JP4724932B2 - 伝送方法及び伝送装置 - Google Patents
伝送方法及び伝送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4724932B2 JP4724932B2 JP2001081295A JP2001081295A JP4724932B2 JP 4724932 B2 JP4724932 B2 JP 4724932B2 JP 2001081295 A JP2001081295 A JP 2001081295A JP 2001081295 A JP2001081295 A JP 2001081295A JP 4724932 B2 JP4724932 B2 JP 4724932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- name
- terminal device
- found
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば近距離無線伝送技術を使用して複数台の端末装置の間で無線伝送するのに適用して好適な伝送方法及び無線伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ブルートゥース(Bluetooth :商標)と称される規格の無線伝送システムを使用して無線ネットワーク(ワイヤレスネットワーク)を組むことが提案され、実用化されつつある。この無線ネットワークは、複数台の機器間で、電話通信用音声データ,ファクシミリ用画像データ,コンピュータ用データなどの伝送を、2.4GHzの周波数帯域を使用して無線伝送するもので、機器間の無線伝送距離は、数mから最大でも100m程度までの比較的近距離のネットワークを想定している。伝送を行うデータの種別毎に、そのデータ伝送をどのように行うかを規定したプロファイルが定められている。
【0003】
ブルートゥースの通信方式の詳細については、規格を定めた標準化団体であるBluetooth SIG が公開している。
【0004】
このような規格の無線ネットワークを使用して、例えば複数台の携帯通信端末の間で直接データ伝送を行うことが提案され、実用化されつつある。複数台の携帯通信端末の間で直接データ伝送が行えることで、例えば携帯電話端末として構成された通信端末で、電話回線などを経由してダウンロードしてメモリカードなどにオーディオデータを蓄積させる。そして、その携帯電話端末から、上述した無線ネットワークで、オーディオ再生機能を備えたヘッドセットとして構成された携帯通信端末にオーディオデータを無線伝送することで、ヘッドセットでオーディオを聴取することができる。
【0005】
ところで、上述した近距離無線伝送方式による無線ネットワークで通信を開始させる際には、一方の端末で探索処理を行って、その端末と近距離無線伝送方式で直接的に無線通信が可能な端末装置を探し、その捜し出した端末装置と無線伝送路を設定させるリンク確立処理を行うようにしてある。このようにしてリンクを確立させることで、相手の端末装置と双方向にデータ伝送を行うことができる。
【0006】
上述した近距離無線伝送方式は標準化されて多くの機種に採用されつつある規格であり、使用環境によっては、数m程度の範囲内に多数の端末装置が存在するようなことが考えられる。例えば、上述した携帯電話端末とヘッドセットとで無線通信を行うような状況を考えた場合、ヘッドセットの他に、もう1台同じ近距離無線伝送方式で通信が可能な機器(ここでは例えばパーソナルコンピュータ装置とする)が近接して置かれていたとき、携帯電話端末で上述した探索処理を行うと、ヘッドセットとパーソナルコンピュータ装置が探索されて、その探索された2台の中からヘッドセットを選択する処理が必要になる。
【0007】
この選択処理としては、探索元の端末の表示パネルに、探索された端末の一覧が表示されて、その表示された端末の中から通信を行いたい端末(ヘッドセット)を選択をする操作が必要になる。表示パネルでの表示としては、例えば探索時に相手の端末に対して名称要求を行い、その名称要求に対する返答のデータで示された端末の機器名を示す名称のデータを使用して、機器名のデータを得、その得られた機器名を表示パネルに表示させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のこの種の通信方式での名称要求の返答として得られる機器名のデータは、機器の種類を簡単に示す名称のデータであり、それだけでは機器を特定できない状況が多々発生していた。即ち、例えば探索処理で探索された端末が2台で、その2台の端末がコンピュータ装置とヘッドセットであるときには、その機器名の表示からどちらの機器を選択すれば良いか容易に判断できるが、例えば探索処理で探索された2台の端末が、いずれもヘッドセットである場合には、表示パネルに表示される接続の一覧で、どの機器もヘッドセットと表示されてしまい、ユーザは表示された中から選択することが困難になってしまう。
【0009】
この問題点を解決するためには、例えば近距離無線伝送方式で通信可能な機器が持つ絶対的なアドレスを、表示パネル中に表示させれば、同一構成の端末が2台あったとしても、アドレス値の表示からそれぞれの端末を区別することができる。ところが、このようなアドレスは、非常に桁数の大きな数字で構成されるものであり、そのような数字と機器との対応をユーザが覚えておくのは困難であり、アドレスを表示させただけで、どの機器を示しているのかを判断させるのは現実的ではない。
【0010】
