JP3880546B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築物等の冷房に使用される空調システム、特に、冷凍機等の熱源機器によって生成された冷水を、空調機等の負荷側機器に供給することによって建築物等の冷房を行う空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の空調システムとしては、図2に示すようなものがある。この空調システム50は、同図に示すように、冷房負荷を処理する空調機等の負荷側機器51aが設置された負荷側系統51と、所定温度(例えば、7℃)の冷水を生成する熱源機器52aが設置された複数の熱源側系統52とを備えており、負荷側系統51の負荷側配管51bと熱源側系統52の熱源側配管52bとが、往きヘッダSH及び還りヘッダRHを介して、相互に接続されている。
【0003】
負荷側系統51の負荷側配管51bには、冷房負荷に応じて、負荷側機器51aへの冷水の供給量を調整する二方弁51cが設置されており、各熱源側系統52の熱源側配管52bには、熱源機器52aによって生成された所定温度の冷水を負荷側機器51aに循環供給するためのポンプ52cが設置されている。
【0004】
近年、熱源機器52aとしては、送水量を変化させることのできる可変流量タイプの冷凍機等が使用されることが多くなってきており、そういった可変流量タイプの熱源機器52aを使用する場合は、送水量を変化させることができるように、即ち、ポンプ52cの回転数を変化させることができるように、ポンプ52cにはインバータが設置されている。
【0005】
従って、負荷側系統51における送水差圧、即ち、往きヘッダSHと還りヘッダRHとの間の差圧が、設定差圧になるように、ポンプ52cの回転数をインバータによって調整することになるが、可変流量タイプの熱源機器52aは、凍結防止の観点から、送水量を予め設定されている最小水量以下に低下させることができないので、インバータによって調整されるポンプ52cの回転数も、最小水量に対応した最小回転数以下に低下させることはできない。
【0006】
このため、往きヘッダSH及び還りヘッダRHには、負荷側系統51をバイパスするバイパス配管53aが接続されており、ポンプ52cの回転数を最小回転数以下に低下させなければ、負荷側系統51における送水差圧を設定差圧にすることができない場合は、ポンプ52cの回転数を最小回転数に保持した状態で、負荷側系統51における送水差圧が設定差圧になるように、バイパス配管53aに設置されたバイパス弁53bを適宜開閉させることによって、熱源側系統52から往きヘッダSHに送出された冷水の余剰分を、負荷側系統51に供給することなく、直接、還りヘッダRHに戻すようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−98358号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、熱源側系統52を複数の系統に分割した空調システム50では、通常、冷房負荷に応じて、各熱源側系統52の発停制御を行うことになるが、その場合、ポンプ52cの回転数やバイパス弁53bの開度を調整しても、即ち、バイパス弁53bを全閉にした状態で、ポンプ52cの回転数を最大回転数まで上昇させても、負荷側系統51における送水差圧が設定差圧を下回ってしまう場合は、必ず、その時点で運転している熱源側系統52の熱源機器52aだけでは冷房負荷を処理しきれていない状態であるといえるので、そのような運転状態、即ち、負荷側系統51における送水差圧の低下をトリガとして次の熱源側系統52を起動させればよい。
【0009】
しかしながら、定格能力で運転している1台の熱源機器52aによって丁度処理することができる冷房負荷がある場合、この冷房負荷は、1台の熱源機器52aを定格能力で運転させることによって処理することができるだけでなく、2台の熱源機器52aを定格能力の半分の能力で運転させることによって処理することも可能であり、いずれの場合も、負荷側系統51における送水差圧を設定差圧に保持することができるので、負荷側系統51における送水差圧に基づいて、熱源側系統52の運転を停止させることはできない。
【0010】
このため、こういった空調システム50では、負荷側系統51の負荷側配管51bに高価な流量計54を設置し、この流量計54によって測定される負荷水量と、負荷側系統51における送水温度差、即ち、往きヘッダSHと還りヘッダRHとの間の温度差とから、冷房負荷を算出しながら、算出された冷房負荷に応じて各熱源側系統52の発停を行っているが、こういった制御方法を採用すると、制御装置の構成が複雑になると共にイニシャルコストが高くなるといった問題がある。
【0011】
また、上述したような空調システム50では、各熱源側系統52のポンプ52cに搭載されたそれぞれのインバータが、負荷側系統51における送水差圧に基づいて制御されるので、各熱源側系統52におけるそれぞれのインバータの出力が略一致することになり、それに伴って、各熱源機器52aも、それぞれの定格能力に対して略同一出力(%)で運転されることになる。
【0012】
