JP7266865B2 - アダプタ、および、アダプタの製造方法 - Google Patents

アダプタ、および、アダプタの製造方法 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 販売日 平成30年7月25日、販売先 三笠産業有限会社
本明細書は、排水処理装置側の複数のパイプと、ブロワ側の複数のパイプとを、接続するためのアダプタに関する。
従来から、排水処理装置に、ブロワが接続されている。排水処理装置は、ブロワによって供給されたガス(例えば、空気)を利用して、排水を処理する。排水処理装置は、例えば、好気処理を行う好気処理ゾーンと、固形物を捕捉する濾過処理ゾーンとを、備えている。好気処理ゾーンは、空気に含まれる酸素を用いて、好気処理を行う。また、濾過処理ゾーンは、ガスを用いる撹拌によって、洗浄される。
特開2000-354882号公報
排水処理装置とブロワとは、2以上のパイプによって接続され得る。例えば、排水処理装置には、好気処理用のガスを供給するためのパイプと、洗浄用のガスを供給するためのパイプとが、接続される。ブロワは、好気処理用のガスの吐出口と、洗浄用のガスの吐出口とを、備えている。ブロワの吐出口には、排水処理装置のパイプが、接続される。ここで、ブロワ側のパイプ(吐出口を含む)の並び順が、排水処理装置側のパイプの並び順と同じである場合、ブロワ側のパイプと排水処理装置側のパイプとは、容易に接続される。しかし、ブロワ側のパイプの並び順が、排水処理装置側のパイプの並び順と反対である場合、ブロワ側のパイプと排水処理装置側のパイプとの接続は、容易ではなかった。例えば、ブロワ側のパイプと排水処理装置側のパイプとの接続のために、交差する2本の中継パイプが必要であった。
本明細書は、ブロワ側の2本のパイプと、排水処理装置側の2本のパイプとを、容易に接続することができる技術を開示する。
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
排水処理装置側の複数のパイプと、ブロワ側の複数のパイプとを、接続するためのアダプタであって、
第1接続口と、
前記第1接続口に並んで配置された第2接続口と、
前記第1接続口、及び、前記第2接続口とは反対側に配置された第3接続口と、
前記第3接続口よりも、前記第1接続口から前記第2接続口へ向かう方向である特定方向側に並んで配置された第4接続口と、
を形成する一体の本体部を備え、
前記本体部は、
前記第1接続口と前記第4接続口とを接続する第1接続路と、
前記第2接続口と前記第3接続口とを接続する第2接続路と、
を形成する、アダプタ。
この構成によれば、ブロワ側の2本のパイプの配置に対して、排水処理装置側の2本のパイプの配置が逆である場合に、アダプタは、これらのパイプを容易に接続できる。また、一体の本体部が第1接続路と第2接続路とを形成するので、アダプタ内でのガス漏れを抑制できる。
[適用例2]
適用例1に記載のアダプタであって、
前記第1接続路は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第1接続口から前記第4接続口まで延びており、
前記第2接続路は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第2接続口から前記第3接続口まで延びている、
アダプタ。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例3]
適用例1または2に記載のアダプタであって、
前記第1接続路の太さは、前記第4接続口側から前記第1接続口側に向かって徐々に小さくなり、
前記第2接続路の太さは、前記第3接続口側から前記第2接続口側に向かって、または、前記第2接続口側から前記第3接続口側に向かって、徐々に小さくなる、
アダプタ。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例4]
適用例1に記載のアダプタであって、
前記第1接続路は、1つの局所的に細い部分を途中に含み、
前記第2接続路は、1つの局所的に細い部分を途中に含む、
アダプタ。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例5]
適用例1から4のいずれかに記載のアダプタであって、
前記第4接続口の中心軸に平行に前記第4接続口側から前記第1接続口側へ向かう方向を第4接続口方向と呼ぶ場合に、
前記第4接続口側から前記第1接続口側に向かって前記第1接続路を辿る場合に、前記第1接続路の全体に亘って、前記第1接続路は、前記第4接続口方向側に延びており、
前記第3接続口の中心軸に平行に前記第3接続口側から前記第2接続口側へ向かう方向を第3接続口方向と呼ぶ場合に、
前記第3接続口側から前記第2接続口側に向かって前記第2接続路を辿る場合に、前記第2接続路の全体に亘って、前記第2接続路は、前記第3接続口方向側に延びている、
アダプタ。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例6]
適用例1から5のいずれかに記載のアダプタであって、
前記本体部は、弾性体で形成されている、
アダプタ。
この構成によれば、アダプタを容易に成形できる。
[適用例7]
排水処理装置側の複数のパイプと、ブロワ側の複数のパイプとを、接続するためのアダプタであって、第1接続口と、前記第1接続口に並んで配置された第2接続口と、前記第1接続口、及び、前記第2接続口とは反対側に配置された第3接続口と、前記第3接続口よりも、前記第1接続口から前記第2接続口へ向かう方向である特定方向側に並んで配置された第4接続口と、を形成する一体の本体部を備え、前記本体部は、前記第1接続口と前記第4接続口とを接続する第1接続路と、前記第2接続口と前記第3接続口とを接続する第2接続路と、を形成する、前記アダプタの製造方法であって、
前記本体部の外面に対応する形状の内面を有し、前記内面のうち互いに異なる一部分を形成する複数の外型部で構成される外型セットを準備し、
前記第1接続口と前記第4接続口と前記第1接続路とで構成される流路の内面に対応する形状の第1外面を形成する第1内型セットであって、前記第1外面のうち前記第1接続口に対応する第1部分外面を含む一部分を形成する第1内型部と、前記第1外面のうち前記第4接続口に対応する第4部分外面を含む残りの部分を形成する第4内型部と、で構成される第1内型セットを準備し、
前記第2接続口と前記第3接続口と前記第2接続路とで構成される流路の内面に対応する形状の第2外面を形成する第2内型セットであって、前記第2外面のうち前記第2接続口に対応する第2部分外面を含む一部分を形成する第2内型部と、前記第2外面のうち前記第3接続口に対応する第3部分外面を含む残りの部分を形成する第3内型部と、で構成される第2内型セットを準備し、
前記外型セットの前記内面によって形成される空間内に、前記第1外面と前記第2外面とが位置するように、前記外型セットと前記第1内型セットと前記第2内型セットとを配置し、
前記外型セットの前記内面と、前記第1内型セットの前記第1外面と、前記第2内型セットの前記第2外面と、によって形成されるキャビティへ、溶融した材料を充填し、
前記溶融した材料の充填の後、前記キャビティ内の本体部の冷却を開始し、
前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、
(A)前記複数の外型部のうちの1以上の外型部を前記本体部から取り外し、
(B)前記第1内型部と前記第4内型部とのうちの少なくとも一方を、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外し、
(C)前記第2内型部と前記第3内型部とのうちの少なくとも一方を、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外す、
製造方法。
この構成によれば、冷却が完了するよりも前に、1以上の外型部が取り外され、第1内型部と第4内型部とのうちの少なくとも一方が、本体部を変形させながら取り外され、第2内型部と第3内型部とのうちの少なくとも一方が、本体部を変形させながら取り外される。従って、2個の接続口と反対側の2個の接続口との間で、斜めに対向する2個の接続口を接続する2本の接続路を形成するアダプタを、容易に製造できる。
[適用例8]
適用例7に記載の製造方法であって、
前記第1内型セットのうち前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第1部分外面を形成する部分から前記第4部分外面を形成する部分まで延びており、
前記第2内型セットのうち前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第2部分外面を形成する部分から前記第3部分外面を形成する部分まで延びている、
製造方法。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例9]
適用例7または8に記載の製造方法であって、
前記第4内型部は、前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分を備え、
前記第1接続路部分の太さは、前記第4部分外面側から前記第1部分外面側に向かって徐々に小さくなり、
前記第2内型部と前記第3内型部とのうちのいずれかである特定内型部は、前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分を備え、
前記第2接続路部分の太さは、前記第2部分外面と前記第3部分外面とのうちの前記特定内型部によって形成される特定部分外面側から反対側に向かって、徐々に小さくなり、
前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、
前記第4内型部は、前記本体部を変形させながら前記本体部から前記第4部分外面側に向かって取り外され、
