JP3889573B2 - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駆動力配分に使用され、特にトルク発生部材の耐久性を向上させることができる油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の油圧式動力伝達継手としては、例えば図8に示すようなものがある。
図8において、101はカムリングであり、カムリング101にはカム面103が形成されている。また、カムリング101にはハウジング105が溶接により固定されている。
【0003】
108は出力軸としてのメインシャフトであり、メインシャフト108にはドライブピニオンギア109が連結されている。メインシャフト108にはロータ110がスプライン結合され、ロータ110にはハウジング105内に回転自在に収納される。
【0004】
ロータ110には複数のプランジャー室111が軸方向に形成され、複数のプランジャー室111のそれぞれにプランジャー112がリターンスプリング113の押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、プランジャー112は両軸の相対回転時にカム面103によって駆動される。
【0005】
ロータ110はプランジャー室111に通じる吐出孔114が形成されている。115はバルブであり、バルブ115は吐出孔114に連通可能な高圧室116を有し、またプランジャー112の駆動による吐出油の流動により流動抵抗を発生する流動抵抗発生手段としてのオリフィス117を有する。
【0006】
プランジャー112には吸入路118が形成され、吸入路118は低圧室119に連通している。吸入路118とプランジャー室111は連通孔120により連通し、連通孔120はワンウェイバルブ121により開閉される。
【0007】
122はベアリングリテーナであり、ベアリングリテーナ122は、ハウジング105に圧入、固定され、スナップリング123に位置決めされている。ベアリングリテーナ122とバルブ115との間およびベアリングリテーナ122とメインシャフト108の間にはニードルベアリング124、125がそれぞれ設けられている。
【0008】
なお、126は継手内部のオイルの熱膨張、収縮を吸収するためのアキュムレータピストンである。
【0009】
図9はプランジャー112を示し、プランジャー112およびカムリング101は差動によりトルクを発生させる部品を構成している。プランジャー112は、頭部がかまぼこ状に形成されており、カムリング101との当りが線当りとなるようになっている。118はプランジャー112に形成された吸入路である。また、127はシールリングが挿入される溝である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の油圧式動力伝達継手にあっては、プランジャーの頭部がかまぼこ形状になっているため、カムリングとの当りが線当りとなり、面圧応力上不利であり、さらにプランジャー、カムリング、ロータなどの精度が悪いとプランジャーとカムリングとの当りが端当りとなり、ますます面圧応力上不利となっていた。このため、プランジャー、カムリングの耐久性が悪化するという問題があった。
【0011】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、カムリングとプランジャーの摺動部を線接触形状から球面接触形状とすることで、カムリングとプランジャーの耐久性を向上させることができる油圧式動力伝達継手を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は次のように構成する。
【0013】
請求項1の発明は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面にカム面を形成したカムリングと一体で回転するハウジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記ハウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複数のプランジャーと;前記プランジャーの頭部に設けた吸入用のワンウェイバルブと;を備え、前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、前記プランジャーの頭部と前記カムリングを凹球面形状とし、前記凹球面の底部に前記吸入用のワンウェイバルブに通じる連通孔を、前記凹球面に前記連通孔に通じる吸入路を形成し、前記プランジャーと前記カムリングとの間に球体を設けたものである。
【0014】
請求項2の発明は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面にカム面を形成したカムリングと一体で回転するハウジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記ハウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を軸方向に形成したロータと;
