JP4249591B2 - 1次ポンプ方式熱源変流量制御システムおよび1次ポンプ最低流量確保方法 - Google Patents

1次ポンプ方式熱源変流量制御システムおよび1次ポンプ最低流量確保方法 Download PDF

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Description

この発明は、往ヘッダと還ヘッダとの間の熱源水の差圧を一定とするように1次ポンプの回転数を制御する1次ポンプ方式熱源変流量制御システムおよび1次ポンプ最低流量確保方法に関するものである。
図4に従来の1次ポンプ方式熱源変流量制御システムの計装図を示す(例えば、特許文献1参照)。同図において、1−1〜1−Nは熱源水を生成する熱源機、2−1〜2−Nは熱源機1−1〜1−Nが生成する熱源水を搬送する1次ポンプ、3−1〜3−Nは1次ポンプ2−1〜2−Nに付設されたインバータ、4は熱源機1−1〜1−Nからの熱源水を混合する往ヘッダ、5は往水管路、6は往ヘッダ4から往水管路5を介して送られてくる熱源水の供給を受ける外部負荷(地域冷暖房の需要家、または空調機・ファンコイル等の熱負荷)、7は還水管路である。外部負荷6には供給される熱源水の流量を調整するためのバルブ6−1が設けられている。
8は外部負荷6において熱交換され還水管路7を介して送られてくる熱源水が戻される還ヘッダ、9は往ヘッダ4と還ヘッダ8とを連通させるバイパス管路、10はバイパス管路9に設けられたバイパス弁、11は往ヘッダ4と還ヘッダ8との間の熱源水の差圧(ヘッダ間差圧)ΔPを計測する差圧計、12は往ヘッダ4から外部負荷6への熱源水の温度を往水温度TSとして計測する往水温度センサ、13は還ヘッダ8に戻される熱源水の温度を還水温度TRとして計測する還水温度センサ、14は還ヘッダ8に戻される熱源水の流量(外部負荷6に供給される熱源水の流量)を負荷流量Fとして計測する流量計、15は制御装置、16−1〜16−Nは熱源機1−1〜1−Nからの熱源水の往ヘッダ4への循環通路に設けられた流量計である。
この1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、1次ポンプ2−1〜2−Nにより圧送された熱源水は、熱源機1−1〜1−Nにより冷却あるいは加熱され、往ヘッダ4において混合され、往水管路5を介して外部負荷6へ供給される。そして、外部負荷6において熱交換され、還水管路7を介して還ヘッダ8に戻され、再び1次ポンプ2−1〜2−Nによって圧送され、以上の経路を循環する。例えば、熱源機1−1〜1−Nを冷凍機とした場合、熱源水は冷水とされ、上述した経路を循環する。熱源機1−1〜1−Nを加熱機とした場合、熱源水は温水とされ、上述した経路を循環する。
〔1次ポンプ回転数による圧力一定制御〕
制御装置15は、差圧計11によって計測されるヘッダ間差圧ΔPを監視し、このヘッダ間差圧ΔPを一定とするように1次ポンプ2−1〜2−Nの回転数を制御する。すなわち、差圧計11によって計測されるヘッダ間差圧ΔPpvと予め設定されている設定差圧ΔPspとを比較し、ΔPpv=ΔPspとなるように、インバータ3−1〜3−Nへインバータ出力(0〜100%)を送って、1次ポンプ2−1〜2−Nの回転数を制御する。これを1次ポンプ回転数による圧力一定制御と呼ぶ。なお、この1次ポンプ回転数による圧力一定制御では、制御装置15よりバイパス弁10へ0%のバイパス弁開度出力を送って、バイパス弁10を全閉状態とする。
図5(b)は外部負荷6が要求する流量が少なくなった場合(バルブ6−1の開度が絞られた場合)のインバータ出力およびバイパス弁開度出力の変化を示している。なお、図5(a)は外部負荷6が要求する流量の変化を示し、図5(c)はヘッダ間差圧ΔPpvの変化を示している。この図から分かるように、外部負荷6が要求する流量が少なくなると、1次ポンプ回転数による圧力一定制御によりインバータ出力が小さくなる。
〔熱源機運転台数制御〕
制御装置15は、往水温度センサ12からの往水温度TS,還水温度センサ12からの還水温度TRおよび流量計14からの負荷流量Fとから、F×(TR−TS)=Qとして現在の負荷熱量Qを求め、この求めた現在の負荷熱量Q又は流量計14からの負荷流量Fに応じて熱源機1−1〜1−Nの運転台数を制御する。例えば、予め定められている運転順序テーブルに従い、負荷流量Fが所定値F1に達するまでは指定順位1番の熱源機1−1を運転し、負荷流量Fが所定値F1を越えれば、熱源機1−1に加えて指定順位2番の熱源機1−2の運転を開始する。なお、熱源機1−2の運転が開始されれば、この熱源機1−2の補機である1次ポンプ2−2の運転も開始される。
〔バイパス弁開度による圧力一定制御〕
例えば、熱源機1−1と熱源機1−2との2台運転中、外部負荷6が要求する熱源水の流量が少なくなると、ヘッダ間差圧ΔPpvが大きくなるので、ΔPpv=ΔPspとなるように、制御装置15は1次ポンプ2−2へのインバータ出力を小さくする。1次ポンプ2−2へのインバータ出力が予め設定されている下限値に達しても、なお外部負荷6が要求する流量の方が少ない場合、制御装置15は、バイパス弁10を開き、ヘッダ間差圧ΔPを一定とするようにバイパス弁10の開度を制御する(図5:「バイパス弁開度出力」参照)。これをバイパス弁開度による圧力一定制御と呼ぶ。この際、1次ポンプ2−2へのインバータ出力は、図5に示すように、下限値の状態を保つ。
〔最低流量の確保〕
バイパス弁開度による圧力一定制御において、1次ポンプ2へのインバータ出力は1次ポンプ2への指令値であって、これが下限値の状態を保つ場合、実際には1次ポンプ2の吐出流量が下限値になっているか否かは定かではない。例えば、実際の吐出流量が想定された流量よりも少ないと、熱源機1が冷凍機である場合、凍結等の問題が生じる虞れがある。そこで、従来においては、流量計16からの流量fにより熱源機1を通過する冷水の流量を監視し、この冷水の流量が予め設定されている最低流量を下回る虞れがある場合、1次ポンプへのインバータ出力をアップし、1次ポンプ2の吐出流量を増大させるようにしている。なお、熱源機1を通過する冷水の流量が最低流量を低下してしまった場合には、熱源機1自身の機能によって断水リレーが作動し、熱源機1の動作が停止する。
特開2002−98358号公報
しかしながら、上述した従来の1次ポンプ方式熱源変流量制御システムでは、熱源機1を通過する冷水の流量を監視するために流量計16を必要とする。この場合、流量計16は熱源機1の台数分必要であり、イニシャルコストがかかる。また、既設のシステムに設ける場合、施工的な難しさもある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、流量計を用いることなく、熱源機を通過する熱源水の最低流量を確保することができる1次ポンプ方式熱源変流量制御システムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、上述した1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、ヘッダ間差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えた場合、所定時間の間、バイパス弁を全開とすると同時に1次ポンプの回転数を最大とする強制制御手段を設けたものである。
1次ポンプ方式熱源変流量制御システムでは、ヘッダ間差圧の急上昇により1次ポンプの吐出流量が大きく減少することがある。本発明では、ヘッダ間差圧の急激な上昇をとらえ、設定差圧からの偏差(ΔPpv−ΔPsp)が許容幅(ΔPw)を超えると((ΔPpv−ΔPsp)>ΔPw)、熱源水の流量が最低流量を下回る虞れがあると判断し、バイパス弁を全開とすると同時に1次ポンプの回転数を最大とし、外部負荷に熱源水を供給しつつ、1次ポンプの吐出流量を増大させ、最低流量を下回ることを回避する。所定時間が経過すると、1次ポンプ回転数による差圧一定制御に戻るが、(ΔPpv−ΔPsp)>ΔPwの状態が確認される毎に、同様動作が繰り返される。
本発明によれば、ヘッダ間差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えると、所定時間の間、バイパス弁が全開とされると同時に1次ポンプの回転数が最大とされ、1次ポンプの吐出流量が増大されるので、ヘッダ間差圧の急上昇により1次ポンプの吐出流量が大きく減少しても、最低流量を下回る虞れがなくなり、流量計を用いることなく、熱源機を通過する熱源水の最低流量を確保することができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す1次ポンプ方式熱源変流量制御システムの計装図である。同図において、図4と同一符号は図4を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態において、熱源機1−1〜1−Nからの熱源水の往ヘッダ4への循環通路には、従来の1次ポンプ方式熱源変流量制御システム(図4)で必要とされていた流量計16−1〜16−Nは設けられていない。その代わりに、制御装置15Aに、特徴的な機能の1つとして、最低流量確保機能を設けている。制御装置15Aは、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。
この制御装置15Aの最低流量確保機能により、熱源機1−1〜1−Nからの熱源水の往ヘッダ4への循環通路への流量計16−1〜16−Nの設置を不要とし、イニシャルコストを低減している。また、既設のシステムの場合、制御装置に最低流量確保機能を追加するのみでよく、施工的な難しさもない。
〔1次ポンプ回転数による圧力一定制御〕
制御装置15Aは、差圧計11によって計測されるヘッダ間差圧ΔPpvと予め設定されている設定差圧ΔPspとを比較し、ΔPpv=ΔPspとなるように、インバータ3−1〜3−Nへインバータ出力(0〜100%)を送って、1次ポンプ2−1〜2−Nの回転数を制御する。なお、この1次ポンプ回転数による圧力一定制御では、従来と同様に、制御装置15Aよりバイパス弁10へ0%のバイパス弁開度出力を送って、バイパス弁10を全閉状態とする。
〔熱源機運転台数制御〕
制御装置15Aは、往水温度センサ12からの往水温度TS,還水温度センサ12からの還水温度TRおよび流量計14からの負荷流量Fとから、F×(TR−TS)=Qとして現在の負荷熱量Qを求め、この求めた現在の負荷熱量Q又は流量計14からの負荷流量Fに応じて熱源機1−1〜1−Nの運転台数を制御する。例えば、予め定められている運転順序テーブルに従い、負荷流量Fが所定値F1に達するまでは指定順位1番の熱源機1−1を運転し、負荷流量Fが所定値F1を越えれば、熱源機1−1に加えて指定順位2番の熱源機1−2の運転を開始する。なお、熱源機1−2の運転が開始されれば、この熱源機1−2の補機である1次ポンプ2−2の運転も開始される。
〔バイパス弁開度による圧力一定制御〕
例えば、熱源機1−1と熱源機1−2との2台運転中、外部負荷6が要求する熱源水の流量が少なくなると、ヘッダ間差圧ΔPpvが大きくなるので、ΔPpv=ΔPspとなるように、制御装置15Aは1次ポンプ2−2へのインバータ出力を小さくする。1次ポンプ2−2へのインバータ出力が予め設定されている下限値に達しても、なお外部負荷6が要求する流量の方が少ない場合、制御装置15Aは、バイパス弁10を開き、ヘッダ間差圧ΔPを一定とするようにバイパス弁10の開度を制御する。この際、1次ポンプ2−2へのインバータ出力は、下限値の状態を保つ。
〔最低流量の確保〕
1次ポンプ方式熱源変流量制御システムでは、ヘッダ間差圧の急上昇により1次ポンプの吐出流量が大きく減少することがある。例えば、熱源機の運転台数が増えた直後は、ヘッダ間差圧が急上昇するとともに、増段した熱源機の1次ポンプの吐出流量が大きく減少することがある。
本実施の形態では、例えば熱源機1の台数が増える場合などに発生するヘッダ間差圧ΔPpvの急激な上昇をとらえ、設定差圧ΔPspからの偏差(ΔPpv−ΔPsp)が許容幅(ΔPw)を超えると((ΔPpv−ΔPsp)>ΔPw)、熱源水の流量が最低流量を下回る虞れがあると判断し、バイパス弁10を全開とすると同時に1次ポンプ2−2の回転数を最大とし、外部負荷6に熱源水を供給しつつ、1次ポンプ2−2の吐出流量を増大させ、最低流量を下回ることを回避する。そして、所定時間(例えば、5分)が経過した後、1次ポンプ回転数による差圧一定制御に戻し、(ΔPpv−ΔPsp)>ΔPwの状態が確認される毎に、同様動作を繰り返す。
図2に制御装置15Aが実行する最低流量確保処理のフローチャートを示す。制御装置15Aは、定期的に、設定差圧ΔPspと差圧計11によって計測されるヘッダ間差圧ΔPpvとの差(ΔPpv−ΔPsp)を求める(ステップ201)。すなわち、ヘッダ間差圧ΔPpvの設定差圧ΔPspからの偏差(ΔPpv−ΔPsp)を求める。そして、この偏差(ΔPpv−ΔPsp)と予め定められている許容幅ΔPwと比較する(ステップ202)。
例えば、今、熱源機1−1の1台運転中で、1次ポンプ回転数による圧力一定制御が行われているとする。外部負荷6が要求する熱源水の流量が増加したことにより、熱源機1−2が起動すると、ヘッダ間差圧ΔPpvが大きくなる(図3(a)に示すt1点)。
ここで、ヘッダ間差圧ΔPpvが急激に大きくなり、ヘッダ間差圧ΔPpvの設定差圧ΔPspからの偏差(ΔPpv−ΔPsp)が許容幅ΔPwを超えると〔(ΔPpv−ΔPsp)>ΔPw:ステップ202のYES、図3(a)に示すt2点〕、制御装置15Aは、バイパス弁10へのバイパス弁開度出力および1次ポンプ2−2へのインバーター出力を強制的に100%とする(ステップ203、図3(b)および(c)に示すt2点)。これにより、バイパス弁10が全開とされると同時に1次ポンプ2−2の回転数が最大とされ、1次ポンプ2−2の吐出流量が増大し、最低流量を下回る虞れがなくなる。
制御装置15Aは、バイパス弁10へのバイパス弁開度出力および1次ポンプ2−2へのインバーター出力を強制的に100%とした後、一定時間(例えば、5分)が経過すると(ステップ204のYES)、1次ポンプ回転数による差圧一定制御に戻す(ステップ205)。制御装置15Aは、1次ポンプ回転数による差圧一定制御に戻した後も定期的にステップ202でのチェックを繰り返し、(ΔPpv−ΔPsp)>ΔPwの状態が確認される毎に、同様動作を繰り返す。
なお、外部負荷6が要求する熱源水の流量が減少し、負荷流量Fが所定値F1(第1の増段閾値)に対してヒステリシス幅を持たせた第1の減段閾値を下回れば、熱源1−2および1次ポンプ2−2の運転が停止される。熱源機1−1の1台運転中も同様動作が行われる。熱源機1−1〜1−NのN台運転中も同様の動作が行われる。
本発明の一実施の形態を示す1次ポンプ方式熱源変流量制御システムの計装図である。 この1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおける制御装置が実行する最低流量確保処理のフローチャートである。 ヘッダ間差圧ΔPpvの設定差圧ΔPspからの偏差(ΔPpv−ΔPsp)が許容幅ΔPwを超えた時にインバータ出力およびバイパス弁開度が強制的に100%とされる状況を示すタイムチャートである。 従来の1次ポンプ方式熱源変流量制御システムの計装図である。 1次ポンプ回転数による圧力一定制御からバイパス弁開度による圧力一定制御への切り替え時の状況を示すタイムチャートである。
符号の説明
1(1−1〜1−N)…熱源機、2(2−1〜2−N)…1次ポンプ、3(3−1〜3−N)…インバータ、4…往ヘッダ、5…往水管路、6…外部負荷、7…還水管路、8…還ヘッダ、9…バイパス管路、10…バイパス弁、11…差圧計、12…往水温度センサ、13…還水温度センサ、14…流量計、15A…制御装置。

Claims (4)

  1. 熱源水を生成する熱源機と、
    この熱源機が生成する熱源水を搬送する1次ポンプと、
    前記熱源機からの熱源水を受ける往ヘッダと、
    この往ヘッダを介する熱源水の供給を受ける外部負荷と、
    この外部負荷において熱交換された熱源水が戻される還ヘッダと、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとを連通させるバイパス管路と、
    このバイパス管路に設けられたバイパス弁と、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとの間の熱源水の差圧を設定差圧とするように前記1次ポンプの回転数を制御する1次ポンプ回転数制御手段とを備えた1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、
    前記差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えた場合、所定時間の間、前記バイパス弁を全開とすると同時に前記1次ポンプの回転数を最大とする強制制御手段を
    を備えたことを特徴とする1次ポンプ方式熱源変流量制御システム。
  2. 熱源水を生成する第1〜第N(N≧2)の熱源機と、
    この第1〜第Nの熱源機が生成する熱源水を搬送する第1〜第Nの1次ポンプと、
    前記第1〜第Nの熱源機からの熱源水を混合する往ヘッダと、
    この往ヘッダを介する熱源水の供給を受ける外部負荷と、
    この外部負荷において熱交換された熱源水が戻される還ヘッダと、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとを連通させるバイパス管路と、
    このバイパス管路に設けられたバイパス弁と、
    前記往ヘッダから前記外部負荷への熱源水の温度を往水温度として計測する往水温度センサと、
    前記還ヘッダに戻される熱源水の温度を還水温度として計測する還水温度センサと、
    前記還ヘッダに戻される熱源水の流量を負荷流量として計測する流量計と、
    前記往水温度センサによって計測された往水温度、前記還水温度センサによって計測された還水温度および前記流量計によって計測された負荷流量から求められる現在の負荷熱量又は前記流量計によって計測された負荷流量に基づいて前記熱源機の運転台数を制御する運転台数制御手段と、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとの間の熱源水の差圧を設定差圧とするように前記1次ポンプの回転数を制御する1次ポンプ回転数制御手段とを備えた1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、
    前記差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えた場合、所定時間の間、前記バイパス弁を全開とすると同時に現在制御中の前記1次ポンプの回転数を最大とする強制制御手段を
    を備えたことを特徴とする1次ポンプ方式熱源変流量制御システム。
  3. 熱源水を生成する熱源機と、
    この熱源機が生成する熱源水を搬送する1次ポンプと、
    前記熱源機からの熱源水を受ける往ヘッダと、
    この往ヘッダを介する熱源水の供給を受ける外部負荷と、
    この外部負荷において熱交換された熱源水が戻される還ヘッダと、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとを連通させるバイパス管路と、
    このバイパス管路に設けられたバイパス弁と、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとの間の熱源水の差圧を設定差圧とするように前記1次ポンプの回転数を制御する1次ポンプ回転数制御手段とを備えた1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、
    前記差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えた場合、所定時間の間、前記バイパス弁を全開とすると同時に前記1次ポンプの回転数を最大とする
    ようにしたことを特徴とする1次ポンプ最低流量確保方法。
  4. 熱源水を生成する第1〜第N(N≧2)の熱源機と、
    この第1〜第Nの熱源機が生成する熱源水を搬送する第1〜第Nの1次ポンプと、
    前記第1〜第Nの熱源機からの熱源水を混合する往ヘッダと、
    この往ヘッダを介する熱源水の供給を受ける外部負荷と、
    この外部負荷において熱交換された熱源水が戻される還ヘッダと、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとを連通させるバイパス管路と、
    このバイパス管路に設けられたバイパス弁と、
    前記往ヘッダから前記外部負荷への熱源水の温度を往水温度として計測する往水温度センサと、
    前記還ヘッダに戻される熱源水の温度を還水温度として計測する還水温度センサと、
    前記還ヘッダに戻される熱源水の流量を負荷流量として計測する流量計と、
    前記往水温度センサによって計測された往水温度、前記還水温度センサによって計測された還水温度および前記流量計によって計測された負荷流量から求められる現在の負荷熱量又は前記流量計によって計測された負荷流量に基づいて前記熱源機の運転台数を制御する運転台数制御手段と、
    前記往ヘッダと前記還ヘッダとの間の熱源水の差圧を設定差圧とするように前記1次ポンプの回転数を制御する1次ポンプ回転数制御手段とを備えた1次ポンプ方式熱源変流量制御システムにおいて、
    前記差圧の設定差圧からの偏差が許容幅を超えた場合、所定時間の間、前記バイパス弁を全開とすると同時に現在制御中の前記1次ポンプの回転数を最大とする
    ようにしたことを特徴とする1次ポンプ最低流量確保方法。
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