JP3894712B2 - 光ピックアップ装置およびその製造方法 - Google Patents

光ピックアップ装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3894712B2
JP3894712B2 JP2000226393A JP2000226393A JP3894712B2 JP 3894712 B2 JP3894712 B2 JP 3894712B2 JP 2000226393 A JP2000226393 A JP 2000226393A JP 2000226393 A JP2000226393 A JP 2000226393A JP 3894712 B2 JP3894712 B2 JP 3894712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
support base
adhesive
hole
optical pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000226393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002042356A (ja
Inventor
光教 和田
清司 四家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2000226393A priority Critical patent/JP3894712B2/ja
Publication of JP2002042356A publication Critical patent/JP2002042356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3894712B2 publication Critical patent/JP3894712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD装置、DVD装置、MD装置などに用いられる薄型の光ピックアップ装置に係り、特に対物レンズを搭載した支持体とこれを支持する支持ベースとを確実に固定できるようにした光ピックアップ装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の光ピックアップ装置を示す斜視図である。
【0003】
この光ピックアップは、支持体40と支持ベース50とを有している。支持体40は金属板から成り、その周縁部に垂直上方へ折り曲げられた側片42a,42b,42cが形成されている。前記支持体40には対物レンズ44が保持されたレンズホルダ45が設けられ、このレンズホルダ45は支持体40に固定されたヘッドベース46に4本のワイヤ47を介して可動自在に支持されている。
【0004】
支持体40にはヨーク43が一体に折り曲げ形成され、このヨーク43にマグネット48が固定されている。また前記レンズホルダ45にトラッキングコイル及びフォーカシングコイルとからなるムービングコイル49が固定されている。前記ムービングコイル49が、前記マグネット48に対向して補正駆動手段60が形成されている。
【0005】
前記支持ベース50は、合成樹脂で射出成型されたケース51を有し、ケース51には前記支持体40が収納される凹部52が形成されている。支持体40は、前記ケース51内で、ねじなどで固定され、且つ前記ねじにより対物レンズ44の光軸の位置調整が可能とされている。
【0006】
前記トラッキングコイルに与えられる補正電流により、レンズホルダ45がトラッキング方向(水平方向)へ微駆動され、前記フォーカシングコイルに与えられる補正電流により、レンズホルダ45がフォーカシング方向(上下方向)へ微駆動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の光ピックアップ装置では、前記補正駆動手段60で発揮されるトラッキングおよびフォーカシング方向への補正駆動力の反作用力が、マグネット48およびヨーク43を経て支持体40に伝達され、さらにこの振動がワイヤ47からレンズホルダ45に伝達され、不要振動の伝達経路のループが形成され、前記不要振動が増幅するという問題がある。
【0008】
ここで、図4に示す光ピックアップ装置は、対物レンズ44がレンズホルダ45の端部に位置しており、レンズホルダ45の重心と対物レンズ44の光軸とが離れている。そのため、前記不要振動がレンズホルダ45に与えられると、レンズホルダ45に発生する不要振動により、対物レンズ44が光軸の倒れ方向であるピッチング方向や前記光軸回りの回転動作であるヨーイング動作を発生し、その結果、本来のトラッキング補正やフォーカシング補正の制御が不能になるなどの問題を生じやすい。
【0009】
その対策として、支持体40の前記側片42a,42b,42cと、ケース51の側板52a,52b,52cとの間に接着剤を充填し、接着剤により支持体40を拘束して前記不要振動を抑制することが考えられる。
【0010】
しかし、支持体40の前記側片42a,42b,42cを接着剤で拘束しても、この拘束箇所と振動発生源であるヨーク43とが離れているため、接着剤による振動抑制効果を十分に発揮させることができない。
【0011】
