JP3886009B2 - 熱媒供給ヘッダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内の壁、天井、床などに設置される冷房及び/又は暖房用の装置に用いられる熱媒供給ヘッダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
冷房及び/又は暖房用の装置の一例として、温水を利用した温水式床暖房システムが広く知られている。図9は、この床暖房システムの放熱体としての温水マットの一例を示し、図10は、図9におけるE−E線による断面図であり、図11は、図9の温水マットに用いられた温水供給ヘッダー及びその近傍を示す図である。
【0003】
図9〜図11において、温水マット2は床面に設置される発泡樹脂製の温水マット基材4を備え、この温水マット基材4には、床仕上げ材固定用の桟木6(「小根太」と呼ばれる)が一定間隔をおいて設けられている。温水マット基材4の一側縁には、熱媒としての温水を分岐、回収するための温水供給用の温水供給ヘッダー8が組み込まれている。この温水供給ヘッダー8には、通常、複数本の温水パイプ10が接続され、温水パイプ10は、温水マット基材4に桟木6を迂回するように配設される。
【0004】
温水供給ヘッダー8は、図11に示すように、矩形状のヘッダー本体12を備え、このヘッダー本体12の一側面に往き温水接続部14及び戻り温水接続部16が設けられ、その他の一側面に第1供給接続部18及び第1戻り接続部20が設けられ、更に他の一側面に第2供給接続部22及び第2戻り接続部24が設けられ、温水パイプ10の一端側は第1供給接続部18(第2供給接続部22)に接続され、その他端側は第1戻り接続部20(第2戻り接続部24)に接続される。また、往き温水接続部14が熱源機の温水供給側に接続され、戻り温水接続部16が熱源機の戻り側に接続される。
【0005】
このように構成されているので、熱源機から供給された温水は、温水供給ヘッダー8の往き温水接続部14を通してヘッダー本体12に供給され、このヘッダー本体12にて図11に破線で示すように第1供給接続部18及び第2供給接続部22に分配されて各温水パイプ10の一端側に供給される。各温水パイプ10に供給された温水は、温水パイプ10を通って温水マット2の全面に供給された後、温水供給ヘッダー8の第1戻り接続部20及び第2戻り温水接続部24に戻り、ヘッダー本体12内で合流し、この後、温水供給ヘッダー8の戻り接続部16から熱源機に戻る。このように温水供給ヘッダー8及び温水パイプ10を含む温水循環流路を通しての温水の循環によって、温水パイプ10を流れる温水からの熱が温水マット2の表面に設けられた均熱材26より均一化され、その表面側に配設された床仕上げ材28を介して室内に放熱され、こような放熱作用でもって室内空間が暖められる。
【0006】
このような床暖房システムに用いられる温水供給ヘッダー8は、往き温水接続部14及び戻り温水接続部16が温水供給ヘッダー8のヘッダー本体12の側面から側方に突出する構成となっている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。従って、熱源機と温水供給ヘッダー8とを接続するための温水配管(例えば、合成樹脂から形成される)は、いずれも床下地面と略平行となるように往き温水接続部14及び戻り温水接続部16に接続される。そして、このように接続された温水配管は、床下地に設けた孔部を通して床下に挿通され、床下空間を通って熱源機に導かれる。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−261482号公報
【特許文献2】
特開平8−278036号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の温水供給ヘッダー8には、次の通りの問題がある。公知の温水供給ヘッダー8では、ヘッダー本体12の側面に往き温水接続部14及び戻り温水接続部16設けられ、熱源機との接続用の温水配管が床下地面と略平行に取り出されて床下空間に導かれるようになり、それ故に、施工作業時に、床下空間への貫通孔部において温水配管が座屈し易く、温水配管が座屈すると熱源機と温水マットとの間の温水回路が遮断されるおそれがある。また、床下地の上で温水配管を中継するための継手などを用いる場合、この継手などの配置スペースに制約があり、その配管接続工事が面倒なものとなる。