前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複数のプランジャーと;を備え、
前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、
前記プランジャーをフルアール形状とするとともに、
前記プランジャーと当接する前記カムリングを凹フルアール形状としたものである。
【0015】
このような構成を備えた本発明によれば、プランジャーとカムリングを凹球面形状とし、プランジャーとカムリングとの間に球体を設けたため、カムリングとプランジャーとの当りが線当りから面当りとなり、面圧応力上有利となり、また、プランジャー、カムリング、ロータなどの精度が悪く、カムリングのアール中心とプランジャーのアール中心が芯ずれを起こしてもそれぞれのアールをチューニングすることで吸収することができ、面圧応力上有利となる。その結果、プランジャー、カムリングの耐久性を向上さえることができる。
【0016】
また、プランジャーをフルアール形状とするとともに、プランジャーと当接するカムリング凹フルアール形状としたため、同様にカムリングとプランジャーとの当りが線当りから面当りとなり、面圧応力上有利となり、またプランジャー、カムリング、ロータなどの精度が悪く、カムリングのアール中心とプランジャーのアール中心が芯ずれを起こしても、それぞれのアールをチューニングすることで吸収することができ、面圧応力上有利となる。その結果、プランジャー、カムリングの耐久性を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態を示す全体断面図である。
図1において、1はカムリングであり、カムリング1には2つ以上の山を有するカム面9が形成されている。カムリング1はこのカム面9によりカムとしての機能を持つ。
【0018】
12はハウジング8内に回転自在に収納されたロータであり、ロータ12はメインシャフト(他方の軸)13に係合され、メインシャフト13と一体で回転する。メインシャフト13内にはドライブピニオンギア14が挿入され、固定され、メインシャフト13はドライブピニオンギア14と一体で回転する。
【0019】
ロータ12には、軸方向に複数個のプランジャー室15が形成されプランジャー室15内は複数個のプランジャー16がリターンスプリング17を介して摺動自在に収納されている。
【0020】
プランジャー16の頭部側には吸入路18が形成され、吸入路18は低圧室19に連通している。吸入路18とプランジャー室15には連通孔20により連通し、連通孔20はボールよりなる吸入用のワンウェイバルブ21により開閉される。
【0021】
プランジャー室15の内部には弁座が形成され、弁座にはワンウェイバルブ21が着座する。弁座の段部にはチェックプラグ23が設けられ、チェックプラグ23とワンウェイバルブ21との間にはワンウェイバルブ21を押圧し、位置決めするためのチェックスプリング(図示しない)が介装されている。
【0022】
チェックプラグ23とロータ12の底部との間には前記のリターンスプリング17が介装されている。ロータ12には吐出孔24が形成され、吐出孔24はプランジャー室15に連通している。吐出孔24にはボールよりなる吐出用のワンウェイバルブ25が設けられている。すなわち、吐出孔24には弁座が形成され、弁座にはワンウェイバルブ25が着座する。
【0023】
27はバルブであり、バルブ27にはロータ12の吐出孔24に連通する高圧室28が形成されている。高圧室28に規制部材29が突出してバルブ27に設けられ、規制部材29はワンウェイバルブ25を所定の位置に位置決める。
【0024】
バルブ27にはオリフィス30が設けられたオリフィス部材31が設けられ、高圧室28はオリフィス30に連通している。
【0025】
プランジャー16が吸入工程にあるときは、プランジャー16の頭部に設けた吸入用のワンウェイバルブバルブ21が開き、低圧室19、吸入路18、連通孔20を通じて、プランジャー室15にオイルを吸入する。このとき、ロータ12の吐出孔24に設けた吐出用のワンウェイバルブ25は閉じて、高圧室28からのオイルの逆流を阻止する。また、プランジャー16が吐出工程にあるときは、吐出側のワンウェイバルブ25が開き、プランジャー室15のオイルは、吐出孔24、高圧室28からオリフィス30に供給される。このとき、吸入用のワンウェイバルブ21は閉じて連通孔20、吸入路18から低圧室19にオイルがリークするのを防止する。
【0026】
34はベアリングリテーナであり、ベアリングリテーナ34はハウジング8に圧入、固定され、スナップリング35により位置決めされている。ベアリングリテーナ34はハウジング8と一体で回転する。ベアリングリテーナ34は通孔36が形成され、通孔36は低圧室19に連通している。また、ベアリングリテーナ34とバルブ27およびベアリングリテーナ34とメインシャフト13との間にはニードルベアリング37,38がそれぞれ介装され、また、ベアリングリテーナ34とメインシャフト13との間にはオイルシール39が設けられ、オイルシール39によりオイルの流出を防止している。