また支持体40の前記側片42a,42b,42cと、ケース51の側板52a,52b,52cとの間に接着剤を充填した場合に、接着剤にUVなどの硬化光を効果的に与えることが難しく、接着剤を速やかに硬化させることが難しい。よって、硬化前の接着剤が支持体40上の光学部品に付着しやすいという欠点もある。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するものであり、接着剤による不要な振動の抑制効果を高くした光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0013】
また本発明は、接着剤を速やかに硬化させることができる光ピックアップ装置の製造方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、対物レンズと、この対物レンズを可動状態に支持する弾性部材と、前記対物レンズに磁気駆動力を与える補正駆動手段とが搭載された金属製の支持体と、前記支持体を支持して記録媒体の記録面に沿って移動する支持ベースとを有する光ピックアップ装置において、
前記支持ベース上で前記支持体がねじで支持されており、
前記支持ベースには、前記支持体と前記支持ベースとの間の隙間内に通じる接着剤充填用の穴と、この穴を囲む複数の紫外線照射用の穴とが形成されており、
前記支持体と前記支持ベースとの隙間内に、前記接着剤充填用の穴から充填されて、前記接着剤充填用の穴と前記紫外線照射用の穴の双方から照射された紫外線によって硬化させられた紫外線硬化型の接着剤層が設けられていることを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明は、対物レンズと、この対物レンズを可動状態に支持する弾性部材と、前記対物レンズに磁気駆動力を与える補正駆動手段と、が搭載された金属製の支持体と、前記支持体を支持して記録媒体の記録面に沿って移動する支持ベースとを有する光ピックアップ装置の製造方法において、
前記支持ベースには、前記支持体と前記支持ベースとの間の隙間内に通じる接着剤充填用の穴と、この穴を囲む複数の紫外線照射用の穴とが形成されており、
前記支持ベース上で前記支持体をねじで支持する工程と、
前記接着剤充填用の穴から、前記支持体と前記支持ベースとの隙間内に、紫外線硬化型の接着剤を充填する工程と、
前記接着剤充填用の穴と前記紫外線照射用の穴の双方から紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、が設けられていることを特徴とするものである。
【0019】
本発明では、支持体と支持ベースとの間に供給された接着剤に、複数の穴からUVなどの硬化光が与えられ、この光が乱反射して接着剤に与えられるため、接着剤が速やかに硬化できるようになる。
【0020】
本発明は、前記支持体の前記補正駆動手段が設けられている部分と、前記支持ベースとの間の隙間内に、前記接着剤層が設けられていることが好ましい。補正駆動手段が設けられている箇所で、支持体と支持ベースとの間に接着剤層が設けられていると、接着剤層により補正駆動手段の箇所で支持体を拘束でき、補正駆動手段の反作用により支持体に与えられる不要振動を効果的に抑制できる。
【0021】
また、本発明は、前記対物レンズを含む可動部の重心が、前記対物レンズの光軸上に位置していないものにおいて有効であり、支持体を確実に拘束できることで、対物レンズの光軸のピッチングやヨーイング方向の振動の抑制効果を高めることができる。
【0022】
さらに、前記支持ベース上で前記支持体の姿勢を調整するための前記支持体の調整可動支点が、前記支持体の底部以外の部分に位置し、前記接着剤層が、前記支持体の底部と前記支持ベースとの間に設けられているものとして構成できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の光ピックアップ装置の一例を示す分解斜視図、図2は組立て後の断面図、図3は裏面図である。
【0024】
本発明の光ピックアップ装置1は、支持体10と支持ベース20とを有している。支持体10は金属板から形成され、その側部に垂直上方へ折り曲げられた側片11a,11b,11c,11d,11eが形成されている。前記側片11aの先端には水平方向へ折り曲げられた取付片11fが形成されている。また側片11d,11eの先端には、水平に折り曲げられた取付片11g,11hが形成されている。
【0025】
支持体10の中央には一体に折り曲げ形成されたヨーク12,12が互いに対面して形成されている。このヨーク12,12の内側にマグネット13,13が保持されている。
【0026】
支持体10には合成樹脂製のヘッドベース15が固定されている。前記ヘッドベース15に支持された4本の金属ワイヤ(ワイヤサスペンション)14により、合成樹脂製のレンズホルダ16が可動状態に支持されている。前記レンズホルダ16に対物レンズ17が保持されている。このレンズホルダ16では、その端部に前記対物レンズ17が保持されており、可動部となるレンズホルダ16の重心と対物レンズ17の光軸とが一致しない構造である。
【0027】
レンズホルダ16のほぼ中央部分に、フォーカシングコイル18とトラッキングコイル19とからなるムービングコイルが設けられている。このフォーカシングコイル18とトラッキングコイル19とが前記マグネット13,13の間に位置し、ムービングコイル方式の補正駆動手段が形成されている。
【0028】
前記フォーカシングコイル18に与えられる補正電流により、レンズホルダ16がフォーカシング方向(Z方向)へ微駆動され、前記トラッキングコイル19に与えられる補正電流により、レンズホルダ16がトラッキング方向(X1−X2方向)へ微駆動される。
