JP4148436B2 - 鏡板の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、抽斗の前面に装着される鏡板の左右方向の傾きを容易に調整して取り付けることができる鏡板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家具や収納庫等においては、抽斗とこれを収納する本体(外枠)とは別体に製造され、最終組み立て段階で抽斗を本体内に収納して出荷しているのが現状である。
【0003】
その一例を図7に基づいて説明すると、断面略凹状に成形された抽斗本体1の前面板2には、その垂直軸線上の中途部に、下辺部水平方向に直線的な面を有する突き当て片部3を突設すると共に、上記鏡板4の裏面側垂直軸線上には、上記突き当て片部3の下面が載置される平板状の受け座部5を突設し、上記突き当て片部3を上記受け座部5に載置した後、該受け座部5に開設された一対の螺子孔6,6のいずれか一方に螺子7を挿通し、これを緊締することで、上記鏡板4を抽斗本体1に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の鏡板の取付構造にあっては、突き当て片部3の下面と受け座部5の接触面とが夫々フラットに形成されているので、抽斗本体1に対する鏡板4の取付角度は固定であり、左右方向の傾きを調整することができない構造であるため、該鏡板4を抽斗本体1に正確に取り付けることは非常に難しく、しかも、鏡板4を抽斗1に取り付けた後に家具本体(図示せず)に収納する場合には、鏡板4が微妙に家具本体の抽斗収納部周縁部に衝合し、抽斗が閉まらなくなったりして家具の外観品質が著しく損なわれる、という問題を有していた。
【0005】
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、抽斗が収納された状態における鏡板の納まり位置を、鏡板の左右方向の傾きを調整することで、容易、かつ、正確に鏡板を抽斗本体に取り付けることができ、その結果、抽斗の収まりが良好で家具の外観品質も良好となる鏡板の取付構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にあっては、抽斗本体の前面板に螺子止め固着される鏡板の取付構造を技術的前提とし、上記上記前面板には、その垂直軸線上の中途部に、下辺部が湾曲形成された突き当て片部を突設すると共に、上記鏡板の裏面側垂直軸線上から左右いずれか一方に偏位させた位置には、上記突き当て片部の湾曲下面が載置される曲面を有し、かつ、螺子孔が開設された受け座部を形成し、上記突き当て片部を上記受け座部に載置することで、鏡板の抽斗本体に対する左右方向の傾きを調整した後、該受け座部の螺子孔に螺子を挿通し緊締することで、上記鏡板を抽斗本体に取り付けることを特徴とするものである。
【0007】
また、この発明にあっては、上記受け座部を、鏡板の前記裏面側垂直軸線上の左右に振り分けて形成してもよい。この場合、左右の受け座部の湾曲度を異ならしめることで、より多様の傾き調整を実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の一形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0009】
図1と図2に示すように、この形態例に係る抽斗Hは、抽斗本体10と、この抽斗本体10の前面板12に固着される鏡板20と、から構成されている。
【0010】
そして、上記抽斗本体10の前面板12には、その垂直軸線O1上の中途部に、下辺部11aが湾曲形成された突き当て片部11を突設して形成されている。
【0011】
一方、上記鏡板20の裏面側垂直軸線O2上には、図1乃至図4に示すように、上記突き当て片部11の湾曲下面11aが載置される曲面を有し、かつ、螺子孔26a,26bが夫々開設された受け座部23A,23Bを左右に振り分けて形成している。
【0012】
この受け座部23A,23Bの湾曲度と突き当て片部11の下辺部11aの湾曲度は、鏡板20と抽斗本体10との製造上の寸法誤差等を考慮して相対的に決定されて形成される。
【0013】
それ故、この形態例に係る鏡板20の取付構造にあっては、鏡板20を右または左に、例えば、1度傾けた状態で取り付ける場合には、上記突き当て片部11を左側の受け座部23Aに載置した後に、鏡板20を、右方向に1度傾ける場合には、図5に示すように、さらに左方向に傾け、或は、鏡板20を、左方向に1度傾けて取り付ける場合には、図6に示すように、図2に示す状態から鏡板20をさらに右方向に傾けた後、上記左側受け座部23Aの螺子孔26aに螺子27を挿通し、これを緊締することで、上記鏡板20を抽斗本体1の前面板12に対して右方向或は左方向に1度傾いた状態で取り付けることができる。
【0014】
勿論、かかる調整は、右側の受け座部23Bを利用しても同様に行うことができるが、本形態例のように、受け座部を左右に振り分けて形成することで、鏡板20の抽斗本体1に対する左右方向の傾き角度を、左右の受け座部23A,23Bの湾曲度が同一であっても左右で微妙に調整することができ、より高精度な微調整を行うことができる。従って、左右の湾曲度を相互に異ならしめて形成した場合には、さらに多様の傾き調整を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明にあっては、抽斗本体の前面板に螺子止め固着される鏡板の取付構造において、上記上記前面板には、その垂直軸線上の中途部に、下辺部が湾曲形成された突き当て片部を突設すると共に、上記鏡板の裏面側垂直軸線上から左右いずれか一方に偏位させた位置には、上記突き当て片部の湾曲下面が載置される曲面を有し、かつ、螺子孔が開設された受け座部を形成し、上記突き当て片部を上記受け座部に載置することで、鏡板の抽斗本体に対する左右方向の傾きを調整した後、該受け座部の螺子孔に螺子を挿通し緊締することで、上記鏡板を抽斗本体に取り付けるように構成したので、抽斗が収納された状態における鏡板の納まり位置を、鏡板の左右方向の傾きを調整することで、容易、かつ、正確に鏡板を抽斗本体に取り付けることができ、その結果、抽斗の収まりが良好で、外観品質も良好な家具を容易に得ることができる。
【0016】
請求項2に記載の発明にあっては、上記受け座部を左右に振り分けて形成したので、鏡板の抽斗本体に対する左右方向の傾き角度を、左右の受け座部の湾曲度が同一であっても、左右で微妙に調整することができ、より高精度な微調整を行うことができる。
【0017】
さらに、請求項3に記載の発明にあっては、左右の湾曲度を相互に異ならしめて形成したので、さらに多様の傾き調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る抽斗と鏡板との取付構造を示す分解斜視図である。
【図2】同取付構造の正規位置における取付状態を示す説明図である。
【図3】同鏡板に形成された受け座部の構成を示す正面図である。
【図4】同受け座部の平面図である。
【図5】同取付構造における右に1度傾けた状態を示す説明図である。
【図6】同取付構造における左に1度傾けた状態を示す説明図である。
【図7】従来の鏡板の取付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 抽斗本体
11 突き当て片部
11a 突き当て片部の湾曲下面部
12 前面板
20 鏡板
23A,23B 受け座部
26a,26b 螺子孔
27 螺子

Claims (3)

  1. 抽斗本体の前面板に螺子止め固着される鏡板の取付構造において、上記前面板には、その垂直軸線上の中途部に、下辺部が湾曲形成された突き当て片部を突設すると共に、上記鏡板の裏面側垂直軸線上から左右いずれか一方に偏位させた位置には、上記突き当て片部の湾曲下面が載置される曲面を有し、かつ、螺子孔が開設された受け座部を形成し、上記突き当て片部を上記受け座部に載置することで、鏡板の抽斗本体に対する左右方向の傾きを調整した後、該受け座部の螺子孔に螺子を挿通し緊締することで、上記鏡板を抽斗本体に取り付けることを特徴とする鏡板の取付構造。
  2. 前記受け座部は、鏡板の前記裏面側垂直軸線上の左右に振り分けられて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鏡板の取付構造。
  3. 前記左右の受け座部の湾曲度が異ならしめて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鏡板の取付構造。
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