JP2002359875A - 携帯型端末装置 - Google Patents
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- H04M2215/00—Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
- H04M2215/32—Involving wireless systems
Abstract
用者が指定する。 【解決手段】 互いに異なる通信方式における無線回線
の確立、接続、開放及び通信品質の測定を行う無線部2
0,30と、無線部20,30における無線回線の確
立、接続、開放及び通信品質の測定の制御を行うととも
に無線部20,30の動作を切り替えて複数の通信方式
間におけるハンドオーバ制御を行う制御部50と、外部
との情報のやりとりを行うための操作部60とが設けら
れた携帯型端末装置10において、通信が行われる前あ
るいは通信が行われている間に、通信を開始した通信方
式へのハンドオーバや、所望の通信方式へのハンドオー
バや、使用中の通信方式とは異なる通信方式へのハンド
オーバが操作部60を介して指定された場合、ハンドオ
ーバが行われる際、制御部50による制御によって指定
された通信方式へのハンドオーバを行う。
Description
関し、特に、複数の通信方式によるサービスを受けるこ
とができる携帯型端末装置に関する。
MA(Code Division Multiple Access)通信方式で
は、携帯型端末装置において、CDMA通信方式による
サービスとGSM(Global system for Mobile communi
cations)通信方式によるサービスとの両方のサービス
を受けることができ、かつ、CDMA通信方式とGSM
通信方式間のハンドオ−バ機能を有することが求められ
ている。
秘匿性が高く、また、高速なデ−タ通信が可能である
が、サ−ビス開始当初は通話可能エリアが狭く、通話・
通信料金が高いことが予想されている。
能エリアが広く、また、通話・通信料金が安いが、デ−
タ通信速度が遅いという欠点がある。
式間のハンドオ−バを行うことによって、通話あるいは
通信中において回線を切断されにくくすることができ
る。
バ技術として、例えば、特公表2000−505261
号公報に開示された「GSM及びCDMA無線通信シス
テムを共存させる方法及びシステム」には、通話あるい
は通信中におけるCDMA通信方式からGSM通信方式
への切替方法が記載されている。
に開示された「移動通信複合端末及び通話中ハンドオ−
バ切替方法」には、PDC(Personal Digital Cellula
r)通信方式とPHS(Personal Handy Phone)通信方
式間におけるハンドオーバ技術であって、一方の通信方
式における通話中にてハンドオ−バ切替が失敗した場合
に、他方の通信方式にハンドオ−バし、それにより、通
信を継続させる方法が記載されている。
異なる通信方式間をハンドオーバ可能な従来の携帯型端
末装置においては、2つの通信方式間のハンドオーバ
は、その通信品質に基づいて携帯型端末装置の利用者に
通知されることなく行われる。例えば、携帯型端末装置
の利用者が通話開始時にGSM通信方式を選択して通話
を行う場合、通話中にGSM通信方式の通信品質が一定
値以下となり、かつ、CDMA通信方式の通信品質が一
定値以上となれば、携帯型端末装置の利用者に通知され
ることなくGSM通信方式による通話からCDMA通信
方式による通話にハンドオ−バが行われる。逆に、携帯
型端末装置の利用者がCDMA通信方式を選択して通話
を開始した場合においても、その後、CDMA通信方式
の通信品質が一定値以下となり、かつ、GSM通信方式
の通信品質が一定値以上となれば、携帯型端末装置の利
用者に通知されることなくCDMA通信方式による通話
からGSM通信方式による通話にハンドオ−バが行われ
る。
者が通話開始時にGSM通信方式を選択して通話を行
い、その後、GSM通信方式による通話からCDMA通
信方式による通話にハンドオーバが行われた場合、携帯
型端末装置の利用者が予想するよりも多額の通信料金が
課金されてしまうという問題点がある。
イムの動画配信等のサ−ビスを受けるためにデ−タ通信
速度が高速なCDMA通信方式を選択して通信を行う場
合においても、その後、CDMA通信方式の通信品質が
一定値以下となり、かつ、GSM通信方式の通信品質が
一定値以上となって、CDMA通信方式による通話から
GSM通信方式による通話にハンドオ−バが行われてし
まうと、リアルタイムの動画配信等のサ−ビスを受ける
ことができなくなってしまうという問題点がある。
する問題点に鑑みてなされたものであって、複数の通信
方式間におけるハンドオーバを利用者が指定することが
できる携帯型端末装置を提供することを目的とする。
に本発明は、互いに異なる通信方式における無線回線の
確立、接続、開放及び通信品質の測定を行う複数の無線
手段と、前記複数の無線手段における無線回線の確立、
接続、開放及び通信品質の測定の制御を行うとともに前
記複数の無線手段の動作を切り替えて複数の通信方式間
におけるハンドオーバ制御を行う制御手段と、外部との
情報のやりとりを行うための操作手段とを少なくとも有
してなる携帯型端末装置において、前記制御手段は、前
記ハンドオーバが行われた後に通信を行う通信方式が前
記操作手段を介して指定された場合に該指定に基づいて
前記ハンドオーバ制御を行うことを特徴とする。
ハンドオーバが実行できない場合にその旨を前記操作手
段を介して出力することを特徴とする。
通信方式とは異なる通信方式にハンドオーバが実行可能
である場合、その旨を前記操作手段を介して出力するこ
とを特徴とする。
記操作手段を介して与えられることを特徴とする。
に前記操作手段を介して与えられることを特徴とする。
れる格納手段を有することを特徴とする。
おいては、互いに異なる通信方式における無線回線の確
立、接続、開放及び通信品質の測定を行う複数の無線手
段と、複数の無線手段における無線回線の確立、接続、
開放及び通信品質の測定の制御を行うとともに複数の無
線手段の動作を切り替えて複数の通信方式間におけるハ
ンドオーバ制御を行う制御手段と、外部との情報のやり
とりを行うための操作手段とが設けられた携帯型端末装
置において、通信が行われる前あるいは通信が行われて
いる間に、ハンドオーバが行われた後に通信を行う通信
方式が利用者によって操作手段を介して指定された場
合、制御手段において、利用者による指定に基づいてハ
ンドオーバ制御が行われる。
へのハンドオーバや、所望の通信方式のみへのハンドオ
ーバや、使用中の通信方式とは異なる通信方式へのハン
ドオーバが指定されると、ハンドオーバが行われる際、
指定された通信方式へのハンドオーバが行われることに
なる。
ンドオーバを利用者が指定することができるので、高速
なデータ通信を行う場合や、通話中における回線の切断
を避けたい場合や、通信料金を安価にしたい場合等、利
用者の要望に合ったハンドオーバが実行される。
いて図面を参照して説明する。
一形態を示すブロック構成図である。
方式にて無線回線の確立・接続・開放・通信品質の測定
を行う無線部20と、CDMA通信方式とは異なる通信
方式、例えば、PHS、GSM、PDC等の通信方式に
て無線回線の確立・接続・開放・通信品質の測定を行う
無線部30と、無線部20,30の共用のアンテナ40
と、無線部20,30の動作を切り替えてCDMA通信
方式とPHS、GSM、PDC等の通信方式との間にお
けるハンドオーバを制御する制御部50と、携帯型端末
装置10の利用者とのインターフェース手段となる操作
部60とから構成されている。この携帯型端末装置10
は、無線部20,30のいずれか一方を用いて通話ある
いは通信中に、回線を切断させることなく他方の無線部
20,30を用いた通話あるいは通信にハンドオーバを
行う機能を有し、さらに、回線接続先の通信方式を利用
者に選択させる機能を有する複合通信システム携帯型端
末装置である。
を送信するための送信機21と、CDMA通信方式にて
情報を受信するとともに、CDMA通信方式によって通
信を行う2つ以上の基地局との間における通信品質を測
定する機能を有する受信機22とが設けられており、制
御部50に接続されている。
る通信方式にて情報を送信するための送信機31と、送
信機31にて用いられる通信方式にて情報を受信すると
ともに、その通信方式によって通信を行う2つ以上の基
地局との間における通信品質を測定する機能を有する受
信機32とが設けられており、制御部50に接続されて
いる。
有し、待ち受け時では、無線部20,30内の受信機2
2,32を交互に作動させて双方を待ち受ける制御と、
無線部20,30における2つの通信方式による通信の
個別制御とを行い、さらに、2つの通信方式間における
ハンドオ−バ制御、ハンドオ−バの指定受け付け、回線
接続に使用する通信方式の指定受け付けを行う。また、
制御部50は、無線部20,30内の受信機22,32
に対して基地局との間における通信品質を測定させる制
御を行い、通信品質の測定結果を要求する。制御部50
には、操作部60が接続されている。
62と、ランプ63と、ブザ−64と、格納手段である
メモリ65と、液晶表示部66とが設けられている。メ
モリ65は、携帯型端末装置10の利用者がキ−入力部
62を介して指定したハンドオ−バに関する情報が格納
されている。
された通信品質の測定結果と、利用者からの指示もしく
はメモリ65が保持しているハンドオ−バの指定情報と
に基づいて、ハンドオ−バの要否を判定し、ハンドオ−
バが必要且つ可能な場合のみハンドオ−バを行う。ハン
ドオ−バが必要かつ不可能な場合、利用者にその旨を、
ランプ63、ブザ−64、液晶表示部66のいずれかも
しくはすべてにより通知し、利用者に指示を入力するこ
とを要求する機能を持つ。
10にて、利用者がキー入力部62を介して制御部50
に指示することにより通話・通信前あるいは通信中に指
定できるハンドオ−バは以下の(1)〜(4)である。
また、利用者が通話・通信中のみに指定できるハンドオ
ーバは以下の(5)である。なお、(1)は従来のハン
ドオ−バ機能であり、(2)〜(5)は本発明の携帯型
端末装置10のハンドオ−バ機能である。
ンドオ−バ。
式のみへのハンドオ−バ。
−バ。
式のみへのハンドオ−バ。
式へのハンドオ−バ。
末装置10の動作について、無線部30がGSM通信方
式にて無線回線の確立・接続・開放・通信品質の測定を
行う場合を例に挙げて説明する。
の動作を説明するためのフローチャートである。
通話あるいは通信を開始した通信方式のみへのハンドオ
−バの動作について説明する。
における、通話あるいは通信を開始した通信方式のみへ
のハンドオ−バの動作を説明するための図である。
て、キー入力部62を介して、通話・通信を開始した通
信方式のみへのハンドオ−バが選択され、メモリ65に
格納される(ステップS1)。
すように、GSM通話エリア101からCDMA通話エ
リア102に向かって移動しており、また、GSM基地
局1以外のGSM通信方式の基地局は携帯型端末装置1
0の周囲に存在しないものとする。
M通信方式のGSM基地局1との間において通話が開始
される(ステップS2)。
た後(ステップS3)、制御部50における制御によっ
て受信機32においてGSM基地局1との間における通
信品質が測定される(ステップS4)。
測定結果は制御部50に入力され、制御部50におい
て、GSM基地局1との間における通信品質が一定値以
上であるか判定される(ステップS5)。
満であると判定された場合は、制御部50において、キ
ー入力部62を介して利用者が指定し、メモリ65に格
納されているハンドオ−バの機能が参照される(ステッ
プS6)。なお、ここでは、通信品質が一定値未満とな
ったとする。
格納されているハンドオ−バの機能(ここでは、通話・
通信を開始したGSM通信方式のみへのハンドオ−バ)
によるハンドオ−バが可能であるかどうかが判定される
(ステップS7)。ここでは、図3に示すように、携帯
型端末装置10がGSM通話エリア101からCDMA
通話エリア102に向かって移動しており、CDMA通
信方式へのハンドオ−バは可能であるが、GSM通信方
式へのハンドオ−バは不可能であるとする。
定値以上であると判定された場合は、制御部50におい
て、他の通信方式(ここではCDMA通信方式)へのハ
ンドオ−バの実行指示がキー入力部62を介して入力さ
れているかどうかが判定され(ステップS11)、CD
MA通信方式へのハンドオ−バの実行指示がキー入力部
62を介して入力されている場合はステップS7におけ
る処理に移り、また、CDMA通信方式へのハンドオ−
バの実行指示がキー入力部62を介して入力されていな
い場合はステップS3における処理に戻る。
て詳細に説明する。
る処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
参照したハンドオーバの機能に基づいて、受信機32に
対して、GSM基地局1以外のGSM基地局との間にお
ける通信品質の測定を行う制御が行われる(ステップS
21)。
1における制御によって受信機32にて測定された通信
品質が一定値以上であるかどうかが判定される(ステッ
プS22)。なお、ここでは、GSM基地局1以外のG
SM通信方式の基地局は携帯型端末装置10の周囲に存
在しないため、GSM基地局1以外のGSM基地局との
間における通信品質は一定値未満である。
における通信品質が一定値未満であるため、制御部50
において、受信機22に対してCDMA基地局との間に
おける通信品質の測定を行う制御が行われる(ステップ
S23)。
局との間における通信品質が一定値以上であるかが判定
され(ステップS24)、判定結果がメモリ65に格納
される(ステップS25)。なお、ここでは、携帯型端
末装置10がCDMA基地局2のサービスエリアである
CDMA通話エリア102に向かっているため、CDM
A基地局2との間における通信品質が一定値以上であっ
たとする。
地局との間における通信品質は一定値未満であるため、
制御部50における制御によって、ランプ63、ブザ−
64、液晶表示部66のいずれかもしくはすべてによ
り、利用者が指定したGSM通信方式へのハンドオ−バ
が実行できない状態であることが通知される。同時に、
制御部50において、ステップS25にてメモリ65に
格納された結果が読み出され、CDMA通信方式へハン
ドオ−バが可能であることが液晶表示部66に表示さ
れ、さらに、液晶表示部66において、利用者に対して
指示をキー入力部62に入力する旨の表示が行われる
(ステップS8)。なお、利用者がキ−入力部62を介
して入力する指示は、(1)終話、(2)待機、(3)
CDMA通信方式へのハンドオ−バの実行である。
ドオ−バの実行のうち、キ−入力部62を介して入力さ
れたものが判定され(ステップS9)、利用者による指
示がCDMA通信方式へのハンドオ−バの実行の指示で
ある場合、CDMA通信方式へハンドオ−バが実行され
る(ステップS10)。
る指示が待機の場合や一定時間以上入力が無かった場合
は、ステップS3における処理に戻る。
る指示が終話の場合は、通話を終了する(ステップS1
2)。
は通信を開始した通信方式のみへのハンドオ−バが指定
され、携帯型端末装置10がGSM通話エリア101に
て通話を開始した場合について説明したが、利用者が事
前にGSM通信方式のみへのハンドオ−バを指定した場
合も同様の動作となる。
CDMA通信方式のみへのハンドオ−バの動作について
説明する。
におけるCDMA通信方式のみへのハンドオ−バの動作
を説明するための図である。
て、キー入力部62を介して、CDMA通信方式のみへ
のハンドオ−バが選択され、メモリ65に格納される
(ステップS1)。
すように、GSM通話エリア101からGSM通話エリ
ア103に向かって移動しており、また、CDMA通信
方式の基地局は携帯型端末装置10の周囲に存在しない
ものとする。
M通信方式のGSM基地局1との間において通話が開始
される(ステップS2)。
た後(ステップS3)、制御部50における制御によっ
て受信機32においてGSM基地局1との間における通
信品質が測定される(ステップS4)。
測定結果は制御部50に入力され、制御部50におい
て、GSM基地局1との間における通信品質が一定値以
上であるか判定される(ステップS5)。
満であると判定された場合は、制御部50において、キ
ー入力部62を介して利用者が指定し、メモリ65に格
納されているハンドオ−バの機能が参照される(ステッ
プS6)。なお、ここでは、通信品質が一定値未満とな
ったとする。
格納されているハンドオ−バの機能(ここでは、CDM
A通信方式のみへのハンドオ−バ)によるハンドオ−バ
が可能であるかどうかが判定される(ステップS7)。
ここでは、図5に示すように、携帯型端末装置10がG
SM通話エリア101からGSM通話エリア103に向
かって移動しており、GSM通信方式へのハンドオ−バ
は可能であるが、CDMA通信方式へのハンドオ−バは
不可能であるとする。
定値以上であると判定された場合は、制御部50におい
て、他の通信方式(ここではCDMA通信方式)へのハ
ンドオ−バの実行指示がキー入力部62を介して入力さ
れているかどうかが判定され(ステップS11)、CD
MA通信方式へのハンドオ−バの実行指示がキー入力部
62を介して入力されている場合はステップS7におけ
る処理に移り、また、CDMA通信方式へのハンドオ−
バの実行指示がキー入力部62を介して入力されていな
い場合はステップS3における処理に戻る。
て図4を参照して詳細に説明する。
参照したハンドオーバの機能に基づいて、受信機22に
対して、CDMA基地局との間における通信品質の測定
を行う制御が行われる(ステップS21)。
1における制御によって受信機22にて測定された通信
品質が一定値以上であるかどうかが判定される(ステッ
プS22)。なお、ここでは、CDMA通信方式の基地
局は携帯型端末装置10の周囲に存在しないため、CD
MA基地局との間における通信品質は一定値未満であ
る。
一定値未満であるため、制御部50において、受信機3
2に対してGSM基地局1以外のGSM基地局との間に
おける通信品質の測定を行う制御が行われる(ステップ
S23)。
1以外のGSM基地局との間における通信品質が一定値
以上であるかが判定され(ステップS24)、判定結果
がメモリ65に格納される(ステップS25)。なお、
ここでは、携帯型端末装置10がGSM基地局3のサー
ビスエリアであるGSM通話エリア103に向かってい
るため、GSM基地局3との間における通信品質が一定
値以上であったとする。
通信品質は一定値未満であるため、制御部50における
制御によって、ランプ63、ブザ−64、液晶表示部6
6のいずれかもしくはすべてにより、利用者が指定した
GSM通信方式へのハンドオ−バが実行できない状態で
あることが通知される。同時に、制御部50において、
ステップS25にてメモリ65に格納された結果が読み
出され、GSM通信方式へハンドオ−バが可能であるこ
とが液晶表示部66に表示され、さらに、液晶表示部6
6において、利用者に対して指示をキー入力部62に入
力する旨の表示が行われる(ステップS8)。なお、利
用者がキ−入力部62を介して入力する指示は、(1)
終話、(2)待機、(3)GSM通信方式へのハンドオ
−バの実行である。
ドオ−バの実行のうち、キ−入力部62を介して入力さ
れたものが判定され(ステップS9)、利用者による指
示がGSM通信方式へのハンドオ−バの実行の指示であ
る場合、GSM通信方式へハンドオ−バが実行される
(ステップS10)。
る指示が待機の場合や一定時間以上入力が無かった場合
は、ステップS3における処理に戻る。
る指示が終話の場合は、通話を終了する(ステップS1
2)。
通話あるいは通信中に使用中の通信方式とは異なる通信
方式へのハンドオーバを行う際の動作について説明す
る。
において通話あるいは通信中に使用中の通信方式とは異
なる通信方式へのハンドオーバを行う際の動作を説明す
るための図である。
リア101にて通話あるいは通信中に、ステップS11
において、携帯型端末装置10の利用者によって、キー
入力部62を介して、通話あるいは通信中の通信方式と
は異なる通信方式(ここでは、CDMA通信方式)への
ハンドオーバが選択された場合、制御部50における制
御によって受信機32において、CDMA通信方式の基
地局との間における受信品質が測定され、この測定結果
に基づいて、CDMA通信方式にハンドオーバが可能で
あるかどうかが判定される(ステップS7)。なお、こ
こでは、CDMA通信方式の基地局は携帯型端末装置1
0の周囲に存在しないため、CDMA通信方式へのハン
ドオーバが不可能と判定される。また、携帯型端末装置
10がGSM通話エリア101にて通話あるいは通信を
行っているため、GSM通信方式での回線の維持が可能
であると判定される。
て、ランプ63、ブザ−64、液晶表示部66のいずれ
かもしくはすべてにより、利用者が指定した、使用中の
通信方式とは異なる通信方式(ここではCDMA通信方
式)へのハンドオ−バが実行できない状態であることが
通知される。同時に、制御部50において、ステップS
25にてメモリ65に格納された結果が読み出され、現
在通話あるいは通信を行っているGSM通信方式での回
線の維持が可能であることが液晶表示部66に表示さ
れ、さらに、液晶表示部66において、利用者に対して
キー入力部62に指示を入力する旨の表示が行われる
(ステップS8)。なお、利用者がキ−入力部62を介
して入力する指示は、(1)終話、(2)待機である。
ち、キ−入力部62を介して入力されたものが判定され
(ステップS9)、利用者による指示が待機の場合や一
定時間以上入力が無かった場合は、ステップS3におけ
る処理に戻る。
る指示が終話の場合は、通話を終了する(ステップS1
2)。
バが可能であると判定された場合は、ステップS10に
おける処理に移り、直ちに通話あるいは通信を行ってい
ない通信方式へのハンドオ−バを実行する。
おいては、PDC、GSM、PHS等の通信方式のうち
いずれか1つの通信方式とCDMA通信方式との2つの
通信方式において通信あるいは通話が可能であり、互い
にハンドオーバを実行可能なものについて説明したが、
PDC、GSM、PHS等の通信方式のうち2つの通信
方式とCDMA通信方式との3つの通信方式において通
信あるいは通話が可能であり、互いにハンドオーバを実
行可能なものにおいても、上述したものと同様に、ハン
ドオ−バ機能指定及びハンドオ−バの強制的な実行を行
う機能を設けることも考えられる。
可能である場合に、携帯型端末装置に接続された機器、
例えば、ノ−トパソコンやカ−ナビゲ−ションシステム
等の画面に、利用者が指定したハンドオ−バが実行でき
ない状態であることを表示し、かつ、上述したハンドオ
−バの機能指定及びハンドオ−バの強制的な実行を、携
帯型端末装置に接続された機器を介して行うことも考え
られる。
個々の電話番号に対し、上述したハンドオ−バの機能を
指定することも考えられる。
互いに異なる通信方式における無線回線の確立、接続、
開放及び通信品質の測定を行う複数の無線手段と、複数
の無線手段における無線回線の確立、接続、開放及び通
信品質の測定の制御を行うとともに複数の無線手段の動
作を切り替えて複数の通信方式間におけるハンドオーバ
制御を行う制御手段と、外部との情報のやりとりを行う
ための操作手段とが設けられた携帯型端末装置におい
て、通信が行われる前あるいは通信が行われている間
に、通信を開始した通信方式のみへのハンドオーバや、
所望の通信方式のみへのハンドオーバや、使用中の通信
方式とは異なる通信方式へのハンドオーバが操作手段を
介して指定された場合、ハンドオーバが行われる際、制
御手段による制御によって、指定された通信方式へのハ
ンドオーバが行われる構成としたため、高速なデータ通
信を行う場合や、通話中における回線の切断を避けたい
場合や、通信料金を安価にしたい場合等、利用者の要望
に合ったハンドオーバを実行することができる。
が実行できない場合にその旨を操作手段を介して出力す
る構成としたため、利用者に他の通信方式へのハンドオ
ーバの選択を促すことができ、利用者にとって必要のな
いハンドオ−バによる通信コストの増加を防ぐことがで
きる。
ブロック構成図である。
ためのフローチャートである。
るいは通信を開始した通信方式のみへのハンドオ−バの
動作を説明するための図である。
に説明するためのフローチャートである。
通信方式のみへのハンドオ−バの動作を説明するための
図である。
いは通信中に使用中の通信方式とは異なる通信方式への
ハンドオーバを行う際の動作を説明するための図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに異なる通信方式における無線回線
の確立、接続、開放及び通信品質の測定を行う複数の無
線手段と、前記複数の無線手段における無線回線の確
立、接続、開放及び通信品質の測定の制御を行うととも
に前記複数の無線手段の動作を切り替えて複数の通信方
式間におけるハンドオーバ制御を行う制御手段と、外部
との情報のやりとりを行うための操作手段とを少なくと
も有してなる携帯型端末装置において、 前記制御手段は、前記ハンドオーバが行われた後に通信
を行う通信方式が前記操作手段を介して指定された場合
に該指定に基づいて前記ハンドオーバ制御を行うことを
特徴とする携帯型端末装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の携帯型端末装置におい
て、 前記制御手段は、前記指定に基づくハンドオーバが実行
できない場合にその旨を前記操作手段を介して出力する
ことを特徴とする携帯型端末装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の携帯型端末装置におい
て、 前記制御手段は、前記指定に基づく通信方式とは異なる
通信方式にハンドオーバが実行可能である場合、その旨
を前記操作手段を介して出力することを特徴とする携帯
型端末装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
携帯型端末装置において、 前記指定は、通信が行われる前に前記操作手段を介して
与えられることを特徴とする携帯型端末装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の携帯型
端末装置において、 前記指定は、通信が行われている間に前記操作手段を介
して与えられることを特徴とする携帯型端末装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の携帯型端末装置におい
て、 前記操作手段は、前記指定が格納される格納手段を有す
ることを特徴とする携帯型端末装置。
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