JP3892999B2 - 変速機の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の変速機の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の変速機の操作装置としては、例えば図12〜図13に示したものや、特開平10−109560号公報または「TOYOTA TOWNACE LITEACE NOAHバン 修理書1996年10月」等に記載されたものがある。図12〜図13に記載された変速機の操作装置において、90は車体に回動自在に支持されたパイプ状のセレクトレバー、92はセレクトレバー90の先端に設けられた操作ノブ、94は操作ノブ92に設けられたセレクトボタンである。操作ノブ92内には、幅方向に伸びる横孔92aと、横孔92aに対して直交するようにして上下方向に伸びる縦孔92bとが形成されており、セレクトボタン94は、横孔92a内で操作ノブ92の幅方向に移動可能に配設されたノブボタン96と、同じく横孔92a内にあってノブボタン96を操作ノブ92の幅方向一端部から突出する方向に付勢するバネ98と、を備えている。ノブボタン96には、ワイヤーケーブル100の一端が接続されており、ワイヤーケーブル100の他端は、横孔92aから縦孔92bを通りセレクトレバー90内を配索され、セレクトレバー90の基端側にあってセレクトレバー90の回動を規制するディテント機構に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ワイヤーケーブル100を操作ノブ92内の横孔92aから該横孔92aに直交する縦孔92bに渡って配索するためには、ケーブルの必要最低曲げRに相当する円弧状の部分92cが横孔92aと縦孔92bとの間に必要となり、結果として、操作ノブの長さが横長になってしまい、大型化するという問題がある。この変速機の操作装置がステアリングコラムに取り付けられている場合には、横長の操作ノブがインストルメントパネル102に設けられたモニターやオーディオ、スイッチ類の邪魔にならないようにする必要があり、配置自由度が制約されるという問題がある。
【0004】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、請求項1ないし5記載の発明は、操作ノブを小型化することができる変速機の操作装置を提供することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体に回動自在に支持されたパイプ状のセレクトレバーと、セレクトレバーの先端に設けられた操作ノブと、操作ノブに設けられたセレクトボタンと、前記セレクトレバー内を配索され一端が前記セレクトボタンに接続され他端がセレクトレバーの基端側にあってセレクトレバーの回動を規制するディテント機構に接続された操作部材と、を備えた変速機の操作装置において、
前記セレクトボタンが、操作ノブ内で操作ノブの幅方向に移動可能に配設されたノブボタンと、該ノブボタンをその一部が操作ノブの幅方向一端部から突出する方向に付勢する付勢手段と、操作ノブ内で上下方向に移動可能に配設され下端部に操作部材の一端が連結されると共に前記ノブボタンと移動方向変換機構を介して連携されたスリーブとで構成され、該移動方向変換機構がノブボタンの押圧方向の移動をスリーブの上方向の移動に変換するものであり、
前記操作ノブが、ノブボタンとスリーブとを収容する骨格部材と、該骨格部材の少なくとも上面から膨出する握り部とで構成され、前記スリーブの上方への移動を許容するための空間部が前記骨格部材の上面を貫通して前記握り部内に延設されることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のノブボタンとスリーブとは、前記操作ノブ内において交差されるようにして配置され、前記移動方向変換機構は、ノブボタンの長手方向中間部分に設けられることを特徴とする。
【0008】
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の操作部材が可撓自在な操作ケーブルであり、セレクトレバーは湾曲形成されることを特徴とする。
