JP3876878B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3876878B2
JP3876878B2 JP2003392044A JP2003392044A JP3876878B2 JP 3876878 B2 JP3876878 B2 JP 3876878B2 JP 2003392044 A JP2003392044 A JP 2003392044A JP 2003392044 A JP2003392044 A JP 2003392044A JP 3876878 B2 JP3876878 B2 JP 3876878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
mos transistor
booster circuit
voltage
output voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003392044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005160155A (ja
Inventor
辰夫 西牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003392044A priority Critical patent/JP3876878B2/ja
Priority to US10/994,214 priority patent/US7218538B2/en
Publication of JP2005160155A publication Critical patent/JP2005160155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3876878B2 publication Critical patent/JP3876878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/36Means for starting or stopping converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load

Description

本発明は、例えば入力電力をスイッチングして出力電圧を制御し、昇圧動作を行うようにした電源装置に関するものである。
この種の電源装置としては、入力電圧をスイッチングすることにより昇圧して所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路と、その昇圧回路の動作開始時に昇圧回路を起動させる起動回路と、昇圧回路の出力電圧が所定値以上になった時点で起動回路に代わって昇圧回路を駆動させる駆動回路と、を含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の起動回路は、発振周波数が固定されたクロック信号を生成し、そのクロック信号(オンオフ信号)を用いて、昇圧回路のスイッチング用のトランジスタをオンオフ制御するようになっている。
特開2003−92873号公報
ところが、従来の電源装置では、上記の起動回路で生成されるクロック信号が固定されている。このため、起動回路の起動による昇圧回路の動作開始時に、昇圧回路に無駄な電流が流れて、無駄な電力を消費するという不具合がある。
また、近年、携帯電話などの携帯機器に使用される電源装置では、実装面積の削減のために、スイッチング周波数の高速化が行われ、使用するコイル部品の低インダクタンス化(小型化)が進んでいる。このため、低電圧からの動作開始時には、ある程度のスイッチング周波数を上げないと出力電圧を上げることが難しくなってきている。しかし、起動用にバイポーラトランジスタなどを使用する場合には、スイッチング周波数の高速化が難しいという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、昇圧回路の起動時において、昇圧回路の無駄な消費電流を低減してその消費電力を低減するようにし、かつ、低電圧でも昇圧回路のスイッチング素子の高速なスイッチング動作が可能な電源装置を提供することにある。
上記の課題を解決して本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のように構成した。
すなわち、第1の発明は、入力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路の動作開始時に昇圧回路を起動させる起動回路と、前記昇圧回路の出力電圧が所定値以上になった場合に前記起動回路に代わって前記昇圧回路を駆動させる駆動回路とを含む電源装置において、前記起動回路は、前記昇圧回路の昇圧用の第1および第2のスイッチング素子のうちの第1のスイッチング素子をオンオフ制御し、前記第1のスイッチング素子がオンのときに、前記昇圧回路の内部であって昇圧回路を構成するコイルと前記第1のスイッチング素子との共通接続部に生成される監視電圧が所定値以上か否かを判定し、前記監視電圧が所定値以上の場合には、前記第1のスイッチング素子のオン動作を停止させるようになっている。
第2の発明は、入力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路の動作開始時に昇圧回路を起動させる起動回路と、前記昇圧回路の出力電圧が所定値以上になった場合に前記起動回路に代わって前記昇圧回路を駆動させる駆動回路とを含む電源装置において、前記起動回路は、前記昇圧回路の昇圧用の第1および第2のMOSトランジスタのうちの第1のMOSトランジスタをオンオフ制御する起動信号を生成する起動信号生成手段と、前記第1のMOSトランジスタがオンのときに、前記昇圧回路におけるコイルと前記第1のMOSトランジスタの共通接続部の監視電圧が所定値以上か否かを判定し、前記監視電圧が所定値以上の場合には、前記第1のMOSトランジスタをオフさせる判定・制御手段と、を備えている。