このため、運転している複数の熱源側系統52のうち、いずれの熱源側系統52の運転を停止させる場合であっても、その熱源側系統52の熱源機器52aは、ある程度の出力で運転している状態から強制停止されることになるので、熱源機器52aが運転を停止する際に発生するエネルギロスが大きいという問題がある。特に、熱源機器52aが吸収冷凍機の場合は、運転を停止する際に行われる希釈運転によるエネルギロスが顕著に現れることになる。
【0013】
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で廉価に効率よく熱源側系統の発停制御を行うことができる空調システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、冷房負荷を処理する負荷側機器を備えた負荷側系統と、前記負荷側機器に冷水を供給する複数の熱源側系統とが、往きヘッダ及び還りヘッダを介して、相互に接続されており、それぞれの前記熱源側系統は、機器設定温度の冷水を生成するように、容量制御を行う熱源機器と、前記熱源機器を前記往きヘッダ及び前記還りヘッダに接続する熱源側配管と、冷水を前記熱源機器と前記負荷側機器との間で循環させる、前記熱源側配管に設置されたポンプとを有し、複数の前記熱源側系統は、冷房負荷に応じて、前記熱源機器及び前記ポンプの発停制御が行われるようになっている空調システムにおいて、それぞれの前記熱源側系統は、前記熱源機器から送出された冷水の一部または全部をそれぞれの熱源側系統内で循環させるために前記熱源側配管に接続された、前記熱源機器及び前記ポンプをバイパスするバイパス配管と、前記バイパス配管の流路を開閉する流路開閉手段とを有し、運転している一または複数の前記熱源側系統のうち、最初に起動した前記熱源側系統は、前記負荷側系統における送水差圧が設定差圧になるように、前記ポンプの回転数制御及び前記流路開閉手段の開閉制御を行うベース系統運転を実行し、このベース系統運転を実行している前記熱源側系統に続いて起動した一または複数の前記熱源側系統が存在している場合、その一または複数の前記熱源側系統は、前記熱源機器から送出される冷水の送水温度が、機器設定温度より高く設定されたシステム設定温度になるように、前記流路開閉手段の開閉制御及び前記ポンプの回転数制御を行う追いかけ系統運転を実行するようになっていることを特徴とする空調システムを提供するものである。
【0015】
以上のように、この空調システムでは、各熱源側系統毎に、それぞれの熱源機器及びポンプをバイパスするバイパス配管と、バイパス配管側の流路を開閉する流路開閉手段とを設け、最初に起動した熱源側系統が、負荷側系統における送水差圧を設定差圧に保持する送水差圧制御を行うベース系統運転を実行すると共に、ベース系統運転を実行している熱源側系統に続いて起動した熱源側系統が、負荷側系統への送水温度をシステム設定温度に保持する送水温度制御を行う追いかけ系統運転を実行するようになっており、しかも、熱源機器に対して設定された容量制御用の機器設定温度より、システム設定温度のほうが高くなっているので、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器が常に最大能力(最大出力)で運転することになり、ベース系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器は、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器が処理できない冷房負荷だけを処理することになる。
【0016】
このため、冷房負荷が小さくなるに従って、ベース系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器の能力(出力)が低下していき、最終的には、ベース系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器が、容量制御によって自ら運転を停止することになるので、請求項2にかかる発明の空調システムのように、ベース系統運転を実行している前記熱源側系統の前記熱源機器が、容量制御によって自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統の運転を停止させるようになっており、ベース系統運転を実行している前記熱源側系統の運転を停止させる際、追いかけ系統運転を実行している一または複数の前記熱源側系統が存在している場合は、その一または複数の前記熱源側系統のうち、いずれかの前記熱源側系統を、ベース系統運転に切り換えるようにしておくと、従来の空調システムのように、熱源機器の台数制御を行うために、高価な流量計を設置し、この流量計によって測定された負荷流量と冷水温度差から負荷熱量を算出する必要がなく、負荷側系統における送水差圧に基づいて熱源機器を起動させるといった簡単な構成で廉価に熱源機器の台数制御を行うことが可能になると共に、従来の空調システムのように、運転中の熱源機器を強制停止させる場合に比べて、熱源機器が運転を停止する際のエネルギロスを最小限に抑えることができる。
【0017】
