JP2001306329A - 情報変更システム、及び情報変更方法 - Google Patents

情報変更システム、及び情報変更方法

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JP2001306329A
JP2001306329A JP2000125512A JP2000125512A JP2001306329A JP 2001306329 A JP2001306329 A JP 2001306329A JP 2000125512 A JP2000125512 A JP 2000125512A JP 2000125512 A JP2000125512 A JP 2000125512A JP 2001306329 A JP2001306329 A JP 2001306329A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間やコストを掛かけずにプログラム等の変
更及び/又は更新できる技術を提供すること。 【解決手段】 端末装置の制御に関する情報を変更する
システムであって、前記システムは、第一の端末装置を
有し、前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶
する記憶手段と、この記憶手段から制御に関する情報を
読出し、この読出した制御に関する情報を他の端末装置
に向けて送信する手段と、制御に関する情報を他の端末
装置から受信し、この受信した制御に関する情報を前記
第一の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情
報を変更する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された端末装置のプログラム等を変更及び/又は更新
する技術に関し、特に電話網に接続される移動通信端末
装置や加入者端末装置や、テレメトリングシステムに用
いられる端末装置等に内蔵された蓄積プログラム等を変
更及び/又は更新する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】既に稼動している端末装置、例えば電話
網に接続される移動通信端末装置及び加入者端末装置等
や、テレメトリングシステムに用いられる端末装置等に
内蔵された蓄積プログラムを変更及び/又は更新したい
場合がある。
【0003】そこで、従来では、図6に示される専用の
付加装置660を設けて、付加装置660から変更及び
/又は更新するプログラムを端末装置に向けて順次配信
していた。
【0004】または、図7に示される専用の書換インタ
フェース770を端末装置に設けて、端末装置の設置さ
れている場所に出向き書換インタフェース770を介し
て専用の転送装置からプログラムを転送していた。
【0005】或いは、端末装置の設置されている場所に
出向き端末装置の記憶手段(例えば、ROM)を(変更
及び/又は更新するプログラムが記憶されたROMと)
交換していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、専用の付加装置660を必要とし、
端末装置が多い場合にはプログラムの変更及び/又は更
新に多くの時間が掛かっていた。
【0007】また、端末装置の設置されている場所に出
向くことから多くの手間やコストが掛かっていた。
【0008】また、書換インタフェース770を介して
専用の転送装置からプログラムを転送する場合、変更及
び/又は更新するプログラムを端末装置の記憶手段(例
えば、ROM)とは違う転送装置の記憶手段(例えば、
フロッピー(登録商標)ディスク)に記憶させることか
ら転送装置の記憶手段を管理することに多くの手間やコ
ストが掛かっていた。
【0009】従って、本発明が解決しようとする課題
は、専用の付加装置660や書換インタフェース770
を必要とせず、また多くの端末装置が接続されるシステ
ムであっても手間やコストを掛かけずにプログラム等の
変更及び/又は更新できる技術を提供することである。
【0010】
【課題を解決する為の手段】前記の課題は、端末装置の
制御に関する情報を変更するシステムであって、前記シ
ステムは、第一の端末装置を有し、前記第一の端末装置
は、制御に関する情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制御
に関する情報を他の端末装置に向けて送信する手段と、
制御に関する情報を他の端末装置から受信し、この受信
した制御に関する情報を前記第一の端末装置の記憶手段
に記憶させて制御に関する情報を変更する手段とを有す
ることを特徴とする情報変更システムによって解決され
る。
【0011】又、前記の課題は、端末装置の制御に関す
る情報を変更するシステムであって、前記システムは、
ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二
の端末装置とを有し、前記第一の端末装置は、制御に関
する情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段から制御
に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報
を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、
前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を
受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端
末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更
する手段とを有することを特徴とする情報変更システム
によって解決される。
【0012】又、前記の課題は、端末装置の制御に関す
る情報を変更するシステムであって、前記システムは、
ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二
の端末装置と中央処理装置とを有し、前記中央処理装置
は、制御に関する情報を変更させたし旨の情報が入力さ
れる入力手段と、この入力手段で入力された制御に関す
る情報を変更させたし旨の情報に応答し、制御に関する
情報を前記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情
報である第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて
送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装置から受
信して制御に関する情報を変更されたし旨の情報である
第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する
手段とを有し、前記第一の端末装置は、制御に関する情
報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第
一の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記
憶手段から制御に関する情報を読出し、この読出した制
御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する
手段とを有し、前記第二の端末装置は、制御に関する情
報を記憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第
二の指示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から
制御に関する情報を受信し、この受信した制御に関する
情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御
に関する情報を変更する手段とを有することを特徴とす
る情報変更システムによって解決される。
【0013】又、前記の課題は、端末装置の制御に関す
る情報を変更するシステムであって、前記システムは、
ネットワークを介して接続される第一の端末装置と第二
の端末装置と中央処理装置とを有し、前記中央処理装置
は、前記第一の端末装置から制御に関する情報を変更さ
せたし旨の情報を受信した場合、制御に関する情報を前
記第二の端末装置に向けて送信されたし旨の情報である
第一の指示情報を前記第一の端末装置に向けて送信し、
制御に関する情報を前記第一の端末装置から受信して制
御に関する情報を変更されたし旨の情報である第二の指
示情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを
有し、前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶
する記憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する
情報を変更させたし旨の情報を前記中央処理装置に向け
て送信する手段と、前記中央処理装置から前記第一の指
示情報を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段
から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関
する情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段と
を有し、前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記
憶する記憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指
示情報を受信した場合、前記第一の端末装置から制御に
関する情報を受信し、この受信した制御に関する情報を
