JP3994310B2 - 車載機器取付スタンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車載機器取付スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビ、ビデオ、カーナビゲーション等に用いられる液晶モニターを自動車の後部座席用に取り付ける場合には、例えば予め車内の天井等に専用の取付構造を設けていた。また、簡易的には例えば、後部座席用に液晶モニターを取付ける場合、フロントシートのヘッドレストの支柱に取付スタンドを取り付け、前記取付スタンドに液晶モニターを取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者の方法では、専用の取付構造を設けるために、コストがかかり、後付けが困難である。また、前者及び後者の方法では、液晶モニターの前後位置を変更することが困難であった。さらに、後者の方法では、前部座席に人が座ると、人の動きにより画面が揺れるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は以上の問題を解決するために、車載機器を簡単にかつ強固に取り付けることができる車載用取付スタンドを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、車載機器取付スタンドであって、車両の内壁のアシストグリップに代えて取り付けられた支持部と、前記内壁と略平行となるように前記支持部に長手方向に移動可能に支持された棒状部と、前記棒状部に該棒状部に沿って移動可能に車載機器としての液晶モニターを取り付ける車載機器取付部とを備え、前記支持部、前記棒状部を前記内壁側に近づくように移動自在に支持する棒状部移動手段を備え、前記棒状部移動手段は、車両に取り付けられる基部と、該基部に上下に旋回移動可能に連結されるとともに前記棒状部が取り付けられる連結部とを備え、前記基部に対して異なる複数の角度で前記連結部を前記基部に係合可能とすることで段階的に前記基部に対する連結部の角度を変更自在とし、前記車載機器取付部は、前記棒状部が挿入され、前記棒状部の任意の位置に棒状部の外周回りに任意の角度で取付自在とされたベース部と、該ベース部に揺動自在に取り付けられるとともに、前記車載機器に取り付けられる揺動取付部とを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車載機器取付スタンドであって前記基部と前記連結部とがネジにより締結されるとともに該ネジを緩めた状態で該ネジを回転軸として前記基部に前記連結部が回動自在に接合され、前記基部と前記連結部との連結部分に、前記基部と前記連結部とを締結した際に前記基部に対する前記連結部の回転を規制する回転角決め部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車載機器取付スタンドであって、前記棒状部の端部にエンドキャップが取り付けられるとともに、前記エンドキャップには、前記棒状部の軸方向にほぼ沿って前記棒状部の端部付近から前記棒状部が延在する方向と反対の方向に突出する突出片が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれか一項に記載の車載機器取付スタンドであって、前記ベース部は前記棒状部が挿入される貫通孔を有し、前記揺動取付部は、基端部が略球状とされ、先端部が車載機器に取り付けられる揺動部と、該揺動部の基端部を挟むとともにベース部に設けられた接続部を挟むことにより、ベース部と揺動取付部とを接合するクランプ部と、前記クランプ部を緩めた状態で、前記揺動部を揺動自在とし、前記クランプ部を締めた状態で前記揺動部の向きを固定するクランプ調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る車載機器取付スタンド1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(A)に示すように、この実施の形態の車載機器取付スタンド1は、液晶モニター200等の車載機器を車両内部に固定するために車両内部の後部座席の内壁100に取付けられたアシストグリップ300の取付構造に、アシストグリップに代えて取り付けられるものである。 また、車載機器取付スタンド1は、車両の内壁100のアシストグリップ300の取付け位置に取り付けられる取付金具A(支持部)と、該取付金具Aに支持される固定パイプ30(棒状部)と、液晶モニター200(車載機器)を、前記固定パイプ30に取り付ける車載機器取付金具B(車載機器取付部)と、固定パイプ30の端部に設けるエンドキャップ50とを備えている。