加えて、温水マット2の平面温度分布を均一にするために、相互に隣接して延びる一対の温水パイプ(供給接続部及び戻り接続部)は、温水の流れが相互に逆方向に流れるように配置されることが多い。この場合、ヘッダー本体12において、第1供給接続部18と第2供給接続部22とが対角方向に位置し、第1戻り接続部20と第2戻り温水接続部24とが対角方向に位置するようになり、このように構成した場合、第1供給接続部18と第2供給接続部22を連通する往き通路と、第1戻り接続部20と第2戻り温水接続部24を連通する戻り通路とが、ヘッダー本体12の内部で交差状態に配置されることになる。従って、温水供給ヘッダー2には、上部壁、中間部壁及び下部壁の3層の隔壁が必要になり、これにより、温水供給ヘッダー2の肉厚が厚くなるという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、ヘッダー本体への配管の接続が容易であるとともに、ヘッダー本体から床下空間への配管の取り出しが容易である熱媒供給ヘッダーを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、ヘッダー本体の肉厚を薄くすることができる熱媒供給ヘッダーを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の熱媒供給ヘッダーは、熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記往き通路及び前記戻り通路は相互に交差して延び、前記熱媒供給接続口は、前記往き通路から垂直下方に延び、また前記熱媒戻り接続口は、前記戻り通路から垂直下方に延びていることを特徴とする。
【0012】
この熱媒供給ヘッダーでは、熱媒供給接続口に供給された熱媒は往き通路を通して第1及び第2供給接続口に供給され、第1及び第2供給接続口に接続された例えば熱媒循環用パイプなどに送給される。このように送給された熱媒の温熱(又は冷熱)は、熱媒循環パイプなどを通して流れる間に暖房(又は冷房)の対象空間に放熱された後に第1及び第2戻り接続口に戻り、更に戻り通路を通して熱媒戻り接続口に戻る。暖房する場合、加熱源が用いられ、加熱源からの温熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した温熱媒体が熱媒戻り接続口から加熱源に戻される。一方、冷房する場合、冷却源が用いられ、冷却源からの冷熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した冷熱媒体が熱媒戻り接続口から冷却源に戻される。
【0013】
また、この熱媒供給ヘッダーでは、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。また、この配管が床下空間に直接的に取り出されることから、この配管を中継などするための継手などを床下空間に配置でき、配管などの施工が比較的容易なものとなる。
【0014】
また、本発明の請求項2記載の熱媒供給ヘッダーは、熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記往き通路は、前記戻り通路の下方に間隔をおいてこれに交差して延び、前記熱媒供給接続口は、両通路の交差領域にて前記往き通路に連通し、前記熱媒戻り接続口は、前記交差領域以外の領域にて前記戻り通路に連通していることを特徴とする。
【0015】
この熱媒供給ヘッダーでは、熱媒供給接続口に供給された熱媒は往き通路を通して第1及び第2供給接続口に供給され、第1及び第2供給接続口に接続された例えば熱媒循環用パイプなどに送給される。このように送給された熱媒の温熱(又は冷熱)は、熱媒循環パイプなどを通して流れる間に暖房(又は冷房)の対象空間に放熱された後に第1及び第2戻り接続口に戻り、更に戻り通路を通して熱媒戻り接続口に戻る。暖房する場合、加熱源が用いられ、加熱源からの温熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した温熱媒体が熱媒戻り接続口から加熱源に戻される。一方、冷房する場合、冷却源が用いられ、冷却源からの冷熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した冷熱媒体が熱媒戻り接続口から冷却源に戻される。
また、この熱媒供給ヘッダーでは、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。また、この配管が床下空間に直接的に取り出されることから、この配管を中継などするための継手などを床下空間に配置でき、配管などの施工が比較的容易なものとなる。
また、この熱媒供給ヘッダーでは、往き通路に連通する熱媒供給接続口が往き通路と戻り通路の交差領域に設けられているので、この熱媒供給接続口が前記交差領域にない場合に比して、熱媒戻り接続口をこの熱媒供給接続口に近接して配置することが可能となる。従って、熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口並びにこれらに接続される配管を挿通させるための床下地の貫通孔を小さくすることができ、これによって、床下地に貫通孔を形成することによる強度低下を最小限にすることができる。
【0016】