【0009】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の移動方向変換機構が、カム形状を備えるカム機構であることを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、移動方向変換機構によって、ノブボタンの押圧方向の移動をスリーブの上方向の移動に変換するために、操作部材を小さな曲率半径で曲げる必要がなくなり、操作ノブの幅方向の長さ寸法を小型化することができる。この移動方向変換機構によって、ノブボタンを操作ノブの幅方向に移動可能に配設することができるため、操作ノブの上面にノブボタンの一端を配置することがなく、操作ノブの上面にノブボタンの一端を配置した場合に比較して誤操作を抑制することができる。さらには、操作ノブ内にスリーブの上方移動を許容するための空間部が形成されるため、衝突時等の異常時に乗員が操作ノブに接触した場合や、またはノブボタンの上面から荷物等の大荷重が作用した場合に、この空間部が衝撃を吸収することができる。また、操作ノブ自体の剛性は骨格部材によって保つことができる一方で、上面から膨出する握り部と前記空間部によって、衝突時等の異常時に乗員が操作ノブに接触した場合や、またはノブボタンの上面から荷物等の大荷重が作用した場合に、この握り部及び空間部が変形して、一層確実に衝撃を吸収することができる。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に係る効果に加えて、ノブボタンとスリーブとが操作ノブ内において交差されるように配置されるので、操作ノブの幅方向の長さ寸法をより小さくすることができる。
【0013】
請求項記載の発明によれば、請求項1または2に係る効果に加えて、セレクトレバー内を配索される操作部材を操作ケーブルとし、セレクトレバーを湾曲形成することによって、車両内においてこの変速機の操作装置の設置の自由度を向上させることができ、周囲のモニターやスイッチ類の邪魔にならないように設置することができるようになる。
【0014】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか1項に係る効果に加えて、前記移動方向変換機構はカム機構であることから、簡単且つ確実な構成で、ノブボタンの押圧方向の移動をスリーブの上方向の移動に変換することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1〜図4は、本発明の変速機の操作装置の第1実施形態を表す図である。
【0017】
図において、この変速機の操作装置はステアリングコラム40に取り付けられるものであり、ステアリングコラム40にブラケット42を介して本体部材10が取り付けられており、本体部材10にパイプ状のセレクトレバー12が、相対回動自在に支持されている。セレクトレバー12は、本体部材10を貫通する直線部分12aと、直線部分12aから略L字状に折曲した折曲部分12bとからなるパイプ状となっており、折曲部分12bの先端にはさらに操作ノブ14が設けられる。
【0018】
操作ノブ14の内部には、横孔14aと縦孔14bとが形成されており、これらの孔14a、14bの中に、セレクトボタン16が設けられる。セレクトボタン16は、操作ノブ14の横孔14a内にあって、操作ノブ14の幅方向に移動可能に配設されたノブボタン18と、同じく横孔14a内にあって該ノブボタン18を操作ノブ14の横孔14aの開口された幅方向一端部から突出する方向に付勢するバネ20(付勢手段)と、縦孔14b内にあって上下方向に移動可能に配設されたスリーブ22とで構成される。スリーブ22は、前記ノブボタン18と以下で述べる移動方向変換機構26を介して連携されている。
【0019】
図4に示したように、ノブボタン18には、その上下に貫通する貫通孔18aが形成されており、またノブボタン18の対向する2つの側壁には、下方から斜めに伸びるカム形状をしたカム溝18bが形成されている。一方のスリーブ22は、その上端部がノブボタン18の貫通孔18aに挿入され、スリーブ22の側壁からは、前記カム溝18bに係合するカム突起22aが突設されている。こうして、ノブボタン18及びスリーブ22は操作ノブ14内で交差するように配置され、ノブボタン18が横孔14a内を操作ノブ14の幅方向に移動すると、カム溝18bに係合したカム突起22aが上下に移動し、これに伴いスリーブ22が上下移動するようになっている。このようにカム溝18b及びカム突起22aは、ノブボタン18及びスリーブ22を連携させると共にノブボタン18の幅方向の移動をスリーブ22の上下方向の移動に変換する前記移動方向変換機構26を構成している。
【0020】
操作ノブ14は、詳細には、ノブボタン14とスリーブ22とを収容するポリアセタール樹脂等の硬質材料からなる硬質の骨格部材27と、骨格部材27の周囲に配されウレタン樹脂等の軟質材料からなる軟質の握り部28とで構成される。骨格部材27の上面には、貫通孔27aが形成されており、骨格部材27の上面から膨出した握り部28の内部には、前記貫通孔27aに連通する空間部30が形成されている。この貫通孔27a及び空間部30は、前記スリーブ22が上方に移動したときに、スリーブ22の上端部を収納することができるような大きさとなっており、言いかえれば、操作ノブ14内でのスリーブ22の上方移動を許容するためのものとなっている。
【0021】
スリーブ22の下端部22bには、操作部材である操作ケーブル24の一端24aが連結される。操作ケーブル24は、可撓自在となっており、その他端24bは、セレクトレバー12内を挿通し、セレクトレバー12の基端側にある図2に示したディテント体33に連結される。ディテント体33は、本体部材10に対して回動可能に取付けられており、ディテントゲート34に形成されたディテントパターンを構成する凹凸溝34aに係合する方向に常時付勢されている。これらディテント体33及びディテントゲート34とでディテント機構が構成され、これらが互いに係合することで、セレクトレバー12の回動が阻止される一方で、操作ケーブル24が引っ張られてディテント体33が回動し、これらディテント体33及びディテントゲート34の係合が外れることで、セレクトレバー12の回動が許容されるようになる。セレクトレバー12には、さらに、セレクト位置決定レバー36が取り付けられている。セレクト位置決定レバー36は、その一端にピン38が取り付けられており、該ピン38にはシフトケーブル(図示略)の一端が接続され、シフトケーブルの他端は、自動変速機(図示略)へと接続されている。
【0022】
以上のように構成される変速機の操作装置における作用を次に説明する。
【0023】
運転者がレンジを変更するべく、操作ノブ14のノブボタン18の一部を押圧すると、ノブボタン18が図1の左方向へと押圧され、移動方向変換機構26を介して、スリーブ22が上方の空間部30へと移動する。こうして、操作ケーブル24の一端24aが操作ノブ14内へと引き込まれ、操作ケーブル24の他端24bに連結されたディテント体33が回動し、ディテントゲート34との係合が外れた状態となる。この状態で、操作ノブ14及びセレクトレバー12を回動すると、所望のレンジを選択することができ、セレクトレバー12に取り付けられたこのセレクト位置決定レバー36の回動が、シフトケーブルを通じて自動変速機へと接続されて、選択されたレンジへとシフトされる。
【0024】
このように、カム溝18b及びカム突起22aにより構成される移動方向変換機構26によって、ノブボタン18の押圧方向の移動をスリーブ22の上方向の移動に変換するために、操作ノブ14の幅方向の長さ寸法を小型化することができる(図3参照)。特に、ノブボタン18とスリーブ22とが操作ノブ14内において交差されるように配置されるので、操作ノブ14の幅方向の長さ寸法をより小さくすることができる。
【0025】
移動方向変換機構26によって、ノブボタン18を操作ノブ14の幅方向移動に配置することができるため、操作ノブ14の上面にノブボタン18を配置する必要が無く、ノブボタン18を上面に配置した場合に比較して誤操作を抑制することができる。移動方向変換機構26をカム溝18b及びカム突起22aにより構成したため、簡単且つ確実な構成で、ノブボタン18の押圧方向の移動をスリーブ22の上方向の移動に変換することができる。
【0026】
また、操作ノブ14にスリーブ22の上方移動を許容するための空間部30が形成されるため、衝突時等の異常時に乗員が操作ノブ14に接触した場合や、またはノブボタン14の上面から荷物等の大荷重が作用した場合に、この空間部30が衝撃を吸収することができる。特に、操作ノブ14自体の剛性は骨格部材27によって保つことができる一方で、上面から膨出する軟質の握り部28内に空間部30が延設されているため、この握り部28及び空間部30が変形して一層確実に衝撃を吸収することができる。
【0027】
可撓自在な操作ケーブル16がセレクトレバー12内を配索しており、セレクトレバー12が湾曲形成されているために、車両内においてこの変速機の操作装置の設置の自由度を向上させることができ、周囲のモニターやスイッチ類の邪魔にならないように設置することができるようになる。
【0028】
尚、スリーブ22やノブボタン18を含めその他、本実施形態において単一の部品で構成される任意の部品を複数の部品で構成することも可能である。
【0029】
次に、図5〜図6は、前記移動方向変換機構が変形された本発明の第2実施形態を表す図であり、図において、第1実施形態のものと同一の部材は、同一の符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0030】
この例では、U字形状をしたノブボタン44の内部に、上下に貫通する貫通孔44aが形成されており、ノブボタン44の対向する2つの側壁に、上方から斜めに伸びるカム溝44bが形成されている。一方のスリーブ22は、ノブボタン44の貫通孔44aを貫通しており、スリーブ22の側壁から突設されたカム突起22aは、前記カム溝44bに係合している。カム溝44b及びカム突起22aとで移動方向変換機構46が構成される。
【0031】
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。また、操作ケーブル24とディテント体33との組付調整前であれば、スリーブ22は空間部30への移動が比較的容易に行えるため、セレクトレバー12に握り部28を組付けた後でもノブボタン44を図6に示す鎖線矢印のように握り部28内でスリーブ22と係合させることが可能となる。この時、面取り部44cを設けておけば、カム突起22aと当接してスリーブ22を上方へ押上げることもできるのでなお良い。
【0032】
次に、図7〜図8は、前記移動方向変換機構が変形された本発明の第3実施形態を表す図である。同図において、第1実施形態のものと同一の部材は、同一の符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0033】
横孔14a内にあるノブボタン50の横孔14aの開口と反対側端部には、側方から見てL字状をしたレバー部材52の一辺部52aが当接しており、一辺部52aを介してノブボタン50は、バネ54(付勢手段)によって、横孔14aの開口側となる幅方向一端部から突出する方向に付勢されている。レバー部材52は、一辺部52aと他辺部52bの交点となる角部にある枢ピン56によって操作ノブ14内で回動可能に取り付けられている。スリーブ58は、ノブボタン50に形成された貫通孔50aを貫通しており、その他辺部52bは、スリーブ58に設けられ下方に面する段面58aに当接している。このレバー部材52によって移動方向変換機構59が構成される。
【0034】
この実施形態においても、ノブボタン50が図7の左方向へと押圧されると、レバー部材52が枢ピン56を中心として、図7中左回りに回転し、レバー部材52の他辺部52bが、スリーブ58の段面58aを押し上げる。こうして、スリーブ58が上方の空間部30へと移動し、操作ケーブル24の一端24aが操作ノブ14内へと引き込まれ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0035】
次に、図9は、前記移動方向変換機構が変形された本発明の第4実施形態を表す図である。同図において、第1実施形態のものと同一の部材は、同一の符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0036】
ノブボタン60は、スリーブ64が貫通する貫通孔60aを有すると共に、その横孔14aの反開口側に面する端面60bに、側方から見て略円弧状を描くように折り曲げられたプレート部材62の一端が当接されている。一方、プレート部材62の他端は、スリーブ64に形成され且つ下方に面する段面64aに当接されている。プレート部材62の中間部分は、操作ノブ14内の骨格部材27に摺動可能となっており、このプレート部材62によって移動方向変換機構66が構成される。
【0037】
この実施形態においても、ノブボタン60が図9の左方向へと押圧されると、プレート部材62が図9において、左回りに回転し、プレート部材62の他端がスリーブ64の段面64aを押し上げる。こうして、スリーブ64が上方の空間部30へと移動し、操作ケーブル24の一端24aが操作ノブ14内へと引っ張られ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0038】
図10〜11は、本発明の第5実施形態を表す図である。上記前実施形態は、ステアリングコラムに取付けられる変速機の操作装置について説明したが、これに限るものではなく、この第5実施形態で示したように、フロア設置タイプの変速機の操作装置についても同様に適用できる。この実施形態において、本発明の特徴である操作ノブの内部構造については、第1実施形態と同様であるため、その詳細説明を省略する。
【0039】