【0010】
なお、図1(B)に示すように、車載機器取付スタンド1は、車両のアシストグリップ300を取外した後に、 たとえば、アシストグリップ300を取り付けていたネジ300a(他のネジでも後述するネジ穴に合えば使用可)とネジ穴300bを用いて取り付けられるものである。また、アシストグリップ300を有する車ならば、 この例の車載機器取付スタンド1を取り付けることが可能である。
【0011】
図2は本発明に係る、車載機器取付スタンド1の取付金具A部分の分解斜視図を示している。
図2に示すように、前記取付金具Aは、前記内壁100に取り付けられる壁体取付部10と、前記壁体取付部10に回動自在に取付けられる可動金具20からなり、 可動金具20には固定パイプ30を挿通させる貫通孔25が形成されている。
前記壁体取付部10は、内壁100に当接して固定される四角形状の底板部11と、 該底板部11の上下の側縁部から車内側に立ち上がった2つの側板部12、13と、前記底板部11の左右の側縁部から車内側に立ち上がった左右の側板部14、15とから概略箱状に形成されている。
そして、底板部11には、車両の内壁100のアシストグリップ300を取り付けるためのネジ穴300bに取付金具Aをネジ11bにより取り付けるためのネジ用の挿通孔11aが形成されている。
【0012】
前記壁体取付部10は、その底板部11の反対側の先側(車内側)に可動金具20が取り付けられるようになっている。そして、壁体取付部10の先側の右側が可動金具20と干渉しないように切欠かれた形状とされ、壁体取付部10の先側の右側の前記左の側板部14が他の側板部12、13、15より車内側に突出した形状とされている。なお、壁体取付部10は、その先側が下方に向くように途中で屈曲した形状とされている。
そして、肉厚に形成された左の側板部14の先部が、可動金具20を固定する固定部14aとなっている。また、上下の側板部12、13の車内側の先端縁部の断面形状が、内側より外側が突出するとともに後述する可動金具20の壁体取付部10側の端部の半円柱状の形状に対応して円弧状に凹んだ形状となっている。
【0013】
また、右の側板部15の先端縁部は、可動金具20の壁体取付部10側の端部の半円柱状の形状に対応して、左右端部に対して中央部が円弧状に凹んだ形状となっている。
可動金具20と壁体取付部10を固定した際、壁体取付部10の側板部12、13及び右の側板部15で形成される湾曲した状態の先端部分が、可動金具20の壁側の外周面を覆うように形成され、また前記先端部分と可動金具20の壁側の外周面とが一定の間隔を保つように形成される。
【0014】
また、左の側板部14の固定部14aには、可動金具20を固定するためのネジ穴16が設けられ、ネジ穴16の外周より外側に周方向に沿ってほぼ等間隔に並んだ状態に複数の係合部17が設けられている。なお、固定部14aの車内側の先端側の側縁部は中央部が突となる円弧状に形成されている。
左の側板部14に設けられるネジ穴16は、例えばネジ穴16の入口付近が大径で、奥側が小径である2段構造に形成し、後述するネジ16aの頭部がネジ穴16内に完全に挿入され、ネジ16aの頭部が壁体取付部10の左の側面から突出しないようにしている。
係合部17は図1に示すように断面形状が円状の貫通孔とされているとともに、円周上に30度間隔で12個設けられている。なお、係合部17は、壁体取付部10と可動金具20とをネジ16aで締結した際に、後述する可動金具20側の係合部29と係合して壁体取付部10に対する可動金具20の回転を規制できれば良く、その形状等は、断面円形に限らず多角形であっても良く、また、貫通孔に限らず、くぼみ、溝、突起、突条等の形状であっても良い。なお、壁体取付部10と可動金具20とのネジ16aによる締結を緩めた際に、可動金具20が壁体取付部10に対してネジ16aを中心として回転可能の状態で、可動金具20を回転させて壁体取付部10に対する可動金具20の角度を段階的に決められるようになっている。
【0015】
一方、前記壁体取付部10に固定される可動金具20は、固定パイプ30を挿通させる貫通孔25を有するパイプ取付部20aと、壁体取付部10に取り付けられる接合部20bとからなる。なお、可動金具20は、パイプ取付部20a側の外周面が半円柱状とされ、 接合部20b側の外周面が半円柱状とされることにより、断面小判状の形状とされている。