【0027】
ベアリングリテーナ34の外側にはオイルの熱膨張、収縮を吸収するためのアキュムレータピストン40が摺動自在に設けられ、アキュムレータピストン40によりアキュムレータ室41が画成されている。アキュムレータ室41はベアリングリテーナ34の通孔36を介して低圧室19に連通している。
【0028】
アキュムレータピストン40とハウジング8との間およびアキュムレータピストン40とベアリングリテーナ34との間にはオイルのもれを防止するOリング42,43がそれぞれ介装されている。44はアキュームリテーナであり、アキュームリテーナ44の外周端部はハウジング8に固定されている。アキュームリテーナ44とアキュムレータピストン40の底部との間にはリターンスプリング45が介装されている。
【0029】
図2はカムリング1の正面図、図3はカムリング1の側面図、図4はカムリング1の斜視図である。
図2〜図4において、46はカムリング1のカム本体、47はカムリング1の軸部をそれぞれ示す。
【0030】
カム本体46の外周には、カム面9が形成され、カム面9には4個のカム凸部48および4個のカム凹部49がそれぞれ形成されている。カム凸部48からカム凹部49の間は、4個の凹球面50がそれぞれ形成されている。
このように、カムリング1はカム面9において、凹球面形状に形成されている。
【0031】
図5(a)はプランジャー16の側面図、図5(b)はプランジャー16の正面図、図5(c)はプランジャー16の斜視図である。
図5(a)〜(c)において、プランジャー16の頭部の中心にはプランジャー室に連通する連通孔20が形成され、連通孔20から上下左右に向かって4つの吸入路18がそれぞれ形成されている。吸入路18は凹球面51がそれぞれ形成されている。
このようにプランジャー16の頭部は凹球面状に形成されている。
【0032】
図1に戻って、カムリング1とプランジャー16を前記のようにそれぞれ凹球面としてカムリング1とプランジャー16との間に球体としてのボール52を挿入するようにしている。
【0033】
このようにトルク発生部位のカムリング1とプランジャー16の摺動部を線接触形状から球面接触形状としたため、面圧応力が有利となり、プランジャー16、カムリング1、ロータ12などの精度が悪くても、プランジャー16とカムリング1との当りが端当りとなることはなく、面圧応力上有利となる。
【0034】
次に、作用を説明する。
カム面9を有するカムリング1とロータ12との間に回転差が生じないときは、プランジャー16は作動せず、トルクは伝達されない。なお、このとき、プランジャー16はリターンスプリング17によりカム面9に押しつけられている。
【0035】
次に、ハウジング軸部2とロータ12との間に回転差が生じると、吐出工程にあるプランジャー16はカムリング1のカム面50により軸方向に押し込まれる。
【0036】
プランジャー室15内のオイルは、ロータ12の吐出孔24の弁座に着座している吐出用のワンウェイバルブ25を押圧して吐出孔24を開き、バルブ27の高圧室28に入る。このとき、吸入用のワンウェイバルブ21はプランジャー室15の弁座に着座したままであり、連通孔20を閉じている。したがって、プランジャー室15内のオイルが吸入路18、低圧室19にリークするのを防止する。
【0037】
高圧室28に押し出されたオイルは、オリフィス30を通って低圧室19から吸入路18に供給される。このとき、オリフィス30の抵抗により高圧室28、吐出孔24、プランジャー室15の油圧が上昇し、プランジャー16に反力が発生する。このプランジャー反力に逆らってカムリング1を回転させることによりトルクが発生し、カムリング1とロータ12との間でトルクが伝達される。
【0038】
さらに、カムリング1が回転すると、吸入工程となり、吸入用のワンウェイバルブ21が連通孔20を開くため、低圧室19のオイルは、吸入路18、連通孔20を介してプランジャー室15に吸入され、プランジャー16はカムリング1のカム面50に沿って戻る。
【0039】
ここで、カムリング1とプランジャー16をそれぞれ凹球面状に形成し、カムリング1とプランジャー16との間にボール52を設置したため、カムリング1とプランジャー16との当りが線当りから面当りとなり、面圧応力上有利となる。
【0040】
また、プランジャー16、カムリング1、ロータ12などの精度が悪く、カムリング1のアール中心とプランジャー16のアール中心が芯ずれを起こしてもそれぞれのアールをチューニングすることで吸収することができ、面圧応力上有利となる。その結果、プランジャー16、カムリング1の耐久性を向上させることができる。
【0041】
図6は本発明の他の実施形態を示す図である。