前記第二の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関す
る情報を変更する手段とを有することを特徴とする情報
変更システムによって解決される。
【0014】これらの構成により、専用の付加装置66
0や書換インタフェース770を必要とせず、また多く
の端末装置が接続されるシステムであっても手間やコス
トを掛かけずにプログラム等の変更及び/又は更新がで
きる。
【0015】特に、前記第一の端末装置の記憶手段は、
前記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に
関する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を
有し、前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記
憶手段からバージョンに関する情報を読出し、この読出
した情報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有
し、前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末
装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバ
ージョンに関する情報を記憶する領域を有し、前記第二
の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段からバー
ジョンに関する情報を読出し、この読出した情報を前記
中央処理装置に向けて送信する手段を有し、前記中央処
理装置は、前記第一の端末装置から受信したバージョン
に関する情報と、前記第二の端末装置から受信したバー
ジョンに関する情報とに基づいて、前記第二の端末装置
の制御に関する情報を変更させるか否かを判断する判断
手段と、この判断手段による判断の結果、前記第二の端
末装置の制御に関する情報を変更させると判断した場
合、前記第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて
送信する手段とを有する。
【0016】特に、前記中央処理装置の判断手段は、前
記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報
と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関す
る情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が
記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の
記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョ
ンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関する
情報を変更させると判断する手段である。
【0017】又は、前記中央処理装置の判断手段は、前
記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情報
と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関す
る情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段が
記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置の
記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージョ
ンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制御
に関する情報を変更させると判断する手段である。
【0018】又、前記第一の端末装置の記憶手段は、前
記第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関
する情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有
し、前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末
装置の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバ
ージョンに関する情報を記憶する領域を有し、前記第二
の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段から前記
バージョンに関する情報を読出し、この読出した情報を
前記第一の端末装置に向けて送信する手段を有し、前記
第一の端末装置は、前記第二の端末装置から受信したバ
ージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記憶手
段に記憶しているバージョンに関する情報とに基づい
て、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する
か否かを判断する判断手段と、この判断手段の結果、前
記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判断
した場合、前記第一の端末装置の制御に関する情報に基
づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更
する旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手
段とを有する。
【0019】特に、前記第一の端末装置の判断手段は、
前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情
報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバ
ージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装
置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第
二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情
報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置
の制御に関する情報を変更すると判断する手段である。
【0020】又は、前記第一の端末装置の判断手段は、
前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情
報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバ
ージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装
置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第
二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情
報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の
端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段
である。
【0021】又、前記第二の端末装置は、前記第二の端
末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情報を変
更可又は変更不可が設定されるスイッチと、前記スイッ
チが変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装
置の制御に関する情報を変更させない手段とを有する。
【0022】又、前記第二の端末装置の記憶手段は、前
記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関す
る情報を変更可又は変更不可が設定されるフラグを記憶
する領域を有し、前記第二の端末装置は、前記フラグが
変更不可に設定されている場合、前記第二の端末装置の
制御に関する情報を変更させない手段を有する。
【0023】又、前記中央処理装置は、前記第二の端末
装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可に
設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨の
情報が前記中央処理装置の入力手段で入力された場合、
前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラ
グが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変
更されたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信
する手段を有し、前記第二の端末装置は、前記中央処理
装置から前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は
前記フラグが変更不可に設定されていても制御に関する
情報を変更されたし旨の情報を受信した場合、前記第二
の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更
不可の設定であっても前記第二の端末装置の制御に関す
る情報を変更する手段を有する。
【0024】又、前記第一の端末装置は、前記第二の端
末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可
に設定されていても制御に関する情報を変更させたし旨