また、前記可動金具20の接合部20bの左側面には貫通孔25の開口部26が形成され、パイプ取付部20aの左側面は、接合部20bの左側面より奥側に後退した状態とされ、この左側面が前記壁体取付部10との取付面27とされている。また、可動金具20の上面側には、可動金具20の貫通孔25に固定パイプ30を挿通させた際、固定パイプ30を固定するための後述するネジ22を螺合させるネジ穴21が設けられている。
また、図1に示すように、パイプ取付部20aの左側面と取付面27との段差部分は円弧状に形成されている。
【0016】
また、可動金具20の左側面の段差部分の円弧状に窪んだ状態に形成された曲面と、壁体取付部10の左側板部14の先側の固定部14aの円弧状に突出した先端面とが、間隔をあけて対向して配置されており、可動金具20を上下方向に壁体取付部10に対して回動する際に、壁体取付部10の固定部14aが可動金具20の段差の曲面部分に接触せず、一定の間隔を保ちながら回動できるようになっている。
【0017】
可動金具20の取付面27の壁体取付部10のネジ穴16に対応する位置にネジ穴28が設けられている。また、ネジ穴28の外周より外側に、前記壁体取付部10の係合部17の一部に対応する位置に複数の突起部28が形成されている。なお、複数の突起部28は、壁体取付部10の係合部17と同様に円周上に等間隔に配置されるが、係合部17より数が少ないものとなっている。
そして、可動金具20の取付面27の複数の突起部29が、前記壁体取付部10に設けた円形状の係合部17に係合する(係合部17である穴に突起部29が挿入される)ことによって、可動金具20を壁体取付部10に対して所定の角度に止めて固定状態にできる。なお、図2に示すように、可動金具20の取付面27には平面視した場合に、約90度の等角度間隔で4つの突起部29が設けられるものとしたが、 これに限らず、突起部29を4つ以上、もしくは4つ以下設けるものとしても良い。また、可動金具20と壁体取付部10とで係合部分の形状を逆にしても良い。
【0018】
また、可動金具20の角度を段階的に決める際の角度の間隔は、この例において係合部17の数によって決まる。そして、可動金具20を上下に回動させて角度を決める際は、可動金具20と壁体取付部10とを固定しているネジ16aを緩める。その結果、突起部29は係合部17との係合状態が解除され、 可動金具20が上下方向に回動可能となる。そして、可動金具20が所望の角度もしくはそれに近似する角度となった際に、それぞれの突起部29を係合部17に挿入するようにして、再び壁体取付部10に可動金具20を締結することで可動金具20の向きが固定される。なお、このような構成とすることにより、壁体取付部10に締結された可動金具20に外力が加わっても、可動金具20が回転することがない。
【0019】
なお、図3は、取付金具Aを車両の内壁100に装着した場合の垂直断面の概略を示している。図3に示すように、取付金具Aの可動金具20は取付面27を中心に上下方向に回動可能で、可動金具20を矢印P、Q方向に示すように上下方向に回転角度を変えることにより、破線で示した位置Y、Zでは、実線で示した位置Xよりも、車内側に突出する割合が少なくなる。
【0020】
また、別の例として、例えば図4に示すように、車体側の内壁100が車内側に傾斜している場所に取付金具Aを設ける場合、可動金具20を上側方向に回動させ、壁体取付部10と垂直になる位置に回転させた場合(R方向)、壁体取付部10と前記可動金具20が直角の状態になるとともに、可動金具20と車体側の壁面が平行状態になり、取付金具Aの車内側への突出を押さえることが可能となる。 すなわち、上述のように、取付金具Aに対して、可動金具20を回転して取付角度を変更することにより、取付金具Aに固定される固定パイプ30の車両の内壁面からの距離を変更することができる。これにより、例えば、アシストグリップ300の取付位置が周囲の内壁面より凹んでいる車に対応して、予め取付金具Aを長いものとしても、車に対応して取付金具Aの壁面からの突出量を変更して、固定パイプ30の内壁面からの距離が大きくなりすぎるのを防止することができる。
【0021】
次に、可動金具20の取付面27の形状の変形例について説明する。図5に示すように変形例として、前記取付面27の形状を取付面27の貫通孔の周囲に、貫通孔を中心とする円状凹部40を形成し該円状凹部40内部に所定の角度おきに半径方向に峰を沿わせた断面三角形状の凸部を形成するとともに、前記凹部の左右の傾斜のうちの一方をなだらかにし、他方をきつくした状態となっている。