第3の発明は、第2の発明において、前記起動信号生成手段は、2つの定電流回路と、この各定電流回路により交互に充電される2つのコンデンサとを含み、前記起動信号の周波数は前記両定電流回路の定電流値を変えることにより調整でき、前記起動信号のデューティ比は前記両コンデンサの容量値を変えることにより調整できるようになっている。
このような構成からなる本発明によれば、昇圧回路の起動時において、昇圧回路の無駄な消費電流を低減してその消費電力を低減でき、かつ、低電圧でも昇圧回路のスイッチング素子の高速なスイッチング動作が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の電源装置の実施形態の全体の構成について、図1を参照しながら説明する。
この実施形態に係る電源装置は、図1示す昇圧回路1の起動時に、昇圧回路1の無駄な消費電流を低減してその消費電力を低減できる上に、低電圧でも昇圧回路1のスイッチング素子の高速なスイッチング動作が行えるようにしたものであり、このような機能を起動回路2に持たせるようにした。
このために、この実施形態に係る電源装置は、図1に示すように、昇圧回路1と、起動回路2と、駆動回路3とを備えている。
昇圧回路1は、直流電源4からの直流の入力電圧VINをスイッチングして所望の出力電圧VOに昇圧させる回路である。起動回路2は、昇圧回路1の動作開始時にその昇圧回路1を起動させる回路である。駆動回路3は、昇圧回路1の出力電圧VOが所定値以上となった場合に、起動回路2に代わって昇圧回路1を駆動させる回路である。ここで、起動回路2は、入力電圧VINにより動作し、駆動回路3は昇圧回路1の出力電圧VOにより動作するようになっている。
次に、昇圧回路1の具体的な構成について、図1を参照して説明する。
昇圧回路1は、図1に示すように、コイル(インダクタ)5、スイッチング素子である2つのN型のMOSトランジスタ6,7、ダイオード(ショットキーダイオード)8、および平滑用のコンデンサ9の組み合わせにより構成される。
さらに詳述すると、コイル5とダイオード8とが直列接続され、この直列回路の一端が入力端子10に接続され、その他端が出力端子11に接続されている。また、コイル5とダイオード8の共通接続部と、共通接続ライン(接地ライン)13との間には、MOSトランジスタ6が接続されている。さらに、MOSトランジスタ6のゲートには起動回路2からの起動信号N1が印加され、これによりMOSトランジスタ6のオンオフが制御されるようになっている。
イダクタンス5とダイオード8の共通接続部と、共通接続ライン13との間には、MOSトランジスタ7が接続されている。MOSトランジスタ7のゲートには駆動回路3からの駆動信号N2が印加され、これによりMOSトランジスタ7のオンオフが制御されるようになっている。また、コンデンサ9は、その一端側が出力端子11に接続され、その他端が共通接続ライン13に接続されている。共通接続ライン13は、共通接続端子12に接続されている。
次に、起動回路2の具体的な構成について、図2を参照して説明する。
起動回路2は、昇圧回路1の昇圧用のMOSトランジスタ6をオンオフ制御し、その起動回路2がオンのときに、昇圧回路1の内部で生成される所定の監視電圧が所定値以上か否かを判定し、その監視電圧が所定値以上の場合には、そのMOSトランジスタ6のスイッチング動作を停止させるようになっている。
このために、起動回路2は、昇圧回路1のMOSトランジスタ6をオンオフ制御する起動信号N1を生成する起動信号生成回路20と、起動時であってMOSトランジスタ6がオンのときに、昇圧回路1の内部における所定の監視電圧が所定値以上か否を判定し、その監視電圧が所定値以上の場合に、起動信号生成部20からの起動信号N1をオフさせる判定・制御回路32とからなる。
そして、起動信号生成回路20は、コンデンサ22とコンデンサ26とが充電と放電とを交互に行うようにし、その両コンデンサ22、26の充電電圧Va、Vbを利用して所望の起動信号N1を生成するようになっている。
このために、起動信号生成回路20は、図2に示すように、定電流回路21、コンデンサ22、N型のMOSトランジスタ23、2入力のノア回路24、定電流回路25、コンデンサ26、N型のMOSトランジスタ27、3入力のノア回路28、および3個のインバータ回路29、30、31から構成される。
定電流回路21は、定電流Iaを生成する回路であり、直流電源4からの供給される入力電圧VINにより駆動されるようになっている。コンデンサ22は、定電流回路21が生成する定電流Iaにより充電されるコンデンサであり、MOSトランジスタ23がオフのときに充電されるようになっている。
MOSトランジスタ23は、コンデンサ22に並列接続されるスイッチング素子であり、そのゲートにノア回路28の出力電圧V2が印加され、これによりオンオフ制御されるようになっている。このため、MOSトランジスタ23がオフのときに、定電流回路21によりコンデンサ22が充電され、MOSトランジスタ23がオンのときに、コンデンサ22の電荷が放電されることになる。
ノア回路24は、コンデンサ22の充電電圧Vaとノア回路28の出力電圧V2との論理和否定演算を行い、その演算結果として出力電圧V1を生成する回路である。ノア回路24の出力電圧V1は、インバータ回路29の入力側、MOSトランジスタ27のゲート、およびノア回路28の入力側にそれぞれ供給されるようになっている。
定電流回路25は、定電流Ibを生成する回路であり、直流電源4からの供給される入力電圧VINにより駆動されるようになっている。コンデンサ26は、定電流回路25が生成する定電流Ibにより充電されるコンデンサであり、MOSトランジスタ27がオフのときに充電されるようになっている。
MOSトランジスタ27は、コンデンサ26に並列接続されるスイッチング素子であり、そのゲートにノア回路24の出力電圧V1が印加され、これによりオンオフ制御されるようになっている。このため、MOSトランジスタ27がオフのときに、定電流回路25によりコンデンサ26が充電され、MOSトランジスタ27がオンのときに、コンデンサ26の電荷が放電されることになる。
ノア回路28は、ノア回路24の出力電圧V1、コンデンサ26の充電電圧Vb、および判定・制御回路29の出力電圧V3の論理和否定演算を行い、その演算結果として出力電圧V2を生成するようになっている。その出力電圧V2は、MOSトランジスタ23のゲートとノア回路24の入力側とにそれぞれ供給されるようになっている。
インバータ回路は29、30、31は、ノア回路24の出力電圧V1を反転する回路であり、これらは直列に接続されている。そして、インバータ回路30の出力電圧XN1を判定・制御回路32に供給するとともに(図3参照)、インバータ回路31の出力電圧を起動回路2の起動信号N1として取り出すようにしている。
判定・制御回路32は、図1に示す昇圧回路1の内部における所定電圧、例えばコイル5とダイオード8の共通接続部の電圧(以下、監視電圧VMという)を取り込み、この監視電圧VMが所定の基準電圧を上回るか否かを判定し、監視電圧VMが基準電圧を上回ったときに出力電圧V3を生成し、その出力電圧V3をノア回路28に供給することにより、起動信号生成回路20からの起動信号N1のMOSトランジスタ6への出力を停止させるようになっている。
次に、図2に示す起動回路2をさら具体的に構成した回路例ついて、図3を参照して説明する。
この起動回路2は、図3に示すように、P型のMOSトランジスタ41、42、43、44、45、46、47、48からなるカレントミラー回路を備え、MOSトランジスタ41には定電流源用の抵抗49で決まる定電流が流れるようになっている。
すなわち、MOSトランジスタ41と抵抗49とが直列接続され、この直列回路が入力電圧(電源電圧)VINが供給される電源ライン50と接地ライン51との間に接続され、かつ、MOSトランジスタ41はMOSトランジスタ42、43、44、45、46、47、48との間でカレントミラー回路を構成している。
従って、各MOSトランジスタ42、43、44、45、46、47、48には、MOSトランジスタ41に流れる電流で決まる所定の電流が流れ、これらは定電流回路(定電流源)として機能するようになっている。
ここで、抵抗49はMOSトランジスタで置き換え、そのゲートに所定のバイアス電圧を供給するようにしても良い。
定電流回路21は、図3に示すように、MOSトランジスタ42から構成される。コンデンサ22は、そのMOSトランジスタ42に流れる定電流Iaにより充電されるようになっている。コンデンサ22の両端には、コンデンサ22の充電電荷を放電させるために、N型のMOSトランジスタ23が接続されている。
ノア回路24は、図3に示すように、N型のMOSトランジスタ52、53と、定電流回路を構成するMOSトランジスタ43とから構成される。
具体的には、MOSトランジスタ52、53の各ソースは共通接続され、その共通接続部が接地ライン51に接続されている。MOSトランジスタ52のゲートには、コンデンサ22の充電電圧Vaが供給されるようになっている。MOSトランジスタ53のゲートには、ノア回路28の出力電圧V2が供給されるようになっている。さらに、MOSトランジスタ52、53の各ドレインは共通接続され、その共通接続部は、MOSトランジスタ43を介して電源ライン50、MOSトランジスタ54のゲート、MOSトランジスタ27のゲート、およびMOSトランジスタ57のゲートにそれぞれ接続されている。
定電流回路25は、図3に示すように、MOSトランジスタ45から構成される。コンデンサ26は、そのMOSトランジスタ45に流れる定電流Ibにより充電されるようになっている。コンデンサ26の両端には、コンデンサ26の充電電荷を放電させるために、N型のMOSトランジスタ27が接続されている。
ノア回路28は、図3に示すように、N型のMOSトランジスタ54、55、56と、定電流回路を構成するMOSトランジスタ44とから構成される。
具体的には、MOSトランジスタ54、55、56の各ソースは共通接続され、その共通接続部が接地ライン51に接続されている。MOSトランジスタ54のゲートには、ノア回路24の出力電圧V1が供給されるようになっている。MOSトランジスタ55のゲートには、判定・制御回路32の出力電圧V3が供給されるようになっている。MOSトランジスタ56のゲートには、コンデンサ26の充電電圧Vbが供給されるようになっている。さらに、MOSトランジスタ54、55、56の各ドレインは共通接続され、その共通接続部は、MOSトランジスタ44を介して電源ライン50、MOSトランジスタ23のゲート、およびMOSトランジスタ53のゲートにそれぞれ接続されている。
インバータ回路29は、図3に示すように、N型のMOSトランジスタ57と、定電流回路を構成するMOSトランジスタ46とから構成され、ノア回路24の出力電圧V1を入力し、これを反転させるようになっている。
インバータ回路30は、図3に示すように、P型のMOSトランジスタ58とN型のMOSトランジスタ59とで構成されるCMOSインバータ回路からなり、インバータ回路29の出力電圧を反転させるようになっている。このインバータ回路30の出力電圧は、判定・制御回路32を構成するMOSトランジスタ64のゲートに供給されるようになっている。
