JP4935168B2 - 通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及び通信制御方法に関する。
中継器であるレピータを介して無線端末同士の通信を行わせるシステムがある。特定小電力通信システムの場合、1台のレピータでカバーできる範囲(数百メートルから数キロメートル)は狭いので、仮に悪意を持った人間に無線端末が盗難されても、リピータを介した妨害電波が届く範囲に狭く、被害は比較的少ない。
しかしながら、複数のレピータを有線で接続し、複数のレピータのカバーする範囲が増大すると、複数のレピータが配下とする無線端末の数も増加し、被害が大きくなる。そこで、妨害電波を発生するおそれのある無線端末をブラックリストに登録して、ブラックリストに登録された無線端末の通信を無効にする技術や、妨害電波を発生するおそれのある無線端末の機能を停止させるという方法が考えられる。
下記特許文献1には、ブラックリストを用いる通信システムが示されている。特許文献2には、無線端末の機能を停止させる方法が示されている。
特開平07−23460号公報 特開平10−23540号公報
特許文献1の通信システムでは、不正な非加入端末の装置番号が個々の交換局にビジター用ブラックリストとして登録され、交換局が端末からの発信要求を受信すると、まず、ビジター用ブラックリストで検索し、その端末に一致する番号がビジター用ブラックリストに存在していれば、接続を切断する。発信要求を発信した端末に一致する番号がビジター用ブラックリストにない場合、ローミング処理の段階で、ホーム局でブラックリストから不正な非加入端末であるか否かを判定し、不正な非加入端末であるとき、交換局のビジター用ブラックリストに登録する。
特許文献2の通信システムでは、無線端末から他の特定の無線端末に対して回線使用禁止要求信号を送出すると、特定の無線端末の記憶部が、回線使用禁止要求信号を受信したことを記憶し、以降に、送受信する機能が停止する。
前述の特許文献1の技術では、不正な非加入端末の番号が交換局(中継局)のビジター用ブラックリストに登録されて不正な非加入端末の接続が切断される。しかしながら、不正な非加入端末等であっても、同じ交換局に収容される他の端末との通信を可能にしたい場合があるが、特許文献1の技術ではそれができず、同じ交換局の配下にある他の端末との通信を行うことができない。
また、不正な非加入端末であることを判定するために、交換局のビジター用ブラックリストによる判定とホーム局のブラックリストによる判定の2段階の判定を行う必要があり、合理的でない。
前述の特許文献2の通信システムでは、回線使用禁止要求信号を用いて特定の無線端末の機能を完全に停止させるので、特定の無線端末と他のすべての端末との通信ができない。また、回線使用禁止要求信号が悪用されると、正常な無線端末の機能も停止する危険性がある。
本発明は、無線端末の程度に応じて段階的に通信の制限が実現できる通信システム及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る通信システムは、
異なる領域に設置されると共に互いに接続され、配置された領域内にある配下の無線端末の識別情報をそれぞれ記憶する複数の中継器と、前記複数の中継器に接続され、前記複数の中継器の配下の無線端末がそれぞれどの中継器の配下になっているかを示す位置情報を把握する管理サーバとを備え、前記各中継器は、配下の無線端末間の通信を該各中継器に記憶している識別情報を用いて中継し、配下の無線端末と他の中継器の配下の無線端末との間の通信を行う場合には、該他の中継器の配下の無線端末の前記位置情報を前記管理サーバとの通信で受信し、該位置情報に基づいて中継する通信システムであって、
前記管理サーバは、
前記複数の中継器の配下の無線端末のうちの予め指定された第1の指定無線端末の情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の指定無線端末と当該第1の指定無線端末を配下に持たない他の中継器の配下の無線端末との間の通信を、前記第1の記憶手段に記憶された情報に基づいて禁止し、前記第1の指定無線端末に対しては当該第1の指定無線端末を配下に持つ中継器の配下の無線端末との間の通信のみを可能にする第1の禁止手段と、
を備えることを特徴とする。
なお、前記各中継器は、
配下の無線端末のうちの予め指定された第2の指定無線端末の情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の指定無線端末と前記複数の中継器の配下の複数の無線端末のうちの当該第2の指定無線端末以外の無線端末との間の通信を、前記第2の記憶手段に記憶された情報に基づいて禁止する第2の禁止手段とを、それぞれ備えてもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る通信制御方法は、