また、一方の壁体取付部10には、壁体取付部10と可動金具20を取り付けた場合、可動金具20の取付面27に設けた円状凹部40内の凸部と係合する図示しない凸状の係合部が設けられている。
【0022】
このような可動金具20の取付面27と、壁体取付部10の係合部とは、上述の貫通孔である係合部と突起部と同様に壁体取付部10に対する可動金具20の回転角度(向き)を段階的に決めて、壁体取付部10に可動金具20を取り付けられるようにしたものであるが、凸部の左右の斜面のうちの一方の斜面がなだらかで他方の斜面が急な斜面となっているので、可動金具20をネジを緩めた状態で回転する際に、上下方向の回転のうちの壁体取付部10に設けられた突起が緩やかな斜面を登るような一方の回転は容易に行え、他方の回転は壁体取付部10と可動金具20とが大きく離れるようにネジを緩めないと回転できないものとしている。
【0023】
前記固定パイプ30は、円筒状の部材であり、前後二カ所でアシストグリップ300用のネジ穴300bに取り付けられた取付金具Aの貫通孔に挿通されて固定されることで、車両内の壁際に前後方向に沿って配置される。なお、固定パイプ300の長さは、後述する液晶モニター200の前後位置の移動範囲や車内の前後長さ等に基づいて決められる。
【0024】
次に、車載機器取付金具B(車載機器取付部)の構成について説明する。図6に示すように、車載機器取付金具Bは固定パイプ30の長手方向に沿って摺動自在に取付けられるベース部70と、液晶モニター200に取り付けられる揺動取付部60からなり、揺動取付部60は前記ベース部70の先端部において回転可能に取付けられるクランプ部80と、該クランプ部80の前端部に所定の範囲だけ揺動可能で、液晶モニター200を支持するための揺動部90が固定されている。
【0025】
前記ベース部70は固定パイプ30に摺動自在に取り付けられる基台部71と該基台部71に回動自在に固定される円柱部材74とからなり、前記基台部71は固定パイプ30が挿入される挿通孔73を有するとともに、その上部に設けられ、前記円柱部材74が回動自在に固定される保持部72を有する。また、保持部72の先端部は二股に分岐した状態とされ、前記円柱部材74の後端部が板状に形成され、該後端部が保持部72の分岐した部分の間に挟まれるようになっているとともに、これら保持部72の二俣部分と円柱部材74の後端部とを貫通するようにネジ72aが配置され、該ネジ72aを回転中心として保持部72に対して円柱部材74が回動可能とされるとともに、ネジ72aにより保持部72に挟まれた状態の円柱部材74を締結して円柱部材74の向きを固定できるようになっている。
また、円柱部材74の前端部には円盤状の接続部75が設けられている。この接続部75には、前記クランプ部88が回転可能に取付けられる。
【0026】
また、前記基台部71には挿通孔73の外側にネジ孔71aが形成されており、このネジ孔71aにはネジ76が螺合されることにより、前記ベース部70が固定パイプ30に固定され、前記固定パイプ30の長手方向への動きや、固定パイプ30の周方向への回転を防止することができる。
【0027】
前記円柱部材74の先端部に設けられる円盤状の接続部75は、径が円柱部材74の直径よりやや小さく、円柱部材74と接続部75の間には周方向に沿った溝77が形成される。また、前記の円盤状の接続部75の外周壁には周方向に凹凸部75aが形成される。
揺動部90は、略球状の基端部94bと、棒状の軸部94aとから構成される支持棒94を有し、軸部94aの先端部は外周に雄ネジ94dが形成され、また軸部94aの先端面には開口部94cが設けられ、開口部94cの内部には雌ネジが形成されている。
【0028】
そして、前記支持棒94の軸部94aに形成された雄ネジ94dには、外周壁に凹凸部93bを形成し、また中央部に雌ネジ95aを形成した保持リング93が、前記雌ネジ95aにより螺合している。液晶モニター200の振れを防止するための円環状の補助リング92が、前記保持リング93と後述するレールガイドとの間に配置される。この補助リング92には中心部に挿通孔92aが形成され、該挿通孔92aの周縁部に弾力性を有するゴム、軟質合成樹脂等の抵抗リング92bが貼着されている。この抵抗リング92bは表面に多数の凹凸部を形成する。また、軸部94aの先端面の開口部94cにレールガイド91に設けられたネジ軸91が螺合されてレールガイド91が軸部94aに固定される。
