通信端末とからなる統合無線通信システムであって、無線通信端末は、現在接続中の第1の上記無線通信システムから、新たに接続を希望する第2の上記無線通信システムに接続を切り換えるシステム間ハンドオーバー時において、第2の無線通信システムに参入するために必要なシステム参入情報を第1の無線通信システムを介して第2の無線通信システムと交信するシステム参入情報交信手段と、それぞれ異なる無線通信システムに対応する複数の無線通信プログラムを記憶した無線通信プログラム記憶手段と、少なくとも第1の無線通信システム及び第2の無線通信システムにそれぞれ対応する無線通信プログラムをロードするプログラムメモリと、プログラムメモリに格納された無線通信プログラムを実行することにより、対応する無線通信システムに応じた無線通信処理を行うディジタルシグナルプロセッサとを備え、第1の無線通信システムは、無線通信端末から送信されたシステム参入情報を第2の無線通信システムに転送するとともに、第2の無線通信システムから送信されたシステム参入情報を無線通信端末に転送するシステム参入情報転送手段を備え、無線通信端末及び第2の無線通信システムは第1の無線通信システムを介して交信したシステム参入情報に基づいて、当該第2の無線通信システムに対する当該無線通信端末の接続処理を実行し、無線通信端末はシステム間ハンドオーバー時において、ディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することにより実行する無線通信プログラムを切り換えるようにした。
【0009】
第2の無線通信システムに参入するために必要なシステム参入情報を、第1の無線通信システムを介して第2の無線通信システムと交信することにより、実際に第2の無線通信システムと接続する以前に先行して接続処理を実行することができ、これにより迅速にシステム間ハンドオーバーを行うことができるとともに、システム間ハンドオーバー時において、ディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することで実行する無線通信プログラムを切り換えるようにしたことにより、通信プログラムの切り換え時間を短縮して迅速にシステム間ハンドオーバーを行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0012】
(1)統合無線通信システムの全体構成
図1において、1は全体として本発明を適用した統合無線通信システムを示し、数十m範囲の無線LANサービスエリアSA1を有する無線LANシステムWS1と、公衆携帯電話システムでなり無線LANサービスエリアSA1よりも広い範囲の広域無線サービスエリアSA2を有する広域無線システムWS2と、携帯通信端末MTとで構成される。無線LANサービスエリアSA1は、広域無線サービスエリアSA2の内部に配置されている。
【0013】
携帯通信端末MTは、無線LANシステムWS1の無線LAN基地局AP1又は広域無線システムWS2の広域無線基地局AP2のいずれか一方に選択的に接続し得るようになされている。また、無線LANシステムWS1の無線LAN基地局AP1及び広域無線システムWS2の広域無線基地局AP2はインターネット4に接続されているとともに、広域無線基地局AP2は公衆回線網(図示せず)に接続されている。
【0014】
これによりこの統合無線通信システム1においては、携帯通信端末MTは無線LAN基地局AP1又は広域無線基地局AP2を介し、他の携帯通信端末MTや公衆回線網に接続された電話機、あるいはインターネット4に接続されたコンピュータやサーバ等の情報処理装置との間で、音声通信やデータ通信等の各種通信を行い得るようになされている。
【0015】
さらにこの統合無線通信システム1においては、携帯通信端末MT、無線LAN基地局AP1及び広域無線基地局AP2が後述するハンドオーバー処理を実行することにより、無線LANシステムWS1及び広域無線システムWS2間で携帯通信端末MTのシステム間ハンドオーバーをスムーズに行い得るようになされている。
【0016】
また携帯通信端末MTは、対応する複数の無線通信システムに対して同時に待ち受け受信を行う、複数システム待受を行い得るようになされている。
【0017】
(2)携帯無線端末の構成
次に、携帯無線端末MTの回路構成を図2を用いて説明する。実際上、携帯無線端末MTにおいては、当該携帯無線端末MTの各種機能を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit )10に対して、当該CPU10のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)12、当該CPU10が実行する各種プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)13、操作部14、表示部15、マイクロホン16、スピーカ17及び送受信部20がバス11を介して接続されている。そして携帯無線端末MTのCPU10は、通信制御プログラムに従い、操作部14を介して入力された各種処理命令に応じて送受信部20を制御することにより、各種通信処理を実行する。
【0018】
ここで送受信部20は、通信用DSP(Digital Signal Processor)21と、プログラムROM22と、プロトコルプロセッサ23と、RF/IF(Radio Frequency/Intermediate Frequency)部24とで構成される。
【0019】
プロトコルプロセッサ23は、バス11を介して供給される音声や映像等の各種送信データをパケット化し、送信FIFO(First In first out)33を介して、通信用DSP21のDSPコアプロセッサ30に供給する。
【0020】
プログラムROM22には、DSPコアプロセッサ30が実行する、各種無線通信システムに対応した複数の無線通信プログラムが格納されている。DSPコアプロセッサ30はCPU10の制御に応じ、プログラムROM22から無線通信プログラムを適宜読み出してプログラムメモリ31に格納し、当該読み出した無線通信プログラムを実行することにより、各種無線通信システムに対応した無線通信処理を行い得るようになされている。なおプログラムメモリ31は、無線通信プログラムを複数個格納し得るだけの記憶容量を有している。
【0021】
すなわちDSPコアプロセッサ30は、プログラムメモリ31内の無線通信プログラムに従い、送信FIFO33から供給される送信データに対し無線通信システムに対応した変調処理等を施して送信信号を生成し、RF/IF部24に供給する。なお、DSPコアプロセッサ30にはDSP周辺回路32が接続されており、無線通信処理の一部を当該DSP周辺回路32で実行することにより、DSPコアプロセッサ30の処理負荷を軽減するようになされている。
【0022】
RF/IF部24は送信信号を周波数変換及び増幅し、アンテナ18を介して送信する。またRF/IF部24は、アンテナ18を介して受信した受信信号を周波数変換及び増幅しDSPコアプロセッサ30に供給する。このときRF/IF制御部34はDSPコアプロセッサ30の制御下で、RF/IF部24の送信信号出力等を制御する。
【0023】
DSPコアプロセッサ30はプログラムメモリ31内の通信プログラムに従い、受信信号に対し無線通信システムに対応した復調処理等を施して受信データを生成し、受信FIFO35及びプロトコルプロセッサ23を介してバス11に出力する。そしてCPU10は受信データを適宜処理し、表示部15やスピーカ17を介して出力する。
【0024】
かくして携帯無線端末MTは、無線通信システムに対応する無線通信プログラムをプログラムROM22から読み出して実行することにより、単一の送受信部20で複数の無線通信システムに対応し得るようになされている。
【0025】
(3)無線LAN基地局及び広域無線基地局の構成
次に、無線LAN基地局AP1及び広域無線基地局AP2の構成を説明する。無線LAN基地局AP1においては、図3に示すように当該無線LAN基地局AP1の各種機能を統括的に制御するCPU40に対して、RAM42、ROM43、ネットワークインターフェース44及び無線LAN通信部45がバス41を介して接続されており、CPU40はROM43に展開し、展開したプログラムに基づいて、ネットワークインターフェース44及び無線LAN通信部45を制御するようになされている。
【0026】
そして無線LAN通信部45は、携帯無線端末MTから送信された無線LANの送信信号をアンテナ46を介して受信した後復調して受信データを生成し、ネットワークインターフェース44を介してインターネット4等に送出する。また無線LAN通信部45は、ネットワークインターフェース44を介して入力したインターネット4等からのデータを変調し、アンテナ46を介して送信する。
【0027】
同様に広域無線基地局AP2においては、図4に示すように当該広域無線基地局AP2の各種機能を統括的に制御するCPU50に対して、RAM52、ROM53、ネットワークインターフェース54及び広域無線通信部55がバス51を介して接続されており、CPU50はROM53に展開し、展開したプログラムに基づいて、ネットワークインターフェース54及び広域無線通信部55を制御するようになされている。
【0028】
そして広域無線通信部55は、携帯無線端末MTから送信された広域無線の送信信号をアンテナ56を介して受信した後復調して受信データを生成し、ネットワークインターフェース54を介してインターネット4等に送出する。また広域無線通信部55は、ネットワークインターフェース54を介して入力したインターネット4等からのデータを変調し、アンテナ56を介して送信する。
【0029】
(4)統合無線通信システムのシステム間ハンドオーバー処理
次に、統合無線通信システム1におけるシステム間ハンドオーバー処理を、図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。この場合、無線LANシステムWS1から広域無線システムWS2へのシステム間ハンドオーバーを例に示すが、逆の場合も同様の処理が行われる。
【0030】
無線LANシステムWS1下で無線LAN通信を行っている携帯無線端末MTのCPU10は、その通信制御プログラムRT1のステップSP1において、ユーザの操作等によって広域無線システムWS2へのシステム間ハンドオーバー指示が入力されると、これに応じてシステム参入情報交信手段としての送受信部20を制御し、システム間ハンドオーバー要求を無線LAN基地局AP1に対し無線を介して送信する。この、システム参入情報としてのシステム間ハンドオーバー要求には、携帯無線端末MTのIDや対応機能、広域無線システムWS2に対して要求するサービスや伝送帯域等の各種通信サービス情報が含まれる。
【0031】
無線LAN基地局AP1のCPU40は、その通信制御プログラムRT2のステップSP21において、携帯無線端末MTからのシステム間ハンドオーバー要求を受信すると、これに応じてシステム参入情報転送手段としての無線LAN通信部45及びネットワークインターフェース44を制御し、当該システム間ハンドオーバー要求を広域無線基地局AP2に対しインターネット4を介して転送する。
【0032】
広域無線基地局AP2のCPU50は、その通信制御プログラムRT3のステップSP31において、無線LAN基地局AP1から転送された携帯無線端末MTのシステム間ハンドオーバー要求をインターネット4を介して受信すると、次のステップSP32に移り、広域無線システムWS2における空きチャネルや確保可能な伝送帯域に基づいて、携帯無線端末MTのシステム間ハンドオーバーを受入れ可能か否かを判断する。
【0033】
ステップSP32において否定結果が得られた場合、このことは携帯無線端末MTのシステム間ハンドオーバーを受入れ不能であることを表しており、このとき広域無線基地局AP2のCPU50はステップSP33に移り、携帯無線端末MTに対するシステム参入情報としてのハンドオーバー不許可通知を、インターネット4を介して広域無線基地局AP2に送信する。
【0034】
無線LAN基地局AP1のCPU40はステップSP22において、携帯無線端末MTに対するハンドオーバー不許可通知をインターネット4を介して受信すると、これに応じてシステム参入情報転送手段としての無線LAN通信部45及びネットワークインターフェース44を制御し、当該ハンドオーバー不許可通知をを無線通信端末MTに対し無線を介して転送する。携帯無線端末MTのCPU10はステップSP2において、広域無線基地局AP2からのハンドオーバー不許可通知を無線LAN基地局AP1を介して受信すると、次のステップSP3に移り、無線LANシステムWS1下で無線LAN通信を継続する。
【0035】
これに対してステップSP32において肯定結果が得られた場合、このことは携帯無線端末MTのシステム間ハンドオーバーを受入れ可能であることを表しており、このとき広域無線基地局AP2のCPU50はステップSP34に移り、携帯無線端末MTに対するシステム参入情報としてのハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を、インターネット4を介して無線LAN基地局AP1に送信する。この、システム参入情報としてのアソシエーション情報には、広域無線システムWS2で使用可能なチャネルやタイムスロット、確保可能な伝送帯域や通信サービス、通信開始後のMACアドレスやID、暗号化に用いる鍵情報等、広域無線システムWS2に対するアソシエーションに必要な全ての情報が含まれる。
【0036】
無線LAN基地局AP1のCPU40はステップSP23において、携帯無線端末MTに対するハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報をインターネット4を介して受信すると、これに応じてシステム参入情報転送手段としての無線LAN通信部45及びネットワークインターフェース44を制御し、当該ハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を携帯無線端末MTに対し無線を介して転送する。携帯無線端末MTのCPU10はステップSP4において、広域無線基地局AP2からのハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を無線LAN基地局AP1を介して受信すると、当該アソシエーション情報をRAM12に記憶し、次のステップSP5に移る。
【0037】
携帯無線端末MTのCPU10はステップSP5において、広域無線通信プログラムがプログラムメモリ31にロードされているか否かを判断する。ステップSP5において肯定結果が得られた場合、CPU10はステップSP7に移る。これに対してステップSP5において否定結果が得られた場合、CPU10はステップSP6に移り、DSPコアプロセッサ30を制御し、広域無線通信プログラムをプログラムROM22から読み出してプログラムメモリ31にロードした後、ステップSP7に移る。
【0038】
この状態においてプログラムメモリ31には、現在実行中の無線LAN通信プログラムとともに、システム間ハンドオーバー後に実行する広域無線通信プログラムがロードされている。
【0039】
携帯無線端末MTのCPU10はステップSP7において、無線LAN基地局AP1に対して無線LAN通信終了通知を送信し、次のステップSP8に移る。そしてCPU10はステップSP8において、通信用DSP21を制御し、無線LAN通信プログラムを終了させるとともに当該通信用DSP21のレジスタを初期化してステップSP9に移る。
【0040】
ステップSP9においてCPU10は、通信用DSP21に対しプログラムメモリ31内における広域無線通信プログラムの開始アドレスを指定することにより当該広域無線通信プログラムを起動し、次のステップSP9に移る。これにより、広域無線通信システムWS2に対する携帯無線端末MTの通信準備が完了する。
【0041】
このように携帯無線端末MTは、現在実行中の無線通信プログラムと、システム間ハンドオーバー後に実行する無線通信プログラムとをプログラムメモリにロードしておくことにより、プログラムの開始アドレスを変更するだけで即座に無線通信プログラムを切り換えることができる。なお携帯無線端末MTのCPU10は、ステップSP8からステップSP9にかけての無線通信プログラムの切換期間において、RF/IF制御部34を介してRF/IF部24を制御して送信用アンプ及び受信用アンプの増幅動作を停止することにより、無線通信プログラム切換時の不要電波送信やデータエラーを防止する。
【0042】
一方、無線LAN基地局AP1のCPU40はステップSP24において、携帯無線端末MTからの無線LAN通信終了通知を受信すると、これに応じて次のステップSP25に移る。ステップSP25においてCPU40は、広域無線基地局AP2に対し無線LANシステムWS1から広域無線システムWS2へのハンドオーバー開始通知をインターネット4を介して送信し、次のステップSP26で携帯無線端末MTとの間の無線LAN通信を終了する。
【0043】
また、広域無線基地局AP2のCPU50はステップSP35において、無線LAN基地局AP1からのハンドオーバー開始通知を受信すると、次のステップSP36に移り、携帯無線端末MTに対する送信開始許可を、無線を介して当該携帯無線端末MTに直接送信する。
【0044】
携帯無線端末MTのCPU10は、ステップSP10において広域無線基地局AP2からの送信開始許可を受信すると、次のステップSP11に移って当該送信開始許可に対するAcknowlegeを広域無線基地局AP2に返信し、ステップSP12で広域無線基地局AP2との間で広域無線通信を開始する。
【0045】
一方、広域無線基地局AP2のCPU50はステップSP37において、携帯無線端末MTからのAcknowlegeを受信すると、これに応じてステップSP38で携帯無線端末MTとの間で広域無線通信を開始する。
【0046】
ここで携帯無線端末MTにおいては、広域無線システムWS2に対するアソシエーション情報が、ステップSP4の時点ですでにRAM12に記憶されている。このため携帯無線端末MTは、記憶した当該アソシエーション情報に基づいて、送信開始許可及びAcknowlegeの送受の後直ちに広域無線通信を開始することができる。
【0047】
(5)携帯無線端末の複数システム待受受信処理
次に、携帯無線端末MTの複数システム待受受信処理を、図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。携帯無線端末MTのCPU10は、待受受信プログラムRT4のステップSP1において、ユーザにより設定された待受対象とする通信システム及び待受受信間隔を待受条件としてRAM12に記憶し、次のステップSP42に移る。
【0048】
ステップSP42においてCPU10は、RAM12に記憶した待受条件を参照し、待受対象の通信システムに対応する無線通信プログラムが、プログラムメモリ31にロードされているか否かを判断する。
【0049】
ステップSP42において肯定結果が得られた場合、CPU10はステップSP44に移る。これに対してステップSP42において否定結果が得られた場合、CPU10はステップSP43において必要な無線通信プログラムをプログラムROM22から読み出してプログラムメモリ31にロードした後、ステップSP44に移る。
【0050】
ステップSP44においてCPU10は、待受条件で設定された待受受信間隔を待受用タイマ(図示せず)にセットした後当該待受用タイマをスタートする。さらにCPU10は、通信用DSP21に対しプログラムメモリ31内における第1の無線通信プログラムの開始アドレスを指定することにより当該第1の無線通信プログラムを起動し、次のステップSP45に移る。これにより第1の無線通信システムに対する受信準備が完了する。
【0051】
ステップSP45においてCPU10は、待受条件で設定された待受受信間隔が経過したかを判断し、当該待受受信間隔が経過すると次のステップSP46に移る。ステップSP46においてCPU10は通信用DSP21を制御し、第1の無線通信システムのページングに対する受信を開始してステップSP47に移る。
【0052】
ステップSP47においてCPU10は、第1の無線通信システムから自局に対する呼び出しの有無を判断する。ステップSP47において肯定結果が得られた場合、CPU10はステップSP48に移り、当該第1の無線通信システムとの通信を開始する。
【0053】
これに対してステップSP47において否定結果が得られた場合、CPU10はステップSP49に移り、通信用DSP21に対しプログラムメモリ31内における第2の無線通信プログラムの開始アドレスを指定して当該第2の無線通信プログラムを起動させ、次のステップSP50に移る。これにより第2の無線通信システムに対する受信準備が完了する。
【0054】
ステップSP50においてCPU10は、待受条件で設定された待受受信間隔が経過したかを判断し、当該待受受信間隔が経過すると次のステップSP51に移る。ステップSP51においてCPU10は通信用DSP21を制御し、第2の無線通信システムのページングに対する受信を開始してステップSP52に移る。
【0055】
ステップSP52においてCPU10は、第2の無線通信システムから自局に対する呼び出しの有無を判断する。ステップSP52において肯定結果が得られた場合、CPU10はステップSP53に移り、当該第2の無線通信システムとの通信を開始する。これに対してステップSP52において否定結果が得られた場合、CPU10はステップSP44に戻り、再度ステップSP44〜ステップSP53を繰り返す。
【0056】
このように携帯無線端末MTは、待受受信時において、待受対象とする2つの通信システム双方の無線通信プログラムを同時にプログラムメモリにロードしておき、これらを間欠的に交互に実行することにより、プログラムのロードに要する時間を排除して、簡易かつ迅速に複数システムの待受受信を行うことができる。
【0057】
(6)動作及び効果
以上の構成において、携帯無線端末MTは、無線LANシステムWS1から広域無線システムWS2へのシステム間ハンドオーバーを行う場合、システム間ハンドオーバー要求を無線LAN基地局AP1に送信する。無線LAN基地局AP1は、システム間ハンドオーバー要求をインターネット4を介して広域無線基地局AP2に転送する。
【0058】
広域無線基地局AP2はシステム間ハンドオーバー要求に応じて、携帯無線端末MTを受入れ可能な場合、当該携帯無線端末MTに対するシステム間ハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を、インターネット4を介して無線LAN基地局AP1に送信する。無線LAN基地局AP1は、システム間ハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を携帯無線端末MTに転送する。
【0059】
そして携帯無線端末MTは、システム間ハンドオーバー許可通知及びアソシエーション情報を受信すると、無線LAN通信プログラムを終了するとともに広域無線通信プログラムを起動して、広域無線基地局AP2との通信を開始する。
【0060】
このとき携帯無線端末MTは、広域無線システムWS2に対するアソシエーション情報を、無線LAN基地局AP1経由で既に取得している。このため携帯無線端末MTは、当該アソシエーション情報に基づいて即座に広域無線通信を開始することができる。
【0061】
また携帯無線端末MTは、現在実行中の無線通信プログラムと、システム間ハンドオーバー後に実行する無線通信プログラムとをプログラムメモリにロードしておくことにより、プログラムの開始アドレスを変更するだけで即座に無線通信プログラムを切り換えることができる。
【0062】
同様に携帯無線端末MTは待受受信時においても、待受対象とする2つの通信システム双方の無線通信プログラムをプログラムメモリにロードしておき、これらを交互に実行することにより、簡易かつ迅速に複数システムの待受受信を行うことができる。
【0063】
以上の構成によれば、無線LANシステムWS1から広域無線システムWS2へのシステム間ハンドオーバーの際に、携帯無線端末MTと広域無線基地局AP2との間で、予め無線LANシステムWS1経由でハンドオーバー要求やそれに対する可否、アソシエーション情報等を交信しておくことにより、無線LANシステムWS1との通信切断後、直ちに広域無線システムWS2に参入することができる。
【0064】
また、複数の無線通信プログラムを同時にプログラムメモリにロードしておくことにより、システム間ハンドオーバーや複数システムの待受受信時において、プログラムの開始アドレスを変更するだけで即座に無線通信プログラムを切り換えることができる。
【0065】
(7)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、無線LANシステムWS1と広域無線システムWS2との間におけるシステム間ハンドオーバーについて述べたが、本発明はこれに限らず、異なる2つの広域無線システム間におけるシステム間ハンドオーバーや、あるいは3つ以上の無線通信システム間のシステム間ハンドオーバー等、様々な条件のシステム間ハンドオーバーに本発明を適用してもよい。
