JP2007266869A - 無線lan端末装置及び無線lan端末の保守・点検方法 - Google Patents

無線lan端末装置及び無線lan端末の保守・点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な方法で無線LAN端末の保守・点検を行うことができる無線LAN端末装置及び無線LAN端末の保守・点検方法を提供すること。
【解決手段】本発明の無線LAN端末装置は、保守モードにおいて保守用端末となり、被試験端末に対して近距離無線通信で保守・点検を行い、通信モードにおいて通常の無線LAN端末として無線LAN基地局を通じて他の無線LAN端末や他の通信端末と無線LAN通信を行う。これにより、簡易な方法で無線LAN端末の保守・点検を行うことができる
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LAN端末装置及び無線LAN端末の保守・点検方法に関する。
無線LAN通信を用いたIP電話通信においては、無線LAN端末(IP電話端末)が無線LAN基地局と接続し、さらにこの無線ネットワーク内にあるIP電話の通話接続制御を行う通話接続制御サーバと接続することで端末間での通話が可能になる。
このような無線LAN通信を行う端末の保守・点検は、通常、無線LAN端末を無線LAN基地局と通話接続制御サーバ機能を有する機器を経由させて他の無線LAN端末と通話をして行われる。すなわち、無線LAN端末の保守・点検は、無線LAN基地局や通話接続制御サーバなしで行うことができない。
特開2002−185458号公報
一般に、IP電話端末で通話ができない原因としては、電池、マイク、スピーカ、無線受信機、アンテナ、各種キーなどの機器の故障や、ネットワーク側の問題、無線ネットワークとの接続性の問題など数多くの要因が考えられる。IP電話端末の販売店やIP電話通信サービス提供会社の店頭や保守窓口では、この数多くの故障原因の中から通話できない原因を特定するために、通話接続試験を行う必要がある。IP電話端末の保守・点検には、上述のように、通話機能の試験を行うために、無線LAN基地局と通話接続制御サーバなどが必要となり、このような保守・点検環境を各販売店や窓口に配備することはコストの点で不可能である。したがって、簡易な方法で、IP電話端末の保守・点検を行うことができるシステムが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な方法で無線LAN端末の保守・点検を行うことができる無線LAN端末装置及び無線LAN端末の保守・点検方法を提供することを目的とする。
本発明の無線LAN端末装置は、無線LANの送受信を行う通信手段と、無線LAN通信を行う通信モードと端末の保守・点検を行う保守モードとの間の切り替えを行うモード切替手段と、前記通信手段を介して受信した信号について、無線LAN基地局から送信された第1信号か無線LAN端末から直接送信された第2信号かを判定する判定手段と、前記通信モードにおいて前記第1信号に対して受信処理を行うと共に、前記保守モードにおいて前記第2信号に対して受信処理を行う受信処理手段と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、無線LAN基地局や通話接続制御サーバ機能を有する機器を必要とせず、保守用端末と被試験端末との間の近距離無線通信により無線LAN端末の保守・点検を行うので、簡易に無線LAN端末の保守・点検を行うことができる。その結果、店頭や保守窓口における保守費用(試験環境設置コスト)の削減を図ることが可能となる。
本発明の無線LAN端末装置においては、前記保守モードにおいて保守・点検を行う保守用アプリケーションを動作させるアプリケーション制御部を有することが好ましい。
本発明の無線LAN端末装置においては、前記保守モードにおける保守・点検中において保守・点検結果に応じて演出を行う演出手段を有することが好ましい。この構成によれば、点検者が点検結果を容易に認識することが可能となる。
本発明の無線LAN端末の保守・点検方法は、上記無線LAN端末を保守用端末とし、この保守用端末と被試験端末との間の近距離無線通信により前記被試験端末の保守・点検を行うことを特徴とする。
この方法によれば、無線LAN基地局や通話接続制御サーバ機能を有する機器を必要とせず、保守用端末と被試験端末との間の近距離無線通信により無線LAN端末の保守・点検を行うので、簡易に無線LAN端末の保守・点検を行うことができる。その結果、店頭や保守窓口における保守費用(試験環境設置コスト)の削減を図ることが可能となる。
本発明の無線LAN端末の保守・点検方法においては、前記保守用端末が前記被試験端末に対して、前記通信モードにおいて前記無線基地局に送信する信号を送信することが好ましい。
本発明の無線LAN端末の保守・点検方法においては、前記保守用端末と前記被試験端末との間で認証を行うことが好ましい。この方法によれば、無線ネットワーク上の認証サーバにアクセスする必要がなく、簡易にユーザ認証を行うことができる。
本発明の無線LAN端末の保守・点検方法においては、前記保守用端末は、複数の被試験端末に対して保守・点検を行うことが好ましい。
本発明の無線LAN端末装置は、無線LANの送受信を行う通信手段と、無線LAN通信を行う通信モードと端末の保守・点検を行う保守モードとの間の切り替えを行うモード切替手段と、前記通信手段を介して受信した信号について、無線LAN基地局から送信された第1信号か無線LAN端末から直接送信された第2信号かを判定する判定手段と、前記通信モードにおいて前記第1信号に対して受信処理を行うと共に、前記保守モードにおいて前記第2信号に対して受信処理を行う受信処理手段と、を具備するので、無線LAN基地局や通話接続制御サーバがなくても、簡易な方法で無線LAN端末の保守・点検を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態においては、保守用端末の構成が被試験端末と同じ構成である場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線LAN端末装置の概略構成を示す図である。図1に示す無線LAN端末装置は、受信アンテナ11を介して無線LAN端末(IP電話端末)や無線LAN基地局からの信号を受信する無線受信部12と、無線LAN端末から直接送信された信号か無線LAN基地局から送信された信号かを判定するモード判定部13と、無線LAN端末から送信された信号について受信処理を行う第1受信処理部14と、無線LAN基地局から送信された信号について受信処理を行う第2受信処理部15と、無線LAN通信を行う通信モードと端末の保守・点検を行う保守モードとの間の切り替えを行うモード切替部16と、無線LAN通信においてIPアドレスを取り扱うIP制御部17と、SIP(Session Initiation Protocol)を取り扱うVoIP接続制御部18と、保守用アプリケーションのためのデータをはじめ種々のデータを格納する記憶部19と、保守用アプリケーションをはじめとする種々のアプリケーションを制御するアプリ制御部20と、光を発光する発光デバイス、種々のデータや情報を表示する表示デバイス、及び音や音声を出力する音出力デバイスなどの出力部21と、無線LAN端末や無線LAN基地局に送信するデータに対して送信処理する送信処理部22と、送信アンテナ24を介して信号を送信する無線送信部2とから主に構成されている。
このような構成を有する無線LAN端末装置は、保守モードにおいて保守用端末となり、被試験端末に対して近距離無線通信で保守・点検を行い、通信モードにおいて通常の無線LAN端末として無線LAN基地局を通じて他の無線LAN端末や他の通信端末と無線LAN通信を行う。
無線受信部12は、受信アンテナ11を介して受信した信号を中間周波数にダウンコンバートし、信号判定部12に出力する。信号判定部12においては、受信信号について、無線LAN端末から直接送信された信号か無線LAN基地局から送信された信号かを判定する。そして、信号判定部12は、無線LAN端末から送信された信号を第1受信処理部14に出力し、無線LAN基地局から送信された信号を第2受信処理部15に出力する。なお、無線LAN端末から直接送信された信号(インフラストラクチャモード)か無線LAN基地局から送信された信号(アドホックモード)かのモード判定は、例えば、受信した無線信号の形式や、無線信号に含まれる識別子を用いて行うことができる。
モード切替部16は、無線LAN通信を行う通信モードと端末の保守・点検を行う保守モードとの間の切り替えを行う。モード切替部16は、例えば、デフォルトで通信モードに設定されており、保守用アプリケーションを起動した旨の制御信号をアプリ制御部20から受けたときに、保守モードに切り替える。この場合、モード切替部16は、モード判定部13にモード信号を出力する。モード判定部13は、モード信号に基づいて受信信号を第1受信処理部14又は第2受信処理部15に出力するように切り替えを行う。すなわち、モード判定部13は、モード信号が保守モードを示す場合には、受信信号を第1受信処理部14に出力し、モード信号が通信モードを示す場合には、受信信号を第2受信処理部15に出力する。
第1受信処理部14は、無線LAN端末からの受信信号に対して所定の受信処理、例えば復調処理や復号処理などを行う。受信処理されたデータは、IP制御部17に出力される。また、第2受信処理部15は、無線LAN基地局からの受信信号に対して、所定の受信処理、例えば復調処理や復号処理などを行う。受信処理されたデータは、IP制御部17に出力される。
IP制御部17は、無線LAN通信全体の制御を行う。したがって、IP制御部17は、VoIP接続制御部18に対する通信の開始・終了の制御指示、記憶部19に対するデータの格納・読み出し指示、アプリ制御部20に対するアプリケーション起動指示、出力部21に対する演出指示などを行う。また、IP制御部17は、保守モードにおいて、近距離無線通信により保守・点検を行う際のユーザ認証を行う。
VoIP接続制御部18は、各無線LAN端末に登録してあるIP電話番号の管理及びIP電話の呼制御、並びに各ルータで利用するSIP接続用のチャネル制御を行う。記憶部19は、種々のデータや情報を格納する。アプリ制御部20は、保守用アプリケーションをはじめとする種々のアプリケーションの起動などを行う。アプリ制御部20において、保守用アプリケーションが起動されると、アプリ制御部20からモード切替部16に保守用アプリケーションを起動した旨の制御信号が送られる。
出力部21は、保守モードにおいて無線LAN端末を保守・点検する際に、点検結果に基づいて演出を行う。出力部21には、LEDなどの発光デバイス、ディスプレイなどの表示デバイス、及びスピーカなどの音出力デバイスなどを含み、点検結果に応じて所定の演出を行う。例えば、点検結果において、無線LAN通信がOKである場合に、IP制御部17の指示により、LEDにより青色を発光させる。なお、演出については、これに限定されず、適宜変更することができる。
送信処理部22は、無線LAN端末や無線LAN基地局に対して送信するデータに対して所定の送信処理、例えば符号化処理や変調処理を行う。送信処理後の信号は、無線送信部23に出力される。無線送信部23は、送信信号を無線周波数にアップコンバートして送信アンテナ24を介して送信する。
次に、上記構成を有する無線LAN端末装置を用いて保守・点検(無線LAN接続試験、VoIP品質試験)を行う場合について説明する。まず、保守用端末と被試験端末との間で無線LAN通信の接続を行い、その後、IP電話接続試験を行う。無線LAN通信の接続は、図2に示すようにして行う。
まず、保守用端末は、予め外部メモリやメール添付などにより保守用アプリケーションを起動するために必要なデータを記憶部19に格納する。そして、アプリ制御部20により保守用アプリケーションが起動されると、アプリ制御部20からモード切替部16に制御信号が送られて、モード切替部16が保守モードに切り替える。これにより、この保守用端末は、無線LAN端末からの信号を直接受信することができると共に、無線LAN端末に信号を直接送信することができる。
無線LAN通信の接続においては、被試験端末が無線LAN基地局であるアクセスポイント(AP)と接続できるように、保守用端末は、アクセスポイントが送信する信号、例えばビーコン信号(APの信号)を擬似的に送信する。この場合、IP制御部17が送信処理部22に対してAPの信号を送信する指示を行う。保守用端末から報知されたAPの信号を被試験端末が検出すると、保守用端末と被試験端末との間でAP接続が行われる。さらにその後、被試験端末と保守用端末との間でユーザ認証が行われる。ユーザ認証は、被試験端末から認証情報を保守用端末に送信し、保守用端末において、送信された認証情報と予め登録された認証情報とを照合することにより行う。保守用端末は、ユーザ認証がなされると、認証OKの旨の信号を被試験端末に送信する。これにより、ピアツーピア(P2P)によりIP通信が開始される。このように保守用端末との間でユーザ認証を行うことにより、無線ネットワーク上の認証サーバにアクセスする必要がなく、簡易にユーザ認証を行うことができる。
次いで、図3及び図4に示すようにSIP接続を行う。まず、図3に示すように、被試験端末から保守用端末にIP電話を発呼して接続要求する。この接続要求信号は、通常の通信と同じように、接続可能な無線チャネルを探す信号、自端末の接続プロトコルによる接続要求信号、端末認証のための信号、暗号化のための信号などが含まれる。これにより、保守用端末が呼び出される。ここで、被試験端末の電話番号を「0000」とし、保守用端末の電話番号を「0001」とする。なお、これらの電話番号は適宜変更して用いることができる。
保守用端末は、接続要求信号を受信してオフフックになると、応答信号が保守用端末から被試験端末に送られる。応答信号には、保守試験接続用の無線チャネルを指定する信号、保守モード用のデータを含む。なお、被試験端末が接続するために必要な情報は、接続要求信号から把握する。また、保守モードにおいては、保守用端末で通信相手端末の認証を行わない。
そして、被試験端末は、応答信号を受け取ると、確認信号を保守用端末に送る。その後、被試験端末と保守用端末との間で通話が行われる。これらの一連の処理についてはVoIP接続制御部18により行われる。また、保守用端末においては、保守モードに設定されているので、被試験端末からの信号は、第1受信処理部14で受信処理されてIP制御部17に送られる。
また、図4に示すように、保守用端末から被試験端末にIP電話を発呼して接続要求する。これにより、被試験端末が呼び出される。そして、被試験端末がオフフックになると、応答信号が被試験端末から保守用端末に送られる。そして、保守用端末は、応答信号を受け取ると、確認信号を被試験端末に送る。その後、保守用端末と被試験端末との間で通話が行われる。これらの一連の処理についてはVoIP接続制御部18により行われる。
このようにして、IP電話の通信試験を行う。この点検の結果に応じて保守用端末の出力部21が演出を行う。これにより、点検者が点検結果を容易に認識することが可能となる。なお、被試験端末には、保守用端末の電話番号「0001」が予め内蔵されており、保守モードにおいて電話番号「0001」の応答が可能になっている。また、点検に使用するSIP接続用の無線チャネルも保守用アプリケーションを起動するために必要なデータに含まれている。
上記においては、保守用端末1台が被試験端末1台を点検する場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、図5に示すように、保守用端末1台が複数の被試験端末を点検することもできる。この場合、図3及び図4に示す操作を順次繰り返すことにより、複数の被試験端末の点検を行う。このとき、被試験端末から保守用端末に対して送信する接続要求信号については、すべて同じフォーマットの接続要求信号を用いる必要がある。
保守用端末1台が複数の被試験端末を点検する場合の保守用端末の表示画面の遷移を図6(a)〜(g)に示す。まず、図6(a)に示すように、保守用アプリケーションを起動して保守モードにするための画面が表示される。この画面上で「はい」を選択すると、図6(b)に示すように、点検する被試験端末数を入力する画面が表示される。この画面上で被試験端末数を入力すると、被試験端末を検索する。検索中は、図6(c)に示す画面が表示される。そして、1台目の被試験端末(接続相手)が見つかると、図6(d)に示す画面が表示され、図6(e)に示す画面が表示される。そして、この被試験端末と接続する場合には、「はい」を選択する。これにより、選択した被試験端末との間でSIP接続が行われる。このとき図6(f)に示すような画面が表示される。このようにして1台目の被試験端末の点検が行われる。次いで、2台目の被試験端末を検索して見つかると、図6(g)に示す画面が表示される。そして、同様にして2台目の被試験端末の点検が行われる。このような操作を繰り返して、入力した数の被試験端末に対して点検を行う。
一方、通信モードにおいては、通常の無線LAN端末と同様に、SIPサーバを介して他の無線LAN端末とIP電話通信を行うことができる。また、無線基地局であるアクセスポイントとの間で無線LAN通信を行うことができる。この場合においては、受信信号に対する受信処理は、第2受信処理部15において行われる。
このように本発明の無線LAN端末装置を用いた無線LAN端末の保守・点検は、無線LAN基地局や通話接続制御サーバ機能を有する機器を必要とせず、保守用端末と被試験端末との間の近距離無線通信により無線LAN端末の保守・点検を行うので、簡易に無線LAN端末の保守・点検を行うことができる。その結果、店頭や保守窓口における保守費用(試験環境設置コスト)の削減を図ることが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、保守用端末が保守システム特有の構成を有し、保守用端末の構成が被試験端末と異なる構成である場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る無線LAN端末装置の概略構成を示すブロック図である。図7において、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7に示す保守用端末又は保守用システムとして機能する無線LAN端末装置は、外部機器や記憶部19からのデータを受信する外部データ受信部25を有する。本発明においては、無線LAN端末の保守・点検を行う際には、図7に示すような構成を有する保守用モジュールを準備できれば良い。このため、実施の形態1で説明したような保守・点検機能を実現できれば、端末単体の構成でなくても良く、端末とカードなどの組み合わせにより実現しても良い。すなわち、実施の形態1で説明したような保守・点検機能を、パーソナルコンピュータ、試験用端末、電話機などの通信端末に搭載しても良く、これらの通信端末に、前記保守・点検機能を有するモジュールを接続(カード挿入、USB接続など)しても良く、これらの通信端末が、ネットワークを経由して前記保守・点検用のアプリケーションをダウンロードしても良い。外部データ受信部25は、これらの保守・点検機能を有するモジュールと接続したり、保守・点検用のアプリケーションをダウンロードする際に、必要なデータを受信するときに使用される。なお、無線LAN端末の保守・点検のときにのみ使用する専用のハンドセットについては、通信モードは不要となるので、モード判定部13、第2受信処理部15及びモード切替部16は不要である。
本実施の形態においても、保守・点検機能を備えた通信端末を用いて、実施の形態1と同様の手順で保守・点検(無線LAN接続試験、VoIP品質試験)を行うことができる。すなわち、保守用端末と被試験端末との間で無線LAN通信の接続を行い、その後、IP電話接続試験を行う。
SIP接続においては、図3に示すように、被試験端末から保守用端末にIP電話を発呼して接続要求する。この接続要求信号は、接続可能な無線チャネルを探す信号、自端末の接続プロトコルによる接続要求信号などが含まれる。これにより、保守用端末が呼び出される。保守用端末は、接続要求信号を受信してオフフックになると、応答信号が保守用端末から被試験端末に送られる。応答信号には、保守試験接続用の無線チャネルを指定する信号、保守モード用のデータを含む。なお、被試験端末が接続するために必要な情報は、接続要求信号から把握する。また、保守モードにおいては、保守用端末で通信相手端末の認証を行わない。
そして、被試験端末は、応答信号を受け取ると、確認信号を保守用端末に送る。その後、被試験端末と保守用端末との間で通話が行われる。これらの一連の処理についてはVoIP接続制御部18により行われる。また、保守用端末においては、保守モードに設定されているので、被試験端末からの信号は、第1受信処理部14で受信処理されてIP制御部17に送られる。また、図4に示すように、保守用端末から被試験端末にIP電話を発呼して接続要求する。これにより、被試験端末が呼び出される。そして、被試験端末がオフフックになると、応答信号が被試験端末から保守用端末に送られる。そして、保守用端末は、応答信号を受け取ると、確認信号を被試験端末に送る。その後、保守用端末と被試験端末との間で通話が行われる。これらの一連の処理についてはVoIP接続制御部18により行われる。
上記においては、保守用端末1台が被試験端末1台を点検する場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、図5に示すように、保守用端末1台が複数の被試験端末を点検することもできる。この場合、図3及び図4に示す操作を順次繰り返すことにより、複数の被試験端末の点検を行う。このとき、被試験端末から保守用端末に対して送信する接続要求信号については、すべて同じフォーマットの接続要求信号を用いる必要がある。
本発明は上記実施の形態1,2に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態1,2における手順やブロック構成については、これに限定されず、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る無線LAN端末装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の無線LAN端末の保守・点検方法における無線LAN接続シーケンスを示す図である。 本発明の無線LAN端末の保守・点検方法におけるSIP接続シーケンスを示す図である。 本発明の無線LAN端末の保守・点検方法におけるSIP接続シーケンスを示す図である。 本発明の無線LAN端末の保守・点検方法におけるSIP接続シーケンスを示す図である。 (a)〜(g)は、本発明の無線LAN端末の保守・点検方法における端末の表示画面を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る無線LAN端末装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 受信アンテナ
12 無線受信部
13 モード判定部
14 第1受信処理部
15 第2受信処理部
16 モード切替部
17 IP制御部
18 VoIP接続制御部
19 記憶部
20 アプリ制御部
21 出力部
22 送信処理部
23 無線送信部
24 送信アンテナ
25 外部データ受信部

Claims (7)

  1. 無線LANの送受信を行う通信手段と、無線LAN通信を行う通信モードと端末の保守・点検を行う保守モードとの間の切り替えを行うモード切替手段と、前記通信手段を介して受信した信号について、無線LAN基地局から送信された第1信号か無線LAN端末基地局から直接送信された第2信号かを判定する判定手段と、前記通信モードにおいて前記第1信号に対して受信処理を行うと共に、前記保守モードにおいて前記第2信号に対して受信処理を行う受信処理手段と、を具備することを特徴とする無線LAN端末装置。
  2. 前記保守モードにおいて保守・点検を行う保守用アプリケーションを動作させるアプリケーション制御部を有することを特徴とする請求項1記載の無線LAN端末装置。
  3. 前記保守モードにおける保守・点検中において保守・点検結果に応じて演出を行う演出手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線LAN端末装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの無線LAN端末を保守用端末とし、この保守用端末と被試験端末との間の近距離無線通信により前記被試験端末の保守・点検を行うことを特徴とする無線LAN端末の保守・点検方法。
  5. 前記保守用端末が前記被試験端末に対して、前記通信モードにおいて前記無線基地局に送信する信号を送信することを特徴とする請求項4記載の無線LAN端末の保守・点検方法。
  6. 前記保守用端末と前記被試験端末との間で認証を行うことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の無線LAN端末の保守・点検方法。
  7. 前記保守用端末は、複数の被試験端末に対して保守・点検を行うことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の無線LAN端末の保守・点検方法。
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