の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段と、
前記第二の端末装置は、前記第一の端末装置から前記第
二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変
更不可に設定されていても制御に関する情報を変更され
たし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前
記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であ
っても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更す
る手段を有する。
【0025】又、前記情報変更システムは、前記第一の
端末装置と前記第二の端末装置とを各々複数有し、複数
の第一の端末装置が各々自己の記憶手段に記憶している
制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する
情報を各々異なる第二の端末装置に向けて送信できるよ
うに構成する。
【0026】又、前記情報変更システムは、前記第二の
端末装置を複数有し、前記第一の端末装置は、前記第一
の端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報
に基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末
装置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第
二の端末装置に向けて前記第一の端末装置の記憶手段で
記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関す
る情報を変更する旨の情報を送信する手段とを有する。
【0027】又、前記情報変更システムは、前記第二の
端末装置を複数有し、前記中央処理装置は、前記第一の
端末装置の記憶手段に記憶している制御に関する情報に
基づいて、制御に関する情報を変更させる第二の端末装
置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した第二
の端末装置に向けて前記第二の指示情報を送信し、前記
第一の端末装置に向けて前記第一の指示情報を送信する
手段と、前記中央処理装置の検出手段の結果、該当する
第二の端末装置が検出されない場合、制御に関する情報
の更新を終了する旨の情報を前記第一の端末装置に向け
て送信する手段とを有する。
【0028】又、前記情報変更システムは、前記第二の
端末装置を複数有し、前記第一の端末装置の制御に関す
る情報に基づいて、制御に関する情報を変更した第二の
端末装置は、第一の端末装置と成り、制御に関する情報
を変更していない第二の端末装置に向けて制御に関する
情報を変更させるように構成する。
【0029】又、前記ネットワークの通信線は、有線及
び/又は無線である。
【0030】又、前記制御に関する情報とは、端末装置
が実行するプログラムである。
【0031】又、前記の課題は、ネットワークを介して
接続される第一の端末装置と第二の端末装置とを用い
て、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する
方法であって、前記第一の端末装置が、前記第一の端末
装置の記憶手段から制御に関する情報を読出し、この読
出した制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて
送信するステップ301と、前記第二の端末装置が、前
記第一の端末装置から制御に関する情報を受信するステ
ップ302と、前記第二の端末装置が、前記ステップ3
02で受信した制御に関する情報を前記第二の端末装置
の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更するス
テップ303とを有することを特徴とする情報変更方法
によって解決される。
【0032】これらのステップにより、専用の付加装置
660や書換インタフェース770を必要とせず、また
多くの端末装置が接続されるシステムであっても手間や
コストを掛かけずにプログラム等の変更及び/又は更新
ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
〜図5を用いて説明する。図1は、本発明に係る情報変
更システムの構成図である。図2は、本発明に係る端末
装置の構成図である。図3は、本発明の動作を示すフロ
ーチャートである。図4、図5は、本発明の動作を示す
シーケンスである。
【0034】図1中、101は中央処理装置であり、例
えばPHSシステムにおける構内交換機である。中央処
理装置101は、制御手段(例えば、MPU:Micr
oProcessing Unit)、制御手段が実行
するプログラム等が格納された記憶手段(例えば、RO
M、ハードディスク)、入力手段(例えば、後述する制
御卓150)を有する。
【0035】121〜123は端末装置であり、プログ
ラム等の変更及び/又は更新の対象となる装置である。
端末装置121〜端末装置123は、例えば、PHSシ
ステムにおける無線接続装置(いわゆる、無線基地局
(BS))である。端末装置121〜端末装置123
は、図1に示す如く、各々通信線1021〜1023を
介して中央処理装置101に接続される。尚、通信線1
021〜通信線1023は、有線であっても、無線であ
っても良い。
【0036】図1では、端末装置121〜端末装置12
3を平行して中央処理装置101に接続しているが、端
末装置121〜端末装置123を多重階層構造的に接続
しても良い。例えば、端末装置121が通信線1021
を介して中央処理装置101に接続するよう構成する。
そして、端末装置122が通信線1022を介して端末
装置121に接続するよう構成する。また、端末装置1
23が通信線1023を介して端末装置123に接続す
るよう構成する。
【0037】この場合、中央処理装置101と端末装置
122との通信は、端末装置121を介して行う。ま
た、中央処理装置101と端末装置123との通信は、
端末装置121と端末装置122とを介して行う。ま
た、端末装置121と端末装置123との通信は、端末
装置122を介して行う。例えば、パケット通信のよう
にデータの送り先(例えば、中央処理装置101の識別
情報)とデータの送り元の情報(例えば、端末装置12
2の識別情報)を送信するデータに含んで送信する。
【0038】端末装置121〜端末装置123は、図2
に示す如く、制御手段200と、回線ドライバー210
と、信号選択器220と、通信信号処理部230と、無
線送受信器及び変調器240と、信号バッファ250
と、アンテナ260と、記憶手段270とにより構成さ
れる。
【0039】制御手段(例えば、MPU:Micro
Processing Unit)200は、記憶手段
270に記憶されているプログラム(制御に関する情
報)を実行し、端末装置(121〜123)の動作を制
御するものである。
【0040】回線ドライバー210は、例えば、端末装
置121であれば通信線1021を介して中央処理装置
101との間で通信のための信号(データ)やその通信
制御のための信号の授受をおこなうためのものである。
【0041】信号選択器220は、通信のための信号と
その通信制御のための信号の分離及び/又は多重を行う
ものである。尚、信号選択器220は、回線ドライバー
210の一部として構成しても良い。
【0042】通信信号処理部230は、必要に応じて音
声信号やデジタルデータ信号を加工し、またタイミング
調整するものである。尚、通信信号処理部230は、信
号選択器220や無線送受信器及び変調器240の一部
として構成しても良い。
【0043】無線送受信器及び変調器240は、後述す
る無線電話機130と無線により通信を行うものであ
る。
【0044】信号バッファ250は、中央処理装置10
1から受信した信号を一時格納し、制御手段200に出
力するバッファである。また、信号バッファ250は、
制御手段200が出力した信号を一時格納し、中央処理
装置101に送信するバッファである。
【0045】記憶手段270には、プログラム等を記憶
するものである。記憶手段270は、制御手段200に
より読み書きが可能な記憶手段である。例えば、EEP
ROM(いわゆる、フラッシュメモリ)である。他の端
末装置(第一の端末装置(マスタ端末装置))から受信
した制御に関する情報(例えば、プログラム、データ
等)を記憶するものである。
【0046】図1に戻り、130は、無線電話機であ
り、例えばいわゆるPHSである。無線電話機130
は、無線通信により端末装置121〜端末装置123を
介して中央処理装置101に接続され、他の無線電話機
130と通信をおこなうものである。
【0047】140は、電話機であり、通信線1040
で中央処理装置101に接続される。
【0048】150は、制御卓であり、オペレータが制
御卓150の入力手段に入力した情報を中央処理装置1
01に出力するものである。例えば、オペレータは、端
末装置121のプログラムと同じプログラムとなるよう
に端末装置122と端末装置123とのプログラムを変
更させたし旨の情報を入力する。これにより、中央処理
装置の制御手段には、端末装置121のプログラムと同
じプログラムとなるように端末装置122と端末装置1
23とのプログラムを変更させたし旨の情報が入力され
る。
【0049】次に、上述した本発明の構成要素について
更に詳しく説明する。
【0050】具体的に説明する為に、端末装置121及
び端末装置122は、既に設置されているものとする。
また、端末装置121及び端末装置122の記憶手段に
は古いプログラム(例えば、バージョン2.1のプログ
ラム)が記憶されているものとする。そして、端末装置
123が新たに製造され、端末装置123の記憶手段
は、新しいプログラム(例えば、バージョン3.0のプ