【0029】
前記支持ベース20は、合成樹脂で射出成型されたものであり、底板21と、側板22a,22b,22c,22dを有する上部が開口する箱型である。底板21には円形の貫通穴(第1の穴)23が形成され、前記貫通穴23の周囲には同一の開口面積の4つの長方形状の貫通穴(第2の穴)24が形成されている。各貫通穴24は、X1−X2方向と、Y1−Y2方向とで対を成して、前記貫通穴23を囲むように配置されている。ただし、貫通穴23,24の形状は適宜変更することができ、また貫通穴24の個数は4個に限らず、2個または5個以上であってもよい。
【0030】
図1に示すように、底板21には支持台25が一体に形成されている。この支持台25には傾斜面が形成されており、この支持台25の傾斜面に反射板30が固定される。前記傾斜面により、反射板30の反射面は底板21に対して45度上方を向いた姿勢に位置決めされる。さらに底板21には、支持台25の近傍にX1−X2方向に幅広の開口部26が穿設されている。
【0031】
図1と図3に示すように、支持ベース20の底板21には、側板22aと接する部分にX1−X2方向に延びる挿通孔28aが形成され、側板22bと接する部分にY1−Y2方向に延びる挿通孔28bが形成され、側板22cと接する部分に挿通孔28cが形成されている。
【0032】
前記支持ベース20上において、前記支持体10はその姿勢を調整できるように取付けられている。以下その調整機構を説明する。
【0033】
前記支持ベース20には、基準設置面31が形成され、この基準設置面31に調整支点となる半球状のピボット32が一体に突出形成されている。前記支持体10に形成された取付片11gは、前記ピボット32上に設置され、取付片11gの上面を押圧する板ばね29が設けられて、この板ばね29は、前記基準設置面31に固定される。
【0034】
図3に示すように、支持ベース20の裏面から挿入された調整ねじ34,35は、支持ベース20内に突出し、この調整ねじ34,35の外周に圧縮コイルスプリング33,36が装着される。そしてこの調整ねじ34,35の先端部は、前記支持体10の前記取付片11f,11hに形成された雌ねじ穴11f1,11h1に螺着される。前記調整ねじ34,35を締付けまたは弛めることで、前記支持体10は前記ピボット32を調整支点として傾き調整自在である。
【0035】
図1に示すように、支持ベース20にはガイド穴20a,20bが形成されている。ガイド穴20a,20bは、CD装置などの本体シャーシに固定されたガイド軸に摺動自在に挿通される。また図2、図3に示すように、支持ベース20にはガイド体20cが一体に形成されている。このガイド体20cが、本体シャーシ側に設けられたスクリュー軸などの送り機構に係合する。
また支持ベース20の側板22dには発光・受光素子37が固定される。
【0036】
次に、この光ピックアップ装置の組立方法を説明する。
図1に示すように、支持体10を支持ベース20の上に設置する。このとき取付片11gを支持ベース20のピボット32上に設置し、取付片11gの上に板ばね29を載せて、板ばね29の基端を設置基準面31上に固定する。また、前記調整ねじ34,35を支持ベース20の裏面側から挿入し、圧縮スプリング33,36を装着した状態で、調整ねじ34,35の先端を雌ねじ穴11f1,11h1に螺着する。
【0037】
組立が完了した状態で、支持ベース20を調整用のディスク装置に設置し、対物レンズ17を調整用のディスクDに対向させて、支持体10の姿勢を調整する。調整ねじ34を締め付けまたは弛めることで、ピボット32を調整支点として対物レンズ17の光軸をY1またはY2方向へ倒す調整ができ、調整ねじ35を締め付けまたは弛めることで光軸をX1またはX2方向へ倒す調整ができる。この調整により光軸のラジアル方向とタンゼンシャル方向への傾き調整ができる。この調整が完了した時点で、調整ねじ34と35をねじ接着剤で固定する。
【0038】
前記支持体10が前記支持ベース20に組み付けられたときに、磁気駆動の補正駆動手段を形成しているヨーク12とヨーク12の中間部分の支持体10が、支持ベース20の貫通穴23に対し隙間を有して対向する。また支持体10の側片11a,11b,11cと支持ベース20の側板22a,22b,22cとが隙間を開けて対向する。
【0039】
前記調整が完了した後に、支持ベース20の裏側から貫通穴23を通して、支持体10と支持ベース20の底板21との隙間にUV(紫外線)硬化型の接着剤6を充填する。そして支持ベース20の裏面側から貫通穴23と貫通穴24の部分にUV(紫外線)を照射する。このときUVは貫通穴23から接着剤6に照射され、接着剤6の中央部分が直ちに硬化させられる。また、その側方に開口する貫通穴24から支持ベース20の内部に照射され、金属製の支持体10の表面に当たって乱反射する。乱反射したUVが接着剤6の周囲全周に回り込むようにして照射されるために、補正駆動手段の真下に位置する前記接着剤の周囲部分が、速やかに且つ確実に硬化する。
【0040】
また、接着剤は支持台25により堰き止められるので、この接着剤が反射板30に付着することがなく、また前記UVにより反射板30の方向へ流れ出す以前に接着剤6が硬化させられるため、反射板30に接着剤が付着する不良が生じにくい。
【0041】
また、前記側片11a,11b,11cと側板22a,22b,22cとの間にもUV硬化型の接着剤5が充填されて硬化される。この接着剤5は、支持ベース20の裏面側から前記貫通孔28a,28b,28cを通して供給される。
【0042】