また、負荷側系統の送水温度差と負荷側系統に供給されている冷水量とから冷房負荷を算出しながら、この冷房負荷に応じて熱源機器の発停を行う従来の空調システムでは、各熱源側系統に能力の異なる熱源機器を設置した場合、各熱源機器の発停順序を予め設定しておき、この発停順序に従って、算出された冷房負荷に応じた熱源側系統の発停を行わなければならないが、この空調システムのように、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統を最大出力で運転させながら、ベース系統運転を実行している熱源側系統が負荷側系統における送水差圧を設定差圧に保持することができなくなった時点で次の熱源側系統を起動させ、ベース系統運転を実行している熱源側系統の熱源機器が容量制御によって自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統の運転を停止させるようにしておくと、各熱源系統に設置された熱源機器の能力を全く意識することなく、各熱源側系統の発停を行うことができると共に、冷却水温度の変動や経年変化によって熱源機器の定格能力が変動したような場合でも、熱源機器の能力変動が熱源側系統の発停制御に影響を与えることがなく、常に、精度良く熱源側系統の発停制御を行うことができるという利点がある。
【0018】
ただし、ベース系統運転(負荷側系統における送水差圧制御)を実行している熱源側系統の熱源機器から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度より高くなると、送水温度がシステム設定温度の場合に比べて、負荷側機器の要求水量が多くなるので、負荷側系統における送水差圧を設定差圧に保持するためには、ポンプの回転数を上げなければならず、熱源機器の冷却能力に余裕がある場合であっても、ポンプの送水能力に余裕がなくなると、次の熱源側系統が起動することになり、熱源機器の能力を最大限に発揮させながら、熱源側系統を効率よく起動させることができなくなるといった問題がある。
【0019】
そこで、請求項3にかかる発明の空調システムのように、ベース系統運転を実行している前記熱源側系統が、前記熱源機器から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度になるように、前記流路開閉手段の開閉制御を行うようにしておくと、ポンプの回転数を必要最小限に抑えることができるので、負荷側系統における送水差圧を設定差圧に保持することができなくなった時点では、熱源機器が略最大出力で運転しており、熱源機器の能力を最大限に発揮させながら、熱源側系統を効率よく起動させることが可能となる。
【0020】
特に、請求項4にかかる発明の空調システムのように、前記熱源機器として、吸収冷凍機が使用されているものにあっては、熱源側系統の運転を停止する際、吸収冷凍機の希釈運転が完了しており、吸収冷凍機の希釈ロスを最小限に抑えることができるので、熱源機器が運転を停止する際のエネルギロスを最小限に抑えることができる。なお、ここにいう吸収冷凍機には、吸収冷温水機が含まれることはいうまでもない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、この空調システム1は、冷房負荷を処理する空調機等の負荷側機器11が設置された負荷側系統10と、送水温度が機器設定温度(例えば、6.5℃)になるように、容量制御を行う吸収冷凍機等の可変流量タイプの熱源機器21がそれぞれ設置された一対の熱源側系統20とを備えており、負荷側系統10の負荷側配管12と各熱源側系統20の熱源側メイン配管22とが、往きヘッダ31及び還りヘッダ32を介して、相互に接続されている。
【0022】
負荷側系統10の負荷側配管12には、負荷側機器11の上流側に二方弁13が設置されており、この二方弁13を冷房負荷に応じて開閉させることにより、負荷側機器11への冷水の供給量が調整されるようになっている。
【0023】
各熱源側系統20の熱源側メイン配管22には、熱源機器21によって生成された所定温度の冷水を負荷側機器11に循環供給するためのポンプ23が、熱源機器21の上流側にそれぞれ設置されており、それぞれのポンプ23は、インバータによって回転数を変化させることで、送水量を調整することができるようになっている。
【0024】
また、各熱源側系統20は、熱源機器21及びポンプ23をバイパスするように、熱源側メイン配管22に接続されたバイパス配管24を備えており、バイパス配管24及び熱源側メイン配管22におけるバイパス配管24の合流部よりも上流側に、相互に逆動作する二方弁24a、22aがそれぞれ設置されている。従って、バイパス配管24に設置された二方弁24aが全開になると、熱源側メイン配管22に設置された二方弁22aが全閉となり、熱源機器21から送出される冷水は、負荷側系統10に供給されることなく、バイパス配管24を通って、各熱源側系統20内で循環するようになっている。
【0025】
熱源側系統20は、コントローラ(図示せず)によって、冷房負荷に応じて、各系統毎に熱源機器21及びポンプ23の発停制御が行われるようになっており、1系統単独運転を行っている熱源側系統20や2系統同時運転時における先に起動した熱源側系統20については、主として、コントローラが、負荷側系統10における送水差圧、即ち、差圧発信器41によって測定される往きヘッダ31と還りヘッダ32との間の差圧を設定差圧に保持する送水差圧制御を行うベース系統運転を実行し、2系統同時運転時における後で起動した熱源側系統20については、コントローラが、送水温度センサ42によって測定される負荷側系統10への送水温度をシステム設定温度(例えば、7℃)に保持する送水温度制御を行う追いかけ系統運転を実行するようになっている。
【0026】
ベース系統運転は、基本的に負荷側系統10における送水差圧が設定差圧になるように、コントローラがポンプ23の回転数制御を行うが、ポンプ23の回転数を、熱源機器21に対して予め定められている最小流量に対応する最小回転数より低下させなければ、負荷側系統10における送水差圧を設定差圧にすることができない場合は、コントローラがポンプ23の回転数を最小回転数に保持した状態で、負荷側系統10における送水差圧が設定差圧になるように、二方弁24aを徐々に開弁(二方弁22aを徐々に閉弁)させるようになっている。
【0027】
また、熱源機器21から送出される冷水の送水温度が、システム設定温度を上回る場合は、コントローラが二方弁24aを適宜開弁させることによって、熱源機器21から送出される冷水の一部を熱源機器21に直接戻して、熱源機器21への冷水の導入温度を下げることで、熱源機器21から送出される冷水の送水温度をシステム設定温度に保持しながら、二方弁24aを開弁することに伴って低下した負荷側系統10における送水差圧を、ポンプ23の回転数を上昇させることによって、修復するようになっている。
【0028】
従って、熱源側系統20が、1系統単独運転を行っている場合において、二方弁24aを全閉にした状態で、ポンプ23の回転数を最大回転数まで上昇させても、負荷側系統10における送水差圧が設定差圧を下回ってしまう場合は、その時点で運転している一方の熱源側系統20の熱源機器21だけでは冷房負荷を処理しきれていない状態であるといえるので、そういう状態が所定時間(例えば、20分)継続すると、コントローラが他方の熱源側系統20の熱源機器21及びポンプ23を起動させて、2系統同時運転を行うようになっている。なお、他方の熱源側系統20は、予め、二方弁24aを全開にすると共にポンプ23の回転数を最小回転数に低下させた状態で起動させるようになっている。
【0029】
一方、追いかけ系統運転は、基本的に熱源機器21から送出される冷水の送水温度が、機器設定温度より高く設定されたシステム設定温度になるように、コントローラが二方弁24a、22aの開閉制御を行うが、二方弁24aが前記バイパス配管24の流路を閉鎖しても、熱源機器21から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度を下回る場合は、熱源機器21から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度になるように、コントローラがポンプ23の回転数を上昇させるようになっている。
【0030】
従って、熱源側系統20が2系統同時運転を行っている状態では、通常、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21から送出される冷水の送水温度が機器設定温度まで低下することがないので、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21が、常に最大能力(最大出力)で運転することになり、ベース系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21は、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21が処理できない冷房負荷だけを処理することになる。
【0031】
このため、冷房負荷が小さくなるに従って、ベース系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21の能力(出力)が低下していき、最終的には、ベース系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21が、容量制御によって自ら運転を停止することになるので、その時点で、コントローラがその熱源側系統20の運転を停止させると共に、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統20を、ベース系統運転に切り換えるようになっている。
【0032】
以上のように、この空調システム1では、一方の熱源側系統20が、1系統単独運転を行っている場合において、負荷側系統10における送水差圧を設定差圧に保持することができない場合に、他方の熱源側系統20を起動して2系統同時運転を行い、2系統同時運転を行っている場合において、ベース系統運転を実行している一方の熱源側系統20が、容量制御によって、自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統20の運転を停止するようになっているので、従来の空調システムのように、熱源機器の台数制御を行うために、高価な流量計を設置し、この流量計によって測定された負荷流量と冷水温度差から負荷熱量を算出する必要がなく、簡単な構成で廉価に熱源機器の台数制御を行うことができる。
【0033】
また、この空調システム1では、容量制御によって、自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統20の運転を停止するようになっているので、熱源側系統20が運転を停止する際は、熱源機器21の希釈運転が完了しており、従来の空調システムのように、運転中の熱源機器を強制停止させる場合に比べて、熱源機器21が運転を停止する際のエネルギロス(希釈ロス)を最小限に抑えることができる。
【0034】
また、負荷側系統の送水温度差と負荷側系統に供給されている冷水量とから冷房負荷を算出しながら、この冷房負荷に応じて熱源機器の発停を行う従来の空調システムでは、各熱源側系統に能力の異なる熱源機器を設置した場合、各熱源機器の発停順序を予め設定しておき、この発停順序に従って、算出された冷房負荷に応じた熱源側系統の発停を行わなければならないが、この空調システム1では、追いかけ系統運転を実行している熱源側系統20を最大出力で運転させながら、ベース系統運転を実行している熱源側系統20が負荷側系統10における送水差圧を設定差圧に保持することができなくなった時点で他方の熱源側系統20を起動させ、ベース系統運転を実行している熱源側系統20の熱源機器21が容量制御によって自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統20の運転を停止させるようになっているので、各熱源側系統20に設置された熱源機器21の能力を全く意識することなく、各熱源側系統20の発停を行うことができると共に、冷却水温度の変動や経年変化によって熱源機器21の定格能力が変動したような場合でも、熱源機器21の能力変動が熱源側系統20の発停制御に影響を与えることがなく、常に、精度良く熱源側系統20の発停制御を行うことができる。
【0035】
また、ベース系統運転を実行している熱源側系統20は、負荷側系統10における送水差圧を設定差圧に保持する差圧制御を行うだけではなく、熱源機器21から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度を上回らないように、二方弁24a、22aの開閉制御を行うようになっているので、熱源機器21から送出される冷水の送水量、即ち、ポンプ23の回転数が必要最小限に抑えられることになる。従って、ポンプ23の動力を最小限に抑えることができると共に、負荷側系統10における送水差圧を設定差圧に保持することができなくなった時点では、熱源機器21が略最大出力で運転している状態となり、熱源機器21の能力を最大限に発揮させながら、熱源側系統20を効率よく起動させることが可能となる。
【0036】
また、各熱源側系統20は、ベース系統運転を実行するか、追いかけ系統運転を実行するかに拘わらず、熱源機器21から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度を上回らないように、送水温度制御を行っているので、熱源側系統20の発停直後であっても、負荷側系統10への送水温度が大幅に乱れることがなく、常時安定した空調運転を維持することができる。
【0037】
なお、上述した実施形態では、2系統の熱源側系統20を有する空調システム1について説明したが、これに限定されるものではなく、3系統以上の熱源側系統20を有する空調システムについても本発明を適用することができる。その場合、2系統以上の熱源側系統が運転している状態では、最も早く起動した熱源側系統にベース系統運転を実行させ、それ以外の熱源側系統には追いかけ系統運転を実行させればよく、ベース系統運転を実行している熱源側系統の運転を停止させる際は、その時点で、追いかけ系統運転を実行している一または複数の熱源側系統のうち、いずれか一の熱源側系統を、追いかけ系統運転からベース系統運転に切り換えればよいが、各熱源系統を均一に運転させるためには、最も早く起動した熱源側系統を、追いかけ系統運転からベース系統運転に切り換えることが望ましい。
【0038】
また、上述した実施形態では、熱源機器21として吸収冷凍機を使用しているが、これに限定されるものではなく、ターボ冷凍機等、種々の冷凍機を使用することが可能である。ただし、熱源機器の運転停止時のエネルギロスを抑えるという観点からは、熱源機器として吸収冷凍機を使用した場合が最も効果的である。
【0039】
また、上述した実施形態では、バイパス配管24及び熱源側メイン配管22におけるバイパス配管24の合流部よりも上流側に、相互に逆動作する二方弁24a、22aがそれぞれ設置されているが、これに限定されるものではなく、二方弁22aに代えて、熱源側メイン配管22におけるバイパス配管24の分岐部よりも下流側に二方弁を設置したり、熱源側メイン配管22におけるバイパス配管24の合流部または分岐部に合流三方弁または分流三方弁を設けることも可能である。
【0040】
また、上述した実施形態では、バイパス配管24の流路を開放したときに、熱源側メイン配管22の流路を閉鎖するようになっているが、これに限定されるものではなく、少なくとも、バイパス配管24の流路を開閉する二方弁24aを設けておけばよい。
【0041】
また、上述した実施形態では、冷房負荷を処理する空調システムについて、説明したが、暖房負荷を処理する空調システムについても、送水温度制御に関して、インバータによるポンプの回転数の昇降動作や二方弁の開閉動作を、上述した空調システム1の場合と逆動作させることによって、同様の効果を得ることができる。即ち、機器設定温度をシステム設定温度より高く設定し、ベース系統運転については、熱源機器から送出される温水の送水温度が、システム設定温度を下回る場合は、バイパス配管に設置された二方弁を適宜開弁させることによって、熱源機器から送出される温水の一部を熱源機器に直接戻して、熱源機器への温水の導入温度を上げることで、熱源機器から送出される温水の送水温度をシステム設定温度に保持しながら、二方弁を開弁することに伴って低下した負荷側系統における送水差圧を、ポンプの回転数を上昇させることによって、修復すればよく、追いかけ系統運転については、基本的に熱源機器から送出される温水の送水温度が、システム設定温度になるように、バイパス配管に設置された二方弁の開閉制御を行えばよく、二方弁がバイパス配管の流路を閉鎖しても、熱源機器から送出される温水の送水温度がシステム設定温度を上回る場合は、熱源機器から送出される温水の送水温度がシステム設定温度になるように、ポンプの回転数を上昇させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる空調システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】従来の空調システムを示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 空調システム
10 負荷側系統
11 負荷側機器
12 負荷側配管
13 二方弁
20 熱源側系統
21 熱源機器
22 熱源側メイン配管
22a 二方弁
23 ポンプ
24 バイパス配管
24a 二方弁
31 往きヘッダ
32 還りヘッダ
41 差圧発信器
42 送水温度センサ

Claims (4)

  1. 冷房負荷を処理する負荷側機器を備えた負荷側系統と、前記負荷側機器に冷水を供給する複数の熱源側系統とが、往きヘッダ及び還りヘッダを介して、相互に接続されており、
    それぞれの前記熱源側系統は、
    機器設定温度の冷水を生成するように、容量制御を行う熱源機器と、
    前記熱源機器を前記往きヘッダ及び前記還りヘッダに接続する熱源側配管と、
    冷水を前記熱源機器と前記負荷側機器との間で循環させる、前記熱源側配管に設置されたポンプとを有し、
    複数の前記熱源側系統は、冷房負荷に応じて、前記熱源機器及び前記ポンプの発停制御が行われるようになっている空調システムにおいて、
    それぞれの前記熱源側系統は、
    前記熱源機器から送出された冷水の一部または全部をそれぞれの熱源側系統内で循環させるために前記熱源側配管に接続された、前記熱源機器及び前記ポンプをバイパスするバイパス配管と、
    前記バイパス配管の流路を開閉する流路開閉手段と
    を有し、
    運転している一または複数の前記熱源側系統のうち、最初に起動した前記熱源側系統は、前記負荷側系統における送水差圧が設定差圧になるように、前記ポンプの回転数制御及び前記流路開閉手段の開閉制御を行うベース系統運転を実行し、
    このベース系統運転を実行している前記熱源側系統に続いて起動した一または複数の前記熱源側系統が存在している場合、その一または複数の前記熱源側系統は、前記熱源機器から送出される冷水の送水温度が、機器設定温度より高く設定されたシステム設定温度になるように、前記流路開閉手段の開閉制御及び前記ポンプの回転数制御を行う追いかけ系統運転を実行するようになっていることを特徴とする空調システム。
  2. ベース系統運転を実行している前記熱源側系統の前記熱源機器が、容量制御によって自ら運転を停止した時点で、その熱源側系統の運転を停止させるようになっており、
    ベース系統運転を実行している前記熱源側系統の運転を停止させる際、追いかけ系統運転を実行している一または複数の前記熱源側系統が存在している場合は、その一または複数の前記熱源側系統のうち、いずれかの前記熱源側系統を、ベース系統運転に切り換えるようになっている請求項1に記載の空調システム。
  3. ベース系統運転を実行している前記熱源側系統は、前記熱源機器から送出される冷水の送水温度がシステム設定温度になるように、前記流路開閉手段の開閉制御を行うようになっている請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記熱源機器として、吸収冷凍機が使用されている請求項1、2または3に記載の空調システム。
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