JP2005508036A - アイデアを開発し知的作業を実行するための仮想作業環境を生成する方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連出願の相互参照
2001年10月29日に出願された仮特許出願Serial No.60/348,311、2001年10月30日に出願された仮特許出願Serial No.60/335,261、及び2002年5月10日に出願された仮特許出願Serial No.60/379,490に対しての優先権を主張し、これらの出願の開示事項が本明細書に援用される。
【0002】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、一般的に、アイデア及び知的作業を生成するのを助長することに関し、詳細には、仮想作業環境であって、その仮想作業環境のサブスクライバに対して与えられる或るレベルの匿名性を有して、思考及びアイデアを育成することができる仮想作業環境を生成するシステム、方法、アプリケーション及びモジュールに関する。
【背景技術】
【0003】
2.背景及び関連技術
何年にもわたり、様々な個人及び組織が、アイデアの開発を助長し、知的作業を促進するためのシステムを開発することを試みてきた。近年、アイデアを開発し、それを保護する重要性が、組織内にせよその外にせよ、爆発的に増大してきた。残念なことに、アイデアを組織内で開発することは通常困難であるが、その理由は、多くの組織において普通にある拘束的な物理的作業による制限が加わるからである。
【0004】
現在、組織は、単独にせよ小さいグループのチームにせよ、当該組織にとって有益であり得るアイデアを開発するのに、個人を頼りにしている。残念なことに、アイデアを生成するこの仕方は、非効率であり、アイデアを組織内で開発及び促進するための各個人の実効性を制限する。組織のメンバーが、当該組織内の権限無しで、組織の将来の方向に影響を及ぼし得るほどに、アイデア又は発案を十分に助長することは極端に困難である。例証すると、組織の郵便仕分け室内で作業する個人が、組織のためのアイデア又は提案を当該組織の副社長又は他の上級管理へ送るには、著しい困難を有するであろう。より高位の組織職員は、郵便仕分け室職員によるアイデア又は発案の伝搬を任意の時に、そして任意の理由で、停止させることができる。例えば、郵便仕分け室の職員の監督者がその職員を嫌う場合、その監督者は、そのアイデアを、その監督者の上役に単に伝搬させないようにすることができる。また、監督者は、実際にアイデアを考えついた職員の功績を適切に認めること無しに、そのアイデアの所有者となることができる。この後者の場合、職員は、アイデアの発案者の功績が認められないので、更なるアイデアを表明するのを控える場合がある。何れの場合においても、組織は、多くの個人の知力及び創造力を、様々なレベルで、組織内で利用することが出来ない。
【0005】
組織内における様々な教育的背景及び地位を有する様々な個人に与えられる知覚される知力又は創造力もまた、組織内のアイデアの開発及び知的作業の遂行に対して著しい支障である。前述の例について続けると、郵便仕分け室内で作業する個人は、例えば、副社長ほど知的でないと認識される場合がある。更に、副社長は、郵便仕分け室の職員の何れのコメント又はアイデアも、その副社長に及び/又は組織にとって全体的にみて利点を持つであろうと考えないかも知れない。従って、比較的低い地位の職員により開発された、組織にとって著しい利益を持つかも知れないアイデアは、そのアイデアを促進して実行し得る適切な個人へ、組織を通じて伝搬しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
組織内の個人の知覚される外側の物理的属性又は個人の地位が、組織を通しての、アイデア又は問い合わせに対する応答の伝搬に影響を与えないような環境内で、アイデアの発展及び提起された質問に対する応答を助長するためのシステム、方法、及びモジュールを提供することは、利益となるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の概要
本発明の実施形態は、一般に、組織、又は個人あるいはサブスクライバ(加入者)のグループと関連した1人又はそれより多くの個人の知的な関与(engagement)を促進するシステム、方法、及びモジュールに関する。本発明のシステム、方法及びモジュールは、アイデアを開発し、知的作業を実行することを助長し、そして、仮想作業環境でそのようなアイデアの発生又は知的作業の実施を追跡するためのメカニズムを提供するものであり、この仮想作業環境では、各個人が他のサブスクライバに対して或るレベルの匿名性を選択できるようにする。更に、本発明のシステム、方法及びモジュールは、アイデア及び知的作業の比較を容易にし、そして、そのようなアイデア及び知的作業の冗長性を実質的に排除して、そのようなアイデア及び知的作業を表す圧縮され非冗長である量的及び質的なデータを生成する。
【0008】
従って、本発明の実施形態は、アイデア及び/又は開発された知的作業と関連した1又はそれより多くのドキュメントを格納するデータ記憶装置を含むことができるシステム、方法及びモジュールを提供する。このデータは、アクセス可能であり、そして、システムのサブスクライバに互いに通信および関与させるためのインターフェースを提供するサブスクライバ・モジュールを使用して追加され得る。更に、サブスクライバ・モジュールは、サブスクライバが様々なドキュメントをリンクさせるのを可能にすることにより、複数のリンクされたドキュメントの連鎖(チェーン)又は系統を生成する。このドキュメントのチェーン又は系統は、問い合わせ(クエリ)ドキュメントから、1又はそれより多くの応答ドキュメントがそのクエリ・ドキュメント及び他の応答ドキュメントに追加又はリンクされるにつれて拡張する。この系統へのそれぞれの追加は、初期クエリ・ドキュメントから開発された1つの世代のアイデア又は知的作業と考えることができる。例えば、初期ドキュメントに直接リンクされたドキュメントが第1世代ドキュメントであり、この第1世代ドキュメントにリンクされたドキュメントが第2世代ドキュメントである。
【0009】
一般的に、本発明は、グループ内の個人が、オプショとしてはマネジャの指図の下で、質問又はクエリを生成して尋ね、それに対する応答を生成し、そして追加の質問又はクエリを提起することを可能にするシステム、方法及びモジュールを提供する。従って、本発明の実施形態は、対話型仮想作業環境、即ち、この仮想作業環境に対してサブスクライバとして行動する個人が、クエリ又はクエリに対する応答を含む1又はそれより多くのドキュメントを生成するために対話的(インタラクティブ)に協働する対話型仮想作業環境を提供する方法、システム及びモジュールを提供する。
【0010】
本発明の一つの例示的な実施形態に従ったシステムは、1又はそれより多くのサブスクライバが、互いに通信し、パーソナル・ドキュメントにせよグローバルにアクセス可能なドキュメントにせよ、1又はそれより多くのドキュメントに関与する(engage)ことを可能にする。各サブスクライバは、システム内の一般的に使用可能なデータ及び情報、即ち、グローバルにアクセスな可能ドキュメントにアクセスすることができ、他方、パーソナル・ドキュメントは、そのパーソナル・ドキュメントの著作者及び/又は所有者にのみアクセス可能であり、そのようなパーソナル・ドキュメントは、そのサブスクライバのパーソナル・アカウントに格納される。各サブスクライバに許可された特定の権利に応じて、様々なグループのドキュメントを、閲覧してその後に1又はそれより多くの他のドキュメントへリンクするために、アクセスすることが可能である。
【0011】
本システムは、提起された質問又はクエリ及び/又はそれらに対する応答を含む1又はそれより多くのドキュメントの開発を促進する。この応答は、初期のクエリから結果として生じる他の質問又はクエリ、提起された1又はそれより多くの質問又はクエリに対する回答、クエリ及び応答のグループの要約、又は、提起された質問又はクエリに関連した情報又はデータを含む別のドキュメントを含むことができるが、含まれるものはそれらに限定されるものではない。サブスクライバの対話は、1又はそれより多くのドキュメントに対してアクションを実行することにより互いに通信及び関与する1人又はそれより多くのサブスクライバを含むことができる。
【0012】
更に、本発明の実施形態は、各ドキュメントに関する各サブスクライバのアクション(行動)の追跡を容易にする。例えば、他のそれぞれのサブスクライバ、及び各サブスクライバにより生成されたドキュメントに関してのサブスクライバのアクションを追跡して、仮想作業環境内での各サブスクライバの関与のレベルを識別する。システムは、オプションとして、サブスクライバにとって個人的なドキュメント、又は本発明のシステムを用いることができる1人又はそれより多くの他のサブスクライバにとってアクセス可能であるドキュメントに関しての、サブスクライバのアクション又は関与を追跡することをできる。そうすることにより、本発明は、サブスクライバが1又はそれより多くのドキュメント及び関連のアイデア及び知的作業の著作者であることを主張するためにそのサブスクライバにより選定された匿名性のレベルをなしで済ませることを選択すると、アイデア及び知的作業の所有者であること及び/又は著作者であることを認証し、そして適切な現実的又は物理的な世界での利益を得る。
【0013】
本発明のシステム、方法及びモジュールを用いて、サブスクライバは、クエリ・マネジャのようなクエリ・ドキュメント所有者であるサブスクライバにより選択された1又はそれより多くの他のサブスクライバへ向けることができる質問又は案件を提起するクエリ・ドキュメントを、生成することができる。
【0014】
ひとたび問い合わせ(クエリ)マネジャが、クエリ・ドキュメントに含まれるアイデア、クエリ又は思考を開発するために参加する他のそれらのサブスクライバを識別すると、本発明のシステム、方法及びモジュールは、クエリ・マネジャが、選択されたグループのサブスクライバへ招待を拡張することを可能にする。本発明のシステム、方法及びモジュールにより容易にされた通信を用いて、招待されたサブスクライバ、及び任意ではあるが1人又はそれより多くの招待されていないサブスクライバは、アイデアを開発しそして/または知的作業を実行することに参加するサブスクライバにより生成されたクエリ・ドキュメント及び他の応答ドキュメントに鑑みて、協働して、応答ドキュメントを生成することができる。
【0015】
本発明の方法、システム及びモジュールは、ドキュメント及びそれらの間のリンクの様々なグラフィカル表現を提供する。このグラフィカル表現は、ドキュメントを見て、アイデアを開発し知的作業を実行することに参加するためにサブスクライバに使用されるナビゲート可能なインターフェースを提供する。
【0016】
本発明の更なる特徴及び利点は以下の記載に説明され、そして、一部はその記載から明らかであり、また、本発明の実施により知り得る。本発明の特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲で特に指摘された機器及び組み合わせにより実現され、得られる。本発明のこれら及び他の特徴は、以下の記載及び添付の特許請求の範囲から一層完全に明らかとなり、また、後述するように本発明の実施により知り得る。
【0017】
本発明の前述及び他の利点及び特徴を得ることができる態様を説明するため、上記で簡単に説明した本発明の一層詳細な説明は、添付の図面に示されている本発明の特定の実施形態を参照している。これらの図面が本発明の典型的な実施形態のみを示し、従って、本発明の範囲を限定すると考えるべきでないことを理解した上で、本発明は、添付の図面の使用を通して、更なる特定性及び詳細さをもって記載され且つ説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
[好適な実施形態の詳細な説明]
本発明は、ビジネス組織内又は他の個人のグループ内の個人間の通信を容易にするシステム、方法及びモジュールにも適用される。本発明のシステム、方法及びモジュールは、個人又はサブスクライバのそれぞれがアイデアの開発及び知的作業の実行に参加又は関与するときの匿名性のレベルを選択できる環境において、個人が有効に作業して、アイデアを開発および知的作業を実行することを可能にするよう適合される。知的作業は、アイデアを開発すること、1又はそれより多くのサブスクライバにより提起されたクエリに応答すること、クエリ及び質問を生成すること、及び一般的に1又はそれより多くのドキュメントに関してアクションを実行することを含む。更に、本発明の実施形態は、各サブスクライバ又は個人が、ドキュメントを生成すること、1又はそれより多くのドキュメントをリンクすること、および1又はそれより多くのサブスクライバにより開発された1又はそれより多くのアイデアと関連したデータ又は情報を含む1又はそれより多くのドキュメントと一般的に対話することを行うときの、その各サブスクライバ又は個人のアクションを追跡(トラッキング)することを容易にする。1又はそれより多くのドキュメント及び/又は1人又はそれより多くのサブスクライバと関連したアクションの実行とは、同じ実行に参加又は関与すること、及び/又はアイデアを開発すること及び知的作業を実行すること、と考えることができる。本発明の実施形態は、コンピュータ・ハードウエアを含む特定用途向けコンピュータ又は汎用コンピュータを含み得る。
【0019】
本発明の範囲内の実施形態はまた、それに格納されるコンピュータ実行可能命令又はデータ構造を担持する又は有するためのコンピュータ読取可能な媒体を含む。そのようなコンピュータ読取可能媒体は、汎用又は特定用途向コンピュータによりアクセスできる任意の入手可能な媒体とすることができる。限定としてではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、又は所望のプログラム・コード手段をコンピュータ実行可能な命令又はデータ構造の形式で保持又は格納するために用いることができ且つ汎用又は特定用途向けコンピュータによりアクセスすることができる任意の他の媒体を含み得る。情報がネットワーク又は別の通信接続手段(有線、無線、又はこれらの組み合わせの何れか)を介してコンピュータへ転送又は提供されると、当該コンピュータは、それらの接続手段をコンピュータ読取可能媒体として適切に見る。従って、そのような任意の接続手段は、適切に、コンピュータ読取可能媒体と呼ばれる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。コンピュータ実行可能命令は、例えば、汎用コンピュータ、特定用途向けコンピュータ又は特定用途向けプロセッシング装置に特定の機能又は機能のグループを実行させる命令及びデータを含む。
【0020】
図1及び以下の説明は、本発明を実施できる適切なコンピューティング環境の簡潔且つ一般的な説明を提供することを意図している。必要というわけではないが、本発明は、プログラム・モジュールのようなコンピュータ実行可能命令がコンピュータ又はハードウエア装置によりネットワーク環境で実行されるという一般的なコンテキストにおいて説明される。一般的に、プログラム・モジュールは、特定のタスクの実行又は特定の抽象データ型をインプリメント(implement)するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令、関連のデータ構造、及びプログラム・モジュールは、本明細書で開示される方法のステップを実行するためのプログラム・コード手段の例を表す。そのような実行可能命令又は関連のデータ構造の特定のシーケンスは、そのようなステップで説明された機能を実施するための対応する動作を表す。
【0021】
当業者は、本発明がネットワーク・コンピューティング環境において、パーソナル・コンピュータ、ハンドヘルド型装置、マルチプロセッサ・システム、マイクロプロセッサ・ベース又はプログラマブルの民生用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、及び他のハードウエア装置を含む多くのタイプのコンピュータ・システム構成を用いて実施され得ることを理解するであろう。本発明はまた、通信ネットワークを介してタスクが(有線リンク、無線リンク、それら有線及び無線リンクの組み合わせの何れかにより)リンクされるローカル及びリモートの処理装置により実行される分散コンピューティング環境においても実施できる。分散コンピューティング環境において、プログラム・モジュールは、ローカル及びリモートの両方のメモリ記憶装置に配置することができる。
【0022】
図1を参照すると、本発明を実施する例示的システムは、従来のコンピュータ20の形式の汎用コンピューティング装置を含み、従来のコンピュータ20は、処理ユニット22と、システム・メモリ24と、システム・メモリ24を含む様々なシステム構成要素を処理ユニット22に結合するシステム・バス26とを含む。システム・バス26は、メモリ・バス又はメモリ・コントローラ、周辺バス、及び様々なバス・アーキテクチャの何れかを用いたローカル・バスを含む幾つかのタイプのバス構造の何れかであり得る。システム・メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)28及びランダム・アクセス・メモリ(RAM)30を含む。スタートアップ中のような情報をコンピュータ20内の構成要素間で転送するのを助ける基本ルーチンを含む基本入力/出力システム(BIOS)32を、ROM28に格納することができる。
【0023】
コンピュータ20はまた、磁気ハード・ディスク58から読み出し又はそれへ書き込むための磁気ハード・ディスク・ドライブ34と、取り外し可能磁気ディスク38から読み出し又はそれへ書き込むための磁気ディスク・ドライブ36と、CD−ROM又は他の光学的媒体のような取り外し可能光ディスク42から読み出し又はそれへ書き込むための光ディスク・ドライブ40とを含み得る。磁気ハード・ディスク・ドライブ34、磁気ディスク・ドライブ36、及び光ディスク・ドライブ40は、ハード・ディスク・ドライブ・インターフェース44、磁気ディスク・ドライブ・インターフェース46及び光ディスク・ドライブ・インターフェース48により、それぞれに、システム・バス26に接続される。これらドライブ及びそれらの関連のコンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ20のためのコンピュータ実行可能命令、データ構造、プログラム・モジュール及び他のデータの不揮発性記憶を提供する。本明細書に説明されている例示的環境は、磁気ハード・ディスク58、取り外し可能磁気ディスク38、及び取り外し可能光ディスク42を採用するが、磁気カセット、フラッシュ・メモリ・カード、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、ベルヌーイ・カートリッジ(Bernoulli cartridge)、RAM、ROM、及びデータを格納することが可能な他の媒体を含めてのデータを格納するための他のタイプのコンピュータ読取可能媒体を用いることもできる。
【0024】
1又はそれより多くのプログラム・モジュールを備えるプログラム・コード手段は、ハード・ディスク58、磁気ディスク38、光ディスク42、ROM28、又はRAM30に格納され、オペレーティング・システム50、1又はそれより多くのアプリケーション・プログラム52、他のプログラム・モジュール54、及びプログラム・データ56を含む。ユーザは、コマンド及び情報をコンピュータ20に、キーボード60、ポインティング・デバイス64、又はマイクロフォン、ジョイ・スティック、ゲーム・パッド、サテライト・ディッシュ(satellite dish)、スキャナのような他の入力装置(図示せず)、又はデータをコンピュータ20に入力するために用いることができる他の装置を介して、入力することができる。これら及び他の入力装置は、多くの場合、処理ユニット22に、システム・バス26に結合されたシリアル・ポート・インターフェース68を介して接続される。また、入力装置は、パラレル・ポート、ゲーム・ポート、又は汎用シリアル・バス(USB)のような他のインターフェースにより接続することもできる。モニタ70又は別のディスプレイ装置もまた、ビデオ・アダプタ72のようなインターフェースを介してシステム・バス26に接続される。モニタに加えて、パーソナル・コンピュータは、典型的には、スピーカ、プリンタ、スキャナ、複写機、ファクシミリ装置などのような他の周辺出力装置(図示せず)を含む。
【0025】
コンピュータ20は、リモート・コンピュータ74a及び74bのような1又はそれより多くのリモート・コンピュータへの論理的接続を用いて、ネットワーク化された環境で動作することができる。リモート・コンピュータ74a及び74bは、それぞれ、別のパーソナル・コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア装置(peer devices)又は他の共通ネットワーク・ノードとすることができ、図1ではメモリ記憶装置76a及び76b及びそれらの関連アプリケーション・プログラム52a及び52bのみが示されているが、典型的にはコンピュータ20に関して前述した構成要素の多くを又はその全てを含み得る。図1に示された論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)78及びワイド・エリア・ネットワーク(WAN)80を含むが、これらは例として示すものであり、限定として示すものではない。そのようなネットワーキング環境は、オフィス全体又は企業全体のコンピュータ・ネットワーク、イントラネット及びインターネットにおいて通常のものである。
【0026】
コンピュータ20は、LANネットワーキング環境で用いられるとき、ネットワーク・インターフェース又はアダプタ82を介してローカル・エリア・ネットワーク78に接続される。コンピュータ20は、WANネットワーキング環境で用いられるとき、モデム84、無線リンク、又はインターネットのようなワイド・エリア・ネットワーク80を介しての通信を確立するための他の手段を含み得る。モデム84は、内部又は外部の何れにあってもよく、シリアル・ポート・インターフェース68を介してシステム・バス26に接続される。ネットワーク化された環境においては、コンピュータ20に関して説明されたプログラム・モジュール、又はその一部は、リモート・メモリ記憶装置に格納することができる。示されたネットワーク接続は例示であり、ワイド・エリア・ネットワーク80を介して通信を確立する他の手段を用い得ることも理解できるであろう。
【0027】
一般的に、本発明は、グループ内の個人が、オプションとしてはマネジャの指図の下で、質問又はクエリを生成して尋ねること、それに対する応答を生成すること、そして追加の質問又はクエリを提起することの割合(レート)を促進するシステム、方法及びモジュールを提供する。従って、本発明の実施形態は、対話型仮想作業環境であって、その仮想作業環境に対するサブスクライバとして活動する個人がクエリ又はクエリに対する応答を含む1又はそれより多くのドキュメントを生成することにインタラクティブに協働する対話型仮想作業環境を提供する方法、システム及びモジュールを提供する。これらのサブスクライバは、それぞれの個々のサブスクライバにより選択された、仮想作業環境の他のサブスクライバに対しての或るレベルの匿名性を有しつつ、互いに協働する。
【0028】
一般に、各サブスクライバは、本発明と関連した仮想作業環境にアクセスする任意の個人と考えることができる。サブスクライバのIDは、仮想作業環境の他のサブスクライバに対して完全に秘密、選択的に秘密、又は公開とすることができ、それにより、各サブスクライバが、そのサブスクライバが希望する匿名性のレベルを選択できるようにする。そうすることにより、本発明の方法、システム及び装置は、物理的作業場と並行して動作する仮想作業環境を生成し、人間の挙動及び倫理の多くの面が技術の使用を通じて均衡化される。そうすることにより、仮想作業環境は、知的作業を促進し、その知的作業を組織の有益な目的へ導く。
【0029】
本発明の選択的な匿名性、及びシステム、方法及びモジュールの使用を通じて、個人又はサブスクライバが他のサブスクライバとアイデアを開発すること及び知的作業の実行に参加することを妨げる、即ち、クエリ及びクエリに対する応答を含むドキュメントに関与することを妨げる物理的世界の制約が、排除される。例えば、各サブスクライバが互いに通信し且つドキュメントを匿名で生成することを可能にすることにより、現実世界での権限の無いことに関連した制限が除去される。同様に、アイデア及び知的作業を提供することに対する他の現実世界又は物理的世界の制約が、本発明のシステム、方法及びモジュールにより与えられる選択的な匿名性により除去される。
【0030】
本発明の一例示的実施形態に従った例示的システム200は、1又はそれより多くのサブスクライバが互いに通信し、1又はそれより多くのドキュメントに関与するためのシステムを提供する。これらのドキュメントは、異なって定義されたレベルのセキュリティ及び権限に基づいて、異なるサブスクライバがアクセス可能であり得る。例えば、一部のドキュメントは、或るサブスクライバにとってのみアクセス可能であるパーソナル・ドキュメントであり、他のドキュメントは、グローバルにアクセス可能なドキュメントのように任意のサブスクライバがアクセス可能であり、また更に別のドキュメントは、仮想作業環境を用いる選択されたグループのサブスクライバにとってアクセス可能である。その結果、各サブスクライバは、そのサブスクライバがそれに対してアクセスするための適切なアクセス権利を有するドキュメントにアクセスすることができる。従って、各サブスクライバに与えられた或る一定の権利に応じて、それぞれのグループのドキュメントを、見るため、およびそれに続いて1又はそれより多くの他のドキュメントにリンクするためにアクセス可能である。
【0031】
システム200を利用する各サブスクライバは、仮想作業環境を提供する組織の従業員である必要はない。むしろ、各サブスクライバは、本発明のシステム、方法及びモジュールにより提供される仮想作業環境にアクセスするに十分なアクセス権利を持つことのみが必要である。その結果、各サブスクライバは、従業員、独立の契約者、関連のメンバ、又は、知的作業が促進され且つ追跡される仮想環境の生成から利益を得ることを望む組織に加盟した又は関連した任意の他の個人であり得る。
【0032】
システム200は、提起された質問又はクエリ及び/又はそれに対する応答を含む1又はそれより多くのドキュメントの開発を促進する。そこにおけるその応答は、別の質問、提起された質問又はクエリに対する回答、1群のクエリ及び応答の要約、又は、提起された質問に関連した情報又はデータを含む別のドキュメントであり得る。サブスクライバの対話は、1又はそれより多くのサブスクライバが1又はそれより多くのドキュメントに対してのアクションを実行することを通じて互いに通信し関与することを含むことができる。これらのアクションは、ドキュメントにアクセスすること、ドキュメントを変更すること、ドキュメントに注釈を付けること、ドキュメントの量的評価を行うこと、ドキュメントの質的評価を行うこと、ドキュメント特質(traits)をドキュメントに割り当てること、別のドキュメントを生成すること、1又はそれより多くのドキュメントをリンクさせること、アタッチメントをドキュメントに付加すること、ドキュメントを送ること、1又はそれより多くのドキュメントを接続すること、ドキュメントを削除すること、ドキュメントを好み(favorite)のものとして識別すること、ドキュメントの著作者に接触すること、1又はそれより多くのサブスクライバを検索すること、1又はそれより多くのドキュメントを検索すること、ドキュメント内でサーチすること、ドキュメントと関連したドキュメント特質をサーチすること、又は、サブスクライバがドキュメントに対して実行する任意の他の測定可能又は追跡可能なアクションを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
【0033】
更に、本発明の実施形態は、各ドキュメントについての各サブスクライバのアクションの追跡を容易にすることができる。例えば、他のそれぞれのサブスクライバ、及び各サブスクライバが生成するドキュメントに関するサブスクライバのアクションを追跡して、仮想作業環境内における各サブスクライバの参加又は関与のレベルを識別する。オプションとしては、システムが、サブスクライバにとって個人的なドキュメント、又は本発明のシステムを用いることができる1又はそれより多くの他のサブスクライバにとってアクセス可能であるドキュメントに関するサブスクライバのアクション又は関与を、追跡する。そうすることにより、本発明は、サブスクライバが1又はそれより多くのドキュメント及び関連のアイデア及び知的作業の著作者であることを主張するためにそのサブスクライバにより選択された匿名性のレベルを無視することを選択すると、アイデア及び知的作業の所有者であること及び/又は著作者であることを認証し、そして適切な現実的又は物理的な世界の利益を得る。
【0034】
図2は、本発明の一実施形態を実行する例示的システムを示すブロック図である。示されるように、システム200は、1又はそれより多くのサブスクライバ・モジュール206a−206nとネットワーク204を介して通信する1又はそれより多くのデータ記憶装置202(1つだけを示す)を含む。データ記憶装置202は、仮想作業環境と、仮想作業環境にアクセスするサブスクライバ・モジュール206a−206nを用いての1又はそれより多くのサブスクライバのアクションとに関連した情報及びデータを格納するように適合される。例えば、データ記憶装置202は、サブスクライバ・モジュール206a−206nの1又は複数のものを用いてデータ記憶装置202にアクセスする任意のサブスクライバが見るために使用可能であるか、また、或る一定のサブスクライバに対しての個人的なものであるかにかかわりなく、様々なタイプの1又はそれより多くのドキュメントを格納することができる。
【0035】
データ記憶装置202に格納可能なドキュメントと関連した例示的データを概略的に示す図3を参照すると、ドキュメント230は、提起されたクエリ、又はクエリに対する応答(このクエリに対する応答自体がクエリであるか否かにかかわらない)と関連したデータを含むことができる。本明細書で説明されるように、各ドキュメントは、クエリ(問い合わせ)・ドキュメントまたは応答ドキュメントの何れかであり、応答ドキュメントは、クエリ・ドキュメントと関連付けられることができる任意のタイプのドキュメントである。例えば、限定するものではないが、それぞれの他のドキュメントは、(i)クエリ・ドキュメントに対する応答、(ii)クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに鑑みて提起された質問、又はクエリ・ドキュメントに対する応答、(iii)クエリ・ドキュメントと関連した事後結論(post−conclusion)コメント、(iv)クエリ結論ドキュメント、(v)様々なペアレント−チャイルド(親−子)ドキュメントの要約、(vi)ドキュメントの発生を要約するドキュメント、(vii)パーソナル・ドキュメント、又は(viii)割り当てられた又は設計されたクエリ・マネジャ、即ち、クエリを開始するための現実世界の権限を有するサブスクライバを持たないドキュメントであり得る。これらの異なるドキュメントについての追加の情報が下記で与えられるが、しかしながら、データ記憶装置202(図2)に格納された全てのドキュメントは、クエリ・ドキュメントまたは応答ドキュメントの何れかであり、後者はドキュメント・タイプ(i)−(viii)を含むものであり、ドキュメント(i)−(viii)が、オプションとして、追加のクエリ、又はクエリ・ドキュメントと関連したクエリを含意したものを含むことができることが理解される。
【0036】
ドキュメント230のようなドキュメントの特性及び/又は性質を定義する1又はそれより多くのデータ・フィールド232−256が、各ドキュメントと関連付けられる。これらのデータ・フィールド232−256は、各ドキュメントを一義的に定義し、そして、1又はそれより多くのサブスクライバが1又はそれより多くのドキュメントをリンクさせて、アイデアの流れ又は開発を表すドキュメントのチェーン又は系統を生成することができるようにするメカニズムを提供する。このドキュメントのチェーン又は系統は、異なるサブスクライバが知的作業の実行中に各サブスクライバの提案及びアイデアに基づいてドキュメントを追加するにつれて、成長する。このチェーン又は系統は、アイデア又は知的作業が時間の経過と共に発展する態様を表し、そして、仮想作業環境の他のサブスクライバに対しての或るレベルの匿名性をもって活動する各サブスクライバによる寄与を説明する。
【0037】
関連した1又はそれより多くのデータ・フィールドを含む各ドキュメントについて言及したが、当業者は、そのようなデータ・フィールドが本明細書で説明されるデータ・フィールドの全部又は一部を含むにしろ又は含まないにしろ、ドキュメントがそれより多い又は少ない数のデータ・フィールドを含むことができることを理解できる。
【0038】
説明されたように、ドキュメント230は、識別子、または参照番号232で表される識別子を表すデータを含むデータ・フィールドを含むことができる。それぞれの識別子232は、それが関連付けられるドキュメントを一義的に定義する。このようにして、各ドキュメント230は、一義的に定義され、データ記憶装置202(図2)、及び/又はサブスクライバ・モジュール206a−206nを用いる1又はそれより多くのサブスクライバにより、検索可能である。
【0039】
ドキュメント230が識別子232を含むことに加えて、ドキュメント230は、タイトル・データ234により表されているドキュメント230の名前を表すデータ、及びボディ・データ236により表されているドキュメント230のメイン・テキストを表すデータを含むことができる。一つの構成において、タイトル・データ234は、クエリ又はそれに対する応答のカプセル化(capsulation)を容易にするために、10以下の単語の表現に限定される。オプションとして、サブスクライバがタイトル・データ234に含まれるタイトルに関して10より多くの又は少ない数の単語を入力すること、またはキャラクタの最大数を定義することを可能にできる。
【0040】
多くの場合、サブスクライバへ配信される或る一定のドキュメントに関連する判断は、このタイトルに基づき得る。タイトルに関してキャラクタ(文字)数又は単語数を制限することにより、各サブスクライバが各ドキュメントにより表されるクエリ又はそれに対する応答に焦点を合わせるための手助けとなる。このようして、本発明の実施形態は、提起されたクエリ及び/又はそれに対する1又はそれより多くの応答と関連する、焦点の合わされた思考又はアイデアの開発を容易にする。
【0041】
同様に、ボディ・データ236は、タイトル・データ234で表される1又はそれより多くのコンセプトを定義する50又はそれより少ない限定された数の単語を含むことができるが、その数はこれに限定されるものではない。オプションとして、ボディ・データ236としてサブスクライバが50より多い又は少ない数の単語を入力することを可能にすることもできる。更に別の実施形態においては、ボディ・データ236は、単語の最大数で制限されるのではなく、文字の最大数で制限される。
【0042】
ドキュメント230のタイトル及びボディ(本体)を定義することに加えて、所有者データ238により表されるドキュメントの所有者又は著作者を表すデータが、ドキュメント230と関連付けられる。各ドキュメントを或る一定の著作者と関係付けることにより、システム200は、各著作者が創作したそれぞれのドキュメントおよび多数のドキュメントについて実行されたアクションを追跡する。このようにして、システム200を用いて、アイデアを開発し、知的作業を実行する際の各サブスクライバの関与を追跡することができる。
【0043】
前述のように、多種多様の異なるドキュメントをデータ記憶装置202(図2)に格納することができる。各タイプのドキュメントは、タイプ・データ240を介して識別することができる。各ドキュメントの機能又はドキュメントのタイプは変えられ、そして、これらの異なるタイプのドキュメントの使用により、構造、即ち、その内部でサブスクライバ・モジュール206a−206n(図2)を用いてクエリが1又はそれより多くのサブスクライバに対して提起される構造が提供される。更に、これらのドキュメントは、応答又は追加のクエリを与えることを可能にし、また、1又はそれより多くのサブスクライバが関連ドキュメントのチェーン又は系統の結果的成果の要約を発生することを可能にする。例えば、データ記憶装置202(図2)に格納されたクエリ・ドキュメントは、或るサブスクライバが1又はそれより多くのサブスクライバに対して提起した初期の又は発信元のクエリを含むドキュメントである。この提起されたクエリに応答するために、サブスクライバは応答ドキュメントを用いることができ、その応答ドキュメント内で、サブスクライバは、クエリに回答すること、そのクエリ・ドキュメントで提起されたクエリに追加の洞察を提供すること、又は追加のクエリを与えることができる。同様に、たとえクエリが終了されてしまったとしても、サブスクライバは、データ又は情報をクエリ・ドキュメントに又は別のドキュメントに、事後結論コメント・ドキュメントの使用を介して関連又はリンクさせることができる。
【0044】
サブスクライバが、クエリ・ドキュメントに含まれたクエリと関連した追加の質問を提起することを選択した場合、質問ドキュメントにより、サブスクライバがそのようなファンクション又はアクションを実行することが可能にされる。例えば、サブスクライバは、サブスクライバ・モジュール206a−206n(図2)を介して、質問ドキュメントを用いて、追加の追いかけ(フォローアップ)の質問、コメント又はクエリを提起することができる。
【0045】
クエリを終了すると、1又はそれより多くのサブスクライバは、提起されたクエリに対する応答の要約を提供するクエリ結論ドキュメントを生成することができる。更に、クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに対しての責任があるクエリ・マネジャ(クエリ・マネジャに限定されるものではない)のような1又はそれより多くのサブスクライバは、1又はそれより多くのペアレント要約ドキュメントを生成することができ、ペアレント要約ドキュメントのそれぞれは、初期のクエリ・ドキュメントから生成(spawn)され得た全てのドキュメントを要約する。更に、1又はそれより多くのサブスクライバは、1又はそれより多くの世代ドキュメントを生成することができ、世代ドキュメントのそれぞれは、元のクエリの或る一定の世代についての全てのペアレント要約ドキュメントを要約する。そうすることにより、本発明の実施形態は、データの圧縮を容易にする。1又はそれより多くのサブスクライバが提起されたクエリと関連した結果を要約することにより、圧縮されたデータが、コンピュータが識別しないかも知れないニュアンスを識別できる1又はそれより多くのサブスクライバの知力及び知識を用いて、発生される。
【0046】
上記のことに加えて、データ記憶装置202は、1又はそれより多くのパーソナル・ドキュメント、1又はそれより多くのグローバル・ドキュメント、及び/又は仮想作業環境にアクセスする又はそれを用いる選択された数のサブスクライバがアクセス可能な1又はそれより多くのドキュメントを格納することができる。各パーソナル・ドキュメントは、或る一定のサブスクライバのみがアクセス可能であり、仮想作業場環境の全体にわたって公表されない。即ち、パーソナル・ドキュメントに対するグローバル・アクセスは無い。これらのパーソナル・ドキュメントは、そのドキュメントの発信者又は著作者のみが見ることが可能である。対照的に、オーファン・ドキュメント(orphan document、孤立ドキュメント)は、サブスクライバがスポンサーとならなかったクエリ、又は関連するクエリ・マネジャを持たないクエリを含むドキュメントである。これらのクエリ・ドキュメントは、サブスクライバの暇なときにそのサブスクライバにより選択することが可能であり、また、1又はそれより多くのサブスクライバが見ることができる。
【0047】
データ記憶装置202内に格納されているドキュメントをリンクすることを支援するために、各ドキュメントは、その或る一定のドキュメントが関連するペアレント・ドキュメントを示すペアレント・データ・フィールド242を含むことができる。ペアレント・データ・フィールド242に格納されるデータは、ペアレント・ドキュメントの一義的な識別子、即ち、識別子232を含むことができる。または、他の何等かの識別子を用いて、ペアレント・ドキュメントとチャイルド・ドキュメントとを一義的にリンクさせることができる。更に、各ドキュメントはクエリID244を含むことができ、クエリID244は、当該ドキュメントが関連付けられるクエリ・ドキュメントを一義的に識別する。例えば、クエリID244は、そのクエリ・ドキュメントに関連するクエリ・ドキュメントの一義的な識別子を含むことができ、その関連は、直接的なものであっても、クエリ・ドキュメントとそれにリンクされるドキュメントとの間に幾つかの中間ドキュメントを介しての間接的なものであってもよい。
【0048】
上記のことに加えて、各ドキュメントは、匿名性データ246を含むことができる。匿名性データ246は、ドキュメントの著作者−サブスクライバ間の匿名性のレベルを定義する。著作者は、その著作者が著した特定のドキュメントに対しての匿名性をそのままにし、その著作者が著した他のドキュメントを公開にすることを選択することができる。このようにして、ドキュメントのそれぞれの著作者は、クエリ・ドキュメントにせよ又は応答ドキュメントにせよ、著作者が希望する匿名性のレベルを選択することができる。
【0049】
組織内でのアイデア又は知的作業の進展を追跡することを支援するために、各ドキュメントは、それと関連付けられた日付データ248を有することができる。日付データは、ドキュメントが生成された日付を識別する。同様に、各クエリ・ドキュメントは、クエリを終了する時を示す終了日付データ250を含むことができる。例えば、クエリ・ドキュメントのクエリ・マネジャは、現実的又は物理的な世界の制約に基づいて、或る一定の期日までにクエリに対する応答を希望する。終了期日を設定することにより、クエリ・ドキュメント及び関連の応答ドキュメントのチェーン及び/又は系統を見ることが可能な各サブスクライバは、そのサブスクライバが応答ドキュメントを付加できる最終期日を識別することができ、アイデアを開発すること及び知的作業を実行することに参加することができる。
【0050】
それに関連して、ドキュメントは状態データ252を含むことができ、状態データ252は、ドキュメントが開いている、又は閉じている、即ち、終了しているというような状態を表す。更に、状態データ252は、採用の値を含むことができ、この値は、ドキュメントがクエリを開始するのに十分な組織的権限を有するマネジャにより採用されたことおよび採用のため入手可能であったドキュメントを選択したことを示し、これについては以下でより詳細に説明する。
【0051】
各ドキュメンに実行された又は関連したアクションを更に追跡するために、各ドキュメントは、接触データ(touch data)254を含むことができる。接触データ254は、ドキュメントにアクセスした又は関与したアクションを実行した、即ち、ドキュメントに関与した各サブスクライバを表すデータを含む。例えば、そのデータは、サブスクライバがドキュメントと関連したアクションを実行した日付、及びどのようなアクションをサブスクライバが実行したかについての情報を記憶することができる。
【0052】
更に、各ドキュメントはルーメン・データ(lumen data)256を含むことができる。ルーメン・データ256は、或る一定のドキュメントに関するスコア又は格付け(rating)を定義する又は示す。以下でより詳細に説明されるように、各サブスクライバは、ドキュメント及びそれに含まれる情報及び/又はデータに関してのそのサブスクライバの認知に基づいて、そのドキュメントに関する採点を行う又は得点を作成することができる。ドキュメントの累積的な採点が、ルーメン・データ256に格納されることができる又はリンクさせることにより関連付けられることができる格付け値となる。各ドキュメント及び関連のクエリに関する採点及び格付けを点検することにより、サブスクライバは、組織に有益であると認められるドキュメント及びクエリを識別することができる。
【0053】
オプションとして、各ドキュメントは、注意喚起(リマインダ)データに関連したデータを随意に含むことができ、リマインダ・データは、ドキュメントがサブスクライバのパーソナル・アカウントにあるか又はグローバルにアクセス可能なアカウントにあることを、そのドキュメントの所有者に思い出させる日付を示す。更に、オプションとして、各ドキュメントは、そのドキュメントが採用された日付に関連したデータ、及び/又は採用されたドキュメントが関連付けされたドキュメントのクエリID、及びサブスクライバのパーソナル・アカウントに格納されているグローバルにアクセス可能なドキュメントであったドキュメントのコピーと関連したパーソナルIDを含むことができる。
【0054】
一般に、データ記憶装置202は、サブスクライバと関連したドキュメント及び他のデータを格納するための多種多様の異なるアーキテクチャの1つを有する1又はそれより多くのデータベースを含むことができる。例えば、データ記憶装置202、又はデータ記憶装置202と関連した又はそれと通信する1又はそれより多くのデータベースは、リレーショナル・アーキテクチャ、ネットワーク・アーキテクチャ、フラットなアーキテクチャ(flat architecture)、階層型アーキテクチャ、XMLアーキテクチャ、オブジェクト指向アーキテクチャ、又は当業者に知られた他のアーキテクチャを持つことができる。
【0055】
図2に戻ると、データ記憶装置202とサブスクライバ・モジュール206a−206nとの間での通信を容易にするのは、ネットワーク204である。ネットワーク204は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、無線ネットワーク、又は当業者に知られた様々な他のネットワークのうちの1つであり得る。データ記憶装置202は、ケーブル又はケーブル・モデム、衛星、電話線(アナログ・ベース又はデジタル・ベース)、インターネット、DSL、Gライト(G−Lite)、無線技術、赤外線(IR)技術、高速データ接続手段、又は任意の他の適切な伝送技術又は媒体のような様々なタイプの通信接続手段を介して、ネットワーク204と通信するが、通信接続手段はこれらに限定されるものではない。当業者は、データ記憶装置202がサブスクライバ・モジュール206a−206nと通信することを可能にするための所望の機能を実行することができる様々な他のタイプのネットワーク及び/又は通信接続手段を認めることができるであろう。
【0056】
1又はそれより多くのサブスクライバ・モジュール206a−206nがデータ記憶装置202と通信し、オプションとして、それらのサブスクライバ・モジュールは互いに追加のネットワーク(図示せず)を介して通信する。サブスクライバ・モジュール206a−206nのそれぞれは、サブスクライバがデータ記憶装置202にアクセスすることができるようにするポータルとして機能する。例えば、各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、インターネット、イントラネット、又は他のネットワーク接続手段又はポータルに対してのポータル(私的なもの又は公的なものの何れであれ)として機能し又は作用することができ、各サブスクライバがデータ記憶装置202に格納されたデータ又は情報にアクセスすることを可能にする。一つの構成において、このポータルは、或る一定の組織と関連したサブスクライバにとってのみアクセス可能であり、それにより、仮想作業環境が、サブスクライバが作業している特定の組織の利益のために専ら確立され動作されるようにする。オプションとして、このポータルは、本発明のシステム、方法及びモジュールを利用するビジネス組織、又は第3者アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)のようなポータルへのアクセスを容易にする何らかの他の第三者により、主催(hosted、ホストされる)又は制御されることができる。一実施形態では、本発明と関連したモジュール又はアプリケーションをホストすることができる第3者ASPを用いるが、当業者は、そのようなモジュール又はアプリケーションが必ずしも第三者によりホストされる必要がないこと、及びオプションとしてユーザ又はサブスクライバがポータルを使用して参加している同じ組織によりホストされ得ることを、予測および理解できる。
【0057】
ポータルは、それを介して、アクセスを許可された者に対して様々なサービスを提供しつつ、そのポータルは、知的作業を発生又は実行するために仮想作業環境を頻繁におよび確固として使用することを促進する。組織のポータル、即ち、各サブスクライバ・モジュール206a−206nを、単独で又はネットワーク204及び/又はデータ記憶装置202と組み合わせて使用して、知的関与を促進することにより、ポータルは、高度に有益な強化装置(reinforcer)として動作し、ポータルの使用を通じての知的関与又は知的作業への組織の傾倒の強さを顕在化する。
【0058】
当業者は、各サブスクライバ・モジュール206a−206nが、パーソナル・コンピュータ、ハンドヘルド型装置、マルチプロセッサ・システム、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、マイクロプロセッサ・ベースの又はプログラム可能な民生電子装置、電話機、ページャ、ポケットPC、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、これらの組み合わせ、又はサブスクライバがデータ記憶装置202へアクセスすることを可能にできる他の電子装置の形態を持てることが分かるであろう。従って、一般に、各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、関連のアプリケーション・プログラム52と、アプリケーション・プログラム52、データ及び情報を格納するためのメモリ24とを有するコンピュータ20(図1)の構造及び機能を含み得る。オプションとして、各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、コンピュータ20の全構造より少ない構造を含み、コンピュータ20の全機能より少ない機能を実行するようにできる。例えば、各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、システム200の機能を開始するためにインターフェースをサブスクライバに表示するように構成でき、一方、システム200の機能の一部又は全部を達成するための処理は、データ記憶装置202で実質的に実行されるか、又はデータ記憶装置202及びサブスクライバ・モジュール206で部分的に実行されるか、あるいはサブスクライバ・モジュール206で実質的に実行される。
【0059】
一般的に、データ記憶装置202及び各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、互いに、連続的に、又は実質的に連続的に、又は周期的に、又は散発的に、又はそれらの組み合わせで、通信して、データをそれらの間で転送することができる。様々な形態又はタイプのデータを送信する機能及び/又はデータを受信する機能を、集約的に「送受信する」と呼ぶ。従って、データ記憶装置202及び各サブスクライバ・モジュール206a−206nは、データを互いの間で送受信する。
【0060】
ここで図4を参照すると、知的作業を促進することができるシステム200のより詳細な概略図が示されている。前述のように、システム200は、ネットワーク204を介してサブスクライバ・モジュール206a−206nと通信するデータ記憶装置202を含む。この概略図において、1つのサブスクライバ・モジュール206のみが示されている。以下の説明は、一つのデータ記憶装置から一つのサブスクライバ・モジュールへの通信に関する。しかしながら、当業者は、1又はそれより多くのデータ記憶装置と1又はそれより多くのサブスクライバ・モジュールとの間の通信に関しても、類似の説明がなされることを理解できる。
【0061】
図示されるように、データ記憶装置202は、限定するものではないが、アイデア、発明、質問、回答、クエリ、ドキュメント、ドキュメントの採点、結論、要約、クエリの結果などのようなシステム200を用いて生成又は実行される、知的作業を表すデータを格納する1又はそれより多くのデータベース210a−210nを含む。データベース210a−210nは、データ記憶装置202に関して本明細書で説明されたアーキテクチャのような様々なアーキテクチャを有することができる。オプションとして、データ記憶装置202は、点線で示されたデータベースのような1又はそれより多くのリモート・データベースにアクセスすることができる。このようにして、データ記憶装置202は、様々な場所に格納され得る、仮想作業環境と関連したデータを検索することができる。その結果として、データ記憶装置202は、様々な通信接続手段を用いて、1又はそれより多くのリモート・データ記憶装置と通信することができる。
【0062】
データベース210a−210nに格納されているデータは、そのデータが1又はそれより多くのサブスクライバがサブスクライバ・モジュール206a−206nを介してアクセス可能であり且つ適切なアクセス権を有するサブスクライバにより操作可能である限り、様々な異なる態様で編成されることができる。一つの構成において、データ記憶装置202は1又はそれより多くのサブスクライバ・アカウント212a−212nを含み、サブスクライバ・アカウント212a−212nのそれぞれは、システム200のサブスクライバと関連付けられる。これは、この例示的構成における場合であるが、当業者は、各アカウントは1又はそれより多くのサブスクライバと関連付けられることができること、および各サブスクライバが1又はそれより多くのアカウントを有する又はそれらと関連付けられることができることを、理解することができる。
【0063】
アカウント212a−212n内で、サブスクライバは、そのサブスクライバにとって個人的な情報及びデータを格納することができる。サブスクライバは、パーソナル・ドキュメント、及びシステム200内でグローバルに入手可能なドキュメントのコピーを格納することができ、又は、さもなければ、それらをサブスクライバ・アカウント212a−212nを用いサブスクライバと関連付けることができる。更に、各サブスクライバ・アカウント212a−212nは、サブスクライバに特有のデータ又は情報を含み、又はそのようなデータを或る一定のサブスクライバに関連付けする1又はそれより多くのリンクを表すデータを含むことができる。
【0064】
例示として、データ記憶装置202は、限定するものではないが、サブスクライバの名前、Eメール・アドレス、加盟した部門、職業肩書き、電話番号、ユーザID、パスワード、教育的背景、終了証書又は賞、責務、仕事経験、キャリアについての関心、及び本明細書に含まれる記載により理解することができるサブスクライバに特有の他の情報のような、各サブスクライバと関連したデータ又は情報を格納することができる。
【0065】
各サブスクライバと関連した他の情報は、データ記憶装置202に格納されることができる。他のデータ又は情報は、各サブスクライバの様々なキャラクタ又は属性を定義し、仮想作業環境内での他のサブスクライバとのサブスクライバの対話の追跡を可能にできる。例えば、一つの構成において、各サブスクライバ・アカウント212a−212nは、サブスクライバが選択した匿名性のレベルを示すデータを含むことができる。前述のように、システム200は、各サブスクライバがそのサブスクライバにより生成されたドキュメントに関する匿名性のレベルを選択することを可能にする。従って、各サブスクライバは、仮想作業環境で他のサブスクライバに対して匿名性を維持するよう選択することができるが、なおも、クエリ・ドキュメントに相変わらず応答し、また、クエリ・ドキュメント及び応答ドキュメントに関与し又は関連したアクションを実行することができる。
【0066】
各サブスクライバは、そのサブスクライバのIDを、仮想作業環境の他のサブスクライバに対して完全に秘密に、又は選択的に秘密に、あるいは公開状態に保つよう選択することができる。このプロセスを通じて、システム200は、組織における権限の欠如、物理的な変形、知的能力の知覚される欠如、教育的背景の知覚される欠如、又は他の物理的世界の制限のような、物理的世界と関連した実際の又は知覚される制約無しに、サブスクライバがアイデアを開発すること及び知的作業を実行することに参加できるようにするメカニズムを提供する。各サブスクライバが匿名のままにしておくことができるので、全ドキュメント、及びそれらの中に含まれるクエリ又は応答は、ドキュメントと関連した、テキスト、グラフィックス、オーディオ及び/又はビデオ媒体に基づいて分析される。従って、アイデア及び知的作業は、そのアイデア及び知的作業に関してのみ開発されるものであれ、1又はそれより多くのサブスクライバの隠れた動機に関して開発されるものではない。
【0067】
上記のことに加えて、データ記憶装置202は、異なるサブスクライバとドキュメントとを関与させること、従って、互いの関与を容易にするためのデータを格納することができる。1又はそれより多くのサブスクライバとの間での通信を容易にするため、およびサブスクライバが他のサブスクライバから受信されるドキュメントの数及びタイプを制御することを可能にするために、データ記憶装置202は、或る一定のサブスクライバがどのドキュメントを受信するかを管理するための或る一定のフィルタ又はフィルタ・データのリストを維持することができる。これらのフィルタは、サブスクライバが認めた不必要なドキュメントをそのサブスクライバが受信しないように、制限する。各サブスクライバと関連したフィルタは、多種多様な異なる基準に基くことができる。
【0068】
一つの構成において、フィルタ・データは、ドキュメントの配信を、サブスクライバが現在受信するクエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントの最大数に基づいて制限することができる。従って、システム200は、サブスクライバが最大数のクエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントを受信してしまったことを識別したとき、サブスクライバにより受信される全ての後続のドキュメントは、フィルタリングしたサブスクライバへそのドキュメントを配信した発信元の著作者又はサブスクライバへ、戻される。別のフィルタは、クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに参加するためのクエリ・ドキュメント又は招待状の配信を、そのサブスクライバが現在参加しているクエリの数に基づいて、制限することができる。従って、サブスクライバが自分の所定最大数のクエリに関与しているときに更なるクエリ・ドキュメント又はクエリに対する招待状を受信した場合、前述の方法と類似の方法で、そのクエリ・ドキュメント又はクエリに参加するための招待状は適切なサブスクライバに戻されるであろう。
【0069】
更に別の構成においては、フィルタ(1又は複数)は、クエリ・ドキュメントであろうと応答ドキュメントであろうと、特定の期日内に受信された何れのドキュメントも自動的に戻すようにすることができる。サブスクライバは、全ての受信ドキュメントが送信したサブスクライバに戻されるようにする期間の開始日付及び終了日付を指定することができる。別の構成においては、フィルタは、何れのドキュメントの配信をも、そのドキュメントと関連した他のサブスクライバ被招待客に基づいて、即ち、ドキュメントの送られる対象となる他のサブスクライバに基づいて、阻止することができる。このようにして、サブスクライバは、或るクエリに対して作業を行うことを希望するサブスクライバと共にそのクエリに参加又は関与することを選択することができる。
【0070】
更に別の構成において、フィルタ(1又は複数)は、或る特質又は特性を持つドキュメントの配信を阻止することができる。各ドキュメントは、組織の様々な分野に関するクエリの目的又は重要性を識別するための1又はそれより多くの特質を含むことができるので、サブスクライバは、受信されるドキュメントを、ビジネスの或る一定の組織範囲と関連した特質又は特性を有するドキュメントに制限することができる。例えば、フィルタは、組織の生産性を増大すること、コストを低減すること、販売を増大すること、又は新しい技術に関連した特質を有するドキュメントのみの配信を可能にすることができる。ドキュメントがこれらの特質のうちの1又はそれより多くの特質を含まない場合、フィルタは、そのドキュメントのサブスクライバへの配信を阻止する。本発明の構成に応じて、サブスクライバは、各ドキュメントが全ての選択された特質又は1又はそれより多くの選択された特質を含むように要求する。
【0071】
サブスクライバが設計することができる様々なフィルタについて言及したが、当業者は、様々な他のフィルタを認めることができ、また、これらの任意の組み合わせを用いて、サブスクライバへのドキュメントの配信を制御することができることを認めることができる。
【0072】
上記のことに加えて、データ記憶装置202は、サブスクライバが受信するであろう様々なクエリ・ドキュメントを定義する情報又はデータを含むことができる。例えば、サブスクライバは、以下でより詳細に説明されるように、ドキュメントがオーファニジ(orphanage)に置かれたときに通知を受信するよう選択することができる。このようにして、クエリマネジャなどのようなサブスクライバは、新たに含まれたクエリ・ドキュメントを点検し、そのクエリ・ドキュメントを採用するよう選定することができる。
【0073】
更に、サブスクライバがサブスクライバにより定義された或るパラメータ又はフィルタに適合し得るクエリ・ドキュメントを受信する前に、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントのようなドキュメントと自身を関連付けしなければならないサブスクライバの最小数を指定することができる。または、サブスクライバは、そのサブスクライバがクエリ・ドキュメント及びそれに関連した適切な応答ドキュメントを受信する前に達成されねばならない、クエリ・ドキュメントと関連した最小のポイント数、及び/又は、クエリ・ドキュメントと関連した系統の1又はそれより多くのチェーン又は肢(limbs)と関連した累積のポイント数を、指定することができる。このようにして、サブスクライバは、再び、そのサブスクライバが受信するドキュメントの数を制限することができる。
【0074】
更に、データ記憶装置202は、システム200内のサブスクライバの特定の役割と関連したデータ又は他の情報を含むことができる。各サブスクライバは、様々な役割をシステム200内で持ち、アイデアの開発および知的作業の実行を容易にすることができる。例えば、各サブスクライバは、システム200の様々な部分に対する関連のアクセス権を有するサブスクライバであり得る。更に、各サブスクライバはまた、クエリ・ドキュメントを生成し、アイデアの開発および知的作業の実行のために1又はそれより多くの他のサブスクライバを招く権利を有するクエリ・マネジャであることができる。クエリ・マネジャにより開始されたクエリ・ドキュメントと関与するように選択されたサブスクライバは、クエリへの参加者として識別されることができる。このようにして、参加者は、クエリ・マネジャにより開始されたクエリ・ドキュメント内に含まれるクエリに関与する又は関連するアクションを実行するサブスクライバとして識別される。
【0075】
サブスクライバはまた、システム・アドミニストレータとして、即ち、通常システム・アドミニストレータと関連している様々な機能を実行するための或る一定のアクセス権を有するシステム・アドミニストレータとして、識別されることができる。例えば、システム・アドミニストレータは、アクセス権を識別すること、サブスクライバの役割を識別すること、システム200内のサブスクライバのアクションを追跡すること、匿名性の除去の際にドキュメントの著作者であることを認証すること、本明細書で説明されるような適切なハードウエア及び/又はソフトウエア・モジュールを用いてサブスクライバ管理機能、クエリ管理機能及びシステム管理機能、及び様々な他の機能を実行することができる。更に、サブスクライバはまた、他のサブスクライバを紹介するおよび入会させるスポンサーであることができる。
【0076】
アイデアの転送及びアイデアの追跡を容易にするために、本発明の実施形態は、組織内で開発された又は開発されるべきアイデアをテキスト・フォーマット又はグラフィカル・フォーマットで含む又はカプセル化しているドキュメントに関しての各サブスクライバの活動又はアクションを追跡する方法、システム及びモジュールを提供する。提起されたクエリ及びそれに対する応答により表されるこれらのアイデアは、本発明の方法、システム及びモジュールを介して、共にリンクされて、思考及びアイデアのチェーン又はウェブを形成することができる。
【0077】
仮想作業環境内でのサブスクライバの対話(インタラクション)中に、各サブスクライバは、サブスクライバのアクションに基づいてメリット・ポイント(merit points)を発生することができる。サブスクライバにより発生された合計のメリット・ポイントは、データ記憶装置202に格納されることができる。メリット・ポイントの数は、他のサブスクライバ及び関連のドキュメントに関するサブスクライバの参加又は関与のレベルを表す。ポイント数が低いサブスクライバは、ポイント数が高いサブスクライバ程は関与してない。ポイントは、サブスクライバが仮想作業環境にアクセスし、1又はそれより多くのドキュメントに関連するアクションを実行すると、発生される。サブスクライバの様々なアクションにより、ポイントが発生される。例えば、網羅的で無いリストは、限定するものではないが、ドキュメントにアクセスすること、ドキュメントを変更すること、ドキュメントに注釈を付けること、ドキュメントの質的評価を行うこと、ドキュメントの量的評価を行うこと、ドキュメント特質を割り当てること、1又はそれより多くのドキュメントを生成すること、1又はそれより多くのドキュメントをリンクすること、アタッチメントを1又はそれより多くのドキュメントに付加すること、1又はそれより多くのドキュメントを送ること、1又はそれより多くのドキュメントを追加のドキュメントに接続すること、1又はそれより多くのドキュメントを削除すること、1つのドキュメント又は1又はそれより多くのドキュメントを好みのものとして識別すること、ドキュメントの著作者に接触すること、1人又はそれより多くのサブスクライバをサーチすること、1又はそれより多くのドキュメントをサーチすること、ドキュメント内をサーチすること、1又はそれより多くのドキュメント特質をサーチすること、及び本明細書に含まれる教示からの様々な他のアクションを含むことができる。
【0078】
ポイントを発生することに加えて、各サブスクライバは、1又はそれより多くのクエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントに含まれるようなサブスクライバのアイデアを促進させるように、ポイントを失いうこと又は用いることができる。このようにして、仮想作業環境内におけるサブスクライバの以前のアクションを通じて発生されたポイント数に基づいて、サブスクライバは、仮想作業環境に参加し、アイデア及びコメントを発生し、サブスクライバの或る一定のプロジェクト、質問、思考及びアイデアを促進させることができる。
【0079】
サブスクライバが、スレッショルド・レベルより下に落ちる程のポイント数を失う場合、サブスクライバは、他のサブスクライバ及びドキュメントに参加又は関与することを阻止され得る。このようにして、サブスクライバは、システムに能動的に関与することができ、また、ポイント数の不足のためシステム・アドミニストレータによりシステムにアクセスすることを阻止されることもある。
【0080】
再び図2を参照すると、データベース210a−210nは、インターフェース・モジュール214を介してネットワーク204と通信する。インターフェース・モジュール212は、データ記憶装置202とサブスクライバ・モジュール206との間の通信インターフェースを提供する。インターフェース・モジュール212は、サブスクライバ・モジュール206へ送信される、およびそれから受信されるデータの配信を制御する。データの送信及びデータの受信のプロセスは「送受信」と呼ばれる。
【0081】
再び図4を参照すると、サブスクライバ・モジュール206は、データ記憶装置202及びそれに格納されているデータと通信する。サブスクライバ・モジュール206はコントロール・モジュール220を含み、このコントロール・モジュール220は、サブスクライバ・モジュール206を用いるサブスクライバによるユーザ・インターフェースの操作により開始された或る機能の動作を実行又は制御するように機能する。コントロール・モジュール220は、図9〜図15に示されるインターフェースのようなユーザ・インターフェースに含まれるアイコンをサブスクライバが選択することにより行われた要求に基づいて、データ記憶装置202への及びそれからのデータの配信を制御することができる。
【0082】
仮想作業環境内でのサブスクライバの参加を容易にするよう適合されている様々な他のモジュールが、サブスクライバ・モジュール206と更に関連付けられる。示されるように、サブスクライバ・モジュール206は、サブスクライバ及びサブスクライバのパーソナル・アカウントと関連したデータ又はそのデータの一部を格納することができるデータ・モジュール222を含む。データ・モジュール222内に格納されるデータは、データ記憶装置202に格納されているデータのサブセットであることができ、それがデータの効率的処理を促進し、サブスクライバ・モジュール206がネットワーク204を介してデータ記憶装置202と絶えず通信する必要性を制限する。このようにして、サブスクライバ・モジュール206は、データ記憶装置202とは独立に機能し、続いて、サブスクライバ・モジュール206がデータ記憶装置202と再接続するとデータ記憶装置202を更新することができる。サブスクライバ・モジュール206がデータ・モジュール222を含むように図示されているが、当業者は、サブスクライバ・モジュール206がそのサブスクライバ・モジュール206から遠隔にあるリモート・データ・モジュール222と通信することができることを理解することができる。更に、他の構成においては、サブスクライバ・モジュール206は、サブスクライバがアイデアの開発および知的作業の実行に関与又は参加するとき、データ記憶装置202との通信を維持するということが理解できる。
【0083】
データ・モジュール222に加えて、サブスクライバ・モジュール206はマネジャ・モジュール224を含むことができる。マネジャ・モジュール224は、本発明の一部を形成する様々なサービス及びウィザードと関連した機能を提供するよう適合される。図5に関して、マネジャ・モジュール224は、限定するものではないが、パーソナル・サービス・モジュール270、グローバル・サービス・モジュール272、ウィザード・サービス・モジュール274、クエリ・サービス・モジュール276、バックトラック(後戻り)・モジュール278、及びプッシュピン・モジュール280などのような様々なサービス及びウィザードを含むことができる。これらのモジュール270−280のそれぞれが本発明のサブスクライバ・モジュール206内にオプションで含まれることができる。従って、モジュール270−280の1又はそれより多くのモジュールを本発明の他のモジュールから排除すること、又はその中に組み込むことができることを理解することができる。
【0084】
パーソナル・サービス・モジュール270は、サブスクライバのアカウント内に維持されたパーソナル・ドキュメントと関連する機能を提供するよう適合される。パーソナル・サービス・モジュール270は、サブスクライバがパーソナル・ドキュメントをグローバル・ドキュメント環境へコピーするように又はすることを可能にするように適合され、それによりドキュメントが1又はそれより多くの更なるサブスクライバによりアクセス可能であるようにされる。更に、パーソナル・サービス・モジュール270は、パーソナル・ドキュメントをドキュメントのオーファニジ、即ち、オーファニジ・モジュール226(図4)へ送り、それにより1又はそれより多くの更なるサブスクライバがそのドキュメントを採用することができるよう適合される。更に、パーソナル・サービス・モジュール270は、パーソナル・ドキュメントを他のサブスクライバに送ること、パーソナル・ドキュメントを新しいクエリ・ドキュメントとしてグローバル環境へ移動させること、パーソナル・ドキュメントを削除すること、パーソナル・ドキュメントをアーカイブすること、パーソナル・ドキュメントを生成すること、又はそれに関連した様々な他の機能を実行することを促進する。当業者は、モジュールが様々な機能を様々な方法で実行することができることを理解することができる。
【0085】
グローバル・サービス・モジュール272は、パーソナル・サービス・モジュール270と類似の機能を実行することができる。例えば、グローバル・サービス・モジュール272は、グローバル・ドキュメントをサブスクライバのサブスクライバ・アカウントにコピーすること、グローバル・ドキュメントをサブスクライバのホームページに掲載(post)することをイネーブル(可能)又はディスエーブル(不能)にすること、グローバル・ドキュメントを別のサブスクライバに送ること、又は他の類似のアクションを行うようことのために適合されている。
【0086】
ウィザード・サービス・モジュール274は、本発明のシステム、方法及びモジュールと関連した様々な機能の実行においてサブスクライバをガイドするためのウィザードを発生する。このようにして、ウィザード・サービス・モジュール274は、仮想作業環境内でのサブスクライバの対話(インタラクション)を可能にする又はガイドすることができる。
【0087】
クエリ・サービス・モジュール276は、クエリ・ドキュメント及びそれに含まれるクエリの生成を容易にする。例として、クエリ・サービス・モジュール276は、サブスクライバが新しいクエリを含む新しいクエリ・ドキュメントを入力すること、又は既存のクエリ・ドキュメントを見ること又は変更することを可能にできる。図6を参照すると、本発明の一面に従って、クエリを発生するため、又はクエリ・ドキュメントを生成するための一つのプロセスを表すフロー図が示されている。図6に示されるプロセスは、クエリ・サービス・モジュール276を介して開始することができる。
【0088】
示されるように、プロセス300は、ブロック302により表される、クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに関するヘッドラインを定義することを含む。前述したように、ヘッドラインは、限定数の文字又は単語を有するようにして、クエリ・ドキュメントの著作者が、クエリ・ドキュメントと関連した又はそれに含まれるクエリの焦点を明瞭に識別するヘッドラインを生成することを促進する。
【0089】
ヘッドラインを定義することに続いて、ブロック304に表されるように、クエリ・ドキュメントのボディ(本体)が生成される。ヘッドラインと同様に、クエリ・ドキュメントのボディは、限定数の文字及び/又は単語を有するようにし、クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに焦点を合わせることを容易にする。クエリ・ドキュメントの著作者がクエリの本体の焦点を簡潔に記載することを助長することにより、クエリ・ドキュメント及びそれと関連した全ての後続のドキュメントに向けての焦点又は方向性が提供される。
【0090】
クエリ・ドキュメントのヘッドライン及びボディを定義することに続いて、ブロック306により表されるように、クエリ・ドキュメントに関する環境が定義される。クエリ・ドキュメントの環境は、仮想作業環境のグローバル環境、パーソナル環境、又は仮想作業環境のオーファニジであるようにすることができる。環境をグローバル、パーソナル又はオーファン(孤立)の何れかとして識別することにより、或る一定のアクセス権利がクエリ・ドキュメントに対して与えられる。例えば、グローバル・ドキュメントには多数のサブスクライバがアクセスすることができるが、パーソナルのクエリは、単一のサブスクライバにのみアクセス可能である。更に、オーファン(orphan)・クエリはオーファニジにおいて表示可能である、オーファニジには、全ての採用されていないクエリ・ドキュメントが格納され、また、それらはクエリ・マネジャによる採用を待っている。
【0091】
クエリ・ドキュメントの環境を定義することに続いて、ブロック308により表されるように、クエリ・ドキュメントの著作者は、オプションとしてメッセージを記載することができる。クエリ・ドキュメントの配信される対象であろう受信者又はサブスクライバは、メッセージを見て、クエリ・ドキュメントに含まれるクエリの方向性についての追加の情報を受け取ることができる。判断ブロック308において肯定とされる場合、クエリ・ドキュメントの著作者は、ブロック310により表されるように、メッセージを定義する。そうでない場合、著作者は、ブロック312により表されるように、様々なクエリ制御を定義することができる。
【0092】
クエリ・ドキュメントに割り当て可能なクエリ制御は、クエリ及び関連のクエリ・ドキュメントが私的なものか又は公的なものかを定義することを含むことができるが、制御はこれに限定されるものではない。クエリ及び関連のクエリ・ドキュメントが私的クエリである場合、そのクエリ・ドキュメントの受信者として識別されるサブスクライバのみが、、そのクエリ・ドキュメントにアクセスし、そのクエリ・ドキュメントに応答ドキュメントをリンクさせることに参加することができる。クエリ・ドキュメントが公的クエリである場合、仮想作業環境の1又はそれより多くのサブスクライバが、クエリ・ドキュメントを見て、そのクエリ・ドキュメントにドキュメントをリンクさせることに参加することができる。オプションとして、クエリ・ドキュメントの著作者が、クエリに参加することができるサブスクライバの合計数を制限することができる。例えば、クエリの著作者又はクエリ・マネジャは、クエリに参加することができる、招待されていないサブスクライバの数を、定義することができる。これは、クエリ・ドキュメントにドキュメントをリンクさせるためにそのクエリに参加するための実際の招待を受けていないサブスクライバの数を限定することを可能にする。
【0093】
クエリ・ドキュメントを公的又は私的と識別することに加えて、著作者は、クエリ・ドキュメント又はクエリ・ドキュメントに含まれるクエリに参加するための招待状の受信と、クエリ・ドキュメント内で定義されたクエリを更に発展させることに参加するということについての彼等からの著作者への応答との間の日数を定義することができる。更に、著作者は、クエリ・ドキュメント内で定義されたクエリが終了する前の日数を定義することができ、それにより、各サブスクライバにクエリ・ドキュメントに対する応答の重要性についての情報を与える。上記のことに加えて、著作者は、クエリの終了、又は特定のクエリに関する結論ドキュメントの生成のために、クエリ・ドキュメント内で定義されたクエリを終わわせることに先立つ日数を定義することができる。更に、著作者は、結果ドキュメントの生成のために、結論ドキュメントの著作者であることに続いて日数を識別することができる。更に、著作者は、クエリ制御を通じて、クエリ・ドキュメントがサブスクライバのメッセージ・ページに掲載されるべきかを定義することができる。
【0094】
ブロック312に関して説明されたようにクエリ制御を定義することに続いて、ブロック314により表されるように、著作者はドキュメント特質を定義することができる。これらの特質は、クエリ・ドキュメントと関連した特性又は性質を定義することができる。例えば、特質は、クエリ・ドキュメント又は応答ドキュメントを、革新、顧客中心、製品中心、技術中心、配送中心、コスト低減中心、コスト低減、効率及び速度の増大、生産能力、品質、サービス、又はサブスクライバにより定義される他のドキュメントと関連するものとして識別することができる。一旦これらの特質が識別されると、判断ブロック316により表されるように、サブスクライバは1又はそれより多くのアタッチメントを添付することができる。
【0095】
アタッチメントがクエリ・ドキュメントと関連付けられることになる場合、ブロック218により表されるように、サブスクライバは、一つの構成においては、アタッチメントに関するファイル名及び経路を識別し、オプションとてしアタッチメントに関する一義的タイトルを識別することにより、そのアタッチメントを定義することができる。他の構成においては、一義的タイトルを含まない。一度アタッチメントが識別され定義されると、それは、現在生成されたクエリ・ドキュメントに添付又は関連付けられ、サブスクライバは、ブロック320により表されるように、必要に応じて追加のアタッチメントを添付することができる。追加のアタッチメントが含まれることになる場合、そのアタッチメントを定義し、続いて追加のアタッチメントを検証するプロセスが、必要に応じて追加され又は繰り返される。
【0096】
所望のアタッチメントの関連付けに続いて、ブロック322により表されるように、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントを受信する1又はそれより多くのサブスクライバを加えることができる。例えば、サブスクライバは、1又はそれより多くのサブスクライバを、サブスクライバのグループから又は個々のサブスクライバのイエロー・ページ・リストにおいて識別することができ、そして、クエリ・ドキュメントに関する招待状リストを生成することができる。オプションとして、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントを制御又は操作するための代理クエリ・マネジャ又はクエリ・マネジャを識別することができる。
【0097】
上記で示唆したように、サブスクライバは、仮想作業環境にアクセスすることができるサブスクライバのイエロー・ページ・リストにアクセスすることができる。イエロー・ページ・リストは、サブスクライバの特性、性質又は属性のうちの1又はそれより多くのものを含む。例えば、特定のサブスクライバに関しての図3に関係して説明されたデータは、イエロー・ページ・リストに示され又は表されることができる。このようにして、クエリ・ドキュメントを発生するサブスクライバは、そのクエリ・ドキュメント内で定義されるクエリの進展又は開発に利益を与えるであろう能力、信用、訓練、又は興味を有するサブスクライバを識別することができる。
【0098】
サブスクライバを識別することに続いて、プロセス300は継続し、ブロック324により表されるように、そのクエリ・ドキュメント、及び/又はそのクエリ・ドキュメントと関連したクエリに参加するための招待状を、1又はそれより多くのサブスクライバに配信する。このようにして、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントを識別し、そのクエリ・ドキュメントを、当該クエリ・ドキュメントに含まれるクエリに回答又は応答することに参加するよう選択されたサブスクライバへ配信することを開始することができる。
【0099】
プロセス300の一つの特定の構成について言及したが、当業者は、所望の機能を実行することができるプロセス300の様々な他の構成を認めることができる。例えば、プロセス300のステップは様々な順序で実行されることができ、ステップのうちの1又はそれより多くのものが、本発明の特定の構成に応じて、一緒に組み合わされ、又はプロセス300から削除される。
【0100】
図5に戻ると、マネジャ・モジュール224はバックトラック・モジュール278を含む。バックトラック・モジュール278は、サブスクライバ・モジュール206(図2)を介してサブスクライバへ、そのサブスクライバが最近見たドキュメントのリストを配信するよう適合される。バックトラック・モジュール278は、サブスクライバが、任意の識別されたドキュメントを選択すること、およびそのドキュメントを表示されるウィンドウ内で見ることを可能にする。オプションとして、サブスクライバは、バックトラック・モジュール278を用いて、本発明のユーザ・インターフェースと関連したより詳細なビューで、選択されたドキュメントと関連した系統又は或る数の関連ドキュメントの表示を開始することができる。
【0101】
プッシュピン・モジュール280は、バックトラック・モジュール278と関連している。プッシュピン・モジュール280は、関連のドキュメントの系統を開始し発生するよう適合される。プッシュピン・モジュール280は、サブスクライバが見たドキュメントを好みリストに追加すること、及び/又は任意のドキュメントをそのサブスクライバと関連した好みリストに追加することを可能にする機能を提供する。1又はそれより多くのドキュメントを識別するサブスクライバの好みリストは、そのサブスクライバに対する好みドキュメントとして識別される。
【0102】
例示的なサービス及びモジュールがマネジャ・モジュール224に関して説明されたが、当業者は、様々な他のモジュールを識別することができ、そして、サービスがマネジャ・モジュール224に含まれることができる。例えば、マネジャ・モジュール224は、サブスクライバに表示されるドキュメントのプリントを容易にするよう適合されるプリンタ・モジュールを含むことができる。
【0103】
図3に戻ると、サブスクライバ・モジュール206はオーファニジ・モジュール226を含む。オーファニジ・モジュール226は、サブスクライバが、クエリ・ドキュメントを、オーファニジと呼ばれるデータ記憶装置202の或る範囲又は一部分内に入力又は配置することを可能にし、オーファニジにおいては、クエリ・マネジャの無いクエリ・ドキュメントが格納され、そしてクエリ・マネジャにより採用、即ち、後援(sponsorship)できるようにされている。本明細書で説明されるように、各サブスクライバは、様々なドキュメントを生成する機会を有する。一つの構成において、クエリ・マネジャは、クエリを開始すること、およびアイデアの開発および知的作業の実行における1又はそれより多くのサブスクライバのアクションを追跡することを可能とされる。クエリ・マネジャは、システムと関連した仮想作業環境内でのクエリ・マネジャの権利と思われる又は与えられる十分な現実世界又は物理的世界の権限を有する。従って、クエリを開始するための十分な現実世界又は物理的世界の権限を持たないサブスクライバは、そのサブスクライバにより提起されたクエリを含むクエリ・ドキュメントを生成し、そのクエリ・ドキュメントを、オーファニジ・モジュール226を介してオーファニジに入れることができる。クエリ・マネジャは、そのクエリ・マネジャが採用を希望するクエリ・ドキュメント(関連のクエリを伴う)を識別するとき、クエリ・マネジャは、そのクエリ・ドキュメントを選択し、当該クエリ・ドキュメントを1又はそれより多くのサブスクライバへ配信することによりそのクエリを開始することができる。このようにして、各サブスクライバは、採用された又はスポンサーがついた自身のクエリ・ドキュメントを持つことができる。
【0104】
上記のことに加えて、サブスクライバ・モジュール206は更にアドミニストレータ・モジュール228を含む。アドミニストレータ・モジュール228は、システムのアドミニストレータと典型的に関連した機能を提供するよう構成される。例えば、アドミニストレータ・モジュール228を通じて、アドミニストレータの権利を持つサブスクライバは、サブスクライバ管理機能、クエリ管理機能、及びシステム管理機能を実行することができる。例えば、例示的なサブスクライバ管理機能は、サブスクライバ・データを見ること及び変更すること、多数のサブスクライバを一時に入会させること、及び個々のサブスクライバを入会させることを含むことができるが、これらに限定されるものではない。例示的なクエリ管理機能は、既存のクエリ・ドキュメントを見つけること、クエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントと関連した特質を削除及び/又は生成すること、及びクエリを表示及びそれにアクセスするための設定を定義することを含むが、これらに限定されるものではない。例示的なシステム管理機能は、システム・メッセージを1又はそれより多くのサブスクライバへ配信すること、システム全体のセキュリティ制御を制御すること、1又はそれより多くのサブスクライバに関するマスタ・プロフィールを定義すること、システム・バックアップ・スケジュールを定義すること、メインテナンス手順及びスケジュールを定義すること、組織の部門を定義すること、スポンサーを定義すること、イエロー・ページ・リスト、グループ、及びパラメータを定義すること、ドキュメントを見る、プリントする、ソートする、及び削除することに関連したシステム・ログを維持すること、非開示及び非競合の手順を指定および制御すること、及び事業ポイント(enterprise points)を管理する、即ち、サブスクライバが仮想作業環境内で実行するアクションに対して受け取ることができるメリット・ポイント数を管理することを含むが、これらに限定されるものではない。
【0105】
アドミニストレータ・モジュール228がサブスクライバ・モジュール206内に組み込まれているように示されているが、当業者は、アドミニストレータ・モジュール228がサブスクライバ・モジュール206から分離していてもよいことを理解できる。従って、アドミニストレータ・モジュール228は、サブスクライバ・モジュール206を利用せずに、ネットワーク204を介してデータ記憶装置202と通信することができる。
【0106】
前述したように、サブスクライバ・モジュール206は、サブスクライバがクエリ・ドキュメントを生成して、そのクエリ・ドキュメントを1又はそれより多くのサブスクライバへの配信のために準備することを可能にする。図6で説明したプロセスの続きとして、図7のプロセスは、それぞれの選択されたサブスクライバに対して、クエリ・ドキュメントと関連したアイデアの開発および知的作業の実行に参加するための招待状を配信するための例示的プロセスを示しており、その例示的プロセスは参照番号350により識別される。
【0107】
図7に示され、ブロック352により表されるように、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントの送られる対象となる1又はそれより多くのサブスクライバを選択する。サブスクライバの識別に続いて、ブロック354により表されるように、本発明は、クエリ・ドキュメント、及び/又はそのクエリ・ドキュメントと関連したクエリに参加するための招待状をそのサブスクライバへ配信することを容易にする。
【0108】
クエリ・ドキュメントと関連したクエリに参加するための招待状を受信すると、ブロック356により表されるように、本発明のシステムは、選択されたサブスクライバと関連したフィルタがその招待状を許可することを検証する。フィルタが、クエリ・ドキュメントと関連したクエリに参加するための招待状の配信を許可する場合、ブロック358により表されるように、システムはその招待状をサブスクライバのアカウントへ配信する。そうでない場合、ブロック360により表されるように、識別されたクエリと関与できるようにする招待状の入手可能性を示す受動的な通知が、受信者へ配信される。
【0109】
選択されたサブスクライバがひとたびその招待状を受信すると、判断ブロック362により表されるように、そのサブスクライバは、当該招待状を受諾するか又は断ることができる。サブスクライバ又は選択されたサブスクライバが招待状を受け入れる場合、ブロック364により表されるように、選択されたサブスクライバによりRSVP通知が完成させられて、クエリ・マネジャへ戻される。そうではない場合として、選択されたサブスクライバが招待状を拒絶するとき、判断ブロック366により表されるように、システムは、次に、選択されたサブスクライバがクエリに参加するよう呼ばれているか否かについて判断する。より多くのシニア・サブスクライバがその選択されたサブスクライバを呼び出した場合、ブロック364により表されるように、その選択されたサブスクライバは、RSVPを完成させるように導かれる。そうではなく、選択されたサブスクライバが、呼び出されておらず、なおも招待状の受諾を拒絶する又は断る場合、ブロック368により表されるように、招待状拒絶がクエリのマネジャへ告示される。そのマネジャは、この拒絶を、サブスクライバとの後続のインタビューのときに、即ち、能力インタビューなどのときに用いることができる。
【0110】
プロセス350の一つの特定の構成について言及したが、当業者は、所望の機能を実行することができるプロセス350の様々な他の構成を認めることができる。例えば、プロセス350のステップは様々な順序で実行されることができ、それらのステップの1又はそれより多くのものは、本発明の特定の構成に応じて、一緒に組み合わされ、又はプロセス350から省かれる。
【0111】
クエリを生成すること、およびクエリを1又はそれより多くの選択されたサブスクライバに配信することに続いて、選択されたサブスクライバは、応答ドキュメントのような追加のドキュメントを、識別されたクエリ・ドキュメントに付加することができる。例えば、上記で説明したように、典型的には、クエリ・ドキュメントは、応答を開始又は要求するクエリを示して、そのクエリに含まれる情報を更に発展させる。従って、本発明は、応答ドキュメントをクエリに付加すること、又は1又はそれより多くの応答ドキュメントをクエリ・ドキュメントと関連付けることを容易にする。
【0112】
クエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントを1又はそれより多くのサブスクライバへ配信することの一部として、サブスクライバは、コール・ツー・アームズ(call−to−arms、出動命令)・プロセスを開始することができる。クエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントを通常は受信しないであろうサブスクライバへのクエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントの配信を促進しようと試みるサブスクライバは、コール・ツー・アームズ・プロセスを用い得る。例えば、一つの構成において、サブスクライバは、或る一定のサブスクライバからの或る一定のドキュメントの配信を禁止するフィルタを持ち得る。コール・ツー・アームズ・プロセスを用いて、サブスクライバは、それらのフィルタを迂回して、そのフィルタリングされたサブスクライバへ、ドキュメントを配信することができる。別の構成においては、サブスクライバは、そのサブスクライバへ送られる全てのドキュメントを実質的に受信し、それらのドキュメントを、順序を変更することを通じてフィルタリングする。これにより、ドキュメントは、そのサブスクライバにより設定された判定基準に基づいて、図9、図15及び図15に示されるインターフェースのような本発明のユーザ・インターフェースを介して、そのサブスクライバに呈示される。例えば、サブスクライバは、限定するものではないが、1又はそれより多くのクエリ・ドキュメントに参加又は関与するための1又はそれより多くの招待状のようなドキュメントを、そのドキュメントと関連したメリット・ポイント数、そのドキュメントに関与する他のサブスクライバの数、そのドキュメントと関連したドキュメント特質、そのドキュメントを送信するサブスクライバの名前又は他の特性又は性質、又はそのドキュメントの任意の他の特性又は性質に基づいて、再順序付けすることができる。
【0113】
一つの構成において、コール・ツー・アームズ・プロセスは、サブスクライバが、クエリ・ドキュメント及び/又は応答ドキュメントを別のサブスクライバに配信することを、或る数のメリット・ポイントをその受信側サブスクライバへ配信することに続いて行うことを、可能にする。または、クエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを配信しようと試みるサブスクライバは、コール・ツー・アームズ・プロセスと関係付けされねばならない又は加わらねばならない最小数のサブスクライバを、その受信側サブスクライバがそのクエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを受信する前に、識別することができる。この情報は、限定されるものではないが、フィルタリングされたサブスクライバのイエロー・ページ・リスト内のような、データ記憶装置202(図2)に格納されることができる。同様に、クエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを配信しようと試みるサブスクライバは、クエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントに関しての必要とされる最小のスコアを、その受信側サブスクライバがそのクエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを受信する前に、識別することができる。最小数のサブスクライバに関する値と同様に、最小のスコア値はイエロー・ページ・リストから得ることができる。
【0114】
また、クエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを配信しようと試みるサブスクライバは、当該ドキュメントを他のサブスクライバに奨励することができ、この奨励は、コメントをクエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントに追加すること、ドキュメントに高いスコアを付けること、最小値が得られることを期待してドキュメントのコピーを様々な他のサブスクライバへ送ることを介して、行われる。これが生じる場合、サブスクライバは、そのクエリ・ドキュメント及び/又は関連の応答ドキュメントを見るように、その受信側サブスクライバを招待することができる。
【0115】
当業者は、クエリ・ドキュメント、関連の応答ドキュメント、又はクエリに参加するための招待状を、これらの配信を典型的には妨げるフィルタを用いるサブスクライバへ配信することを容易にするための、様々な他の方法を認めることができる。例えば、サブスクライバは、1又はそれより多くのメリット・ポイントをクエリ・ドキュメントと関連させることができ、それにより、クエリ・ドキュメントの重要性をサブスクライバに示すことができる。代替的には、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントに参加又は関与するように多数のサブスクライバを招待することができ、それにより、或るサブスクライバにもまたクエリ・ドキュメントに参加又は関与するよう促すことができる。
【0116】
図8を参照すると、1又はそれより多くの応答ドキュメントをクエリ・ドキュメントに添付又は関連付けするプロセスを表すフロー図の一構成が示されており、このプロセスは参照番号370により識別される。判断ブロック372により表されるように示されるように、サブスクライバが応答ドキュメントをクエリ・ドキュメントに付加する権利を有するかどうかについての判断が行われる。或る状況では、サブスクライバは、既存のクエリへの付加を行うことができないか又はその権利を持たない。例えば、サブスクライバは、そのサブスクライバの合計メリット・ポイントが仮想作業環境に参加すること又は1又はそれより多くのドキュメントに関与することを許可されるスレッショルド値より下になってしまう程の数のメリット・ポイントを失う場合がある。そのような場合、サブスクライバは、識別されたクエリ・ドキュメントへ別のドキュメントを添付又はリンクさせることができない。
【0117】
判断ブロック372における判断が肯定であるときのように、サブスクライバが、識別されたクエリ・ドキュメントへ追加のドキュメントを付加する権利を有する場合、判断ブロック374により表されるように、システムは、選択されたクエリ・ドキュメントがそれにリンクされる最大数の付加された応答ドキュメントを持たないことを検証する。最大数のサブスクライバに達していない場合、判断ブロック376により表されるように、次ぎに、クエリが終了されたかどうかが判断される。
【0118】
一旦クエリが終了すると、追加の応答ドキュメントをクエリ・ドキュメントに付加することができない。従って、そのような場合には、ブロック380により表されるように、事後結論コメント・ドキュメントをクエリ・ドキュメントに付加することができる。これとは別の場合、即ち、クエリ・ドキュメント又はそのクエリ・ドキュメントと関連したクエリが終了していない場合、ブロック378により表されるように、サブスクライバは応答ドキュメントを付加することができる。応答ドキュメントの生成は、図6に関して示され且つ説明されたような、クエリ・ドキュメントの生成に関して先に説明した形式と類似の形式を有することができる。従って、ブロック382により表されるように、ドキュメントの様々な特質及び特性が定義され、そして、ブロック384により表されるように、様々なアタッチメントが応答ドキュメントと関連付けられる。応答ドキュメントの生成に続いて、ブロック386により表されるように、システムはデータ記憶装置202(図1)を更新する。
【0119】
プロセス370の1つの特定の構成について言及したが、当業者は、所望の機能を実行することができるプロセス370の様々な他の構成を認めることができる。例えば、プロセス370のステップは、様々な順序で実行されることができ、1又はそれより多くのステップが、本発明の特定の構成に応じて、一緒に組み合わされ、又はプロセス370から省かれる。
【0120】
上記で説明したように、システムは、仮想作業環境内での参加のための様々な機能をサブスクライバに与える。サブスクライバが本明細書で説明される機能のうちの1又はそれより多くのものを開始することを支援するために、サブスクライバ・モジュール206(図2)は、システム200の様々な機能を開始するための1又はそれより多くの選択可能なアイコンを含む1又はそれより多くのユーザ・インターフェースを提供する。更に、ユーザ・インターフェースは、クエリ・ドキュメント、応答ドキュメント、及びそれらの間のリンクをグラフィカル様式で表示して、クエリ・ドキュメントに含まれるアイデアの開発、及び仮想作業環境内での知的作業の実施を理解することを支援することができる。
【0121】
ここで図9を参照すると、適切なユーザ・インターフェースの一つの例示的実施形態の概略図が示されている。このユーザ・インターフェースは、サブスクライバ・モジュール206a−206nを介してサブスクライバに表示されることができる。示されたユーザ・インターフェースは、データ記憶装置202へのアクセスを容易にし、そして、各サブスクライバが、サブスクライバ・モジュール206a−206n及び/又はデータ記憶装置202を用いて、データ記憶装置2020に格納された1又はそれより多くのドキュメント及び/又は1又はそれより多くのサブスクライバに関与することを可能にする。
【0122】
示されるように、インターフェース400は、仮想作業環境内での参加又は関与のため、およびシステム200を利用するアクションの実行のためにサブスクライバが用いるナビゲーション・ツールを提供するナビゲーション範囲402を含む。インターフェース400は、本発明のシステムの1又はそれより多くのツールを用いて識別されたドキュメントをサブスクライバに表示するドキュメント範囲406、及びドキュメントのリスト及び/又はドキュメントのグラフィカル表現を表示する結果範囲408を含むことができる。
【0123】
ナビゲーション範囲402は、ナビゲーション・バー410及びナビゲーション・テーブル412を含む。ナビゲーション・バー410は、本発明のシステムの様々な機能を開始するためにサブスクライバが選択することができる1又はそれより多くのアイコンを含む。関与アイコン414を選択することにより、図9に示されるインターフェースにアクセスすることができる。対照的に、サーチ・アイコン416を選択することにより、図14に示されるインターフェース600がサブスクライバに表示される。このインターフェース600は、以下でより詳細に説明されるように、サブスクライバが1又はそれより多くの異なるサーチ判定基準に基づいてデータ記憶装置202(図2)を検索することを可能にする。上記のことに加えて、関与アイコン418を選択することにより、図15に示されたユーザ・インターフェース700がサブスクライバに呈示される。このユーザ・インターフェース700は、サブスクライバが、そのサブスクライバにより一緒にリンクされたドキュメントのチェーン又は系統を再検討することを可能にする。インターフェース700は、サブスクライバがナビゲーションできるリンクされたドキュメントの視覚的表現を提供して、アイデア及び知的作業を識別すること及びサブスクライバが他のドキュメントをドキュメントのチェーン又は系統に追加することを可能にする。
【0124】
ナビゲーション・テーブル412はポータルを提供し、このポータルを用いて、サブスクライバは、クエリ・ドキュメント、格納されたドキュメント、クエリの招待状、及び他のサブスクライバへ送られたクエリ又はドキュメントにアクセスすることができる。図9を参照すると、ナビゲーション・テーブル412は、問い合わせ(クエリ)リスト範囲430、インボックス・リスト範囲432、及び送信済みドキュメント範囲434を含むことができる。示されるように、クエリ・リスト範囲430は、そのクエリ・リスト範囲430の様々な機能を開始するために選択できる1又はそれより多くのアイコンを含む。クエリ・アイコン434を選択することにより、サブスクライバは、そのサブスクライバが現在関与しているクエリにアクセスすることができる。クエリの個数の数値が、クエリ・アイコン434と関連付けられる。オプションとして、クエリを、サブスクライバに対して、インターフェース400(図9)の結果範囲408内で表示することができる。
【0125】
更に、クエリ・リスト範囲430は、パーソナル・クエリ・アイコン440、グローバル・クエリ・アイコン442、オーファニジ・クエリ・アイコン444、及びオープン・フォーラム(公開討論会)・アイコン446を含む。パーソナル・クエリ・アイコン440を選択すると、そのサブスクライバに私的(個人的)である、即ち、他のサブスクライバがアクセスできないクエリが、結果範囲408(図9)に表示される。パーソナル・クエリ・アイコン440を介してアクセス可能なクエリ及び/又は他のドキュメントは、そのサブスクライバのアカウントに対するアクセス権を有するサブスクライバのみがアクセス可能である。
【0126】
対照的に、グローバル・クエリ・アイコン442を起動することにより、システム200(図2)の全て又は実質的に全てのサブスクライバにとってアクセス可能である全てのクエリ及び/又は他のドキュメントが、結果範囲408(図9)にリストされる。同様に、オーファニジ・クエリ・アイコン444を起動することにより、クエリ・マネジャにより採用できる全てのクエリが結果範囲408にリストされる。データ記憶装置202(図2)のオーファニジ範囲は、システム200のサブスクライバにより開始されたクエリを含むが、そのサブスクライバは、クエリを開始するための「現実世界」の権限を持っていない。例えば、サブスクライバは、クエリ・マネジャとしてふるまうための「現実世界」の権限を有していない、即ち、クエリを開始してそれをシステム200の1又はそれより多くのサブスクライバを介して又はそれらへ伝搬させるための十分な権限を有していない。従って、クエリを提起することを希望するサブスクライバは、それを行い、そして、そのクエリを1又はそれより多くのサブスクライバと共に開始するであろうクエリ・マネジャにより採用又は選択されるようにするために、そのクエリをデータ記憶装置202の「オーファニジ」に預けることができる。
【0127】
上記のことに加えて、ナビゲーション範囲412は、インボックス・リスト範囲432を含む。インボックス・リスト範囲432は、サブスクライバが受信したドキュメント及び/又はクエリをリストする。例えば、そして図10を参照すると、インボックス・リスト範囲432は、受信招待状アイコン450を含むことができる。受信招待状アイコン450を起動することにより、サブスクライバは、そのサブスクライバが受信したクエリ招待状を見ることができ、これらの招待状は、結果範囲408又はポップアップ・ウィンドウに表示される。更に、インボックス・リスト範囲432は、コール・ツー・アームズ(CTA)招待状アイコン452を含むことができる。受信招待状アイコン452を起動することにより、サブスライバは、クエリ・ドキュメントのクエリ・マネジャからそのサブスクライバへ配信されたクエリ・ドキュメント及び関連の応答ドキュメントを見ることができるものであり、その見ることができるクエリ・ドキュメント及び関連の応答ドキュメントは、それらを受信するサブスクライバにとって重要なものであるとクエリ・マネジャが識別したものである。更に、インボックス・リスト範囲432は、システム・メッセージ・アイコン454を含むことができる。システム・メッセージ・アイコン454を起動することにより、サブスクライバは、システムが自動的に発生するメッセージ及び/又はシステムのアドミニストレータが生成するメッセージを見ることができる。
【0128】
図10に示されるように、サブスクライバは、受信招待状アイコン450と関連した数値により示される3つのクエリ招待状と、受信CTAアイコン452と関連した数値により示される3つのコール・ツー・アームズ招待状と、システム・メッセージ・アイコン454と関連した数値により示される4つのシステム・メッセージとを受信しており、インボックス・リスト範囲アイコン432と関連した数値により示されるように合計10個のインボックス・ドキュメントがある。
【0129】
インボックス・リスト範囲432に関するのと同様に、送信済みドキュメント範囲434は、サブスクライバへ送られた招待状、送られたコール・ツー・アームズ招待状、及び他のサブスクライバへ転送されたドキュメントのアイコンのような、サブスクライバにより送られたドキュメントのリストへのアクセスを容易にする選択可能アイコンを含むが、アイコンはこれらに限定されるものではない。送信招待状アイコン460を起動することにより、サブスクライバは、そのサブスクライバにより送信されたクエリ招待状を見ることができ、これら招待状は、結果範囲408又はポップアップ・ウィンドウに表示される。同様に、コール・ツー・アームズ送信アイコン462を起動することにより、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントのクエリ・マネジャとしてふるまうこのサブスクライバから他のサブスクライバへ送信されたクエリ・ドキュメント及び関連の応答ドキュメントを見ることができる。更に、転送ドキュメント・アイコン464を起動することにより、サブスクライバは、そのサブスクライバにより他のサブスクライバへ送信されたドキュメントを見ることができる。
【0130】
図9を参照すると、インターフェース400はドキュメント範囲408を含む。ドキュメント範囲408は、選択されたドキュメントをサブスクライバに表示するよう構成されている。各ドキュメントは、図2及びデータ記憶装置202に関して説明されたように、各ドキュメントに関連した様々な特性及び属性を持つことができる。各ドキュメントは、そのドキュメントの様々な特性、属性及び特質のアイコン的な表現を含む。
【0131】
図11に示されるように、ドキュメント470はヘッドライン472を含む。ヘッドライン472は、サブスクライバに、クエリ・ドキュメント又は応答ドキュメントと関連した情報を圧縮することを促すために、文字数が限定されている。そうすることにより、サブスクライバは、ドキュメントに関する簡潔又は簡明なタイトルを識別することにより、ドキュメントへの関与を促進される。
【0132】
ヘッドライン472に加えて、各ドキュメント470はボディ(本体)474を含む。ヘッドライン472と同様に、ボディ474もまた、サブスクライバがドキュメントと関連したデータを小さいサイズに圧縮することを促進するために、文字(キャラクタ)数が限定されている。特定の構成に応じて、ヘッドライン472及びボディ474のサイズは、様々なサイズとすることができる。上記で説明したように、一実施形態においては、ヘッドライン472は、50キャラクタという限定サイズを有するが、50個よりも少ない又は多くの任意の個数のキャラクタを使用可能とすることができることを理解できる。同様に、ボディ474は、キャラクタの限定数を500個とすることができるが、それに限定されるものではない。代替例として、ボディ474は、本発明の構成に応じて、より大きい個数の又はより少ない個数のキャラクタを有することができる。代替の構成においては、ヘッドライン472及びボディ474は、キャラクタの数ではなく単語の数で限定することができる。
【0133】
ヘッドライン472及びボディ474に加えて、ドキュメント470は、1又はそれより多くのドキュメント特質478a−478nを含む。ドキュメント特質478a−478nのそれぞれは、ドキュメント470についての或る特質をグラフィカルに示す。例えば、各ドキュメントは、ドキュメント特質の1又はそれより多くのグラフィカル表現を含むことができ、そこにおいて特質は、革新、顧客中心、製品中心、技術中心、流通中心、コスト低減中心、低コスト、速度、生産能力、品質、サービス、又は他のサブスクライバ定義の特質と関連することができる。当業者は、本明細書に含まれる教示に鑑みて、ドキュメント470の特性又は性質を定義するために用いられる得る他のタイプの特質を認めることができる。例えば、政府機関は、国家安全、軍隊、ホワイト・ハウス、特許商標局、自国の安全、テロリズム、又は様々な他のタイプの特質と関連した特質を識別することができる。一般的に、任意の特質、及び特質の任意のグラフィカル表現は、ドキュメント特質と関連付けられることができる。
【0134】
上記に加えて、各ドキュメント470は、ドキュメント・ツールバー480を含むことができる。ドキュメント・ツールバー480は、ドキュメント470及びシステム200(図2)と関係して用いられ得る様々な機能又はツールを開始するため選択できる様々なアイコンを含む。示されるように、ドキュメント・ツールバー480は、一般サービス・アイコン482を含む。一般サービス・アイコン482は、アクセス可能でありドキュメント470に関連する様々なサービスを開始する。これらのサービスは、グローバル範囲とサブスクライバのパーソナル・アカウントとの間で移動するドキュメントをコピーすること、ドキュメントを掲示することをイネーブル及びディスエーブルにすること、ドキュメントをオーファニジへ送ること、クエリ・ドキュメントを他のサブスクライバへ送ること、ドキュメントを移動すること、ドキュメントを削除すること、ドキュメントをアーカイブすること、又はシステム内でドキュメントを操作するために識別され得る他の機能を含むが、機能はこれらに限定されるものではない。
【0135】
ツールバー480はまたノート・アイコン484を含む。ノート・アイコン484は、ドキュメント470と関連させることができるメモ(ノート)の生成を開始する。このメモは、ドキュメント470に添付又は関連付けられ得る情報を含むことができる。チェックマーク又は他のインジケータをノート484の下に含ませた場合には、メモがドキュメント470に添付又は関連付けされたことを示す。類似の注釈又はインジケータを、ドキュメント470及び/又は本明細書で説明されるインターフェースに含まれる又は関連した他のアイコンと関連付けることができる。例えば、ノート・アイコンは、ドキュメントと関連したメモの数又は量を示すための数値を有するインジケータを含むことができる。類似のインジケータを、ドキュメント470及び/又は本明細書で説明されるインターフェースと関連した他のアイコンと関連付けることができる。
【0136】
ドキュメント・ツールバー480を介して、ドキュメントを送ること、又はドキュメント470の著作者に接触することも可能である。これは、著作者接触アイコン486を起動することにより達成される。アイコン486を起動することにより、サブスクライバは、ドキュメント470の著作者へ送ることができるメッセージを準備することができる。
【0137】
ドキュメント・ツールバー480に含まれる別のアイコンは、採点アイコン488である。採点アイコン488を起動することにより、図12に図される表示のような別の表示がサブスクライバに呈示される。示されるように、本発明のシステムは、ドキュメント470を採点するため用いられる採点インターフェース520を発生する。この例示的構成においては、量的評価が、ディスプレイ522及び関連の操作可能な制御部524及び526を通じて、ドキュメント470に含まれるアイデア又は他の知的作業の値及び表現からなされ得る。そのような採点の値が領域528に示される。更に、ドキュメント470の質的評価は、ドキュメント470の著作者へのコメントをコメント領域530内に含めることによりにされ得る。
【0138】
ドキュメント470の採点に続いて、採点アイコン488(図11)の続いての起動は、図13に示されるようなインターフェース540を起動する。この構成においては、散布図542が、インターフェース400(図9)を用いて表示された特定のドキュメントに関して与えられる全てのスコア値とともに示される。更に、ドキュメント470に関する平均格付けのオプション表示が、インターフェース540に示される。ドキュメント470を採点する前にサブスクライバに提供されるビュー(表示)を制限することにより、サブスクライバは、ドキュメント470に対して他のサブスクライバにより与えられる格付けにより影響されない。特定のドキュメントの全てのサブスクライバによるこの採点又は採点の平均を表にして、そのドキュメントと関連したドキュメント・スコア又は格付けとしてインターフェース400(図9)に提供することができる。
【0139】
図11に戻ると、ツールバー480はドキュメント・アイコン490を含む。ドキュメント・アイコン490を始動させることにより、1又はそれより多くのインターフェースが示され、それらは、この特定のドキュメントにリンクされ得る又はリンクされているドキュメントを生成する際にサブスクライバを支援する。一例として、1又はそれより多くのインターフェースは、図6に示されるフロー図に記述されるような要領でドキュメントの生成を容易にする。そうすることにより、以下でより詳細に説明されるように、表示され得る関連のドキュメントのチェーン又は系統が生成されることができる。
【0140】
ドキュメント・アイコン490を追加することに加えて、ツールバー480は、ドキュメントを好みへ追加するためのアイコン492を含むことができる。アイコン492を選択することにより、見られたドキュメントは、サブスクライバのパーソナル・インボックスに、それがクエリ・インボックスによるにせよ又はドキュメント・インボックスによるにせよ、追加され、そしてサブスクライバによりアクセス可能である。このようにして、サブスクライバは、そのサブスクライバにとってのみアクセス可能であるサブスクライバ・アカウント212a−212n(図3)へ、グローバルにアクセス可能なドキュメントをコピーすることができる。
【0141】
ツールバー480はまたアタッチメント・アイコン494を含むことができる。アイコン494を開始又は起動することにより、サブスクライバは、1又はそれより多くの追加のドキュメントを、表示されたドキュメントへ添付することができる。例えば、サブスクライバは、1又はそれより多くのテキスト・ドキュメント、グラフィック・ドキュメント、オーディオ・ドキュメント、ビデオ・ドキュメント、又は当該ドキュメントに添付できる様々な他のドキュメントを、添付することができる。更に、接続アイコン496を用いて、サブスクライバは、特定のドキュメントを、別のクエリ・ドキュメント内にある又はそれと関連し得る別のドキュメントに接続することができる。このようにして、サブスクライバは、様々なドキュメント間の接続を識別し、ドキュメントをリンクさせて、アイデア及び知的作業の開発を更に促進することができる。
【0142】
サブスクライバがドキュメントを他のサブスクライバへ効率的な様式で送ることを可能にするために、ツールバー480は、送信ドキュメント参照アイコン498を含む。サブスクライバが識別されたドキュメント内での関与を迅速に開始することを可能にするために、ツールバー480は、ナビゲーション・バー410(図9)の関与アイコン418と類似の機能を開始する関与アイコン500を含む。
【0143】
上記のことに加えて、各ドキュメント470は、ドキュメント470の特性及び属性を示すための様々なアイコンを含む。例えば、アイコン502は、ドキュメントが特定のグループのサブスクライバに対してロックされている(閉じられている)か否か、又はそのドキュメントに含まれたクエリに対して応答するように招待されたサブスクライバに加えての1又はそれより多くの追加のサブスクライバに対してオープンとされている(開かれている)か否かを示すために、そのドキュメントと関連付けられることができる。更に、ドキュメントが公的であるか又は私的であるかを識別するためのアイコン504を含むことができる。更に、ドキュメントのタイプ、即ち、クエリ・ドキュメント又は様々な応答ドキュメントのうちの1つであることを識別するためのアイコン506を含むことがで、また、ドキュメントがグローバル・ドキュメント、パーソナル・ドキュメント、又はオーファニジ・ドキュメントであるかどうかを示すためのアイコン508を含むことができる。
【0144】
図9に戻ると、インターフェース400は結果範囲408を含む。結果範囲408は、ナビゲーション範囲410内で示されるアイコンのうちの1又はそれより多くのアイコンを選択すること及び/又は1又はそれより多くのドキュメントに関与することを開始することから発生する情報を含む又は示すことができる。従って、結果範囲408は、その中へ与えられる情報に基づいて構成を変える。例えば、結果範囲408のコラムの数、ヘッドラインの名前及び数、及び他の構成要素は、サブスクライバにより開始されたアクションに基づいて、図14及び図15に示されるように、変わる。
【0145】
上記のことに加えて、インターフェース400はグローバル・ツールバー420を含む。グローバル・ツールバー420は、システムの様々な機能を活動状態にするために起動又は選択され得る様々なアイコンを含む。例えば、図示された構成において、グローバル・ツールバー420はクエリ生成アイコン550を含む。クエリ生成アイコン550を開始又は選択することにより、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントを生成する事を可能とされる。例えば、クエリ・ドキュメントを生成するプロセスは、図6に記載されている。
【0146】
同様に、クエリ・サービス・マネジャ・アイコン552を起動することにより、サブスクライバは、サービス・マネジャを活動状態にして、クエリを開始し、クエリの状態を追跡し、希望される個人又はサブスクライバへそのクエリを伝搬することを可能にされる。
【0147】
上記のことに加えて、グローバル・ツールバー420はイエロー・ページ・アイコン554を含む。イエロー・ページ554を起動することにより、サブスクライバに対して、結果範囲408などにおいて、仮想作業環境内にある様々なサブスクライバのリストが呈示される。このリストは、適切なサーチ・サービスを介してサーチされることができ、また、アルファベット順、グループ順、部門順、教育的背景順、又は本明細書に含まれる教示に鑑みて当業者に知られた別の他のサーチ可能な様式で見られ得る。各サブスクライバ・リストは、下記のものに限定されるものではないが、名前、Eメール・アドレス、関連部門、採用肩書き、電話番号、教育的背景、終了証書又は賞、責務、仕事経験、キャリアの関心、及び本明細書に含まれる記載により理解できるようなサブスクライバに特有の他の情報のような、サブスクライバについての情報を含む。
【0148】
サブスクライバが特定のドキュメントの履歴を識別することを可能にするために、サブスクライバは、履歴マネジャ・アイコン556を選択することができる。履歴マネジャ・アイコン556は、サブスクライバがドキュメントに対して実行された又はそれに関連するアクションのリストにアクセスすることを可能する。
【0149】
上記のことに加えて、グローバル・ツールバー420は、好みマネジャ・アイコン558を含む。好みマネジャ・アイコン558を起動することにより、サブスクライバにより好みのドキュメントとして識別されたドキュメントのリストが、サブスクライバに対して、結果範囲408内に、又はオプションとしてはドキュメント範囲406及び/又はポップアップ・ウィンドウ内に呈示される。
【0150】
上記のことに加えて、グローバル・ツールバー420は、ウィザード・アイコン560及びプリント・サービス・アイコン562を含む。ウィザード・アイコン560は、ウィザードを開始して様々な機能を実行するために選択されるものであり、プリント・サービス・アイコン562を選択すると、1又はそれより多くのドキュメント又は他のレポートのプリントを開始する。ウィザード・アイコン560を介して開始されたウィザードのうちの1又はそれより多くのウィザードは、サブスクライバがドキュメントを生成すること、ドキュメントをサーチすること、好みリストを生成すること、様々な他のタスクを実行することを支援する。当業者には理解されるように、それぞれのウィザードが、サブスクライバが1又はそれより多くのドキュメント及び1人又はそれより多くのサブスクライバに関与するための1又はそれより多くのアクションを実行することを支援するものである限り、任意の数のウィザードをウィザード・アイコン560と関連付けることができる。
【0151】
グローバル・ツールバー420はまた、システム200(図2)にアクセスする特定のサブスクライバについての情報を表示する。前述のように、サブスクライバは、1又はそれより多くの他のサブスクライバ及び/又は1又はそれより多くの他のドキュメントに参加又は関与することを介して、メリット・ポイントを発生することができる。これらのメリット・ポイントは、サブスクライバが或る一定のアクションを実行することを可能にするために、回復させることが可能である。一実施形態においては、サブスクライバは、アクションの実行、又はアイデアの開発及び知的作業の実行に関与又は参加するために、メリット・ポイントの数をスレッショルド・レベルより上に保たねばならない。示されるように、合計ポイント・アイコン568は、サブスクライバと関連したポイントの合計数を示す。更に、オプションとして、アイコンは、特定の組織に関する他のサブスクライバに基づいての、サブスクライバの百分率での位置又はランキングを表示する。更に、アイコン570及び572は、サブスクライバのスコアを、アイデアの価値の視点及び表現の視点のそれぞれから示す。言い換えると、アイコン570及び572は、サブスクライバにより生成されたクエリ・ドキュメント及び応答ドキュメントの価値の格付けを、そのクエリ・ドキュメント及び応答ドキュメントに含まれるデータ又は情報の知覚される値及び表現に基づいて示す。この格付けは、このサブスクライバにより著された全てのドキュメントに関する累積的採点に基づく。また、オプションとして、他のサブスクライバに対するこのサブスクライバの百分率ランキングを示すことができる。これらの格付けについての追加の情報を得るため、又はサブスクライバが取ったアクションに基づいてポイント数をリフレッシュするために、サブスクライバは、ポイント詳細アイコン564及びポイント・リフレッシュ・アイコン566を選択することができる。
【0152】
上記のことに加えて、インターフェース400はメニュー・バー422を含む。このメニュー・バー422は、本明細書に説明されるアイコンのうちの1又はそれより多くのものを選択又は開始することによりアクセス可能な機能の一部又は全部を開始するための代替的な方法を提供することができる。従って、メニュー・バー422は、表1に説明されるような様々な他の機能を与えることができる。
【0153】
【表1】
【0154】
ここで図14を参照すると、サブスクライバが検索アイコン460を選択した場合のインターフェース600が示されている。インターフェース400の構成要素又は構造に対応するインターフェース600の類似の構成要素又は構造は、類似の参照番号により示されている。同様に、インターフェース400の特徴及び機能は、インターフェース600の説明に適用される。
【0155】
示されるように、ナビゲーション範囲604は、サーチ基準範囲612を表示する。サーチ基準範囲612は、データ記憶装置202(図2)をサーチするため用いられるサーチ要求又はクエリを発生するためにサブスクライバが選択可能な様々なフィールドを含む。サーチ要求の結果は結果範囲408に表示され、サブスクライバが選択するドキュメントはドキュメント範囲408に表示される。
【0156】
サーチ基準は、ドロップ・ダウン・メニュー、手動入力、又は当業者に知られた幾つかの他のインターフェースから選択することができる。サーチ用語フィールド630に入力されるサーチ用語は、ドメイン(領域)用語632と組み合わされることができ、ドキュメントのドメインは、パーソナル・ドキュメント、グローバル・ドキュメント、又はオーファニジ・ドキュメントから選択されるものである。更に、サーチ用語は、サーチがドキュメントのボディ、ドキュメントのヘッドライン、ドキュメントのヘッドライン及びボディの何れか、又はドキュメントのヘッドライン及びボディのどちらでも無いかの何れで実行されるべきかを定義する内容属性用語1212を含むことができる。更に、ドキュメント特質用語636、即ち、サーチされるべきドキュメントの1又はそれより多くの特質のアイデンティフィケーションと、サーチ日付636、即ち、ドキュメントの生成日付に関する開始日及び停止日とは、サーチ判定基準の一部と関連付けられるか又それを形成することができる。
【0157】
これらの用語に加えて、他の用語を、サーチ基準を形成するために含めることができる。例えば、クエリ・ドキュメント、応答ドキュメントなどに限定されるものでは無いが、それらのようなサーチされるべきドキュメントの1又はそれより多くのタイプを定義する1又はそれより多くのタイプ用語638を含めることができる。更に、ドキュメントの採点、著作者との接触、ノート又はドキュメントをドキュメントに添付すること、ドキュメントを異なるドキュメント・ツリー内の別のドキュメントに対して参照すること、アタッチメントをドキュメントに付加すること、又はドキュメントに対して実行される又は関連する任意の他のアクションのような、ドキュメントに関して実行されるアクションを定義する1又はそれより多くの接触される属性用語640を含めることができる。なお、アクションは上記のものに限定されるものではない。更に、サブスクライバがドキュメントに触れた時の日付極限、即ち、サブスクライバがドキュメントに対するアクション又はそのドキュメントと関連したアクションに関与又は実行した日付を定義するために、1又はそれより多くの接触日付期間642を含めることができる。
【0158】
図15を参照すると、ユーザが関与アイコン462を選択した場合のインターフェース700が示されている。インターフェース400及び/又はインターフェース600の構成要素又は構造と対応するインターフェース700の類似の構成要素又は構造は、類似の参照番号により示されている。同様に、インターフェース400及びインターフェース600の特徴及び機能が、インターフェース600の説明に適用される。
【0159】
示されるように、インターフェース700は、ナビゲーション範囲704、ドキュメント範囲706、及び結果範囲708を含む。このインターフェース700は、クエリ・ドキュメント及びそれに関係した関連の応答ドキュメントを表示する。インターフェース700を介して、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントから拡がっていった様々な世代のドキュメントをナビゲートすることができる。例えば、クエリ・ドキュメントに直接にリンクされる応答ドキュメントは、第1世代の応答ドキュメントである。同様に、第1世代の応答ドキュメントにリンクされる応答ドキュメントは、第2世代ドキュメントである。従って、1又はそれより多くの第1世代応答ドキュメント、1又はそれより多くの第2世代ドキュメントなどから、第N世代応答ドキュメントまで存在することができる。
【0160】
ナビゲーション範囲704は、クエリ・ドキュメントと関連した選択されたドキュメントを表示する。ドキュメントのグラフィカル表現は、図9のドキュメント範囲406に関して説明されたものと実質的に類似している。しかしながら、更に、ナビゲーション範囲704は、クエリ・ナビゲーション・バー710を含む。このクエリ・ナビゲーション・バー710は、サブスクライバがクエリ・ドキュメントと関連した様々なドキュメントを通してナビゲートする、即ち、クエリ・ドキュメントと関連した様々な応答ドキュメントを通してナビゲートすることを可能にする。
【0161】
示されるように、ナビゲーション・バー710は、ナビゲーション範囲704に表示されるドキュメントを変更するための矢印712及び714を含む。例えば、矢印712を選択することにより、表示されたドキュメントは、その表示されたドキュメントにリンクされた前の世代のドキュメントに変更される。同様に、矢印714を選択すると、表示されたドキュメントは、その表示されたドキュメントにリンクされる次の世代のドキュメントに変更される。
【0162】
サブスクライバが異なる世代のドキュメント間で移動することを可能にすることに加えて、ナビゲーション・バー710は、ナビゲーション範囲704に示された現在表示されているドキュメントの特定の世代レベルを示す。
【0163】
続けて図15を参照すると、ドキュメント範囲706は、結果範囲708に示されたドキュメントのチェーン又は系統のドキュメントのグラフィカル表現を含む。ドキュメント範囲706に表示された特定のドキュメントは、サブスクライバにより選択されたドキュメントである。
【0164】
ドキュメントの系統は、特定のクエリ・ドキュメントと関連付けられる。このドキュメントの系統は、インターフェース700の結果範囲708にグラフィカルに示される。ドキュメントの系統のグラフィカル表現は、応答ドキュメント722a−722nの系統の開発を開始するクエリ・ドキュメント720のグラフィカル表現を含むが、ここでは応答ドキュメントのうちの3つのみに対して参照番号が示されている。クエリ・ドキュメント720は、そのクエリ・ドキュメント720と関連した応答ドキュメントの世代レベルを表す1又はそれより多くの同心の曲線724a−724nに対して、実質的に中心に配置されている。応答ドキュメント722a−722nのそれぞれは、同心曲線724a−724nのうちの1つの上に配置され、1又はそれより多くの応答ドキュメント及び/又はクエリ・ドキュメントにリンクされる。従って、同じ世代レベルを持つ応答ドキュメント722a−722nは、同じ同心曲線724a−724n上に配置される。世代レベルを定義するための同心曲線の使用について言及したが、当業者は、代替の構成において、様々な応答ドキュメントに関しての世代レベルを定義するために、任意の二次元形状又は三次元面又はボリュームを用いることができることを理解できる。
【0165】
オプションとして、応答ドキュメントにせよクエリ・ドキュメントにせよ、隣接するドキュメント間のリンクのグラフィカル表現は、ドキュメントの系統の「分岐(枝)」、即ち、応答ドキュメント及び/又はクエリ・ドキュメントの間の多数のリンク、の何れのものが最大数のリンクされたドキュメントを有するかを、グラフィカルに示すことができる。例えば、多数のリンクされたドキュメントを有するドキュメントの系統のグラフィカル表現の、分岐における1又はそれより多くのリンクは、そのリンクのより効果のある視覚的表現をオプションとして有することができる。一構成において、これは、隣接するドキュメント間のリンクを表す線が一層太い線で表されるようにするか、又はクエリ・ドキュメントに最も近接した分岐のリンクのうちの1又はそれより多くのものに関して一層濃い色を有する線により表されるようにする。一層多くの数のリンクされたドキュメントを有する顕著な思考の線を識別するための他の方法が当業者に知られている。クエリ・ドキュメントに最も近い1又はそれより多くのリンクを、ドキュメントの特定の分岐の重要性を識別するために変更することについて言及したが、任意の数のリンクを、ドキュメントの分岐の重要性を示すために変更できることが、当業者には理解される。
【0166】
図15に示されるように、応答ドキュメントの相互の及びクエリ・ドキュメントとの関連のグラフィカル表現は、360°の視覚的表現である。代替の構成においては、この表現を、180°表現又は90°表とすることができる。より一般的には、この表現は、それが1又はそれより多くの応答ドキュメントとクエリ・ドキュメントとの間のリンクの二次元的表現又は三次元的表現であるにせよ又はそうでないにせよ、約0°から360°の任意の表現とすることができる。
【0167】
インターフェース700を用いて、サブスクライバは、クエリ・ドキュメントと関連したドキュメントの系統のグラフィカル表現の任意の部分をナビゲートすることができる。例えば、任意のドキュメントを選択することにより、そのドキュメントの適切なグラフィカル表現がナビゲーション範囲704及び/又はドキュメント範囲706に表示される。更に、グラフィカル表現は、色を変えることにより、さもなければ応答ドキュメント722a−722n及び/又はクエリ・ドキュメント720の1又はそれより多くのもののグラフィカル表現を変更することにより、何れのドキュメントがサブスクライバにより再検討されたか又は見られたかを示す。
【0168】
本発明の別の面に従うと、1又はそれより多くのアイコンをビュー・バー726から選択することにより、ドキュメントの系統のグラフィカル表現を変えることができる。ビュー・バー726は、ツリー・アイコン728及びアウトライン・アイコン730を含む。ツリー・アイコン728を選択することにより、インターフェース700に示されているドキュメントの系統のグラフィカル表現が示される。このグラフィカル表現は、思考ツリー又はドキュメント・ツリーの構造におけるアイデアの流れ、及び生成された又はクエリ・ドキュメントに基づいたドキュメントを示す。対照的に、アイコン730を選択することにより、ドキュメントの系統のアウトライン表現が結果範囲708に示される。このアウトライン表現は、各ドキュメントに関する表題テキスト及び/又はボディ・テキストを、クエリ・ドキュメントに関係したそのドキュメントの世代レベルに基づいて、リストする。代替例として、アウトライン表現は、ドキュメントの系統をリンク順で示すことができ、そこにおいては、或る分岐のドキュメントが順次的な世代順でリストされるが、その場合において、この順次的な世代順が最も低い世代から最も高い世代へ流れるようにしても、又はその逆にしてもよい。
【0169】
本発明は、その趣旨又は本質的特徴から逸脱すること無く他の特定の形式で具体化され得る。記載された実施形態は、全ての面で、例示としてのみのものであり、制限と考えるべきでない。従って、本発明の範囲は、前述の記載によるより、むしろ添付の特許請求の範囲により示され。特許請求の範囲の意味及び均等の範囲内に入る全ての変更は、本発明の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【0170】
【図1】図1は、本発明の一実施形態を具体化することができる一つの例示的な環境を示す。
【図2】図2は、本発明の一例示的システムの概略図を示す。
【図3】図3は、本発明の一例示的実施形態に従った、図2に示された本発明のドキュメント・データ構造の概略図を示す。
【図4】図4は、図2に示された本発明の一例示的システムの、より詳細な概略図を示す。
【図5】図5は、図2に示された本発明の一例示的実施形態のマネジャ・モジュールの概略図を示す。
【図6】図6は、図2に示された本発明の一例示的実施形態の一つの方法を表すフロー図を示す。
【図7】図7は、図2に示された本発明の一例示的実施形態の別の方法を表すフロー図を示す。
【図8】図8は、図2に示された本発明の一例示的実施形態の更に別の方法を表すフロー図を示す。
【図9】図9は、サブスクライバが図2に示された本発明の一例示的実施形態を用いることを可能にするユーザ・インターフェースの一例示的実施形態を示す。
【図10】図10は、図2に示された一例示的実施形態の別の特徴に従った、図9のユーザ・インターフェースの一部のより詳細な図を示す。
【図11】図11は、図2に示された本発明の一例示的実施形態の別の特徴に従った、図9のユーザ・インターフェースの別の部分のより詳細な図を示す。
【図12】図12は、サブスクライバが図2に示された本発明の一例示的実施形態を用いることを可能にするユーザ・インターフェースの別の例示的実施形態を示す。
【図13】図13は、サブスクライバが図2に示された本発明の一例示的実施形態を用いることを可能にするユーザ・インターフェースの更に別の例示的実施形態を示す。
【図14】図14は、サブスクライバが図2に示された本発明の一例示的実施形態を用いることを可能にするユーザ・インターフェースの更に別の例示的実施形態を示す。
【図15】図15は、サブスクライバが図2に示された本発明の一例示的実施形態を用いることを可能にするユーザ・インターフェースの更に別の例示的実施形態を示す。
Claims (80)
- 少なくとも1つのサブスクライバにより提起されたクエリを示す第1のデータを含む第1のドキュメントと、前記クエリに対する応答を示す第2のデータを含む第2のドキュメントとを格納するよう適合されたデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段と通信するサブスクライバ・モジュールであって、(i)前記第2のドキュメントを前記第1のドキュメントにリンクさせることと、(ii)前記少なくとも1つのサブスクライバが別のサブスクライバに対して或るレベルの匿名性を有しつつ、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つに関与することとを可能にするよう適合されている、サブスクライバ・モジュールと、
を備えるシステム。 - 前記匿名性のレベルが、完全な匿名性、実質的に完全な匿名性、選択的な匿名性、及び公開を含むグループから選択される、請求項1記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのサブスクライバの前記関与が、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つに関連して関与ツールを用いてアクションを実行することを含む、請求項1記載のシステム。
- 前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つに関する前記アクションは、アクセスすること、変更すること、注釈を付けること、量的評価をすること、質的評価をすること、ドキュメント特質を割り当てること、別のドキュメントを生成すること、別のドキュメントをリンクさせること、アタッチメントを付加すること、送ること、別のドキュメントへ接続すること、削除すること、好みとして識別すること、著作者に接触すること、1又はそれより多くの他のサブスクライバをサーチすること、他のドキュメントをサーチすること、前記ドキュメントをサーチすること、及びドキュメント特質をサーチすることを含むグループから選択されるアクションを含む、請求項3記載のシステム。
- 前記アクションを実行することは、1又はそれより多くのメリット・ポイントを発生する、請求項3記載のシステム。
- 前記1又はそれより多くのメリット・ポイントを用いて、前記少なくとも1つのサブスクライバと、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、1又はそれより多くのドキュメント、及び別のサブスクライバのうちの少なくとも1つとの間の関与を促進する、請求項5記載のシステム。
- 前記少なくとも1人のサブスクライバ、前記第1のドキュメント、及び前記第2のドキュメントの重要性のレベルを識別すること、前記少なくとも1つのサブスクライバが前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを送ることを可能にすること、関与の量及び質を示すこと、前記少なくとも1つのサブスクライバが前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つに関与するのを許可すること、物理的世界の利益を回復すること、及び関与を促進することを含むグループから選択された別のアクションに関連して、前記1又はそれより多くのメリット・ポイントを用いることができる、請求項5記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが更に、前記少なくとも1つのサブスクライバによる前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントの評価を可能にするよう適合されている、請求項1記載のシステム。
- 前記評価が、前記第1のドキュメント及び第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを量的及び質的に評価することを更に含む、請求項8記載のシステム。
- 前記評価が、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つを格付けすることを含む、請求項8記載のシステム。
- 前記データ記憶手段が複数の他のドキュメントを更に含む、請求項1記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、更に、前記少なくとも1つのサブスクライバが前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを前記複数の他のドキュメントの少なくとも1つとリンクさせることを可能にするよう適合されている、請求項11記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、前記第1のドキュメントの視覚的表現と、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記複数の他のドキュメントのうちの少なくとも2つのドキュメントの間の1又はそれより多くのリンクの視覚的表現とを表示するよう適合されている、請求項12記載のシステム。
- 前記視覚的表現が、前記1又はそれより多くのリンクを、当該1又はそれより多くのリンクの1又はそれより多くの世代を識別する1又はそれより多くの同心の環に適応させた同心的ビューとして表示する、請求項13記載のシステム。
- 前記視覚的表現が、前記1又はそれより多くの同心の環の前記視覚的表現の実質的に中心に配置された前記クエリの視覚的表現を更に含み、前記視覚的表現が、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記複数の他のドキュメントの実質的に全てを表示する、請求項14記載のシステム。
- 前記視覚的表現は、前記1又はそれより多くのリンクのうちの何れのものが前記少なくとも1つのサブスクライバにより以前にアクセスされたかを識別する、請求項14記載のシステム。
- 前記第1のドキュメントは、第1のヘッダ・データ及び第1のボディ・データを備え、前記第1のヘッダ・データ及び前記第1のボディ・データは、前記第1のドキュメントと関連するデータの量を抑制するために事前定義された限定サイズを有する、請求項1記載のシステム。
- 前記データ記憶手段と通信する複数の他のサブスクライバ・モジュールを更に備える請求項1記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記少なくとも1つのサブスクライバが、前記クエリに応答する1又はそれより多くの他のサブスクライバを選択することを容易にするように適合されている、請求項1記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのサブスクライバは、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントの著作者であり、前記著作者は、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントの1又はそれより多くの評価と関連した格付け及び採点のうちの少なくとも1つを見ることができる、請求項1記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記著作者が前記1又はそれより多くの評価と関連した1又はそれより多くのコメントを見ることを可能にするよう適合されている、請求項19記載のシステム。
- 前記1又はそれより多くの評価のそれぞれが、前記少なくとも1つのサブスクライバによる前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントの量的採点及び質的コメントのうちの少なくとも1つを含む、請求項19記載のシステム。
- 前記少なくとも1つのサブスクライバのうちの1つがクエリ・マネジャである、請求項1記載のシステム。
- 前記第1のドキュメントと関連した前記データはサイズ限定を有し、前記第1のサブスクライバが前記クエリを前記サイズ限定へと圧縮する、請求項1記載のシステム。
- 複数のサブスクライバのうちの1つのサブスクライバにより提起されたクエリを示す第1のデータを含む第1のドキュメントと、前記クエリに対する応答を示す第2のデータを含む第2のドキュメントとを格納するよう適合されたデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段と通信するサブスクライバ・モジュールであって、(i)前記第2のドキュメントを前記第1のドキュメントにリンクさせることと、(ii)前記複数のサブスクライバのうちの前記少なくとも1つがのサブスクライバが別のサブスクライバに対して或るレベルの匿名性を有しつつ、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを評価することとを可能にするよう適合されている、サブスクライバ・モジュールと
を備えるシステム。 - 前記匿名性のレベルが、完全な匿名性、実質的に完全な匿名性、選択的な匿名性、及び公開を含むグループから選択される、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、更に、前記複数のサブスクライバのうちの前記サブスクライバと、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、1又はそれより多くのドキュメント、及び前記複数のサブスクライバのうちの1又はそれより多くの他のサブスクライバのうちの少なくとも1つとの間の関与を可能にするよう適合されている、請求項25記載のシステム。
- 前記関与が、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つに対してアクションを実行することを含み、前記アクションが、アクセスすること、変更すること、注釈を付けること、量的評価をすること、質的評価をすること、ドキュメント特質を割り当てること、別のドキュメントを生成すること、別のドキュメントをリンクさせること、アタッチメントを付加すること、送ること、別のドキュメントへ接続すること、削除すること、好みとして識別すること、著作者に接触すること、1又はそれより多くの他のサブスクライバをサーチすること、他のドキュメントをサーチすること、前記ドキュメントをサーチすること、及びドキュメント特質をサーチすることを含むグループから選択される、請求項27記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記複数のサブスクライバのうちの前記サブスクライバが前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、1又はそれより多くの他のドキュメント、及び前記複数のサブスクライバの1人又はそれより多くの他のサブスクライバのうちの少なくとも1つに関与すると発生される1又はそれより多くのメリット・ポイントを追跡するよう適合されている、請求項25記載のシステム。
- 前記1又はそれより多くのメリット・ポイントのそれぞれを、(i)前記複数のサブスクライバのうちの前記サブスクライバ、前記第1のドキュメント、及び前記第2のドキュメントの重要性のレベルを識別すること、(ii)前記サブスクライバが前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを送ることを可能にすること、(iii)前記サブスクライバによる関与の量及び質を示すこと、(iv)前記サブスクライバが前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、前記1又はそれより多くの他のドキュメント、及び前記1人又はそれより多くの他のサブスクライバのうちの少なくとも1つに関与することを可能にすること、(v)物理的世界の利益に対する前記1又はそれより多くのメリット・ポイントを回復すること、及び(vi)前記サブスクライバの関与を促進することのうちの少なくとも1つに関連して、用いることができる、請求項29記載のシステム。
- 前記評価が、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを量的及び質的に評価することを更に含む、請求項25記載のシステム。
- 前記評価が、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び1又はそれより多くのドキュメントのうちの少なくとも1つを格付けすることを含む、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、更に、前記複数のサブスクライバのそれぞれが前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも2つのドキュメントの間に1又はそれより多くのリンクを生成するのを可能にするよう適合されている、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、前記第1のドキュメントの視覚的表現と、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも2つのドキュメントの間の前記1又はそれより多くのリンクの各リンクの視覚的表現とを表示するよう適合されている、請求項33記載のシステム。
- 前記視覚的表現は、前記1又はそれより多くのリンクを1又はそれより多くの同心の環に適応させた同心的ビューとして表示するものであり、前記第1のドキュメントにリンクされた、前記第2のドキュメント及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの1つのドキュメントが、第1世代ドキュメントであり、それが前記1又はそれより多くの同心の環のうちの第1の同心の環の上に配置される、請求項34記載のシステム。
- 前記ドキュメントにリンクされた、前記第2のドキュメント及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの別のドキュメントが、第2世代のドキュメントであり、それが前記1又はそれより多くの同心の環のうちの第2の同心の環の上に配置される、請求項35記載のシステム。
- 前記視覚的表現が、前記1又はそれより多くの同心の環の前記視覚的表現の実質的に中心に配置された前記クエリの視覚的表現を更に含み、前記視覚的表現が、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記複数の他のドキュメントの実質的に全てを表示する、請求項35記載のシステム。
- 前記視覚的表現は、前記1又はそれより多くのリンクのうちの何れのものが前記複数のサブスクライバのうちの見ているサブスクライバにより以前にアクセスされたかを識別する、請求項35記載のシステム。
- 前記第1のドキュメントが第1のヘッダ・データ及び第1のボディ・データを備え、前記第1のヘッダ・データ及び前記第1のボディ・データが、前記第1のドキュメントと関連したデータの量を抑制するために事前定義された限定サイズを有する、請求項25記載のシステム。
- 前記データ記憶手段と通信する複数の他のサブスクライバ・モジュールを更に備える請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記サブスクライバが、前記複数のサブスクライバのうちの前記クエリに応答する1又はそれより多くの他のサブスクライバを選択することを容易にするように適合されている、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバは、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントの著作者であり、前記著作者は、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントの1又はそれより多くの評価と関連した格付け及び採点のうちの少なくとも1つを見ることができる、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記著作者が前記1又はそれより多くの評価と関連した1又はそれより多くのコメントを見ることを可能にするよう適合されている、請求項42記載のシステム。
- 前記1又はそれより多くの評価のそれぞれが、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び前記1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つと関連した量的採点及び質的コメントのうちの少なくとも1つを含む、請求項42記載のシステム。
- 前記サブスクライバが前記クエリに対する終了時間を設定することができる、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、前記クエリに対する終了時間を識別する終了通知を、前記複数のサブスクライバのうちの1又はそれより多くのサブスクライバへ配信するよう適合されている、請求項25記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記クエリと関連した1又はそれより多くのレポートを発生するよう適合され、前記レポートは、前記第1のドキュメントと、該第1のドキュメントに直接又は間接にリンクされた全ての他のドキュメントとを詳述する、請求項17記載のシステム。
- 1又はそれより多くのサブスクライバの関与を容易にするためのシステムにおいて、コンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読取可能媒体が、データ記憶手段と通信するよう適合されているサブスクライバ・モジュールを備え、前記サブスクライバ・モジュールが、(i)第1のドキュメントと第2のドキュメントとをリンクすることと、(ii)サブスクライバが前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つに関与することとを可能にするよう適合されており、前記サブスクライバの前記関与が、別のサブスクライバに対しての或るレベルの匿名性を有して実行される、システム。
- 前記匿名性のレベルが、匿名性、実質的な匿名性、選択的な匿名性、及び公開を含むグループから選択される、請求項49記載のシステム。
- 前記サブスクライバの前記関与が、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの前記少なくとも1つに対して任意のアクションを実行することを含む、請求項48記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、更に、前記サブスクライバ及び前記別のサブスクライバのうちの少なくとも1つのサブスクライバによる前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントの評価を可能にするよう適合されている、請求項48記載のシステム。
- 前記評価が、前記第1のドキュメント及び第2のドキュメントのうちの少なくとも1つを量的に評価すること及び質的に評価することを更に含む、請求項51記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが更にコントロール・モジュールを備え、前記コントロール・モジュールは前記第2のドキュメントを前記第1のドキュメントにリンクさせることを容易にするよう適合されている、請求項48記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールが、前記第1のドキュメントと前記第2のドキュメントとの間の前記リンクの視覚的表現を表示するよう適合されており、前記視覚的表現が、前記第1のドキュメントに対する前記第2のドキュメントの世代レベルの視覚的指示を
同心の曲線のビューで提供する、請求項53記載のシステム。 - 前記同心の曲線のビューが1又はそれより多くの同心の環を有し、それぞれの環が前記クエリに対する世代を表す、請求項54記載のシステム。
- 前記第1のドキュメントが、事前定義された限定サイズを有する第1のヘッダ・データを備え、前記限定サイズにより前記第1のドキュメントと関連したデータの量を抑制することにより、前記サブスクライバが前記クエリと関連したヘッダを圧縮することを可能にする、請求項48記載のシステム。
- 前記第1のドキュメントが、事前定義された限定サイズを有する第1のボディ・データを備え、前記限定サイズにより前記第1のドキュメントと関連したデータの量を抑制することにより、前記サブスクライバが前記クエリと関連したボディを圧縮することを可能にする、請求項48記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つへのアクセスを少なくとも1つの他のサブスクライバへ提供するよう適合されており、前記少なくとも1つの他のサブスクライバは、前記サブスクライバ・モジュールを介して、前記第1のドキュメント、前記第2のドキュメント、及び1又はそれより多くの他のドキュメントのうちの少なくとも1つのドキュメントを格付けすることができる、請求項48記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの他のサブスクライバが、別のサブスクライバ・モジュールの少なくとも1つを介して、前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの前記少なくとも1つのドキュメントへアクセスする、請求項58記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュール及び前記少なくとも1つの他のサブスクライバのそれぞれが、前記第1のドキュメントへ別のドキュメントを添付することを容易にするよう適合されている、請求項59記載のシステム。
- 前記別のドキュメントが、テキスト・ドキュメント、グラフィカル・ドキュメント、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つであることができる、請求項60記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュール及び前記少なくとも1つの他のサブスクライバ・モジュールのそれぞれが、前記別のドキュメントの生成を可能にするよう適合されている請求項60記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールはオーファニジ・モジュールを更に備え、前記オーファニジ・モジュールは、1又はそれより多くの別のサブスクライバがアクセス可能な1又はそれより多くのオーファン・ドキュメントを格納する、請求項48記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールは、前記サブスクライバのパーソナル・アカウントにアクセスするよう適合されており、前記パーソナル・アカウントは、前記サブスクライバにとってのみアクセス可能である、請求項48記載のシステム。
- 前記サブスクライバ・モジュールはマネジャ・モジュールを更に含み、前記マネジャ・モジュールは、前記サブスクライバ・モジュールと関連した1又はそれより多くのサービスの起動を容易にするよう適合されている、請求項48記載のシステム。
- 少なくとも1つのプロセッサと、1又はそれより多くのドキュメントを格納するよう構成された少なくとも1つのデータ記憶手段とを含み、1又はそれより多くのサブスクライバが1又はそれより多くのドキュメントをリンクすること、及び前記1又はそれより多くのドキュメントに関与することを可能にするよう構成されるシステムにおいてインプリメントするためのコンピュータ・プログラム製品であって、
方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持するコンピュータ読取可能媒体を備え、前記コンピュータ実行可能命令が実行されるときに、
第1のドキュメントをサブスクライバに表示するステップと、
前記第1のドキュメントへ少なくとも1つの別のドキュメントをリンクさせるステップと、
前記サブスクライバが別のサブスクライバに対しての或るレベルの匿名性を有して、前記第1のドキュメント及び前記少なくとも1つの別のドキュメントに関与することを容易にするステップと、
を実行する、
コンピュータ・プログラム製品。 - 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記第1のドキュメントへの少なくとも1つの別のドキュメントの前記リンクの視覚的表現を表示するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項66記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記視覚的表現の一部として少なくとも1つの世代マーカを表示するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項67記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバの前記匿名性のレベルを定義するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持し、前記匿名性のレベルは、完全な匿名性、実質的に完全な匿名性、選択的な匿名性、及び公開を含むグループから選択される、請求項67記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバが前記第1のドキュメント及び前記少なくとも1つの別のドキュメントのうちの少なくとも1つに関与することを容易にするステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項66記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバにより前記第1のドキュメント及び前記少なくとも1つの別のドキュメントに対して実行されるアクションを追跡するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項70記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバにより実行される前記アクションに基づいて、前記サブスクライバに対する1又はそれより多くのメリット・ポイントを生成するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項71記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記1又はそれより多くのメリット・ポイントの数を追跡し、前記数がスレッショルド値より下に落ちると、前記サブスクライバが前記少なくとも1つの別のドキュメントを前記第1のドキュメントへ又は前記少なくとも1つの別のドキュメントの他のドキュメントへリンクすることを防止するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項72記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記1又はそれより多くのメリット・ポイントの前記数を示すステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項72記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバによる前記第1のドキュメント及び前記第2のドキュメントのうちの少なくとも1つの評価を行うステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項72記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記第1のドキュメント及び前記少なくとも1つの別のドキュメントのうちの少なくとも1つを量的に評価するため及び質的に評価するためのステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項75記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記第1のドキュメント及び前記少なくとも1つの別のドキュメントのうちの少なくとも1つを格付けするステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項75記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記サブスクライバにより前記第1のドキュメントに含まれるクエリに応答する1又はそれより多くの他のサブスクライバを選択するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項66記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記第1のドキュメントの評価と関連した採点と1又はそれより多くのコメントとのうちの少なくとも1つを表示するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項66記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、更に、前記第1のドキュメントのサイズを限定するステップを備え、それにより、前記サブスクライバが前記第1のドキュメントに含まれるクエリを前記のサイズ限定に圧縮することを促進するステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を保持する、請求項66記載のコンピュータ・プログラム製品。
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