また、本発明の請求項3記載の熱媒供給ヘッダーは、請求項2記載の熱媒供給ヘッダーにおいて、前記往き通路の一端側部は、前記第1供給接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は前記第2供給接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底面に開口し、前記往き通路の底面開口が前記熱媒供給接続口に接続されていることを特徴とする。
【0017】
この熱媒供給ヘッダーでは、往き通路の一端側部は、第1供給接続口から下方に延びて両通路の交差領域にてヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は第2供給接続口から下方に延びて上記交差領域にてヘッダー本体の底面に開口し、これらの開口が上記交差領域において熱媒供給接続口に接続されているので、この交差領域において、戻り通路と往き通路を隔てるための隔壁は必要であるが、この隔壁の下方に更に往き通路を形成するための隔壁を設ける必要はなく、従って、ヘッダー本体における通路(流路)を形成する隔壁が2層でよく、ヘッダー本体の肉厚を薄くすることができる。これによって、床設置体(例えば、温水マット)の肉厚を薄くすることができると共に、床下空間への配管施工の接続箇所も熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口の2個所でよく、床下配管での施工性も向上する。
【0018】
また、本発明の請求項4記載の熱媒供給ヘッダーは、熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記戻り通路は、前記往き通路の下方に間隔をおいてこれに交差して延び、前記熱媒戻り接続口は、両通路の交差領域にて前記戻り通路に連通し、前記熱媒往き接続口は、前記交差領域以外の領域にて前記往き通路に連通していることを特徴とする。
【0019】
この熱媒供給ヘッダーでは、熱媒供給接続口に供給された熱媒は往き通路を通して第1及び第2供給接続口に供給され、第1及び第2供給接続口に接続された例えば熱媒循環用パイプなどに送給される。このように送給された熱媒の温熱(又は冷熱)は、熱媒循環パイプなどを通して流れる間に暖房(又は冷房)の対象空間に放熱された後に第1及び第2戻り接続口に戻り、更に戻り通路を通して熱媒戻り接続口に戻る。暖房する場合、加熱源が用いられ、加熱源からの温熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した温熱媒体が熱媒戻り接続口から加熱源に戻される。一方、冷房する場合、冷却源が用いられ、冷却源からの冷熱媒体が熱媒供給接続口に供給され、熱媒循環パイプを循環した冷熱媒体が熱媒戻り接続口から冷却源に戻される。
また、この熱媒供給ヘッダーでは、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。また、この配管が床下空間に直接的に取り出されることから、この配管を中継などするための継手などを床下空間に配置でき、配管などの施工が比較的容易なものとなる。
また、この熱媒供給ヘッダーでは、戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が往き通路と戻り通路の交差領域に設けられているので、この熱媒戻り接続口が前記交差領域にない場合に比して、熱媒供給接続口をこの熱媒戻り接続口に近接して配置することが可能となる。従って、熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口並びにこれらに接続される配管を挿通させるための床下地の貫通孔を小さくすることができ、これによって、床下地に貫通孔を形成することによる強度低下を最小限にすることができる。
【0020】
更に、本発明の請求項5の熱媒供給ヘッダーは、請求項4の熱媒供給ヘッダーにおいて、前記戻り通路の一端側部は、前記第1戻り接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は前記第2戻り接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底面に開口し、前記戻り通路の底面開口が前記熱媒往き接続口に接続されていることを特徴とする。
【0021】
この熱媒供給ヘッダーでは、戻り通路の一端側部は、第1戻り接続口から下方に延びて両通路の交差領域にてヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は第2戻り接続口から下方に延びて上記交差領域にてヘッダー本体の底面に開口し、これらの開口が上記交差領域において熱媒戻り接続口に接続されているので、この交差領域において、往き通路と戻り通路を隔てるための隔壁は必要であるが、この隔壁の下方に更に戻り通路を形成するための隔壁を設ける必要はなく、従って、ヘッダー本体における通路(流路)を形成する隔壁が2層でよく、ヘッダー本体の肉厚を薄くすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照して、本発明に従う熱媒供給ヘッダーの実施形態について説明する。