前記特定内型部は、前記本体部を変形させながら前記本体部から前記特定部分外面側に向かって取り外される、
製造方法。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例10]
適用例7に記載の製造方法であって、
前記第1内型部は、前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分のうちの前記第1部分外面側の一部分を含み、
前記第4内型部は、前記第1接続路部分のうちの残りの部分を含み、
前記第1接続路部分の太さは、前記第1内型部と前記第4内型部との境界部分で最も小さく、
前記第2内型部は、前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分のうちの前記第2部分外面側の一部分を含み、
前記第3内型部は、前記第2接続路部分のうちの残りの部分を含み、
前記第2接続路部分の太さは、前記第2内型部と前記第3内型部との境界部分で最も小さく、
前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、前記第1内型部と前記第2内型部と前記第3内型部と前記第4内型部とは、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外される、
製造方法。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例11]
適用例7から10のいずれかに記載の製造方法であって、
前記第1内型セットのうち前記第4部分外面を形成する部分の中心軸に平行に前記第4部分外面側から前記第1部分外面側へ向かう方向を、第4部分外面方向と呼び、
前記第1内型セットのうち前記第1接続路に対応する部分を、第1接続路部分と呼ぶ場合に、
前記第4部分外面側から前記第1部分外面側に向かって前記第1接続路部分を辿る場合に、前記第1接続路部分の全体に亘って、前記第1接続路部分は、前記第4部分外面方向側に延びており、
前記第2内型セットのうち前記第3部分外面を形成する部分の中心軸に平行に前記第3部分外面側から前記第2部分外面側へ向かう方向を、第3部分外面方向と呼び、
前記第2内型セットのうち前記第2接続路に対応する部分を、第2接続路部分と呼ぶ場合に、
前記第3部分外面側から前記第2部分外面側に向かって前記第2接続路部分を辿る場合に、前記第2接続路部分の全体に亘って、前記第2接続路部分は、前記第3部分外面方向側に延びている、
製造方法。
この構成によれば、第1接続路と第2接続路とを容易に成形できる。
[適用例12]
適用例7から11のいずれかに記載の製造方法であって、
前記溶融した材料は、弾性体の材料である、
製造方法。
この構成によれば、アダプタを容易に成形できる。
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、アダプタ、アダプタの製造方法、アダプタを備える排水処理装置等の態様で実現することができる。
アダプタの実施例を示す概略図である。 (A)-(D)は、アダプタ100の説明図である。 (A)-(D)は、アダプタ100の内部構成を示す概略図である。 (A)、(B)は、第1接続路150の太さの説明図である。 アダプタ100の製造方法の例を示すフローチャートである。 成形型の分解斜視図である。 (A)、(B)は、成形型10の内部構成を示す概略図である。 (A)、(B)は、成形型10の内部構成を示す概略図である。 (A)、(B)は、内型セット40、50と本体部101とを示す概略図である。 (A)、(B)は、内型部491、592の取り外しを示す概略図である。 (A)は、第4内型部494の取り外しを示す概略図である。(B)は、本体部101を示す概略図である。 (A)、(B)は、成形型の別の実施例の内部構成を示す概略図である。
A.実施例:
図1は、アダプタの実施例を示す概略図である。図中には、排水処理装置800と、ブロワ900と、排水処理装置800とブロワ900とを接続するアダプタ100と、が示されている。排水処理装置800は、一般家庭等からの排水(原水とも呼ばれる)の浄化処理を行う(このような装置は「浄化槽」とも呼ばれる)。排水処理装置800は、上流側(図1の左側)から順番に、沈殿分離槽810、嫌気濾床槽820、好気処理槽830、処理水槽840、消毒槽850を、備えている。流入口802を通じて排水処理装置800に流入した排水は、沈殿分離槽810、嫌気濾床槽820、好気処理槽830、処理水槽840、消毒槽850で順次処理された後に、放流口804を通じて排水処理装置800の外部に放流される。ブロワ900は、酸素を含むガスの例である空気を、排水処理装置800に供給する。
沈殿分離槽810は、排水中の固形物(汚泥や浮遊物質等)を沈殿分離する水処理槽である。沈殿分離槽810によって処理された水は、嫌気濾床槽820へ移流する。嫌気濾床槽820は、嫌気性微生物による嫌気処理を行う水処理槽である。嫌気濾床槽820は、嫌気濾床821を備えている。嫌気濾床821には、嫌気性微生物が付着し得る。嫌気濾床821に付着した嫌気性微生物によって、嫌気処理が進行する。嫌気濾床槽820によって処理された水は、好気処理槽830へ移流する。
好気処理槽830は、好気性微生物による好気処理を行う水処理槽である。好気処理槽830は、濾材を有する濾過部833と、濾過部833の上部に配置された接触濾床を有する好気処理部831と、を有している。好気処理部831と濾過部833との間には、好気処理用の散気装置832が配置されている。通常時には、散気装置832から散気が行われる。好気処理部831の接触濾床には、好気性微生物が付着し得る。好気性微生物は、散気装置832から供給される空気に含まれる酸素を利用して、好気処理を行う。
好気処理槽830と処理水槽840とは、底部において、連通している。処理水槽840には、底部の水を汲み上げて沈殿分離槽810へ移送する循環エアリフトポンプ841が設けられている。通常時には、循環エアリフトポンプ841が駆動する。これにより、好気処理槽830で好気処理された水は、沈殿分離槽810へ移送される。
好気処理槽830の濾過部833は、濾材によって固形物を補足する。濾過部833の下には、逆洗用の散気装置である逆洗装置834が配置されている。定期的に、逆洗装置834から散気が行われる(逆洗とも呼ぶ)。これにより、好気処理槽830の水は撹拌され、濾過部833によって捕捉された固形物は、濾過部833から離脱する。処理水槽840には、底部の水を汲み上げて沈殿分離槽810へ移送する逆洗用エアリフトポンプ842が設けられている。逆洗時には、逆洗用エアリフトポンプ842が駆動する。これにより、逆洗によって離脱した固形物は、沈殿分離槽810へ移送される。
処理水槽840は、好気処理槽830から移流した水を一時的に滞留して、水中の固形物を沈降・分離する水処理槽である。通常時には、処理水槽840の底部に沈降した固形物は、循環エアリフトポンプ841によって、沈殿分離槽810へ移送される。
消毒槽850は、処理水槽840の上部に配置されている。処理水槽840の水面近傍の水(すなわち、固形物が分離された水)は、消毒槽850に流入する。図示を省略するが、消毒槽850は、消毒剤(例えば、固形塩素剤)が充填された薬剤筒を有している。消毒槽850に流入した水は、消毒剤と接触して消毒される。消毒された水は、放流口804を通じて、排水処理装置800の外部へ放流される。
排水処理装置800には、2個の送気口891、892が設けられている。排水処理装置800内において、第1送気口891には、第1配管881が接続されている。第1配管881は、散気装置832と循環エアリフトポンプ841とに接続されている。第2送気口892には、第2配管882が接続されている。第2配管882は、逆洗装置834と逆洗用エアリフトポンプ842とに接続されている。
ブロワ900は、好気処理用の第1吐出口910と、逆洗用の第2吐出口920と、を備えている。第1吐出口910と排水処理装置800の第1送気口891とが接続され、第2吐出口920と排水処理装置800の第2送気口892とが接続される。通常時には、ブロワ900は、第1吐出口910から空気を吐出する。これにより、散気装置832による散気と循環エアリフトポンプ841による水の移送とが行われる。ブロワ900は、定期的に(例えば、1日1回5分間)、第2吐出口920から空気を吐出する。これにより、逆洗装置834による逆洗と、逆洗用エアリフトポンプ842による固形物の移送とが、行われる。
図示するように、排水処理装置800の外部において、第1送気口891には第1パイプ91が接続され、第2送気口892には第2パイプ92が接続されている。パイプ91、92は、送気口891、892から、ブロワ900の近傍まで、延びている。通常は、排水処理装置800は、地中に埋設される。パイプ91、92も地中に埋設される場合が多い。この場合、パイプ91、92のうちブロワ900側の端部91e、92eは、地上に露出する。
図1では、パイプ91、92の端部91e、92eは、左に向かってこの順に並んでいる。一方、ブロワ900の吐出口910、920の配置は、逆である。従って、パイプ91、92を直接的にブロワ900の吐出口910、920にそれぞれ接続することは、困難である。本実施例では、パイプ91、92と、ブロワ900の吐出口910、920とが、アダプタ100によって接続されている。
アダプタ100は、4個の接続口110-140を形成している。右側の第1接続口110には第1パイプ91の端部91eが接続され、左隣の第2接続口120には第2パイプ92の端部92eが接続されている。第3接続口130と第4接続口140とは、第1接続口110と第2接続口120とは反対側に配置されている。右側の第3接続口130には、第2吐出口920が接続され、左隣の第4接続口140には、第1吐出口910が接続されている。後述するように、アダプタ100は、第1接続口110と第4接続口140とを接続し、第2接続口120と第3接続口130とを接続する。従って、第1吐出口910から吐出された空気は、第1パイプ91に供給され、第2吐出口920から吐出された空気は、第2パイプ92に供給される。このように、アダプタ100は、ブロワ側の2本のパイプ(本実施例では、吐出口910、920)の配置に対して、排水処理装置800側の2本のパイプ91、92の配置が逆である場合に、これらのパイプ91、92、910、920を容易に接続できる。
図2(A)-図2(D)は、アダプタ100の説明図である。これらの図は、互いに異なる方向から見たアダプタ100の外観を示している。図中には、互いに直交する3つの方向X、Y、Zが示されている。以下、X方向を、+X方向とも呼び、X方向に反対の方向を、-X方向とも呼ぶ。Y方向とZ方向とについても、同様である。図2(A)は、+Y方向側の正面図である。図2(B)は、+Z方向側の上面図である。図2(C)は、-Y方向側の背面図である。図2(D)は、+X方向側の側面図である。
アダプタ100は、本体部101を備えている。本体部101は、中央部190と、中央部190から+Y方向に向かって突出する接続口110、120と、中央部190から-Y方向に向かって突出する接続口130、140と、を形成している。接続口130、140は、接続口110、120の反対側に配置されている。第2接続口120は、第1接続口110の-X方向側に並んで配置されている。第4接続口140は、第3接続口130の-X方向側に並んで配置されている。本実施例では、第3接続口130は、第1接続口110の反対側に配置され、第4接続口140は、第2接続口120の反対側に配置されている。また、本実施例では、本体部101は、エチレン・プロピレン・ジエンゴムで一体成形された部材である。ただし、本体部101は、他の材料を用いて成形されてよい。
図3(A)-図3(D)は、アダプタ100の内部構成を示す概略図である。図3(A)、図3(C)は、-Z方向を向いて見たアダプタ100の透視図を示し、図3(B)、図3(D)は、-X方向を向いて見たアダプタ100の透視図を示している。図3(A)、図3(B)は、第1接続口110と第4接続口140と第1接続路150とを示している。第1接続路150は、第1接続口110と第4接続口140とを接続する流路である。図3(C)、図3(D)は、第2接続口120と第3接続口130と第2接続路160とを示している。第2接続路160は、第2接続口120と第3接続口130とを接続する流路である。
接続口110-140は、いずれも、Y方向に平行な略円筒状の部分である。図示を省略するが、接続口110-140の内周側に、パイプ(ブロワの吐出口を含む)が挿入される。本実施例では、接続口110-140は、同じ外径のパイプに対応している。接続口110-140の間で、内径は、おおよそ同じである。接続口110-140のうち接続路150、160に接続される端部110s-140sにおいて、内径は、接続口110-140の奥に向かって、徐々に小さくなっている。これらの端部110s-140sは、孔を有する底部を形成している(底部110s-140sとも呼ぶ)。接続口110-140に挿入されたパイプの端は、底部110s-140sによって受け止められる。
接続路150、160のそれぞれの形状は、細長い円筒状の流路を曲げることによって得られる形状と、同じである。図3(A)に示すように、第1接続路150は、第4接続口140から、+Y方向側、かつ、+X方向側、に向かって延びて、第1接続口110に至る。図3(C)に示すように、第2接続路160は、第3接続口130から、+Y方向側、かつ、-X方向側、に向かって延びて、第2接続口120に至る。
接続路150、160は、互いに接触しないように、湾曲している。図3(B)に示すように、第1接続路150は、-Z方向側に湾曲している。図3(D)に示すように、第2接続路160は、+Z方向側に湾曲している。
本実施例では、第2接続路160の形状は、Z方向に垂直な平面を対称面として第1接続路150の形状を反転させて得られる形状と、同じである。
図4(A)、図4(B)は、第1接続路150の太さの説明図である。図4(A)は、-Z方向を向いて見た接続口110、140と第1接続路150を示し、図4(B)は、-X方向を向いて見た接続口110、140と第1接続路150を示している。湾曲する第1接続路150の太さは、以下のように特定可能である。
まず、第1接続路150と第4接続口140との接続位置における第1接続路150の断面51が、特定される。この断面51は、第1接続路150の第4接続口140側の端における断面である。本実施例では、断面51は、第1接続路150と第4接続口140の底部140sとの接続位置の断面である。断面51の形状は、略円形状である。通常は、接続口は、パイプの端を受け止めるための底部を備えている。接続口と接続路との境界位置としては、この底部の奥側の端の位置を採用可能である。
次に、断面51の重心位置51cが、特定される。断面の重心位置は、断面の領域内に質量が均等に分布していると仮定した場合の重心の位置である。断面形状が円形状である場合、重心位置は、円の中心と同じである。
次に、重心位置51cから、第1接続路150に沿って第1接続口110側へ予め決められた計算距離(例えば、3mm)だけ移動した仮中心位置52pが、特定される。仮中心位置52pは、第1接続路150の中心からずれていてよい。この仮中心位置52pを含む第1接続路150の断面としては、断面の法線ベクトルの方向が互いに異なる複数の断面が、存在する。このように仮中心位置52pを含む種々の断面のうち、面積が最小の断面52が特定される。そして、断面52の重心位置52cが、特定される。例えば、第1接続路150の形状が円柱状である場合、最小面積を有する断面は、円柱の中心軸に垂直な断面である。このように、最小面積を有する断面52は、第1接続路150の延びる方向に垂直であり得る。また、第1接続路150の断面としては、断面の輪郭の全体が第1接続路150の内面150iを示すような断面が、採用される。
このように、断面の重心位置から第1接続口110側へ移動した仮中心位置の特定と、仮中心位置を含む最小面積の断面の特定とが、第1接続路150の第1接続口110側の端の断面59と重心位置59cとに到達するまで、繰り返される。図中の中心線150cは、複数の断面のそれぞれの重心位置を結ぶ線である。このような中心線150cは、湾曲する第1接続路150の中心線を示している。
第1接続路150の任意の部分の太さ、すなわち、第1接続路150の内面150i上の任意の注目位置での太さとしては、注目位置を通り中心線150cに垂直な第1接続路150の断面の最大外径を採用可能である。断面の最大外径は、断面を含む平面上において、任意の方向に沿って断面の長さを測定する場合に、最も長い長さである。例えば、第1接続路150の断面形状が円形状である場合、最大外径は、円の直径と同じである。第1接続路150の断面形状が楕円形状である場合、最大外径は、楕円の長径と同じである。第1接続路150の断面形状が正方形である場合、最大外径は、正方形の対角線の長さと同じである。なお、第1接続路150の端の断面としては、中心線150cの特定に利用された端の断面(例えば、断面51、59)が、そのまま利用されてよい。また、計算距離が短いほど、中心線の特定精度が向上する。
図4(A)中には、第1接続路150の太さDa、D2、Dcが示されている。太さDa、D2、Dcは、断面51、52、59の最大外径である。図4(A)の実施例では、中心線150cの特定に利用された最小面積の断面52は、中心線150cに垂直である。断面51、52、59が円形状である場合、太さDa、D2、Dcは、円の直径と同じである。このように、接続路の太さとしては、上記の方法によって特定される中心線150cに垂直な断面の最大外径を、採用可能である。なお、中心線(すなわち、最小面積の断面と重心位置)の特定は、第4接続口140側の端の断面59から第1接続口110側に向かって進行してもよい。図示を省略するが、第2接続路160の中心線(すなわち、最小面積の断面と重心位置)についても、同じ方法で特定可能である。図3(C)、図3(D)の中心線160cは、上記方法によって特定された第2接続路160の中心線である。
図3(A)、図3(C)には、接続路150、160の太さDa、Db、Dcが示されている。第1太さDaは、接続路150、160の接続口130、140側の端における太さである。第2太さDbは、接続路150、160の途中の部分の太さである。第3太さDcは、接続路150、160の接続口110、120側の端における太さである。本実施例では、接続路150、160の太さは、接続口130、140から接続口110、120に向かって、徐々に小さくなる(Da>Db>Dc)。このように、接続路150、160は、テーパー状である。この理由は、接続路150、160を容易に成形するためである(詳細は、後述)。
図5は、アダプタ100の製造方法の例を示すフローチャートである。本実施例では、アダプタ100は、成形型を用いて成型される。S110では、成形型が準備される。図6は、成形型の分解斜視図である。本実施例では、成形型10は、外型セット20と、第1内型セット40と、第2内型セット50と、で構成されている。図中の方向X、Y、Zは、成形型10によって成形されるアダプタ100に対応付けられた方向を示している。
外型セット20は、第1外型部200と、第2外型部300と、で構成されている。第1外型部200は、本体部101(図2(A)-図2(D))の外面のうち、-Z方向側の半分の部分に対応する内面200iを有している。内面200iは、接続口110-140の外面にそれぞれ対応する接続口部分210-240と、中央部190の外面に対応する中央部分290と、接続口部分210-240の外側にそれぞれ接続された支持部分250-280と、を備えている。支持部分250-280は、後述する内型部を支持する。第2外型部300は、本体部101の外面のうち、+Z方向側の半分の部分に対応する内面300iを有している。図示を省略するが、第2外型部300の内面300iの構成は、第1外型部200の内面200iの構成と、同じである。このように、第1外型部200の内面200iと第2外型部300の内面300iとは、本体部101の外面に対応する形状の内面20iのうち互いに異なる一部分を形成する。
第1内型セット40は、図3(A)、図3(B)に示す第1接続口110と第4接続口140と第1接続路150とで構成される流路の内面に対応する形状の第1外面40oを形成する。本実施例では、第1内型セット40は、第1内型部491と、第4内型部494と、で構成されている。
第1内型部491は、略円柱状の第1接続口部分410と、第1接続口部分410の+Y方向側に接続された略円柱状の第1支持部分450と、を備えている。第1接続口部分410の外面である第1部分外面410oは、第1接続口110(図3(A))の内周面110iに対応している。
第4内型部494は、湾曲する棒状の第1接続路部分415と、第1接続路部分415の-Y方向側の端に接続された略円柱状の第4接続口部分440と、第4接続口部分440の-Y方向側に接続された略円柱状の第4支持部分480と、を備えている。第4支持部分480には、貫通孔482が設けられている。第1接続路部分415の外面415oは、第1接続路150(図3(A))の内面150iに対応している。第4接続口部分440の外面である第4部分外面440oは、第4接続口140の内面140iに対応している。
第1接続路部分415の+Y方向側の端には、凸部449が設けられている。第1内型部491の第1接続口部分410の-Y方向側の端には、凹部448が設けられている。凸部449が凹部448に挿入されることによって、第1内型部491と第4内型部494とが結合される。
図中には、第1接続路部分415の中心線415cと、第1接続路部分415の太さDa、Db、Dcとが示されている。第1接続路部分415の形状は、第1接続路150の形状と同じであるので、第1接続路部分415の中心線415cは、第1接続路150の中心線150cと一致する。また、第1接続路部分415の太さDa、Db、Dcは、第1接続路150の太さDa、Db、Dcに、それぞれ対応している。第1接続路部分415の太さは、第4部分外面440o側から第1部分外面410o側に向かって徐々に小さくなる(Da>Db>Dc)。このように、第1接続路部分415は、テーパー状である。
第1接続路部分415の中心線415cと太さDa、Db、Dcとは、図4(A)、図4(B)で説明した中心線150cと太さDa、Db、Dcとの特定方法と同じ方法で、特定される。すなわち、第1接続路部分415の中心線(すなわち、最小面積の断面と重心位置)の特定が、第1接続路部分415の一端から他端に向かって、行われる。
第2内型セット50の構成は、第1内型セット40の構成と同様である。第2内型セット50は、図3(C)、図3(D)に示す第2接続口120と第3接続口130と第2接続路160とで構成される流路の内面に対応する形状の第2外面50oを形成する。本実施例では、第2内型セット50は、第2内型部592と、第3内型部593と、で構成されている。
第2内型部592は、略円柱状の第2接続口部分520と、第2接続口部分520の+Y方向側に接続された略円柱状の第2支持部分560と、を備えている。第2接続口部分520の外面である第2部分外面520oは、第2接続口120(図3(C))の内周面120iに対応している。
第3内型部593は、湾曲する棒状の第2接続路部分516と、第2接続路部分516の-Y方向側の端に接続された略円柱状の第3接続口部分530と、第3接続口部分530の-Y方向側に接続された略円柱状の第3支持部分570と、を備えている。第3支持部分570には、貫通孔572が設けられている。第2接続路部分516の外面516oは、第2接続路160(図3(C))の内面160iに対応している。第3接続口部分530の外面である第3部分外面530oは、第3接続口130の内面130iに対応している。
第2接続路部分516の+Y方向側の端には、凸部549が設けられている。第2内型部592の第2接続口部分520の-Y方向側の端には、凹部548が設けられている。凸部549が凹部548に挿入されることによって、第2内型部592と第3内型部593とが結合される。
図中には、第2接続路部分516の中心線516cと、第2接続路部分516の太さDa、Db、Dcとが示されている。第2接続路部分516の形状は、第2接続路160の形状と同じであるので、第2接続路部分516の中心線516cは、第2接続路160の中心線160cと一致する。また、第2接続路部分516の太さDa、Db、Dcは、第2接続路160の太さDa、Db、Dcに、それぞれ対応している。第2接続路部分516の太さは、第3部分外面530o側から第2部分外面520o側に向かって徐々に小さくなる(Da>Db>Dc)。このように、第2接続路部分516は、テーパー状である。第2接続路部分516の中心線516cと太さDa、Db、Dcとは、図4(A)、図4(B)で説明した中心線150cと太さDa、Db、Dcとの特定方法と同じ方法で、特定される。
なお、外型部200、300と内型部491、494、592、593とは、例えば、金属で形成される。外型部200、300は、例えば、金属板を切削することによって、形成される。接続路部分415、516は、例えば、テーパー状の金属棒を曲げることによって、形成される。接続口部分410、440、520、530と、支持部分450、480、560、570とは、例えば、金属棒を切削することによって、形成される。なお、図5のS110の成形型10の準備は、予め製造された成形型10を、アダプタ100の製造場所(例えば、工場の製造ライン)に配置する処理である。このように、成形型10の準備は、製造済の成形型10を用いて、行われてよい。
図5のS120では、成形型10が組み立てられ、アダプタ100のためのキャビティが形成される。図7(A)、図7(B)は、組み立てられた成形型10の内部構成を示す概略図である。各図は、-X方向を向いて見た成形型10の透視図を示している。図7(A)は、第1外型部200と第2外型部300と第1内型セット40とを示し、図7(B)は、第1外型部200と第2外型部300と第2内型セット50とを示している。第1外型部200の内面200iと、第2外型部300の内面300iと、で囲まれる空間の中に、内型セット40、50の外面40o、50oが、配置される。そして、内面200i、300iと外面40o、50oとによって、キャビティScが形成される。
具体的には、図7(A)の右部分に示されるように、外型部200、300の第1支持部分250、350によって、第1内型部491の第1支持部分450が支持される。また、左部分に示されるように、外型部200、300の第4支持部分280、380によって、第4内型部494の第4支持部分480が支持される。
第1内型セット40の各部分とアダプタ100(図3(A))の対応する部分との対応関係は、図6で説明した通りである。図7(A)において、外型部200、300の各部分とアダプタ100の対応する部分との関係は、図中の左から順番に、以下の通りである。
(1)外型部200、300の第4接続口部分240、340の内面240i、340iは、第4接続口140の外面に対応する。
(2)外型部200、300の中央部分290、390の内面290i、390iは、中央部190の外面に対応する。
(3)外型部200、300の第1接続口部分210、310の内面210i、310iは、第1接続口110の外面に対応する。
また、図7(B)の右部分に示すように、外型部200、300の第2支持部分260、360によって、第2内型部592の第2支持部分560が支持される。また、左部分に示されるように、外型部200、300の第3支持部分270、370によって、第3内型部593の第3支持部分570が支持される。
第2内型セット50の各部分とアダプタ100(図3(D))の対応する部分との対応関係は、図6で説明した通りである。図7(B)において、外型部200、300の各部分とアダプタ100の対応する部分との関係は、図中の左から順番に、以下の通りである。
(1)外型部200、300の第3接続口部分230、330の内面230i、330iは、第3接続口130の外面に対応する。
(2)外型部200、300の中央部分290、390の内面290i、390iは、中央部190の外面に対応する。
(3)外型部200、300の第2接続口部分220、320の内面220i、320iは、第2接続口120の外面に対応する。
図5のS130では、キャビティScに、溶融した材料が充填される。図8(A)、図8(B)は、成形型10の内部構成を示す概略図である。図8(A)、図8(B)は、図7(A)、図7(B)と同じ成形型10の概略図と、キャビティSc内に充填された材料によって形成された本体部101と、を示している。図示を省略するが、成形型10には、キャビティScに連通する流路が設けられている(例えば、第1外型部200に流路が設けられる)。この流路を通じて、加熱によって溶融した材料が、キャビティSc内に供給される。本実施例では、溶融したエチレン・プロピレン・ジエンゴムが、キャビティSc内に充填される。このように、キャビティScには、弾性体の材料が充填される。ここで、材料に加えて、成形型10も加熱されてよい。
図5のS140では、本体部101の冷却が開始される。キャビティSc内に本体部101を収容する成形型10は、溶融した材料の温度よりも低い温度環境下に置かれる。本実施例では、成形型10は、常温(例えば、摂氏30度)の環境下に置かれる。
S145では、材料が流動できなくなるまで、材料が冷却される。例えば、成形型10の温度が予め決められた温度に低下するまで、処理の進行が待機される。これに代えて、冷却の開始から予め決められた時間が経過するまで、処理の進行が待機されてよい。
冷却の開始後、冷却が完了するよりも前に、S150-S190が行われる。例えば、本体部101の温度が、冷却完了を示す予め決められた温度(例えば、摂氏30度)よりも高い作業用の温度範囲内にある状態で、S150-S190が行われる。作業用の温度範囲は、本体部101の材料が流動せず、かつ、本体部101が容易に変形できるような温度範囲である。このような温度範囲は、予め実験的に決定される。
S150では、第1外型部200と第2外型部300とが本体部101から取り外される。図9(A)、図9(B)は、外型部200、300が取り外された状態の内型セット40、50と本体部101とを示す概略図である。図9(A)、図9(B)は、図8(A)、図8(B)と同じ内型セット40、50の概略図と、本体部101と、を示している。本実施例では、本体部101(図2(A)-図2(D))の外面は、離型を困難にする部分(アンダーカットとも呼ばれる)を備えていない。従って、第1外型部200と第2外型部300とは、本体部101から、容易に取り外される。
S160(図5)では、第1内型セット40の第1内型部491が、本体部101から取り外される。S170では、第2内型セット50の第2内型部592が、本体部101から取り外される。図10(A)、図10(B)は、内型部491、592の取り外しを示す概略図である。図10(A)、図10(B)は、図9(A)、図9(B)と同じ内型セット40、50の概略図と、本体部101と、を示している。図10(A)に示すように、第1内型部491の第1接続口部分410は、略円柱状の部分である。第1接続口部分410の-Y方向側の端部では、-Y方向に向かって内径が徐々に小さくなっている。凹部448は、略円柱状の凹部である。従って、本体部101に対して第1内型部491を+Y方向に移動させる場合に、第1接続口部分410には、本体部101に引っ掛かる部分は無い。従って、第1内型部491は、本体部101を殆ど変形させずに、容易に、取り外される。第2内型部592(図10(B))についても、同様に、本体部101を殆ど変形させずに、容易に取り外される。
S180(図5)では、第4内型部494が、本体部101から取り外される。図11(A)は、第4内型部494の取り外しを示す概略図である。図11(A)は、図10(A)と同様の第4内型部494の概略図と、本体部101と、を示している。図示するように、本体部101を変形させながら、第4内型部494に対して相対的に本体部101が引っ張られる。これにより、本体部101から第4内型部494が取り外される。S180は、作業用の温度範囲内で行われるので、本体部101は、容易に変形できる。従って、第4内型部494は、容易に、取り外される。図11(B)は、第4内型部494が取り外された後の本体部101を示す概略図である。S180では、本体部101の材料は流動しない。従って、第4内型部494が取り外された後、本体部101の形状は、元の形状に戻る。
また、図6で説明したように、第1接続路部分415の太さは、第4部分外面440o側から反対側に向かって徐々に小さくなる。従って、第1接続路部分415(図11(A))を本体部101から第4部分外面440o側に向かって引き抜く場合、第1接続路部分415の外面415oを、本体部101の第1接続路150の内面150iから、容易に引き離すことができる。そして、第1接続路部分415は、容易に、取り外される。
S190(図5)では、第3内型部593(図10(B))が、本体部101から取り外される。第3内型部593の取り外しは、第4内型部494の取り外し方法と同じ方法で行われる。図6で説明したように、第3内型部593の第2接続路部分516の太さは、第3部分外面530o側から反対側に向かって徐々に小さくなる。従って、第2接続路部分516を本体部101から第3部分外面530o側に向かって引き抜く場合、第2接続路部分516は、容易に、取り外される。
S190(図5)の後、本体部101は、更に、冷却される。そして、冷却が完了し(S200)、アダプタ100が完成する。冷却は、本体部101の温度が予め決められた温度(例えば、摂氏30度)に低下したことによって、完了する。冷却の完了によって、本体部101の硬化も完了する。なお、冷却の完了の後、パーティングラインの検査等の他の処理が行われてよい。
以上のように、アダプタ100(図3(A)-図3(D))は、本体部101を備えている。本体部101は、第1接続口110と、第1接続口110の-X方向側に並んで配置された第2接続口120と、第1接続口110及び第2接続口120とは反対側に配置された第3接続口130と、第3接続口130の-X方向側に並んで配置された第4接続口140と、を形成している。本体部101は、第1接続口110と第4接続口140とを接続する第1接続路150と、第2接続口120と第3接続口130とを接続する第2接続路160と、を形成している。従って、ブロワ900(図1)側の2本のパイプ(例えば、ブロワ900の吐出口910、920)の配置に対して、排水処理装置800側の2本のパイプ(例えば、パイプ91、92)の配置が逆である場合に、アダプタ100は、これらのパイプを容易に接続できる。また、本体部101は、一体の部材である。一体の本体部101が第1接続路150と第2接続路160とを形成するので、アダプタ100内でのガス漏れを抑制できる。
このようなアダプタ100は、例えば、図5で説明した製造方法によって、製造可能である。すなわち、S110では、成形型10(図6)が準備される。S120では、図7(A)、図7(B)に示すように、外型セット20の内面200i、300iによって形成される空間内に、第1外面40oと第2外面50oとが位置するように、外型セット20と第1内型セット40と第2内型セット50とが配置される。S130では、図8(A)、図8(B)に示すように、キャビティScへ、溶融した材料が充填される。S140では、溶融した材料の充填の後、キャビティSc内の本体部101の冷却が開始される。冷却の開始後、冷却が完了するよりも前に、S150-S190が行われる。S150では、複数の外型部200、300が本体部101から取り外される(図9(A)、図9(B))。S180では、図11(A)に示すように、第4内型部494が、本体部101を変形させながら本体部101から取り外される。S190では、第3内型部593が、本体部101を変形させながら本体部101から取り外される。従って、2個の接続口110、120と反対側の2個の接続口130、140との間で、斜めに対向する2個の接続口を接続する2本の接続路150、160を形成するアダプタ100を、容易に製造できる。
また、図3(A)-図3(D)で説明したように、第1接続路150の太さは、第4接続口140側から第1接続口110側に向かって徐々に小さくなる。第2接続路160の太さは、第3接続口130側から第2接続口120側に向かって、徐々に小さくなる。従って、第1接続路150と第2接続路160とを容易に成形できる。例えば、図6の内型セット40、50を用いて、接続路150、160を成形できる。第1接続路150に対応する第1接続路部分415の太さは、第4部分外面440o側から第1部分外面410o側に向かって徐々に小さくなる。そして、図6のS180で説明したように、第1接続路部分415を備える第4内型部494は、第4部分外面440o側に向かって、本体部101から引き抜かれる。従って、第4内型部494(第1接続路部分415を含む)は、容易に、取り外される。第2接続路部分516を備える第3内型部593についても、同様である。
また、第1接続路150(図3(A))は、テーパー状である。すなわち、第1接続路150は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、第1接続口110から第4接続口140まで延びている。同様に、第2接続路160(図3(C))は、テーパー状である。すなわち、第2接続路160は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、第2接続口120から第3接続口130まで延びている。従って、第1接続路150と第2接続路160とを容易に成形できる。例えば、図6の内型セット40、50を用いて、接続路150、160を成形できる。接続路150、160にそれぞれ対応する接続路部分415、516は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まない。従って、接続路部分415、516は、本体部101から容易に取り外される。
また、図3(A)、図3(B)には、第4接続口140の中心軸140cが示されている。方向Drdは、中心軸140cに平行に第4接続口140側から第1接続口110側へ向かう方向である(第4接続口方向Drdとも呼ぶ)。本実施例では、第4接続口方向Drdは、+Y方向と同じである。また、第4接続口140側から第1接続口110側に向かって第1接続路150を辿る場合に、第1接続路150の全体に亘って、第1接続路150は、第4接続口方向Drd側に延びている。すなわち、第4接続口方向Drdに平行な方向の第1接続路150の位置は、第4接続口140側から第1接続口110側に向かって移動し続ける。第1接続路150は、第4接続口方向Drdに垂直な方向(例えば、+X方向、+Z方向など)に延びたりせず、また、-Drd方向側に折り返したりしない。このような第1接続路150は、鋭角で折れ曲がる部分を含まずに、滑らかに曲がる。従って、第1接続路150の圧力損失を抑制できる。また、ガスが第1接続路150を流れることによって生じる音を、抑制できる。
以下に説明するように、接続路150の延びる方向は、第1接続路150の中心線150cを用いて特定可能である。図3(A)、図3(B)には、第1接続路150の互いに異なる位置P1、P2、P3と、位置P1、P2、P3における第1接続路150の延びる方向Dr1、Dr2、Dr3と、が示されている。位置P1、P2、P3は、中心線150c上から選択される。方向Dr1、Dr2、Dr3は、位置P1、P2、P3における中心線150cに接する接線に平行な方向である。本実施例では、第1接続路150の全体に亘って、第1接続路150の延びる方向は、第4接続口方向Drdの成分を含んでいる。
第2接続路160についても、同様である。図3(C)、図3(D)の第3接続口方向Drcは、第3接続口130の中心軸130cに平行に第3接続口130側から第2接続口120側へ向かう方向である(Drc方向=+Y方向)。第3接続口130側から第2接続口120側に向かって第2接続路160を辿る場合に、第2接続路160の全体に亘って、第2接続路160は、第3接続口方向Drc側に延びている。第2接続路160は、第3接続口方向Drcに垂直な方向(例えば、+X方向、+Z方向など)に延びたりせず、また、-Drc方向側に折り返したりしない。このような第2接続路160は、鋭角で折れ曲がる部分を含まずに、滑らかに曲がる。従って、第2接続路160の圧力損失を抑制できる。また、ガスが第2接続路160を流れることによって生じる音を、抑制できる。
第2接続路160の延びる方向も、第2接続路160の中心線160cを用いて特定可能である。図3(C)、図3(D)の方向Dr11、Dr12、Dr13は、中心線160c上の互いに異なる位置P11、P12、P13における第2接続路160の延びる方向である。方向Dr11、Dr12、Dr13は、方向Dr1、Dr2、Dr3(図3(A))と同様に、特定される。本実施例では、第2接続路160の全体に亘って、第2接続路160の延びる方向は、第3接続口方向Drcの成分を含んでいる。
このような接続路150、160は、容易に成形できる。例えば、図6で説明した内型セット40、50を用いて、接続路150、160を成形できる。図6には、第4接続口140に対応する第4接続口部分440の中心軸440cが示されている。第4部分外面方向Dr44は、中心軸440cに平行に第4部分外面440o側から第1部分外面410o側へ向かう方向である。第4部分外面440o側から第1部分外面410o側に向かって第1接続路部分415を辿る場合に、第1接続路部分415の全体に亘って、第1接続路部分415は、第4部分外面方向Dr44側に延びている。なお、図8(A)に示す状態で、第4接続口部分440の中心軸440cは、第4接続口140の中心軸140cに一致する。
同様に、第3部分外面方向Dr53(図6)は、第3接続口130に対応する第3接続口部分530の中心軸530cに平行に第3部分外面530o側から第2部分外面520o側へ向かう方向である。第3部分外面530o側から第2部分外面520o側に向かって第2接続路部分516を辿る場合に、第2接続路部分516の全体に亘って、第2接続路部分516は、第3部分外面方向Dr53側に延びている。なお、図8(B)に示す状態で、第3接続口部分530の中心軸530cは、第3接続口130の中心軸130cに一致する。
アダプタ100の製造において、接続路部分415、516は、本体部101から引き抜かれる(図11(A))。仮に、接続路部分415、516が、部分外面方向Dr44、Dr53に垂直な方向に延びる部分、または、部分外面方向Dr44、Dr53とは反対方向側に折り返す部分を含む場合、そのような部分が、本体部101に引っかかり得る。本実施例では、接続路部分415、516は、そのような部分を含まないので、接続路部分415、516は、容易に、取り外される。
また、図5のS130で説明したように、本実施例では、キャビティScに、弾性体の溶融した材料が充填される(本実施例では、エチレン・プロピレン・ジエンゴム)。従って、S180、S190で内型部494、593が本体部101から取り外される場合に、本体部101は容易に変形できる。従って、内型部494、593を、容易に、取り外すことができる。また、本体部101が弾性体で形成されているので、本体部101の製造時に本体部101を容易に変形させることができる。従って、アダプタ100を容易に成形できる。
B.変形例:
(1)接続口110-140の構成は、上記の構成に代えて、他の種々の構成であってよい。図2(B)、図3(A)、図3(C)の実施例では、第1接続口110と第3接続口130とは、同じ中心軸上に配置されている。また、第2接続口120と第4接続口140とは、同じ中心軸上に配置されている。ここで、第1接続口110は、第3接続口130の中心軸130cから離れた位置に配置されてよい。また、第2接続口120は、第4接続口140の中心軸140cから離れた位置に配置されてよい。接続口130、140は、接続口110、120とは反対側の種々の位置に配置されてよい。例えば、第3接続口130と第4接続口140との間の距離は、第1接続口110と第2接続口120との間の距離と異なってもよい。また、第2接続口120が、第1接続口110に並んで配置される場合、第4接続口140は、第3接続口130よりも、第1接続口110から第2接続口120へ向かう方向である特定方向(上記実施例では、-X方向)側の種々の位置に並んで配置されてよい。例えば、第3接続口130の中心軸130cは、第4接続口140の中心軸140cを通り特定方向に延びる直線から離れた位置に配置されてもよい。なお、第1接続口110から第2接続口120へ向かう方向としては、第1接続口110の中心軸110c(図2(A))から第2接続口120の中心軸120cへ向かう方向が、採用されてよい。いずれの場合も、第1接続口110と第2接続口120とは、同じ方向に向かって突出してよい。そして、第3接続口130と第4接続口140とは、接続口110、120の突出方向とは異なる同じ方向に向かって突出してよい。図3(A)の実施例では、接続口110、120は、+Y方向に向かって突出し、接続口130、140は、反対の-Y方向に向かって突出している。また、接続口は、パイプの外周側に嵌め込まれる部材に代えて、パイプの内周側に挿入される部材であってよい。
(2)接続路150、160の構成は、上記の構成に代えて、他の種々の構成であってよい。例えば、第2接続路160の太さは、第2接続口120側から第3接続口130側に向かって、徐々に小さくなってもよい。
また、第1接続路150は、局所的に太い部分を途中に含んでもよい。第1接続路150は、局所的に細い部分を途中に含んでもよい。第1接続路150は、第1接続口110から第4接続口140までの途中に、1つの局所的に細い部分を含んでよい。例えば、第1接続路150(図3(A))の太さは、特定の途中部分150zにおいて、最小であってよい。この場合、第1接続路150を容易に成形できる。ここで、第1接続路150の太さは、第1接続口110側の端から途中部分150zに向かって徐々に小さくなり、また、第4接続口140側の端から途中部分150zに向かって徐々に小さくなってよい。これにより、第1接続路150を更に容易に成形できる。なお、途中部分150zは、第1接続路150の途中の任意の部分であってよく、例えば、第1接続路150の中央部分であってよい。第1接続路150の太さは、第1接続路150の全体に亘って同じであってよい。第1接続路150(図3(A))を第4接続口140側から第1接続口110側に向かって辿る場合に、第1接続路150は、第4接続口方向Drdに垂直な方向に延びる部分を含んでもよい。第1接続路150は、-Drd方向側に折り返す部分を含んでもよい。第2接続路160についても、同様である。例えば、第2接続路160は、第2接続口120から第3接続口130までの途中に、1つの局所的に細い部分を含んでよい。例えば、第2接続路160(図3(B))の太さは、特定の途中部分160zにおいて、最小であってよい。この場合、第2接続路160を容易に成形できる。ここで、第2接続路160の太さは、第2接続口120側の端から途中部分160zに向かって徐々に小さくなり、また、第3接続口130側の端から途中部分160zに向かって徐々に小さくなってよい。これにより、第2接続路160を更に容易に成形できる。なお、途中部分160zは、第2接続路160の途中の任意の部分であってよく、例えば、第2接続路160の中央部分であってよい。
また、第1接続路150の形状と第2接続路160の形状とは、非対称であってもよい。例えば、第1接続路150は、直線状の部分と曲がる部分とを含み、第2接続路160は、直線状の部分を含まずに曲がる部分を含んでもよい。また、接続路の断面形状は、円形状に代えて、他の任意の形状であってよい(例えば、楕円、矩形など)。
(3)アダプタの構成は、上記構成に代えて、他の種々の構成であってよい。例えば、接続口110、120に、ブロワ900側のパイプ(例えば、吐出口910、920)が接続され、接続口130、140に、排水処理装置800側のパイプ91、92が接続されてよい。本体部(例えば、本体部101)は、リングなどの種々の構造の部分を備えてよい。アダプタは、本体部に加えて、他の部材(例えば、接続口を閉じるキャップ)を備えてよい。いずれの場合も、本体部は、複数の部材が接合されたものではなく、一体の部材であることが好ましい。
(4)アダプタの製造方法は、図5で説明した方法に代えて、他の種々の方法であってよい。例えば、外型セット20を構成する外型部の総数は、2以上の任意の数であってよい。すなわち、本体部101の外面に対応する形状の内面20iは、N個(Nは2以上の整数)の外型部に分割して形成されてよい。また、内型部491、592(図10(A)、図10(B))の取り外し(図5:S160、S170)は、外型部の取り外し(S150)よりも前に行われてよい。また、N個の外型部の全てが本体部101から取り外された後に、内型部が本体部101から取り外されてよい。これに代えて、K個(Kは1以上、N未満の整数)の外型部が本体部101から取り外され、N-K個の外型部が本体部101に取り付けられた状態で、内型部が本体部101から取り外されてもよい。N-K個の外型部が取り外されるタイミングは、任意のタイミングでよい。
第1内型部491と第4内型部494との結合は、凹部448と凸部449との嵌め込みに代えて、他の種々の方法で行われてよい(例えば、雌ネジと雄ネジとのネジ込み)。
また、第1内型部491(図6)は、第1接続路部分415の一部を備え、第4内型部494は、第1接続路部分415の残りの部分を備えてよい。図12(A)は、成形型の別の実施例の内部構成を示す概略図である。図中には、図7(A)と同様に、-X方向を向いて見た成形型10aの透視図を示している。成形型10aは、外型セット20と第1内型セット40aとを備えている。第1内型セット40aは、第1内型部491aと、第4内型部494aと、で構成されている。図7(A)の第1内型セット40との差違は、第1内型部491aが、第1接続路部分415のうちの第1部分外面410o側の一部分である第1部分4151を含み、第4内型部494aが、第1接続路部分415のうちの残りの部分である第4部分4154(具体的には、第1接続路部分415のうちの第4部分外面440o側の一部分4154)を含んでいる点だけである。第4部分4154の第1部分4151側(ここでは、+Y方向側)の端には、凸部449aが設けられている。第1部分4151の第4部分4154側(ここでは、-Y方向側)の端には、凹部448aが設けられている。凸部449aが凹部448aに挿入されることによって、第1内型部491aと第4内型部494aとが、結合される。この第1内型セット40aが用いられる場合、本体部101の冷却の開始後、冷却が完了するよりも前に、第1内型部491aと第4内型部494aとの両方が、本体部101を変形させながら取り外される。第1内型部491aは、本体部101から第1部分外面410o側(+Y方向側)に向かって取り外され、第4内型部494aは、本体部101から第4部分外面440o側(-Y方向側)に向かって取り外される。
また、第1内型部491が、第1接続路部分415の全体を備えてもよい。一般的に、第1内型セット40は、第1外面40oのうち第1部分外面410oを含む一部分を形成する第1内型部と、第1外面40oのうち第4部分外面440oを含む残りの部分を形成する第4内型部と、で構成されてよい。
同様に、第2内型部592と第3内型部593との結合は、凹部548と凸部549との嵌め込みに代えて、他の種々の方法で行われてよい(例えば、雌ネジと雄ネジとのネジ込み)。
また、第2内型部592は、第2接続路部分516の一部を備え、第3内型部593は、第2接続路部分516の残りの部分を備えてよい。図12(B)は、成形型の別の実施例の内部構成を示す概略図である。図中には、図7(B)と同様に、-X方向を向いて見た成形型10aの透視図を示している。成形型10aは、外型セット20と第2内型セット50aとを備えている。第2内型セット50aは、第2内型部592aと、第3内型部593aと、で構成されている。図7(B)の第2内型セット50との差違は、第2内型部592aが、第2接続路部分516のうちの第2部分外面520o側の一部分である第2部分5162を含み、第3内型部593aが、第2接続路部分516のうちの残りの部分である第3部分5163(具体的には、第2接続路部分516のうちの第3部分外面530o側の一部分5163)を含んでいる点だけである。第3部分5163の第2部分5162側(ここでは、+Y方向側)の端には、凸部549aが設けられている。第2部分5162の第3部分5163側(ここでは、-Y方向)側の端には、凹部548aが設けられている。凸部549aが凹部548aに挿入されることによって、第2内型部592aと第3内型部593aとが、結合される。この第2内型セット50aが用いられる場合、本体部101の冷却の開始後、冷却が完了するよりも前に、第2内型部592aと第3内型部593aとの両方が、本体部101を変形させながら取り外される。第2内型部592aは、本体部101から第2部分外面520o側(+Y方向側)に向かって取り外され、第3内型部593aは、本体部101から第3部分外面530o側(-Y方向側)に向かって取り外される。本体部101の成形には、外型セット20と第1内型セット40aと第2内型セット50aとを備える成形型10aが、利用されてよい。
また、第2内型部592は、第2接続路部分516の全体を備えてもよい。この場合、第2接続路部分516の太さは、第2部分外面520o側から第3部分外面530o側に向かって徐々に小さくなることが好ましい。一般的に、第2内型セット50は、第2外面50oのうち第2部分外面520oを含む一部分を形成する第2内型部と、第2外面50oのうち第3部分外面530oを含む残りの部分を形成する第3内型部と、で構成されてよい。
第1接続路部分415は、局所的に太い部分を途中に含んでもよい。第1接続路部分415は、局所的に細い部分を途中に含んでもよい。例えば、図12(A)の実施例において、第1接続路部分415の太さは、第4部分4154と第1部分4151との境界部分415zにおいて、最小であってよい。これにより、本体部101の製造時に、第1内型部491aと第4内型部494aとを、容易に、本体部101から取り外すことができるので、第1接続路150を容易に成形できる。ここで、第4部分4154の太さは、第4部分外面440o側から第1部分4151側に向かって徐々に小さくなり、第1部分4151の太さは、第1部分外面410o側から第4部分4154側に向かって徐々に小さくなってよい。これにより、本体部101の製造時に、第1内型部491aと第4内型部494aとを、更に容易に、本体部101から取り外すことができる。なお、第1接続路150(図3(A))の途中部分150zは、第1接続路部分415の境界部分415zによって形成される部分であってよい。また、第1接続路部分415の太さは、第1接続路部分415の全体に亘って同じであってよい。第1接続路部分415を第4部分外面440o側から第1部分外面410o側に向かって辿る場合に、第1接続路部分415は、第4部分外面方向Dr44に垂直な方向に延びる部分を含んでもよい。第1接続路部分415は、は、-Dr44方向側に折り返す部分を含んでもよい。第2接続路部分516についても、同様である。例えば、図12(B)の実施例において、第2接続路部分516の太さは、第2部分5162と第3部分5163との境界部分516zにおいて、最小であってよい。これにより、本体部101の製造時に、第2内型部592aと第3内型部593aとを、容易に、本体部101から取り外すことができるので、第2接続路160を容易に成形できる。ここで、第3部分5163の太さは、第3部分外面530o側から第2部分5162側に向かって徐々に小さくなり、第2部分5162の太さは、第2部分外面520o側から第3部分5163側に向かって徐々に小さくなってよい。これにより、本体部101の製造時に、第2内型部592aと第3内型部593aとを、更に容易に、本体部101から取り外すことができる。なお、第2接続路160(図3(C))の途中部分160zは、第2接続路部分516の境界部分516zによって形成される部分であってよい。
接続路部分415、516が2つの部分に分割される場合、接続路150、160の内部にパーティングラインが形成され得る。このようなパーティングラインを除去することは容易ではない。従って、接続路部分415、516は、分割されないことが好ましい。
本体部101が作業台に固定された状態で、内型部を引っ張ることによって、内型部が取り外されてもよい。本体部101を変形させながら内型部を取り外す時の本体部101の温度は、キャビティScに材料を充填する時の材料の温度よりも低く、かつ、常温(例えば、摂氏30度)よりも高い種々の温度であってよい。また、本体部101の材料は、常温(例えば、摂氏30度)で弾性変形可能な種々の弾性体であってよい(例えば、エチレンプロピレンゴム、エラストマー、シリコン、軟質ポリ塩化ビニルなど)。また、弾性体とは異なる材料が採用されてもよい(例えば、硬質ポリ塩化ビニルなど)。また、互いに構成が異なる第1内型セットと第2内型セットとが用いられてよい。例えば、図7(A)の第1内型セット40と、図12(B)の第2内型セット50aと、が用いられてよい。また、アダプタの製造方法は、成形型を用いる成型に代えて、切削などの他の任意の方法であってよい。
(5)排水処理装置の構成は、図1の構成に代えて、他の種々の構成であってよい。一般的には、アダプタは、ガスの吐出の制御パターンが互いに異なる2個の送気口を備える任意の排水処理装置に、適用されてよい。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
10…成形型、20…外型セット、20i…内面、40…第1内型セット、40o…第1外面、50…第2内型セット、50o…第2外面、51…断面、51c…重心位置、52…断面、52c…重心位置、52p…仮中心位置、59…断面、59c…重心位置、91…第1パイプ、91e…端部、92…第2パイプ、92e…端部、100…アダプタ、101…本体部、110s-140s…端部(底部)、110-140…接続口、110i-140i…内周面(内面)、130c…中心軸、140c…中心軸、150…第1接続路、150c…中心線、150i…内面、160…第2接続路、160c…中心線、160i…内面、190…中央部、200…第1外型部、200i…内面、210-240…接続口部分、210i-240i…内面、250-280…支持部分、290…中央部分、290i…内面、300…第2外型部、300i…内面、310-340…接続口部分、310i-340i…内面、350-380…支持部分、390…中央部分、390i…内面、410…第1接続口部分、410o…第1部分外面、415…第1接続路部分、415c…中心線、415o…外面、440…第4接続口部分、440c…中心軸、440o…第4部分外面、448…凹部、449…凸部、450…第1支持部分、480…第4支持部分、482…貫通孔、491…第1内型部、494…第4内型部、516…第2接続路部分、516c…中心線、516o…外面、520…第2接続口部分、520o…第2部分外面、530…第3接続口部分、530c…中心軸、530o…第3部分外面、548…凹部、549…凸部、560…第2支持部分、570…第3支持部分、572…貫通孔、592…第2内型部、593…第3内型部、800…排水処理装置、802…流入口、804…放流口、810…沈殿分離槽、820…嫌気濾床槽、821…嫌気濾床、830…好気処理槽、831…好気処理部、832…散気装置、833…濾過部、834…逆洗装置、840…処理水槽、841…循環エアリフトポンプ、842…逆洗用エアリフトポンプ、850…消毒槽、881…第1配管、882…第2配管、891…第1送気口、892…第2送気口、900…ブロワ、910…第1吐出口、920…第2吐出口、Sc…キャビティ

Claims (12)

  1. 排水処理装置側の複数のパイプと、ブロワ側の複数のパイプとを、接続するためのアダプタであって、
    第1接続口と、
    前記第1接続口に並んで配置された第2接続口と、
    前記第1接続口、及び、前記第2接続口とは反対側に配置された第3接続口と、
    前記第3接続口よりも、前記第1接続口から前記第2接続口へ向かう方向である特定方向側に並んで配置された第4接続口と、
    を形成する一体の本体部を備え、
    前記本体部は、
    前記第1接続口と前記第4接続口とを接続する第1接続路と、
    前記第2接続口と前記第3接続口とを接続する第2接続路と、
    を形成する、アダプタ。
  2. 請求項1に記載のアダプタであって、
    前記第1接続路は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第1接続口から前記第4接続口まで延びており、
    前記第2接続路は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第2接続口から前記第3接続口まで延びている、
    アダプタ。
  3. 請求項1または2に記載のアダプタであって、
    前記第1接続路の太さは、前記第4接続口側から前記第1接続口側に向かって徐々に小さくなり、
    前記第2接続路の太さは、前記第3接続口側から前記第2接続口側に向かって、または、前記第2接続口側から前記第3接続口側に向かって、徐々に小さくなる、
    アダプタ。
  4. 請求項1に記載のアダプタであって、
    前記第1接続路は、1つの局所的に細い部分を途中に含み、
    前記第2接続路は、1つの局所的に細い部分を途中に含む、
    アダプタ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のアダプタであって、
    前記第4接続口の中心軸に平行に前記第4接続口側から前記第1接続口側へ向かう方向を第4接続口方向と呼ぶ場合に、
    前記第4接続口側から前記第1接続口側に向かって前記第1接続路を辿る場合に、前記第1接続路の全体に亘って、前記第1接続路は、前記第4接続口方向側に延びており、
    前記第3接続口の中心軸に平行に前記第3接続口側から前記第2接続口側へ向かう方向を第3接続口方向と呼ぶ場合に、
    前記第3接続口側から前記第2接続口側に向かって前記第2接続路を辿る場合に、前記第2接続路の全体に亘って、前記第2接続路は、前記第3接続口方向側に延びている、
    アダプタ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のアダプタであって、
    前記本体部は、弾性体で形成されている、
    アダプタ。
  7. 排水処理装置側の複数のパイプと、ブロワ側の複数のパイプとを、接続するためのアダプタであって、第1接続口と、前記第1接続口に並んで配置された第2接続口と、前記第1接続口、及び、前記第2接続口とは反対側に配置された第3接続口と、前記第3接続口よりも、前記第1接続口から前記第2接続口へ向かう方向である特定方向側に並んで配置された第4接続口と、を形成する一体の本体部を備え、前記本体部は、前記第1接続口と前記第4接続口とを接続する第1接続路と、前記第2接続口と前記第3接続口とを接続する第2接続路と、を形成する、前記アダプタの製造方法であって、
    前記本体部の外面に対応する形状の内面を有し、前記内面のうち互いに異なる一部分を形成する複数の外型部で構成される外型セットを準備し、
    前記第1接続口と前記第4接続口と前記第1接続路とで構成される流路の内面に対応する形状の第1外面を形成する第1内型セットであって、前記第1外面のうち前記第1接続口に対応する第1部分外面を含む一部分を形成する第1内型部と、前記第1外面のうち前記第4接続口に対応する第4部分外面を含む残りの部分を形成する第4内型部と、で構成される第1内型セットを準備し、
    前記第2接続口と前記第3接続口と前記第2接続路とで構成される流路の内面に対応する形状の第2外面を形成する第2内型セットであって、前記第2外面のうち前記第2接続口に対応する第2部分外面を含む一部分を形成する第2内型部と、前記第2外面のうち前記第3接続口に対応する第3部分外面を含む残りの部分を形成する第3内型部と、で構成される第2内型セットを準備し、
    前記外型セットの前記内面によって形成される空間内に、前記第1外面と前記第2外面とが位置するように、前記外型セットと前記第1内型セットと前記第2内型セットとを配置し、
    前記外型セットの前記内面と、前記第1内型セットの前記第1外面と、前記第2内型セットの前記第2外面と、によって形成されるキャビティへ、溶融した材料を充填し、
    前記溶融した材料の充填の後、前記キャビティ内の本体部の冷却を開始し、
    前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、
    (A)前記複数の外型部のうちの1以上の外型部を前記本体部から取り外し、
    (B)前記第1内型部と前記第4内型部とのうちの少なくとも一方を、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外し、
    (C)前記第2内型部と前記第3内型部とのうちの少なくとも一方を、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外す、
    製造方法。
  8. 請求項7に記載の製造方法であって、
    前記第1内型セットのうち前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第1部分外面を形成する部分から前記第4部分外面を形成する部分まで延びており、
    前記第2内型セットのうち前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分は、局所的に太い部分と局所的に細い部分とを途中に含まずに、前記第2部分外面を形成する部分から前記第3部分外面を形成する部分まで延びている、
    製造方法。
  9. 請求項7または8に記載の製造方法であって、
    前記第4内型部は、前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分を備え、
    前記第1接続路部分の太さは、前記第4部分外面側から前記第1部分外面側に向かって徐々に小さくなり、
    前記第2内型部と前記第3内型部とのうちのいずれかである特定内型部は、前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分を備え、
    前記第2接続路部分の太さは、前記第2部分外面と前記第3部分外面とのうちの前記特定内型部によって形成される特定部分外面側から反対側に向かって、徐々に小さくなり、
    前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、
    前記第4内型部は、前記本体部を変形させながら前記本体部から前記第4部分外面側に向かって取り外され、
    前記特定内型部は、前記本体部を変形させながら前記本体部から前記特定部分外面側に向かって取り外される、
    製造方法。
  10. 請求項7に記載の製造方法であって、
    前記第1内型部は、前記第1接続路に対応する部分である第1接続路部分のうちの前記第1部分外面側の一部分を含み、
    前記第4内型部は、前記第1接続路部分のうちの残りの部分を含み、
    前記第1接続路部分の太さは、前記第1内型部と前記第4内型部との境界部分で最も小さく、
    前記第2内型部は、前記第2接続路に対応する部分である第2接続路部分のうちの前記第2部分外面側の一部分を含み、
    前記第3内型部は、前記第2接続路部分のうちの残りの部分を含み、
    前記第2接続路部分の太さは、前記第2内型部と前記第3内型部との境界部分で最も小さく、
    前記冷却の開始後、前記冷却が完了するよりも前に、前記第1内型部と前記第2内型部と前記第3内型部と前記第4内型部とは、前記本体部を変形させながら前記本体部から取り外される、
    製造方法。
  11. 請求項7から10のいずれかに記載の製造方法であって、
    前記第1内型セットのうち前記第4部分外面を形成する部分の中心軸に平行に前記第4部分外面側から前記第1部分外面側へ向かう方向を、第4部分外面方向と呼び、
    前記第1内型セットのうち前記第1接続路に対応する部分を、第1接続路部分と呼ぶ場合に、
    前記第4部分外面側から前記第1部分外面側に向かって前記第1接続路部分を辿る場合に、前記第1接続路部分の全体に亘って、前記第1接続路部分は、前記第4部分外面方向側に延びており、
    前記第2内型セットのうち前記第3部分外面を形成する部分の中心軸に平行に前記第3部分外面側から前記第2部分外面側へ向かう方向を、第3部分外面方向と呼び、
    前記第2内型セットのうち前記第2接続路に対応する部分を、第2接続路部分と呼ぶ場合に、
    前記第3部分外面側から前記第2部分外面側に向かって前記第2接続路部分を辿る場合に、前記第2接続路部分の全体に亘って、前記第2接続路部分は、前記第3部分外面方向側に延びている、
    製造方法。
  12. 請求項7から11のいずれかに記載の製造方法であって、
    前記溶融した材料は、弾性体の材料である、
    製造方法。
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