また、各端末が持つ機器名のデータとして、例えばヘッドセットのような単純な名称ではなく、ヘッドセット××型のような形式名のようなものまで表示させるデータとすることで、その形式名の表示からある程度は機器の区別が出来るが、例えば全く同一の形式のヘッドセットが2台用意されているような状況では、同一の形式名が2つ表示されるだけであり、表示から区別することは困難になってしまう。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑み、データ伝送を行う上で必要な機器選択が、簡単かつ良好に行えるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定の伝送方式による無線通信で、自らの端末装置データ伝送可能な相手の端末装置を探索し、その探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスを取得し、取得したそれぞれのアドレスに対応した識別用名称をユーザ操作で付与し記憶し、探索で他の端末装置を見つけた場合に、その見つかった端末装置の絶対的なアドレスに対応して記憶された表示用名称を判断し、その判断した表示用名称を第1の表示態様で一覧表示させると共に、探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、表示用名称の記憶がない場合に、その見つかった端末装置に対して問い合わせる処理を行って取得したデバイス名を、第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で、表示用名称の一覧表示中に表示させる。そして、探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、表示用名称の記憶がない場合で、さらにその見つかった端末装置からデバイス名が無線伝送されない場合に、その端末装置の絶対的なアドレスを、第3の表示態様で、表示用名称の一覧表示中に表示させ、表示用名称が付与された状態で絶対的なアドレスを記憶した端末装置が探索で見つからなかった場合に、その見つからなかった端末装置に付与された表示用名称を、第4の表示態様で、表示用名称の一覧表示中に表示させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0015】
本発明においては、ブルートゥース(Bluetooth :商標)と称される近距離無線伝送方式で、2台以上の複数台の機器間で無線ネットワークを組んで無線伝送を行うものに適用するようにしたものである。なお、以下の説明ではこの無線伝送方式を、単に近距離無線伝送方式と称する。
【0016】
図1は、本例の無線伝送を行う端末装置の構成例を示したブロック図である。本例においては、無線電話ネットワーク内に用意された基地局と無線通信を行う携帯電話端末に、この無線電話通信用の回路とは別に、近距離無線伝送用の通信回路を組み込んで、近くにある別の端末装置との間で直接データ伝送が行えるようにしたものである。
【0017】
図1に示す携帯電話端末10の構成について説明すると、この携帯電話端末10は、アンテナ11を備えて、アンテナ11がデュプレクサ12を介して受信回路13及び送信回路18に接続してあり、アンテナ11で受けた信号の受信回路13での受信処理が行えると共に、送信回路18で送信処理された信号をアンテナ11から無線送信させることができる。受信回路13及び送信回路18は、デジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと称する)14に接続してある。DSP14では、受信信号の復調や、その復調された信号から音声データなどの各種データを抽出する受信処理や、音声データなどの送信するデータを送信用のデータ構成とする処理や、送信用に変調する処理などの送信処理などが行われる。
【0018】
DSP14には、通話用のスピーカ15が接続してあり、音声データを受信したとき、その受信して得た音声データをDSP14内でアナログ音声信号に変換して、そのアナログ音声信号をスピーカ15から出力させるようにしてある。また、通話用のマイクロホン17がDSP14に接続してあり、このマイクロホン17が出力する音声信号を、DSP14内でデジタル音声データに変換して、送信処理できる。また、通話用のスピーカ15とは別に、呼び出し音などを鳴らせるためのスピーカ16を備える。
【0019】
この携帯電話端末10内での通信処理は、制御部19の制御により実行されるようにしてある。この制御部19には、携帯電話端末としての動作に必要なプログラムなどのデータが記憶されたROM19aと、入力したデータや、ダウンロードしたデータの記憶に使用されるRAM19bが接続してある。また、RAM19bには、近距離通信に必要な設定データを記憶するエリアが用意されて、例えば端末の近距離通信のために登録されたデータなどを記憶するようにしてある。この近距離通信のために登録されたデータの詳細については後述する。
【0020】
また本例の携帯電話端末10は、メモリカード19cを装着することができる構成としてあり、制御部19の制御で、装着されたメモリカード19cに、無線電話回線又は近距離無線通信によりダウンロードしたデータを記憶させることができるようにしてある。例えば、無線電話回線を介してオーディオデータをダウンロードしてメモリカード19cに記憶させることができる。また、上述した近距離通信に必要な設定データをこのメモリカード19cに記憶させても良い。
【0021】
また、各種文字,数字,図形などを表示させる表示部20を備えて、制御部19の制御で動作状況に応じた表示が行われる。本例の場合には、表示部20としてカラー表示が可能な表示パネルが使用される。ダイヤルキーや各種機能キーなどで構成される操作部40の操作情報についても、制御部19に供給されて、制御部19が操作に応じた動作制御を行うようにしてある。なお、操作部40としては、例えば図5に示すように、ダイヤルキーなどの電話端末として通常備えるキーの他に、表示部20で表示された中から特定のものを選択する操作などを行うためのローラ41と、左右の方向を指示するキー42,43とを備える。
【0022】
そして本例の携帯電話端末10は、近距離無線通信部30を備えて、この近距離無線通信部30を使用して、近距離無線伝送方式による近距離無線通信ができるようにしてある。近距離無線通信部30には、上述した無線電話通信用のアンテナ11とは別のアンテナ31が接続してあり、最大でも100m程度までの近距離で、同じ規格の通信端末と直接的に無線通信を行うようにしてある。この近距離無線通信部30でのデータ伝送についても、制御部19が制御するようにしてあり、必要によりDSP14側と近距離無線通信部30との間でデータのやり取りが行われる。
【0023】
図2は、近距離無線通信部30の構成例を示した図である。アンテナ31が接続された近距離無線通信部30内の送受信処理部2では、高周波信号処理を行って、無線送信処理及び無線受信処理を実行するようにしてある。送受信処理部2で送信する信号及び受信する信号は、2.4GHz帯に1MHz間隔で設定したチャンネルで伝送するようにしてある。但し、各チャンネルの信号は、後述するスロット間隔で伝送周波数を変化させる周波数ホッピングと称される処理を行うようにしてある。1スロット毎に周波数ホッピングを行うものとすると、1スロットは625μ秒であるので、1秒間に1600回周波数が切換えられることになり、他の無線通信との干渉が防止される。無線伝送信号の変調方式としては、GFSK(Gaussian filterd FSK)と称される変調方式が適用される。この変調方式は、周波数伝達特性がガウス分布の低域通過フィルタで帯域制限した周波数偏移変調方式である。
【0024】
送受信処理部32で受信して得た信号及び送受信処理部32で送信するための信号は、データ処理部33でベースバンド処理が行われる。本例が適用される近距離無線伝送方式の規格では、基本的に送信と受信を交互に行うTDD(Time Division Duplex)方式を適用してあり、データ処理部33では交互に送信スロットの処理と受信スロットの処理を行うようにしてある。即ち、例えば図3に示すように、無線伝送を行う一方の機器をマスタとし、他方の機器をスレーブとしたとき、マスタからスレーブに、1スロット(625μ秒)の期間にスロット構成のデータを伝送し(図3のA)、次の1スロットの期間に、スレーブからマスタに、スロット構成のデータを伝送する(図3のB)。以下その交互伝送を、伝送が続く限り繰り返す。但し、無線伝送する周波数は、上述したように1スロット毎に周波数f(k),f(k+1),f(k+2)…と変化させる。なお、本例が適用される近距離無線伝送方式の規格では、そのときの伝送レートにより複数のスロットの連続使用も可能である。
【0025】
図2の説明に戻ると、データ処理部33には、インターフェース部34を介して制御部19(図1参照)が接続されて、受信したデータを制御部19(又は制御部19に接続されたDSP14など)に供給したり、制御部19又はDSP14などから供給されるデータをデータ処理部33で送信スロットとする処理が行われる。送受信処理部32とデータ処理部33とインターフェース部34での近距離無線伝送のための処理は、コントローラ35の制御により実行される。
【0026】
図4は、本例の近距離無線伝送規格で無線伝送されるデータの1スロットのパケット構造を示した図である。図4のAに示すように、1パケットの先頭部分には、72ビットのアクセスコードが付加され、続いて54ビットのヘッダが付加され、残りの区間が実際の伝送データであるペイロードとなっている。ペイロードの区間は、伝送するデータ量に応じて可変長に設定される。
【0027】
アクセスコードは、図4のBに示すように、4ビットのプリアンブルと、64ビットのシンクワードで構成され、残りの区間には何もデータを配置しない。ヘッダは、図4のCに示すように、機器毎のアドレス(AM ADR)と、ペイロードの種別を表すタイプと、再送制御,フロー制御のためのビット(FLOW,ARQN,SEQN)と、エラーチェック用のビット(HEC)とで構成されている。
【0028】
次に、このようにデータが無線伝送される近距離無線伝送システムを備えた本例の携帯電話端末10で、近距離無線伝送を行うための処理について説明する。本例においては、例えば図5に示すように、携帯電話端末10とヘッドセットとで近距離無線伝送を行うようにしてある。この場合、ヘッドセットとしては、同一構成の2台のヘッドセット50A,50Bが用意してあり、携帯電話機10側での選択操作で、いずれか1台のヘッドセット50A又は50Bと近距離無線通信を行って、携帯電話機10に装着されたメモリカード19cが記憶したオーディオデータをヘッドセット50A又は50Bに伝送する。オーディオデータを受信したヘッドセットでは、内蔵された再生回路(図示せず)で再生処理を行って、取付けられたスピーカからオーディオを出力させるようにしてある。
【0029】
本例の携帯電話端末10では、このような近距離無線伝送を行う上で、端末10内に通信を行う相手の端末の名称を登録することができるようにしてある。図6は、この名称の登録処理を、端末10内の制御部19の制御で行う場合のフローチャートを示したものである。以下、図6のフローチャートに従って説明すると、端末10の操作部40の操作で、登録モードを設定すると、過去に近距離無線通信で接続させた履歴のデータがRAM19bに残っているか否か判断する(ステップS11)。過去に接続させた履歴がない場合には、名称の登録処理を終了する。
【0030】
そして、過去に接続させた履歴がある場合には、その履歴のリストを、表示部20に表示させる(ステップS12)。このリスト表示では、例えば全く名称が付与されてない初期状態では、それぞれの端末の表示として、過去に接続させた端末から名称のデータが伝送されて記憶されている場合には、その伝送された名称が表示され、過去に接続させた端末の名称のデータが記憶されてない場合には、その端末のアドレス番号が表示される。ここでのアドレス番号は、近距離無線伝送方式の規格で規定された1台の端末毎に付与された絶対的なアドレスである。