第1の実施形態
図1〜図4を参照して、第1の実施形態の熱媒供給ヘッダーについて説明する。図1は、第1の実施形態の熱媒供給ヘッダーを示す平面図であり、図2は、図1におけるA−A線による断面図であり、図3は、図1におけるB−B線による断面図であり、図4は、図1の熱媒供給ヘッダーの使用状態を示す断面図である。
【0023】
図1〜図3において、図示の熱媒供給ヘッダー32は矩形状のヘッダー本体34を有し、このヘッダー本体34の一側面(図1〜図3において左側面)に一対の開口部36,38が設けられ、またその他側面(図1〜図3において右側面であって、上記一側面とは反対側の側面)に一対の開口部40,42が設けられている。この実施形態では、上記一側面の一方の開口部36と上記他側面の一方の開口部40とが往き通路44を介して連通され、上記一側面の他方の開口部38と上記他側面の他方の開口部42とが戻り通路46を介して連通されている。往き通路44と戻り通路46とは、上下方向(図1において紙面に垂直な方向、図2及び図3において上下方向)に間隔をおいて実質上平行に且つ相互に交差するように設けられ、戻り通路46の下側に往き通路44が配置されている。従って、両通路44,46の交差領域48においては、ヘッダー本体34の上壁部50と中間壁部52との間に戻り通路46が規定され、その中間壁部52と下壁部54との間に往き通路44が規定されている。
【0024】
このヘッダー本体34の一側面の開口部36には、第1供給接続口を規定する第1接続パイプ56が接続され、その開口部38には、第1戻り接続口を規定する第2接続パイプ58が接続される。また、ヘッダー本体34の他側面の開口部40には、第2供給接続口を規定する第3接続パイプ60が接続され、その開口部42には、第2戻り接続口を規定する第4接続パイプ62が接続される。
【0025】
この第1の形態では、ヘッダー本体34の底面であって、往き通路44と戻り通路46との交差領域48から外れた部位には、一対の底開口部62,64が設けられ、一方の底開口部62が往き通路44に連通され(図2参照)、他方の底開口部64が戻り通路46に連通されている。一方の底開口部62には、熱媒供給接続口を規定する第5接続パイプ66が接続され、他方の底開口部64には、熱媒戻り接続口を規定する第6接続パイプ68が接続されている。図2〜図4に示すように、第5接続パイプ66は、往き通路44から垂直下方に延びており、また第6接続パイプ68は、戻り通路46から垂直下方に延びている。
【0026】
この熱媒供給ヘッダー32は、例えば、図9〜図11に示す温水式床暖房システムに、従来の温水供給ヘッダーに代えて用いられる。図4をも参照して、この熱媒供給ヘッダー32を用いる場合、床下地70の所定部位に床下空間72に連通する貫通孔74が設けられ、この貫通孔74を覆うように熱媒供給ヘッダー32が取り付けられる。床下地70は、例えば、断熱材76と、この断熱材76の上面側に配設された下地合板78とから構成され、断熱材76及び下地合板78を貫通して貫通孔74が設けられ、ヘッダー本体34の底部に接続された第5接続パイプ66(熱媒供給接続口)及び第6接続パイプ68(熱媒戻り接続口)はかかる貫通孔74を通して床下空間72に延びている。図示していないが、第5接続パイプ66には、熱源機の如き加熱源(冷房の場合、冷却源)の供給側からの配管が接続され、第6接続パイプ68には、加熱源の戻り側からの配管が接続される。
【0027】
また、第1接続パイプ56(第1供給接続口)には、温水マット81(冷房の場合、冷水マット)の対応する温水パイプ80(冷房の場合、冷水パイプ)の一端部が接続され、第2接続パイプ58(第1戻り接続口)には、対応する温水パイプ80の他端部が接続される。また、第3接続パイプ40(第2供給接続口)には、温水マット81の対応する他の温水パイプ80の一端部が接続され、第4接続パイプ62(第2戻り接続口)には、対応する他の温水パイプ80の他端部が接続される。
【0028】
この温水マット81の上面(表面)側には、熱伝達を均一化するための均熱材82が配設され、この均熱材82の上面側に床仕上げ部材84が配設される。均熱材82は、例えばアルミニウム製の薄いシートから構成され、床仕上げ部材84は、例えば化粧合板から構成される。
【0029】
このような熱媒供給ヘッダー32を用いた床暖房システムにおいては、加熱源からの熱媒としての温水は、配管(図示せず)を通して矢印86で示すように第5接続パイプ66に供給され、かく供給された温水は熱媒供給接続口、往き通路44を通して第1供給接続口(第1接続パイプ56)及び第2供給接続口(第3接続パイプ60)に流れ、これら第1及び第2供給接続口から矢印88で示すように対応する温水パイプ80に送給される。このように送給された温水は温水パイプ80を通して流れ、かく流れる間に温水からの熱が温水パイプ80及び均熱材82を介して床仕上げ部材84に伝達され、床仕上げ部材84からの放熱によって室内が暖房される。
【0030】
温水パイプ80を流れた温水は、矢印90で示すように、第1戻り接続口(第2接続パイプ58)及び第2戻り接続口(第4接続パイプ62)を通り、更に戻り通路64を通して熱媒戻り接続口(第6接続パイプ68)に流れ、第6接続パイプ68から矢印92で示すように配管(図示せず)を通して加熱源に戻る。
【0031】
上述した熱媒供給ヘッダー32では、熱媒供給接続口(第5接続パイプ66)及び熱媒戻り接続口(第6接続パイプ68)がヘッダー本体34の底部に設けられているので、図4から容易に理解される如く、加熱源と接続する配管を床下空間72から簡単に接続することができ、また床下空間72への取り出しが容易となり、更に配管を曲げることなく床下空間72に取り出すことができる。
【0032】
第2の実施形態
次に、図5〜図7を参照して、第2の実施形態の熱媒供給ヘッダーについて説明する。図5は、第2の実施形態の熱媒供給ヘッダーを示す平面図であり、図6は、図5におけるC−C線による断面図であり、図7は、図1におけるD−D線による断面図である。尚、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一のものには同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0033】
図5〜図7において、この熱媒供給ヘッダー32Aも矩形状のヘッダー本体34Aを備え、第1の実施形態と同様に、このヘッダー本体34Aの一側面に一対の開口部36,38が設けられ、またその他側面に一対の開口部40,42が設けられ、一方の開口部36と一方の開口部40とが往き通路44Aを介して連通され、他方の開口部38と他方の開口部42とが戻り通路46Aを介して連通されている。
【0034】
この実施形態では、戻り通路46Aの下方に間隔をおいて往き通路44Aが配置され、戻り通路46Aは実質上水平に延びているが、往き通路44Aは、その一端側部(図5〜図7において左端側部)が開口部36から下方に直線状に延びて両通路44A.46Aの交差領域48にてヘッダー本体34Aの底面に開口しているとともに、その他端側部(図5〜図7において右端側部)が開口部42から下方に直線状に延びて上記交差領域48にてヘッダー本体34Aの底面に開口している。そして、両通路44A,46Aの交差領域48にて、熱媒供給接続口を規定する第5接続パイプ66Aが往き通路44Aに接続され、上記交差領域48以外の領域(この形態では、交差領域48と開口部38との間の領域)にて、熱媒戻り接続口を規定する第6接続パイプ68Aが戻り通路46Aに接続されている。従って、両通路44A,46Aの交差領域48においては、ヘッダー本体34Aの上壁部50と中間壁部52との間に戻り通路46Aが規定され、この中間壁部52の下側に往き通路44Aが規定され、往き通路44Aの下側は直接的に熱媒供給接続口に連通している。この第2の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
【0035】
この第2の実施形態の熱媒供給ヘッダー32Aにおいては、加熱源(図示せず)から矢印86で示すように第5接続パイプ66に供給された温水は、熱媒供給接続口及び往き通路44Aを通して第1供給接続口(第1接続パイプ56)及び第2供給接続口(第3接続パイプ60)から対応する温水パイプ(図示せず)に矢印88で示すように送給される。また、温水パイプ(図示せず)からの温水は、矢印90で示すように、第1戻り接続口(第2接続パイプ58)及び第2戻り接続口(第4接続パイプ62)を通り、更に戻り通路46Aを通して熱媒戻り接続口(第6接続パイプ68)に流れ、第6接続パイプ68から矢印92で示すように加熱源に戻る。
【0036】
この熱媒供給ヘッダー32Aでは、上述した構成を有する故に、更に、次の通りの特徴を有している。第1に、熱媒供給接続口(第5接続パイプ66)がヘッダー本体34Aの底部における上記交差領域48に設けられているので、熱供給接続口(第5接続パイプ66)と熱媒戻り接続口(第6接続パイプ68)との間隔を小さくすることができる。従って、配管を床下空間に引き出すための床下地の貫通孔の内径を小さくすることが可能となり、これにより、貫通孔による床下地の強度低下を抑えることができる。第2に、図6に示すように、両通路44A,46Aの交差領域48においては、戻り通路46Aの上側を規定するための上壁部50と、戻り通路46Aと往き通路44Aとを隔てるための中間壁部52とが存在すればよく(換言すると、往き通路44Aの下側を規定するための下壁部を省略することができる)、ヘッダー本体34Aの肉厚を従来に比して薄くすることができる。
【0037】
尚、この第2の実施形態では、両通路44A,46Aの交差領域48に熱媒供給接続口が設けられていることに関連してその径が大きく形成され、第6接続パイプ66Aの基部の外径は大きくなっているが、配管と接続を容易にするために、その先端部の外径は小さくなっている。
【0038】
第3の実施形態
次に、図8を参照して、第3の実施形態の熱媒供給ヘッダーについて説明する。図8は、第3の実施形態の熱媒供給ヘッダーを示す平面図である。第3の実施形態では、往き通路と戻り通路との交差領域に熱媒戻り接続口が配設されている。
【0039】
図8において、この熱媒供給ヘッダー32Bも矩形状のヘッダー本体34Bを備え、このヘッダー本体34Bの一側面に一対の開口部36,38が設けられ、またその他側面に一対の開口部40,42が設けられ、一方の開口部36と一方の開口部40とが戻り通路46Bを介して連通され、他方の開口部38と他方の開口部42とが往き通路44Bを介して連通されている。
【0040】
この第3の実施形態では、第2の実施形態と反対に、往き通路44Bの下方に間隔をおいて戻り通路46Bが配置され、往き通路44Bは実質上水平に延びているが、戻り通路46Bは、その一端側部が開口部36から下方に直線状に延びて両通路44B.46Bの交差領域48にてヘッダー本体34Bの底面に開口しているとともに、その他端側部が開口部42から下方に直線状に延びて上記交差領域48にてヘッダー本体34Bの底面に開口している。そして、両通路44B,46Bの交差領域48にて、熱媒戻り接続口を規定する第6接続パイプ68Bが戻り通路46Bに接続され、上記交差領域以外の領域(この形態では、交差領域48と開口部38との間の領域)にて、熱媒供給接続口を規定する第5接続パイプ66Bが往き通路44Bに接続されている。従って、両通路44B,46Bの交差領域48においては、ヘッダー本体34Bの上壁部と中間壁部との間に往き通路44Bが規定され、この中間壁部の下側に戻り通路46Bが規定され、戻り通路46Bの下側は直接的に熱媒戻り接続口に連通している。そして、このことに関連して、第1接続パイプ56が第1戻り接続口を規定し、第2接続パイプ58が第1供給接続口を規定し、第3接続パイプ60が第2戻り接続口を規定し、また第4接続パイプ62が第2供給接続口を規定する。この第3の実施形態のその他の構成は、上述した第2の実施形態と実質上同一である。
【0041】
この第3の実施形態の熱媒供給ヘッダー32Bにおいては、その基本的構成が第2の実施形態と実質上同一であるので、第2の実施形態と同様の作用効果が達成される。
【0042】
以上、本発明に従う熱媒供給ヘッダーの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0043】
例えば、上述した実施形態では、熱媒供給ヘッダーを熱媒として温水を利用する床暖房システムに適用して説明したが、室内の壁、天井などを暖房する装置にも同様に適用することができ、また熱媒として冷水を利用して室内の壁、天井、床などを冷房する装置にも同様に適用することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の熱媒供給ヘッダーによれば、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。
【0045】
また、本発明の請求項2記載の熱媒供給ヘッダーによれば、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。また、往き通路に連通する熱媒供給接続口が往き通路と戻り通路の交差領域に設けられているので、熱媒戻り接続口をこの熱媒供給接続口に近接して配置することが可能となり、これにより、熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口並びにこれらに接続される配管を挿通させるための床下地の貫通孔を小さくすることができる。
【0046】
また、本発明の請求項3記載の熱媒供給ヘッダーによれば、往き通路の一端側部は、第1供給接続口から下方に延びて両通路の交差領域にてヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は第2供給接続口から下方に延びて上記交差領域にてヘッダー本体の底面に開口しているので、両通路の交差領域においては、ヘッダー本体における通路を形成する隔壁が2層でよく、ヘッダー本体の肉厚を薄くすることができる。
【0047】
また、本発明の請求項4の熱媒供給ヘッダーによれば、ヘッダー本体の底部に熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口が設けられているので、対応する配管を下方から熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口に容易に接続することができ、床下空間への配管の取り出しが容易になると共に、配管が床下貫通部で座屈することがなく、熱媒循環回路が遮断されるという不都合が生じることもない。また、戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が往き通路と戻り通路の交差領域に設けられているので、熱媒供給接続口と熱媒戻り接続口とを近接して配置することが可能となり、これにより、熱媒供給接続口及び熱媒戻り接続口並びにこれらに接続される配管を挿通させるための床下地貫通孔を小さくすることができる。
