JP3586618B2 - 情報変更システム、及び情報変更方法 - Google Patents

情報変更システム、及び情報変更方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された端末装置のプログラム等を変更及び/又は更新する技術に関し、特に電話網に接続される移動通信端末装置や加入者端末装置や、テレメトリングシステムに用いられる端末装置等に内蔵された蓄積プログラム等を変更及び/又は更新する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
既に稼動している端末装置、例えば電話網に接続される移動通信端末装置及び加入者端末装置等や、テレメトリングシステムに用いられる端末装置等に内蔵された蓄積プログラムを変更及び/又は更新したい場合がある。
【0003】
そこで、従来では、図6に示される専用の付加装置660を設けて、付加装置660から変更及び/又は更新するプログラムを端末装置に向けて順次配信していた。
【0004】
または、図7に示される専用の書換インタフェース770を端末装置に設けて、端末装置の設置されている場所に出向き書換インタフェース770を介して専用の転送装置からプログラムを転送していた。
【0005】
或いは、端末装置の設置されている場所に出向き端末装置の記憶手段(例えば、ROM)を(変更及び/又は更新するプログラムが記憶されたROMと)交換していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法では、専用の付加装置660を必要とし、端末装置が多い場合にはプログラムの変更及び/又は更新に多くの時間が掛かっていた。
【0007】
また、端末装置の設置されている場所に出向くことから多くの手間やコストが掛かっていた。
【0008】
また、書換インタフェース770を介して専用の転送装置からプログラムを転送する場合、変更及び/又は更新するプログラムを端末装置の記憶手段(例えば、ROM)とは違う転送装置の記憶手段(例えば、フロッピーディスク)に記憶させることから転送装置の記憶手段を管理することに多くの手間やコストが掛かっていた。
【0009】
従って、本発明が解決しようとする課題は、専用の付加装置660や書換インタフェース770を必要とせず、また多くの端末装置が接続されるシステムであっても手間やコストを掛かけずにプログラム等の変更及び/又は更新できる技術を提供することである。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
前記の課題は、端末装置の制御に関する情報を変更するシステムであって、
前記システムは、ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、
前記中央処理装置は、制御に関する情報を変更させたし旨の情報が入力される入力手段と、この入力手段で入力された制御に関する情報を変更させたし旨の情報に応答し、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有する
ことを特徴とする情報変更システムによって解決される。
【0013】
又、前記の課題は、端末装置の制御に関する情報を変更するシステムであって、
前記システムは、ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、
前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を受信した場合、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有することを特徴とする情報変更システムによって解決される。
【0014】
これらの構成により、専用の付加装置660や書換インタフェース770を必要とせず、また多くの端末装置が接続されるシステムであっても手間やコストを掛かけずにプログラム等の変更及び/又は更新ができる。
【0015】
特に、前記第一の端末装置の記憶手段は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、
前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、
前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させるか否かを判断する判断手段と、この判断手段による判断の結果、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断した場合、前記第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有する。
【0016】
特に、前記中央処理装置の判断手段は、
前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断する手段である。
【0017】
又は、前記中央処理装置の判断手段は、
前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断する手段である。
【0018】
又、前記第一の端末装置の記憶手段は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段から前記バージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段を有し、
前記第一の端末装置は、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更するか否かを判断する判断手段と、この判断手段の結果、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断した場合、前記第一の端末装置の制御に関する情報に基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有する。
【0019】
特に、前記第一の端末装置の判断手段は、
前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段である。
【0020】
又は、前記第一の端末装置の判断手段は、
前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段である。
【0021】
又、前記第二の端末装置は、
前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報を変更可又は変更不可が設定されるスイッチと、前記スイッチが変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させない手段とを有する。
【0022】
又、前記第二の端末装置の記憶手段は、
前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報を変更可又は変更不可が設定されるフラグを記憶する領域を有し、
前記第二の端末装置は、前記フラグが変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させない手段を有する。
【0023】
又、前記中央処理装置は、
前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨の情報が前記中央処理装置の入力手段で入力された場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段を有し、