操作ノブ14のスリーブ22には、操作部材である操作ロッド70の一端70aが連結されている。操作ロッド70の他端70bには、ディテントピン72が一体に突設されている。ディテントピン72は、セレクトレバー74に設けられた横開口74aから突出しており、ディテントゲート76に形成されたディテントパターンを構成する凹凸溝76aに係合する方向に常時、バネ78によって付勢されている。
【0040】
このように構成される変速機の操作装置においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。特に、この実施形態においては、操作ノブ14の上から荷物が置かれる可能性が高いため、空間部30さらには握り部28による衝撃吸収を行うことは、より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変速機の操作装置の第1実施形態を表す要部部分断面図である。
【図2】本発明の変速機の操作装置の全体図を表す斜視図である。
【図3】図1の変速機の操作装置の操作ノブをインストルメントパネルと共に表す図である。
【図4】図1の移動方向変換機構を表す分解斜視図である。
【図5】本発明の変速機の操作装置の第2実施形態を表す要部部分断面図である。
【図6】図5の移動方向変換機構を表す分解斜視図である。
【図7】本発明の変速機の操作装置の第3実施形態を表す要部部分断面図である。
【図8】図7の移動方向変換機構を表す斜視図である。
【図9】本発明の変速機の操作装置の第4実施形態を表す要部部分断面図である。
【図10】本発明の変速機の操作装置の第5実施形態を表す要部部分断面図である。
【図11】第5実施形態のディテント機構を表す図である。
【図12】従来の変速機の操作装置を表す要部部分断面図である
【図13】図12の変速機の操作装置の操作ノブをインストルメントパネルと共に表す図である。
【符号の説明】
12 セレクトレバー
14 操作ノブ
16 セレクトボタン
18 ノブボタン
18b カム溝
20 バネ(付勢手段)
22 スリーブ
22a カム突起
24 操作ケーブル(操作部材)
24a 一端
24b 他端
26 移動方向変換機構
27 骨格部材
28 握り部
30 空間部
33 ディテント体
34 ディテントゲート
34a 凹凸溝
44 ノブボタン
44b カム溝
46 移動方向変換機構
50 ノブボタン
52 レバー部材
52a 一辺部
52b 他辺部
54 バネ(付勢手段)
58 スリーブ
59 移動方向変換機構
60 ノブボタン
62 プレート部材
64 スリーブ
66 移動方向変換機構
70 操作ロッド(操作部材)
70a 一端
70b 他端
72 ディテントピン
74 セレクトレバー
76 ディテントゲート
76a 凹凸溝

Claims (4)

  1. 車体に回動自在に支持されたパイプ状のセレクトレバーと、セレクトレバーの先端に設けられた操作ノブと、操作ノブに設けられたセレクトボタンと、前記セレクトレバー内を配索され一端が前記セレクトボタンに接続され他端がセレクトレバーの基端側にあってセレクトレバーの回動を規制するディテント機構に接続された操作部材と、を備えた変速機の操作装置において、
    前記セレクトボタンが、操作ノブ内で操作ノブの幅方向に移動可能に配設されたノブボタンと、該ノブボタンをその一部が操作ノブの幅方向一端部から突出する方向に付勢する付勢手段と、操作ノブ内で上下方向に移動可能に配設され下端部に操作部材の一端が連結されると共に前記ノブボタンと移動方向変換機構を介して連携されたスリーブとで構成され、該移動方向変換機構がノブボタンの押圧方向の移動をスリーブの上方向の移動に変換するものであり、
    前記操作ノブが、ノブボタンとスリーブとを収容する骨格部材と、該骨格部材の少なくとも上面から膨出する握り部とで構成され、前記スリーブの上方への移動を許容するための空間部が前記骨格部材の上面を貫通して前記握り部内に延設されることを特徴とする変速機の操作装置。
  2. ノブボタンとスリーブとは、前記操作ノブ内において交差されるようにして配置され、前記移動方向変換機構は、ノブボタンの長手方向中間部分に設けられる請求項1記載の変速機の操作装置。
  3. 操作部材は可撓自在な操作ケーブルであり、セレクトレバーは湾曲形成される請求項1または記載の変速機の操作装置。
  4. 前記移動方向変換機構はカム形状を備えるカム機構である請求項1ないしのいずれか1項に記載の変速機の操作装置。
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