異なる領域に設置されると共に互いに接続され、配置された領域内にある配下の無線端末の識別情報をそれぞれ記憶する複数の中継器と、前記複数の中継器に接続され、前記複数の中継器の配下の無線端末がそれぞれどの中継器の配下になっているかを示す位置情報を把握する管理サーバとを備え、前記各中継器は、配下の無線端末間の通信を該各中継器に記憶している識別情報を用いて中継し、配下の無線端末と他の中継器の配下の無線端末との間の通信を行う場合には、該他の中継器の配下の無線端末の前記位置情報を前記管理サーバとの通信で受信し、該位置情報に基づいて中継する通信制御方法であって、
前記管理サーバに、予め、前記複数の中継器の配下の無線端末のうちの指定された第1の指定無線端末の情報を記憶する第1の記憶処理と、
前記第1の指定無線端末と当該第1の指定無線端末を配下に持たない他の中継器の配下の無線端末との間の通信を、前記第1の記憶処理で記憶した情報に基づいて禁止し、前記第1の指定無線端末に対しては当該第1の指定無線端末を配下に持つ中継器の配下の無線端末との間の通信のみを可能にする第1の禁止処理と、
を含むことを特徴とする。
なお、前記各中継器で、予め配下の無線端末のうちの指定された第2の指定無線端末の情報を記憶する第2の記憶処理と、
前記各中継器で、前記第2の指定無線端末と前記複数の中継器の配下の複数の無線端末のうちの当該第2の指定無線端末以外の無線端末との間の通信を、前記第2の記憶処理で記憶した情報に基づいて禁止する第2の禁止処理とを、含んでもよい。
本発明によれば、情報が第1の記憶手段に記憶されて他の中継器の配下の無線端末との間の通信が禁止された第1の指定無線端末であっても、同じ中継器の配下の無線端末との間の通信を可能にすることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10を示す構成図である。
例えば無線通信システム10は、図1に示すように、複数の中継器であるレピータ2A,2B,2C,2Dを備えている。レピータ2A,2Bは、ハブ3Aを介してネットワークNに接続され、レピータ2C,2Dは、ハブ3Bを介してネットワークNに接続されている。無線通信システム10には、複数の無線端末である無線通信装置1A,1B,1C,1D,1E,1Fがある。また、ネットワークNに管理サーバSがハブ3Aを介して接続されている。
ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)である。ネットワークNは、その他、回線交換網、パケット交換網、インターネット、専用線網であってもよい。また、ネットワークNは有線に限らず、例えば無線LANなどの無線通信網でもよい。
無線通信システム10では、無線通信装置1(1A〜1F)同士の通信は、レピータ2(2A,2B,2C,2D)を介して行われる。例えば、図1の無線通信装置1Aと1Bは、レピータ2Aを介して通信を行う。また、無線通信システム10では、異なるレピータ2の通信範囲(レピータエリア)に属する無線通信装置1を配下とし、配下の無線通信装置1同士の通信は、ネットワークNを経由して行われる。例えば、無線通信装置1Aと1Dは、レピータ2A、ネットワークN及びレピータ2Cを経由して通信を行う。
無線通信装置(以下、子機と略称する)1A〜1Fは、それらを配下とするレピータ2A〜2Dと無線で通信する。子機1A〜1Fからレピータ2A〜2Dへの通信をアップリンク、レピータ2から子機1への送信をダウンリンクという。アップリンクとダウンリンクは、例えば、異なる周波数で同時に送信される。アップリンクとダウンリンクは、時間分割で2重に送信されてもよい。
1つのレピータ2において、アップリンクとダウンリンクを1組として同時に通信できるチャネル数は1又は2以上である。同時通信チャネル数は、レピータ2の構成による。なお、子機1A〜1Fは、図1では移動局のように記載されているが、固定局の場合を含む。レピータ2の同時通信チャネルが1組の場合は、子機1の通信は半二重通信である。レピータ2の同時通信チャネルが2組以上で、子機1が同時に送受信できれば、全二重通信を行う構成も可能である。
図2は、子機1の構成例を示すブロック図である。
図2に示す子機1は、送信機として機能する場合、子機1を使用するユーザの通話音に基づく音声信号、又はデータ通信用のデータ信号をレピータ2の受信機に向かって送信する。一方、子機1は、受信機として機能する場合、レピータ2を経由して子機1に送信された通話音に基づく音声信号、又はデータ通信用のデータ信号を受信する。
子機1は、図2に示すように送信機能を実現するために、アンテナ11Aと、送受信切換部11と、送信部12と、ベースバンド処理部13と、増幅及びA/D変換器(以下、A/D変換部という)14と、マイク15とを備えている。子機1はまた、受信機能を実現するために、受信部16と、ベースバンド処理部17と、D/A変換及び増幅器(以下、D/A変換部という)18と、スピーカ19とを備えている。
子機1はさらに、各部の制御を行うコントローラ20、受信時間を計測する計時部25、通信モードなどを表示する表示部26、及び通信モードなどの設定を入力する操作部27を備える。
コントローラ20は、子機1の動作の制御を行う。コントローラ20は例えば、CPU(中央処理装置)21、I/O(入出力装置)22、ROM(読み出し専用メモリ)24、RAM(読み書き可能メモリ)23、及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
コントローラ20には受信モードの切換タイミングを計るための計時部25、表示部26、操作部27がI/O22を介して接続されている。図2の複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20は送受信切換部11、送信部12、ベースバンド処理部13、17、A/D変換部14、受信部16、D/A変換部18にI/O22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
コントローラ20が子機1の動作を制御するための制御プログラムは、ROM24に格納されている。そして、子機1が送信機として用いられる場合、コントローラ20は、子機1が送信機として機能するよう制御する。また、ベースバンド処理部13がデータ通信用のデータを送信部12に出力する動作は、コントローラ20の制御の下に行われる。
コントローラ20のRAM23には、子機1が送信する通信フレームを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM23は、通信フレームのヘッダ部を構成するためのデータである、プリアンブル、同期ワード(Sync Word:以下、SWという)、無線情報チャネル(Radio Information CHannel:以下、RIという)、低速付随制御チャネル(Slow Associated Control CHannel:以下、SACCHという)、及び相手局側識別情報などを含むパラメータ情報(Parameter Information CHannel:以下、PICHという)などを記憶する。
また、コントローラ20には、例えばUSB(Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス))インターフェースが接続されており、USBインターフェースに接続される外部機器のデータがコントローラ20に入力される。USBインターフェースに外部機器としてパソコンを接続し、このパソコンにより子機1を制御することもできる。
計時部25は、例えば、クロックパルスによってカウンタ値を減算し、カウンタの値が0になったときに割り込み出力を発生する、減算カウンタを用いることができる。カウンタにある値をセットすると、セットした数のクロックパルスをカウントして、CPU21に割り込みをかけることによって、一定の時間を計測することができる。
表示部26は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、子機1を指定する子機指定モードか、レピータ2を指定して呼び出すレピータ指定モードかの呼び出しモード、送信相手先の子機1又はレピータ2の状況、及び子機1のその他の情報を表示する。
操作部27は、子機1の動作についての条件情報を入力するための入力手段にあたる。操作部27には各種の操作キーが設けられている。すなわち、ユーザが、子機1の操作部27の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作を子機1に行わせることができる。
操作部27に対する操作の内容は、コントローラ20により検出される。すなわち、コントローラ20は、操作された操作キーの種類や、操作キーに対する操作の内容を検出する。そして、操作キーによって入力された内容を判別する。そして、コントローラ20は、操作部27により入力された内容に応じた動作を行うように、子機1を制御する。
なお、操作キーの操作の内容によっては、その操作によって入力された内容が表示部26に表示される。例えば、操作部27により、呼び出しを起動するレピータ2を選択する呼び出しレピータ選択が設定された場合、呼び出しを起動するレピータ2のリストが表示部26に表示される。また、呼び出しを起動したレピータ2の状況を表示する。さらに、表示部26には、ユーザに対する子機1の動作状態の報知や、ユーザに対する操作部27による入力を促すメッセージ等が表示される。
ここで、子機1が、送信機として機能する場合のブロックについて説明する。子機1のユーザによる通話音はマイク15により音声信号に変換され、この音声信号はA/D変換部14に入力される。A/D変換部14に入力された音声信号は、増幅器により増幅された後、音声A/D変換によりディジタル信号に変換される。ディジタル変換された信号はベースバンド処理部13に入力される。ベースバンド処理部13では、ディジタルデータにプリアンブル、フレーム同期信号(FS)、制御情報(CCH)、PICH等を付加して通信フレームに組み立てて、送信部12に出力する。なお、PICHには、その子機1の識別符号(ID)が発IDとして組み込まれ、送信先の子機1の識別符号が着IDとして組み込まれる。