ログラム)を記憶しているものとする。ここで、新設し
た端末装置123(いわゆる、マスタ端末装置(第一の
端末装置))のプログラム(バージョン3.0)を端末
装置121(いわゆる、スレーブ端末装置(第二の端末
装置))及び端末装置122(スレーブ端末装置(第二
の端末装置))に転送し、変更させるものとする。
【0051】中央処理装置101の制御手段は、制御卓
150から端末装置121のプログラムと同じプログラ
ムとなるように端末装置122と端末装置123とのプ
ログラムを変更させたし旨の情報が入力されると、この
情報に応答し、端末装置123のプログラム(バージョ
ン3.0)を端末装置121(端末装置122)に向け
て送信されたし旨の情報である第一の指示情報を端末装
置121(端末装置122)に向けて送信する。また、
プログラム(バージョン3.0)を端末装置123から
受信してプログラムを変更されたし旨の情報である第二
の指示情報を端末装置121(端末装置122)に向け
て送信するものである。
【0052】端末装置123の制御手段200は、中央
処理装置101から第一の指示情報を受信した場合、端
末装置123の記憶手段270からプログラム(バージ
ョン3.0)を読出し、この読出したプログラム(バー
ジョン3.0)を通信線1023、中央処理装置10
1、及び通信線1021を介して端末装置121に向け
て送信するものである。また、端末装置123の制御手
段200は、端末装置123の記憶手段270からプロ
グラム(バージョン3.0)を読出し、この読出したプ
ログラム(バージョン3.0)を通信線1023、中央
処理装置101、及び通信線1022を介して端末装置
122に向けて送信するものである。
【0053】更に、端末装置123の制御手段200
は、新たなプログラム(例えば、バージョン4.0)が
作成された場合、そのプログラム(バージョン4.0)
を保有する端末装置からプログラム(バージョン4.
0)を受信し、この受信したプログラム(バージョン
4.0)を端末装置123の記憶手段270に記憶させ
てプログラム(バージョン4.0)を変更する手段を有
する。
【0054】端末装置121の制御手段(端末装置12
2の制御手段)200は、中央処理装置101から第二
の指示情報を受信した場合、端末装置123からプログ
ラム(バージョン3.0)を受信し、この受信したプロ
グラム(バージョン3.0)を端末装置121(端末装
置122)の記憶手段270に記憶させてプログラム
(バージョン2.1)をバージョン3.0に変更するも
のである。
【0055】或いは、プログラム変更の開始指示は、制
御卓150からでなく端末装置123からであって良
い。
【0056】この場合、工場出荷時に端末装置123の
記憶手段270に、システムに接続されている端末装置
(例えば、端末装置122と端末装置123)のプログ
ラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情報を記憶
させる。そして、端末装置123がシステムに設置(接
続)されると、端末装置123の制御手段200は、端
末装置123の記憶手段270から端末装置(例えば、
端末装置122と端末装置123)のプログラムをバー
ジョン3.0に変更させたし旨の情報を端末装置123
の記憶手段270から読出し、この読出した情報を中央
処理装置101に向けて送信する。端末装置123の制
御手段200は、端末装置122と端末装置123との
プログラムがバージョン3.0に変更され、その旨の情
報を中央処理装置101(端末装置121及び/又は端
末装置122)から受信すると端末装置123の記憶手
段270から端末装置(例えば、端末装置122と端末
装置123)のプログラムをバージョン3.0に変更さ
せたし旨の情報を削除し、以後この情報を中央処理装置
101に送信しない。
【0057】一方、中央処理装置101の制御手段は、
端末装置123から端末装置122と端末装置123と
のプログラムをバージョン3.0に変更させたし旨の情
報を受信した場合、前記第一の指示情報を端末装置12
3に向けて送信し、前記第二の指示情報を端末装置12
1(端末装置122)に向けて送信するものである。
【0058】端末装置123の記憶手段270は、端末
装置123の記憶手段270に記憶されているプログラ
ムのバージョン(3.0)を記憶する領域を有する。ま
た、端末装置123の制御手段200は、端末装置12
3の記憶手段270からバージョンの情報(3.0)を
読出し、この読出した情報(3.0)を中央処理装置1
01に向けて送信する。
【0059】また、端末装置121(端末装置122)
の記憶手段270は、端末装置121(端末装置12
2)の記憶手段270に記憶されているプログラムのバ
ージョン(2.1)を記憶する領域を有する。端末装置
121(端末装置122)の制御手段200は、端末装
置121(端末装置122)の記憶手段270からバー
ジョンの情報(2.1)を読出し、この読出した情報
(2.1)を中央処理装置101に向けて送信する。
【0060】中央処理装置101は、端末装置123か
ら受信したバージョンに関する情報(3.0)と、端末
装置121(端末装置122)から受信したバージョン
に関する情報(2.1)とに基づいて、端末装置121
(端末装置122)のプログラムを変更させるか否かを
判断する判断手段を有する。そして、中央処理装置の制
御手段は、端末装置121(端末装置122)のプログ
ラムを変更させると判断した場合、前記第二の指示情報
を端末装置121(端末装置122)に向けて送信す
る。
【0061】例えば、オペレータにより制御卓150を
介して特に指示が無ければ、中央処理装置101の判断
手段は、中央処理装置101の制御手段が、端末装置1
23から受信したバージョンに関する情報(3.0)
と、端末装置121(端末装置122)から受信したバ
ージョンに関する情報(2.1)とを比較する。この比
較の結果、端末装置123のプログラムのバージョン
(3.0)が端末装置121(端末装置122)のプロ
グラムのバージョン(2.1)より上であるので、端末
装置121(端末装置122)のプログラム(2.1)
をバージョン3.0に変更させると判断する。
【0062】しかし、バージョン2.1に不都合があ
り、古いバージョンである2.0に変更させたい場合が
ある。この場合、予め端末装置123の記憶手段270
には、バージョン2.0のプログラムを記憶させる。そ
して、このバージョン2.0のプログラムに端末装置1
21(端末装置122)のプログラムを変更させる。
【0063】具体的に説明すると、オペレータは、端末
装置121(端末装置122)のプログラムをバージョ
ン2.0のプログラムに変更する旨の情報を制御卓15
0を介して中央処理装置に指示する。この指示に応答
し、中央処理装置の制御手段は、端末装置123から受
信したバージョンに関する情報(2.0)と、端末装置
121(端末装置122)から受信したバージョンに関
する情報(2.1)とを比較する。この比較の結果、端
末装置123のプログラムのバージョン(2.0)が端
末装置121(端末装置122)のプログラムのバージ
ョン(2.1)より下であるので、端末装置121(端
末装置122)のプログラム(2.1)をバージョン
2.0に変更させると判断する。
【0064】また、端末装置の記憶手段に正しく転送し
たプログラムが記憶されない場合もある。この場合、オ
ペレータは、端末装置121(端末装置122)のプロ
グラムを再度変更する旨の情報を制御卓150を介して
中央処理装置に指示する。この指示を受信した中央処理
装置の制御手段は、端末装置123から受信したバージ
ョンに関する情報(3.0)と、端末装置121(端末
装置122)から受信したバージョンに関する情報
(3.0)とを比較する。この比較の結果、端末装置1
23のプログラムのバージョン(3.0)が端末装置1
21(端末装置122)のプログラムのバージョン
(3.0)と同一であっても、端末装置121(端末装
置122)のプログラムを変更させると判断する。
【0065】或いは、上述した判断を端末装置123が
行っても良い。
【0066】この場合、端末装置121(端末装置12
2)の制御手段200は、端末装置121(端末装置1
22)の記憶手段270からバージョンの情報(2.
1)を読出し、この読出した情報(2.1)を端末装置
123に向けて送信する。
【0067】端末装置123の制御手段200は、端末
装置123のバージョンに関する情報(3.0)と、端
末装置121(端末装置122)から受信したバージョ
ンに関する情報(2.1)とを比較する。この比較の結
果、端末装置123のプログラムのバージョン(3.
0)が端末装置121(端末装置122)のプログラム
のバージョン(2.1)より上であるので、端末装置1
21(端末装置122)のプログラム(2.1)をバー
ジョン3.0に変更させると判断する。そして、端末装
置123の制御手段200は、端末装置123のプログ
ラム(バージョン3.0)に基づいて、端末装置121
(端末装置122)のプログラムを変更する旨の情報を
端末装置121(端末装置122)に向けて送信する。
【0068】或いは、端末装置123の記憶手段270
にバージョンを下げる旨の情報が(工場出荷時に)記憶
されている場合、又は中央処理装置101からバージョ
ンを下げる旨の情報を受信した場合、端末装置123の
制御手段200は、端末装置123のバージョンに関す
る情報と、端末装置121(端末装置122)から受信
したバージョンに関する情報とを比較し、この比較の結
果、端末装置123のプログラムのバージョンが端末装
置121(端末装置122)のプログラムのバージョン
より下である場合、端末装置121(端末装置122)
のプログラムを変更させると判断する。そして、端末装
置123の制御手段200は、端末装置123のプログ
ラムに基づいて、端末装置121(端末装置122)の
プログラムを変更する旨の情報を端末装置121(端末
装置122)に向けて送信する。
【0069】または、中央処理装置101から端末装置
121(端末装置122)のプログラムを再度変更させ
る旨の情報を受信した場合、端末装置123の制御手段
200は、端末装置123のバージョンに関する情報
と、端末装置121(端末装置122)から受信したバ
ージョンに関する情報とを比較し、この比較の結果、端
末装置123のプログラムのバージョンと端末装置12
1(端末装置122)のプログラムのバージョンとが同
じであっても、端末装置121(端末装置122)のプ
ログラムを変更させると判断する。そして、端末装置1
23の制御手段200は、端末装置123のプログラム
に基づいて、端末装置121(端末装置122)のプロ
グラムを変更する旨の情報を端末装置121(端末装置
122)に向けて送信する。
【0070】端末装置(端末装置121〜端末装置12
3)は、端末装置(端末装置121〜端末装置123)
の記憶手段270が記憶しているプログラムを変更可又
は変更不可が設定されるスイッチを有する。端末装置
(端末装置121〜端末装置123)の制御手段200
は、このスイッチが変更不可に設定されている場合、端
末装置(端末装置121〜端末装置123)のプログラ
ムを変更させない。
【0071】或いは、端末装置(端末装置121〜端末
装置123)の記憶手段270は、端末装置(端末装置
121〜端末装置123)の記憶手段270が記憶して
いるプログラムを変更可又は変更不可が設定されるフラ
グを記憶する領域を有する。例えば、プログラムを変更
可の設定とする場合、フラグを“0”にする。また、プ
ログラムを変更不可の設定とする場合、フラグを“1”
にする。そして、端末装置(端末装置121〜端末装置
123)の制御手段200は、フラグが“1”である場
合、端末装置(端末装置121〜端末装置123)のプ
ログラムを変更させない。
【0072】しかし、端末装置(端末装置121〜端末
装置123)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可に
設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報が
制御卓150を介して中央処理装置101の制御手段に
入力された場合、中央処理装置101の制御手段は、端
末装置(端末装置121〜端末装置123)のスイッチ
及び/又はフラグが変更不可に設定されていてもプログ
ラムを変更されたし旨の情報を端末装置(端末装置12
1〜端末装置123)に向けて送信する。そして、中央
処理装置101からスイッチ及び/又はフラグが変更不
可に設定されていてもプログラムを変更されたし旨の情
報を受信した端末装置(端末装置121〜端末装置12
3)の制御手段200は、端末装置(端末装置121〜
端末装置123)のスイッチ及び/又はフラグが変更不
可の設定であっても端末装置のプログラムを変更するよ
う構成しても良い。
【0073】或いは、端末装置123の記憶手段270
に工場出荷時に端末装置121(端末装置122)のス
イッチ及び/又はフラグが変更不可に設定されていても
プログラムを変更させたし旨の情報を記憶させても良
い。この場合、端末装置123の制御手段200は、端
末装置123がシステムに設置(接続)された場合、端
末装置123の記憶手段270から端末装置121(端
末装置122)のスイッチ及び/又はフラグが変更不可
に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の情報
を読出し、この読出した情報を端末装置121(端末装
置122)に向けて送信する。
【0074】そして、端末装置121(端末装置12
2)の制御手段は、端末装置123から端末装置121
(端末装置122)のスイッチ及び/又はフラグが変更
不可に設定されていてもプログラムを変更させたし旨の
情報を受信した場合、スイッチ及び/又はフラグが変更
不可に設定されていてもプログラムを変更するよう構成
しても良い。
【0075】また、本発明による情報変更システムは、
マスタ端末装置(第一の端末装置:端末装置123)を
複数設置し、この複数のマスタ端末装置がスレーブ端末
装置(第二の端末装置:端末装置121及び端末装置1
22)に向けて各々プログラムを転送するよう構成して
も良い。この構成により同時に平行してプログラムの変
更が行える。
【0076】マスタ端末装置(端末装置123)の制御
手段200は、マスタ端末装置(端末装置123)のプ
ログラムに変更していないスレーブ端末装置を検出する
検出手段を有する。例えば、マスタ端末装置(端末装置
123)の制御手段200は、他の端末装置からプログ
ラムのバージョンを受信し、この受信したプログラムの
バージョンとマスタ端末装置(端末装置123)の記憶
手段270で記憶しているプログラムのバージョンと異
なる場合、その端末装置をスレーブ端末装置として検出
する。
【0077】マスタ端末装置(端末装置123)の制御
手段200は、この検出手段で検出したスレーブ端末装
置に向けてプログラムを変更する旨の情報と、マスタ端
末装置(端末装置123)のプログラムとを送信する。
そして、マスタ端末装置(端末装置123)の制御手段
200は、マスタ端末装置(端末装置123)の検出手
段でスレーブ端末装置が検出されなかった場合、システ
ムに接続された端末装置のプログラムの変更が終了した
旨の情報を中央処置装置101に向けて送信する。
【0078】マスタ端末装置(端末装置123)から端
末装置のプログラムの変更が終了した旨の情報を受信し
た中央処置装置101の制御手段は、その旨の情報を制
御卓150に表示させる。これによりオペレータは、端
末装置のプログラムの変更の終了を知ることができる。
【0079】或いは、中央処置装置101が、スレーブ
端末装置を検出するように構成しても良い。この場合、
中央処置装置101の制御手段は、マスタ端末装置(端
末装置123)からプログラムのバージョンを送信さ
せ、また他の端末装置からプログラムのバージョンを送
信させる。そして、中央処置装置101の制御手段は、
マスタ端末装置(端末装置123)から受信したプログ
ラムのバージョンと、他の端末装置から受信したプログ
ラムのバージョンとが異なる場合、その端末装置をスレ
ーブ端末装置として検出する。
【0080】中央処置装置101の制御手段は、中央処
置装置101の検出手段で検出したスレーブ端末装置に
向けて前記第二の指示情報を送信し、マスタ端末装置
(端末装置123)に向けて前記第一の指示情報を送信
する。
【0081】また、中央処置装置101の制御手段は、
中央処置装置101の検出手段でスレーブ端末装置が検
出されなかった場合、端末装置のプログラムの変更が終
了した旨の情報をマスタ端末装置(端末装置123)に
向けて送信する。
【0082】端末装置のプログラムの変更が終了した旨
の情報を受信したマスタ端末装置(端末装置123)の
制御手段200は、マスタ端末装置としての動作の終了
を知り、通常の端末装置に戻る。
【0083】尚、マスタ端末装置から受信したプログラ
ムに変更したスレーブ端末装置は、その後、マスタ端末
装置として、まだプログラムを変更していないスレーブ
端末装置にプログラムを転送する構成としても良い。い
わゆる、ねずみ算式にプログラムの転送(変更)がおこ
なえる。
【0084】次に、本発明の動作について説明する。
【0085】まず、オペレータは、制御卓150を操作
してプログラム遠隔転送の開始指示を中央処理装置10
1に知らせる(ステップ401)。
【0086】この開始指示の情報にはマスタ端末装置の
接続回線番号を含むように構成する。例えば、予めマス
タ端末装置の接続される回線番号をシステムで取り決
め、その回線番号をオペレータが制御卓150に入力す
る。
【0087】又は、端末装置にマスタ端末装置である旨
の情報を端末装置の記憶手段に記憶させる(例えば、工
場出荷時)。そして、この端末装置がシステムに接続し
た際のネゴシエーション時にマスタ端末装置である旨の
情報を中央処理装置101に送信する。或いは、中央処
理装置101が、各端末装置に問い合わせを行い、マス
タ端末装置を検出する。
【0088】制御卓150から開始指示の情報が入力さ
れた中央処理装置101は、マスタ開始ネゴシエーショ
ンを行う。
【0089】このマスタ開始ネゴシエーションは、端末
装置に対してプログラム転送の開始を指示するものであ
る。すなわち、中央処理装置101は、プログラム転送
の開始指示情報を端末装置に送信する。このプログラム
転送の開始指示情報を受信した端末装置は、この指示が
受け入れ可能であれば指示受入の信号を中央処理装置1
01に返信する。尚、端末装置は、中央処理装置からの
指示が受け入れ不可能であれば指示拒否の信号を返信す
る。
【0090】ここで、プログラム転送の開始指示情報
は、例えば、マスタ端末装置に成る旨の情報、必要に応
じて使用する通信路の特性(例えば、ISDN回線など
では複数の通信チャネルがあるのでその指定や速度指定
など)の情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエア
バージョンの情報を含む情報等である。
【0091】端末装置が出力する指示受入の信号には、
指示を受け入る旨の情報、マスタ端末装置の記憶手段で
記憶しているプログラムのバージョンの情報等である。
【0092】端末装置による指示拒否の信号には、拒否
理由の情報等を含む。端末装置より指示拒否の信号を返
信された中央処理装置101は、端末装置から受信した
拒否理由に基づいて、指示の内容を適切に変更して再度
指示する。又は、中央処理装置101は、端末装置から
受信した拒否理由に基づいて、再度指示できないと判断
した場合、その旨の情報を制御卓150に出力させる。
【0093】プログラム転送の開始を受け入れた端末装
置は、マスタ端末装置となるための準備を開始する。
【0094】例えば、マスタ端末装置となるための準備
は、マスタ端末装置がスレーブ端末装置との通信路確立
の確認手続きを開始するステップ、端末装置の処理能力
やシステム要請により本来の通信機能などの制御を停止
させるステップを行う。
【0095】中央処理装置101は、マスタ端末装置に
対するマスタ開始ネゴシエーションを完了すると、他の
端末装置(マスタ端末装置とは違う端末装置)とスレー
ブ開始ネゴシエーションを開始する。
【0096】例えば、スレーブ開始ネゴシエーション
は、端末装置に対してプログラム受信の開始を指示する
ものである。すなわち、中央処理装置101は、プログ
ラム受信の開始指示情報を端末装置に送信する。端末装
置は受信したプログラム受信の開始指示情報に基づいて
この指示を受け入れ可能か否かを判断し、受け入れ可能
であれば指示受入の信号を中央処理装置101に返信
し、受入不可能であれば拒否の信号を返信する。
【0097】ここで、プログラム受信の開始指示情報
は、端末装置がスレーブ端末装置となる旨の情報、必要
に応じて使用する通信路の特性(例えばISDN回線な
どでは複数の通信チャネルがあるのでその指定や速度指
定など)の情報、マスター端末装置のプログラムのバー
ジョンの情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエア
バージョンの情報等である。
【0098】端末装置がスレーブ端末装置と成るか否か
の判断は、インプリメントに依存する。または、スレー
ブ端末装置になることを許容しない情報を設定するよう
に構成した場合にはその情報に基づいて判断する。例え
ば、スレーブ端末装置になることを許容しない情報と
は、プログラムのバージョンが整合するか否かの情報、
ハードウエアが整合する否かの情報等である。
【0099】端末装置による指示受入の信号には、指示
受入を示す情報、プログラムのバージョンの情報等であ
る。
【0100】スレーブ端末装置による指示拒否の信号に
は、拒否理由情報等を含む。
【0101】端末装置より指示拒否の信号を返信された
中央処理装置101は、指示拒否の信号に拒否理由を含
む場合には、その情報内容により指示内容を適切に変更
して再度指示する。または、中央処理装置101は、端
末装置から受信した拒否理由に基づいて、再度指示でき
ないと判断した場合、その旨の情報を制御卓150に出
力させる。
【0102】中央処理装置101からの開始指示を受け
入れた端末装置は、スレーブ端末装置となるための準備
を開始する。
【0103】例えば、スレーブ端末装置となるための準
備は、スレーブ端末装置がマスタ端末装置との通信路の
確立確認手続きを開始するステップ、端末装置の処理能
力やシステム要請により本来の通信機能などの制御を停
止させるステップを行う。
【0104】中央処理装置101は、スレーブ端末装置
に対するスレーブ開始ネゴシエーションを完了するとマ
スタ端末装置とスレーブ端末装置との間の通信路の接続
を行う。
【0105】通信路が接続されるとマスタ端末装置、ス
レーブ端末装置双方で開始されている通信路確立の確認
手続きにより通信路の確立が確認される。
【0106】尚、通信路確立の確認手続きには時間制限
が設けられ、予め定められた時間以内に通信路確立の確
認ができない場合、マスタ端末装置(スレーブ端末装
置)は、中央処理装置101に対して確立が不成功であ
ることを通知する。
【0107】通信路確立の不成功が通知された場合、中
央処理装置101は、ステップ402を失敗として諦
め、制御卓150に不完了などの情報を出力すると共
に、次の端末装置に対する転送手続きステップ403に
進む。
【0108】通信路の確立確認が行われたマスタ端末装
とスレーブ端末装置とは、マスタ端末装置〜スレーブ端
末装置間のネゴシエーションを開始する。
【0109】マスタ端末装置〜スレーブ端末装置間のネ
ゴシエーションに用いられる情報は、マスタ端末装置〜
スレーブ端末装置間で正しく転送が行えるか否かの情
報、必要に応じて使用する通信路の特性(例えばISD
N回線などでは複数の通信チャネルがあるのでその指定
や速度指定など)の情報、マスター端末装置のバージョ
ンの情報、ハードウエア種別の情報、ハードウエアバー
ジョンの情報である。
【0110】マスタ端末装置、及びスレーブ端末装置の
双方でネゴシエーション内容を解釈し、転送可能であれ
ばプログラムの転送を開始する。
【0111】すなわち、マスタ端末装置の制御手段20
0は、マスタ端末装置の記憶手段270からプログラム
を読出し、この読出したプログラムをスレーブ端末装置
に送信する(ステップ301)。そして、スレーブ端末
装置の制御手段200は、マスタ端末装置から送信され
たプログラムを受信し(ステップ302)、この受信し
たプログラムをスレーブ端末装置の記憶手段270に記
憶してプログラムを変更する(ステップ303)。
【0112】ネゴシエーションで転送不可能と判断され
た場合、インプリメントによってはマスタ端末装置(ス
レーブ端末装置)は、中央処理装置101にその理由を
含む転送不可能の信号を返信する。
【0113】転送不可能の信号を通知された中央処理装
置101は、信号に理由を含む場合は、その内容により
指示内容を適切に変更してマスタ端末装置及びスレーブ
端末装置双方にステップ402を最初からやり直すよう
再度指示を行う。または、中央処理装置101は、失敗
として諦め、次の転送手続きであるステップ403に進
む。そして、諦めた場合、中央処理装置101は、制御
卓150に不完了などの情報を出力する。
【0114】ステップ402に含まれる転送フェーズは
通常、転送内容の確認や再送手続きなどである。スレー
ブ端末装置においてはインプリメントにより転送中にプ
ログラムなどの書換動作を並行して行う旨の情報。或い
は、転送内容を蓄積してから書換動作を行う旨の情報を
含む。
【0115】スレーブ端末装置において、書換動作を並
行して行う場合には書換の失敗があり得るが、その場合
には書換の失敗をマスタ端末装置及び中央処理装置10
1に通知し転送を打ち切る。
【0116】また、転送内容の確認手段や再送手続きな
どによっても通信が回復できず通信が維持できないと判
断した場合には中央処理装置101に通知し転送を打ち
切る。
【0117】スレーブ端末装置より書換失敗や通信の失
敗を返信された中央処理装置101は、ステップ402
は失敗として諦めるように構成し、制御卓150に不完
了などの情報を出力すると共に、後述するステップ40
3に進む。
【0118】転送が正常に完了するとマスタ端末装置及
びスレーブ端末装置は、中央処理装置101にその旨の
通知を行い(ステップ402)、中央処理装置101は
ステップ403に進む。
【0119】ステップ403は、スレーブ端末装置が異
なるのみで上述したステップ402と同様の動作を行
う。
【0120】また、ステップ403では、マスタ端末装
置の開始ネゴシエーションを省略し、マスタ端末装置が
マスタ開始ネゴシエーション直後の状態となるようにし
ても良い。
【0121】上述した動作に於いて、中央処理装置10
1が自動的にステップ403に進むのではなく、制御卓
150からの開始指示にマスタ端末装置及びスレーブ端
末装置の回線番号の情報の指定を含めるように構成し、
ステップ402の完了で一連の動作を完結させ、ステッ
プ403に相当する他のスレーブ端末装置に対する転送
動作を制御卓150から毎回指示しても良い。この場合
は、ステップ404がステップ402に続いて行われ
る。
【0122】中央処理装置101が、自動的にステップ
403を起動する場合は中央処理装置101がステップ
403の繰り返しの要否を判定し、繰り返しが不要と判
断した場合にはステップ404に示すとおり制御卓15
0に完了通知を行う。
【0123】制御卓150が毎回指示して転送する場合
には、制御卓150が繰り返し指示の要否を判定する。
【0124】上述した説明では、端末装置のプログラム
を変更する旨のトリガーとして、開始指示を示す旨の信
号が制御卓150から出力する(ステップ401)もの
として説明した。しかしながら、本発明は、この方法に
限定するものではない。
【0125】例えば、図5に示す如く、端末装置からプ
ログラムを変更する旨のトリガーを出力(ステップ50
1)しても良い。例えば、工場出荷時にプログラムを変
更する旨のトリガーを出力する旨の情報を端末装置の記
憶手段に記憶させる。そして、この端末装置は、システ
ムに設置(接続)されると、プログラムを変更する旨の
トリガーを中央処理装置101に向けて出力する。
【0126】これにより制御卓150は、入力手段を有
する必要はなく、例えば、課金記録装置などの出力のみ
を行う装置であっても本発明を適用できる。
【0127】
【効果】専用の付加装置660や書換インタフェース7
70を必要とせず、また端末装置が設置されている場所
に行くことなく、端末装置のプログラム等の変更及び/
又は更新ができる。また、多くの端末装置が接続するシ
ステムであっても多くの手間やコストを掛かけずに端末
装置のプログラム等の変更及び/又は更新ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報変更システムの構成図であ
る。
【図2】本発明に係る端末装置の構成図である。
【図3】本発明のフローチャートである。
【図4】本発明のシーケンスである。
【図5】本発明のシーケンスである。
【図6】従来技術の情報変更システムの構成図である。
【図7】従来技術の端末装置の構成図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置 121〜123 端末装置 150 制御卓

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置の制御に関する情報を変更する
    システムであって、 前記システムは、第一の端末装置を有し、 前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、この記憶手段から制御に関する情報を読出
    し、この読出した制御に関する情報を他の端末装置に向
    けて送信する手段と、制御に関する情報を他の端末装置
    から受信し、この受信した制御に関する情報を前記第一
    の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を
    変更する手段とを有することを特徴とする情報変更シス
    テム。
  2. 【請求項2】 端末装置の制御に関する情報を変更する
    システムであって、 前記システムは、ネットワークを介して接続される第一
    の端末装置と第二の端末装置とを有し、 前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、この記憶手段から制御に関する情報を読出
    し、この読出した制御に関する情報を前記第二の端末装
    置に向けて送信する手段とを有し、 前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を
    受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二の端
    末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を変更
    する手段とを有することを特徴とする情報変更システ
    ム。
  3. 【請求項3】 端末装置の制御に関する情報を変更する
    システムであって、 前記システムは、ネットワークを介して接続される第一
    の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、 前記中央処理装置は、制御に関する情報を変更させたし
    旨の情報が入力される入力手段と、この入力手段で入力
    された制御に関する情報を変更させたし旨の情報に応答
    し、制御に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送
    信されたし旨の情報である第一の指示情報を前記第一の
    端末装置に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一
    の端末装置から受信して制御に関する情報を変更された
    し旨の情報である第二の指示情報を前記第二の端末装置
    に向けて送信する手段とを有し、 前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報を
    受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制御
    に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情報
    を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有し、 前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を
    受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情
    報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二
    の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を
    変更する手段とを有することを特徴とする情報変更シス
    テム。
  4. 【請求項4】 端末装置の制御に関する情報を変更する
    システムであって、 前記システムは、ネットワークを介して接続される第一
    の端末装置と第二の端末装置と中央処理装置とを有し、 前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から制御に関
    する情報を変更させたし旨の情報を受信した場合、制御
    に関する情報を前記第二の端末装置に向けて送信された
    し旨の情報である第一の指示情報を前記第一の端末装置
    に向けて送信し、制御に関する情報を前記第一の端末装
    置から受信して制御に関する情報を変更されたし旨の情
    報である第二の指示情報を前記第二の端末装置に向けて
    送信する手段とを有し、 前記第一の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記第一の端末装置から制御に関する情報を
    変更させたし旨の情報を前記中央処理装置に向けて送信
    する手段と、前記中央処理装置から前記第一の指示情報
    を受信した場合、前記第一の端末装置の記憶手段から制
    御に関する情報を読出し、この読出した制御に関する情
    報を前記第二の端末装置に向けて送信する手段とを有
    し、 前記第二の端末装置は、制御に関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記中央処理装置から前記第二の指示情報を
    受信した場合、前記第一の端末装置から制御に関する情
    報を受信し、この受信した制御に関する情報を前記第二
    の端末装置の記憶手段に記憶させて制御に関する情報を
    変更する手段とを有することを特徴とする情報変更シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第一の端末装置の記憶手段は、前記
    第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関す
    る情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有
    し、 前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段
    からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情
    報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、 前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置
    の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージ
    ョンに関する情報を記憶する領域を有し、 前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段
    からバージョンに関する情報を読出し、この読出した情
    報を前記中央処理装置に向けて送信する手段を有し、 前記中央処理装置は、前記第一の端末装置から受信した
    バージョンに関する情報と、前記第二の端末装置から受
    信したバージョンに関する情報とに基づいて、前記第二
    の端末装置の制御に関する情報を変更させるか否かを判
    断する判断手段と、この判断手段による判断の結果、前
    記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させると判
    断した場合、前記第二の指示情報を前記第二の端末装置
    に向けて送信する手段とを有することを特徴とする請求
    項3又は請求項4に記載の情報変更システム。
  6. 【請求項6】 前記中央処理装置の判断手段は、 前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情
    報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関
    する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段
    が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置
    の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージ
    ョンが上である場合、前記第二の端末装置の制御に関す
    る情報を変更させると判断する手段であることを特徴と
    する請求項5に記載の情報変更システム。
  7. 【請求項7】 前記中央処理装置の判断手段は、 前記第一の端末装置から受信したバージョンに関する情
    報と、前記第二の端末装置から受信したバージョンに関
    する情報とに基づいて、前記第一の端末装置の記憶手段
    が記憶している制御に関する情報が前記第二の端末装置
    の記憶手段が記憶している制御に関する情報よりバージ
    ョンが同一又は下である場合、前記第二の端末装置の制
    御に関する情報を変更させると判断する手段であること
    を特徴とする請求項5に記載の情報変更システム。
  8. 【請求項8】 前記第一の端末装置の記憶手段は、前記
    第一の端末装置の記憶手段に記憶されている制御に関す
    る情報のバージョンに関する情報を記憶する領域を有
    し、 前記第二の端末装置の記憶手段は、前記第二の端末装置
    の記憶手段に記憶されている制御に関する情報のバージ
    ョンに関する情報を記憶する領域を有し、 前記第二の端末装置は、前記第二の端末装置の記憶手段
    から前記バージョンに関する情報を読出し、この読出し
    た情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段を有
    し、 前記第一の端末装置は、前記第二の端末装置から受信し
    たバージョンに関する情報と、前記第一の端末装置の記
    憶手段に記憶しているバージョンに関する情報とに基づ
    いて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更す
    るか否かを判断する判断手段と、この判断手段の結果、
    前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更すると判
    断した場合、前記第一の端末装置の制御に関する情報に
    基づいて、前記第二の端末装置の制御に関する情報を変
    更する旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信する
    手段とを有することを特徴とする請求項2〜請求項7に
    記載の情報変更システム。
  9. 【請求項9】 前記第一の端末装置の判断手段は、 前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情
    報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバ
    ージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装
    置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第
    二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情
    報よりバージョンが上である場合、前記第二の端末装置
    の制御に関する情報を変更すると判断する手段であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の情報変更システム。
  10. 【請求項10】 前記第一の端末装置の判断手段は、 前記第二の端末装置から受信したバージョンに関する情
    報と、前記第一の端末装置の記憶手段が記憶しているバ
    ージョンに関する情報とに基づいて、前記第一の端末装
    置の記憶手段が記憶している制御に関する情報が前記第
    二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関する情
    報よりバージョンが同一又は下である場合、前記第二の
    端末装置の制御に関する情報を変更すると判断する手段
    であることを特徴とする請求項8に記載の情報変更シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記第二の端末装置は、 前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関
    する情報を変更可又は変更不可が設定されるスイッチ
    と、前記スイッチが変更不可に設定されている場合、前
    記第二の端末装置の制御に関する情報を変更させない手
    段とを有することを特徴とする請求項2〜請求項10い
    ずれかに記載の情報変更システム。
  12. 【請求項12】 前記第二の端末装置の記憶手段は、 前記第二の端末装置の記憶手段が記憶している制御に関
    する情報を変更可又は変更不可が設定されるフラグを記
    憶する領域を有し、 前記第二の端末装置は、前記フラグが変更不可に設定さ
    れている場合、前記第二の端末装置の制御に関する情報
    を変更させない手段を有することを特徴とする請求項2
    〜請求項11いずれかに記載の情報変更システム。
  13. 【請求項13】 前記中央処理装置は、 前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラ
    グが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変
    更させたし旨の情報が前記中央処理装置の入力手段で入
    力された場合、前記第二の端末装置の前記スイッチ及び
    /又は前記フラグが変更不可に設定されていても制御に
    関する情報を変更されたし旨の情報を前記第二の端末装
    置に向けて送信する手段を有し、 前記第二の端末装置は、前記中央処理装置から前記第二
    の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変更
    不可に設定されていても制御に関する情報を変更された
    し旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前記
    スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であっ
    ても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更する
    手段を有することを特徴とする請求項11又は請求項1
    2に記載の情報変更システム。
  14. 【請求項14】 前記第一の端末装置は、 前記第二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラ
    グが変更不可に設定されていても制御に関する情報を変
    更させたし旨の情報を前記第二の端末装置に向けて送信
    する手段と、 前記第二の端末装置は、前記第一の端末装置から前記第
    二の端末装置の前記スイッチ及び/又は前記フラグが変
    更不可に設定されていても制御に関する情報を変更され
    たし旨の情報を受信した場合、前記第二の端末装置の前
    記スイッチ及び/又は前記フラグが変更不可の設定であ
    っても前記第二の端末装置の制御に関する情報を変更す
    る手段を有することを特徴とする請求項11〜請求項1
    3いずれかに記載の情報変更システム。
  15. 【請求項15】 前記情報変更システムは、 前記第一の端末装置と前記第二の端末装置とを各々複数
    有し、 複数の第一の端末装置が各々自己の記憶手段に記憶して
    いる制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関
    する情報を各々異なる第二の端末装置に向けて送信でき
    るように構成したことを特徴とする請求項2〜請求項1
    4いずれかに記載の情報変更システム。
  16. 【請求項16】 前記情報変更システムは、 前記第二の端末装置を複数有し、 前記第一の端末装置は、前記第一の端末装置の記憶手段
    に記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関
    する情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手
    段と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて
    前記第一の端末装置の記憶手段で記憶している制御に関
    する情報に基づいて、制御に関する情報を変更する旨の
    情報を送信する手段とを有することを特徴とする請求項
    2〜請求項15いずれかに記載の情報変更システム。
  17. 【請求項17】 前記情報変更システムは、 前記第二の端末装置を複数有し、 前記中央処理装置は、前記第一の端末装置の記憶手段に
    記憶している制御に関する情報に基づいて、制御に関す
    る情報を変更させる第二の端末装置を検出する検出手段
    と、この検出手段で検出した第二の端末装置に向けて前
    記第二の指示情報を送信し、前記第一の端末装置に向け
    て前記第一の指示情報を送信する手段と、前記中央処理
    装置の検出手段の結果、該当する第二の端末装置が検出
    されない場合、制御に関する情報の更新を終了する旨の
    情報を前記第一の端末装置に向けて送信する手段とを有
    することを特徴とする請求項3〜請求項16いずれかに
    記載の情報変更システム。
  18. 【請求項18】 前記情報変更システムは、 前記第二の端末装置を複数有し、 前記第一の端末装置の制御に関する情報に基づいて、制
    御に関する情報を変更した第二の端末装置は、第一の端
    末装置と成り、制御に関する情報を変更していない第二
    の端末装置に向けて制御に関する情報を変更させるよう
    に構成したことを特徴とする請求項2〜請求項17いず
    れかに記載の情報変更システム。
  19. 【請求項19】 前記ネットワークの通信線は、有線及
    び/又は無線であることを特徴とする請求項2〜請求項
    18いずれかに記載の情報変更システム。
  20. 【請求項20】 前記制御に関する情報とは、端末装置
    が実行するプログラムであることを特徴とする請求項1
    〜請求項19に記載の情報変更システム。
  21. 【請求項21】 ネットワークを介して接続される第一
    の端末装置と第二の端末装置とを用いて、前記第二の端
    末装置の制御に関する情報を変更する方法であって、 前記第一の端末装置が、前記第一の端末装置の記憶手段
    から制御に関する情報を読出し、この読出した制御に関
    する情報を前記第二の端末装置に向けて送信するステッ
    プ301と、 前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置から制御に
    関する情報を受信するステップ302と、 前記第二の端末装置が、前記ステップ302で受信した
    制御に関する情報を前記第二の端末装置の記憶手段に記
    憶させて制御に関する情報を変更するステップ303と
    を有することを特徴とする情報変更方法。
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JP2017073748A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 富士通株式会社 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信プログラム及び情報受信プログラム

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