上記のようにして製造された光ピックアップ装置1では、フォーカシングコイル18とトラッキングコイル19に与えられる補正電流と、マグネット13の磁界による電磁力で、レンズホルダ16にフォーカシング補正とトラッキング補正の駆動力が与えられる。
【0043】
この磁気駆動力の反作用力は、マグネット13およびヨーク12を経て支持体10に伝達され、支持体10に振動が与えられようとする。しかし前記反作用力の発振源であるヨーク12とヨーク12との間の部分で、支持体10と支持ベース20との間の隙間が接着剤6により埋められているため、磁気駆動力の反作用力が前記接着剤6の拘束力により確実に抑制される。したがって、支持体10全体に振動が発生しにくくなる。よって、支持体10の振動がワイヤ14を経てレンズホルダ16に伝達され、振動ループが形成されるという従来の欠点を解消できる。
【0044】
したがって、図1以下に示すように、対物レンズ17の光軸とレンズホルダ16の重心とが一致していない構造であっても、レンズホルダ16に不要振動が発生しにくくなる。
【0045】
また上記の光ピックアップ装置1において、支持体10の底面の全体または一部をメッキ処理して光の反射効率を高めるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、支持ベースに設置された支持体が補正駆動力により不要振動を発生するのを効果的に防止できる。
【0047】
また、支持ベースと支持体との隙間に供給された接着剤を速やかに且つ確実に硬化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置を示す分解斜視図、
【図2】光ピックアップ装置を示す断面図、
【図3】光ピックアップ装置を示す裏面図、
【図4】従来の光ピックアップ装置を示す分解斜視図、
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置
10 支持体
11a,11b,11c,11d,11e 側片
11f,11g,11h 取付片
11f1,11h1 雌ねじ穴
12 ヨーク
13 マグネット
14 金属ワイヤ
15 ヘッドベース
16 レンズホルダ
17 対物レンズ
18 フォーカシングコイル
19 トラッキングコイル
20 支持ベース
22a,22b,22c 側板
23 貫通穴(第1の穴)
24 貫通穴(第2の穴)
25 支持台
28a,28b,28c 挿通孔
29 板ばね
32 調整支点となるピボット
33,36 圧縮コイルスプリング
34,35 調整ねじ

Claims (7)

  1. 対物レンズと、この対物レンズを可動状態に支持する弾性部材と、前記対物レンズに磁気駆動力を与える補正駆動手段とが搭載された金属製の支持体と、前記支持体を支持して記録媒体の記録面に沿って移動する支持ベースとを有する光ピックアップ装置において、
    前記支持ベース上で前記支持体がねじで支持されており
    前記支持ベースには、前記支持体と前記支持ベースとの間の隙間内に通じる接着剤充填用の穴と、この穴を囲む複数の紫外線照射用の穴とが形成されており、
    前記支持体と前記支持ベースとの隙間内に、前記接着剤充填用の穴から充填されて、前記接着剤充填用の穴と前記紫外線照射用の穴の双方から照射された紫外線によって硬化させられた紫外線硬化型の接着剤層が設けられていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記支持体の前記補正駆動手段が設けられている部分と、前記支持ベースとの間の隙間、前記接着剤層が設けられている請求項記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記対物レンズを含む可動部の重心が、前記対物レンズの光軸上に位置していない請求項記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記支持ベース上で前記支持体の姿勢を調整するための前記支持体の調整可動支点が、前記支持体の底部以外の部分に位置し、前記接着剤層が、前記支持体の底部と前記支持ベースとの隙間内に設けられている請求項1ないしのいずれかに記載の光ピックアップ装置。
  5. 対物レンズと、この対物レンズを可動状態に支持する弾性部材と、前記対物レンズに磁気駆動力を与える補正駆動手段と、が搭載された金属製の支持体と、前記支持体を支持して記録媒体の記録面に沿って移動する支持ベースとを有する光ピックアップ装置の製造方法において、
    前記支持ベースには、前記支持体と前記支持ベースとの間の隙間内に通じる接着剤充填用の穴と、この穴を囲む複数の紫外線照射用の穴とが形成されており、
    前記支持ベース上で前記支持体をねじで支持する工程と、
    前記接着剤充填用の穴から、前記支持体と前記支持ベースとの隙間内に、紫外線硬化型の接着剤を充填する工程と、
    前記接着剤充填用の穴と前記紫外線照射用の穴の双方から紫外線を照射して前記接着剤を硬化させる工程と、が設けられていることを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
  6. 前記接着剤充填用の穴と前記紫外線照射用の穴の双方から照射した紫外線を、前記金属製の支持体で乱反射させて、前記接着剤を硬化させる請求項5記載の光ピックアップ装置の製造方法。
  7. 前記支持体の前記補正駆動手段が設けられている部分と、前記支持ベースとの間の隙間内に、前記接着剤を充填する請求項5または6記載の光ピックアップ装置の製造方法。
JP2000226393A 2000-07-27 2000-07-27 光ピックアップ装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3894712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226393A JP3894712B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 光ピックアップ装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226393A JP3894712B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 光ピックアップ装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002042356A JP2002042356A (ja) 2002-02-08
JP3894712B2 true JP3894712B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=18720019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000226393A Expired - Fee Related JP3894712B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 光ピックアップ装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3894712B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259247A (ja) 2004-03-11 2005-09-22 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ
JP4697173B2 (ja) * 2007-04-09 2011-06-08 船井電機株式会社 光ピックアップ
JP2011003234A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Clarion Co Ltd 光ピックアップ及び光ピックアップ用ホルダ
JP6921467B2 (ja) * 2018-03-31 2021-08-18 アルパイン株式会社 表示装置および表示装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002042356A (ja) 2002-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW436776B (en) Objective lens drive device and its manufacturing method
JPH08329504A (ja) 光ピックアップ装置
JP2001344780A (ja) 光学駆動装置及び光記憶装置
JP3894712B2 (ja) 光ピックアップ装置およびその製造方法
JP2003233919A (ja) 光学式ピックアップ
KR100493049B1 (ko) 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광 기록 및/또는 재생기기
JP3658313B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP4136885B2 (ja) 光ピックアップ装置
KR19980086189A (ko) 광픽업 액츄에이터
JP5063091B2 (ja) 光スキャニング装置のためのアクチュエータ
JPH04319537A (ja) 対物レンズ駆動装置
US9047909B2 (en) Skew adjusting apparatus and optical disc drive including the same
JP2005521984A (ja) 回転可能な光ディスクの情報面に情報を記録する及び/又は情報面から情報を再生する光ディスク装置
KR100690595B1 (ko) 광픽업용 엑츄에이터
JP2007149324A (ja) 光ディスクをスキャニングするためのスキャニング装置用のアクチュエータ
KR20060036810A (ko) 픽업 액츄에이터의 방열장치
JP2004355711A (ja) ピックアップ傾き調整機構を具えたディスク記録又は再生装置
JP4616792B2 (ja) 光学式ピックアップの対物レンズ駆動装置
KR20050034806A (ko) 광픽업 액츄에이터의 틸트 조정 구조
KR930009684B1 (ko) 광학기록 재생용 광학헤드
KR19980086187A (ko) 광픽업 액츄에이터
JP2005063496A (ja) 光ピックアップ装置
CN101149938A (zh) 物镜调节器、衍射光元件、和光学拾波设备
JP2009020978A (ja) 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP2008243251A (ja) 光ヘッド及び光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees