JP2004363730A - システム間ハンドオーバ方式及び携帯端末及びシステム - Google Patents

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靖 松高
Mitsunobu Abe
充伸 阿部
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Abstract

【課題】複数の通信システムで通信可能であり、同時に複数の呼と通信中の携帯機が、携帯機のユーザが希望する呼を優先的にハンドオーバさせる。
【解決手段】ネットワークが管理する携帯機の情報を格納したデータベースに事前に、あるいは、通信開始時にシステム間ハンドオーバする際に継続する呼の優先順位を登録する、あるいは、システム間ハンドオーバする際に、携帯機のユーザに優先順位を選択させネットワークに通知することで、ネットワーク側に継続したい呼の優先順位を認識させ、ユーザが希望する呼を優先的にハンドオーバさせることが可能となる。また、携帯機に優先順位を設定しておく、あるいは、ハンドオーバする際に、ユーザに優先順位を選択させることにより、優先順位に従って継続不可能な呼を切断する。継続可能な呼だけを通信中の状態で残すことにより、ユーザが希望する呼を優先的にハンドオーバさせる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信システムに係わり、特に通信中の状態で他の無線通信システムに移動する携帯電話機の通信を切断することなく継続させるための移動通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシステム間ハンドオーバ方式に関しては、携帯機は通信中ではなく待受けの状態にてシステムの切替が行われ、切り替わった先のシステムで、通信中となった場合に、その切り替わったシステム内での移動に対して、ハンドオーバを可能とするための通信方式である(特許文献1参照)。
【0003】
また、GSM(Global System for Mobile Communication)とUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)のデュアル機に関する国際標準では、マルチアクセスが可能な携帯機で複数のPDP(Packet Data Protocol) Contextが存在する状況でUMTSからGSMにハンドオーバする場合、1つのPDP Contextしか継続できず、どのPDP Contextを継続するかは、ネットワークが決定するとされている(非特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平13−28591号公報(第1図〜第10図)
【非特許文献1】
3rd Generation Partership Project、Handover Requirements between UTRAN and GERAN or other Radio Systems(3GPP TS 22.129 V3.6.0(2001−12))、p.13、6.4 Requirements on multiple bearerservices handover from UTRAN to GERAN、[online]、[2003年5月9日検索]、インターネット〈http://www.quintillion.co.jp/3GPP/Specs/22129−360.pdf〉
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の特開平13−28591号公報に示すシステム及び方式では、通信中におけるシステム間をまたがるハンドオーバはできず、ローミング先のシステム内で交換機間をまたがるハンドオーバを実現するための方式が示されていた。このため通信中のまま、システム間をまたがるハンドオーバを行うことは不可能であった。
【0006】
また、3GPP TS 22.129 V3.6.0(2001−12) 「Handover Requirements between UTRAN and GERAN or other Radio Systems(Release 1999) 6.4 Requirements on multiple bearer services handover from UTRAN to GERAN」では、通信中のシステム間のハンドオーバに関する記述はあるが、multiple bearers services handoverの際は、移動先のシステムが通信中の全てのbearerをサポートしているが全ての呼を継続できず少なくとも1つの通信を継続することは可能である場合、どの通信を継続するかは、ネットワーク側の設定であり、携帯機側が残したい通信を継続することができないことがあると言う問題があった。
【0007】
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、multiple bearers servicesで通信中にシステム間をまたがるハンドオーバを行った際に、ハンドオーバ先のシステムにおいて、継続可能なmultiple bearers servicesが複数存在するが、全てのbearerを継続できない場合に、ネットワークが継続するbearerを選択するのではなく、携帯機側が希望するbearerの通信を継続可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るシステム間ハンドオーバ方式は、異なる複数の無線通信システム間で、通信中の携帯端末をハンドオーバさせるシステム間ハンドオーバ方式において、
上記複数の無線通信システムからアクセス可能であり、上記携帯端末が接続可能な無線通信システムを特定する接続可能無線通信システムと、上記携帯端末が優先して接続させる呼の種類の順番を特定する優先順位とを格納するデータベースを備え、
上記複数の無線通信システムそれぞれは、上記データベースに格納された接続可能無線通信システムと優先順位とに基づいて、ハンドオーバさせる他の無線通信システムと、上記携帯端末が通信中の複数の呼から接続させる呼とを選択し、通信中の複数の呼のうち選択した呼を上記携帯端末に接続させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1から実施の形態7における複数の通信システムのサービスを提供可能なネットワーク構成を示すものである。
図1では、multiple bearers servicesで通信可能な通信システム(UMTS)1と、同時に1つのbearer serviceでしか通信のできない通信システム(GSM)11とから構成される例を示す。
図1において、通信システム(UMTS)1は例えばUMTSのように、複数種類の呼の同時通信を提供するシステムであって、multiple bearers servicesで通信可能なシステムである。通信システム(GSM)11は例えばGSMのように、通信システム(UMTS)1が提供する複数種類の呼の一部の同時通信を提供するシステムであって、本実施の形態の説明では便宜上、同時に1つのbearerでしか通信できない通信システムとする。また、以下の説明では便宜上、通信システム(UMTS)1は音声及びパケット、FAX、UDI、AVの5種類の呼で、通信システム(GSM)11は音声及びパケット、FAX、UDIの4種類の呼で通信可能のものとする。
【0010】
通信システム(UMTS)1は、交換機2a、2bと、交換機2a、2bそれぞれに接続し、無線通信エリアを提供する基地局3a、3bとを備える。
同様に、通信システム(GSM)11は、交換機12a、12bと、交換機12a、12bそれぞれに接続し、無線通信エリアを提供する基地局13a、13bとを備える。
通信システム(UMTS)1及び通信システム(GSM)11間には、重複エリアが設けられ、この重複エリア内で、ハンドオーバ処理が行なわれる。携帯機4は通信システム(UMTS)1及び通信システム(GSM)11双方とデユアルバンドで通信可能であり、通信システム(UMTS)1又は通信システム(GSM)11に対して切り替えて接続する。データベース5は、携帯機4に関する情報を保持している。
【0011】
データベース5は、通信システムの交換機(2a、2b、12a、12b)からの読み書きが可能である。交換機(2a、2b、12a、12b)は、データベース5へデータを登録する登録手段(図示せず)と、データを読みこむ読込手段(図示せず)とを有する。なお、データベース5に登録されるデータは、携帯機4から通信システム(UMTS)1又は通信システム(GSM)11を介して受信したデータである場合もある。
【0012】
図2は、通信システム(UMTS)1及び通信システム(GSM)11で通信可能な携帯機4の構成図の一例である。
図2に示す携帯機4は、無線信号の送受信を行うためのアンテナ41a、41bと、受信及び、送信に伴う変復調及びデータ変換を行う無線部42a、42bと、携帯機4の各部の制御を行ったり、通信相手とのメッセージの送受信・解析等を行う制御部43とを備える。制御部43は通信制御部43a、システム間HO制御部43bを備え、通信制御部43aは通信システム(UMTS)1及び通信システム(GSM)11間のハンドオーバ時に、通信システム(UMTS)1又は通信システム(GSM)11と通信する呼の接続又は切断処理をする。システム間HO制御部43bはハンドオーバ時に継続可能な、あるいは、継続させたい通信中の呼を選択し、表示部47、通信制御部43aを制御するものである。また、アンテナ41a、無線部42aは通信システム(UMTS)1との無線通信、アンテナ41b、無線部42bは通信システム(GSM)11との無線通信に用いられる。但し、アンテナ41a及びアンテナ41bは構造的に一体にすることもでき、無線部42a及び無線部42bも構造的に1つのICに収めることができる。
さらに、各部の制御を行うための各種プログラムが格納されているROM44と、RAM45と、ユーザが携帯機の各種機能を起動するための操作部46と、操作部46の操作等により起動された機能等の情報や、状態等を表示するための表示部47と、音声等を出力するためのスピーカー48、音声を入力するためのマイク49と、テレビ電話、静止画撮影等に用いられるカメラ50とを備える。
RAM45はハンドオーバ時に利用する後述の優先順位情報を設定するシステム間HO設定部45aを含んでいる。
【0013】
なお、図2では、携帯機4の一例を示した。携帯機4は、携帯電話や、携帯端末(持ち運び可能な端末装置)を一例として含む。
【0014】
図3は、データベース5に格納される携帯機4に関する情報の一例である。
図3において、データベース5は、携帯機4の番号(電話番号)、現在アクセスしている通信システム(在圏システム)、現在アクセスしている通信システムの位置情報(在圏位置)、携帯機4が通信可能な無線通信方式(可能無線通信方式)、携帯機4が対応している各種付加サービス(加入付加サービス)、現在、接続されているサービス(通信中呼)、現在携帯機4が通信中のbearer、複数のbearer serviceで通信中に通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にハンドオーバする際にどのbearer serviceを優先的にハンドオーバさせるかの設定などの優先順位情報(システム間HO優先順位)を格納している。
【0015】
図4は、携帯機4がデータベース5に複数のbearer serviceで通信中に通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にハンドオーバする際に、どのbearer serviceを優先的にハンドオーバさせるかを登録する際のシーケンスを示す図である。ここでは3GPPでの付加サービスの登録手順を例とする。携帯機4は、通信システム(UMTS)1を用いてデータベース5へ登録する例を示している。
なお、通信システム(UMTS)1を介して登録するシーケンスを以下に示すが、本登録処理自体は、通信システム(GSM)11を介して行ってもよい。
【0016】
まず、携帯機4は、通信システム(UMTS)1との間で、RRC(Radio Resource Control) Connectionを確立し、次にCM(Connection Management) Serviceを確立する(CM Service Request/CM Service Accept)。
次に、付加サービスの登録手順であるRegisterメッセージを用いて携帯機4側が望むシステム間ハンドオーバ時に継続する呼の優先順位を通信システム(UMTS)1を経由してデータベース5に登録する(Register(優先順位登録))。RegisterメッセージにはFacility情報要素が含まれる。このFacility情報要素に優先順位を設定する。
データベース5は登録が完了すると完了したことをRegister Completeメッセージで通信システム(UMTS)1に通知する。通信システム(UMTS)1は、携帯機4にRelease Completeメッセージで登録が完了したことを通知し、CM Serviceを終了する。最後にRRC
Connectionを解放して通常の待ち受け状態に遷移する。
【0017】
次に動作について説明する。図1にて携帯機4が通信システム(UMTS)1内の基地局3bを介して音声通信とパケット通信を行っている状態で、通信システム(GSM)11の基地局13aに移動する場合の動作を図5に示す。
【0018】
図2、図5において、通信システム(UMTS)1は、音声及びパケット通信中の携帯機4から通知されてくる周辺基地局3a、3b等の受信レベルより通信システム(UMTS)1での通信の継続が難しいことを判断すると、データベース5に対して、「携帯機情報問い合わせ」を行う。この「携帯機情報問い合わせ」は、ハンドオーバ(HOと称する)先の通信システム(GSM)11での携帯機4が通信可能な呼、および、ハンドオーバの際に継続する呼の優先順位の問い合わせを含む。ここでは、通信システム(UMTS)1が基地局3bで通信システム(UMTS)1内でのハンドオーバが不可能と判断した場合のハンドオーバ先が、通信システム(GSM)11であることを判断可能として説明している。
しかしながら、このハンドオーバ先の情報に関してもシステム間の情報としてデータベース5に保有し、この「携帯機情報問い合わせ」に含めて問い合わせてもよい。
【0019】
データベース5は通信システム(UMTS)1からの「携帯機情報問い合わせ」の内容に対して、図3で示した優先順位情報に基づいて、携帯機4(090−aa−bb)が通信システム(GSM)11でも通信可能であるかと、通信システム(GSM)11で通信可能な場合でハンドオーバする際にどの呼を優先的にハンドオーバさせるかを確認し、結果を「携帯機情報応答」に設定して通信システム(UMTS)1に通知する。データベース5が通信システム(UMTS)1の基地局3bからの通信システム(GSM)11へのハンドオーバ先を管理している場合は、「携帯機情報応答」にハンドオーバ先の情報として通信システム(GSM)11の基地局13aの情報を含めて通知する。
【0020】