なお、レールガイド91は、図1に示す液晶モニター200の背面の左右のレール201に係合するとともにレール201の背面側に回り込むようになっており、レールガイド91と保持リング93との間にレール201と補助リング92及び抵抗リング92bとを挟んだ状態で軸部94aに螺合した保持リング93を回転して締め付けることで、液晶モニタを軸部94aの先端に取り付けられるようになっている。
【0029】
次にクランプ部80の構造について説明する。クランプ部80は形状が略円錐台形状で先端部が後端部よりやや径が小さく設けてある。
また、前記クランプ部80は、断面視円形状でその対称軸により左右対称に、第1クランプ部81及び第2クランプ部82に分割されている。
また、第1クランプ部81及び第2クランプ部82を合わせた状態で、クランプ部80は先端面に貫通孔88を有し、前記貫通孔88の一端部から第1クランプ部と第2クランプ部とが合わさる部分に沿って溝状となる切り欠き部83が、クランプ部80の略中間位置まで設けられている。
前記第1クランプ部81及び第2クランプ部82の内壁面は、先部には半球状の凹部84が形成され、後端部には前記円盤状の接続部75が嵌合可能な嵌合部85が形成されている。そして、接続部75の外周壁に設けた凹凸部77と段階的に係合するように嵌合部85の内周壁には図示しない凹凸部を設けている。
【0030】
さらに、第1クランプ部81の側面に六角形状の開口部を有し、その奥が細い円形状のネジ用の貫通孔81aを設け、また反対側の第2クランプ部82には、前記第1クランプ部81に設けた貫通孔81aに対応する位置に、開口部が奥側より径が大きくされた円形状の貫通孔82aを形成する。次に上記で説明した円柱部材74の接続部75と支持棒94の基端部94bをクランプ部80に嵌めた状態で、第1クランプ部81と第2クランプ部82とを合わせる。そして、第1クランプ部81の貫通孔81aからは、ネジ87を挿入する。そして、反対側のネジ孔82aからは取っ手部86aを有する緊締用ネジ86を挿入し、緊締用ネジ86の内部に形成した雌ネジに前記ネジ87を螺合し第1クランプ部81と第2クランプ部82とを締め付ける。
【0031】
前記のクランプ部80の緊締用ネジ86の締め付けの強弱により、車載機器取付金具Bの先端に取り付ける液晶モニター200を固定したり、動かしたりできる。例えば、前記ベース部70と揺動取付部60は、円柱部材74の接続部75をクランプ部80の嵌合部85に嵌めた状態で接合されているが、緊締用ネジ86を若干緩めることで、揺動取付部60を前記円柱部材74の周方向に回転が可能となり、かつ、クランプ部80の前端に接合される揺動部90は、クランプ部80に切り欠き部83を設けた方向に、前記円柱部材74とほぼ垂直状態まで回動可能となる。また、揺動部90は、クランプ部80の貫通孔88の範囲で揺動可能である。
【0032】
また、前記ベース部70の基台部71に設けたネジ孔71aのネジ76を強く締め付けることにより、車載機器取付金具Bを固定パイプ30に固定できる。また、ネジ76を緩めることで、車載機器取付金具Bを固定パイプ30の前後方向の位置に移動することができる。また、車載機器取付金具Bのベース部70の基台部71と円柱部材74が回動可能に接合されているので、前記基台部71を固定パイプ30に固定したままの状態で、液晶モニター200を前後方向に微調整が可能となる。
【0033】
次に車載機器取付スタンド1の固定パイプ30の端部に装着するエンドキャップ50の構造について説明する。
図7にエンドキャップ50の斜視図、また図8にはエンドキャップ50の断面図を示す。固定パイプ30の両端部に装着するエンドキャップ50は、固定パイプ30の内周壁に沿って挿入される円筒状の嵌入部51と、固定パイプ30の両端部の外周壁に密着する円筒状の外周覆い部52からなり、前記嵌入部51と外周覆い部52の間に形成される溝で、固定パイプ30の端部を挟んで固定している。また、エンドキャップ50は、弾性を有する樹脂や合成樹脂からなっており、例えば、ゴム状の特性を有するものとなっている。
【0034】
また、前記外周覆い部52には、固定パイプ30の反対側に固定パイプ30の軸方向に突出する円筒状の突出片53が形成されている。なお、この突出片53は、外周覆い部52を固定パイプ30の軸方向に沿って固定パイプ30の反対側に延長した形状で形成されている。このように、固定パイプ30の先端部に装着するエンドキャップ50に突出片53を設けることで、外側からの衝撃を弾性を有する突出片53で吸収する構造になっている。なお、突出片53を二重の円筒状としても良く、例えば、外周覆い部52とともに嵌入部51も固定パイプ30の反対側に延長された状態として突出片53を二重の円筒状としても良い。
【0035】
図9は上記例のエンドキャップ50の内周に十文字の突出片53aを追加した場合を示している。この場合、エンドキャップ50の内周円の中心で交差するように、直径方向に2つの壁状の突出片53aを設ける。このように、十文字の突出片53aを追加することにより、外側からの衝撃をさらに弱めることが可能となる。
【0036】
次に、車載機器取付スタンド1を車内の後部座席に取り付ける方法について説明する。まず、取付金具Aの壁体取付部10の底面壁11を車内後部座席の内壁100のアシストグリップ300のネジ穴300bの位置に当接させ、底板部11の挿通孔11aを介してネジ穴300bにネジ11bを締め付ける。そして、壁体取付部10の左の側板部14の固定部14aと可動金具20の取付面27を当接し、かつ前記固定部14aのネジ穴16と前記取付面27のネジ穴28を合わせ、前記固定部14a側からボルト16aを螺合させる。この際、前記取付面27と前記固定部14aを回動可能な状態にするため、ボルト16aを完全には締め付けずに、前記取付面27と固定部14aとの間に隙間を設けるようにする。
【0037】
次に固定パイプ30を取付金具Aに固定する。
この場合、固定パイプ30を後部座席のアシストグリップ300の取付位置に取付けられた前後の取付金具Aの可動金具20の貫通孔25に挿入する。そして、可動金具20に設けたネジ穴21にネジ22を螺合させ固定パイプ30を固定する。
次ぎに、固定パイプ30に、取付金具Bを用いて、液晶モニター200を取り付ける。
【0038】
なお、上記で説明した固定パイプ30は、可動金具20に設けたネジ穴21のネジ22を緩めることで、固定パイプ30の長手方向に沿って取付金具Aに対して摺動自在に移動することが可能である。本発明の例では後部座席の視聴者が固定パイプ30の前方に取り付けた液晶モニター200を見ることが可能な状態に取り付けたが、例えばワンボックスカー等の、前後に3列の座席が設けられている場合は、固定パイプ30を長手方向に沿って前席方向に移動させることで、前席の者も視聴が可能となる。また、車載機器取付金具Bの位置を固定パイプ30の最後列側に取り付けることで、最後列の者も視聴が可能となる。さらに、本発明では固定パイプ30の構成を単管としたが、固定パイプ30の内部に径が一回り小さい図示しない移動パイプを挿入し、この移動パイプが前後方向に摺動可能にし、固定パイプ30の長さを変更可能としても良い。この場合、固定パイプ30と移動パイプの固定方法として例えば、固定パイプ30に図示しないネジ孔を設け、このネジ孔に図示しないネジを螺合し固定パイプ30と移動パイプを固定しても良い。
【0039】
以上に説明したように、この車載機器取付スタンド1によれば、固定パイプ30の車両内壁からの距離を変更可能となっている。車両の前後方向に配置された固定パイプ30により、車載機器取付金具Bが数箇所の回転または回動可能な接合部75aを有しているので、液晶モニター200を、角度、方向および高さを含めて任意に調整することができ、かつ、その調整位置に確実に固定することができる。
なお、この例において、車載機器を液晶モニター200としたが、車載機器は液晶モニター200に限られるものではなく、室内灯、ミラー、カーナビゲーション装置、各種オーディオビジュアル関係の装置等の車載される機器ならばなにを取り付けるものとしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
第1に、本発明の車載機器取付スタンドは車両側の壁のアシストグリップの取付位置に取り付けられるので、すなわち、アシストグリップの取付構造を利用しているので、予め車載機器用の専用の取付構造を設けておく必要がなく、 アシストグリップの取付構造を用いて強固に車載機器を固定できる。従って、車載機器を液晶モニタにした場合に取付部分が強固でないために画面がぶれるようなことを防止することができる。また、アシストグリップの位置に車載機器を後付することもできる。また、車載機器は棒状部材に取り付けられるので、棒状部材に沿って前後に大きく取付位置を変更することができる。
【0041】
第2に、車載機器取付スタンドはアシストグリップの取付位置に取り付けられる取付金具が車両に取り付けられる基部と、この基部に上下に旋回移動可能に連結されるとともに棒状部が取り付けられる連結部とのような棒状部移動手段を備えるので、車種の違いにより取付面が一段凹んでいたり、またピラーの周辺が突出していたりしても、棒状部を上下に回動することで、棒状部の内壁面からの突出量を調整することができ、棒状部の室内側への突出を押さえることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用車載機器取付スタンドを後部座席の車両側の内壁のアシストグリップの取付穴への装着及びアシストグリップを取り外す状態を説明する概略図である。
【図2】上記車載用車載機器取付スタンドの取付金具部分の分解見取り図である。
【図3】上記車載用車載機器取付スタンドを車両側の内壁に取り付けた際の取付金具部分を説明する垂直断面図である。
【図4】上記車載用車載機器取付スタンドを、傾斜した車両側の内壁に取り付けた際の、取付金具部分を説明する垂直断面図である。
【図5】上記車載用車載機器取付スタンドの変形例を示す概略図である。
【図6】上記車載用車載機器取付スタンドの固定パイプに液晶モニターを取り付けるための車載機器取付金具の分解見取図である。
【図7】上記車載用車載機器取付スタンドの固定パイプの端部に設けるエンドキャップの斜視図である。
【図8】上記車載用車載機器取付スタンドの固定パイプの端部に設けるエンドキャップの垂直断面図である。
【図9】上記車載用車載機器取付スタンドの固定パイプの端部に設けるエンドキャップの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車載用車載機取付スタンド
A 取付金具(支持部)
B 車載機取付金具(車載機取付部)
10 壁体取付部(基部)
20 可動金具(連結部)
25 貫通孔
30 固定パイプ(棒状部)
60 揺動取付部
70 ベース部
80 クランプ部
90 揺動部
50 エンドキャップ
100 壁
200 液晶モニター(車載機器)

Claims (4)

  1. 車両の内壁のアシストグリップに代えて取り付けられた支持部と、前記内壁と略平行となるように前記支持部に長手方向に移動可能に支持された棒状部と、前記棒状部に該棒状部に沿って移動可能に車載機器としての液晶モニターを取り付ける車載機器取付部とを備え、
    前記支持部、前記棒状部を前記内壁側に近づくように移動自在に支持する棒状部移動手段を備え
    前記棒状部移動手段は、車両に取り付けられる基部と、該基部に上下に旋回移動可能に連結されるとともに前記棒状部が取り付けられる連結部とを備え、前記基部に対して異なる複数の角度で前記連結部を前記基部に係合可能とすることで段階的に前記基部に対する連結部の角度を変更自在とし、
    前記車載機器取付部は、前記棒状部が挿入され、前記棒状部の任意の位置に棒状部の外周回りに任意の角度で取付自在とされたベース部と、該ベース部に揺動自在に取り付けられるとともに、前記車載機器に取り付けられる揺動取付部とを備えたことを特徴とする車載機器取付スタンド。
  2. 前記基部と前記連結部とがネジにより締結されるとともに該ネジを緩めた状態で該ネジを回転軸として前記基部に前記連結部が回動自在に接合され、
    前記基部と前記連結部との連結部分に、前記基部と前記連結部とを締結した際に前記基部に対する前記連結部の回転を規制する回転角決め部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車載機器取付スタンド。
  3. 前記棒状部の端部にエンドキャップが取り付けられるとともに、前記エンドキャップには、前記棒状部の軸方向にほぼ沿って前記棒状部の端部付近から前記棒状部が延在する方向と反対の方向に突出する突出片が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載機器取付スタンド。
  4. 前記ベース部は前記棒状部が挿入される貫通孔を有し、
    前記揺動取付部は、基端部が略球状とされ、先端部が車載機器に取り付けられる揺動部と、該揺動部の基端部を挟むとともにベース部に設けられた接続部を挟むことにより、ベース部と揺動取付部とを接合するクランプ部と、
    前記クランプ部を緩めた状態で、前記揺動部を揺動自在とし、前記クランプ部を締めた状態で前記揺動部の向きを固定するクランプ調整手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか一項に記載の車載機器取付スタンド。
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