【0066】
また上述の実施の形態においては、無線LAN基地局AP1と広域無線基地局AP2との間をインターネット4で接続し、当該インターネット4を介して当該アソシエーション情報を転送するようにしたが、本発明はこれに限らず、無線LAN基地局AP1と広域無線基地局AP2との間を専用線や電話回線で接続し、これらを介してアソシエーション情報を転送してもよく、さらには、無線LAN基地局AP1に広域無線システムWS2の通信機能を設けておき、当該広域無線システムWS2の無線波を介してアソシエーション情報を転送するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、第2の無線通信システムに参入するために必要なシステム参入情報を、第1の無線通信システムを介して第2の無線通信システムと交信することにより、実際に第2の無線通信システムと接続する以前に先行して接続処理を実行することができ、これにより迅速にシステム間ハンドオーバーを行うことができるとともに、システム間ハンドオーバー前後で用いる2つの無線通信プログラムをそれぞれ無線通信プログラム格納手段にロードしておき、システム間ハンドオーバー時においてディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することで実行する無線通信プログラムを切り換えるようにしたことにより、通信プログラムの切り換え時間を短縮して迅速にシステム間ハンドオーバーを行うことができる。
【0068】
また、システム間ハンドオーバー前後で用いる2つの無線通信プログラムをそれぞれ無線通信プログラム格納手段にロードしておき、システム間ハンドオーバー時においてディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することで実行する無線通信プログラムを切り換えるようにしたことにより、通信プログラムの切り換え時間を短縮して迅速にシステム間ハンドオーバーを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による統合無線通信システムの全体構成を示す略線図である。
【図2】携帯無線端末の構成を示すブロック図である。
【図3】無線LAN基地局の構成を示すブロック図である。
【図4】広域無線基地局の構成を示すブロック図である。
【図5】システム間ハンドオーバー手順を示すフローチャートである。
【図6】複数システム待受受信処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……統合無線通信システム、AP1……無線LAN基地局、AP2……広域無線基地局、MT……携帯無線端末、10……CPU、11……バス、12……RAM、13……ROM、14……操作部、15……表示部、16……マイクロホン、17……スピーカ、18……アンテナ、20……送受信部、21……通信用DSP、22……プログラムROM、23……プロトコルプロセッサ、24……RF/IF部、30……DSPコアプロセッサ、31……プログラムメモリ、32……DSP周辺回路、33……送信データFIFO、34……RF/IF制御部、35……受信データFIFO。

Claims (9)

  1. 複数の無線通信システムと、当該複数の無線通信システムのいずれかと選択的に接続可能な無線通信端末とからなる統合無線通信システムにおいて、
    上記無線通信端末は、
    現在接続中の第1の上記無線通信システムから、新たに接続を希望する第2の上記無線通信システムに接続を切り換えるシステム間ハンドオーバー時において、上記第2の無線通信システムに参入するために必要なシステム参入情報を、上記第1の無線通信システムを介して上記第2の無線通信システムと交信するシステム参入情報交信手段と、
    それぞれ異なる上記無線通信システムに対応する複数の無線通信プログラムを記憶した無線通信プログラム記憶手段と、
    少なくとも上記第1の無線通信システム及び上記第2の無線通信システムにそれぞれ対応する上記無線通信プログラムをロードするプログラムメモリと、
    上記プログラムメモリにロードされた上記無線通信プログラムを実行することにより、対応する上記無線通信システムに応じた無線通信処理を行うディジタルシグナルプロセッサと
    を具え、
    上記第1の無線通信システムは、
    上記無線通信端末から送信された上記システム参入情報を上記第2の無線通信システムに転送するとともに、上記第2の無線通信システムから送信された上記システム参入情報を上記無線通信端末に転送するシステム参入情報転送手段
    を具え、
    上記無線通信端末及び上記第2の無線通信システムは、上記第1の無線通信システムを介して交信したシステム参入情報に基づいて、当該第2の無線通信システムに対する当該無線通信端末の接続処理を実行し、
    上記無線通信端末は、上記システム間ハンドオーバー時において、上記ディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することにより、実行する上記無線通信プログラムを切り換える
    ことを特徴とする統合無線通信システム。
  2. 上記第1及び第2の無線通信システムは、当該第1又は第2の無線通信システムを介して接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の統合無線通信システム。
  3. 上記システム参入情報には、少なくとも上記無線通信端末の識別ID、上記無線通信端末の通信能力、上記第2の無線通信システムに参入後の使用チャンネル、上記無線通信端末が用いる暗号鍵のいずれかが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の統合無線通信システム。
  4. 上記システム参入情報には、上記第2の無線通信システムのトラヒック状況が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の統合無線通信システム。
  5. 上記無線通信端末は、上記システム参入情報を介して、接続後の上記第2の無線通信システムの使用帯域を予約する
    ことを特徴とする請求項1に記載の統合無線通信システム。
  6. 複数の無線通信システムと、当該複数の無線通信システムのいずれかと選択的に接続可能な無線通信端末とからなる統合無線通信システムにおける、上記無線通信端末の接続を第1の上記無線通信システムから第2の上記無線通信システムに切り換えるシステム間ハンドオーバー方法において、
    上記第2の無線通信システムに対するシステム間ハンドオーバー要求を、上記無線通信端末から上記第1の無線通信システムに送信するハンドオーバー要求送信ステップと、
    上記無線通信端末から上記第1の無線通信システムに送信された上記ハンドオーバー要求を、上記第2の無線通信システムに転送するハンドオーバー要求転送ステップと、
    上記ハンドオーバー要求に応じて、上記第2の無線通信システムに参入するための上記無線通信端末に対するアソシエーション情報を、上記第2の無線通信システムから上記第1の無線通信システムに送信するアソシエーション情報送信ステップと、
    上記第2の無線通信システムから上記第1の無線通信システムに送信された上記アソシエーション情報を、上記無線通信端末に転送するアソシエーション情報転送ステップと、
    上記無線通信端末に設けられ少なくとも上記第1の無線通信システム及び上記第2の無線通信システムにそれぞれ対応する上記無線通信プログラムがロードされたプログラムメモリにおける、プログラム開始アドレスを変更することにより、実行する上記無線通信プログラムを上記第2の無線通信システムに切り換えるプログラム切換ステップと、
    上記アソシエーション情報に基づいて、上記第2の無線通信システムに対する上記無線通信端末の接続を行う接続ステップと
    を具えることを特徴とするシステム間ハンドオーバー方法。
  7. 複数の無線通信システムのいずれかと選択的に接続可能な無線通信端末において、
    現在接続中の第1の上記無線通信システムから、新たに接続を希望する第2の上記無線通信システムに接続を切り換えるシステム間ハンドオーバー時において、上記第2の無線通信システムに参入するために必要なシステム参入情報を、上記第1の無線通信システムを介して上記第2の無線通信システムと交信するシステム参入情報交信手段と、
    それぞれ異なる上記無線通信システムに対応する複数の無線通信プログラムを記憶した無線通信プログラム記憶手段と、
    少なくとも上記第1の無線通信システム及び上記第2の無線通信システムにそれぞれ対応する上記無線通信プログラムをロードするプログラムメモリと、
    上記プログラムメモリにロードされた上記無線通信プログラムを実行することにより、対応する上記無線通信システムに応じた無線通信処理を行うディジタルシグナルプロセッサと
    を具え、
    上記システム間ハンドオーバー時において、上記ディジタルシグナルプロセッサのプログラム開始アドレスを変更することにより、実行する上記無線通信プログラムを切り換える
    ことを特徴とする無線通信端末。
  8. 上記ディジタルシグナルプロセッサが実行する上記無線通信プログラムの切り換え時に、上記無線通信端末が有する送受信アンプの増幅動作を停止する
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信端末。
  9. 上記無線通信プログラム格納手段に格納された複数の上記無線通信プログラムを交互に実行することにより、上記複数の無線通信システムに対する同時待受受信時を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信端末。
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