図6において、プランジャー16は頭部がフルアール状に形成されている。53はプランジャー16のフルアール面を示す。また、カムリング1はカム面9側がプランジャー16のフルアール面53に対応して凹フルアール状に形成されている。54はカムリング1の凹フルアール面を示す。
【0042】
図7(a)はプランジャーの側面図、図7(b)はプランジャーの正面図、図7(c)はプランジャーの斜視図である。
図7(a)〜(c)において、55はプランジャー16の頭部側に形成された吸入路、56はシールリングが挿入される溝をそれぞれ示す。プランジャー16は頭部がフルアール状に形成されている。53はプランジャー16のフルアール面を示しており、57はフルアール面53の頂部を示している。頂部57から下側に向かってフルアールに形成されている。なお、カムリング1の詳細は、図2〜図4と同様であり、説明を省略する。
【0043】
図6に戻って、トルク発生部位のカムリング1とプランジャー16の摺動部を線接触形状から面接触形状としたため、面圧応力が有利となり、プランジャー16、カムリング1、ロータ12などの精度が悪くても、プランジャー16とカムリング1との当りが端当りとなることはなく、面圧応力上有利となる。
【0044】
このようにカムリング1とプランジャー16をそれぞれフルアール状に形成したため、カムリング1とプランジャー16との当りが線当りから面当りとなり、面圧応力上有利となる。
【0045】
また、プランジャー16、カムリング1、ロータ12などの精度が悪く、カムリング1のアール中心とプランジャー16のアール中心が芯ずれを起こしてもそれぞれのアールをチューニングすることで吸収することができ、面圧応力上有利となる。その結果、プランジャー16、カムリング1の耐久性を向上させることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、プランジャーとカムリングを凹球面形状とし、プランジャーとカムリングとの間に球体を設けたため、カムリングとプランジャーとの当りが線当りから面当りとなり、面圧応力上有利となり、また、プランジャー、カムリング、ロータなどの精度が悪く、カムリングのアール中心とプランジャーのアール中心が芯ずれを起こしてもそれぞれのアールをチューニングすることで吸収することができ、面圧応力上有利となる。その結果、プランジャー、カムリングの耐久性を向上させることができる。
プランジャーをフルアール形状とするとともに、プランジャーと当接するカムリングを凹フルアール形状としたため、同様な結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図
【図2】カムリングの正面図
【図3】カムリングの側面図
【図4】カムリングの斜視図
【図5】プランジャーを示す図
【図6】本発明の他の実施形態を示す部分断面図
【図7】図6のプランジャーを示す図
【図8】従来例を示す図
【図9】従来のプランジャーを示す図
【符号の説明】
1:カムリング
7:溶接部
8:ハウジング
9:カム面
12:ロータ
13:メインシャフト(他方の軸)
14:ドライブピニオンギア
15:プランジャー室
16:プランジャー
17:リターンスプリング
18:吸入路
19:低圧室
20:連通孔
21:吸入用のワンウェイバルブ
23:チェックプラグ
24:吐出孔
25:吐出用のワンウェイバルブ
27:バルブ
28:高圧室
29:規制部材
30:オリフィス
31:オリフィス部材
34:ベアリングリテーナ
35:スナップリング
36:通孔
37,38:ニードルベアリング
39:オイルシール
40:アキュムレータピストン
41:アキュムレータ室
42,43:Oリング
44:アキュームリテーナ
45:リターンスプリング
46:カム本体
47:軸部
48:カム凸部
49:カム凹部
50,51:凹球面
52:ボール(球体)
53:フルアール面
54:凹フルアール面
55:吸入路
56:溝
57:頂部
Claims (1)
- 相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面にカム面を形成したカムリングと一体で回転するハウジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記ハウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複数のプランジャーと;前記プランジャーの頭部に設けた吸入用のワンウェイバルブと;を備え、
前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、
前記プランジャーの頭部と前記カムリングを凹球面形状とし、前記凹球面の底部に前記吸入用のワンウェイバルブに通じる連通孔を、前記凹球面に前記連通孔に通じる吸入路を形成し、前記プランジャーと前記カムリングとの間に球体を設けたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
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