JP3881492B2 - 除湿機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、除湿機に関し、さらに詳しく布団乾燥機としても使用できる除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における布団乾燥機としては、例えば特開昭64−49600号公報に温風暖房器としても使用可能な布団乾燥機が開示されている。この布団乾燥機はヒータと送風ファンとを含む温風発生装置に接続される導風ダクトを2つに分岐し、その一方の分岐ダクトを通気性袋状マットが接続される布団乾燥用の第1温風吹出しダクトとするとともに、他方の分岐ダクトを温風暖房機用の第2温風吹出しダクトとし、第1温風吹出しダクトと第2温風吹出しダクトのいずれか一方に選択的に切り替える温風切替手段を設けてなる温風暖房機兼用の布団乾燥機である。更に、布団乾燥機として使用する際には、袋状マットの表面温度が高温となり、布団が変色してしまうことを防止する為に、送風ファンにより吸込んだ風をヒータを通過しないで第1温風吹出しダクトへと導く冷風供給ダクトを設けることにより第1温風吹出し口から吹き出る温風の温度を低下させるとともに送風量を増大させる手段が開示されてい
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術においては、、ヒータを通過した温風を布団乾燥用に使用しており、例えヒータを通過しない空気を混入して低温とする処理を施したとしても布団乾燥に用いるには高温である為、布団が変色するという問題があった。
【0004】
そこで、発明は、上記課題を解決するために、簡単な構成で吸湿材通過後の除湿空気を布団乾燥用として切換使用し得るように構成した布団乾燥機能付除湿機を提供するものである。また、本発明は、布団乾燥運転に切り換えて使用する際に、除湿空気が布団乾燥のために設けられた出口から送り出される状態になっているか否かを検知し布団乾燥運転モードと除湿空気の送出方向とが一致しているときに運転可能とすることによって適正運転となるようにした布団乾燥機能付除湿機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明は凝縮器の外部を流れる通路と回転式除湿ロータの吸湿部と送風ファンとからなる吸湿経路及び前記凝縮器の内部を流れる通路と前記回転式除湿ロータの再生部と再生ヒータと再生ファンとからなる再生経路が構成された除湿機において、前記回転式除湿ロータの吸湿部を通過した乾燥空気を、室内空気の除湿運転モードのときに前記吸湿通路から本体外に放出する吹出口と、布団乾燥運転モードのときに前記吸湿通路からダクトホースに送る接続口と、が設けられ、前記吹出口には前記吹出口を開閉する蓋が取り付けられ、該蓋の開閉動作に伴って該蓋と共に前記乾燥空気の供給方向を前記吹出口と前記接続口のいずれかに切り換えるダンパーが具備され、前記蓋が前記吹出口を閉状態とするとき、該蓋の動作で前記ダンパが押動されることにより、前記接続口が開状態となるようにした除湿機である。
【0006】
上記本発明の除湿機においては、前記吹出口の開状態で前記蓋は前記ダンパーの押動を解除し、前記ダンパーは前記乾燥空気の圧力により前記接続口を閉状態とする方向に移動するように構成しても良い
【0007】
また、本発明は、凝縮器の外部を流れる通路と回転式除湿ロータの吸湿部と送風ファンとからなる吸湿経路及び前記凝縮器の内部を流れる通路と前記回転式除湿ロータの再生部と再生ヒータと再生ファンとからなる再生経路が構成された除湿機において、前記回転式除湿ロータの吸湿部を通過した乾燥空気を、室内空気の除湿運転モードのときに前記吸湿通路から本体外に放出する吹出口と、布団乾燥運転モードのときに前記吸湿通路からダクトホースに送る接続口と、が設けられ、前記吹出口には前記吹出口を開閉する蓋が取り付けられ、該蓋の開閉動作に伴って該蓋と共に前記乾燥空気の供給方向を前記吹出口と前記接続口のいずれかに切り換えるダンパーが具備され、前記蓋の開閉動作により前記吹出口の開状態と閉状態を検知するスイッチを装着すると共に、布団乾燥運転モードが指示されたとき、該スイッチで検知された状態が、前記吹出口の閉状態であれば運転は可能となり、前記吹出口の開状態であれば運転は停止されるようにした除湿機である。
【0008】
上記本発明の除湿機において、前記スイッチは前記ダンパーの位置によりオン/オフが切り換えられるマイクロスイッチで構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係る除湿機の実施の形態について、以下に説明する。
【0011】
図1は本発明である除湿機の概略図で、図2は図1の本体側断面図、図3は図1の本体上面図、図4は本発明の実施の形態に係る除湿機の全体構成説明図である。本体1の内部には除湿ローターを採用した除湿機能が搭載されており、本体1の前面から室内の空気を吸いこむ吸込口2と、吸込口2から吸い込んだ空気の塵を除去するフィルタ20と、本体1の上面には除湿(乾燥)した空気を吹き出す吹出口3と、凝縮器14と、除湿ローターと、熱回収用熱交換器15と、室内の空気を吸い込む除湿ファン18と、再生ヒータ16と、再生ファン13と、水受けタンク21と、運転を操作する操作部4と、本体1を持ち運ぶとって5と、吹出口3の空気の流れを変える蓋6と、本体背面には布団乾燥用の空気を送るダクト7とから構成されている。
【0012】
上記除湿ローター10のエレメントはダンボール紙などの帯状のシート状基材にゼオライト(吸湿剤)を溶かした溶剤を含浸して担持させた帯状平面シートの表面に、同じく基材にゼオライト等の吸湿剤を含浸担持させた帯状平面シートからなる高さ1mm〜1.5mm程度に波付け加工した波形シートを接着して一体化した片波成形体を巻回し、ローターにしたものであり、ハニカムローターと称され、ゼオライト(吸湿剤)基材の表面は勿論その内部にまで担持させている。ゼオライトには潮解現象がなく、結晶質で安定した細孔構造を持ち、水分吸着に対して劣化が少なく、長時間安定した吸湿作用を有する。
【0013】
被除湿空気17(例えば温度27℃、湿度70%)は除湿ファン18に吸引され、フィルター20で粗いゴミを取り去り、凝縮器14を通過し、暖かく湿った凝縮器14内部の再生空気12を冷却し、再生空気中の水分を結露させる。凝縮器14を通過した被除湿空気17を除湿ロータ10を通過し、吸湿剤に吸湿させ、乾燥空気(温度45℃、湿度5%以下)となり、熱回収用熱交換器15にて熱回収後、室内に放出される。
【0014】
又、吸湿した除湿ロータ10の吸湿剤を再生させるため、電気ヒータである再生ヒータ16にて再生空気12を200℃〜250℃に加熱した後、除湿ロータ10に再生ファン13により送風され、除湿ロータ10自体は、120℃〜140℃に暖められる。加熱された再生空気12は除湿ロータ10の吸湿剤から水分を受け取り、暖かく湿った空気となって、凝縮器14により冷却され、水分を結露させて排出する。結露水は水受けタンク21に導かれる。
【0015】
上記除湿ロータ10は駆動モータで約30回転/時間の速度でゆっくりと回転されており、被除湿空気17が通過する吸湿部19と再生空気12を通過する再生部11は少しづつ回転移動しており、吸湿しても又再生され、連続的に使用可能である。
【0016】
上記除湿ロータ10に再生空気12を通過し少しづつ回転移動するため、除湿ロータ10は暖められている。ここに被除湿空気17が通過するため、通過後の暖められた乾燥空気より、熱回収用熱交換器15に熱を回収する。熱回収用熱交換器15の内部には凝縮器14で結露水を排出した後の再生空気12過し、暖められた分だけ、再生ヒータ16の電力を節約できる。再生空気12は上記のように、閉回路になって、繰り返し使用されている。
【0017】
凝縮器14および熱回収用熱交換器15は、半透明の抗菌樹脂であるポリプロピレン樹脂を用いたブロー成型品からなる、漏れのない被凝縮流体通過管により構成され、かつ、軽量である。凝縮器14および熱回収用熱交換器15の内部は、上部を略水平に接続する水平管、下部を略水平に接続する水平管、上部と下部の間に略水平に接続する2本の水平管と、これら略水平方向の被凝縮流体通過管の間を略上下に連通させる多数本の略上下方向の被凝縮流体通過管とで連通している。
【0018】
尚、再生ヒータ16は、ニクロム線ヒータであり、495W、295W、220Wと選択的に使用することができ、再生ファン13はシロッコファンを使用している。
【0019】
