JP3896304B2 - 手すり取付用エンド・ブラケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廊下や階段の壁に手すりを取り付けるに当ってその端部を保持するためのエンド・ブラケット、さらに詳しくは、手すりの端部を保持するための受体部分を、ビスな どの定着手段で廊下や階段の壁に取り付けるための取付座を有するブラケット本体部分に一体的ならしめた一体型のもの、さらには、手すりの端部を保持するための受体と、ビスなどの定着手段で廊下や階段の壁に取り付けるための取付座を有するブラケット本体の2部材からなるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廊下や階段の壁Cに手すりBを取り付けるに当って、その端部を保持するために、例えば、図15においてA'で示すような直角方向に折曲する円弧状に彎曲させたエンド・ブラケットを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このエンド・ブラケットA'をビスなどの定着手段で固定できる壁であれば、手すりの取付には何の問題もないが、例えば定着手段が用をなさない石膏ボードから壁がなっている場合には、その裏側に下地材や柱がないとエンド・ブラケットA'を固定できない。また、この場合の定着手段は、石膏ボードの裏側にある下地材や柱に達するような長いものとならざるを得ない。
【0004】
一方、石膏ボードFの裏側に下地材がない場合においては、エンド・ブラケットA'を固定できるようにするために、通常、図16及び図17においてDで示す手すりプレートを用い、例えば、石膏ボードFの裏側に位置する柱Gに達するようにビスなどの定着手段Eをねじ込んで、石膏ボードFに手すりプレートDを取り付けている。
この手すりプレートDを用いれば、図17に示すように、ビスなどの定着手段Eで手すり支持用のブラケットHを固定することができ、このブラケットHで図14に示すように手すりBの途中を支えることができる。
【0005】
そして、この手すりBの両端をエンド・ブラケットA'で覆い隠して手すりプレートDに固定しようとする。ところが、手すりプレートDに手すり支持用のブラケットHを取り付け、このブラケットHで手すりBの途中を支えている場合には、図15に示す従来のエンド・ブラケットA'を使えない。
なぜならば、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させた従来のエンド・ブラケットA'では、図15においてa'で示す取付座が、図16に示すように、手すりBの延長線上に来るため、ビスなどの定着手段をねじ込む位置が石膏ボードからなる壁Cとなって全く用をなさないからである。換言すると、前記取付座a'が手すりプレートDと同じ高さのところに来ないため、それに取り付けることができない。
【0006】
本発明は、このような場合においても、手すりプレートにビスなどの定着手段をねじ込むことができるように、換言すると、前記取付座が手すりプレートと同じ高さのところに来てそれに取り付けることができるように、工夫したものである。もっとも、手すりプレートを用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固定できる壁に手すりを直接取り付ける場合にも用いることができることは言うまでもない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第一の発明である手すり取付用エンド・ブラケットは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2部分の先側である前記取付座 2b と反対側の位置に、手すりBの端部を保持するための受体1部分を前記ブラケット本体2部分に対して45度で交差するように一体的ならしめたことを特徴とするものである。
【0008】
この場合においては、図3に示すように、受体1部分直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2部分に対して45度首を振った状態にある。それにより、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2部分の傾斜角)とT(ブラケット本体2部分の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まるから、ブラケット本体2部分の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0009】
第一の発明の場合において、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2部分に対し、受体1部分はその直径方向の対向外周面のうち片方 1c のみがブラケット本体2部分に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面 1d には彎曲面を備えていないものとすることが好ましい。
この場合においては、前記ブラケット本体2部分に対する受体1部分の折曲角度を45度に設定することによって、図13に示すように、手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2部分の取付座 2b を位置させることができる。従って、手すりBを下から支える形で手すりプレートDに定着できる。
【0010】
また、第一の発明の場合において、受体1部分もしくはブラケット本体2部分に形成されている孔であって、受体1部分で保持されている手すりBの端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く方向とすることが望ましい。
このようにすると、ネジ挿通用の孔から手すりBにねじ込んだネジが、例えば図2あるいは図9に示すように、手すりBの長手方向を向く。従って、このネジで手すりBの端部をより強固に固定できる。
【0011】
第一の発明では、手すりBの端部を保持するための受体1部分と、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2部分とが一体的である。これに対して、第二、第三の発明では、前記二つの部分が一体的ではなく、第二の発明では、受体1がブラケット本体2に対して自由に首を振ることができ、また、第三の発明では、受体1がブラケット本体2に対して所定角度首を振った状態に取り付けられている。
【0012】
すなわち、第二の発明である手すり取付用エンド・ブラケットは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなり、前記受体1を前記ブラケット本体2に対して回動自在に嵌合させたことを特徴とするものである。
【0013】
この場合においては、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1は直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に対して回動自在であるから、手すりBの端部を嵌入してこれを保持している受体1をブラケット本体2に嵌合させたまま自由に首を振ることができる。従って、手すりBの端部を保持している受体1を回動させて受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まるから、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0014】
また、第二の発明である手すり取付用エンド・ブラケットは、手すりBの端部を嵌入してこれを保持するためのものであって、ブラケット本体に対して45度で交差するように折曲した受体1が直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に対して回動自在であるから、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じてそれを嵌着させ得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用いることができる。従って、左側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ嵌合させ、上述したように手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0015】
さらに、第三の発明である手すり取付用エンド・ブラケットは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなり、前記ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット2とに形成したことを特徴とするものである。
【0016】
この場合においては、前記凹凸嵌合手段により、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1が直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に所定角度首を振った状態で取り付けられ、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まる。従って、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。特に、前記凹凸嵌合手段により前記ブラケット本体2への受体1の取付位置が予め定まるから、極めて施工しやすくなる。
【0017】
図面には示さないが、手すりプレートDを用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固定できる壁に手すりを直接取り付ける場合においても、前記ブラケット本体2に対する受体1の折曲角度を45度に設定し、あるいは、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整し、あるいは、ブラケット本体2に対する受体1の首振り角度を調整することによって、ブラケット本体2の取付座2bをその壁に対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んでその壁に直接定着することもできる。
【0018】
第三の発明の場合において、前記凹凸嵌合手段を受体1とブラケット本体2の直径方向の対称位置に設けることが望ましい。
この場合においては、例えば、図8に示す受体1をブラケット本体2に対して180度回動させると、受体1とブラケット本体2との接合面の対称位置にある凹凸嵌合手段と相手側の凹凸嵌合手段とを嵌合させることができるから、ブラケット本体2への受体1の取付状態が受体1を回動させない状態でブラケット本体2に取り付けた場合とは左右対称的となる。従って、一つのものを左側用としても、右側用としても用いることができ、いわゆる、左右兼用することができる。
【0019】
換言すると、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じてそれを取り付け得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用いることができる。従って、左側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ取り付け、上述したように手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0020】
第二、第三の発明の場合において、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に対し、受体1はその直径方向の対向外周面のうち片方1cのみがブラケット本体2に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面1dには彎曲面を備えていないものとすることが好ましい。
この場合においては、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整し、あるいは、ブラケット本体2に対する受体1の首振り角度を調整することによって、図13に示すように、手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取付座2bを位置させることができる。従って、手すりBを下から支える形で手すりプレートDに定着できる。
【0021】
受体1もしくはブラケット本体2に形成されている孔であって、受体1で保持されている手すりBの端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く方向とすることが望ましい。
このようにすると、ネジ挿通用の孔から手すりBにねじ込んだネジが、例えば図2あるいは図9に示すように、手すりBの長手方向を向く。従って、このネジで手すりBの端部をより強固に固定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を、図1〜図14に基いて詳細に説明する。
図1に、第一の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を分解して示す。図1から分かるように、このエンド・ブラケットAは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2部分の先側である前記取付座 2b と反対側の位置に、手すりBの端部を保持するための受体1部分を前記ブラケット本体2部分に対して45度で交差するように一体的ならしめたものである。いわゆる一体型のものである。
【0023】
また、図4に、第二の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を分解して示す。図4から分かるように、このエンド・ブラケットAは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2aを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなっている。そして、前記受体1を前記ブラケット本体2の軸芯に対して回動自在に嵌合させたものである。いわゆる首振り型である。
【0024】
さらに、図8に、第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を分解して示す。図8から分かるように、このエンド・ブラケットAは、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなり、前記ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット2に形成したものである。いわゆる半固定型である。
【0025】
受体1部分および受体1はいずれも筒状であって、図2、図6、図9に示すように、その一端には手すりBの端部を嵌入してそれを保持するための保持部1aが備えられている。
ここに例示する受体1部分および受体1は、その直径方向の対向外周面のうち片方1cのみがブラケット本体2部分およびブラケット本体2に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面1dには彎曲面を備えていない。
【0026】
一方、ブラケット本体2部分およびブラケット本体2は、図1、図4、図8に示すように、直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてある。そして、図1に示す場合には、上述したように、その先端である前記取付座 2b と反対側の位置手すりBの端部を保持するための受体1部分を前記ブラケット本体2部分に対して45度で交差する円弧状に彎曲させて一体的ならしめてある(一体型)。また、図4に示す場合には、図5に示すように、前記受体1の端部を嵌着するための嵌合部2aが形成されている。また、図8に示す場合にも、図5に示す場合と同じように、前記受体1の端部を嵌着するための嵌合部2aが形成されているが、図示は省略する。そして、図8に示す場合には、ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段である孔2gが形成されている。
【0027】
また、ブラケット本体2部分の他端側およびブラケット本体2の他端側には、いずれの場合も、ビスなどの定着手段Eをねじ込んで被取付物に取り付けるための取付座2bが備えられている。なお、図1、図2、図4〜図6、図8、図9に示すように、この取付座2bにはビスなどの定着手段Eをねじ込むことができるねじ孔2cが複数個形成されている。
そして、ブラケット本体2部分の先側である前記取付座 2b と反対側の位置およびブラケット本体2の先側である前記取付座 2b と反対側の位置と前記取付座2bとの間であるブラケットのほとんどの部分は、筒状の外半分を切り欠いてあり、この切り欠かれた部分は着脱自在のカバー3で覆い隠すことができるようにしてある。このカバー3は、ブラケット本体2部分およびブラケット本体2を被取付物に定着するのに用いた定着手段Eを覆い隠すとともに、筒状の外半分を切り欠いた部分に被せて筒状の支持腕とするのに用いられる。
【0028】
図4に示すエンド・ブラケット(首振り型)の受体1には、ブラケット本体2の嵌合部2aに嵌入させ得る環状段部1bが備えられている。また、図8に示すエンド・ブラケット(半固定型)の受体1にも、ブラケット本体2の嵌合部2aに嵌入させ得る環状段部1bが備えられている。そして、図8に示すエンド・ブラケット(半固定型)における受体1には、ブラケット本体2に形成されている孔2gに嵌入させ得る爪1fが環状段部1bから突出させてある。この爪1fは、ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段である孔2gに対向する位置に設けられ、相手側の凹凸嵌合手段となるものである。なお、受体1とブラケット本体2とに形成されている前記嵌合部2aと環状段部1b、前記孔2gと爪1fの取付位置を、図面に示す場合と逆にしてもよい。
【0029】
前記カバー3の一端における径方向の両端部分には、図12に示すように、ブラケット本体2の径方向の両端部分に形成されている嵌入溝2d,2dに嵌入させ得る爪3a,3aが、また、このカバー3の他端側には、前記取付座2bに形成されている嵌入孔2eに嵌入させ得る爪3bが形成されており、それらを嵌入溝2d,2d、嵌入孔2eに嵌入することにより、カバー3をブラケット本体2の筒状の外半分を切り欠いた部分に嵌着できる。
【0030】
前記受体1部分とブラケット本体2部分が一体型のエンド・ブラケットおよび2部材である受体1とブラケット本体2は、通常ダイキャスト製、カバー3は合成樹脂製である。ただし、強度的に問題がなければ、受体1部分とブラケット本体2部分が一体型のエンド・ブラケットおよび2部材である受体1とブラケット本体2もカバー3と同じ合成樹脂製とすることができる。なお、カバー3はそれぞれの場合(一体型、首振り型、半固定型)のブラケット本体2部分およびブラケット本体2にいずれの場合にも用いることができるように、共通性を持たせておくと都合がよい。
【0031】
図1に示すエンド・ブラケット(一体型)の場合には、図2に示すように、受体1部分がブラケット本体2部分に対して45度で交差する円弧状に彎曲している。この受体1部分の保持部1a内の奥壁2hには、手すりBにねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔2fの方向は、これに挿通させることによって手すりBにねじ込んだネジ4が手すりBの長手方向を向く方向である。そして、この孔2fにネジ4を挿通してその先側を、図2において鎖線で示すように、保持部1a側に延び出させることにより、ネジ4は手すりBの長手方向を向き、受体1部分の保持部1aに嵌入されている手すりBの右側の端部をより強固に固定できる。
図1に示すものと左右対称的なものを作製すれば、それを左側用のものとして用いることができ、受体1部分の保持部1aに嵌入されている手すりBの左側の端部を固定できる。
【0032】
このエンド・ブラケット(一体型)を用いて手すりBを取り付けた場合には、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まるから、図3及び図13に示すように、ブラケット本体2部分の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0033】
また、図4に示すエンド・ブラケット(首振り型)の場合には、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1の環状段部1bを直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合させて用いるが、前記環状段部1bは前記嵌合部2aに対して回動自在である。従って、受体1の環状段部1bをブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合させたまま自由に首を振ることができる。
そして、ブラケット本体2の嵌合部2aの壁には、手すりBにねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔2fにネジ4を挿通してその先側を、図6において鎖線で示すように、ブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合させた受体1の環状段部1bの筒内から保持部1a側に延び出させることにより、受体1の保持部1aに嵌入されている手すりBの端部を固定できるとともに、受体1とブラケット本体2とを結合できる。
【0034】
図6に示す場合とは異なり、図7に示す場合にも、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1を直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に回動自在に嵌合させることができる。
図7に示すエンド・ブラケットが図4〜図6に示すものと異なるところは、受体1側の環状段部1bの筒端面が開口しているか否か、受体1とブラケット本体2とが直接結合されているか否か、ブラケット本体2側の嵌合部2aの壁に手すりBにねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されているか否か、この孔2fに代わるものとして手すりBにねじ込むネジ5挿通用の孔1eが受体1側に形成されているか否かの点のみであって、それら以外に異なるところはなく、また、使用態様も図4〜図6に示すものと実質的には変わるところがない。
【0035】
図7に示す場合においては、受体1側の環状段部1bの筒端壁とこの部分が嵌合されているブラケット本体2の嵌合部2aの端壁とにわたってセンターピン6を取り付けてあって、このセンターピン6で受体1とブラケット本体2とが直接結合されている。
この場合においても、受体1がブラケット本体2に対して回動自在に嵌合せしめられ、図4〜図6に示すものと同様の使用が可能である。なお、この場合においては、手すりBにねじ込むネジ5挿通用の孔1eが受体1側に形成されており、この孔1eにネジ5を挿通してその先側を、図7において鎖線で示すように、受体1の保持部1a側に延び出させることにより、受体1の保持部1aに嵌入されている手すりBの端部を固定できる。
【0036】
図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)を用いて手すりBを取り付けた場合には、手すりBの端部を保持している受体1を回動させて受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することにより、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まるから、図3及び図13に示す場合と同様に、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0037】
また、図8に示すエンド・ブラケット(半固定型)の場合にも、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1の環状段部1bを直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2の嵌合部2aに嵌合させて用いる。そして、環状段部1bから突出させてある爪1fをブラケット本体2の孔2gに嵌入する。凹凸嵌合手段である爪1fと孔2gの係合位置は、受体1とブラケット本体2の直径方向の対称位置である二箇所である。すなわち、受体1を図8に示す状態のままで受体1の爪1fをブラケット本体2の孔2gに嵌入する場合と、図8に示す受体1をブラケット本体2に対して180度回動させ、その状態において受体1の爪1fをブラケット本体2の孔2gに嵌入する場合である。
この二通りの凹凸嵌合により、ブラケット本体2への受体1の取付状態は、図11の左側と右側とに示すように、左右対称的となる。
【0038】
そして、前記凹凸嵌合手段で受体1と係合するブラケット本体2の嵌合部2aの壁には、手すりBにねじ込むネジ4挿通用の孔2fが形成されている。この孔2fの方向は、これに挿通させることによって手すりBにねじ込んだネジ4が手すりBの長手方向を向く方向であり、上述したように右側用と左側用とに兼用できるように、孔2fも対称的に2個形成されている(図9、図10参照)。なお、図10は、図9のX−X線に沿う断面図である。
右側用の場合には、図9の上側に現れる孔2fにネジ4を挿通してその先側を、図9において鎖線で示すように、ブラケット本体2の2hから受体1の保持部1a側に延び出させることにより、受体1の保持部1aに嵌入されている手すりBの端部を固定できるとともに、受体1とブラケット本体2とを結合できる。
【0039】
そして、前記凹凸嵌合により、受体1がブラケット本体2に所定角度首を振った状態で取り付けられ、図13におけるθ(取付位置を通る水平線に対するブラケット本体2の傾斜角)とT(ブラケット本体2の取付位置を通る水平線から手すりBの設置点までの距離、すなわち、手すりBの設置高さ)並びに図14におけるT'(取付面からの距離、すなわち、平行度)が定まる。従って、図11、図13に示すように、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDに定着できる。
【0040】
次に、石膏ボードFからなる壁Cに手すりプレートDが取り付けられている場合を例に挙げて、図1、図2に示すエンド・ブラケット(一体型)と、図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)と、図8、図9に示すエンド・ブラケット(半固定型)の使用方法を、図13及び図14に基いて説明する。
従来の場合と同様に、この手すりプレートDに手すり支持用のブラケットHが取り付けられる。そして、上述した それぞれのエンド・ブラケットAを手すりプレートDに取り付け、このエンド・ブラケットAで手すりBの端部を保持することができる。
【0041】
いずれの場合においても、前記手すりプレートDに取り付けられているブラケットHで手すりBの途中が支えられている。そして、この手すりBの端部をそれぞれのエンド・ブラケットAの一部品である受体1の保持部1aに嵌入する。
図1、図2に示すエンド・ブラケット(一体型)の場合には、手すりBの端部を保持している受体1部分がブラケット本体2部分に対して45度で交差する状態で一体化されているから、その状態においてブラケット本体2部分の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bに形成されているねじ孔2cにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDにねじ込んでこれに定着できる。
【0042】
一方、図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)においては、受体1の保持部1aは、これが嵌入されているブラケット本体2の嵌合部2aの軸芯に対して回動自在であるから、手すりBの端部を保持している受体1の保持部1aを回動させて受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bに形成されているねじ孔2cにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDにねじ込んでこれに定着できる。
【0043】
また、図8、図9に示すエンド・ブラケット(半固定型)の場合には、凹凸嵌合手段である受体1の爪1f1fが相手側であるブラケット本体2の凹凸嵌合手段である孔2g,2gに嵌入させることにより、ブラケット本体2の取付座2bを前記手すりプレートDと対面させることができ、その取付座2bに形成されているねじ孔2cにビスなどの定着手段Eを差し込んで手すりプレートDにねじ込んでこれに定着できる。
【0044】
ここに例示した受体1部分および受体1は、いずれもその直径方向の対向外周面のうち片方1cのみがブラケット本体2部分およびブラケット本体2に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面1dには彎曲面を備えていない。このような形状をしている場合には、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、図13に示すように、手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取付座2bを位置させることができる。従って、手すりBを下から支える形で手すりプレートDにビスなどの定着手段Eで定着できる。
【0045】
図面には示さないが、手すりプレートDを用いない場合であって、ビスなどの定着手段で固定できる壁に手すりを直接取り付ける場合においても、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、ブラケット本体2の取付座2bをその壁に対面させることができ、その取付座2bにビスなどの定着手段を差し込んでその壁に直接定着することもできる。
【0046】
なお、取付座2bのねじ孔2cにビスなどの定着手段Eを差し込んで被取付物に本エンド・ブラケットを定着するに当っては、カバー3をブラケット本体2から外して行うことができるから、きわめて作業しやすい。そして、定着後、カバー3に形成されている爪3a,3aをブラケット本体の嵌合部2a側に形成されている嵌入溝2d,2dに嵌入し、また、このカバー3の他端側に形成されている爪3bを前記取付座2bに形成されている嵌入孔2eに嵌入することにより、カバー3をブラケット本体2の筒状の外半分を切り欠いた部分に嵌着できる。従って、取付座2bのねじ孔2cに差し込んで被取付物に本エンド・ブラケットを定着するのに用いたビスなどの定着手段Eが見えないようにすることができ、取付後の体裁もよい。
【0047】
図1、図2に示すエンド・ブラケット(一体型)の場合には、手すりBの端部を保持している受体1部分がブラケット本体2部分に対して45度で交差する状態で一体化されている。従って、図1、図2に示すものは、右側用のものとして特定され、左側用のものは別途作製しなければならないが、右側用のものと左右対称的なものを作製するだけで、左側用のものとなる。従って、図3に示すように、左側用のエンド・ブラケットAを左側に、また、右側用のエンド・ブラケットAを右側に位置させることにより、上述したように手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0048】
一方、図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)において、受体1の保持部1aは、これが嵌入されているブラケット本体2の嵌合部2aの軸芯に対して回動自在であるから、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じてそれを嵌着させ得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用いることができる。 従って、左側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ嵌合させ、上述したように手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0049】
また、図8、図9に示すエンド・ブラケット(半固定型)の場合には、例えば、図8に示す受体1をブラケット本体2に対して180度回動させると、受体1とブラケット本体2との接合面の対称位置にある凹凸嵌合手段と相手側の凹凸嵌合手段とを嵌合させることができるから、ブラケット本体2への受体1の取付状態が受体1を回動させない状態でブラケット本体2に取り付けた場合とは左右対称的となる。従って、一つのものを左側用としても、右側用としても用いることができ、いわゆる、左右兼用することができる。
【0050】
このように、図4〜図7に示すエンド・ブラケット(首振り型)の場合と、図8、図9に示すエンド・ブラケット(半固定型)の場合には、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じてそれを取り付け得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用いることができる。従って、左側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ取り付け、上述したように手すりプレートDもしくは壁に直接定着できる。
【0051】
なお、図1〜図4、図6〜図9、図11において、図面符号2iは、ブラケット本体2の取付座2bの面からわずかに突出させた墨出しと称する印で、この印が取付座2bに形成されていることにより、図3及び図11に示すように、ブラケット本体2部分およびブラケット本体2が被取付物に対して真直ぐ取り付けられているか否かが分かる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ブラケット本体2部分に対する受体1部分折曲角度を45度に設定することによって、手すりプレートDがある場合には、その手すりプレートDに本エンド・ブラケットを、また、手すりプレートDを用いない場合でも、ビスなどの定着手段で固定できる壁に本エンド・ブラケットを直接取り付けることができるから、いかなる場合でも手すりBを容易かつ支障なく被取付物に取り付けることができるという利点を有する。
【0053】
請求項2記載の発明によれば、ブラケット本体2部分に対する受体1部分の折曲角度を45度に設定することによって、手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取付座 2b を位置させることができるから、手すりBを下から支える形で手すりプレートDに定着できるという利点を有する。
【0054】
請求項3記載の発明によれば、ネジ挿通用の孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向くから、このネジで手すりBの端部をより強固に固定できるという利点を有する。
【0055】
請求項記載の発明によれば、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することによって、手すりプレートDがある場合には、その手すりプレートDに本エンド・ブラケットを、また、手すりプレートDを用いない場合でも、ビスなどの定着手段で固定できる壁に本エンド・ブラケットを直接取り付けることができるから、いかなる場合でも手すりBを容易かつ支障なく被取付物に取り付けることができるという利点を有する。
【0056】
請求項記載の発明によれば、ブラケット本体2に対する受体1の首振り角度を調整することによって、手すりプレートDがある場合には、その手すりプレートDに本エンド・ブラケットを、また、手すりプレートDを用いない場合でも、ビスなどの定着手段で固定できる壁に本エンド・ブラケットを直接取り付けることができるから、いかなる場合でも手すりBを容易かつ支障なく被取付物に取り付けることができるという利点を有する。特に、凹凸嵌合手段により前記ブラケット本体2への受体1の取付位置が予め定まるから、極めて施工しやすくなるという特長を有する。
【0057】
一方、請求項記載の発明においては、受体1とブラケット本体2との嵌合位置を調整することにより、また、請求項記載の発明においては、受体1をブラケット本体2に対して180度右方向あるいは左方向に回動させることにより、いずれも左右兼用することができるから、手すりBの端部を嵌着してこれを保持する受体1を上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとして、また、それに応じてそれを嵌着させ得るブラケット本体2も上下逆にしないで左側用のものと右側用のものとしてそれぞれを用いることができるから、左側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を左側用として位置させたブラケット本体2に、また、右側用の受体1に対しては、そのように位置させた受体1を右側用として位置させたブラケット本体2にそれぞれ嵌合させ、手すりプレートDもしくは壁に直接定着できるという利点を有する。
【0058】
請求項記載の発明によれば、ブラケット本体2への受体1の取付位置を調整することによって、手すりプレートDに取り付けた手すり支持用のブラケットHと同一高さの水平延長線上にブラケット本体2の取付座2bを位置させることができるから、手すりBを下から支える形で手すりプレートDに定着できるという利点を有する。
【0059】
請求項記載の発明によれば、ネジ挿通用の孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向くから、このネジで手すりBの端部をより強固に固定できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す手すり取付用エンド・ブラケットの一部切欠の正面図である。
【図3】図1に示す手すり取付用エンド・ブラケット並びにそれと左右対称的な手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す斜視図で、いずれもカバーを外した状態で示す。
【図4】第二の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示す手すり取付用エンド・ブラケットの一部品であるブラケット本体のみの斜視図である。
【図6】図5に示す手すり取付用エンド・ブラケットの一部切欠の正面図である。
【図7】第二の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの他の例を示す一部切欠の正面図である。
【図8】第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの一例を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示す手すり取付用エンド・ブラケットの一部切欠の正面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】図8に示す手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す斜視図で、いずれもカバーを外した状態で示す。
【図12】第一、第二、第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケットのいずれにも用いることができるカバーのみの斜視図である。
【図13】第一、第二、第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一
例を示す概略正面図である。
【図14】第一、第二、第三の発明による手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す概略横断面図である。
【図15】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの一例を示す一部切欠の平面図である。
【図16】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す正面図である。
【図17】従来の手すり取付用エンド・ブラケットの使用状態の一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…受体、1a…保持部、1b…環状段部、1f …爪、2…ブラケット本体、2a…嵌合部、2b…取付座、2f…孔、2g…孔、2h…奥壁、3…カバー、A…エンド・ブラケット、B…手すり、C…壁、D…手すりプレート、E…定着手段、F…石膏ボード、G…柱、H…手すり支持用のブラケット。

Claims (8)

  1. 直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2部分の先側である前記取付座 2b と反対側の位置に、手すりBの端部を保持するための受体1部分を前記ブラケット本体2部分に対して45度で交差するように一体的ならしめたことを特徴とする手すり取付用エンド・ブラケット。
  2. 直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2部分に対し、受体1部分はその直径方向の対向外周面のうち片方 1c のみがブラケット本体2部分に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面 1d には彎曲面を備えていないことを特徴とする請求項1記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
  3. 受体1部分もしくはブラケット本体2部分に形成されている孔であって、受体1部分で保持されている手すりBの端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く方向とすることを特徴とする請求項1又は2記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
  4. 直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなり、前記受体1を前記ブラケット本体2に対して回動自在に嵌合させたことを特徴とする手すり取付用エンド・ブラケット。
  5. 直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあって、ビスなどの定着手段Eで廊下や階段の壁に取り付けるための取付座2bを有するブラケット本体2と、手すりBの端部を保持するためのものであって、ブラケット本体2に対して45度で交差するように折曲した受体1とからなり、前記ブラケット本体2への受体1の取付位置を定めるための凹凸嵌合手段を、受体1とブラケット本体2とに形成したことを特徴とする手すり取付用エンド・ブラケット。
  6. 凹凸嵌合手段を受体1とブラケット本体2の直径方向の対称位置に設けることを特徴とする請求項記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
  7. 直角方向に折曲する円弧状に彎曲させてあるブラケット本体2に対し、受体1はその直径方向の対向外周面のうち片方1cのみがブラケット本体2に対して45度で交差する円弧状に彎曲しており、他方の対向外周面1dには彎曲面を備えていないことを特徴とする請求項4又は5記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
  8. 受体1もしくはブラケット本体2に形成されている孔であって、受体1で保持されている手すりBの端部にねじ込むネジ挿通用の孔の方向は、この孔から手すりBにねじ込んだネジが手すりBの長手方向を向く方向とすることを特徴とする請求項のいずれかに記載の手すり取付用エンド・ブラケット。
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