前記第二の端末装置は、前記中央処理装置から前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であっても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する手段を有する。
【0024】
又、前記第一の端末装置は、
前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段と、
前記第二の端末装置は、前記第一の端末装置から前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であっても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する手段を有する。
【0025】
又、前記情報変更システムは、
前記第一の端末装置と前記第二の端末装置とを各々複数有し、
複数の第一の端末装置が各々自己の記憶手段に記憶している制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を各々異なる第二の端末装置に向けて送信できるように構成する。
【0026】
又、前記情報変更システムは、
前記第二の端末装置を複数有し、
前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて前記第一の端末装置の記憶手段で記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更する旨の情報を送信する手段とを有する。
【0027】
又、前記情報変更システムは、
前記第二の端末装置を複数有し、
前記中央処理装置は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて前記第二の指示情報を送信し、前記第一の端末装置に向けて前記第一の指示情報を送信する手段と、前記中央処理装置の検出手段の結果、該当する第二の端末装置が検出されない場合、制御に関する情報の更新を終了する旨の情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段とを有する。
【0028】
又、前記情報変更システムは、
前記第二の端末装置を複数有し、
前記第一の端末装置の制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更した第二の端末装置は、第一の端末装置と成り、制御に関する情報を変更していない第二の端末装置に向けて制御に関する情報を変更させるように構成する。
【0029】
又、前記ネットワークの通信線は、有線及び/又は無線である。
【0030】
又、前記制御に関する情報とは、端末装置が実行するプログラムである。
【0031】
又、前記の課題は、上記の情報変更システムにおける前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する方法であって、
前記第一の端末装置が、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信するステップ301と、
前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信するステップ302と、
前記第二の端末装置が、前記ステップ302で受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更するステップ303とを有する
ことを特徴とする情報変更方法によって解決される。
【0032】
これらのステップにより、専用の付加装置660や書換インタフェース770を必要とせず、また多くの端末装置が接続されるシステムであっても手間やコストを掛かけずにプログラム等の変更及び/又は更新ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図1〜図5を用いて説明する。図1は、本発明に係る情報変更システムの構成図である。図2は、本発明に係る端末装置の構成図である。図3は、本発明の動作を示すフローチャートである。図4、図5は、本発明の動作を示すシーケンスである。
【0034】
図1中、101は中央処理装置であり、例えばPHSシステムにおける構内交換機である。中央処理装置101は、制御手段(例えば、MPU:Micro Processing Unit)、制御手段が実行するプログラム等が格納された記憶手段(例えば、ROM、ハードディスク)、入力手段(例えば、後述する制御卓150)を有する。
【0035】
121〜123は端末装置であり、プログラム等の変更及び/又は更新の対象となる装置である。端末装置121〜端末装置123は、例えば、PHSシステムにおける無線接続装置(いわゆる、無線基地局(BS))である。端末装置121〜端末装置123は、図1に示す如く、各々通信線1021〜1023を介して中央処理装置101に接続される。尚、通信線1021〜通信線1023は、有線であっても、無線であっても良い。
【0036】
図1では、端末装置121〜端末装置123を平行して中央処理装置101に接続しているが、端末装置121〜端末装置123を多重階層構造的に接続しても良い。例えば、端末装置121が通信線1021を介して中央処理装置101に接続するよう構成する。そして、端末装置122が通信線1022を介して端末装置121に接続するよう構成する。また、端末装置123が通信線1023を介して端末装置123に接続するよう構成する。
【0037】
この場合、中央処理装置101と端末装置122との通信は、端末装置121を介して行う。また、中央処理装置101と端末装置123との通信は、端末装置121と端末装置122とを介して行う。また、端末装置121と端末装置123との通信は、端末装置122を介して行う。例えば、パケット通信のようにデータの送り先(例えば、中央処理装置101の識別情報)とデータの送り元の情報(例えば、端末装置122の識別情報)を送信するデータに含んで送信する。
【0038】
端末装置121〜端末装置123は、図2に示す如く、制御手段200と、回線ドライバー210と、信号選択器220と、通信信号処理部230と、無線送受信器及び変調器240と、信号バッファ250と、アンテナ260と、記憶手段270とにより構成される。
【0039】
制御手段(例えば、MPU:Micro Processing Unit)200は、記憶手段270に記憶されているプログラム(制御に関する情報)を実行し、端末装置(121〜123)の動作を制御するものである。
【0040】
回線ドライバー210は、例えば、端末装置121であれば通信線1021を介して中央処理装置101との間で通信のための信号(データ)やその通信制御のための信号の授受をおこなうためのものである。
【0041】
信号選択器220は、通信のための信号とその通信制御のための信号の分離及び/又は多重を行うものである。尚、信号選択器220は、回線ドライバー210の一部として構成しても良い。
【0042】
通信信号処理部230は、必要に応じて音声信号やデジタルデータ信号を加工し、またタイミング調整するものである。尚、通信信号処理部230は、信号選択器220や無線送受信器及び変調器240の一部として構成しても良い。
【0043】
無線送受信器及び変調器240は、後述する無線電話機130と無線により通信を行うものである。
【0044】
信号バッファ250は、中央処理装置101から受信した信号を一時格納し、制御手段200に出力するバッファである。また、信号バッファ250は、制御手段200が出力した信号を一時格納し、中央処理装置101に送信するバッファである。
【0045】
記憶手段270には、プログラム等を記憶するものである。記憶手段270は、制御手段200により読み書きが可能な記憶手段である。例えば、EEPROM(いわゆる、フラッシュメモリ)である。他の端末装置(第一の端末装置(マスタ端末装置))から受信した制御に関する情報(例えば、プログラム、データ等)を記憶するものである。
【0046】
図1に戻り、130は、無線電話機であり、例えばいわゆるPHSである。無線電話機130は、無線通信により端末装置121〜端末装置123を介して中央処理装置101に接続され、他の無線電話機130と通信をおこなうものである。
【0047】
140は、電話機であり、通信線1040で中央処理装置101に接続される。
【0048】
150は、制御卓であり、オペレータが制御卓150の入力手段に入力した情報を中央処理装置101に出力するものである。例えば、オペレータは、端末装置121のプログラムと同じプログラムとなるように端末装置122と端末装置123とのプログラムを変更させたし旨の情報を入力する。これにより、中央処理装置の制御手段には、端末装置121のプログラムと同じプログラムとなるように端末装置122と端末装置123とのプログラムを変更させたし旨の情報が入力される。
【0049】
次に、上述した本発明の構成要素について更に詳しく説明する。
【0050】
具体的に説明する為に、端末装置121及び端末装置122は、既に設置されているものとする。また、端末装置121及び端末装置122の記憶手段には古いプログラム(例えば、バージョン2.1のプログラム)が記憶されているものとする。そして、端末装置123が新たに製造され、端末装置123の記憶手段は、新しいプログラム(例えば、バージョン3.0のプログラム)を記憶しているものとする。ここで、新設した端末装置123(いわゆる、マスタ端末装置(第一の端末装置))のプログラム(バージョン3.0)を端末装置121(いわゆる、スレーブ端末装置(第二の端末装置))及び端末装置122(スレーブ端末装置(第二の端末装置))に転送し、変更させるものとする。
【0051】
中央処理装置101の制御手段は、制御卓150から端末装置121のプログラムと同じプログラムとなるように端末装置122と端末装置123とのプログラムを変更させたし旨の情報が入力されると、この情報に応答し、端末装置123のプログラム(バージョン3.0)を端末装置121(端末装置122)に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。また、プログラム(バージョン3.0)を端末装置123から受信してプログラムを変更されたし旨の情報である第二の指示情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信するものである。
【0052】
端末装置123の制御手段200は、中央処理装置101から第一の指示情報を受信した場合、端末装置123の記憶手段270からプログラム(バージョン3.0)を読出し、この読出したプログラム(バージョン3.0)を通信線1023、中央処理装置101、及び通信線1021を介して端末装置121に向けて送信するものである。また、端末装置123の制御手段200は、端末装置123の記憶手段270からプログラム(バージョン3.0)を読出し、この読出したプログラム(バージョン3.0)を通信線1023、中央処理装置101、及び通信線1022を介して端末装置122に向けて送信するものである。
【0053】
更に、端末装置123の制御手段200は、新たなプログラム(例えば、バージョン4.0)が作成された場合、そのプログラム(バージョン4.0)を保有する端末装置からプログラム(バージョン4.0)を受信し、この受信したプログラム(バージョン4.0)を端末装置123の記憶手段270に記憶させてプログラム(バージョン4.0)を変更する手段を有する。
【0054】
端末装置121の制御手段(端末装置122の制御手段)200は、中央処理装置101から第二の指示情報を受信した場合、端末装置123からプログラム(バージョン3.0)を受信し、この受信したプログラム(バージョン3.0)を端末装置121(端末装置122)の記憶手段270に記憶させてプログラム(バージョン2.1)をバージョン3.0に変更するものである。
【0055】
或いは、プログラム変更の開始指示は、制御卓150からでなく端末装置123からであって良い。
【0056】
この場合、工場出荷時に端末装置123の記憶手段270に、システムに接続されている端末装置(例えば、端末装置122と端末装置123)のプログラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情報を記憶させる。そして、端末装置123がシステムに設置(接続)されると、端末装置123の制御手段200は、端末装置123の記憶手段270から端末装置(例えば、端末装置122と端末装置123)のプログラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情報を端末装置123の記憶手段270から読出し、この読出した情報を中央処理装置101に向けて送信する。端末装置123の制御手段200は、端末装置122と端末装置123とのプログラムがバージョン3.0に変更され、その旨の情報を中央処理装置101(端末装置121及び/又は端末装置122)から受信すると端末装置123の記憶手段270から端末装置(例えば、端末装置122と端末装置123)のプログラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情報を削除し、以後この情報を中央処理装置101に送信しない。
【0057】
一方、中央処理装置101の制御手段は、端末装置123から端末装置122と端末装置123とのプログラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情報を受信した場合、前記第一の指示情報を端末装置123に向けて送信し、前記第二の指示情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信するものである。
【0058】
端末装置123の記憶手段270は、端末装置123の記憶手段270に記憶されているプログラムのバージョン(3.0)を記憶する領域を有する。また、端末装置123の制御手段200は、端末装置123の記憶手段270からバージョンの情報(3.0)を読出し、この読出した情報(3.0)を中央処理装置101に向けて送信する。
【0059】
また、端末装置121(端末装置122)の記憶手段270は、端末装置121(端末装置122)の記憶手段270に記憶されているプログラムのバージョン(2.1)を記憶する領域を有する。端末装置121(端末装置122)の制御手段200は、端末装置121(端末装置122)の記憶手段270からバージョンの情報(2.1)を読出し、この読出した情報(2.1)を中央処理装置101に向けて送信する。
【0060】
中央処理装置101は、端末装置123から受信したバージョンに関する情報(3.0)と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報(2.1)とに基づいて、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させるか否かを判断する判断手段を有する。そして、中央処理装置の制御手段は、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させると判断した場合、前記第二の指示情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0061】
例えば、オペレータにより制御卓150を介して特に指示が無ければ、中央処理装置101の判断手段は、中央処理装置101の制御手段が、端末装置123から受信したバージョンに関する情報(3.0)と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報(2.1)とを比較する。この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョン(3.0)が端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョン(2.1)より上であるので、端末装置121(端末装置122)のプログラム(2.1)をバージョン3.0に変更させると判断する。
【0062】
しかし、バージョン2.1に不都合があり、古いバージョンである2.0に変更させたい場合がある。この場合、予め端末装置123の記憶手段270には、バージョン2.0のプログラムを記憶させる。そして、このバージョン2.0のプログラムに端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させる。
【0063】
具体的に説明すると、オペレータは、端末装置121(端末装置122)のプログラムをバージョン2.0のプログラムに変更する旨の情報を制御卓150を介して中央処理装置に指示する。この指示に応答し、中央処理装置の制御手段は、端末装置123から受信したバージョンに関する情報(2.0)と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報(2.1)とを比較する。この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョン(2.0)が端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョン(2.1)より下であるので、端末装置121(端末装置122)のプログラム(2.1)をバージョン2.0に変更させると判断する。
【0064】
また、端末装置の記憶手段に正しく転送したプログラムが記憶されない場合もある。この場合、オペレータは、端末装置121(端末装置122)のプログラムを再度変更する旨の情報を制御卓150を介して中央処理装置に指示する。この指示を受信した中央処理装置の制御手段は、端末装置123から受信したバージョンに関する情報(3.0)と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報(3.0)とを比較する。この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョン(3.0)が端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョン(3.0)と同一であっても、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させると判断する。
【0065】
或いは、上述した判断を端末装置123が行っても良い。
【0066】
この場合、端末装置121(端末装置122)の制御手段200は、端末装置121(端末装置122)の記憶手段270からバージョンの情報(2.1)を読出し、この読出した情報(2.1)を端末装置123に向けて送信する。
【0067】
端末装置123の制御手段200は、端末装置123のバージョンに関する情報(3.0)と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報(2.1)とを比較する。この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョン(3.0)が端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョン(2.1)より上であるので、端末装置121(端末装置122)のプログラム(2.1)をバージョン3.0に変更させると判断する。そして、端末装置123の制御手段200は、端末装置123のプログラム(バージョン3.0)に基づいて、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更する旨の情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0068】
或いは、端末装置123の記憶手段270にバージョンを下げる旨の情報が(工場出荷時に)記憶されている場合、又は中央処理装置101からバージョンを下げる旨の情報を受信した場合、端末装置123の制御手段200は、端末装置123のバージョンに関する情報と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報とを比較し、この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョンが端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョンより下である場合、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させると判断する。そして、端末装置123の制御手段200は、端末装置123のプログラムに基づいて、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更する旨の情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0069】
または、中央処理装置101から端末装置121(端末装置122)のプログラムを再度変更させる旨の情報を受信した場合、端末装置123の制御手段200は、端末装置123のバージョンに関する情報と、端末装置121(端末装置122)から受信したバージョンに関する情報とを比較し、この比較の結果、端末装置123のプログラムのバージョンと端末装置121(端末装置122)のプログラムのバージョンとが同じであっても、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更させると判断する。そして、端末装置123の制御手段200は、端末装置123のプログラムに基づいて、端末装置121(端末装置122)のプログラムを変更する旨の情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0070】
端末装置(端末装置121〜端末装置123)は、端末装置(端末装置121〜端末装置123)の記憶手段270が記憶しているプログラムを変更可又は変更不可が設定されるスイッチを有する。端末装置(端末装置121〜端末装置123)の制御手段200は、このスイッチが変更不可に設定されている場合、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のプログラムを変更させない。
【0071】
或いは、端末装置(端末装置121〜端末装置123)の記憶手段270は、端末装置(端末装置121〜端末装置123)の記憶手段270が記憶しているプログラムを変更可又は変更不可が設定されるフラグを記憶する領域を有する。例えば、プログラムを変更可の設定とする場合、フラグを“0”にする。また、プログラムを変更不可の設定とする場合、フラグを“1”にする。そして、端末装置(端末装置121〜端末装置123)の制御手段200は、フラグが“1”である場合、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のプログラムを変更させない。
【0072】
しかし、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報が制御卓150を介して中央処理装置101の制御手段に入力された場合、中央処理装置101の制御手段は、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更されたし旨の情報を端末装置(端末装置121〜端末装置123)に向けて送信する。そして、中央処理装置101からスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更されたし旨の情報を受信した端末装置(端末装置121〜端末装置123)の制御手段200は、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可の設定であっても端末装置のプログラムを変更するよう構成しても良い。
【0073】
或いは、端末装置123の記憶手段270に工場出荷時に端末装置121(端末装置122)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報を記憶させても良い。この場合、端末装置123の制御手段200は、端末装置123がシステムに設置(接続)された場合、端末装置123の記憶手段270から端末装置121(端末装置122)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報を読出し、この読出した情報を端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0074】
そして、端末装置121(端末装置122)の制御手段は、端末装置123から端末装置121(端末装置122)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報を受信した場合、スイッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログラムを変更するよう構成しても良い。
【0075】
また、本発明による情報変更システムは、マスタ端末装置(第一の端末装置:端末装置123)を複数設置し、この複数のマスタ端末装置がスレーブ端末装置(第二の端末装置:端末装置121及び端末装置122)に向けて各々プログラムを転送するよう構成しても良い。この構成により同時に平行してプログラムの変更が行える。
【0076】
マスタ端末装置(端末装置123)の制御手段200は、マスタ端末装置(端末装置123)のプログラムに変更していないスレーブ端末装置を検出する検出手段を有する。例えば、マスタ端末装置(端末装置123)の制御手段200は、他の端末装置からプログラムのバージョンを受信し、この受信したプログラムのバージョンとマスタ端末装置(端末装置123)の記憶手段270で記憶しているプログラムのバージョンと異なる場合、その端末装置をスレーブ端末装置として検出する。
【0077】
マスタ端末装置(端末装置123)の制御手段200は、この検出手段で検出したスレーブ端末装置に向けてプログラムを変更する旨の情報と、マスタ端末装置(端末装置123)のプログラムとを送信する。そして、マスタ端末装置(端末装置123)の制御手段200は、マスタ端末装置(端末装置123)の検出手段でスレーブ端末装置が検出されなかった場合、システムに接続された端末装置のプログラムの変更が終了した旨の情報を中央処置装置101に向けて送信する。
【0078】
マスタ端末装置(端末装置123)から端末装置のプログラムの変更が終了した旨の情報を受信した中央処置装置101の制御手段は、その旨の情報を制御卓150に表示させる。これによりオペレータは、端末装置のプログラムの変更の終了を知ることができる。
【0079】
或いは、中央処置装置101が、スレーブ端末装置を検出するように構成しても良い。この場合、中央処置装置101の制御手段は、マスタ端末装置(端末装置123)からプログラムのバージョンを送信させ、また他の端末装置からプログラムのバージョンを送信させる。そして、中央処置装置101の制御手段は、マスタ端末装置(端末装置123)から受信したプログラムのバージョンと、他の端末装置から受信したプログラムのバージョンとが異なる場合、その端末装置をスレーブ端末装置として検出する。
【0080】
中央処置装置101の制御手段は、中央処置装置101の検出手段で検出したスレーブ端末装置に向けて前記第二の指示情報を送信し、マスタ端末装置(端末装置123)に向けて前記第一の指示情報を送信する。
【0081】
また、中央処置装置101の制御手段は、中央処置装置101の検出手段でスレーブ端末装置が検出されなかった場合、端末装置のプログラムの変更が終了した旨の情報をマスタ端末装置(端末装置123)に向けて送信する。
【0082】
端末装置のプログラムの変更が終了した旨の情報を受信したマスタ端末装置(端末装置123)の制御手段200は、マスタ端末装置としての動作の終了を知り、通常の端末装置に戻る。
【0083】
尚、マスタ端末装置から受信したプログラムに変更したスレーブ端末装置は、その後、マスタ端末装置として、まだプログラムを変更していないスレーブ端末装置にプログラムを転送する構成としても良い。いわゆる、ねずみ算式にプログラムの転送(変更)がおこなえる。
【0084】
次に、本発明の動作について説明する。
【0085】
まず、オペレータは、制御卓150を操作してプログラム遠隔転送の開始指示を中央処理装置101に知らせる(ステップ401)。
【0086】
この開始指示の情報にはマスタ端末装置の接続回線番号を含むように構成する。例えば、予めマスタ端末装置の接続される回線番号をシステムで取り決め、その回線番号をオペレータが制御卓150に入力する。
【0087】
又は、端末装置にマスタ端末装置である旨の情報を端末装置の記憶手段に記憶させる(例えば、工場出荷時)。そして、この端末装置がシステムに接続した際のネゴシエーション時にマスタ端末装置である旨の情報を中央処理装置101に送信する。或いは、中央処理装置101が、各端末装置に問い合わせを行い、マスタ端末装置を検出する。
【0088】
制御卓150から開始指示の情報が入力された中央処理装置101は、マスタ開始ネゴシエーションを行う。
【0089】
このマスタ開始ネゴシエーションは、端末装置に対してプログラム転送の開始を指示するものである。すなわち、中央処理装置101は、プログラム転送の開始指示情報を端末装置に送信する。このプログラム転送の開始指示情報を受信した端末装置は、この指示が受け入れ可能であれば指示受入の信号を中央処理装置101に返信する。尚、端末装置は、中央処理装置からの指示が受け入れ不可能であれば指示拒否の信号を返信する。
【0090】
ここで、プログラム転送の開始指示情報は、例えば、マスタ端末装置に成る旨の情報、必要に応じて使用する通信路の特性(例えば、ISDN回線などでは複数の通信チャネルがあるのでその指定や速度指定など)の情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエアバージョンの情報を含む情報等である。
【0091】
端末装置が出力する指示受入の信号には、指示を受け入る旨の情報、マスタ端末装置の記憶手段で記憶しているプログラムのバージョンの情報等である。
【0092】
端末装置による指示拒否の信号には、拒否理由の情報等を含む。端末装置より指示拒否の信号を返信された中央処理装置101は、端末装置から受信した拒否理由に基づいて、指示の内容を適切に変更して再度指示する。又は、中央処理装置101は、端末装置から受信した拒否理由に基づいて、再度指示できないと判断した場合、その旨の情報を制御卓150に出力させる。
【0093】
プログラム転送の開始を受け入れた端末装置は、マスタ端末装置となるための準備を開始する。
【0094】
例えば、マスタ端末装置となるための準備は、マスタ端末装置がスレーブ端末装置との通信路確立の確認手続きを開始するステップ、端末装置の処理能力やシステム要請により本来の通信機能などの制御を停止させるステップを行う。
【0095】
中央処理装置101は、マスタ端末装置に対するマスタ開始ネゴシエーションを完了すると、他の端末装置(マスタ端末装置とは違う端末装置)とスレーブ開始ネゴシエーションを開始する。
【0096】
例えば、スレーブ開始ネゴシエーションは、端末装置に対してプログラム受信の開始を指示するものである。すなわち、中央処理装置101は、プログラム受信の開始指示情報を端末装置に送信する。端末装置は受信したプログラム受信の開始指示情報に基づいてこの指示を受け入れ可能か否かを判断し、受け入れ可能であれば指示受入の信号を中央処理装置101に返信し、受入不可能であれば拒否の信号を返信する。
【0097】
ここで、プログラム受信の開始指示情報は、端末装置がスレーブ端末装置となる旨の情報、必要に応じて使用する通信路の特性(例えばISDN回線などでは複数の通信チャネルがあるのでその指定や速度指定など)の情報、マスター端末装置のプログラムのバージョンの情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエアバージョンの情報等である。
【0098】
端末装置がスレーブ端末装置と成るか否かの判断は、インプリメントに依存する。または、スレーブ端末装置になることを許容しない情報を設定するように構成した場合にはその情報に基づいて判断する。例えば、スレーブ端末装置になることを許容しない情報とは、プログラムのバージョンが整合するか否かの情報、ハードウエアが整合する否かの情報等である。
【0099】
端末装置による指示受入の信号には、指示受入を示す情報、プログラムのバージョンの情報等である。
【0100】
スレーブ端末装置による指示拒否の信号には、拒否理由情報等を含む。
【0101】
端末装置より指示拒否の信号を返信された中央処理装置101は、指示拒否の信号に拒否理由を含む場合には、その情報内容により指示内容を適切に変更して再度指示する。または、中央処理装置101は、端末装置から受信した拒否理由に基づいて、再度指示できないと判断した場合、その旨の情報を制御卓150に出力させる。
【0102】
中央処理装置101からの開始指示を受け入れた端末装置は、スレーブ端末装置となるための準備を開始する。
【0103】
例えば、スレーブ端末装置となるための準備は、スレーブ端末装置がマスタ端末装置との通信路の確立確認手続きを開始するステップ、端末装置の処理能力やシステム要請により本来の通信機能などの制御を停止させるステップを行う。
【0104】
中央処理装置101は、スレーブ端末装置に対するスレーブ開始ネゴシエーションを完了するとマスタ端末装置とスレーブ端末装置との間の通信路の接続を行う。
【0105】
通信路が接続されるとマスタ端末装置、スレーブ端末装置双方で開始されている通信路確立の確認手続きにより通信路の確立が確認される。
【0106】
尚、通信路確立の確認手続きには時間制限が設けられ、予め定められた時間以内に通信路確立の確認ができない場合、マスタ端末装置(スレーブ端末装置)は、中央処理装置101に対して確立が不成功であることを通知する。
【0107】
通信路確立の不成功が通知された場合、中央処理装置101は、ステップ402を失敗として諦め、制御卓150に不完了などの情報を出力すると共に、次の端末装置に対する転送手続きステップ403に進む。
【0108】
通信路の確立確認が行われたマスタ端末装とスレーブ端末装置とは、マスタ端末装置〜スレーブ端末装置間のネゴシエーションを開始する。
【0109】
マスタ端末装置〜スレーブ端末装置間のネゴシエーションに用いられる情報は、マスタ端末装置〜スレーブ端末装置間で正しく転送が行えるか否かの情報、必要に応じて使用する通信路の特性(例えばISDN回線などでは複数の通信チャネルがあるのでその指定や速度指定など)の情報、マスター端末装置のバージョンの情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエアバージョンの情報である。
【0110】
マスタ端末装置、及びスレーブ端末装置の双方でネゴシエーション内容を解釈し、転送可能であればプログラムの転送を開始する。
【0111】
すなわち、マスタ端末装置の制御手段200は、マスタ端末装置の記憶手段270からプログラムを読出し、この読出したプログラムをスレーブ端末装置に送信する(ステップ301)。そして、スレーブ端末装置の制御手段200は、マスタ端末装置から送信されたプログラムを受信し(ステップ302)、この受信したプログラムをスレーブ端末装置の記憶手段270に記憶してプログラムを変更する(ステップ303)。
【0112】
ネゴシエーションで転送不可能と判断された場合、インプリメントによってはマスタ端末装置(スレーブ端末装置)は、中央処理装置101にその理由を含む転送不可能の信号を返信する。
【0113】
転送不可能の信号を通知された中央処理装置101は、信号に理由を含む場合は、その内容により指示内容を適切に変更してマスタ端末装置及びスレーブ端末装置双方にステップ402を最初からやり直すよう再度指示を行う。または、中央処理装置101は、失敗として諦め、次の転送手続きであるステップ403に進む。そして、諦めた場合、中央処理装置101は、制御卓150に不完了などの情報を出力する。
【0114】
ステップ402に含まれる転送フェーズは通常、転送内容の確認や再送手続きなどである。スレーブ端末装置においてはインプリメントにより転送中にプログラムなどの書換動作を並行して行う旨の情報。或いは、転送内容を蓄積してから書換動作を行う旨の情報を含む。
【0115】
スレーブ端末装置において、書換動作を並行して行う場合には書換の失敗があり得るが、その場合には書換の失敗をマスタ端末装置及び中央処理装置101に通知し転送を打ち切る。
【0116】
また、転送内容の確認手段や再送手続きなどによっても通信が回復できず通信が維持できないと判断した場合には中央処理装置101に通知し転送を打ち切る。
【0117】
スレーブ端末装置より書換失敗や通信の失敗を返信された中央処理装置101は、ステップ402は失敗として諦めるように構成し、制御卓150に不完了などの情報を出力すると共に、後述するステップ403に進む。
【0118】
転送が正常に完了するとマスタ端末装置及びスレーブ端末装置は、中央処理装置101にその旨の通知を行い(ステップ402)、中央処理装置101はステップ403に進む。
【0119】
ステップ403は、スレーブ端末装置が異なるのみで上述したステップ402と同様の動作を行う。
【0120】
また、ステップ403では、マスタ端末装置の開始ネゴシエーションを省略し、マスタ端末装置がマスタ開始ネゴシエーション直後の状態となるようにしても良い。
【0121】
上述した動作に於いて、中央処理装置101が自動的にステップ403に進むのではなく、制御卓150からの開始指示にマスタ端末装置及びスレーブ端末装置の回線番号の情報の指定を含めるように構成し、ステップ402の完了で一連の動作を完結させ、ステップ403に相当する他のスレーブ端末装置に対する転送動作を制御卓150から毎回指示しても良い。この場合は、ステップ404がステップ402に続いて行われる。
【0122】
中央処理装置101が、自動的にステップ403を起動する場合は中央処理装置101がステップ403の繰り返しの要否を判定し、繰り返しが不要と判断した場合にはステップ404に示すとおり制御卓150に完了通知を行う。
【0123】
制御卓150が毎回指示して転送する場合には、制御卓150が繰り返し指示の要否を判定する。
【0124】
上述した説明では、端末装置のプログラムを変更する旨のトリガーとして、開始指示を示す旨の信号が制御卓150から出力する(ステップ401)ものとして説明した。しかしながら、本発明は、この方法に限定するものではない。
【0125】
例えば、図5に示す如く、端末装置からプログラムを変更する旨のトリガーを出力(ステップ501)しても良い。例えば、工場出荷時にプログラムを変更する旨のトリガーを出力する旨の情報を端末装置の記憶手段に記憶させる。そして、この端末装置は、システムに設置(接続)されると、プログラムを変更する旨のトリガーを中央処理装置101に向けて出力する。
【0126】
これにより制御卓150は、入力手段を有する必要はなく、例えば、課金記録装置などの出力のみを行う装置であっても本発明を適用できる。
【0127】
【効果】
専用の付加装置660や書換インタフェース770を必要とせず、また端末装置が設置されている場所に行くことなく、端末装置のプログラム等の変更及び/又は更新ができる。
また、多くの端末装置が接続するシステムであっても多くの手間やコストを掛かけずに端末装置のプログラム等の変更及び/又は更新ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報変更システムの構成図である。
【図2】本発明に係る端末装置の構成図である。
【図3】本発明のフローチャートである。
【図4】本発明のシーケンスである。
【図5】本発明のシーケンスである。
【図6】従来技術の情報変更システムの構成図である。
【図7】従来技術の端末装置の構成図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置
121〜123 端末装置
150 制御卓

Claims (20)

  1. 端末装置の制御に関する情報を変更するシステムであって、
    前記システムは、ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、
    前記中央処理装置は、制御に関する情報を変更させたし旨の情報が入力される入力手段と、この入力手段で入力された制御に関する情報を変更させたし旨の情報に応答し、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
    前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
    前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有する
    ことを特徴とする情報変更システム。
  2. 端末装置の制御に関する情報を変更するシステムであって、
    前記システムは、ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、
    前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を受信した場合、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
    前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
    前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有する
    ことを特徴とする情報変更システム。
  3. 前記第一の端末装置の記憶手段は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
    前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、
    前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
    前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、
    前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させるか否かを判断する判断手段と、この判断手段による判断の結果、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断した場合、前記第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報変更システム。
  4. 前記中央処理装置の判断手段は、
    前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断する手段である
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報変更システム。
  5. 前記中央処理装置の判断手段は、
    前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判断する手段である
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報変更システム。
  6. 前記第一の端末装置の記憶手段は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
    前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有し、
    前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段から前記バージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段を有し、
    前記第一の端末装置は、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更するか否かを判断する判断手段と、この判断手段の結果、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断した場合、前記第一の端末装置の制御に関する情報に基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかに記載の情報変更システム。
  7. 前記第一の端末装置の判断手段は、
    前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段である
    ことを特徴とする請求項に記載の情報変更システム。
  8. 前記第一の端末装置の判断手段は、
    前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段である
    ことを特徴とする請求項に記載の情報変更システム。
  9. 前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報を変更可又は変更不可が設定されるスイッチと、前記スイッチが変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させない手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8いずれかに記載の情報変更システム。
  10. 前記第二の端末装置の記憶手段は、
    前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報を変更可又は変更不可が設定されるフラグを記憶する領域を有し、
    前記第二の端末装置は、前記フラグが変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させない手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9いずれかに記載の情報変更システム。
  11. 前記中央処理装置は、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨の情報が前記中央処理装置の入力手段で入力された場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段を有し、
    前記第二の端末装置は、前記中央処理装置から前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であっても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する手段を有する
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の情報変更システム。
  12. 前記第一の端末装置は、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段を有し、
    前記第二の端末装置は、前記第一の端末装置から前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変更されたし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であっても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する手段を有する
    ことを特徴とする請求項〜請求項11いずれかに記載の情報変更システム。
  13. 前記情報変更システムは、
    前記第一の端末装置と前記第二の端末装置とを各々複数有し、
    複数の第一の端末装置が各々自己の記憶手段に記憶している制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を各々異なる第二の端末装置に向けて送信できるように構成された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12いずれかに記載の情報変更システム。
  14. 前記情報変更システムは、前記第二の端末装置を複数有し、
    前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて前記第一の端末装置の記憶手段で記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更する旨の情報を送信する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項13いずれかに記載の情報変更システム。
  15. 前記情報変更システムは、前記第二の端末装置を複数有し、
    前記中央処理装置は、前記第一の端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて前記第二の指示情報を送信し、前記第一の端末装置に向けて前記第一の指示情報を送信する手段と、前記中央処理装置の検出手段の結果、該当する第二の端末装置が検出されない場合、制御に関する情報の更新を終了する旨の情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項〜請求項14いずれかに記載の情報変更システム。
  16. 前記情報変更システムは、
    前記第二の端末装置を複数有し、
    前記第一の端末装置の制御に関する情報に基づいて、制御に関する情報を変更した第二の端末装置は、第一の端末装置と成り、制御に関する情報を変更していない第二の端末装置に向けて制御に関する情報を変更させるように構成された
    ことを特徴とする請求項〜請求項15いずれかに記載の情報変更システム。
  17. 前記ネットワークの通信線は、有線及び/又は無線であることを特徴とする請求項〜請求項16いずれかに記載の情報変更システム。
  18. 前記制御に関する情報とは、端末装置が実行するプログラムであることを特徴とする請求項〜請求項17いずれかに記載の情報変更システム。
  19. ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、前記中央処理装置は、制御に関する情報を変更させたし旨の情報が入力される入力手段と、この入力手段で入力された制御に関する情報を変更させたし旨の情報に応答し、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有する情報変更システムにおける前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する方法であって、
    前記第一の端末装置が、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信するステップ301と、
    前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信するステップ302と、
    前記第二の端末装置が、前記ステップ302で受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更するステップ303
    とを有することを特徴とする情報変更方法。
  20. ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を受信した場合、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更させたし旨の情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有する情報変更システムにおける前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する方法であって、
    前記第一の端末装置が、前記第一の端末装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信するステップ301と、
    前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置から制御に関する情報を受信するステップ302と、
    前記第二の端末装置が、前記ステップ302で受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更するステップ303
    とを有することを特徴とする情報変更方法。
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