通信システム(UMTS)1ではデータベース5からの「携帯情報応答」の結果をもとに携帯機4に対して、図3で示した優先順位情報に基づいた「ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11、および、通信システム(GSM)11の基地局13aの情報と、継続する呼の情報」を「Handover from UTRAN」で通知する。また、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に対しても携帯機4が、どの通信呼を継続して両システム1、11間ハンドオーバするかを「システム間HO通知」で通知する。
【0021】
「Handover from UTRAN」を通知した通信システム(UMTS)1と受信した携帯機4はハンドオーバ先の通信システム(GSM)11で通信の継続が不可能なパケット呼を解放し、また、携帯機4は継続する音声呼のハンドオーバ準備を行い、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に対して「Handover Access」を送信する。通信システム(GSM)11は通信システム(UMTS)1からの「システム間ハンドオーバ通知」と携帯機4からの「Handover Access」により、ハンドオーバの正当性を確認する。通信システム(GSM)11は「Handover Complete」を携帯機4から受信すると、携帯機4と音声呼の通信を開始するとともに、データベース5に対して「携帯機情報登録」を送信して、データベース5の在圏システムを通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11に、在圏位置を基地局3bから基地局13aに、通信中呼を「音声、パケット」から「音声」に更新する。
【0022】
次に、携帯機4内部の動作フローを図6で説明する。
図6において、携帯機4は、通信システム(UMTS)1と音声・パケット通信中の状態(ステップ(以下、STと称する)101)から、制御部43の通信制御部43aがアンテナ41a、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1のネットワーク(以下NWと称する)から「Handover fromUTRAN」を受信する(ST102)。次に、通信制御部43aが、「Handover from UTRAN」に含まれる、図3で示した優先順位情報で設定された「ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11や通信システム(GSM)11の基地局13aの情報と、継続する呼の情報」とから得られた情報に基づいて、通信可能な呼及びHO先の優先順位を、制御部43のシステム間HO制御部43bに通知する(ST103)。
【0023】
次に、システム間HO制御部43bは通信可能な呼及びHOする際の呼の優先順位に基づいて、継続する呼(音声)と解放する呼(パケット)を通信制御部43aに通知し「システム間HOによりパケット呼を切断すること」を表示部47に表示する(ST104)。次に、通信制御部43aは通知された継続又は解放する呼が設定された優先順位情報に基づいて、継続する音声呼のHO準備を行ない、制御部43を介して無線部42aに対して、解放するパケット呼を解放する指令を出すと共に(ST105)、音声呼の送受信を、無線部42aから無線部42bに切り替え、通信制御部43aは通信システム(GSM)11のNWに「Handover Access」と「Handover Complete」をアンテナ41bを介して送信する(ST106)。そして、システム間HOが完了して、携帯機4はアンテナ41b及び無線部42bを介して、通信システム(GSM)11との間で音声通信の接続を継続する(ST107)。
【0024】
以上のように、図4、図5、及び図6に示す登録手順により、複数のbearer serviceで通信中に通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にハンドオーバする際にどのbearer serviceを優先的にハンドオーバさせるかを予め登録しておくことにより、ハンドオーバする際に携帯機側が希望していたbearer serviceを優先して継続させることが可能となるという効果がある。
このように、携帯機4が一つの無線通信方式で複数の呼を接続して通信中に全ての呼を継続することができないシステム間ハンドオーバを行う場合に、どの呼を優先的にハンドオーバさせるかを事前にデータベース5に登録する手段を備え、その登録内容に従い、携帯機側が希望する呼を優先的にハンドオーバさせることが可能な移動通信システムを提供することが可能になる。
【0025】
実施の形態2.
実施の形態1では、ネットワーク側のデータベース5に携帯機4側が希望する優先順位を事前に登録した。本実施の形態では、ネットワーク側のデータベース5に対して、2つ目以上のbearer serviceの通信を確立する際に、現在、確立されているbearer serviceに対してハンドオーバ時にどのbearer serviceを優先させるかを設定して、新たな通信を確立させることでネットワーク側のデータベース5に優先順位を登録することを説明する。
本実施の形態では、図7にてパケット通信中に音声通信を行う場合のシーケンスを例に説明する。
【0026】
図7を用いて、実施の形態2の動作を説明する。
パケット通信中に音声通信を開始する場合、携帯機4は、Connection Management(CMと称する) Service Requestを送信して、新たなCMを要求する。通信システム(UMTS)1は携帯機4との間で、Authentication RequestからSecurityMode Completeまでのメッセージのやり取りで認証、安全性の確認を行う。次に携帯機4は音声通信のためのSetupメッセージを送信する。
このSetupメッセージにはFacility情報要素が設定可能である。このFacility情報要素は「実施の形態1」で示したRegisterメッセージに含まれるFacility情報要素と同じである。通信システム(UMTS)1は、携帯機4からのSetupメッセージ受信により、データベース5に対してRegister(優先順位登録)メッセージを送信する。データベース5は優先順位の登録が完了すると通信システム(UMTS)1に対してRegister Completeメッセージを送信する。通信システム(UMTS)1は、ConnectメッセージのFacility情報要素に優先順位登録の完了を設定して携帯機4に通知する。
【0027】
通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11へのハンドオーバする際の手順は、発明の実施の形態1に示したのと同様である。2つ目以上のbearer serviceを確立する際のbearer service毎の優先順位の設定は、事前に携帯機4に設定しておき、その設定にもとづいてもいいし、2つ目以上のbearer serviceを確立する際にユーザに設定を促してもよい。後者の場合は携帯機側が通信を開始する際に、その時に希望する優先順位で登録することができると言うメリットがある。
【0028】
以上により、ハンドオーバする際に携帯機4側の希望するbearer serviceを優先して継続させることが可能となると言う効果がある。
このように、携帯機4が複数の呼を同時に通信可能な無線通信方式で通信中に、異なる呼の接続を行なう際に、他の無線通信方式のシステムにハンドオーバする際に通信中のどの呼を優先的にハンドオーバさせるかをデータベース5に登録する手段を備え、ハンドオーバの際にその登録内容に従い携帯機側が希望する呼を優先的にハンドオーバさせることができる移動通信システムを提供することができる。
【0029】
実施の形態3.
発明の実施の形態1では、ネットワーク側のデータベース5に携帯機4側が希望する優先順位を設定した。
図8を用いて、実施の形態3の動作を説明する。
携帯機4がハンドオーバする際に音声呼及びパケット呼の複数のbearerserviceを接続して通信中で、通信中の通信システム(UMTS)1内でのハンドオーバが不可能で通信システム(GSM)11にハンドオーバする必要性を検出した際に、通信システム(UMTS)1は携帯機4にHandover from UTRANを送信する。Handover from UTRANを受信した携帯機4は、システム間HOの必要性を検出し、携帯機4のユーザに継続したい呼を選択させるために、警告音を発信する等でユーザに注意を促し、表示部47の表示画面に現在通信中のbearer serviceを「パケット」又は「音声」等の文字で表示する。携帯機4のユーザがどのbearerserviceを継続させるかを選択する。携帯機4のユーザが「音声」を継続することを選択すると、携帯機4はHandover Completeメッセージに継続する呼が音声であることを設定して、通信システム(UMTS)1に送信する。通信システム(UMTS)1はHandover Completeメッセージを受信すると「システム間HO通知」に携帯機4が音声呼のハンドオーバを希望していることを設定して、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に送付し、パケット呼及び音声呼をローカルに解放する。
【0030】
携帯機4は通信システム(UMTS)1に対してHandover Completeを送信し、通信システム(UMTS)1との間で確立していたパケット呼をローカルに解放し、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11にHandover Accessを送信する。Handover Accessを受信した通信システム(GSM)11は先に受信している通信システム(UMTS)1からの「システム間HO通知」の内容から正当性を確認する。通信システム(GSM)11が、携帯機4からHandover Completeメッセージを受信すると、携帯機4はシステム間ハンドオーバを完了し、携帯機4側が継続希望している音声呼を通信中とする。図8には示さないが、通信システム(GSM)11から、データベース5に携帯機情報登録を通知する処理は、図5と同様に行われる。
【0031】
次に、携帯機4内部の動作フローを図9で説明する。
携帯機4は、通信システム(UMTS)1と音声・パケット通信中の状態(ST201)から、制御部43の通信制御部43aがアンテナ41a、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1のネットワーク(以下NWと称する)から「Handover from UTRAN」を受信する(ST202)。
次に、通信制御部43aが、「Handover from UTRAN」に含まれるハンドオーバ先の通信システム(GSM)11やこの通信システム(GSM)11の基地局13aの情報と、継続する呼の情報とから得られた情報に基づいて、通信継続中の音声及びパケット全ての呼をハンドオーバすることができないことを、制御部43のシステム間HO制御部43bに通知する(ST203)。
【0032】
次に、システム間HO制御部43bは通信継続中の音声及びパケット全ての呼をハンドオーバすることができないことの通知を受けた後に、制御部43を経由して「音声又はパケットのうち、どちらの呼を継続するのか」という表示を表示部47に行なわせ、この間に操作部46を用いて継続希望する「音声」が選択され、制御部43からシステム間HO制御部43bに継続する呼である「音声」及び解放する呼「パケット」の情報が通知される(ST204)。システム間HO制御部43bは継続する呼である「音声」及び解放する呼「パケット」の情報を、通信制御部43aに通知する(ST205)。次に、通信制御部43aは通信システム(UMTS)1のNWにHandover Completeを送信し(ST206)、「パケット」呼を解放する(ST207)。次に、通信制御部43aは制御部43を介して無線部42aから無線部42bに切り替え、制御部43、無線部42b、アンテナ41bを介して、通信システム(GSM)11のNWに「Handover Access」と「Handover Complete」を送信する(ST208)。そして、システム間HOが完了して、携帯機4はアンテナ41b及び無線部42bを介して、通信システム(GSM)11に、ユーザ操作により優先順位情報に基づいて決定された音声呼の通信接続を継続する(ST209)。
【0033】
実施の形態1、および、実施の形態2では携帯機4側があらかじめ設定した希望に従って希望する呼のハンドオーバを行うことになり、通信中、まさにハンドオーバする時点でユーザが希望している呼を継続するとは限らなかった。本実施の形態では、通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11に携帯機4がハンドオーバする際に、携帯機4のユーザが継続したいbearer serviceを選択、通知して、ハンドオーバを実施することにより通信中の段階で、携帯機4側の希望するbearer serviceを優先して継続させることが可能となるという効果がある。
このように、携帯機4が1つの無線通信方式で複数の呼を接続して通信中に他の無線通信方式のシステムにハンドオーバする際に、通信中の全ての呼を継続することができない場合に、携帯機4はユーザに対して現在通信中の呼のうちどの呼を優先して接続するかを問い合わせ、ユーザの指定内容をハンドオーバする際に現在接続中の無線通信システムに通知することにより、ハンドオーバで携帯機4側の希望する呼を優先的にハンドオーバさせることができる移動通信システムを提供することができる。
【0034】
実施の形態4.
発明の実施の形態1では、ネットワーク側のデータベース5にユーザが希望する優先順位を設定した。
図10、図11にて本実施の形態を示す。携帯機4に通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にシステム間ハンドオーバする際に、ユーザが継続を希望するbearer serviceの優先順位を携帯機4側で事前に設定しておく例について説明する。
図10では、通信システム(UMTS)1で音声およびパケットで通信中に、パケット通信呼を残し音声呼を解放して、システム間ハンドオーバする際の例を示す。すなわち、音声の通信に比べ、パケットの通信が優先順位として高く設定されている場合を説明する。
【0035】
携帯機4にはユーザが継続を希望するbearer serviceの優先順位を事前に設定しておく記憶領域として、例えば、図2で示したRAM45に含まれるシステム間HO設定部45aを設ける。携帯機4のユーザは事前に、表示部47にbearer serviceの優先順位に関する設定情報を表示させて、操作部46の操作によりユーザが接続希望する優先順位を例えば、「第1優先:パケット、第2優先:音声」のように入力する。そして、携帯機4は予めシステム間HO設定部45aに記憶された優先順位の情報に基づいて、ハンドオーバする際に選択する呼の種類を決定する。これら優先順位情報の設定登録操作は、制御部43によって制御されて実行される。
【0036】
次に、図10、11を用いて、実施の形態4の動作を説明する。
携帯機4と音声及パケット通信中の通信システム(UMTS)1が、通信中の通信システム(UMTS)1内でのハンドオーバが不可能で、通信システム(GSM)11にハンドオーバする必要性を検出した際に、携帯機4に対して、Handover from UTRANを携帯機4に送信する。次に、Handover from UTRANを受信した携帯機4は指定されたハンドオーバ先の通信システム(GSM)11で通信可能なbearerと同時に通信できる呼の数、および、事前にユーザによってシステム間HO設定部45aに設定されたシステム間ハンドオーバの際に、ユーザが継続希望する呼の優先順位情報から優先順位の低い呼である音声呼を確認する。次に、携帯機4は通信システム(UMTS)1との間に確立されている音声呼の解放処理を行う(DISC〜RELEASE COMPLETE)。携帯機4は、その後、携帯機4のユーザに対してシステム間ハンドオーバにより音声呼を切断したことをスピーカー48から音声を出力してあるいは、画面を表示部47に表示して知らせ、通信システム(UMTS)1に対してHandover Completeを送信する。
【0037】
次に、Handover Completeを受信した通信システム(UMTS)1は、現在、通信中の呼がパケットだけであることを確認し、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に対してシステム間HO通知を送信し、パケット呼を解放する。次に、携帯機4は通信システム(UMTS)1とパケット通信中の状態で、ユーザに音声呼を切断したことを通知した後、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に対してパケット呼のハンドオーバを行うために、Handover Accessを送信する。通信システム(GSM)11は、システム間ハンドオーバ通知とHandover Accessより正当性を確認する。さらに携帯機4は、Handover Completeを送信し、これによりシステム間ハンドオーバが完了し、ハンドオーバ先の通信システム(GSM)11との間で、パケット通信が継続される。図10には示さないが、通信システム(GSM)11から、データベース5に携帯機情報登録を通知する処理は、図5と同様に行われる。
【0038】
次に、携帯機4内部の動作フローを図11で説明する。
携帯機4は、通信システム(UMTS)1と音声・パケット通信中の状態(ST301)から、制御部43の通信制御部43aがアンテナ41a、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1のネットワーク(以下NWと称する)から「Handover from UTRAN」を受信する(ST302)。
次に、通信制御部43aが、「Handover from UTRAN」に含まれるハンドオーバ先の通信システム(GSM)11や通信システム(GSM)11の基地局13aの情報と、継続する呼の情報とから得られた情報に基づいて、通信継続中の音声及びパケット全ての呼をハンドオーバすることができないことを、制御部43のシステム間HO制御部43bに通知する(ST303)。
【0039】
次に、システム間HO制御部43bは、システム間HO設定部45aで事前に記憶されてた優先順位の情報から抽出される継続する呼である「パケット」及び解放する呼「音声」の情報を通信制御部43aに通知する(ST304)。次に、通信制御部43aは通信システム(UMTS)1のNWとの間で音声呼の接続を切断して、システム間ハンドオーバにより音声呼を切断したことを表示部47の表示画面に表示して知らせる(ST305)。次に、通信制御部43aは制御部43、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1に、Handover Completeを送信する(ST306)。次に、通信制御部43aは制御部43を介して無線部42aから無線部42bに切り替え、アンテナ41b、無線部42bを介して、通信システム(GSM)11のNWに「Handover Access」と「Handover Complete」を送信する(ST307)。そして、システム間HOが完了して、携帯機4はアンテナ41b及び無線部42bを介して、通信システム(GSM)11との間でパケット通信の接続を継続する(ST308)。
【0040】
複数のbearer serviceで通信中に通信システム(UMTS)1内でのハンドオーバ先がみつからず、通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にハンドオーバの必要性を携帯機4が検出した際に、通信システム(GSM)11にハンドオーバする前に、ユーザが設定した優先順位に従い、最も優先順位の高いbearer serviceを残すように他のbearer serviceの通信を切断し、1つのbearer serviceしか通信中でない状態にすることで、ユーザが希望するbearer serviceをハンドオーバさせることが可能となると言う効果がある。
このように、携帯機4が1つの無線通信方式で複数の呼を接続して通信中に他の無線通信方式のシステムにハンドオーバする際に、全ての通信中の呼を継続することができない場合に、どの呼を優先的に継続するかを事前にユーザが設定可能な機能を携帯機4に有し、異なる無線通信システムへのハンドオーバする際に、この設定に従い、優先順位の低い呼を切断し、ユーザが指定した呼だけを通信中としてからハンドオーバすることによりユーザの希望する呼を優先的にハンドオーバさせることができる移動通信システムを提供することができる。
【0041】
実施の形態5.
発明の実施の形態4では、携帯機4に事前にユーザが優先順位を設定した。本実施の形態では、システム間ハンドオーバする際に、ユーザが継続する呼を選択する例を示す。以下の説明では、音声、及び、パケットで通信中にハンドオーバの必要性が生じ、ユーザが音声の通信を継続することを選択する例を説明する。
【0042】
図12、図13を用いて、実施の形態5の動作を説明する。
通信システム(UMTS)1で音声、および、パケットで通信中に通信システム(UMTS)1内でのハンドオーバ先がみつからず、通信システム(UMTS)1から通信システム(GSM)11にハンドオーバの必要性を通信システム(UMTS)1が検出した際、Handover from UTRANを携帯機4に通知する。携帯機4は、指定されたハンドオーバ先の通信システム(GSM)11で通信可能なbearerと同時に通信できる呼の数を確認し、通信システム(GSM)11にハンドオーバする前に、警告音を発信する等でユーザに注意を促し、画面に現在通信中のbearer serviceを表示し、ユーザにどのbearer serviceを継続させるかを選択させる。携帯機4の表示部47は、音声呼とパケット呼が通信中の呼であることを示す画面を表示する。
【0043】
携帯機4のユーザは、表示部47に表示された画面に従い、操作部46を操作することによって、継続させる呼を選択する。携帯機4は、操作部46によって、選択された呼のデータを取得する。ユーザの選択により携帯機4はハンドオーバを実施する前に選択された以外のbearer serviceの切断処理を実施する。携帯機4は、パケット呼を解放する(Deactivate PDPContext Request〜Deactivate PDP Context Accept)。
【0044】
携帯機4はパケット呼の切断を完了すると通信システム(UMTS)1に対して、Handover Completeを送信する。Handover Completeを受信した通信システム(UMTS)1は、現在通信中の呼が音声呼だけであることを確認し、通信システム(GSM)11に対してシステム間ハンドオーバ通知を送信し、音声呼を解放する。また、携帯機4はハンドオーバ先の通信システム(GSM)11に対して、Handover Accessを送信する。通信システム(GSM)11は通信システム(UMTS)1からのシステム間ハンドオーバ通知と携帯機4からのHandover Accessより正当性を確認する。携帯機4はHandover Completeを送信することでシステム間ハンドオーバを完了し、音声通信中に遷移する。図12には示さないが、通信システム(GSM)11から、データベース5に携帯機情報登録を通知する処理は、図5と同様に行われる。
【0045】
次に、携帯機4内部の動作フローを図13で説明する。
携帯機4は、通信システム(UMTS)1と音声・パケット通信中の状態(ST401)から、制御部43の通信制御部43aがアンテナ41a、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1のネットワーク(以下NWと称する)から「Handover from UTRAN」を受信する(ST402)。次に、通信制御部43aが、システム間HOの必要性を検出して、その旨を制御部43のシステム間HO制御部43bに通知する(ST403)。これを受けたシステム間HO制御部43bは、制御部43を介して、「音声又はパケットのうち、どちらの呼を継続するのか」という表示を表示部47に行なわせる。そして、携帯機4のユーザが操作部46、制御部43を介して、継続する呼として音声呼、解放する呼としてパケット呼を入力すると、制御部43はこれらの情報を通信制御部43aに通知する(ST404)。
【0046】
次に、通信制御部43aは通信システム(UMTS)1のNWの間でDeactivate PDP Context Requestをアンテナ41a、無線部42aを介して、通信システム(UMTS)1に送信し、通信システム(GSM)11からDeactivate PDP Context Acceptを受信しパケット呼接続のみを切断する(ST405)。次に通信制御部43aは通信システム(UMTS)1にHandover Completeを送信する(ST406)。次に、通信制御部43aは制御部43を介して無線部42aから無線部42bに切り替え、制御部43、無線部42b、アンテナ41bを介して、通信システム(GSM)11のNWに「Handover Access」と「Handover Complete」を送信する(ST407)。そして、システム間HOが完了して、携帯機4はアンテナ41b及び無線部42bを介して、通信システム(GSM)11に、優先順位情報に基づいて決定された音声呼の通信接続を継続する(ST408)。
【0047】
以上のように、ユーザがハンドオーバする時点で優先的に継続したい呼を選択できるという効果がある。
このように、携帯機4が1つの無線通信方式で複数の呼を接続して通信中に他の無線通信方式のシステムにハンドオーバする際に、全ての通信中の呼を継続することができない場合に、携帯機4はユーザに対して現在通信中の呼のうちどの呼を優先して接続するかを問い合わせ、ユーザの指定内容に従いハンドオーバする前に指定されなかった呼を切断し、ユーザが指定した呼だけを通信中としてからハンドオーバすることによりユーザの希望する呼を優先的にハンドオーバさせることができる移動通信システムを提供することができる。
【0048】
実施の形態6.
実施の形態1から実施の形態5では、複数のBearerで同時に通信可能であるシステムから1つのBearerでしか同時に通信できないシステムへのシステム間ハンドオーバを例に説明したが、同時に通信可能なBearer数が、通信システム(UMTS)1>通信システム(GSM)11>1のような場合に、上記実施の形態の手順にしたがって、通信システム(GSM)11で同時に通信可能な複数のBearerを通信システム(UMTS)1から優先順位に従ってシステム間ハンドオーバさせることも可能である。
すなわち、通信中の通信システムが接続可能な呼の数が、ハンドオーバ先の通信システムが接続可能な呼の数よりも多い場合(同じ数の場合は含まない)、上記実施の形態1から実施の形態5の手順を適用することができる。
【0049】
実施の形態7.
本実施の形態では、通信中の呼に緊急呼が含まれている場合を示す。図3に示すように携帯機の番号が「090−ff−gg」が、在圏システムが「通信システム(UMTS)1」、在圏位置が「基地局3b」、可能無線通信方式が「通信システム(UMTS)1、通信システム11」で、通信中呼が「緊急呼、パケット」、システム間HO優先順位が「パケット、音声の順」の状態でシステム間HOを行う場合、実施の形態1、及び、2では、データベース5は、「携帯機情報問い合わせ」に対して緊急呼の継続を最優先する設定を含む応答「携帯機情報応答」を送信する。以降の処理では緊急呼を継続するハンドオーバ処理となる。実施の形態3から5では、携帯機は、システム間HOの必要性を検出すると自身が緊急呼通話をしているかを認識し、ユーザにより携帯機に事前に設定されている内容とは関係なく、また、ユーザにどの呼を継続させるかの選択を促すことなく、緊急呼を優先的にハンドオーバさせる処理を行う。実施の形態6のようにハンドオーバ先の通信システムでの呼を複数継続させることが可能な場合は、緊急呼は優先してハンドオーバさせ、残りの呼に関しては実施の形態1から5のようにハンドオーバさせることを可能とする。
【0050】
以上により最も優先順位の高い緊急呼を最優先してハンドオーバさせることが可能となるという効果がある。
【0051】
実施の形態8.
実施の形態1から7では異なる通信システム間での通信中のハンドオーバ方式に関して示したが、同一システム内におけるハンドオーバの際にハンドオーバ先にて、無線リソースの問題等で、全ての通信中の呼をハンドオーバさせることができない場合、実施の形態1から7に示した形態により、同様に携帯機側にとって最も優先順位の高い呼を優先的にハンドオーバさせることが可能となるという効果がある。
【0052】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数の異なる無線通信方式にて通信可能で、同時に複数の呼を接続可能な携帯機が、ある無線通信方式を用いる無線通信システムで複数の呼で通信中に、異なる無線通信方式を用いた無線通信システムにハンドオーバする際に、無線通信システム間にて通信を継続される呼を決められるのではなく、携帯機側が最も継続を望んでいる呼を優先的に継続させることを可能にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1から実施の形態8におけるネットワーク構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1から実施の形態8におけるネットワークで通信可能な携帯機のブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態1から実施の形態8におけるネットワークが管理する携帯機に関するデータベースの構成図である。
【図4】この発明の実施の形態1におけるユーザが望むハンドオーバ時に継続する呼の優先順位を携帯機からデータベースへ登録するシーケンス図である。
【図5】この発明の実施の形態1における携帯機がシステム間ハンドオーバを行う際のシーケンス図である。
【図6】この発明の実施の形態1における携帯機の動作フロー図である。
【図7】この発明の実施の形態2におけるユーザが望むハンドオーバ時に継続する呼の優先順位を携帯機からデータベースへ登録するシーケンス図である。
【図8】この発明の実施の形態3における携帯機がシステム間ハンドオーバを行う際のシーケンス図である。
【図9】この発明の実施の形態3における携帯機の動作フロー図である。
【図10】この発明の実施の形態4における携帯機がシステム間ハンドオーバを行う際のシーケンス図である。
【図11】この発明の実施の形態4における携帯機の動作フロー図である。
【図12】この発明の実施の形態5における携帯機がシステム間ハンドオーバを行う際のシーケンス図である。
【図13】この発明の実施の形態5における携帯機の動作フロー図である。
【符号の説明】
1 通信システム(UMTS)、2a,2b 交換機、3a,3b 基地局、4 携帯機、5 データベース、11 通信システム(GSM)、12a,12b 交換機、13a,13b 基地局、41a,41b アンテナ、42a,42b 無線部、43 制御部、43a 通信制御部、43b システム間HO制御部、44 ROM、45 RAM、45a システム間HO設定部、46 操作部、47 表示部、48 スピーカー、49 マイク、50 カメラ。

Claims (25)

  1. 異なる複数の無線通信システム間で、通信中の携帯端末をハンドオーバさせるシステム間ハンドオーバ方式において、
    上記複数の無線通信システムからアクセス可能であり、上記携帯端末が接続可能な無線通信システムを特定する接続可能無線通信システムと、上記携帯端末が優先して接続させる呼の種類の順番を特定する優先順位とを格納するデータベースを備え、
    上記複数の無線通信システムそれぞれは、上記データベースに格納された接続可能無線通信システムと優先順位とに基づいて、ハンドオーバさせる他の無線通信システムと、上記携帯端末が通信中の複数の呼から接続させる呼とを選択し、通信中の複数の呼のうち選択した呼を上記携帯端末に接続させることを特徴とするシステム間ハンドオーバ方式。
  2. 上記複数の無線通信システムは、上記データベースへデータを登録する登録手段を有することを特徴とする請求項1記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  3. 上記複数の無線通信システムの登録手段は、上記携帯端末から、入力される上記優先順位を受信し、受信した優先順位を上記データベースへ登録することを特徴とする請求項2記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  4. 上記複数の無線通信システムそれぞれは、上記他の無線通信システムへハンドオーバすることによって、接続できる呼の数が減少する場合に、優先する呼の種類を選択して通知することを上記携帯端末へ指示し、上記携帯端末から通知される呼の種類を優先して携帯端末に接続することを特徴とする請求項1記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  5. 上記複数の無線通信システムそれぞれは、上記他の無線通信システムへハンドオーバすることによって、接続できる呼の数が減少する場合に、接続できる呼の数の範囲で、接続希望する呼を選択させるとともに、この選択された呼以外の呼の解放完了を通知することを上記携帯端末へ指示し、上記携帯端末から呼の選択及び選択された呼以外の呼の解放完了が通知された後、上記他の無線通信システムへハンドオーバすることを特徴とする請求項1記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  6. 上記複数の無線通信システムそれぞれは、上記他の無線通信システムへハンドオーバすることによって、接続できる呼の数が減少する場合に、通信中の緊急呼は最優先して接続を継続することを特徴とする請求項1記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  7. 無線通信システムAと、上記無線通信システムAとは異なる無線通信システムBとの間で、無線通信システムAと通信中の携帯端末を無線通信システムBへハンドオーバさせるシステム間ハンドオーバ方式において、
    上記無線通信システムAから上記無線通信システムBへハンドオーバする際に、優先する呼の種類を選択して通知する指示を上記無線通信システムAから受信し、上記指示に従って、優先する呼の種類を選択し、選択した呼の種類を上記無線通信システムAへ通知する携帯端末を備え、上記無線システムAは、通信中の携帯端末から通知される呼の種類の情報に基づいて、上記通信中の携帯端末を無線通信システムBへハンドオーバさせることを特徴とするシステム間ハンドオーバ方式。
  8. 無線通信システムAと、上記無線通信システムAとは異なる無線通信システムBとの間で、無線通信システムAと通信中の携帯端末を無線通信システムBへハンドオーバさせるシステム間ハンドオーバ方式において、
    上記無線通信システムAから上記無線通信システムBへハンドオーバする際に、上記無線通信システムAから接続可能な呼の数を通知され、通知された数の呼を選択し、それ以外の呼の解放完了を通知する指示を受信し、上記指示に従って、接続する呼を選択し、それ以外の呼の解放完了を上記無線通信システムAへ通知する携帯端末を備え、上記無線システムAは、通信中の携帯端末から通知される呼の種類の情報に基づいて、上記通信中の携帯端末を無線通信システムBへハンドオーバさせることを特徴とするシステム間ハンドオーバ方式。
  9. 上記携帯端末は、優先して接続する呼の優先順位を記憶する記憶領域を備え、上記記憶領域に記憶された優先順位に従って、呼を選択することを特徴とする請求項8記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  10. 上記携帯端末は、現在接続中の呼のうち、優先して接続する呼の種類をユーザへ問合せ、問い合わせた結果として優先する呼の種類を取得し、取得した呼の種類に基づいて、呼の接続を選択することを特徴とする請求項8記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  11. 上記携帯端末は、現在接続中の呼の中に緊急呼が存在する場合、通信中の緊急呼は最優先して接続を継続することを特徴とする請求項8記載のシステム間ハンドオーバ方式。
  12. 複数の無線通信システム間だけでなく、同一無線通信システム内においてもハンドオーバ先にて全ての通信中の呼を継続できない場合は、請求項1から請求項11に示した呼の接続を行うシステム間ハンドオーバ方式。
  13. 異なる複数の無線通信システム間でハンドオーバする携帯端末において、
    接続可能な無線通信システムを特定する接続可能無線通信システムと、優先して接続させる呼の種類の順番を特定する優先順位とを接続中の無線通信システムから入力し、上記接続可能無線通信システムと、上記優先順位とを用いて、接続を継続する呼を選択するシステム間ハンドオーバ制御部と、
    上記システム間ハンドオーバ制御部が選択した呼を継続させて、上記接続可能無線通信システムへハンドオーバすることを制御する通信制御部とを備えることを特徴とする携帯端末。
  14. 無線通信システムAと、上記無線通信システムAとは異なる無線通信システムBと通信する携帯端末において、
    上記無線通信システムAから上記無線通信システムBへハンドオーバする際に、優先する呼の種類を選択して通知する指示を上記無線通信システムAから受信し、上記指示に従って、優先する呼の種類を選択し、選択した呼の種類を上記無線通信システムAへ通知する制御部を備えることを特徴とする携帯端末。
  15. 上記制御部は、
    上記無線通信システムAから上記無線通信システムBへハンドオーバする際に、優先する呼の種類を選択して通知する指示を上記無線通信システムAから受信し、上記指示に従って、優先する呼の種類を選択することをユーザに促し、ユーザが選択した呼の種類を取得するシステム間ハンドオーバ制御部と、
    上記システム間ハンドオーバ制御部から取得した呼の種類を通知され、上記通知された呼の種類を上記無線通信システムAへ通知するとともに、上記通知された呼の種類を接続することを制御する通信制御部を備えることを特徴とする請求項14記載の携帯端末。
  16. 無線通信システムAと、上記無線通信システムAとは異なる無線通信システムBと通信する携帯端末において、
    上記無線通信システムAから上記無線通信システムBへハンドオーバする際に、上記無線通信システムAから接続可能な呼の数を通知され、通知された数の呼を選択し、それ以外の呼の解放完了を通知する指示を受信し、上記指示に従って、接続する呼を選択し、それ以外の呼の解放完了を上記無線通信システムAへ通知する制御部を備えることを特徴とする携帯端末。
  17. 上記携帯端末は、さらに、予め接続する呼の優先順位を設定するシステム間ハンドオーバ設定部を備え、
    上記制御部は、
    上記システム間ハンドオーバ設定部が設定した呼の優先順位に基づいて、上記接続する呼を選択するシステム間ハンドオーバ制御部と、
    上記システム間ハンドオーバ制御部が選択した呼の種類を通知され、上記通知された呼の種類を上記無線通信システムAへ通知するとともに、上記通知された呼の種類を接続することを制御する通信制御部を備えることを特徴とする請求項16記載の携帯端末。
  18. 複数種類の呼の同時通信を提供する第1のシステム、
    この第1のシステムが同時通信を提供する複数種類の呼の一部について同時通信を提供する第2システム、
    並びに、上記第1及び第2のシステムに通信接続可能な携帯端末を備え、
    上記携帯端末は、上記第1のシステムから第2のシステムへハンドオーバするとき、上記複数種類の呼の一部のどの呼を優先させて接続させるかについて予め設定された優先順位情報に基づいて、上記第2のシステムで接続させる呼を決定して、上記携帯端末及び上記第2のシステム間を通信接続することを特徴とするシステム。
  19. 情報を記憶するサーバを備え、
    優先順位情報は、予め、上記サーバに記憶されていることを特徴とする請求項18記載のシステム。
  20. 優先順位情報は、予め、携帯端末の記憶部に記憶されたことを特徴とする請求項18記載のシステム。
  21. 第1及び第2のシステムが提供する呼には、緊急連絡用に設けられた緊急呼が含まれ、
    携帯端末は、第1のシステムから第2のシステムへハンドオーバするとき、優先順位情報にかかわらず、第2のシステムで接続させる呼を優先的に上記緊急呼に決定して、上記携帯端末及び上記第2のシステム間を接続することを特徴とする請求項18記載のシステム。
  22. 複数種類の呼の同時通信を提供する第1のシステムと通信する無線部、
    この第1のシステムが同時通信を提供する複数種類の呼の一部について同時通信を提供する第2システムと通信する第2の無線部、
    上記第1及び第2の無線部を切り替えて、上記第1又は第2のシステムに通信接続させる制御部、
    上記第1及び第2のシステム間のハンドオーバ時に、第1又は第2のシステムと通信するこの接続処理をする通信制御部とを備え、
    この通信制御部は、上記第1のシステムから第2のシステムへハンドオーバするとき、上記複数種類のどの呼を優先させて接続させるかについて予め設定された優先順位情報に基づいて、決定された呼を優先的に接続して接続する処理をし、上記制御部は上記通信制御部の処理後、上記第1の無線部から上記第2の無線部に切り替えて、上記第2のシステムに、上記決定された呼を継続して接続することを特徴とする携帯端末。
  23. 記憶部を備え、
    優先順位情報は、該記憶部に改変可能に記憶されたことを特徴とする請求項22記載の携帯端末。
  24. 第1及び第2のシステムが提供する呼には、緊急連絡用に設けられた緊急呼が含まれ、
    通信制御部は、第1のシステムから第2のシステムへハンドオーバするとき、優先順位情報にかかわらず、緊急呼を優先的に継続して接続する処理をすることを特徴とする請求項22記載の携帯端末。
  25. 通信制御部は、第1のシステムから第2のシステムへハンドオーバするとき、優先順位情報にかかわらず、緊急呼を優先的に継続して接続し、上記緊急呼以外の呼の接続を切断する処理をすることを特徴とする請求項24記載の携帯端末。
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