送信部12は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この子機1の例では、送信部12が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)又はFSK(Frequency Shift Keying)などが用いられる。送信部12は、入力された音声信号及びデータ信号を、これらの変調方式により変調する処理を行う。
送信部12は、前記変調する処理を行った信号を、送受信切換部11に出力する。送受信切換部11は、子機1が送信機として機能する場合、送信部12より入力された信号をアンテナ11Aに導く回路が形成される。そして、送受信切換部11に入力された信号は、アンテナ11Aに出力され、アンテナ11Aより子機1の相手方となるレピータ2の受信機へ送信される。
ベースバンド処理部13は、通信プロトコルを実行するために、種々の制御信号を組み立てる。ベースバンド処理部13の動作や送信部12の送信の開始、終了、周波数の選択などは、コントローラ20の制御によって行われる。プリアンブルとSWの長さ、RI、SACCH及びPICHの内容の設定は、コントローラ20の制御によって行われる。
次に、子機1が受信機として機能する場合のブロックについて説明する。受信機としての子機1には、レピータ2の送信機より呼び出し信号、通話音の音声信号又はデータ通信用のデータ信号が送信される。子機1に送信される信号は、通信フレームを構成している。
アンテナ11Aは、子機1に送信された無線信号を受信する。アンテナ11Aが受信した無線信号は、送受信切換部11を経由して受信部16に入力される。送受信切換部11は、子機1が受信機として機能する場合、アンテナ11Aが受信した信号を受信部16に導く回路が形成される。
受信部16は、特定の周波数の電波を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部16には、受信する無線信号の周波数帯域がコントローラ20によって設定される。そして、受信部16に設定された周波数のチャンネルの受信信号がアンテナ11Aより送受信切換部11を通って受信部16に入力される。
受信部16で受信した信号は、ベースバンド処理部17に入力され、ベースバンド処理部17で各情報が抽出されてコントローラ20に伝えられる。呼び出し信号の中のPICHに、その子機1の識別符号(ID)が着IDとして抽出された場合は、コントローラ20は通信を開始する。
次に、レピータ2の構成を説明する。
図3は、レピータ2の構成例を示すブロック図である。
図3に示すレピータ2は、送信機能と受信機能を備える。受信機能は子機1がアップリンクで送信した信号を受信する。送信機能は、受信機で受信した信号又は、ネットワークNから受信した信号をダウンリンクで送信する。
レピータ2は、図3に示すように送信機能を実現するために、アンテナ30Sと、送信部32と、ベースバンド処理部33と、入力部34とを備えている。レピータ2はまた、受信機能を実現するために、アンテナ30Rと、受信部36と、ベースバンド処理部37と、出力部35とを備えている。さらに、受信した信号をネットワークNを経由して他のレピータ2に送信したり、他のレピータ2からネットワークNを経由して信号を受信するネットワークインタフェース(以下、ネットワークI/F)38を備えている。
レピータ2は、各部の制御を行うコントローラ40、通信モードなどを表示する表示部46、及び通信モードなどの設定を入力する操作部47を備える。
コントローラ40は、レピータ2の動作の制御を行う。コントローラ40は例えば、CPU(中央処理装置)41、I/O(入出力装置)42、ROM(読み出し専用メモリ)44、RAM(読み書き可能メモリ)43、及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
コントローラ40に、計時部45、表示部46及び操作部47がI/O42を介して接続されている。図3の複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ40から各部への信号線が省略されているが、コントローラ40は送信部32、ベースバンド処理部33、37、受信部36、入力部34、出力部35及びネットワークI/F38にI/O42を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
コントローラ40がレピータ2の動作を制御するための制御プログラムは、ROM44に格納されている。そして、コントローラ40は、アップリンクから受信した呼び出し起動信号に基づいて、呼び出し信号を送信部から送信したり、又はネットワークNへ呼び出し起動信号を送信する制御を行う。また、コントローラ40は、ネットワークNから受信した呼び出し起動信号に応じて、呼び出し信号を送信部から送信するよう制御する。これらの制御のための情報は、RAM43に記憶される。
コントローラ40のRAM43には、レピータ2が送信する通信フレームを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM43は、通信フレームのヘッダ部を構成するためのデータである、プリアンブル、SW、RI、SACCH、及びPICHなどの情報を記憶する。
更に、RAM43は、配下の子機1の識別情報を記憶すると共に、後述するブラックリストを記憶する。配下の子機1の識別情報は、レピータ2が配下の子機1同士の通信を中継する際に用いられ、配下の子機1間の折り返し通信が行われる。ブラックリストは、例えばレピータ2の電源投入時に管理サーバSから与えられた識別情報で構成され、この識別符号に対応する子機1の通信が禁止される。
表示部46は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、レピータ2が子機1又はネットワークNと通信を行っている通信状況などの情報を表示する。
操作部47は、レピータ2の動作についての条件情報を入力するための入力手段である。操作部47には各種の操作キーが設けられている。すなわち、オペレータが、レピータ2の操作部47の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作をレピータ2に行わせることができる。例えば、ネットワークNと接続したオンライン動作モード、ネットワークNと接続しないスタンドアロン動作モードなどを選択する。
次に、管理サーバSの構成例を説明する。
図4は、管理サーバSの構成例を説明するブロック図である。
管理サーバSは、例えば、CPU(中央処理装置)51、I/O(入出力装置)52、ROM(読み出し専用メモリ)54、RAM(読み書き可能メモリ)53、ネットワークI/F55及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
管理サーバSには、表示部56、操作部57がI/O52を介して接続されている。また、ネットワークI/F55がハブ3Aを介してネットワークNに接続されている。
管理サーバSの制御するための制御プログラムは、ROM54に格納されている。そして、無線通信システム10の制御のための情報は、RAM53に記憶される。
図5は、RAM53の記憶内容を示す図である。
RAM53には、各レピータ2毎の配下の子機1を示す配下情報テーブルが記憶される。この配下情報テーブルは、各レピータ2との定期的な更新を行うことにより、更新される。
RAM53には、さらに、2種類のブラックリストBL1,BL2が記憶される。ブラックリストBL1,BL2は、盗難にあった子機1等を示す識別符号で構成される。
ブラックリストBL1,BL2は、管理者が操作部57を用いて入力してもよいし、ネットワークNを介して図示しないコンピュータからWEBブラウザを利用して入力してもよい。
ブラックリストBL1は、複数のレピータ2を介して通信が中継されることを防ぐためのものである。ブラックリストBL2は、各レピータ2での折り返し通信を禁止するためのものである。例えば、図5のように、ブラックリストBL1,BL2の両方に、識別符号が書き込まれた子機1Fは、レピータ2をまたいだ通信と、レピータ2での折り返し通信の両方が禁止される。図5のように、ブラックリストBL1にのみ、識別符号が書き込まれた子機1Aは、レピータ2をまたいだ通信が禁止されるが、レピータ2での折り返し通信は可能である。ブラックリストBL2に識別符号が書き込まれていれば、その識別符号に対応する子機1を配下とするレピータ2に、ブラックリスト登録済み子機1として、識別符号が送信され、レピータ2のRAM43のブラックリストに書き込まれる。
また、RAM53に記憶されるブラックリストは、ブラックリストBL1,BL2の2種類でなく、1種類でもよい。この場合、通信を禁止する子機1の識別符号に、複数のレピータ2を介しての通信を禁止するか、各レピータ2での折り返し通信を禁止するかの制限レベルが対応付けて記憶される。各レピータ2での折り返し通信を禁止する制限レベルを持つ子機1の識別符号がブラックリストから抽出され、その識別符号に対応する子機1を配下とするレピータ2に、ブラックリスト登録済み子機1として識別符号が送信され、レピータ2のRAM43のブラックリストに書き込まれる。
表示部56は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、通信を行っている通信状況などの情報を表示する。
操作部57には、各種の操作キーが設けられている。すなわち、オペレータが、各種設定等を操作部47の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作を管理サーバSに行わせることができる。
次に、レピータ2及び管理サーバSの動作を説明する。
レピータ2のアンテナ30Rは、レピータ2に送信された無線信号を受信する。アンテナ30Rが受信した無線信号は、受信部36に入力される。受信部36は、特定の周波数の電波を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部36には、受信する無線信号の周波数帯域がコントローラ40によって設定される。
受信部36で受信した信号は、ベースバンド処理部37に入力され、ベースバンド処理部37で各情報が抽出されてコントローラ40に伝えられる。呼び出し起動信号を受信し、その中から、着ID及び発IDを抽出する。
レピータ2の配下の子機1のIDが発IDとして抽出された場合は、コントローラ40は、RAM43のブラックリストを確認し、ブラックリストにその子機1のIDが示されていれば、通信フレームを破棄する。ブラックリストにその子機1のIDが示されていなければ、着IDが配下の子機1か否かを判断する。レピータ2の配下の子機1のIDが着IDとなっている場合は、コントローラ40は、RAM43のブラックリストを確認し、ブラックリストにその子機1のIDが示されていれば、送信先不明を示す情報を送信元の子機1に通知し、ブラックリストにその子機1のIDが示されていなければ、その子機1に呼び出し信号の送信を開始する。
着IDが配下の子機1でなく、他のレピータ2の配下の子機1の場合、レピータ2のコントローラ40は、管理サーバSに着ID及び発IDを提示して問い合わせを行う。
管理サーバSは、着ID或いは発IDに対応する識別符号がブラックリストBL1に含まれているか否かを検出する。発IDに対応する識別符号がブラックリストBL1に含まれている場合、管理サーバSは、問い合わせ元のレピータ2に、「応答異常」であることを通知する。管理サーバSから「応答異常」の通知を受け取ったレピータ2は、送信元である自分の配下にある子機1がブラックリストBL1に登録されている子機1であると判断し、通信フレームを破棄する。
着IDに対応する識別符号がブラックリストBL1に含まれており、発IDに対応する識別符号はブラックリストBL1に含まれていない場合、管理サーバSは、問い合わせ元のレピータ2に、「送信先不明」であることを通知する。管理サーバSから「送信先不明」の通知を受け取ったレピータ2は、送信元である自分の配下の子機1に対して「送信先不明」と通知する。
RAM53が1種類のブラックリストを記憶している場合は、着ID或いは発IDが複数のリピータ2を介しての通信を禁止する制限レベルであるか否かを照合し、上述と同じ動作を行う。
着ID及び発IDがブラックリストBL1に含まれていない場合、管理サーバSは、配下情報テーブルから着IDに対応する子機1を配下とするレピータ2を検出し、送信先のネットワークアドレスを、「応答正常」であることを示す情報と共にレピータ2に通知する。これらを受け取ったレピータ2は、受信部36で受信した信号にネットワークアドレスを付して、他のレピータ2に送信する。
受信した信号を他のレピータ2に送信する場合は、出力部35及びネットワークI/F38を介して、ハブ3A,3B及びネットワークNに送信する。
受信部36で受信した信号を、そのレピータ2の通信範囲に無線送信する場合、ベースバンド処理部37からベースバンド処理部33にデータが送られる。ベースバンド処理部33では、データにプリアンブル、SW、RIなどを付加して送信フレームに組み立てて、送信部32に出力する。
送信部32は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この子機1の例では、送信部32が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)又はFSK(Frequency Shift Keying)などが用いられる。送信部32は、入力された音声信号及びデータ信号を、これらの変調方式により変調する処理を行う。
送信部32は、前記変調する処理を行った信号を、アンテナ30Sに出力し、アンテナ30Sより子機1の受信機へ送信される。
ベースバンド処理部33は、通信プロトコルを実行するために、種々の制御信号を組み立てる。ベースバンド処理部33の動作や送信部32の送信の開始、終了、周波数の選択などは、コントローラ40の制御によって行われる。プリアンブルとSWの長さ、RI、SACCH及びPICHの内容の設定は、コントローラ40の制御によって行われる。
ネットワークN及びハブ3A,3BからネットワークI/F38を介して受信した信号は、入力部34でデータが抽出されてコントローラ40に送られる。ネットワークN及びハブ3A,3Bから受信した信号を、レピータ2の通信エリアに送信する場合、ネットワークI/F38で受信したデータは、入力部34からベースバンド処理部33に送られる。ベースバンド処理部33は送信信号に組み立てて、送信部32から送信する。
ネットワークN及びハブ3A,3BからネットワークI/F38を介して呼び出し起動信号を受信し、その中に、そのレピータ2の配下の子機1のIDが着IDとして含まれる場合は、コントローラ40は、その子機1に呼び出し信号の送信を開始する。
以上のように、本実施形態の無線通信システム10では、ブラックリストBL1,BL2を使用し、子機1間の通信を段階的に制限することができる。即ち、他のすべての子機1に通信が可能な子機1のほかに、一切の通信が禁止される子機1と、レピータ2を用いた折り返し通信が可能な子機1とを設定することができる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムを示す構成図である。 子機の構成例を示すブロック図である。 レピータの構成例を示すブロック図である。 管理サーバの構成例を説明するブロック図である。 管理サーバのRAMの記憶内容を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1F 無線通信装置
2,2A〜2D レピータ
3A,3B ハブ
N ネットワーク
S 管理サーバ
11 送受信切替部
12,32 送信部
13,33 ベースバンド処理部
16,36 受信部
17,37 ベースバンド処理部
20,40 コントローラ
21,41,51 CPU
22,42,52 I/O
23,43,53 RAM
24,44,54 ROM
25 計時部
27,47,57 操作部
34 入力部
35 出力部
38,55 ネットワークI/F

Claims (4)

  1. 異なる領域に設置されると共に互いに接続され、配置された領域内にある配下の無線端末の識別情報をそれぞれ記憶する複数の中継器と、前記複数の中継器に接続され、前記複数の中継器の配下の無線端末がそれぞれどの中継器の配下になっているかを示す位置情報を把握する管理サーバとを備え、前記各中継器は、配下の無線端末間の通信を該各中継器に記憶している識別情報を用いて中継し、配下の無線端末と他の中継器の配下の無線端末との間の通信を行う場合には、該他の中継器の配下の無線端末の前記位置情報を前記管理サーバとの通信で受信し、該位置情報に基づいて中継する通信システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記複数の中継器の配下の無線端末のうちの予め指定された第1の指定無線端末の情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の指定無線端末と当該第1の指定無線端末を配下に持たない他の中継器の配下の無線端末との間の通信を、前記第1の記憶手段に記憶された情報に基づいて禁止し、前記第1の指定無線端末に対しては当該第1の指定無線端末を配下に持つ中継器の配下の無線端末との間の通信のみを可能にする第1の禁止手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記各中継器は、
    配下の無線端末のうちの予め指定された第2の指定無線端末の情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の指定無線端末と前記複数の中継器の配下の複数の無線端末のうちの当該第2の指定無線端末以外の無線端末との間の通信を、前記第2の記憶手段に記憶された情報に基づいて禁止する第2の禁止手段とを、
    それぞれ備えることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 異なる領域に設置されると共に互いに接続され、配置された領域内にある配下の無線端末の識別情報をそれぞれ記憶する複数の中継器と、前記複数の中継器に接続され、前記複数の中継器の配下の無線端末がそれぞれどの中継器の配下になっているかを示す位置情報を把握する管理サーバとを備え、前記各中継器は、配下の無線端末間の通信を該各中継器に記憶している識別情報を用いて中継し、配下の無線端末と他の中継器の配下の無線端末との間の通信を行う場合には、該他の中継器の配下の無線端末の前記位置情報を前記管理サーバとの通信で受信し、該位置情報に基づいて中継する通信制御方法であって、
    前記管理サーバに、予め、前記複数の中継器の配下の無線端末のうちの指定された第1の指定無線端末の情報を記憶する第1の記憶処理と、
    前記第1の指定無線端末と当該第1の指定無線端末を配下に持たない他の中継器の配下の無線端末との間の通信を、前記第1の記憶処理で記憶した情報に基づいて禁止し、前記第1の指定無線端末に対しては当該第1の指定無線端末を配下に持つ中継器の配下の無線端末との間の通信のみを可能にする第1の禁止処理と、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  4. 前記各中継器で、予め配下の無線端末のうちの指定された第2の指定無線端末の情報を記憶する第2の記憶処理と、
    前記各中継器で、前記第2の指定無線端末と前記複数の中継器の配下の複数の無線端末のうちの当該第2の指定無線端末以外の無線端末との間の通信を、前記第2の記憶処理で記憶した情報に基づいて禁止する第2の禁止処理と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の通信制御方法。
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