【0048】
更に、本発明の請求項5の熱媒供給ヘッダーによれば、戻り通路の一端側部は、第1戻り接続口から下方に延びて両通路の交差領域にてヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は第2戻り接続口から下方に延びて上記交差領域にてヘッダー本体の底面に開口しているので、両通路の交差領域においては、ヘッダー本体における通路を形成する隔壁が2層でよく、ヘッダー本体の肉厚を薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う熱媒供給ヘッダーの第1の実施形態を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線による断面図である。
【図3】図1におけるB−B線による断面図である。
【図4】図1の熱媒供給ヘッダーの使用状態を示す断面図である。
【図5】 本発明に従う熱媒供給ヘッダーの第2の実施形態を示す平面図である。
【図6】図5におけるC−C線による断面図である。
【図7】図5におけるD−D線による断面図である。
【図8】本発明に従う熱媒供給ヘッダーの第3の実施形態を示す平面図である。
【図9】床暖房システムの放熱体としての温水マットの一例を示す平面図である。
【図10】図9におけるE−E線による断面図である。
【図11】図9の温水マットに用いられた従来の温水供給ヘッダー及びその近傍を示す平面図である。
【符号の説明】
32,32A,32B 熱媒供給ヘッダー
34,34A,34B ヘッダー本体
44,44A,44B 往き通路
46,46A,46B 戻り通路
48 交差領域
56 第1接続パイプ
58 第2接続パイプ
60 第3接続パイプ
62 第4接続パイプ
66,66A,66B 第5接続パイプ
68,68A,68B 第6接続パイプ
70 床下地
72 床下空間
80 温水パイプ
84 床仕上げ部材

Claims (5)

  1. 熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記往き通路及び前記戻り通路は相互に交差して延び、前記熱媒供給接続口は、前記往き通路から垂直下方に延び、また前記熱媒戻り接続口は、前記戻り通路から垂直下方に延びていることを特徴とする熱媒供給ヘッダー。
  2. 熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記往き通路は、前記戻り通路の下方に間隔をおいてこれに交差して延び、前記熱媒供給接続口は、両通路の交差領域にて前記往き通路に連通し、前記熱媒戻り接続口は、前記交差領域以外の領域にて前記戻り通路に連通していることを特徴とする熱媒供給ヘッダー。
  3. 前記往き通路の一端側部は、前記第1供給接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は前記第2供給接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底面に開口し、前記往き通路の底面開口が前記熱媒供給接続口に接続されている請求項2記載の熱媒供給ヘッダー。
  4. 熱媒を分岐、回収するためのヘッダー本体を備え、前記ヘッダー本体の一側面に第1供給接続口及び第1戻り接続口が設けられ、ヘッダー本体の前記一側面と異なる他側面に第2供給接続口及び第2戻り接続口が設けられ、前記第1供給接続口と前記第2供給接続口とが往き通路により連通され、前記第1戻り接続口と前記第2戻り接続口とが戻り通路により連通され、前記ヘッダー本体の底部には前記往き通路に連通する熱媒供給接続口が設けられているとともに、前記戻り通路に連通する熱媒戻り接続口が設けられ、更に、前記戻り通路は、前記往き通路の下方に間隔をおいてこれに交差して延び、前記熱媒戻り接続口は、両通路の交差領域にて前記戻り通路に連通し、前記熱媒往き接続口は、前記交差領域以外の領域にて前記往き通路に連通していることを特徴とする熱媒供給ヘッダー。
  5. 前記戻り通路の一端側部は、前記第1戻り接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底部に開口し、その他端側部は前記第2戻り接続口から下方に延びて前記ヘッダー本体の底面に開口し、前記戻り通路の底面開口が前記熱媒往き接続口に接続されている請求項4記載の熱媒供給ヘッダー。
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