図5に図1の本体1の吹出口3の断面図を、図6には除湿ファン側から見た吹出口3は開口状態時における切換ダンパー28付近の概略図を、図7に切換ダンパー28の部分概略図を、図8に切換ダンパー装置と蓋開閉検知装置の関係図を、図9には除湿ファン側から見た吹出口3は閉塞状態時における切換ダンパー28付近の概略図が示されている。
【0020】
図5に示すように、吹出口3(約50mmX200mmの長方形状)を開閉塞する蓋6には、除湿された空気の流れの方向を変える方向板22が一体形成されており、蓋6の上面には手動で蓋6を開閉塞するための蓋ノッチ26が設けられている。更に、蓋6閉塞時において切換ダンパー28が送風機仕切板27と密着固定するように、切換ダンパー28のレバー部35にかかるように凸部34が方向板22に設けられており、蓋6は回転軸6aにより固定されている。
【0021】
図6、図7に示すように、切換ダンパー28は、略四角形状の閉塞部37と、該閉塞部37と直交方向に突設されている略三角形状の仕切部38と、閉塞部37と同平面内に設けられているL字形のレバー部35と、切換ダンパー28を送風機仕切板27に取り付けるために閉塞部37面内に設けられた切欠穴39と、切欠穴39のレバー部35側に閉塞部37と一体形成された軸40とから構成されている。又、送風機仕切板27は空洞の略直方体形状をしており、内部には収容部31が設けられており、該収容部31の内部には蓋6の開閉塞状態を検知するマイクロスイッチ23が取り付けられている。そして、切換ダンパー28のレバー部35に一体形成されている円弧状をした押部36が通過する長方形の穴33が送風機仕切板27に設けられている。又、ダクト7に連通する接続口25が本体1の側面に設けられており、送風機仕切板27には接続口25を開閉塞する切換ダンパー28が取り付けられている。
【0022】
尚、送風機仕切板27の端部には、軸40を嵌め込むU溝部29と、該U溝部29には螺子を挿入する取付け用穴30が設けられおり、切換ダンパー28は軸40をU溝部29に嵌め込み、該軸40を上から押さえるようにL字形若しくは逆U字形の形状をした固定板41を取付け用穴30に螺子で固定することにより送風機仕切板27に取り付けられている。
【0023】
又、図8に示すように、収容部31内にはマイクロスイッチ23が送風機仕切板27に立設されたボス32に嵌め込んで、Eリング若しくは止め輪で固定されており、マイクロスイッチ23の感知部101には切換ダンパー28のレバー部35に設けられた押部36を受ける板状の金属製受部100が取り付けられている。そして、蓋6が閉塞状態のときの切換ダンパー28の状態を実線で、開口状態のときの切換ダンパー28の状態を波線で表示されており、蓋6の開閉塞は蓋6の凸部34により制御されている。蓋6が閉塞されている状態においては、凸部34がレバー部35を送風機仕切板27側へと密着固定する止め具としての役割を担うこととなり、蓋6が開口されている状態においては、止め具としての凸部34が上方向に移動することによりレバー部35は送風機仕切板27への密着固定が解かれ、切換ダンパー28は軸40を中心に除湿ファン18側への移動が可能となる。
【0024】
又、ダクト7は、図1に示すように、ダクト口45と、ダクトホース46と、ダクト継手47とから構成されている。ダクト口45には、複数の係止爪が設けられており、一旦ダクトホース46を挿入すると外れにくくなっており、一定の角度で回転自在となっている。又、樹脂製のダクトホース46は、蛇腹状の形状をしており、内径が略50mmである。更に、接続口24の面積は吹出口3の吹出口3の面積の約1/5である。
【0025】
以上の構成において、動作を説明する。
【0026】
本体1の下部には、凝縮器14や熱回収用熱交換器15からの結露水を一次的に溜める水受けタンク21を本体1下部の収納部42に着脱自在に挿入設置されている。
【0027】
本体1の背面側の吹出口3の蓋6を、蓋ノッチ26を手で開口すると、蓋6と一体に形成されている方向板22の凸部34が、切換ダンパー28の切換ダンパー28のレバー部35を押していたのが開放され、送風機仕切板27の軸40を中心に自在に回動し、切換ダンパー28の切換ダンパー28のレバー部35と一体形成の円弧状の押部36で押さえていたマイクロスイッチ23が開放され、マイクロスイッチ23がOFF状態となる。
【0028】
操作部4の除湿運転スイッチを「入」にすると、マイクロスイッチ23がOFF状態の状況を認識し、除湿運転がスタートされる。このとき、蓋6は開口状態にあるため凸部34によるレバー部35の固定が解除されており、除湿された空気の流れの圧力により接続口24側へと移動し、結果として接続口24を略塞ぐ状態となる。この時、吹出口3の内側に設けられた格子状の金網43と仕切部38によって異物が吹出口3から挿入されたとしても除湿ファン18に達せず損傷を与えない。
【0029】
又、操作部4において布団乾燥運転を選択して、運転をスタートしても、本体1の吹出口3の蓋6が開口状態である場合には、マイクロスイッチ23のOFF状態であると認識され、運転モードと蓋6の開閉塞状態が合致していないと制御部で判定され、布団乾燥運転はスタートされずに、操作部4の表示内容が点滅して異常状態が知らせる。
【0030】
上述のように、異常状態を認識した使用者は、本体1の背面側の吹出口3の蓋6を蓋ノッチ26をにより手で閉塞すると、蓋6の凸部34により、切換ダンパー28のレバー部35が押され、レバー部35に一体形成された円弧状の押部36が、送風機仕切板27の長方形の穴33を通過して、マイクロスイッチ23を押さえることにより、マイクロスイッチ23がON状態となる。
【0031】
そこで、再び操作部4の布団乾燥運転スイッチを「入」にすると、布団乾燥運転と、吹出口3の蓋6が閉塞状態によるマイクロスイッチ23のON状態の状況を認識し、運転モードと蓋6の開閉塞状態が合致していることを制御部で判定され、布団乾燥運転はスタートされる。
【0032】
布団乾燥運転がスタートされると、除湿された空気が接続口24からダクト7の乾燥通路に流れ、このダクト7に接続している布団乾燥用袋に送られ、乾燥した空気で布団の水分を蒸発乾燥させる。尚、本体1の吹出口3は閉塞状態で空気は流れない。
【0033】
ゼオライトを担持した除湿ローター10を通過した空気での布団の乾燥方式は、布団乾燥用袋から吹き出てくる空気(40℃、15%)により布団の水分を蒸発させる為、飽和温度までの余力が大きく、従来型の電気ヒータによる布団乾燥方式に比べ乾燥時間が大幅に短縮することができる。更に、布団乾燥用袋から出る空気の温度(40℃)が低い為、布団の種類(例えば、棉布団、羽毛布団、ウール布団)に応じて設定温度を調節する必要がなく、本体の制御構造を簡単とすることが可能となる。
【0034】
このように、通路の途中の分岐部の接続口24に設けた切換ダンパー28を、運転状態によって吹出口3の蓋6を開閉塞することにより、切換ダンパー28に連動している蓋開閉検知装置のマイクロスイッチ23をON/OFF状態に動作させ、この動作状態を認識し、運転モードと吹出口3の蓋6の開閉塞状態とが合致、不一致を制御部で判断し、運転のスタート・停止を指示し、不一致の時には異常を操作部の表示部に表示して、運転モードと吹出口3の蓋6の開閉塞状態とが不一致であることを目視させることで使用者に操作変更を促すことになる。更に、本体1の接続口24の略閉塞状態を略一定の状態に確保することができるので、空気の流れる量も略一定で、安定した能力を供給することができる。
【0035】
又、除湿運転のときには、本体1の吹出口3が蓋6で開口状態になっていて、吹出口3から見て、本体1内部は、切換ダンパー28の閉塞部の上辺部の略三角形をした仕切部38と、格子状をした金網43とで通路面が被われ、異物が吹出口より挿入されても除湿ファンまで達せず損傷を与えないような構造にして、安全面の確保がはかられる。
【0036】
【発明の効果】
本願発明によると、布団乾燥用袋から吹き出てくる空気(40℃、15%)により布団の水分を蒸発させる為、飽和温度までの余力が大きく、従来型の電気ヒータによる布団乾燥方式に比べ乾燥時間が大幅に短縮することができる。
【0037】
更に、布団乾燥用袋から出る空気の温度(40℃)が低い為、高温による布団の変色を防止するために布団の種類(例えば、棉布団、羽毛布団、ウール布団)に応じた設定温度を調節する必要がなく、本体の制御構造を簡単とすることが可能となる。
【0038】
又、本願発明の構成とすることにより、切換ダンパーにより通路に流れる空気量を略一定に供給することが可能となるとともに、空気の風圧で切換ダンパーを所定の位置に固定し、本体接続口を閉塞したり、蓋の閉塞回動で切換ダンパーを所定の位置に固定して、本体接続口を開口することが可能となる。
【0039】
さらに本発明の構成によれば、簡単な構造で、室内空気の除湿運転と布団乾燥運転において、除湿された乾燥空気を送り出す方向を容易に切り換えることができあるいは布団乾燥のための運転モードが指示されたとき、蓋 6 が室内空気の除湿のための吹出口を閉じて布団乾燥のための接続口に乾燥した空気が送り出される状態になっているか否かを検知することにより当該運転モードと乾燥空気の送り出し方向が一致しているときに布団乾燥運転を可能とし得るため、布団乾燥運転を確実に行うことができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の形態に係る除湿機の斜視図である。
【図2】図1の本体側面図である。
【図3】図1の本体上面図である。
【図4】図1の除湿機の概略説明図である。
【図5】図2の本体側面吹出口の概略図である。
【図6】図1の除湿ファン側から見た切換ダンパー装置付近の概略図(吹出口の開口状態)である。
【図7】図6の切換ダンパー装置の概略図である。
【図8】図6の切換ダンパー装置と蓋開閉検知装置の関係図である。
【図9】図1の除湿ファン側から見た切換ダンパー装置付近の概略図(吹出口の閉塞状態)である。
【符号の説明】
1 本体
2 吸込口
3 吹出口
4 操作部
5 とって
6 蓋
7 ダクト
10 除湿ローター(吸湿器)
11 再生部
12 再生空気
13 再生ファン
14 凝縮器
15 熱回収用熱交換器
16 再生ヒータ
17 被除湿空気(乾燥空気)
18 除湿ファン(送風ファン)
19 吸湿部
20 フィルタ
21 水受けタンク
22 方向板
23 マイクロスイッチ
24 接続口
26 蓋ノッチ
27 送風機仕切板
28 切換ダンパー
41 固定板
100 受部
101 感知部

Claims (4)

  1. 凝縮器の外部を流れる通路と回転式除湿ロータの吸湿部と送風ファンとからなる吸湿経路及び前記凝縮器の内部を流れる通路と前記回転式除湿ロータの再生部と再生ヒータと再生ファンとからなる再生経路が構成された除湿機において、
    前記回転式除湿ロータの吸湿部を通過した乾燥空気を、室内空気の除湿運転モードのときに前記吸湿通路から本体外に放出する吹出口と、布団乾燥運転モードのときに前記吸湿通路からダクトホースに送る接続口と、が設けられ、
    前記吹出口には前記吹出口を開閉する蓋が取り付けられ、該蓋の開閉動作に伴って該蓋と共に前記乾燥空気の供給方向を前記吹出口と前記接続口のいずれかに切り換えるダンパーが具備され、
    前記蓋が前記吹出口を閉状態とするとき、該蓋の動作で前記ダンパが押動されることにより、前記接続口が開状態となることを特徴とする除湿機。
  2. 前記吹出口の開状態で前記蓋は前記ダンパーの押動を解除し、前記ダンパーは前記乾燥空気の圧力により前記接続口を閉状態とする方向に移動する請求項1記載の除湿機。
  3. 凝縮器の外部を流れる通路と回転式除湿ロータの吸湿部と送風ファンとからなる吸湿経路及び前記凝縮器の内部を流れる通路と前記回転式除湿ロータの再生部と再生ヒータと再生ファンとからなる再生経路が構成された除湿機において、
    前記回転式除湿ロータの吸湿部を通過した乾燥空気を、室内空気の除湿運転モードのときに前記吸湿通路から本体外に放出する吹出口と、布団乾燥運転モードのときに前記吸湿通路からダクトホースに送る接続口と、が設けられ、
    前記吹出口には前記吹出口を開閉する蓋が取り付けられ、該蓋の開閉動作に伴って該蓋と共に前記乾燥空気の供給方向を前記吹出口と前記接続口のいずれかに切り換えるダンパーが具備され、
    前記蓋の開閉動作により前記吹出口の開状態と閉状態を検知するスイッチを装着すると共に、布団乾燥運転モードが指示されたとき、該スイッチで検知された状態が、前記吹出口の閉状態であれば運転は可能となり、前記吹出口の開状態であれば運転は停止されるようにしたことを特徴とする除湿機。
  4. 前記スイッチは前記ダンパーの位置によりオン/オフが切り換えられるマイクロスイッチである請求項3記載の除湿機。
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