【0031】
このリスト表示が行われた状態で、操作部40の操作でユーザがリスト中から名称を付与する端末を選択したか否か判断する(ステップS13)。この判断で、特定の端末が選択されたとき、その選択された端末の名称を、文字,数字,記号などで入力させる操作をユーザに実行させる(ステップS14)。ステップS13で端末が選択されないとき、名称登録処理を終了する。
【0032】
ステップS14で名称が入力されたとき、最後にその入力された名称を確定させる操作が行われたか否か制御部19が判断し(ステップS15)、確定操作が行われたとき、そのとき入力された名称を、該当する端末の名称データとして、RAM19bの名称記憶エリアに記憶させる(ステップS16)。この名称の記憶処理が行われると、例えばステップS12の履歴リスト表示に戻り、別の端末の名称入力操作が行えるようにする。また、ステップS15で入力確定操作が行われない場合には、名称登録処理を終了する。或いは、ステップS15で入力確定操作が行われない場合に、ステップS12のリスト表示に戻るようにしても良い。
【0033】
図7は、このようにして過去に接続(通信)させた履歴のある端末に対して名称(デバイス名)を登録させたときの、RAM19bでのデータ記憶例を示したものである。この例では、過去に2台の端末(ヘッドセット50A,50B)と接続させたことがある場合の例であり、それぞれのヘッドセット50A,50Bの絶対的な通信端末としてのアドレスであるデバイスアドレスが記憶され、その端末から得られた名称データとして、取得デバイス名がそれぞれ「ヘッドセット」と記憶されている。そして、図6のフローチャートに示した処理で設定された名称が、表示デバイス名として記憶されたデータであり、ここでは1台のヘッドセット50Aを、「ヘッドセットシルバー」として登録してあり、もう1台のヘッドセット50Aを、「ヘッドホンヒョウガラ」として登録してある。
【0034】
このようにして登録することで、登録された端末の一覧を表示させるモードを設定することで、携帯電話端末10の表示部20には、登録された名称が表示されるようになる。なお本例の場合には、過去に接続させた端末の履歴の一覧を表示部20に表示させる際には、その端末のデバイス名の登録状況などによって、3種類の表示態様で表示させるようにしてある。即ち、本例の表示部20はカラー表示ができるように構成してあり、表示デバイス名の登録がある端末の表示は、第1の表示態様(例えば青地に白文字)で表示される。表示デバイス名の登録はなく、その端末から伝送されたデバイス名を表示させるときには、第2の表示態様(例えば白地に黒文字)で表示される。デバイス名が全く得られない端末を、アドレスで表示させるときには、第3の表示態様(例えば赤地に白文字)で表示させる。
【0035】
次に、このように名称が登録された携帯電話端末10で、近距離無線伝送方式で直接通信を行う相手の端末を探索する処理を、図8のフローチャートを参照して説明する。この通信相手の端末を探索する処理は、端末10内の制御部19の制御で実行されるものであり、まずメニュー画面などを使用した操作部40の操作でユーザが通信相手を探索するモードが設定されたか否か判断する(ステップS21)。この判断で、通信相手を探索するモードが設定されたとき、近距離無線伝送方式で規定された通信相手を探索する信号であるインクワイリパケットを所定時間周期的に送信する(ステップS22)。このインクワイリパケットの送信時に使用する伝送チャンネルなどの設定については、予め近距離無線伝送方式で規定がある。
【0036】
このインクワイリパケットが受信できた端末装置では、自局のアドレスなどを応答信号として返送するようにしてあり、携帯電話端末10では、その応答信号を受信できたか否か判断する(ステップS23)。ここで、応答信号を受信できない場合には、探索で相手端末が検出できないと判断して、探索が終了か否か判断する処理(ステップS30)に移り、探索処理が終了するまではステップS22でのインクワイリパケットの送信に戻り、探索が終了するタイミングになったとき、探索処理を終了する。
【0037】
そして、ステップS23で応答があったときには、その応答があった端末が、RAM19b内に名称(図7に示す表示デバイス名)が登録された端末であるか否か判断し(ステップS24)、名称が登録された端末である場合には、その登録された表示デバイス名を、表示部20に第1の態様で表示する(ステップS25)。また、ステップS24で応答信号を受信した端末が、表示デバイス名の登録がない端末であると判断したときには、その応答があった端末装置に対して、名称要求パケットを送信し(ステップS26)、そのパケットに対する返信としての名称のデータを受信できたか否か判断する(ステップS27)。
【0038】
この判断で、名称のデータを受信できた場合には、受信した名称を第2の態様で表示させる(ステップS28)。また、名称のデータを受信できない場合には、端末から伝送された絶対的なアドレス番号を、第3の表示態様で表示させる(ステップS29)。
【0039】
そして、ステップS25,ステップS28,ステップS29のそれぞれでの表示処理が行われた後には、ステップS30に移って、探索処理が終了したか否か判断し、探索処理が終了してない場合には、ステップS22からの処理を繰り返し、探索処理が終了したときには、この処理を終了させて、そのときの表示部20での表示を確定させる。
【0040】
図9は、このような接続端末探索時の端末10の表示部20での表示例を示す図である。まず、近距離無線通信用のメニュー画面20Aが表示されると、この端末をクライアント(送信元)として設定させるモードを選択させる位置にカーソル21を合わせて、確定操作を行ったとき、接続先の探索モードが設定される。なお、表示部20には、無線電話回線での基地局からの信号の受信レベル表示22と、電池残量表示23などの無線電話端末として必要な表示が常時行われるようにしてある。
【0041】
この表示からクライアントを設定して、接続先の探索モードに移って、探索処理を行って、デバイス名の登録のある端末が探索されたとき、接続先選択画面20Bが表示されるようになる。ここでは、図7に示すように登録された2台の端末を表示させた例としてあり、カーソル21を合わせて確定操作を行った端末が接続端末として選択される。また、接続先の探索モードで、近距離無線通信で直接通信できる端末が検出されなかった場合には、接続できる端末がないことの表示画面20Cが表示される。また、接続先選択画面20Bが表示された状態で、所定のモードを設定することで、絶対的なアドレスでそれぞれの端末を表示させた接続先選択画面20Dとすることもできるようにしてある。
【0042】
そして、接続先選択画面20B又は20Dから、特定の1台の端末にカーソル21を合わせて確定操作を行ったとき、その端末に対する接続作業が行われ、接続中であることの表示画面20Eが表示される。このときには、接続作業中の端末名が、登録デバイス名などで表示される。
【0043】
この接続作業の後に、接続にパスワード(パスキー)の入力が必要な場合には、パスキー入力画面20Fが表示されて、パスキーの入力をユーザに実行させることで、実際にデータ伝送が開始された画面20Gに移る。また、パスキーの入力が必要ないモードである場合には、直接データ伝送中の画面20Gに移る。この例の画面20Gでは、携帯電話端末10内のメモリカード19cに記憶されたオーディオデータを、ヘッドセットに伝送して再生させる場合の表示画面としてあり、オーディオデータが記憶されたデータ(アルバム)のタイトルと、再生中のトラック番号などが表示されている。
【0044】
また接続作業を行った後に、その接続させようとした端末が、現在実行使用とするサービスをサポートしてない端末であると判断したときには、非サポート表示画面20Hが表示される。さらに、接続作業に失敗した場合には、接続失敗表示画面20Jが表示される。
【0045】
このようにして、近距離無線通信方式で無線通信が可能な相手の端末について、その端末の表示デバイス名を登録できるようにしたことで、ユーザが自由に相手の端末の名称を設定でき、どの端末であるのか判りやすい表示が可能になる。従って、ユーザが予め各端末に判りやすい名称を付与しておくことで、図5に示した2台のヘッドセットが存在する場合のように、同一形式の端末が複数台存在している場合でも、表示から容易に区別できるようになる。また、探索元となる端末10に、接続先の機器の名称を記憶させておけば良いので、接続先のそれぞれの機器側に個別に名称を設定する場合に比べて、少なくとも接続元となる1台の機器での名称記憶作業を行うだけで良いので、設定作業が簡単であると共に、自らの端末に設定された名称を変更することが困難な機器が存在する場合にも対処可能である。
【0046】
また本例の場合には、デバイス名を登録できる端末として、過去に接続させた履歴が残っている端末に対して、デバイス名を登録できるようにしたので、デバイス名を登録する際に、その端末を特定するためのアドレスなどを入力する必要がなく、簡単かつ確実に名称の登録作業が実行できる。
【0047】
なお、図9の表示例では、デバイス名が登録された端末だけを表示させた表示画面20B及びアドレスでの表示画面20Dを示したが、図8のフローチャートで説明したように、デバイス名の登録がある場合、デバイス名を端末から取得した場合、アドレスを表示させる場合の3種類で第1,第2,第3の表示態様を設定させるようにしたため、それぞれの表示態様が1つの画面中に混在することもあり得る。
【0048】
即ち、例えば図10に示した表示画面20Kのように、デバイス名が登録された2台の端末の表示の他に、新規に探索した端末のアドレスを同一画面上に表示するとき、登録デバイス名の表示(図10の例では実線の枠で囲った表示)とは異なる態様の表示(図10の例では破線の枠で囲った表示)でアドレスを表示するようにする。この新規に探索した端末からデバイス名が得られる場合には、さらに別の表示態様で表示される。
【0049】
さらに、デバイス名が登録された端末の中で、探索処理で探索されない端末があったときには、その探索されない端末の登録デバイス名を別の態様で表示させるようにしても良い。例えば図11に示した表示画面20Mのように、探索された端末の登録デバイス名とアドレスとが別の態様で表示された状態で、さらに登録された端末の中の探索で検出されない端末(即ち探索信号に対する応答が得られない端末)を、更に別の態様で表示するようにしても良い。この例では、探索された端末の登録デバイス名とアドレスとを、実線又は破線の枠で囲って示してあるが、探索で検出されない端末を、枠で囲わないで示した表示態様としてある。上述した説明のように、表示色で表示態様を変える場合には、第1〜第3の表示態様とは異なる表示色を設定すれば良い。例えば、青地に通常の半分の輝度(明るさ)の白文字などで表示させるようにすれば良い。
【0050】
なお、上述した実施の形態では、携帯電話端末とヘッドセットとの間でオーディオデータなどを近距離無線伝送する場合に適用したが、携帯電話端末やヘッドセット以外の端末装置を用いて近距離無線伝送を行う場合にも適用できる。
【0051】
また、ここまで説明した実施の形態では、無線伝送方式としてブルートゥースと称される近距離無線伝送規格を適用したが、その他の無線伝送規格による無線ネットワークを適用して無線伝送する場合にも、本発明の処理が適用できることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】
本発明によると、探索元の端末装置側で、予め接続可能な端末装置を区別する表示用名称をユーザ操作で付与して記憶させておくことで、その表示用名称を付与した端末装置が接続可能であるときには、その付与した名称が一覧表示されるようになる。従って、ユーザが予め各端末装置に判りやすい名称を付与しておくことで、例え同一形式の端末装置が複数台存在していても、容易に区別できるようになる。また、探索元となる端末装置に、各機器の名称を記憶させておけば良いので、各機器側に個別に名称を設定する場合に比べて、少なくとも接続元となる1台の機器での名称記憶作業を行うだけで良いので、設定作業が簡単であると共に、自らの端末装置に設定された名称を変更することが困難な機器が存在する場合にも対処可能である。
【0053】
この場合、探索時に名称との対応の判断で、アドレスに対応した名称が検出されないとき、その端末装置から伝送されたデータで示される機器名を表示するようにしたことで、探索元の端末装置側で名称が設定されてない端末装置を探索した場合にも、最低限の機種が判断できる名称が表示され、その端末装置の特定ができるようになる。
【0054】
さらに、このように伝送されたデータで示される名称を表示する場合に、アドレスに対応した名称が予め記憶された端末装置の表示用名称を、第1の表示態様で表示させ、伝送されたデータで示される端末装置の機器名を、第2の表示態様で表示させるようにしたことで、表示態様の違いで名称が記憶された特定の機器と、その他の機器とが表示データ中で容易に区別できるようになる。
【0055】
さらに、予め表示用名称を記憶した端末装置の中で、探索で見つからなかった端末装置の名称を、第3の表示態様で表示させるようにしたことで、探索元の端末装置に登録された接続先の端末装置が見つからないとき、そのことが表示態様の違いから容易に判るようになる。
【0056】
また、表示された名称に基づいて通信を行う相手の端末装置を選択し、その選択された端末装置とデータ伝送を開始させるようにしたことで、データ伝送を開始させるために必要な機器探索処理で、確実に所望の機器を選択できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による端末の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による近距離無線通信部の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態による伝送例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるパケット構成の例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態による通信状態の例を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態による端末内での名称付与処理例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態による端末情報記憶例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態による接続先端末の表示処理例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態による表示例を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態による表示例を示す説明図である。
【図11】本発明の更に他の実施の形態による表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…携帯電話端末、11…アンテナ、12…デュプレクサ、13…受信回路、14…デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、15,16…スピーカ、17…マイクロホン、18…送信回路、19…制御部、19a…ROM、19b…RAM、19c…メモリカード、20…表示部、20A〜20J…表示画面、21…カーソル表示、30…近距離無線通信部、31…アンテナ、40…操作部
Claims (4)
- 所定の伝送方式による無線通信で、自らの端末装置とデータ伝送可能な相手の端末装置を探索し、
上記探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスを取得し、
上記取得したそれぞれのアドレスに対応した名称をユーザ操作で付与し記憶し、
上記探索で他の端末装置を見つけた場合に、その見つかった端末装置の絶対的なアドレスに対応して記憶された表示用名称を判断し、その判断した表示用名称を第1の表示態様で一覧表示させると共に、
上記探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、上記表示用名称の記憶がない場合に、その見つかった端末装置に対して問い合わせる処理を行って取得したデバイス名を、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させ、
上記探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、上記表示用名称の記憶がない場合で、さらにその見つかった端末装置からデバイス名が無線伝送されない場合に、その端末装置の絶対的なアドレスを、第3の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させ、
上記表示用名称が付与された状態で絶対的なアドレスを記憶した端末装置が上記探索で見つからなかった場合に、その見つからなかった端末装置に付与された表示用名称を、第4の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させる
伝送方法。 - 請求項1に記載の伝送方法において、
上記一覧表示中から通信を行う相手の端末装置が選択された場合に、その選択された端末装置とデータ伝送を開始させる処理を行う
伝送方法。 - 絶対的なアドレスが付与された相手の端末装置と所定の伝送方式による無線通信を行う無線通信手段と、
上記無線通信手段で過去に通信を行った相手の端末装置の絶対的なアドレスと、そのアドレスに対応してユーザ操作で付与された表示用名称を記憶する記憶手段と、
表示手段と、
上記無線通信手段で無線通信可能な端末装置を探索させ、その探索で他の端末装置を見つけた場合に、その見つかった端末装置の絶対的なアドレスに対応して記憶された表示用名称を判断し、その判断した表示用名称を第1の表示態様で上記表示手段に一覧表示させると共に、上記探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、上記表示用名称の記憶がない場合に、その見つかった端末装置に対して問い合わせる処理を行って取得したデバイス名を、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させ、上記探索で見つかった端末装置の絶対的なアドレスに、上記表示用名称の記憶がない場合で、さらにその見つかった端末装置からデバイス名が無線伝送されない場合に、その端末装置の絶対的なアドレスを、第3の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させ、さらに上記表示用名称が付与された状態で絶対的なアドレスを記憶した端末装置が上記探索で見つからなかった場合に、その見つからなかった端末装置に付与された表示用名称を、第4の表示態様で、上記表示用名称の一覧表示中に表示させる制御手段とを備えた
伝送装置。 - 請求項3記載の伝送装置において、
上記制御手段は、上記表示手段に表示された一覧表示中から通信を行う相手の端末装置が選択される操作があった場合に、上記無線通信手段で、その選択された端末装置とデータ伝送を開始させるようにした
伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081295A JP4724932B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 伝送方法及び伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081295A JP4724932B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 伝送方法及び伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002281041A JP2002281041A (ja) | 2002-09-27 |
JP4724932B2 true JP4724932B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=18937427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001081295A Expired - Fee Related JP4724932B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 伝送方法及び伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4724932B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3797306B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2006-07-19 | ブラザー工業株式会社 | 報知装置、ネットワークシステム、プログラム、記録媒体 |
JP2004136009A (ja) | 2002-10-21 | 2004-05-13 | Nintendo Co Ltd | 無線通信ゲームシステム |
JP3886934B2 (ja) * | 2003-06-09 | 2007-02-28 | 株式会社東芝 | 無線通信装置、通信制御プログラム及び通信制御方法 |
JP4073885B2 (ja) | 2003-06-17 | 2008-04-09 | 任天堂株式会社 | ゲームシステム、ゲーム装置およびゲームプログラム |
JP4282426B2 (ja) | 2003-09-29 | 2009-06-24 | 株式会社東芝 | 電子機器および同機器に適用されるプログラム |
JP4314297B2 (ja) | 2007-12-03 | 2009-08-12 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、機器選択処理方法およびプログラム |
JP5212344B2 (ja) * | 2009-12-08 | 2013-06-19 | 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯通信機器 |
JP6193948B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-09-06 | 任天堂株式会社 | 無線通信ゲームシステム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07210477A (ja) * | 1994-01-11 | 1995-08-11 | Hitachi Ltd | 通信システム |
JPH07336370A (ja) * | 1994-04-14 | 1995-12-22 | Toshiba Corp | 通信制御装置及び通信制御方法 |
JPH09154077A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Sony Corp | 複数のav機器と接続したディスプレイ装置からなるavシステム |
JPH1168847A (ja) * | 1997-08-26 | 1999-03-09 | Canon Inc | 表示装置及び方法 |
JPH11298966A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Sony Corp | 携帯電話通信システム |
JP2000305885A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 通信装置及びその方法 |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001081295A patent/JP4724932B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07210477A (ja) * | 1994-01-11 | 1995-08-11 | Hitachi Ltd | 通信システム |
JPH07336370A (ja) * | 1994-04-14 | 1995-12-22 | Toshiba Corp | 通信制御装置及び通信制御方法 |
JPH09154077A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Sony Corp | 複数のav機器と接続したディスプレイ装置からなるavシステム |
JPH1168847A (ja) * | 1997-08-26 | 1999-03-09 | Canon Inc | 表示装置及び方法 |
JPH11298966A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Sony Corp | 携帯電話通信システム |
JP2000305885A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 通信装置及びその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002281041A (ja) | 2002-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5509052A (en) | Base storage of handset's base registrations | |
US7092671B2 (en) | Method and system for wirelessly autodialing a telephone number from a record stored on a personal information device | |
US7110784B2 (en) | Wireless communication system | |
US20040162027A1 (en) | Bluetooth wireless communication apparatus and method of notifying users of devices connectable to ad-hoc networks to establish effective connections based on a user's selection | |
EP3007495A1 (en) | Using a bluetooth capable mobile phone to access a remote network | |
KR20100053759A (ko) | 무선 통신 장치들간의 페어링 방법 및 이를 위한 장치 | |
JP2002027526A (ja) | 無線通信端末及び無線通信方式 | |
JP2007067723A (ja) | 携帯端末装置及び周辺機器選択方法 | |
JP4686879B2 (ja) | 伝送方法及び伝送装置 | |
JP4724932B2 (ja) | 伝送方法及び伝送装置 | |
US9769298B2 (en) | Cordless phone apparatus, cordless phone system, and method for transferring data | |
JP2002280955A (ja) | 伝送方法及び伝送装置 | |
JP2002291044A (ja) | 通信システムおよび通信端末 | |
EP1069753A2 (en) | Communication terminal | |
JP2937207B2 (ja) | 携帯電話 | |
JP3149536B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
KR100259916B1 (ko) | 디지탈무선전화기에서등록슬롯별자동링크설정방법 | |
KR20030071247A (ko) | 블루투스 기술을 이용한 이동통신 단말기간의 주소록송/수신방법 | |
JPH0746662A (ja) | デジタルコードレス電話装置 | |
JP2007266869A (ja) | 無線lan端末装置及び無線lan端末の保守・点検方法 | |
JP3570404B2 (ja) | 基地局位置案内装置 | |
KR100291474B1 (ko) | 차세대디지탈무선전화기에서등록모드에따른자동링크설정방법 | |
KR101201945B1 (ko) | 이동통신 단말기를 이용한 수능 듣기평가 서비스 시스템 및방법 | |
JP2002271453A (ja) | ヘッドセット用送受信機 | |
JP4256135B2 (ja) | 無線機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110328 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |