JP3876702B2 - サービス提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービス提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、チャットシステムにおいて、ユーザが、他のユーザと、より円滑にコミュニケーションできるようにしたサービス提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットにおいて提供されるサービスに、チャットシステムがある。チャットシステムにおいては、サーバにログインしている、あるクライアントから送信されてくるテキストデータがサーバで受信され、他のログインしているクライアントに送信されるようになっており、これにより、遠隔地にいる複数のユーザ同士が、容易にコミュニケーションを図ることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のチャットシステムにおいては、複数のユーザ同士が共有できるのは、1つのウィンドウに入力時刻順に表示されたテキストデータだけであり、入力時刻順に表示されたテキストデータとは別の情報を、複数のユーザで、共有することができず、ユーザは、他のユーザに伝えたい情報を、必ずしも的確に伝えられないという課題があった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数のユーザ同士が、より円滑に、コミュニケーションを図ることができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のサービス提供システムは、情報提供装置は、情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶手段と、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報を記憶する第2の記憶手段と、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報を記憶する第3の記憶手段と、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信する送信手段とを備え、情報処理装置は、情報提供装置より受信された第1の情報をユーザに提示する第1の提示手段と、情報提供装置より受信された第2の情報をユーザに提示する第2の提示手段とを備え、第2の記憶手段は、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、第1の情報と共に記憶し、送信手段は、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、同一のグループに属する情報処理装置に送信することを特徴とする。
【0006】
本発明の情報提供装置は、情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶手段と、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報を記憶する第2の記憶手段と、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報を記憶する第3の記憶手段と、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信する送信手段とを備え、第2の記憶手段は、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、第1の情報と共に記憶し、送信手段は、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、同一のグループに属する情報処理装置に送信することを特徴とする。
【0007】
前記第1の情報は、テキストデータであるようにすることができる。
【0008】
前記第2の情報は、テキストデータ、グラフ、表、および画像データのうち、少なくとも1つを含むようにすることができる。
【0009】
前記情報処理装置より、前記第2の情報が受信された場合、前記第2の情報に付されている前記第2の情報を識別するIDに基づいて、同一の前記IDを有する前記第2の情報が、前記第3の記憶手段により、すでに記憶されているか否かを判定する判定手段と、判定手段により、前記情報処理装置より受信された前記第2の情報と同一の前記IDを有する前記第2の情報が、前記第3の記憶手段により、すでに記憶されていると判定された場合、前記第3の記憶手段により記憶されている、同一の前記IDを有する前記第2の情報を、前記第3の記憶手段から消去する記憶制御手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0011】
本発明の情報提供方法は、情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶ステップと、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報を記憶する第2の記憶ステップと、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報を記憶する第3の記憶ステップと、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含み、第2の記憶ステップにおいて、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、第1の情報と共に記憶され、送信ステップにおいて、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、同一のグループに属する情報処理装置に送信されることを特徴とする。
【0012】
本発明の第1のプログラムは、情報処理装置が属するグループの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報の記憶を制御する第3の記憶制御ステップと、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信する送信ステップとを実行させ、第2の記憶制御ステップにおいて、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、第1の情報と共に記憶され、送信ステップにおいて、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、同一のグループに属する情報処理装置に送信される。
【0013】
本発明の情報処理装置は、情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示手段と、情報提供装置より受信された、第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示手段と、情報提供装置より、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報に基づいて、第1の提示手段により提示されている第1の情報と、第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
前記第1の情報は、テキストデータであるようにすることができる。
【0015】
前記第2の情報は、テキストデータ、グラフ、表、および画像データのうち、少なくとも1つを含むようにすることができる。
【0016】
前記情報提供装置には、前記第1の情報が、入力時刻順に記憶され、前記第1の提示手段には、前記第1の情報を、前記情報提供装置により記憶された順番で、前記ユーザに提示するようにさせることができる。
【0017】
前記第2の提示手段により前記第2の情報が前記ユーザに提示されていた場合、前記情報提供装置より、前記第2の情報が受信されたとき、受信された前記第2の情報を識別するIDと、前記第2の提示手段により提示されている前記第2の情報の前記IDが同一であるか否かを判定する判定手段と、判定手段により、受信された前記第2の情報の前記IDと、前記第2の提示手段により提示されている前記第2の情報の前記IDが同一であると判定された場合、前記第2の提示手段により提示する前記第2の情報を、受信された前記第2の情報に置き換える置換手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0018】
前記情報提供装置より受信された前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、前記情報提供装置より受信された前記第2の情報を記憶する第2の記憶手段とをさらに設け、前記第1の提示手段には、第1の記憶手段により記憶された前記第1の情報を、ユーザに提示するようにさせ、前記第2の提示手段には、第2の記憶手段により記憶された前記第2の情報を、ユーザに提示するようにさせることができる。
【0020】
前記第1の情報と、前記第2の提示手段の間の対応関係を示す前記情報は、前記第1の情報から前記第2の提示手段に向かう矢印であるようにすることができる。
【0021】
前記第2の提示手段には、前記第2の情報を表示する領域に、新規に前記第2の情報の作成を受け付けるようにさせることができる。
【0022】
前記第1の情報の入力を受け付ける第1の受付手段と、第1の受付手段により入力が受け付けられた前記第1の情報と、前記第2の提示手段により作成が受け付けられた新規の前記第2の情報の対応付けを受け付ける第2の受付手段と、第2の受付手段により受け付けられた前記第1の情報と前記第2の情報の対応付けに基づいて、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報を作成する作成手段と、第1の受付手段により入力が受け付けられた前記第1の情報、前記第2の提示手段により作成が受け付けられた新規の前記第2の情報、および、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報を、前記情報提供装置に送信する送信手段をさらに設けるようにすることができる。
【0023】
前記第2の提示手段には、提示している前記第2の情報に対する、情報の追記、または削除を受け付けるようにさせ、前記送信手段には、前記第2の提示手段が提示している前記第2の情報に、前記情報の追記、または削除が受け付けられた場合、前記情報の追記、または削除が受け付けられた前記第2の情報を、前記情報提供装置に送信するようにさせることができる。
【0024】
前記第2の提示手段には、前記第2の情報と共に、アイコンを表示するようにさせ、前記第2の受付手段には、前記第1の受付手段により前記第1の情報の入力を受け付ける領域に、前記アイコンがドラッグアンドドロップされた場合、入力が受け付けられていた前記第1の情報と、前記アイコンがドラッグアンドドロップされた前記第2の情報との対応付けを受け付けるようにさせることができる。
【0025】
前記第2の受付手段には、前記第1の受付手段により、予め設定された所定の単語の入力が受け付けられた場合、前記第2の提示手段により前記第2の情報が提示されていたとき、前記第1の受付手段により入力が受け付けられている前記第1の情報と、前記第2の情報との対応付けを受け付けるようにさせることができる。
【0026】
本発明の情報処理方法は、情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示ステップと、情報提供装置より受信された、第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示ステップと、情報提供装置より、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報に基づいて、第1の提示ステップにおいて提示されている第1の情報と、第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0027】
本発明の第2のプログラムは、情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示ステップと、情報提供装置より受信された、第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示ステップと、情報提供装置より、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報に基づいて、第1の提示ステップにおいて提示されている第1の情報と、第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示ステップとを、コンピュータに実行させる。
【0028】
本発明のサービス提供システムにおいては、情報提供装置では、情報処理装置が属するグループが記憶され、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報が記憶され、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報が記憶され、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報が、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信され、情報処理装置では、情報提供装置より受信された第1の情報がユーザに提示され、情報提供装置より受信された第2の情報がユーザに提示される。さらに、情報提供装置では、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、第1の情報と共に記憶され、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、同一のグループに属する情報処理装置に送信される。
【0029】
本発明の情報提供装置および方法、並びにプログラムにおいては、情報処理装置が属するグループが記憶され、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報が記憶され、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報が記憶され、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報が、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信される。さらに、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、第1の情報と共に記憶され、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、同一のグループに属する情報処理装置に送信される。
【0030】
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報がユーザに提示され、情報提供装置より受信された、第1の情報とは異なる第2の情報がユーザに提示される。さらに、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報に基づいて、第1の提示手段により提示されている第1の情報と、第2の提示手段との間の対応関係を示す情報が表示される。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用したチャットシステムの一実施の形態の構成を示す図である。このシステムは、チャットを行うためのチャットクライアントとチャットサーバをベースに構成されている。
【0032】
すなわち、図1の実施の形態においては、サーバ2が、通信部11を介して、インターネット等のネットワーク1に接続されている。また、ネットワーク1には、3台のクライアントコンピュータ3−1乃至3−3も接続されている。
【0033】
サーバ2は、例えば、ワークステーション、パーソナルコンピュータ等で構成され、チャットサーバプログラムを実行することで、チャットサーバとして機能する。
【0034】
すなわち、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3同士が入力したテキストデータ(以下、チャット文章と称する)を、チャットログデータとして、入力時刻順にデータベース13に記憶させる。また、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3同士が、クライアントコンピュータ同士で共有するために入力したデータであり、かつ、チャットログデータとは別のデータを、共有情報として、データベース13に記憶させる。
【0035】
そして、サーバ2は、データベース13に記憶させたチャットログデータ、および共有情報を、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3の表示に反映させる。このデータベース13の管理は、チャットルーム管理部12が行っている。このようにして、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3同士がチャットを行うためのチャット環境を提供するようになっている。
【0036】
クライアントコンピュータ3−1乃至3−3(以下、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3を個々に区別する必要がない場合、単に、クライアントコンピュータ3と略記する)は、サーバ2が提供するチャット空間を、他のクライアントコンピュータ3との間で共有しながらチャットを行うためのチャットクライアントプログラムを記憶しており、このチャットクライアントプログラムと、サーバ2におけるチャットサーバプログラムの実行により、クライアントコンピュータ3では、チャットを行うためのチャット空間が表示される。
【0037】
図2は、図1のサーバ2の構成例を示している。ROM(Read Only Memory)32には、CPU(Central Processing Unit)31が使用するプログラムや、演算用パラメータのうちの基本的に固定のデータ等が格納されている。CPU31は、各種アプリケーションプログラムや、基本的なOS(Operating System)のプログラムを実行し、これにより、後述するような各種の処理を行う。RAM(Random Access Memory)33には、CPU31が実行するプログラムや、その処理上必要なデータ等が格納される。
【0038】
CPU31、ROM32、およびRAM33は、バス34により相互に接続されている。このバス34にはまた、入出力インターフェイス35も接続されている。
【0039】
入出力インターフェイス35には、チャットルーム管理部12、入力部36、音声出力部37、モニタ38、記憶部39、通信部11が接続されている。また、入出力インターフェイス35には、必要に応じて、ドライブ40が接続される。
【0040】
チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3より、新規チャットルームの作成の指示を受信したとき、新規チャットルームにおいて、以後、交信されるデータを管理するための領域を、データベース13内に作成する。この領域には、チャットルームを識別するためのチャットルームIDが付される。
【0041】
また、新規チャットルーム用に作成された領域には、チャットログデータを管理する領域、および共有情報を管理する領域が作成され、以降、チャットログデータおよび共有情報は、それぞれの領域において管理される。
【0042】
なお、以下の説明において、チャットログデータを管理する領域を、チャットログデータ管理領域と、共有情報を管理する領域を、共有情報管理領域と、それぞれ称する。
【0043】
チャットルーム管理部12は、チャットを行っているクライアントコンピュータ3より、チャット文章を受信すると、チャット文章と共に送られてきたチャットルームIDに基づいて、データベース13内にある、対応するチャットルームを検索する。そして、チャットルーム管理部12は、受信したチャット文章を、そのチャットルーム内にあるチャットログデータ管理領域に、チャットログデータとして記憶させる。
【0044】
なお、チャットログ管理領域に、すでにチャットログデータが記憶されていた場合、チャットルーム管理部12は、すでに記憶されているチャットログデータに、受信したチャット文章を追加して、記憶を更新させる。
【0045】
また、クライアントコンピュータ3より受信されたチャット文章に、共有情報ID(共有情報の個々を識別するためのID。詳細は後述する)が添付されていた場合、チャットルーム管理部12は、チャット文章に添付されていた共有情報IDを、チャットログデータに添付して、チャットログデータ管理領域に記憶させる。
【0046】
チャットルーム管理部12は、受信したチャット文章をチャットログデータとしてデータベース13に記憶させた後、同じチャットルームでチャットを行っている全てのクライアントコンピュータ3(すなわち、同一のチャット空間を共有しているクライアントコンピュータ3)に対して、データベース13に記憶されているチャットログデータを、通信部11より送信する。
【0047】
ただし、送信されるのは、チャットログデータの内、受信したチャット文章に対応する部分のデータのみである。また、チャットログデータに、共有情報IDが添付されていた場合、チャットルーム管理部12は、チャットログデータと共に、共有情報IDも、通信部11より送信する。
【0048】
また、チャットルーム管理部12は、チャットを行っているクライアントコンピュータ3より、共有情報を受信すると、共有情報と共に送られてきたチャットルームIDに基づいて、データベース13内にある、対応するチャットルームを検索する。そして、チャットルーム管理部12は、受信された共有情報を、データベース13のチャットルームIDに対応する共有情報管理領域に記憶させる。
【0049】
ただし、データベース13の共有情報管理領域に、既に、同一の共有情報IDを有する共有情報が記憶されていた場合、チャットルーム管理部12は、データベース13の共有情報管理領域に記憶されていた、同一IDを有する共有情報を消去してから、新たに受信された共有情報を記憶させる。
【0050】
チャットルーム管理部12は、共有情報管理領域に共有情報を記憶させた後、記憶させた共有情報を、通信部11より、チャットルームに属する全てのクライアントコンピュータ3に送信する。
【0051】
また、チャットルーム管理部12は、チャットルームにログインしているメンバの個々を識別、管理しており、すでに実行中のチャットに、新たにユーザがログインした場合、または、チャットからユーザがログアウトした場合、チャットルーム管理部12は、チャットルームにログインしているメンバに関する情報(以下、ログインユーザ情報と称する)を更新すると共に、更新したログインユーザ情報を、チャットルームにログインしている全てのクライアントコンピュータ3に送信する。
【0052】
入力部36は、例えば、キーボードやマウス等で構成され、CPU31に各種の指令を入力するとき、ユーザにより操作される。音声出力部37は、CPU31の制御の下、所定の音声データを再生するようになっている。モニタ38は、例えば、CRT(Cathode-Ray Tube)、またはLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、CPU31の制御の下、所定の情報を表示する。記憶部39は、例えば、OSや、クライアントコンピュータ3に供給するチャットクライアントプログラム等を記憶している。
【0053】
通信部11は、ネットワーク1を介して、クライアントコンピュータ3との間での通信処理を実行する。
【0054】
入出力インターフェイス35には、また、必要に応じてドライブ40が接続され、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、或いは半導体メモリ44などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部39にインストールされる。
【0055】
図3は、図1のクライアントコンピュータ3の構成例を示している。同図に示すように、クライアントコンピュータ3は、図2のサーバ2の内部構成から、チャットルーム管理部12、およびデータベース13を消去し、代わりにチャット入力管理部66、共有情報管理部67、およびチャットログ管理部68を付け加えた構成になっている。そこで、以下、チャット入力管理部66、共有情報管理部67、およびチャットログ管理部68について説明し、サーバ2と同一の部分についての説明は省略する。
【0056】
以下の説明において、各ユーザから入力されたチャットログデータを、入力時刻順に表示するウィンドウ(従来の、チャットを行うためのウィンドウ)を、チャットウィンドウと称する。また、共有情報を表示し、表示された共有情報に対して、各ユーザからの情報の追記または削除を受け付けるウィンドウを、共有情報ウィンドウと称する。
【0057】
チャット入力管理部66は、入力部69を介して、チャットウィンドウの所定の位置(入力エリア)に入力されたチャット文章に、所定の処理を施した後、通信部73を介して、サーバ2に送信する。
【0058】
また、チャット入力管理部66は、入力エリアに入力中のチャット文章に対して、共有情報ウィンドウとの関連付け操作が加えられた場合、入力中のチャット文章に所定の文字列を付加し、チャット文章と、共有情報ウィンドウとの関連を示す矢印を、モニタ71に表示させる。その後、チャット文章を送信する指示が、入力部69より入力されたとき、チャット入力管理部66は、サーバ2に送信するチャット文章に、共有情報ID(詳細は後述)を添付してから、サーバ2に送信する。
【0059】
共有情報管理部67は、共有情報ウィンドウにおいて作成された情報を、他のクライアントコンピュータ3と共有することが、ユーザにより指定された場合、共有情報の個々を識別するための共有情報IDを作成し、作成した共有情報IDを共有情報に添付し、通信部73を介して、サーバ2に送信する。
【0060】
また、共有情報管理部67は、通信部73を介して、サーバ2より、共有情報が受信された場合、受信された共有情報を、記憶部72に記憶させる。
【0061】
ただし、記憶部72に、既に、同一の共有情報IDを有する共有情報が記憶されていた場合、共有情報管理部67は、記憶部72に記憶されていた、同一IDを有する共有情報を消去してから、新たに受信された共有情報を、記憶させる。
【0062】
その後、共有情報管理部67は、記憶部72に記憶させた共有情報を、共有情報ウィンドウに表示させる。
【0063】
チャットログ管理部68は、サーバ2より供給されたチャットログデータを記憶部72に記憶させ、その後、モニタ71にチャットウィンドウを表示させ、その中に、チャットログデータを表示させる。なお、サーバ2より供給されたチャットログデータに、共有情報IDが添付されていた場合、共有情報IDも共に、記憶部72に記憶させる。
【0064】
また、チャットログ管理部68は、すでにチャットログデータを記憶部72に記憶させていた場合、新たにサーバ2よりチャットログデータが供給されたとき、記憶部72に記憶させていたチャットログデータに、受信したチャットログデータを追加して、記憶させる。そして、チャットログ管理部68は、記憶させたチャットログデータを、チャットウィンドウに追加表示させる。
【0065】
以下に、図4のフローチャートを参照して、チャットを開始する際の処理について説明する。
【0066】
なお、以下の説明においては、クライアントコンピュータ3−1を使用しているユーザをユーザAとし、クライアントコンピュータ3−2を使用しているユーザをユーザBとし、クライアントコンピュータ3−3を使用しているユーザをユーザCとする。また、ユーザAのハンドルネームを「AAA」と、ユーザBのハンドルネームを「BBB」と、ユーザCのハンドルネームを「CCC」とする。
【0067】
また、以下の説明においては、クライアントコンピュータ3のモニタ71に表示される画像の例を参照するが、複数の図面において、同一の部分を示す場合、同一の番号を付してある。
【0068】
サーバ2は、起動され、ネットワーク1に接続されているクライアントコンピュータ3の検出を、常時行っている。
【0069】
ユーザAが、クライアントコンピュータ3−1を起動すると、クライアントコンピュータ3−1内において、チャットシステムを管理するクライアントプログラムが起動する。クライアントプログラムの作動により、クライアントコンピュータ3−1は、モニタ71上の所定の位置に、他のクライアントコンピュータ3の中で、その時点において、起動され、ネットワーク1に接続されているクライアントコンピュータ3のリスト(以下、ユーザリストと称する)を表示する。
【0070】
そこで、図4のステップS11において、ユーザAは、クライアントコンピュータ3−1の入力部69を操作して、モニタ71に表示されているユーザリストの中から、チャットを行いたい相手(ここでは、ユーザBとする)を指定する。クライアントコンピュータ3−1は、ユーザからの指定に基づいて、チャットを行いたい相手として指定されたユーザBのハンドルネーム「BBB」および、招待するチャットルームの名前(ここでは「AAA」とする)を、サーバ2に送信し、ユーザBに、チャットへの招待状を送信するよう、サーバ2に要求する。
【0071】
ステップS1において、サーバ2は、ステップS11において、クライアントコンピュータ3−1から送信された要求を受信する。
【0072】
ステップS2において、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−2に対して、ユーザAからチャットルーム「AAA」のチャットへの誘いがあることを通知する招待状を送信する。
【0073】
ステップS21において、クライアントコンピュータ3−2の通信部73は、ステップS2において、サーバ2から送信された招待状を受信し、モニタ71に表示する。このとき、モニタ71には、「AAAから、チャットへの招待状が届いています。チャットに参加しますか? YES, NO」のような案内が表示される。
【0074】
ユーザBが、「NO」を選択すると、クライアントコンピュータ3−2は、その旨をサーバ2に送信し、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1に、ユーザBはチャットを行わない旨を通知する。
【0075】
ユーザBが、「YES」を選択すると、ステップS22において、クライアントコンピュータ3−2は、ユーザBがチャットを行う旨を、通信部73より、サーバ2に通知する。
【0076】
ステップS3において、サーバ2は、ステップS22におけるクライアントコンピュータ3−2からの通知を受信する。
【0077】
ステップS4において、サーバ2のチャットルーム管理部12は、データベース13に、新たなチャットルームにおいて、クライアントコンピュータ3−1および3−2間で交信されるデータを保存する領域を作成し、作成した領域にチャットルームIDを付する。また、チャットルーム管理部12は、ユーザAとユーザBが、新規チャットルームにログインしていることを示すログインユーザ情報を作成し、チャットルームIDが付された領域に記憶させる。
【0078】
ステップS5において、サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1、およびクライアントコンピュータ3−2に、チャット開始の指示を送信する。
【0079】
ステップS12において、クライアントコンピュータ3−1の通信部73は、ステップS5で、サーバ2より送信された指示を受信し、ステップS13において、クライアントコンピュータ3−1のCPU61は、記憶部72内に、これ以降、チャットルームにおいて交信されるデータを記憶させるための領域を作成する。
【0080】
ステップS14において、クライアントコンピュータ3−1のCPU61は、モニタ71の所定の位置に、チャットウィンドウを表示させる。図5には、クライアントコンピュータ3−1のモニタ71に表示される画像の例が示されている。
【0081】
図5において、モニタ71には、左方にチャットウィンドウ101が表示されている。チャットウィンドウ101は、ログ表示エリア102、入力エリア103、およびユーザリスト表示エリア104により構成されている。
【0082】
入力エリア103は、ユーザからの文字列の入力を受け付けるエリアである。ただし、ステップS14の時点では、入力エリア103に、文字は入力されていない。ログ表示エリア102は、チャットログデータが表示される。ユーザリスト表示エリア104には、クライアントコンピュータ3の内、ネットワーク1に接続されているクライアントコンピュータ3の所有者であるユーザのリストが、ハンドルネームで表示される。
【0083】
送信キー105がクリックされると、入力エリア103に入力されたチャット文章が、サーバ2に送信される。
【0084】
ステップS23において、クライアントコンピュータ3−2の通信部73は、ステップS5で、サーバ2より送信された指示を受信し、ステップS24において、クライアントコンピュータ3−2のCPU61は、記憶部72内に、これ以降、チャットルームにおいて交信されるデータを記憶させるための領域を作成する。
【0085】
ステップS25において、クライアントコンピュータ3−2のCPU61は、モニタ71の所定の位置に、チャットウィンドウを表示させる。クライアントコンピュータ3−2のモニタ71にも、クライアントコンピュータ3−1と同様に、ログ表示エリア、入力エリア、およびユーザリスト表示エリアを含むチャットウィンドウが表示される。
【0086】
以上に説明したようにして、ユーザAとユーザBの間で、新規のチャットルームの共有が、開始される。ただし、勿論、上述したような手順によらずに、チャットを開始することも可能である。また、上述においては、ユーザB1人にしか、招待状を送信していないが、複数のユーザに対して、招待状を送信するようにすることも、勿論可能である。
【0087】
複数のユーザに招待状を送信する場合、ステップS11において、ユーザAは、送信したい相手のユーザ、全てのハンドルネームを選択し、サーバ2に送信する。サーバ2は、クライアントコンピュータ3−1より要求された全てのユーザに対して、招待状を送信し、招待を受ける旨を返事してきた全てのクライアントコンピュータ3に対して、チャット開始の指示を送信する。
【0088】
このようにして、複数のユーザで、チャットを開始することもできる。
【0089】
次に、図6を参照して、チャット文章の入力を受け付け、チャットログデータを表示する処理について説明する。
【0090】
ステップS41において、クライアントコンピュータ3−1は、入力部69を介して、ユーザAより、チャット文章の入力を受け付ける。すなわち、例えば、図5に示された、クライアントコンピュータ3−1のモニタ表示において、入力エリア103に、チャット文章(図5では、「Aです。今度の企画会議の日程を決めましょう」)の入力を受け付ける。このとき、送信キー105が、マウスによりクリックされるなどして、送信の指示が入力されると、処理はステップS42に進む。
【0091】
ステップS42において、クライアントコンピュータ3−1のチャット入力管理部66は、入力エリア103に入力されたチャット文章(図5では、「Aです。今度の企画会議の日程を決めましょう」)を、通信部73より、サーバ2に送信させる。
【0092】
なお、送信キー105がクリックされたとき、共有情報管理部67は、送信すべき共有情報の有無を判定するが、図5においては、共有情報は作成されていなため、送信すべき共有情報は無いと判定し、共有情報管理部67は、共有情報をサーバ2に送信する処理は行わない。
【0093】
ステップS31において、サーバ2の通信部11は、ステップS42で、クライアントコンピュータ3−1より送信されたチャット文章を受信し、ステップS32において、サーバ2のチャットルーム管理部12は、データベース13の、図4のステップS4において作成された領域に、受信したチャット文章をチャットログデータとして保存する。
【0094】
ステップS33において、サーバ2のチャットルーム管理部12は、ステップS32でデータベース13に記憶させたチャットログデータを、通信部11より、クライアントコンピュータ3−1および3−2に送信させる。
【0095】
ステップS43において、クライアントコンピュータ3−1の通信部73は、ステップS33で、サーバ2より送信されたチャットログデータを受信する。
【0096】
ステップS44において、クライアントコンピュータ3−1のチャットログ管理部68は、ステップS43で受信されたチャットログデータを記憶部72に記憶させると共に、チャットウィンドウ101のログ表示エリア102に、このチャットログデータを表示する。例えば、図5においては、ログ表示エリア102には、ユーザAのハンドルネーム「AAA」、およびチャットログデータ「Aです。今度の企画会議の日程を決めましょう」が、表示される。このとき、入力エリア103に入力されていたチャット文章は、消去される。
【0097】
クライアントコンピュータ3−2は、ステップS51およびステップS52のそれぞれにおいて、クライアントコンピュータ3−1が、ステップS43およびステップS44のそれぞれにおいて実行したのと同様の処理を実行する。その結果、クライアントコンピュータ3−2のモニタ71にも、クライアントコンピュータ3−1と同様に、ログ表示エリアに、チャットログデータが表示される。
【0098】
以上のようにして、複数のユーザ間で、チャットログデータの共有がなされる。
【0099】
次に、図7のフローチャートを参照しつつ、クライアントコンピュータ間で、共有情報を共有するまでの処理について、説明する。
【0100】
ステップS71において、入力部69を介したユーザAからの指示により、クライアントコンピュータ3−1の共有情報管理部67は、図8に示すように、モニタ71に共有情報ウィンドウ111を表示させる。なお、図8は、図7に引き続いてクライアントコンピュータ3−1のモニタ71に表示される画面の例である。ユーザAは、表示された共有情報ウィンドウ111の共有情報表示エリア112に、ほかのユーザと共有したい情報を書き込む。
【0101】
なお、ユーザAは、共有情報ウィンドウ111の共有情報表示エリア112に、文字、画像、表、グラフなど、種々のデータを、自由に書き込むことができる。図8においては、文字列「今後の企画会議の日程調整」および、ユーザAの3日(月)乃至7日(金)の間の予定が、○および×で、書き込まれている。
【0102】
ステップS72において、クライアントコンピュータ3−1は、ユーザAからの入力エリア103へのチャット文章の入力を受け付けると共に、入力エリア103に入力されたチャット文章と共有情報ウィンドウ111との間の関連付け(リンク)を受け付ける。
【0103】
すなわち、例えば、図8において、ユーザAにより、入力エリア103に、チャット文章「私のあいている日は」までが入力され、共有情報ウィンドウ111の左下に表示されている共有情報アイコン113が、入力エリア103までドラッグアンドドロップされると、入力エリア103に入力中の文字列と共有情報ウィンドウ111との間に、リンクが張られる。なお、図8において、ドラッグアンドドロップを示している点線の矢印は、実際のモニタ71上には表示されない。
【0104】
図9は、図8において、共有情報アイコン113を、入力エリア103までドラッグアンドドロップした直後のモニタ71の表示例を示している。
【0105】
図9において、入力エリア103に入力中の文字列「私のあいている日は」に続いてリンクワード131である「こちら」が表示され、リンクワード131から、リンクした共有情報ウィンドウ111に向けてリンク矢印132が表示されている。
【0106】
チャット入力管理部66は、このように、共有情報アイコン113が、入力エリア103にドラッグアンドドロップされた場合、リンクワード131「こちら」をチャット文章の後尾に付加し、リンクワード131から共有情報ウィンドウ111へ向かうリンク矢印132を、モニタ71に表示させる。
【0107】
なお、上述においては、ステップS71において、共有情報表示エリア112への、共有情報の書き込みが完了してから、ステップS72において、共有情報ウィンドウ111にリンクを張るようにしたが、共有情報ウィンドウ111にリンクを張った後、共有情報表示エリア112に書き込みを行うようにしても良い。
【0108】
図9の入力エリア103に入力中のチャット文章「私のあいている日はこちら」の後に、引き続き、「のようになります。」が入力された後、ユーザAにより、送信キー105がクリックされると、処理はステップS73に進む。
【0109】
ステップS73において、クライアントコンピュータ3−1の共有情報管理部67は、共有情報表示エリア112に書き込まれた共有情報の共有情報IDを作成し、共有情報に添付すると共に、チャット入力管理部66に、共有情報IDを供給する。チャット入力管理部66は、チャット文章「私のあいている日はこちらのようになります。」に、共有情報IDを添付する。共有情報管理部67において共有情報IDが添付された共有情報、および、チャット入力管理部66において共有情報IDが添付されたチャット文章は、さらにチャットルームIDが添付された後、通信部73より、サーバ2に送信される。
【0110】
ステップS61において、サーバ2の通信部11は、ステップS73で、クライアントコンピュータ3−1から送信されたチャット文章、および共有情報を受信する。
【0111】
ステップS62において、サーバ2のチャットルーム管理部12は、データベース13内を検索し、受信したデータに添付されているチャットルームIDと同一のチャットルームIDが付されている記憶領域を探し出し、受信したチャット文章「私のあいている日はこちらのようになります。」を、チャットログデータとして、共有情報IDを添付した状態で、チャットログデータ管理領域に記憶させる。
【0112】
また、チャットルーム管理部12は、ステップS61において受信された共有情報に添付された共有情報IDを読み出し、共有情報管理領域に、同一の共有情報IDを有する共有情報があるか否かを判定する。同一IDを有する共有情報があった場合、チャットルーム管理部12は、同一IDを有する共有情報を、データベース13の共有情報管理領域より消去して、ステップS61において受信した共有情報を記憶させる。本例においては、同一の共有情報IDを有する共有情報は、記憶されていなかったと判定したとする。その場合、チャットルーム管理部12は、ステップS61において受信した共有情報を、共有情報IDを添付した状態で、共有情報管理領域に記憶させる。
【0113】
この際、チャットログデータ「私のあいている日はこちらのようになります。」は、先に記憶されているチャットログデータ「Aです。今度の企画会議の日程を決めましょう。」と共に記憶されるが、記憶時刻順に整理して記憶される。
【0114】
ステップS63において、サーバ2のチャットルーム管理部12は、ステップS62でデータベース13に記憶させたチャットログデータ「私のあいている日はこちらのようになります。」、および共有情報を、通信部11より、クライアントコンピュータ3−1および3−2に送信させる。
【0115】
ステップS74において、クライアントコンピュータ3−1の通信部73は、ステップS63で、サーバ2が送信したチャットログデータ、および共有情報を受信する。クライアントコンピュータ3−1のCPU61は、受信されたチャットログデータおよび共有情報を、記憶部72に記憶させる。
【0116】
ステップS75において、クライアントコンピュータ3−1のチャットログ管理部68は、図10に示すように、ステップS74で、記憶部72に記憶されたチャットログデータを、ログ表示エリア102に表示させる。すなわち、ログ表示エリア102には、ハンドルネーム「AAA」、およびチャットログデータ「私のあいている日はこちらになります。」が、先に表示されていたチャットログデータの下に、追加表示される。
【0117】
また、クライアントコンピュータ3−1の共有情報管理部67は、クライアントコンピュータ3−1のモニタ71に表示されている共有情報ウィンドウ111内に、ステップS74で受信した共有情報を表示させる。
【0118】
さらに、チャットログ管理部68は、ステップS74において記憶部72に記憶させたチャットログデータに添付されている共有情報IDを参照して、同一の共有情報IDを有する共有情報が表示されている共有情報ウィンドウ(図10においては、共有情報ウィンドウ111)を割り出し、リンクワード141から、共有情報ウィンドウ111に向かうリンク矢印142を、表示させる(図10)。
【0119】
このように、リンクワード141から、共有情報ウィンドウ111に向かって、リンク矢印142を表示することにより、ログ表示エリア102に、複数のチャットログデータが表示されていた場合でも、ユーザは、チャットログデータと共有情報との対応関係を、一目瞭然で、把握することが可能となる。
【0120】
クライアントコンピュータ3−2は、ステップS81およびステップS82のそれぞれにおいて、クライアントコンピュータ3−1が、ステップS74およびステップS75のそれぞれにおいて行った処理と同様の処理を実行する。
【0121】
図11は、ステップS82における、クライアントコンピュータ3−2のモニタ71の表示例である。図11に示すように、チャットウィンドウ161のログ表示エリア162には、図10に示されるクライアントコンピュータ3−1のログ表示エリア102と同一のチャットログデータが表示されている。また、図11の共有情報ウィンドウ166の共有情報表示エリア167には、図10に示されるクライアントコンピュータ3−1の共有情報表示エリア112と同一の共有情報が表示される。
【0122】
さらに、図11に示されるように、ログ表示エリア162に表示されたチャットログデータ「私のあいている日はこちらのようになります。」のリンクワード169「こちら」から、共有情報ウィンドウ166に向かうリンク矢印170が、表示されている。この点も、図10に示されるクライアントコンピュータ3−1のモニタ表示と同一である。
【0123】
ところで、ユーザAは、図10の共有情報表示エリア112に表示されている共有情報に、情報を追記(または削除)することができる。また、ユーザBも、図11に示される、共有情報表示エリア167に表示された共有情報に、情報を追記(または削除)することができる。
【0124】
例えば、ユーザBは、図11に示されるモニタ表示の状態から、共有情報表示エリア167に、ユーザBの予定、○および×を追記し、また、チャットウィンドウ161の入力エリア163に、チャット文章「私の予定を追記しました。」を入力することができる。このときの、クライアントコンピュータ3−2のモニタ71の表示例を図12に示す。
【0125】
図12に示されるように、共有情報表示エリア167には、ユーザBの予定、○および×が追記され、また、チャットウィンドウ161の入力エリア163に、チャット文章「私の予定を追記しました。」が書き込まれている。
【0126】
この状態で、ユーザBが送信キー165をクリックすると、クライアントコンピュータ3−2の共有情報管理部67は、ステップS81で受信した共有情報に添付されていた共有情報IDを、情報が追記された後の共有情報に添付する。
【0127】
その後、チャット入力管理部66は、入力エリア163に入力されたチャット文章を、通信部73に供給し、共有情報管理部67は、共有情報IDを添付した共有情報を通信部73に供給し、通信部73は、供給されたチャット文章、および共有情報を、チャットルームIDを添付して、ネットワーク1を介して、サーバ2に送信する。
【0128】
サーバ2のチャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3−2より受信したチャット文章を、データベース13の、チャットルームIDに対応するチャットルームのチャットログデータ管理領域に記憶させる。また、チャットルーム管理部12は、受信した共有情報に添付されている共有情報IDを読み出し、同一の共有情報IDを有する共有情報が、共有情報管理領域に記憶されているか否かを判定する。
【0129】
その結果、先にステップS62で共有情報管理領域に記憶された共有情報の共有情報IDが、今、受信された共有情報の共有情報IDと同一であると判定し、チャットルーム管理部12は、共有情報管理領域に記憶されていた同一の共有情報IDを有する共有情報を消去し、今受信された共有情報を、替わりに、共有情報管理領域に記憶させる。
【0130】
その後、サーバ2のチャットルーム管理部12は、チャットログデータ管理領域に記憶させたチャットログデータと、共有情報管理領域に記憶させた共有情報を、クライアントコンピュータ3−1およびクライアントコンピュータ3−2に、送信する。
【0131】
クライアントコンピュータ3−1およびクライアントコンピュータ3−2は、サーバ2より、チャットログデータと共有情報を受信し、チャットログ管理部68は、チャットログデータを記憶部72に記憶させると共に、ログ表示エリアに追加表示させる。また、共有情報管理部67は、受信した共有情報に添付されている共有情報IDを読み出し、同一の共有情報IDを有する共有情報が、記憶部72に記憶されているか否かを判定する。
【0132】
その結果、先にステップS74(またはステップS81)で記憶部72に記憶された共有情報の共有情報IDと、今受信した共有情報の共有情報IDが等しいと判定し、共有情報管理部67は、元々記憶部72に記憶されていた、同一の共有情報IDを有する共有情報を消去し、今受信した共有情報を、記憶部72に記憶させる。その後、共有情報管理部67は、新たに記憶部72に記憶させた共有情報を、モニタ71に表示されている共有情報ウィンドウ内の共有情報表示エリアに、表示させる。
【0133】
このようにして、共有情報表示エリア内に表示される共有情報は、複数のクライアントにより、情報の追記、または削除などの編集を受け、常に、最新の情報に更新される。
【0134】
図13は、このようにして、共有情報が更新されたクライアントコンピュータ3−2のモニタ表示の例を示している。図13に示されるように、リンクワード169から、リンク矢印170が共有情報ウィンドウ166に向けて表示されている点は、図11に示される、共有情報を更新する前のクライアントコンピュータ3−2のモニタ表示と同一である。
【0135】
すなわち、一旦、リンクワードと新規の共有情報ウィンドウの間にリンク矢印が表示された後は、それ以降、同一共有情報ウィンドウに、情報が追記(削除)されて、共有情報が更新されても、リンクワードと共有情報ウィンドウの対応関係は、リンク矢印が表示された当初の対応関係が維持される。
【0136】
また、図13に示されるような画像が、モニタ71に表示されているとき、ユーザにより、入力エリア163にのみ、チャット文章が入力され、共有情報表示エリア167に表示されている共有情報には、情報の追記(または削除)がされない状態で、ユーザにより送信キー165が、クリックされた場合、共有情報管理部67は、共有情報に情報は追記(または削除)されなかったと判断し、共有情報表示エリア167に表示されている共有情報をサーバ2に送信する処理は行わない。
【0137】
すなわち、例えば、図13に示されるような、モニタ表示において、入力エリア163に、チャット文章「4日(火曜日)にしましょうか。」が入力され、共有情報表示エリア167には、何も追記(削除)されなかった場合、クライアントコンピュータ3−2から、サーバ2へは、チャット文章のみが送信される。サーバ2は、受信したチャット文章をチャットログデータとして、チャットログデータ管理領域に記憶した後、チャットログデータを、クライアントコンピュータ3−1およびクライアントコンピュータ3−2に送信する。クライアントコンピュータ3−1、およびクライアントコンピュータ3−2は、サーバ2より受信したチャットログデータを、ログ表示エリアに表示させる。
【0138】
図14は、このときのクライアントコンピュータ3−2のモニタ表示の例である。図14に示すように、ログ表示エリア162に、チャットログデータ「4日(火曜日)にしましょうか。」が、表示されている。また、共有情報表示エリア167には、図13の共有情報表示エリア167と同一の共有情報が、表示されている。
【0139】
このように、共有情報表示エリアに表示されている共有情報に、情報の追記、または情報の削除がされたときだけ、共有情報をサーバ2に送信することにより、サーバ2に送信する情報量を、少なくすることができる。
【0140】
図15は、データベース13に管理されているデータを、模式的に表したものである。
【0141】
サーバ2は、同時に、複数のチャットルームを管理することができる。図15において、データベース13には、複数のチャットルームが、固有のチャットルームID191により識別、管理されている。すなわち、図15に示される例においては、サーバ2のチャットルーム管理部12は、チャットルームIDがchat0001乃至chat0012までの、12の異なるチャットルームを、同時に管理している。なお、上述してきたユーザAとユーザBが参加しているチャットルームのチャットルームIDは、図15においては、chat0001となっている。
【0142】
図15の参加クライアント192には、チャットルームに参加しているメンバ(すなわち、ログインユーザ情報)が、チャットルーム毎に管理されている。すなわち、例えば、チャットルームIDがchat0001のチャットルームにおいては、参加クライアントは「A,B」となっているが、これは、ユーザAとユーザBを示している。
【0143】
図15のチャットログ193には、chat0001乃至chat0012までの各チャットルームに対応するチャットログデータが管理されている。例えば、チャットルームIDがchat0001のチャットルームにおいて管理されているデータを、チャットログデータ194に示す。
【0144】
チャットログデータ194に示されるように、チャットログ193には、クライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の間で交信されたチャットのチャットログデータが記憶されている。また、チャットログデータ194中、点線で囲まれたリンク指示195、すなわち「〈ref=×××〉こちら〈/ref〉」は、リンクワードであることを示しており、チャットルーム管理部12は、リンク指示195で示されるように、チャットログデータを、リンクが指示された共有情報196と関連付けて、データベース13内に記憶させる。
【0145】
ところで、上述においては、クライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の2台のコンピュータ間におけるチャットの例を示したが、3台以上のクライアントコンピュータ3の間でのチャットの場合も、クライアントコンピュータ3およびサーバ2の行う処理は、上述した2台のクライアントコンピュータ3によるチャットの場合と同様である。
【0146】
次に、クライアントコンピュータ3−3が、クライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の間で行われているチャットに、途中から参加する場合の、クライアントコンピュータ3−3、およびサーバ2の処理について、説明する。
【0147】
まず、クライアントコンピュータ3−3より、クライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の間で行われているチャットに参加する旨の通知を受けて、サーバ2のチャットルーム管理部12は、それまでにクライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の間で交信されたチャットログデータおよび共有情報を、データベース13より読みだし、読み出したこれらのデータを、通信部11より、クライアントコンピュータ3−3に送信する。
【0148】
クライアントコンピュータ3−3は、サーバ2より、チャットログデータおよび共有情報を受信し、記憶部72に記憶させる。そして、クライアントコンピュータ3−3のチャットログ管理部68は、モニタ71にログ表示エリア、入力エリア、ユーザリスト表示エリア215により構成されるチャットウィンドウを表示させ、ログ表示エリア内に、記憶部72に記憶させたチャットログデータを表示させる。また、クライアントコンピュータ3−3の共有情報管理部67は、モニタ71に共有情報ウィンドウを表示させ、共有情報ウィンドウ内に、記憶部72に記憶させた共有情報を表示させる。
【0149】
図16は、途中からチャットに参加したクライアントコンピュータ3−3のモニタ71に表示される画像の例である。
【0150】
図16においては、左方に、チャットウィンドウ211が表示され、右方に、共有情報ウィンドウ218が表示されている。チャットウィンドウ211内のログ表示エリア212には、ユーザAとユーザBの間で、それまでに交信されたチャットログデータ(図15のチャットログデータ194)が表示されている。また、共有情報ウィンドウ218の共有情報表示エリア219には、ユーザAとユーザBの間で、それまでに交信された最新の共有情報が表示されている。
【0151】
このようにして、クライアントコンピュータ3−3のモニタ71には、それまでに、クライアントコンピュータ3−1とクライアントコンピュータ3−2の間で行われていたチャットの内容(チャットログデータと共有情報)が表示される。
【0152】
従来のチャットの場合、途中からチャットに参加したユーザは、ログ表示エリアに表示された会話内容(チャットログデータ)を最初から読み返さなくては、今までに、チャットで交わされてきた会話の内容を把握することが難しかった。
【0153】
それに対して、本発明を適用したチャットシステムにおいては、上述した例のように、ユーザAとユーザBの間で、ログ表示エリアにおいて交わされた会話の要点(本例においてはユーザの予定)を、共有情報ウィンドウに書き込むようにすることにより、クライアントコンピュータ3−3のユーザであるユーザCは、チャットに途中から参加しても、モニタ71に表示された共有情報ウィンドウ218内の情報(ユーザAとユーザBの予定)をみることにより、ユーザAとユーザBの間で交わされていた会話の内容を、一目で把握することが可能となる。
【0154】
また、図16に示されるように、リンクワード213、およびリンク矢印214が、モニタ71に表示されることにより、ユーザCは、より容易に、今までにチャットで交わされた会話の内容を理解することができる。
【0155】
次に、3台以上のクライアントコンピュータ3によりチャットを行った場合の、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3およびサーバ2の処理について説明する。
【0156】
クライアントコンピュータ3が、3台以上の場合においても、サーバ2、およびクライアントコンピュータ3が行う処理は、図7のフローチャートを参照して説明した、2台のクライアントコンピュータによるチャットの場合と同様である。
【0157】
以下に、図17を参照しつつ、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3によりチャットを行った場合の、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3、およびサーバ2の処理について説明する。
【0158】
ステップS161において、例えば、ユーザCが、図16に示されたクライアントコンピュータ3−3のモニタ71の入力エリア216に、チャット文章「私の予定も追記します。調整お願いします。」を入力し、共有情報表示エリア219に、情報の追記(例えば、ユーザCの予定の追記)をして、送信キー217をクリックした場合、処理はステップS162に進み、クライアントコンピュータ3−3は、入力されたチャット文章と共有情報を、サーバ2に送信する。
【0159】
ステップS131において、サーバ2は、ステップS162においてクライアントコンピュータ3−3が送信したチャット文章、および共有情報を受信し、ステップS132において、データベース13の所定の領域に、受信したチャットログデータと共有情報を記憶させる。
【0160】
ステップS133において、サーバ2は、ステップS132においてデータベース内に記憶させたチャットログデータと共有情報を、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3に送信する。
【0161】
クライアントコンピュータ3−1,3−2,3−3は、それぞれ、ステップS141、ステップS151、およびステップS161において、サーバ2より、チャット文章と共有情報を受信し、記憶部72に記憶する。
【0162】
クライアントコンピュータ3−1,3−2,3−3は、それぞれ、ステップS142、ステップS152、およびステップS162において、受信したチャット文章と共有情報をモニタ71に表示する。
【0163】
図18は、ステップS164において、クライアントコンピュータ3−3のモニタ71に表示される画像の例である。
【0164】
図18において、チャットウィンドウ211のログ表示エリア212には、チャットログデータ「私の予定も追記します。調整お願いします。」が追加表示され、共有情報ウィンドウ218の共有情報表示エリア219には、ユーザCの予定、○および×が追記されている。
【0165】
このようにして、3台以上のクライアントコンピュータによるチャットにおいても、2台のクライアントコンピュータによるチャットと同様に、チャット文章(チャットログデータ)および共有情報が、クライアントコンピュータ3およびサーバ2間を、送受信される。
【0166】
上述したクライアントコンピュータ3−1乃至3−3で行われたチャットにおいては、ユーザA、ユーザB、およびユーザCの間での、日程の調整を例に、本発明を適用したチャットシステムにおける、クライアントコンピュータ3およびサーバ2の処理について説明したが、共有情報ウィンドウに、会話の要点を書き込むことにより、より円滑にコミュニケーションすることが可能となる。
【0167】
図19には、上述した、日程調整の例において、ユーザAにより、さらにチャットログデータが追加され、共有情報に情報が書き加えられた後の、クライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示例が示されている。すなわち、図19において、ログ表示エリア102には、ユーザAにより入力されたチャットログデータ「わかりました。では7日(金曜日)にしましょう」が表示され、また、共有情報ウィンドウ111の共有情報表示エリア112には、「決定:7(金曜日)」が追加表示されている。
【0168】
このように、ログ表示エリア102において、会話的にコミュニケーションし、共有情報ウィンドウ111において、要点を整理することにより、ユーザは、直接、会って、話し合わなくても、容易に、意見交換をすることができる。
【0169】
なお、上述した例においては、共有情報として、文字データのみを扱ったが、共有情報として、グラフ、表、その他の画像データを扱うことも可能である。また、上述した例においては、共有情報ウィンドウを1つ表示した例について説明したが、共有情報ウィンドウは、複数表示することが可能である。
【0170】
図20は、共有情報として画像データ(地図)を表示させた例であると共に、複数の共有情報ウィンドウを、クライアントコンピュータ3−1のモニタ71に表示させた場合の例を示している。
【0171】
すなわち、図20においては、共有情報ウィンドウ111と、共有情報ウィンドウ233の2つの共有情報ウィンドウが、モニタ71に表示されている。また、共有情報ウィンドウ233の共有情報表示エリア234には、画像データ(地図)が表示されている。
【0172】
また、リンクワード141から、共有情報ウィンドウ111に向かうリンク矢印142が、表示されていると共に、リンクワード231から、共有情報ウィンドウ233に向かうリンク矢印232が表示されている。
【0173】
次に、上述したような動作を実現するためのサーバ2の処理について、図21のフローチャートを参照しつつ、説明する。
【0174】
ステップS201において、サーバ2のCPU31は、通信部11への、クライアントコンピュータ3からのアクセスを監視し続け、クライアントコンピュータ3より、アクセスがあると、ステップS202に進む。
【0175】
ステップS202において、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容を解析し、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容は、新規チャットルームの作成要求であるか否かを判定し、新規チャットルームの作成要求である場合、ステップS203に進み、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3から送信された情報に含まれている、チャットを行いたい相手のハンドルネームを読み出し、そのハンドルネームのユーザのクライアントコンピュータ3に対して、チャットへの招待状を送信する処理を実行する。
【0176】
チャットルーム管理部12は、招待状を送信したクライアントコンピュータ3から招待状への返事が送信されてくると、ステップS204において、その返事が、チャットを行う旨の返事であるか否かを判定し、チャットを行う旨の返事である場合、ステップS205に進み、チャットルーム管理部12は、データベース13に、チャットルームIDにより識別される新たな記憶領域を作成する(図4のステップS4)。
【0177】
ステップS206において、チャットルーム管理部12は、通信部11より、新規チャットルームにおいて、チャットを開始する複数のクライアントコンピュータ3に対して、モニタ71への、チャットウィンドウの表示指示を送信する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0178】
ステップS204において、チャットルーム管理部12が、招待状を送信したクライアントコンピュータ3からの返事が、チャットを行わない旨の返事であると判定した場合、ステップS207に進み、新規チャットルームの作成要求を送信してきたクライアントコンピュータ3に対して、相手ユーザの、チャットを行わない旨の返事を通知する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0179】
ステップS202において、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容が、新規チャットルームの作成要求ではないと判定した場合、ステップS208に進む。
【0180】
ステップS208において、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容は、実行中のチャットルームへの、新規ユーザの招待であるか否かを判定し、新規ユーザの招待であると判定した場合、ステップS209に進み、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3から送信された情報に含まれている、チャットに招待したい新規ユーザのハンドルネームを読み出し、そのハンドルネームのユーザのクライアントコンピュータ3に対して、チャットルームの名前を添付したチャットへの招待状を送信する処理を実行する。
【0181】
チャットルーム管理部12は、招待状を送信したクライアントコンピュータ3から招待状への返事が送信されてくると、ステップS210において、その返事が、チャットに参加する旨の返事であるか否かを判定し、チャットに参加する旨の返事である場合、ステップS211に進み、チャットルーム管理部12は、データベース13に、記憶されている、それまでにチャットルームにおいて交信されていたチャットのチャットログデータ、および共有情報を、新規ユーザのクライアントコンピュータ3に送信する処理を実行する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0182】
ステップS210において、招待状を送信したクライアントコンピュータ3からの返事が、チャットに参加しない旨の返事であると判定した場合、ステップS212に進み、チャットに招待した招待主のクライアントコンピュータ3に対して、相手ユーザの、チャットに参加しない旨の返事を通知する処理を実行する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0183】
ステップS208において、チャットルーム管理部12が、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容が、実行中のチャットルームへの、新規ユーザの招待ではない判定した場合、ステップS213に進み、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれているか否かを判定することにより、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容は、チャットウィンドウへのチャットログデータの書き込みであるか否かを判定する。
【0184】
その結果、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれていた場合、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容は、チャットウィンドウへのチャットログデータの書き込みであると判定し、ステップS214において、チャットルーム管理部12は、受信したチャットログデータを、データベース13に記憶させる。
【0185】
なお、チャットログデータは、図15に示されるように、対応するチャットルームIDのチャットログ193に、記憶される。また、チャットログデータに、共有情報IDが添付されていた場合、共有情報IDも、チャットログデータと共に記憶される。
【0186】
ステップS215において、チャットルーム管理部12は、ステップS214においてデータベースに記憶させたチャットログデータを、通信部11より、同一チャットルームに参加している、全てのクライアントコンピュータ3に、送信させる。
【0187】
ステップS213において、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれていなかった場合、または、ステップS215の処理が終了した場合、処理はステップS216に進み、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に、共有情報が含まれているか否かを判定し、共有情報が含まれていた場合、ステップS217に進む。
【0188】
ステップS217において、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に含まれている共有情報の共有情報ID、およびチャットルームIDを読み出し、読み出したチャットルームIDに対応するチャットルームの共有情報管理領域内に、読み出された共有情報IDと同一の共有情報IDを有する共有情報が、記憶されているか否かを判定する。その結果、同一の共有情報IDを有する共有情報が、既に共有情報管理領域に記憶されていた場合、ステップS218に進み、チャットルーム管理部12は、共有情報管理領域に記憶されている同一IDを有する共有情報を消去する。
【0189】
ステップS217において、チャットルーム管理部12が、クライアントコンピュータ3より受信した共有情報と、同一の共有情報IDを有する共有情報は、共有情報管理領域に記憶されていないと判定した場合、または、ステップS218の処理が終了した場合、処理は、ステップS219に進む。
【0190】
ステップS219において、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3より受信された共有情報を、データベース13の、共有情報管理領域に記憶させる。
【0191】
ステップS220において、チャットルーム管理部12は、ステップS219において、データベース13に記憶させた共有情報を、同一チャットルームでチャットを行っている、その他の全てのクライアントコンピュータに送信する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0192】
ステップS216において、チャットルーム管理部12が、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容に、共有情報は含まれていないと判定した場合、ステップS221に進み、チャットルーム管理部12は、クライアントコンピュータ3からのアクセスの内容の指示に従って、所定の処理を実行する。その後、処理は、ステップS201に戻る。
【0193】
サーバ2は、以上のような処理を行うことにより、チャットを行うクライアントコンピュータ3を管理している。
【0194】
次に、上述に示されたような動作を実現するための、クライアントコンピュータ3の処理について、図22および図23を参照して説明する。
【0195】
ステップS251において、クライアントコンピュータ3のCPU61は、入力部69を介したユーザからの指示があるか否かを判定し、入力部69から指示が入力された場合、ステップS252に進み、CPU61は、ユーザからの指示が、新規のチャットの実行であるか否かを判定する。
【0196】
その結果、ユーザからの指示が、新規のチャットの実行であった場合、ステップS253に進み、CPU61は、通信部73を介して、サーバ2に対して、指定した相手ユーザに招待状を送信するよう、要求する。
【0197】
サーバ2より、相手ユーザからの返事が受信されたとき、ステップS254において、CPU61は、相手ユーザからの返事は、チャットを行う旨の返事であるか否かを判定し、相手ユーザからの返事が、チャットを行う旨の返事であった場合、ステップS255に進み、サーバ2からの指示に従って、チャットウィンドウをモニタ71に表示させる。
【0198】
ステップS254において、CPU61が、相手ユーザからの返事は、チャットを行わない旨の返事であると判定した場合、ステップS256に進み、CPU61は、モニタ71に、招待状を送った相手のユーザは、チャットを行う意思がない旨を通知する案内を表示する。その後、処理はステップS251に戻る。
【0199】
ステップS252において、CPU61が、ユーザからの指示は、新規のチャットの実行ではないと判定した場合、ステップS257に進み、CPU61は、ユーザからの指示は、他のユーザとの間で、すでに実行中のチャットルームへの新規ユーザの招待であるか否かを判定し、ユーザからの指示が、他のユーザとの間で、すでに実行中のチャットルームへの新規ユーザの招待であった場合、ステップS258に進む。
【0200】
ステップS258において、CPU61は、通信部73を介して、サーバ2に対して、指定した相手ユーザ(ユーザリストエリアに表示されているユーザの内、現在実行しているチャットに参加していないユーザであり、かつ、入力部69の操作により、指定されたユーザ)に招待状を送信するよう、要求する。
【0201】
その後、サーバ2から、招待状を送信したユーザからの返事が送信されてきたとき、ステップS259において、CPU61は、招待したユーザからの返事を、モニタ71に表示させる。すなわち、招待状を送信したユーザからの返事がチャットに参加する意向なのか、または、チャットに参加しない意向なのかの返事が、モニタ71に表示される。
【0202】
ステップS257において、CPU61が、ユーザからの指示は、他のユーザとの間で、すでに実行中のチャットルームへの新規ユーザの招待ではないと判定した場合、ステップS260に進む。
【0203】
ステップS260において、CPU61は、ユーザからの指示は、チャット文章の送信であるか否かを判定する。すなわち、例えば、図5に示されるように、入力エリア103に文字列「Aです。今度の企画会議の日程を決めましょう」が入力されているときに、送信キー105がクリックされたか(または、Enterキーが操作されたか)否かを判定する。
【0204】
その結果、CPU61が、ユーザからの指示は、チャット文章の送信であると判定した場合、ステップS261に進み、CPU61からの指令により、チャット入力管理部66は、入力エリア103に入力されたチャット文章に、新規の共有情報がリンクされているか否かを判定し、入力エリア103に入力された文字列に、新規の共有情報がリンクされていた場合、ステップS262に進み、CPU61からの指令により、共有情報管理部67は、共有情報ウィンドウに表示されている共有情報の共有情報IDを作成し、共有情報IDを共有情報に添付すると共に、共有情報IDを、チャット入力管理部66に供給する。チャット入力管理部66は、チャット文章に共有情報管理部67から供給された共有情報IDを添付する。
【0205】
ステップS263において、CPU61からの指令により、チャット入力管理部66は、入力エリア103に入力されていたチャット文章を通信部73に供給する。また、共有情報管理部67は、共有情報を通信部73に供給する。通信部73は、供給されたチャット文章と共有情報をサーバ2に送信する。
【0206】
その後、処理はステップS251にもどる。
【0207】
ステップS261において、チャット入力管理部66が、入力エリア103に入力されたチャット文章には、新規の共有情報はリンクされていないと判定した場合、ステップS264に進み、CPU61からの指令により、共有情報管理部67は、共有情報ウィンドウに表示されている共有情報に、情報の追記(または削除)がされたか否かを判定し、共有情報ウィンドウに表示されている共有情報に、情報の追記(または削除)がされたと判定した場合、ステップS265に進み、共有情報管理部67は、情報が追記(削除)されるまえの共有情報に添付されていた共有情報IDを読み出し、情報が追記された後の共有情報に、読み出した共有情報IDを添付する。その後、処理はステップS263に進み、上述した処理を繰り返す。
【0208】
ステップS264において、共有情報管理部67が、共有情報ウィンドウに表示されている共有情報に、情報の追記(または削除)はされなかったと判定した場合(または、モニタ71に共有情報ウィンドウが表示されていなかった場合)、ステップS266に進み、CPU61からの指令により、チャット入力管理部66は、入力エリアに入力されたチャット文章を、通信部73より、サーバ2に送信させる。
【0209】
その後、処理はステップS251に戻る。
【0210】
ステップS260において、CPU61が、ユーザからの指示は、チャット文章の送信ではないと判定した場合、ステップS267に進む。
【0211】
本発明を適用したチャットシステムにおいては、チャットを行っているユーザ間で、共有情報のみを送信し合うことも可能であり、この場合、チャットウィンドウの表示は更新されないが、共有情報ウィンドウの表示のみが、更新されてゆくことになる。
【0212】
そこで、ステップS267において、CPU61は、ユーザからの指示が、すでに共有情報ウィンドウに表示されている共有情報の更新であるか否かを判定する。
【0213】
その結果、CPU61が、ユーザからの指示は、すでに共有情報ウィンドウに表示されている共有情報の更新であると判定した場合、ステップS268に進み、指定された共有情報ウィンドウに表示されている共有情報をサーバ2に送信する。その後、処理はステップS251に戻る。
【0214】
ステップS267において、CPU61が、ユーザからの指示は、すでに共有情報ウィンドウに表示されている共有情報の更新ではないと判定した場合、ステップS269に進み、CPU61は、ユーザからの指示は、新規共有情報ウィンドウの作成であるか否かを判定し、新規共有情報ウィンドウの作成である場合、ステップS270に進み、CPU61からの指令により、共有情報管理部67は、モニタ71上に、新たに共有情報ウィンドウを表示させる。その後、処理はステップS251に戻る。
【0215】
ステップS269において、CPU61が、ユーザからの指示は、新規共有情報ウィンドウの作成ではないと判定した場合、ステップS271に進み、CPU61は、ユーザからの指示は、チャットの終了であるか否かを判定し、ユーザからの指示は、チャットの終了であると判定した場合、ステップS272に進み、CPU61は、実行中のチャットを終了する。その後、処理は、ステップS251に戻る。
【0216】
なお、1つのクライアントコンピュータ3がチャットを終了した時点で、まだ、複数のユーザがチャットルームに残っていた場合、残ったユーザ間でのチャットは、引き続き実行することができる。
【0217】
ステップS271において、CPU61が、ユーザからの指示は、チャットの終了ではないと判定した場合、ステップS273に進み、CPU61は、ユーザからの指示に従った、上述した以外の処理を実行する。
【0218】
ステップS251において、CPU61が、ユーザからの指示が入力されないと判定した場合、処理は図23のステップS274に進む。
【0219】
ステップS274において、CPU61は、通信部73が、サーバ2から送信された情報を受信したか否かを判定し、サーバ2から送信された情報を受信した場合、ステップS275に進む。
【0220】
ステップS275において、CPU61は、サーバ2からのアクセスの内容は、チャットへの招待状であるか否かを判定し、サーバ2からのアクセスの内容が、チャットへの招待状であった場合、ステップS276に進み、CPU61は、モニタ71に、招待状(例えば、「ユーザAさんから、チャットへのお誘いが来ています。招待を受けますか? はい いいえ」を表示させる。
【0221】
ユーザは、入力部69を介して、チャットに参加するか否かを選択することができる。ステップS277において、CPU61は、ユーザにより入力された選択がチャットへの参加であるか否かを判定し、ユーザにより入力された選択がチャットへの参加であった場合、ステップS278に進み、CPU61は、ユーザがチャットへ参加する意向である旨の情報を、通信部73より、サーバ2に送信する。
【0222】
ステップS277において、CPU61が、ユーザにより入力された選択がチャットへの参加ではないと判定した場合、ステップS279に進み、CPU61は、ユーザがチャットへ参加しない意向である旨の情報を、通信部73より、サーバ2に送信する。
【0223】
ステップS275において、CPU61が、サーバ2からのアクセスの内容は、チャットへの招待状ではないと判定した場合、ステップS280に進む。
【0224】
ステップS280において、CPU61は、サーバ2からのアクセスの内容は、モニタ71へのチャットウィンドウの表示指示であるか否かを判定し、サーバ2からのアクセスの内容が、モニタ71へのチャットウィンドウの表示指示であると判定した場合、ステップS281に進み、CPU61からの指令により、チャットログ管理部68は、モニタ71に、チャットウィンドウを表示させる。その後、処理は、ステップS251に戻る。
【0225】
ステップS280において、CPU61が、サーバ2からのアクセスの内容は、モニタ71へのチャットウィンドウの表示指示ではないと判定した場合、処理はステップS282に進む。
【0226】
ステップS282において、CPU61は、サーバ2からのアクセスの内容は、モニタ71への新規共有情報ウィンドウの表示指示であるか否かを判定し、サーバ2からのアクセスの内容が、モニタ71への新規共有情報ウィンドウの表示指示であると判定した場合、ステップS283に進み、CPU61からの指令により、チャットログ管理部68は、モニタ71に、新規共有情報ウィンドウを表示させる。その後、処理は、ステップS251に戻る。
【0227】
ステップS282において、CPU61が、サーバ2からのアクセスの内容は、モニタ71への新規共有情報ウィンドウの表示指示ではないと判定した場合、処理はステップS284に進む。
【0228】
ステップS284において、CPU61からの指令により、チャットログ管理部68は、サーバ2からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれているか否かを判定することにより、サーバ2からのアクセスの内容は、チャットウィンドウへのチャットログデータの書き込みであるか否かを判定する。
【0229】
その結果、サーバ2からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれていた場合、チャットログ管理部68は、サーバ2からのアクセスの内容は、チャットウィンドウへのチャットログデータの書き込みであると判定し、ステップS285において、チャットログ管理部68は、受信したチャットログデータを、記憶部72に記憶させる。
【0230】
なお、チャットログデータに、共有情報IDが添付されていた場合、共有情報IDも、チャットログデータと共に記憶される。
【0231】
ステップS286において、チャットログ管理部68は、ステップS285において記憶部72に記憶させたチャットログデータを、モニタ71に表示されているログ表示エリア内の所定の位置に、表示させる。
【0232】
ステップS284において、サーバ2からのアクセスの内容に、チャットログデータが含まれていなかった場合、または、ステップS286の処理が終了した場合、処理はステップS287に進み、CPU61からの指令により、共有情報管理部67は、サーバ2からのアクセスの内容に、共有情報が含まれているか否かを判定し、共有情報が含まれていた場合、ステップS288に進む。
【0233】
ステップS288において、共有情報管理部67は、サーバ2からのアクセスの内容に含まれている共有情報の共有情報IDと同一IDを有する共有情報が、記憶部72に記憶されているか否かを判定する。その結果、同一の共有情報IDを有する共有情報が、既に記憶部72に記憶されていた場合、ステップS289に進み、共有情報管理部67は、記憶部72に記憶されている同一IDを有する共有情報を消去する。
【0234】
ステップS288において、共有情報管理部67が、サーバ2より受信した共有情報と、同一の共有情報IDを有する共有情報は記憶部72に記憶されていないと判定した場合、または、ステップS289の処理が終了した場合、処理は、ステップS290に進む。
【0235】
ステップS290において、共有情報管理部67は、サーバ2より受信された共有情報を、記憶部72に記憶させる。
【0236】
ステップS291において、共有情報管理部67は、ステップS290において、記憶部72に記憶させた共有情報を、共有情報ウィンドウに表示させる。
【0237】
なお、ステップS286において、チャットウィンドウのログ表示エリアに表示させたチャットログデータに、共有情報IDが添付されていた場合、チャットログ管理部68は、ステップS291で共有情報管理部67が、共有情報を共有情報ウィンドウに表示させたとき、ログ表示エリアに表示されたチャットログデータより共有情報ウィンドウに向かうリンク矢印を表示する。
【0238】
その後、処理は、ステップS251に戻る。
【0239】
ステップS287において、共有情報管理部67が、サーバ2からのアクセスの内容に、共有情報は含まれていないと判定した場合、ステップS292に進み、CPU61は、サーバ2からのアクセスの内容の指示に従って、所定の処理を実行する。その後、処理は、ステップS251に戻る。
【0240】
クライアントコンピュータ3は、以上のような処理を行うことにより、ユーザに、チャット環境を提供している。
【0241】
ところで、上述の説明においては、図8を参照して説明したように、共有情報ウィンドウ111にある共有情報アイコン113を、チャットウィンドウ101内の入力エリア103に、ドラッグアンドドロップすることにより、チャット文章と共有情報ウィンドウの間にリンクを張るようにしているが、チャット文章と共有情報ウィンドウとの間にリンクを張る別の方法として、次のような方法にすることも可能である。
【0242】
以下に、チャット文章と共有情報ウィンドウとの間にリンクを張る別の方法について、図24のフローチャートを参照しつつ、説明する。
【0243】
ステップS301において、チャット入力管理部66は、チャットウィンドウの入力エリアに、リンクワード(例えば、「こちら」)が入力されたか否かを判定し、入力エリアに、リンクワードが入力されなかった場合、処理を終了する。
【0244】
ステップS301において、チャット入力管理部66が、チャットウィンドウの入力エリアに、リンクワードが入力されたと判定した場合、ステップS302に進み、チャット入力管理部66は、モニタ71に共有情報ウィンドウが表示されているか否かを、共有情報管理部67に判定させる。
【0245】
ステップS302において、共有情報管理部67が、モニタ71に共有情報ウィンドウが表示されてはいないと判定した場合、チャット入力管理部66は、処理を終了する。
【0246】
ステップS302において、共有情報管理部67が、モニタ71に共有情報ウィンドウが表示されていると判定した場合、ステップS303に進み、チャット入力管理部66は、モニタ71に表示されている1以上の共有情報ウィンドウの中で最も古くから表示されている共有情報ウィンドウを通知するよう、共有情報管理部67に要求する。
【0247】
共有情報管理部67は、チャット入力管理部66からの要求に従って、モニタ71に最も古くから表示されている共有情報ウィンドウを通知する。
【0248】
チャット入力管理部66は、共有情報管理部67からの通知に基づいて、入力エリアに入力されているリンクワードから、モニタ71に表示されている最も古い共有情報ウィンドウに対して、リンク矢印を表示する(リンクを張る)。
【0249】
ステップS304において、CPU61は、TABキーが操作されたか否かを判定し、TABキーが操作されたと判定した場合、ステップS305に進む。
【0250】
ステップS305において、CPU61からの指令により、チャット入力管理部66は、モニタ71に表示されている1以上の共有情報ウィンドウの中で、今リンクを張っている共有情報ウィンドウの次に古い共有情報ウィンドウを通知するよう、共有情報管理部67に要求する。
【0251】
共有情報管理部67は、チャット入力管理部66からの要求に従って、今リンクを張っている共有情報ウィンドウの次に古い共有情報ウィンドウを通知する。
【0252】
チャット入力管理部66は、共有情報管理部67からの通知に基づいて、入力エリアに入力されているリンクワードから、今リンクを張っている共有情報ウィンドウの次に古い共有情報ウィンドウに対して、リンク矢印を表示する(リンクを張る)。
【0253】
ステップS304において、CPU61が、TABキーは操作されなかったと判定した場合、ステップS306に進み、CPU61は、Enterキーが操作されたか否かを判定し、Enterキーが操作されなかったと判定した場合、ステップS304に戻り、上述したステップS304以降の処理を繰り返す。
【0254】
ステップS306において、CPU61が、Enterキーが操作されたと判定した場合、ステップS307に進み、CPU61からの指令により、チャット入力管理部66は、その時、リンク矢印により指し示されていた共有情報ウィンドウにリンクを張ることに決定し、処理を終了する。
【0255】
以上のようにして、入力エリアに、リンクワードを入力したタイミングで、共有情報ウィンドウとのリンクを張るようにすることにより、ユーザは、チャット文章の入力に専念しながら、共有情報ウィンドウとのリンクを張ることが可能となる。
【0256】
なお、ユーザは、所望の単語を、リンクワードとして設定することも可能である。また、予め、いくつかの単語をリンクワードとしてチャットクライアントプログラム内に記憶させることも可能である。
【0257】
なお、上述した発明の実施の形態においては、チャットウィンドウ、および共有情報ウィンドウを、別のものとして構成したが、2つのウィンドウを組み合わせて、1つのウィンドウとすることも可能である。
【0258】
また、上述した発明の実施の形態においては、チャットウィンドウ、および共有情報ウィンドウを、同一のモニタに表示させたが、これらのウィンドウを、複数のモニタに、別々に表示させることも可能である。
【0259】
また、上述した発明の実施の形態においては、チャットログデータをテキストデータとしたが、チャットログデータは、テキストデータ以外の、例えば音声データにすることも可能である。この場合、例えば、クライアントコンピュータ3に、音声入力部を備えさせ、音声入力部より入力された音声データを用いることも可能である。
【0260】
上述した例においては、サーバ2は、独立した機器であるとして説明したが、クライアントコンピュータ3にその機能が搭載されるようにしてもよい。この場合、クライアントコンピュータ3−1乃至3−3は、上述したクライアントコンピュータとしての機能の他、上述したサーバとしての機能も、それぞれ果たすことになる。すなわち、例えば、クライアントコンピュータ3−1は、クライアントコンピュータ3−2またはクライアントコンピュータ3−3に対して、クライアントコンピュータ3−1において作成されたチャットログデータおよび共有情報を送信したり、あるいは、クライアントコンピュータ3−2または3−3から送信されたチャットログデータおよび共有情報を、クライアントコンピュータ3−1のモニタに表示させると共に、クライアントコンピュータ3−2または3−3に送信することができる。
【0261】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ(図2のCPU31や図3のCPU61)、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0262】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図2または図3に示すように、磁気ディスク41,75(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク42,76(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43,77、もしくは半導体メモリ44,78などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェイスを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0263】
また、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0264】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0265】
【発明の効果】
以上のように、本発明のサービス提供システムによれば、情報提供装置では、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報を記憶し、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報を記憶し、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信し、情報処理装置では、情報提供装置より受信された第1の情報をユーザに提示し、情報提供装置より受信された第2の情報をユーザに提示し、さらに、情報提供装置では、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、第1の情報と共に記憶し、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、同一のグループに属する情報処理装置に送信するようにしたので、ユーザは、従来のチャットにおいて交信される会話風の文章とは別の情報を、他のユーザと共有しつつ、チャットを行うことができ、より円滑に意見交換をすることができる。
【0266】
また、本発明の情報提供装置および方法、並びにプログラムによれば、情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、第1の情報を記憶し、情報処理装置より、第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、第2の情報を記憶し、情報処理装置より、第1の情報、または第2の情報が受信された場合、受信された情報を、同一のグループに属する他の情報処理装置に送信し、さらに、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が、情報処理装置より受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、第1の情報と共に記憶し、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報を、同一のグループに属する情報処理装置に送信するようにしたので、ユーザは、従来のチャットにおいて交信される会話風の文章とは別の情報を、他のユーザと共有しつつ、チャットを行うことができ、より円滑に意見交換をすることができる。
【0267】
さらに、本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムによれば、情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示し、情報提供装置より受信された、第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示し、さらに、第1の情報、および第2の情報と共に、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、第1の情報と第2の情報を対応付ける情報に基づいて、第1の提示手段により提示されている第1の情報と、第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示するようにしたので、ユーザは、従来のチャットにおいて交信される会話風の文章とは別の情報を、他のユーザと共有しつつ、チャットを行うことができ、より円滑に意見交換をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したチャットシステムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1のサーバ2の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のクライアントコンピュータ3の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のチャットシステムのチャット開始処理を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS14におけるクライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示例を示す図である。
【図6】図1のチャットシステムのチャット文章の入力処理を説明するフローチャートである。
【図7】図1のチャットシステムの共有情報表示処理を説明するフローチャートである。
【図8】図7のステップS72におけるクライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示例を示す図である。
【図9】図7のステップS72におけるクライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示の別の例を示す図である。
【図10】図7のステップS75におけるクライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示例を示す図である。
【図11】図7のステップS82におけるクライアントコンピュータ3−2のモニタ71の表示例を示す図である。
【図12】チャットを行うクライアントコンピュータ3−2のモニタ71の表示例を示す図である。
【図13】チャットを行うクライアントコンピュータ3−2のモニタ71の、図12の次の表示例を示す図である。
【図14】チャットを行うクライアントコンピュータ3−2のモニタ71の、図13の次の表示例を示す図である。
【図15】データベースによる情報管理の構成を模式的に示す図である。
【図16】クライアントコンピュータ3−3のモニタ71の表示例を示す図である。
【図17】3台のクライアントコンピュータ3によるチャットにおける、共有情報表示処理を説明するフローチャートである。
【図18】図17のステップS164におけるクライアントコンピュータ3−3のモニタ71の表示例を示す図である。
【図19】クライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示例を示す図である。
【図20】クライアントコンピュータ3−1のモニタ71の表示の別の例を示す図である。
【図21】チャットを管理するサーバの処理を説明するフローチャートである。
【図22】チャットを管理するクライアントコンピュータの処理を説明するフローチャートである。
【図23】図22に続くフローチャートである。
【図24】チャット文章から共有情報ウィンドウへのリンク処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク, 2 サーバ, 3−1乃至3−3 クライアントコンピュータ, 11 通信部, 12 チャットルーム管理部, 13 データベース, 31 CPU, 32 ROM,33 RAM, 34 バス, 35 入出力インターフェィス, 36 入力部, 37 音声出力部, 38 モニタ, 39 記憶部, 40 ドライブ, 41 磁気ディスク, 42 光ディスク,43 光磁気ディスク, 44 半導体メモリ, 61 CPU, 62 ROM,63 RAM, 64 バス, 65 入出力インターフェィス, 66 チャット入力管理部, 67 共有情報管理部, 68 チャットログ管理部, 69 入力部, 70 音声出力部, 71 モニタ, 72 記憶部, 73 通信部, 74 ドライブ, 75 磁気ディスク, 76 光ディスク, 77 光磁気ディスク, 78 半導体メモリ
Claims (21)
- ネットワークを介してチャットに関する情報を提供する情報提供装置、および前記情報提供装置から提供される前記チャットに関する情報を相互に共有する複数の情報処理装置から構成されるサービス提供システムにおいて、
前記情報提供装置は、
前記情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶手段と、
前記情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、前記第1の情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記情報処理装置より、前記第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、前記第2の情報を記憶する第3の記憶手段と、
前記情報処理装置より、前記第1の情報、または前記第2の情報が受信された場合、受信された前記情報を、同一の前記グループに属する他の前記情報処理装置に送信する送信手段と
を備え、
前記情報処理装置は、
前記情報提供装置より受信された前記第1の情報をユーザに提示する第1の提示手段と、
前記情報提供装置より受信された前記第2の情報をユーザに提示する第2の提示手段と
を備え、
前記第2の記憶手段は、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記情報処理装置より受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報を、前記第1の情報と共に記憶し、
前記送信手段は、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報を、同一の前記グループに属する前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とするサービス提供システム。 - ネットワーク上の複数の情報処理装置にチャットに関する情報を提供する情報提供装置において、
前記情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶手段と、
前記情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、前記第1の情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記情報処理装置より、前記第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、前記第2の情報を記憶する第3の記憶手段と、
前記情報処理装置より、前記第1の情報、または前記第2の情報が受信された場合、受信された前記情報を、同一の前記グループに属する他の前記情報処理装置に送信する送信手段と
を備え、
前記第2の記憶手段は、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記情報処理装置より受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報を、前記第1の情報と共に記憶し、
前記送信手段は、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報を、同一の前記グループに属する前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする情報提供装置。 - 前記第1の情報は、テキストデータである
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。 - 前記第2の情報は、テキストデータ、グラフ、表、および画像データのうち、少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。 - 前記情報処理装置より、前記第2の情報が受信された場合、前記第2の情報に付されている前記第2の情報を識別するIDに基づいて、同一の前記IDを有する前記第2の情報が、前記第3の記憶手段により、すでに記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記情報処理装置より受信された前記第2の情報と同一の前記IDを有する前記第2の情報が、前記第3の記憶手段により、すでに記憶されていると判定された場合、前記第3の記憶手段により記憶されている、同一の前記IDを有する前記第2の情報を、前記第3の記憶手段から消去する記憶制御手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。 - ネットワーク上の複数の情報処理装置にチャットに関する情報を提供する情報提供装置の情報提供方法において、
前記情報処理装置が属するグループを記憶する第1の記憶ステップと、
前記情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、前記第1の情報を記憶する第2の記憶ステップと、
前記情報処理装置より、前記第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、前記第2の情報を記憶する第3の記憶ステップと、
前記情報処理装置より、前記第1の情報、または前記第2の情報が受信された場合、受信された前記情報を、同一の前記グループに属する他の前記情報処理装置に送信する送信ステップと
を含み、
前記第2の記憶ステップにおいて、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記情報処理装置より受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記第1の情報と共に記憶され、
前記送信ステップにおいて、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報が、同一の前記グループに属する前記情報処理装置に送信される
ことを特徴とする情報提供方法。 - ネットワーク上の複数の情報処理装置にチャットに関する情報を提供する情報提供装置を制御するコンピュータに、
前記情報処理装置が属するグループの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
前記情報処理装置より、チャット文章を含む第1の情報が受信された場合、前記第1の情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
前記情報処理装置より、前記第1の情報とは異なる第2の情報が受信された場合、前記第2の情報の記憶を制御する第3の記憶制御ステップと、
前記情報処理装置より、前記第1の情報、または前記第2の情報が受信された場合、受信された前記情報を、同一の前記グループに属する他の前記情報処理装置に送信する送信ステップと
を実行させ、
前記第2の記憶制御ステップにおいて、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記情報処理装置より受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が、前記第1の情報と共に記憶され、
前記送信ステップにおいて、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報が、同一の前記グループに属する前記情報処理装置に送信される
プログラム。 - ネットワークを介して情報提供装置より提供されるチャットに関する情報を、複数の他の情報処理装置と共有する情報処理装置において、
前記情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示手段と、
前記情報提供装置より受信された、前記第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示手段と、
前記情報提供装置より、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報に基づいて、前記第1の提示手段により提示されている前記第1の情報と、前記第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1の情報は、テキストデータである
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第2の情報は、テキストデータ、グラフ、表、および画像データのうち、少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記情報提供装置は、前記第1の情報を、入力時刻順に記憶し、
前記第1の提示手段は、前記第1の情報を、前記情報提供装置により記憶された順番で、前記ユーザに提示する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第2の提示手段により前記第2の情報が前記ユーザに提示されていた場合、前記情報提供装置より、前記第2の情報が受信されたとき、受信された前記第2の情報を識別するIDと、前記第2の提示手段により提示されている前記第2の情報の前記IDが同一であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、受信された前記第2の情報の前記IDと、前記第2の提示手段により提示されている前記第2の情報の前記IDが同一であると判定された場合、前記第2の提示手段により提示する前記第2の情報を、受信された前記第2の情報に置き換える置換手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記情報提供装置より受信された前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記情報提供装置より受信された前記第2の情報を記憶する第2の記憶手段と
をさらに備え、
前記第1の提示手段は、前記第1の記憶手段により記憶された前記第1の情報を、ユーザに提示し、
前記第2の提示手段は、前記第2の記憶手段により記憶された前記第2の情報を、ユーザに提示する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第1の情報と、前記第2の提示手段の間の対応関係を示す前記情報は、前記第1の情報から前記第2の提示手段に向かう矢印である
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第2の提示手段は、前記第2の情報を表示する領域に、新規に前記第2の情報の作成を受け付ける
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記第1の情報の入力を受け付ける第1の受付手段と、
前記第1の受付手段により入力が受け付けられた前記第1の情報と、前記第2の提示手段により作成が受け付けられた新規の前記第2の情報の対応付けを受け付ける第2の受付手段と、
前記第2の受付手段により受け付けられた前記第1の情報と前記第2の情報の対応付けに基づいて、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報を作成する作成手段と、
前記第1の受付手段により入力が受け付けられた前記第1の情報、前記第2の提示手段により作成が受け付けられた新規の前記第2の情報、および、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報を、前記情報提供装置に送信する送信手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。 - 前記第2の提示手段は、提示している前記第2の情報に対する、情報の追記、または削除を受け付け、
前記送信手段は、前記第2の提示手段が提示している前記第2の情報に、前記情報の追記、または削除が受け付けられた場合、前記情報の追記、または削除が受け付けられた前記第2の情報を、前記情報提供装置に送信する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記第2の提示手段は、前記第2の情報と共に、アイコンを表示し、
前記第2の受付手段は、前記第1の受付手段により前記第1の情報の入力を受け付ける領域に、前記アイコンがドラッグアンドドロップされた場合、入力が受け付けられていた前記第1の情報と、前記アイコンがドラッグアンドドロップされた前記第2の情報との対応付けを受け付ける
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記第2の受付手段は、前記第1の受付手段により、予め設定された所定の単語の入力が受け付けられた場合、前記第2の提示手段により前記第2の情報が提示されていたとき、前記第1の受付手段により入力が受け付けられている前記第1の情報と、前記第2の情報との対応付けを受け付ける
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して情報提供装置より提供されるチャットに関する情報を、複数の他の情報処理装置と共有する情報処理装置の情報処理方法において、
前記情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示ステップと、
前記情報提供装置より受信された、前記第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示ステップと、
前記情報提供装置より、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報に基づいて、前記第1の提示ステップにおいて提示されている前記第1の情報と、前記第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - ネットワークを介して情報提供装置より提供されるチャットに関する情報を、複数の他の情報処理装置と共有する情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記情報提供装置より受信されたチャット文章を含む第1の情報をユーザに提示する第1の提示ステップと、
前記情報提供装置より受信された、前記第1の情報とは異なる第2の情報をユーザに提示する第2の提示ステップと、
前記情報提供装置より、前記第1の情報、および前記第2の情報と共に、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける情報が受信された場合、前記第1の情報と前記第2の情報を対応付ける前記情報に基づいて、前記第1の提示ステップにおいて提示されている前記第1の情報と、前記第2の提示手段との間の対応関係を示す情報を表示する表示ステップと
を実行させるプログラム。
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