インバータ回路31は、図3に示すように、P型のMOSトランジスタ60とN型のMOSトランジスタ61とで構成されるCMOSインバータ回路からなり、インバータ回路30の出力電圧を反転させるようになっている。このインバータ回路31の出力電圧は、起動回路2の起動信号N1として出力され、図1に示す昇圧回路1のMOSトランジスタ6のゲートに供給されるようになっている。
判定・制御回路32は、図3に示すように、N型のMOSトランジスタ62、63、64と、定電流回路を構成するMOSトランジスタ47、48と、コンデンサ65とから構成される。
MOSトランジスタ62は、そのゲートに昇圧回路1からの監視電圧VMが入力され、その監視電圧VMがしきい値電圧を上回る場合に、導通状態になって出力電圧がHレベルからLレベルに反転するものである。すなわち、MOSトランジスタ62は、監視電圧VMを所定の基準電圧であるしきい値電圧と比較し、監視電圧VMがその基準電圧以上の場合に、出力電圧をLレベルにさせるものである。このMOSトランジスタ62の出力電圧は、MOSトランジスタ63のゲートに供給されるようになっている。
MOSトランジスタ63は、そのゲートにMOSトランジスタ62からの出力電圧が入力され、そのゲート電圧によりオンオフ制御されるスイッチング素子であり、オンの場合にはMOSトランジスタ48に流れる定電流Icを接地ライン51に導き、オフの場合には、MOSトランジスタ64がオフであることを条件にコンデンサ65に導いてそれを充電するようになっている。
このため、定電流回路を構成するMOSトランジスタ48とMOSトランジスタ63とが直列接続され、この直列回路が電源ライン50と接地ライン51との間に接続されている。また、MOSトランジスタ63にコンデンサ65が並列に接続されている。
コンデンサ65は、MOSトランジスタ48に流れる定電流Icにより充電されるものである。そのコンデンサ65の充電電圧は、判定・制御回路32の出力電圧V3としてノア回路28のMOSトランジスタ55のゲートに供給されるようになっている。
MOSトランジスタ64は、コンデンサ65に充電される電荷を強制的に放電させるためのスイッチング素子である。このため、MOSトランジスタ64は、コンデンサ65に並列に接続され、そのゲートにインバータ回路30の出力電圧XN1が供給されるようになっている。従って、MOSトランジスタ64は、その出力電圧XN1がHレベルのときにオンとなり、コンデンサ65の電荷が放電される。
次に、このような構成からなる実施形態の動作の概要について、図1および図4を参照して説明する。
いま、電源が投入されると、昇圧回路1と起動回路2に対して直流電源4からの入力電圧VINが供給される。そして、入力電圧VINが、図4に示すように例えば0.9〔V〕になると、起動回路2が起動信号N1の生成を開始し、この生成された起動信号N1が昇圧回路1のMOSトランジスタ6のゲートに供給される。この結果、昇圧回路1は昇圧動作を行い、その出力電圧VOが図4に示すように徐々に上昇していく。
その後、図4に示すように、時刻t1において、昇圧回路1の出力電圧VOが例えば1.5〔V〕になると、駆動回路3が動作を開始するとともに、起動回路2はその動作を停止する。
ここで、上記の起動回路2の停止と駆動回路3の開始の各制御は、昇圧回路1の出力電圧VOの検出を適宜手段で行い、その検出結果に基づいて制御されるものとする。
このようにして駆動回路3が動作を開始すると、駆動回路3が駆動信号N2の生成を開始し、この生成された駆動信号N2が昇圧回路1のMOSトランジスタ7のゲートに供給される。この結果、昇圧回路1は昇圧動作を行い、その出力電圧VOは徐々に上昇していき、図4に示すように最終的に所定の電圧値となる。
次に、この実施形態の起動回路2の動作について、図2、図5、および図6を参照して説明する。
まず、図2に示す起動回路2において、起動信号生成回路20のみが動作する場合について説明する。
図5(A)に示すように、時刻t1以前において、コンデンサ22の充電電圧VaがLレベルであるとすると、MOSトランジスタ23はオン状態にあるので、そのゲートに印加されるノア回路28の出力電圧V2はHレベルである。このとき、そのコンデンサ22の充電電圧Vaとノア回路28の出力電圧V2はノア回路24に供給されるので、ノア回路24の出力電圧V1はLレベルとなり、このLレベルがMOSトランジスタ27のゲートとノア回路28の入力側に供給される。
このため、コンデンサ22の充電電圧VaがLレベルのときには、MOSトランジスタ27がオフ状態となり、コンデンサ26の充電電圧Vbは図5(B)に示すように徐々に上昇していく。また、このときには、上記のようにノア回路24の出力電圧V2はLレベルであるので、インバータ回路31から出力される起動信号N1は図5(C)のようにHレベルとなる。
その後、コンデンサ26の充電が進み、時刻t1に、その充電電圧Vbがノア回路28のしきい値電圧V2に達すると、ノア回路28の出力電圧VT2がHレベルからLレベルに変化する。これにより、MOSトランジスタ23のゲート電圧、およびノア回路24の入力電圧がHレベルからLレベルに変化する。この結果、MOSトランジスタ23がオンからオフに変化するとともに、ノア回路24の出力電圧V1がLレベルからHレベルに変化し、MOSトランジスタ27がオンとなる。
このため、時刻t1では、コンデンサ22が充電を開始し、その充電電圧Vaが図5(A)に示すように徐々に上昇していく。また、インバータ回路31から出力される起動信号N1は、5(C)に示すようにHレベルからLレベルに変化する。さらに、コンデンサ26の充電電荷は放電され、その充電電圧Vbは、図5(B)に示すように急激に0〔V〕となる。
その後、コンデンサ22の充電が進み、図5(A)に示すように時刻t2において、その充電電圧Vaがノア回路24のしきい値電圧VT1に達すると、ノア回路24の出力電圧V1がHレベルからLレベルに変化する。これにより、MOSトランジスタ27のゲート電圧、およびノア回路28の入力電圧がHレベルからLレベルに変化する。この結果、MOSトランジスタ27がオンからオフに変化するとともに、ノア回路28の出力電圧V1がLレベルからHレベルに変化し、MOSトランジスタ23がオンとなる。
このため、時刻t2では、コンデンサ26が充電を開始し、その充電電圧Vbが図5(B)に示すように徐々に上昇していく。また、インバータ回路31から出力される起動信号N1は、5(C)に示すようにLレベルからHレベルに変化する。さらに、コンデンサ22の充電電荷は放電され、その充電電圧Vaは、図5(A)に示すように急激に0〔V〕となる。
以後、このような一連の動作を繰り返すので、インバータ回路31から出力される起動信号N1は図5(C)に示すようになる。
以上の動作をまとめると、起動回路2における起動信号生成回路20は、図5に示すように、コンデンサ22とコンデンサ26とを交互に充電することにより起動信号N1を生成する。そして、起動信号N1の発振周波数は、定電流回路21、25の各定電流Ia,Ibを調整することにより調整できる。
また、コンデンサ22、26の充電電圧Va,Vbの波高値は、ノア回路24、28のしきい値電圧で決まる。さらに、その充電電圧Va,Vbの立ち上がりの傾きdV/dTは、dV/dT=I/Cとなる。従って、その傾きは、定電流回路21、25の各定電流Ia,Ibの値と、コンデンサ22、26の各容量値により決まる。
このため、定電流回路21、25の各定電流Ia,Ibの値が同じであって、コンデンサ22、26の各容量値が同じである場合には、起動信号N1はデューティ比(Duty)が50%のクロックとなる(図5参照)。
これに対して、コンデンサ22の容量値を、コンデンサ26の容量値よりも大きくすると、充電電圧Va,Vbは図6(A)(B)に示すようになる。その結果、起動信号N1は図6(C)のようになり、図5(C)に比べてデューティ比が変化する。なお、起動信号N1は、入力電圧VINと接地電圧VSSの間でスイングする。
ところで、コンデンサ22、26の容量比を変えることで、起動信号N1のデューティ比を可変できる。また、定電流回路21、25の定電流Ia,Ibを調整して周波数を高くしてもデューティ比は変化しない。このため、その特性は昇圧スイッチングレギュレータ用PWM回路として有効に使える。一般的に、昇圧用スイッチングレギュレータ回路では、スイッチングクロックの最大デューティ比が規定されている(最大デューティ比が80%など)。この起動信号生成回路20では、コンデンサ22、26の容量比を調整することにより、その最大デューティ比を実現できる。
次に、図3に示す起動回路2の動作について説明するが、まず、図3に示す判定・制御回路32を持たない場合に昇圧回路1において生じる不具合について図7を参照して説明する。
この場合には、昇圧回路1のMOSトランジスタ6のゲートには図7(A)で示すような起動信号N1が入力され、MOSトランジスタ6のオンオフ制御が行われる。これにより、コイル5とダイオード8の共通接続点の監視電圧VMは図7(B)に示すようになる。
このとき、昇圧回路1への入力電圧VINが0.9〔V〕程度とすると、MOSトランジスタ6のオン抵抗が大きいため、MOSトランジスタ6自体が簡単に飽和状態になってしまい、例えばMOSトランジスタ6に流れる電流Iは図7(C)に示すようになる。
すなわち、MOSトランジスタ6に流れる電流Iはコイル5に流れる電流に等しいので、インダクタンスLからなるコイル5に蓄積されるエネルギーは、(1/2×I×I×L)となる。このため、MOSトランジスタ6の飽和により電流Iが増加できない場合には、それ以上MOSトランジスタ6をオンにして電流Iを流しても、その電流Iはコイル5に対するエネルギーの蓄積には寄与できず、図7(C)の期間T1に流れる電流Iは無駄な消費電流となる。
そこで、この実施形態では、上記の不都合を解消するために、起動回路2が、起動信号生成回路20の他に図3に示すような判定・制御回路32を備えるようにした。
すなわち、判定・制御回路32は、MOSトランジスタ62を備え、そのゲートに上記の監視電圧VMを入力するようにし(図8(B)参照)、その監視電圧VMがMOSトランジスタ62のしきい値電圧を超えたときに、起動信号生成回路20が生成する起動信号N1を、図8(A)に示すようにHレベルからLレベルに変化させるようにした。すなわち、起動信号N1のオン時間を設定よりも短くなるようにした。
この結果、昇圧回路1のMOSトランジスタ6はオンからオフになり、MOSトランジスタ6に流れる電流Iは図8(C)に示すようになるので、図7(C)に比べて無駄な電流を消費することがなくなり、昇圧回路1の起動時において低消費電流化を実現することができる。
次に、図3に示す起動回路2の動作について、図9を参照して説明する。
図3に示す起動信号生成回路20の動作は、図2に示す起動信号生成回路20の動作と同じであるので、その動作の説明はできるだけ簡略化し、判定・制御回路32の動作を中心に説明する。
図9は、図3に示す起動回路2の各部の波形について、昇圧回路1のMOSトランジスタ6に流れる電流Iが飽和しない場合と、その電流Iが飽和する場合とについて示す。
そこで、まず昇圧回路1のMOSトランジスタ6に流れる電流Iが飽和しない場合の動作について、図9の左側を参照して説明する。
図9の時刻t1において、起動信号生成回路20の生成する起動信号N1が図9(C)に示すようにLレベルからHレベルに変化すると、図1に示す昇圧回路1のMOSトランジスタ6がオフからオンになる。これによりMOSトランジスタ6に電流Iが流れ、コイル5にエネルギーが蓄積されていく。このとき、MOSトランジスタ6に流れる電流Iは飽和しないので、MOSトランジスタ6のゲートに入力される昇圧回路1の監視電圧VMは、図9(E)に示すように時刻t1から時刻t2にかけて上昇していく。
この結果、時刻t1から時刻t2の期間では、監視電圧VMはMOSトランジスタ62NOしきい値電圧Vth以下であり、MOSトランジスタ62はオフとなってその出力電圧はHレベルとなる。このため、MOSトランジスタ63はオンとなり、これによりコンデンサ65はMOSトランジスタ48からの定電流Icで充電されないので、コンデンサ65の充電電圧V3は、図9(F)に示すように0〔V〕のままである。また、時刻t1から時刻t2の期間は、インバータ回路30の出力電圧XN1は図9(D)に示すようにLレベルであるので、MOSトランジスタ64はオフとなる。
以上からわかるように、昇圧回路1のMOSトランジスタ6に流れる電流Iが飽和しない場合には、起動信号生成回路20で生成される起動信号N1は、判定・制御回路32で制御されることはない。
次に、昇圧回路1のMOSトランジスタ6に流れる電流Iが飽和する場合の動作について、図9の右側を参照して説明する。
図9の時刻t3において、起動信号生成回路20の生成する起動信号N1が図9(C)に示すようにLレベルからHレベルに変化すると、図1に示す昇圧回路1のMOSトランジスタ6がオフからオンになる。これによりMOSトランジスタ6に電流Iが流れ、コイル5にエネルギーが蓄積されていく。また、昇圧回路1の監視電圧VMは、図9(E)に示すように時刻t3から上昇していく。
そして、その昇圧電圧VMが、時刻t4においてMOSトランジスタ62のしきい値電圧Vthに達すると、MOSトランジスタ62はオンとなってその出力電圧はLレベルとなる。このため、MOSトランジスタ63はオフとなるとともに、このときには、インバータ回路30の出力電圧XN1は図9(D)に示すようにLレベルであるので、MOSトランジスタ64はオフとなる。
従って、コンデンサ65はMOSトランジスタ48からの定電流Icで充電されるので、コンデンサ65の充電電圧V3は、図9(F)に示すように急激に上昇する。そして、時刻t5において、その充電電圧V3がノア回路28のしきい値電圧Vthを超えると、ノア回路28の出力電圧V2がHレベルからLレベルに変化し、さらにノア回路24の出力電圧V1がLレベルからHレベルに変化する。この結果、時刻t6では、起動信号N1は、図9(C)に示すようにHレベルからLレベルに変化し、MOSトランジスタ6がオンからオフに変化するので、MOSトランジスタ6に無駄な電流が流れなくなる。
以上からわかるように、昇圧回路1のMOSトランジスタ6に流れる電流Iが飽和する場合には、起動信号生成回路20で生成される起動信号N1は、MOSトランジスタ6のオン期間が判定・制御回路32で短くなるように制御される。
また、図3に示す起動信号生成回路20で生成される起動信号N1のオフ時間は固定されているが、判定・制御回路32の上記のような動作により起動信号N1のオン時間が短くなり、MOSトランジスタ6のスイッチング周波数が高速になってくる。特に、昇圧回路1の入力電圧VINが低い場合にはコイル5に蓄積されるエネルギーが小さくなるため、上記のようにスイッチング周波数が上がることで、昇圧回路1の起動時に出力電圧をすばやく立ち上げることが可能となる。
次に、本発明の実施形態の第1の変形例について、図10を参照して説明する。
この第1の変形例は、図10に示すように、図1の実施形態のダイオード8をMOSトランジスタ71に置き換え、このMOSトランジスタのオンオフ制御を駆動回路3で行うようにしたものである。この第1の変形例の他の部分の構成は図1の実施形態の構成と同じであるので、同一構成要素には同一符号を付して、その構成の説明は省略する。
次に、本発明の実施形態の第2の変形例について、図11を参照して説明する。
図10に示す第1の変形例では、昇圧回路1が、起動回路2で起動されるMOSトランジスタ6と、駆動回路3で駆動されるMOSトランジスタ7とを備えている。
そこで、第2の変形例では、その両MOSトランジスタ6、7を1つのMOSトランジスタ72にまとめるとともに、2入力のノア回路73とインバータ回路74とを追加するようにしたものである。そして、起動回路2からの起動信号N1と駆動回路3からの駆動信号N2とをノア回路73の入力側に供給するとともに、ノア回路73の出力をインバータ回路74を介してMOSトランジスタ72のゲートに供給するようにした。
この第2の変形例の他の部分の構成は図10の第1の変形例の構成と同じであるので、同一構成要素には同一符号を付して、その構成の説明は省略する。
次に、本発明の実施形態の起動回路の変形例について、図12を参照して説明する。
図12に示す起動回路2Aは、図2に示す起動回路2の構成を基本とし、コンデンサ22の充電電圧Vaをシュミットトリガ回路75を介してノア回路24に入力するとともに、コンデンサ26の充電電圧Vbをシュミットトリガ回路76を介してノア回路28に入力するようにした点を追加したものである。このように、シュミットトリガ回路75、76を追加すると、動作の安定化を図ることができる。
なお、起動回路2Aの他の部分の構成は図2に示す起動回路2の構成と同じであるので、同一構成要素には同一符号を付して、その構成の説明は省略する。
本発明の実施形態の全体の構成を示す回路図である。 図1に示す起動回路の具体的な構成を示す回路図である。 図2に示す起動回路のトランジスタレベルでの具体的な構成を示す回路図である。 この実施形態の動作の概要を説明するための説明図である。 図2に示す起動回路のうち、起動信号生成回路の動作を説明するための波形図であって、その主要部の波形例を示す。 図2に示す起動回路のうち、起動信号生成回路の他の動作を説明するための波形図であって、その主要部の波形例を示す。 図1に示す昇圧回路の動作の不具合を説明するための波形図であって、その各部の波形例を示す。 図1に示す昇圧回路の動作の不具合を解消させることを説明するための波形図であって、図7に対応する。 図3に示す起動回路の動作を説明するための波形図であって、その主要部の波形例を示す。 本発明の実施形態の第1の変形例の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態の第2の変形例の構成を示す回路図である。 起動回路の変形例の構成を示す回路図である。
符号の説明
1・・・昇圧回路、2・・起動回路、3・・・駆動回路、4・・・直流電源、5・・・コイル、6、7・・・MOSトランジスタ、8・・・ダイオード、9・・・コンデンサ、10・・・入力端子、11・・・出力端子、13・・・共通接続ライン。

Claims (3)

  1. 入力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路の動作開始時に昇圧回路を起動させる起動回路と、前記昇圧回路の出力電圧が所定値以上になった場合に前記起動回路に代わって前記昇圧回路を駆動させる駆動回路とを含む電源装置において、
    前記起動回路は、
    前記昇圧回路の昇圧用の第1および第2のスイッチング素子のうちの第1のスイッチング素子をオンオフ制御し、前記第1のスイッチング素子がオンのときに、前記昇圧回路の内部であって昇圧回路を構成するコイルと前記第1のスイッチング素子との共通接続部に生成される監視電圧が所定値以上か否かを判定し、前記監視電圧が所定値以上の場合には、前記第1のスイッチング素子のオン動作を停止させるようになっていることを特徴とする電源装置。
  2. 入力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路の動作開始時に昇圧回路を起動させる起動回路と、前記昇圧回路の出力電圧が所定値以上になった場合に前記起動回路に代わって前記昇圧回路を駆動させる駆動回路とを含む電源装置において、
    前記起動回路は、
    前記昇圧回路の昇圧用の第1および第2のMOSトランジスタのうちの第1のMOSトランジスタをオンオフ制御する起動信号を生成する起動信号生成手段と、
    前記第1のMOSトランジスタがオンのときに、前記昇圧回路におけるコイルと前記第1のMOSトランジスタの共通接続部の監視電圧が所定値以上か否かを判定し、前記監視電圧が所定値以上の場合には、前記第1のMOSトランジスタをオフさせる判定・制御手段と、
    を備えていることを特徴とする電源装置。
  3. 前記起動信号生成手段は、2つの定電流回路と、この各定電流回路により交互に充電される2つのコンデンサとを含み、前記起動信号の周波数は前記両定電流回路の定電流値を変えることにより調整でき、前記起動信号のデューティ比は前記両コンデンサの容量値を変えることにより調整できるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
JP2003392044A 2003-11-21 2003-11-21 電源装置 Expired - Fee Related JP3876878B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392044A JP3876878B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 電源装置
US10/994,214 US7218538B2 (en) 2003-11-21 2004-11-19 Power source device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392044A JP3876878B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005160155A JP2005160155A (ja) 2005-06-16
JP3876878B2 true JP3876878B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=34718882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003392044A Expired - Fee Related JP3876878B2 (ja) 2003-11-21 2003-11-21 電源装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7218538B2 (ja)
JP (1) JP3876878B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079448A (ja) 2006-09-22 2008-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧電源装置
JP4820257B2 (ja) * 2006-09-28 2011-11-24 パナソニック株式会社 昇圧コンバータ
JP5729959B2 (ja) * 2010-09-30 2015-06-03 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 駆動制御信号生成回路
JP5289597B2 (ja) * 2012-02-21 2013-09-11 三菱電機株式会社 電源装置及び照明器具
CN103414332B (zh) * 2013-08-30 2016-05-11 深圳市英威腾电气股份有限公司 一种电源芯片故障检测和控制电路、方法及系统
CN103683892B (zh) * 2013-12-30 2015-12-09 杭州士兰微电子股份有限公司 开关电源及其控制器
DE102015104202B4 (de) * 2015-03-20 2023-06-15 Fujitsu Client Computing Limited Netzteilanordnung, Computersystem und Betriebsverfahren

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868730A (en) * 1986-07-15 1989-09-19 Combustion Electromagnetics, Inc. DC to DC converter current pump
JPH0564426A (ja) 1991-08-30 1993-03-12 Victor Co Of Japan Ltd チヨツパーレギユレータ
JP3003437B2 (ja) 1992-11-20 2000-01-31 モトローラ株式会社 電圧変換装置
JP2888729B2 (ja) 1993-04-15 1999-05-10 株式会社ユタカ電機製作所 出力短絡保護回路
JP3100914B2 (ja) 1996-12-25 2000-10-23 松下電器産業株式会社 スイッチング電源
SE515882C2 (sv) * 1998-03-17 2001-10-22 Ericsson Telefon Ab L M Elektriskt effekthanteringssystem samt radiokommunikationsanordning innefattande ett sådant system
US6275397B1 (en) * 2000-06-27 2001-08-14 Power-One, Inc. Power factor correction control circuit for regulating the current waveshape in a switching power supply
JP2003008404A (ja) 2001-06-26 2003-01-10 Fujitsu Ltd 発振回路
JP2003092873A (ja) 2001-09-19 2003-03-28 Fuji Electric Co Ltd スイッチング電源回路およびその半導体集積回路
JP2004207018A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Seiko Epson Corp 光源駆動回路、プロジェクタ、光源の点灯制御方法、及びこの方法を実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラム
US6937487B1 (en) * 2003-04-29 2005-08-30 National Semiconductor Corporation Apparatus and method for a voltage booster with improved voltage regulator efficiency

Also Published As

Publication number Publication date
US7218538B2 (en) 2007-05-15
JP2005160155A (ja) 2005-06-16
US20050168163A1 (en) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8558526B2 (en) DC-DC converter having a bootstrap circuit
US6738272B2 (en) Charge pump rush current limiting circuit
US8120338B2 (en) Dropper-type regulator
JP3912417B2 (ja) 駆動回路
JP2004173481A (ja) スイッチングレギュレータ及び電源装置
US6198258B1 (en) DC-DC converter capable of soft starting function by slowly raising reference voltage
JP2006288062A (ja) Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御回路、及びdc−dcコンバータの制御方法
JPH0576167A (ja) Dc/dc電圧変換装置
JP4487649B2 (ja) 昇降圧型dc−dcコンバータの制御装置
JP3876878B2 (ja) 電源装置
JP5540924B2 (ja) 集積回路装置及びその静電保護回路の制御方法
JP4938425B2 (ja) スイッチング制御回路
US6429635B2 (en) Drive circuit for insulated gate type FETs
JP2007151322A (ja) 電源回路およびdc−dcコンバータ
JP2009095214A (ja) Dc−dcコンバータ回路
JP3289680B2 (ja) 電源装置の突入電流防止回路
JP4326427B2 (ja) 同期整流回路及びこれを用いたスイッチング電源
CN110557005B (zh) 电压转换电路及其控制电路
CN111082655A (zh) 负载驱动电路
JP5475612B2 (ja) 電源装置
US6943536B2 (en) Power supply circuit for charging a bootstrap capacitor
JP2005210820A (ja) 同期整流式dc/dcコンバータ
JP2016063648A (ja) 駆動装置
JP4400992B2 (ja) 駆動信号供給回路
JP3622018B2 (ja) Dc−dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees