JP3876278B2 - Easy-cut tunnel segment structure - Google Patents

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JP3876278B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
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    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D3/00Raising shafts, i.e. working upwards from the bottom

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本線洞道坑内から分岐状にシールド掘進機を発進または到達させる場合に用いられる新規な易切削性トンネルセグメント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
本線洞道坑内から分岐する支線洞道を構築しようとする場合において、従来のシールド発進到達立坑の坑口で行なわれるような、地盤改良および、本線洞道部における開孔部壁体の取り壊し作業では、大深度になるほど施工、安全上のリスクが増大する。とりわけ、上向きにシールド掘進機を発進させようとする場合は背面地盤の自立が不利になるため、鏡切り工が非常に困難かつ危険であった。
【0003】
また、従来技術として、本線洞道を施工するトンネル掘進機内に支線洞道を施工する掘進機を内蔵し、本線洞道坑内からシールド掘進機を発進させる分岐シールド工法が存在する。しかし、この方法では坑内スペースが制限され、且つ1箇所の枝管施工に限定されていた。
【0004】
ここで、易切削性のセグメントを用いて本線洞道を構築後、シールド掘進機を本線洞道から直接発進もしくは本線洞道に直接到達させる場合の先行技術として、特許第2751636号には、切削可能なカーボン、アラミド、ガラス、ビニロン等の短繊維または、これらの長繊維を樹脂に含浸した繊維強化樹脂の筋材をコンクリートの補強材として用いることで、シールド掘進機の直接発進または直接到達が可能なシールドトンネル用セグメントの発明が開示されている。しかし、上記特許公報では、実用化のために不可欠な部分、つまり複数のセグメントを接合して一体化するための具体的な構造や手段の提案は一切なされておらず、あくまで基本的概念に留まるものであった。
【0005】
一方、上述の切削可能な繊維補強材を用いたシールド掘進機の直接発進もしくは直接到達に供する構造体は、連続地中壁をはじめSMWやケーソン等、種々の土留壁にすでに広く用いられている。ところが、かかる用途に予め製作済みのコンクリート製品を適用する場合には、一般にこれらを所定の間隔で杭材として配列する形態で使われており、杭間隙には通常、現場打ちのコンクリートやモルタルを充填して施工されている。つまり、予め製作済みの繊維補強材入りコンクリート片同士が互いに隙間なく接合されて、これらのみにて連続してシールド開口面全体を構成する構造には至っていなかった。そのため、かかる従来技術をそのままで、本線洞道内からシールド掘進機を発進もしくはこれに到達させる場合に適用するのは困難であった。
【0006】
そのため、易切削性のセグメントを用いて直接セグメント構造本体を切削することで、本線洞道を構築後において壁体取り壊し作業を伴わずに、シールド掘進機を本線洞道から直接発進もしくは本線洞道に直接到達させるという目的を達成するには、従来の発明のみでは具体的手段を提供するに至らなかった。特に上向きにシールド掘進機を発進させようとする場合には、これらの従来技術ではその施工が非常に困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、トンネルセグメント構造に易切削部分を設けて、分岐状にシールド掘進機を発進または到達させる場合には、以下の解決すべき課題が存在した。
【0008】
<1.複数のセグメントの接合について>
一般にシールド施工においては、洞道の壁体を構成する曲面を円周方向および延長方向に細分化したセグメント片を、トンネル掘進機の後段で組立てて施工する。そして、本線洞道の壁体に支線洞道の発進もしくは到達を目的とした切削可能な構造体を適用するためには、支線洞道を掘削するトンネル掘進機の直径より幾分大きい範囲について、切削可能な構成材料からなるセグメントを配置する必要がある。
【0009】
ところが、通常、セグメントの延長方向長さは標準的に1.0〜1.5m程度の長さであるのに対し、支線洞道用のトンネル掘進機の外径は一般的に2mを超えている。したがって、本線洞道に敷設する支線洞道発進到達用の切削可能セグメントの配置範囲は複数リングにまたがり、セグメントリング間の接合を必ず伴う構造とならざるを得ない。
【0010】
このセグメントリング間の接合部分も、セグメント本体と同様にすべてトンネル掘進機で切削可能な構造としなければならない。しかも、支線洞道が切削開口されるまでの期間は、永久構造物となる一般部のセグメントと同様、本線洞道の壁体として、前後のセグメント同士が間隙なく接合されていなければならないという条件をともに満たす必要がある。また、非切削部分については、永久構造物としての強度を有する必要がある。
【0011】
<2.止水性について>
また、シールド掘削機の発進時あるいは到達時に背面地山からの地下水浸入を防ぐためには、シールド掘削機の面板からスキンプレートの前段部までが貫入できるエントランス部分を設ける必要がある。
【0012】
しかし、このエントランス部分は、本洞の易切削性セグメント組立施工時の空間的制約から、予めセグメントに連結しておくことができない。したがって、セグメント組立て施工後に、エントランス部分を接合できるように、予めセグメント側に接合の基底部となる構造を設けることが望ましい。
【0013】
一方、切削可能なセグメントを実用に供しようとする際、これがトンネル掘進機で切削される途中で当該セグメントのコンクリートにクラックがはいると、背面地盤の地下水もしくはシールド機チャンバー内の加圧泥水がこのクラックを経由して本線洞道内に浸入する恐れがある。したがって、このような事態を防止する構造と手段が必要とされる。
【0014】
本発明は、以上述べた必要条件を満足する新規な易切削性トンネルセグメント構造とこのセグメント構造を用いた分岐管の施工方法を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明は、トンネル延長方向に相互に連結された複数のセグメント片にわたって切削予定範囲3が、セグメント周方向端部に補強筋6の定着構造が設けられた形成されるトンネルセグメント構造の一片であって、少なくとも切削予定範囲3が易切削性の補強6を配筋したコンクリート7からなり、かつ少なくとも切削予定範囲3における延長方向の継手には易切削性の継手が用いられてなる易切削性トンネルセグメント片2である。
第2の発明は、トンネル延長方向に相互に連結された複数のセグメント片にわたって切削予定範囲3が形成されるトンネルセグメント構造の一片であって、少なくとも切削予定範囲3に、セグメントのトンネル周方向に沿って配置される湾曲棒状で易切削性の補強筋と、セグメントのトンネル延長方向に沿って配置され且つ上記湾曲棒状の補強筋と直交する易切削性のスターラップとを配筋したコンクリート7からなり、かつ少なくとも切削予定範囲3における延長方向の継手には易切削性の継手が用いられてなる易切削性トンネルセグメント片2である。
(2)第の発明は、第1または第2の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、一端に雄ねじを切った連結体18をセグメント片の一方の端部に埋設した雌ねじ部19に螺合した易切削性の連結雄部20と、セグメント片の他方の端部に設けた易切削性の連結雌部21とから連結構造が構成されるものである。
(3)第の発明は、第1〜第3のいずれか1項の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、セグメント内周面の切削予定範囲3と非切削範囲5との境界に、エントランス本体を固定可能な埋め込み鋼板22が前記セグメント内周面に露出するように突設したものである。
(4)第の発明は、第4の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、切削予定範囲3と非切削範囲5の境界に配置された埋め込み鋼板22にアンカー鉄筋の一端が溶接され、該アンカー鉄筋の他端が非切削範囲5のコンクリート7内に挿入されている易切削性トンネルセグメント片である。
(5)第の発明は、第1から第の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、非切削範囲5に鋼製の主桁8、継手板9およびスキンプレート10を設けたものである。
第7の発明は、第1から第5発明の易切削性トンネルセグメント片2について、セグメント片の非切削範囲のコンクリート構造が鋼材により箱状に包囲被覆されており、地山面、洞道内面、セグメント継手面のいずれにもコンクリートが露出しない構造とした易切削性トンネルセグメント片である。
(6)第の発明は、第の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、補強6とセグメント周方向端部の継手板9とが、補強6と継手板9に固定された連結鉄筋15aとの重ね継ぎ手構造により連結されるものである。
(7)第の発明は、第の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、補強6とセグメント周方向端部の継手板9とが、継手板9に設けられた鞘管状治具16を介して連結されるものである。
(8)第10の発明は、第1から第の発明の易切削性トンネルセグメント片2について、エレクターによりセグメントを吊り上げるために該セグメントの切削予定範囲3に設けられた把持装置が易切削性材で形成されているものである。
(9)第11の発明は、第1から第10の発明の易切削性トンネルセグメント片2をトンネル延長方向に複数連結して構成された易切削性トンネルセグメント構造1である。
(10)第12の発明は、隣接するセグメント片2における埋め込み鋼板22の露出部相互が溶接連結され、かつ埋め込み鋼板22の露出部にエントランス本体が溶接固定されてなる第3から第11の発明の易切削性トンネルセグメント片2を用いた易切削性トンネルセグメント構造1である。
(11)請求項13の発明は、第11または第12の発明の易切削性トンネルセグメント構造1をトンネル掘進機32の発進用もしくは到達用の坑口に用いた支線洞道の施工方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は易切削性トンネルセグメント片2が複数連結されて構成された易切削性トンネルセグメント構造1を示した図であり、図2は易切削性セグメント片2同士の接合関係を示す図である。
本発明の易切削性トンネルセグメント構造1は、複数の易切削性トンネルセグメント片2(以下、セグメント片という)をトンネル延長方向に相互連結して構成されており、易切削性トンネルセグメント構造1の切削予定範囲3(支線洞道掘削用のシールド掘削機32により掘削される範囲)は複数のセグメント片2に跨っている。そして、切削予定範囲3の周囲には鋼製のエントランス固定部4が環状に形成され、シールド掘削機のエントランス部分32aを溶接固定できるようになっている。
【0017】
ここで、図3は易切削性トンネルセグメント構造1を構成するセグメント片2の一部断面斜視図である。また、図4はセグメント片2の補強筋6の配置状態を示す平面図であり、図5は図4のA−A断面図である。本発明のセグメント片2は、易切削性の補強筋6を内部に有するコンクリート構造体である。セグメント片2の切削予定範囲3は、易切削性の補強筋6を内部に有するコンクリート7がそのまま露出しているが、セグメント片2の非切削範囲5の表面は、鋼製主桁8、鋼製継手板9および鋼製スキンプレート10によりその外周面が箱状に溶接被覆されている。
【0018】
セグメント片2内部の補強筋6は、セグメント縦方向(トンネル周方向)に沿って配置される湾曲棒状の上弦筋11および下弦筋12と、セグメント横方向(トンネル延長方向)に沿って配置され、かつ上弦筋11および下弦筋12と直交するスターラップ13によって構成されている。これらの補強筋6(上弦筋11、下弦筋12およびスターラップ13)は、シールド掘進機32により切削されるため、ガラス、炭素、アラミドに代表される繊維で強化されたプラスティック(一般にFRPと称されており、以下FRPと記す)、特に好ましくはCFRP(炭素繊維強化樹脂)などの易切削材で形成されている。
【0019】
図6、図7、図8はセグメント周方向端部における上弦筋11および下弦筋12と鋼製継手板9との定着構造の一例を示した図である。
鋼製継手板9には、周方向に隣接するセグメントと連結するための連結孔9aが複数開孔され、連結孔9aを裏打ちするように鞘管体14が鋼製継手板9のセグメント内部側に固定されている。また、鋼製継手板9のセグメント内部側には、鋼製継手板9に直交する補強鋼板片15が上下並列して複数溶接されており、これらの補強鋼板片15には連結鉄筋15aがトンネル周方向に向けて溶接固定されている。上弦筋11および下弦筋12と連結鉄筋15aとは重ね継手15bで連結されており、セグメント内の補強筋と外部構造との間の応力伝達が十分に行われるようになっている。
【0020】
また、図9は、セグメント周方向端部における上弦筋11および下弦筋12と鋼製継手板9との定着構造の他の例を示した図である。
図9の例では、上弦筋11および下弦筋12の端部はボルト付鞘管状治具16に挿入され、ボルト付鞘管状治具のボルト16aにより、鋼製継手板9と隣接セグメント17のボルトボックス17aとが連結されている。この場合も、ボルト付鞘管状治具16によって上弦筋11および下弦筋12がセグメント端部の箱状の鋼殻部分と連結されており、セグメント内の補強筋と外部構造との間の応力伝達が十分に行われる。しかも、この場合は定着長を極小化でき、かつ施工性にも優れている。
【0021】
また本発明では複数のセグメント片2に切削予定範囲3が跨っているため、切削予定範囲3内にもセグメント片相互の連結構造が設けられるが、切削予定範囲3に鋼製等の連結構造を配置すると切削性の低下や場合によっては切削作業に支障をきたすことになる。したがって、切削予定範囲3におけるトンネル延長方向継手は易切削性の連結構造とする必要がある。
【0022】
図10は、易切削性の連結構造の一例として、一端に雄ねじを切ったFRP製の棒状接続体18を用いた構造を示した図である。
一方のセグメント片端部には、内部に雌ねじを切ったFRP製の鞘管体19を埋設し、この鞘管体19に棒状接続体18を螺合することで連結雄部20が構成される。他方のセグメント片端部には、連結雄部20に対応する位置に棒状接続体18の外径より若干大きい内径の連結雌部21が設けられており、連結雌部21に連結雄部20を嵌合させることでセグメント片同士を容易に接合可能なようになっている。また、連結雄部20と連結雌部21との間隙には、硬化性グラウトを充填して結合するのが好ましい。この方法は特にセグメント厚さが薄い場合に効用が大きい。
【0023】
もっとも、図10の連結構造はあくまで例示であり、易切削性の連結構造の他の例として、例えばボルトボックスをFRPで構成し、FRPボルト・ナットを用いてセグメント片を緊結するようにしてもよい(図示を省略する)。
【0024】
セグメント片2に用いられるコンクリート7は、切削を容易にするため粗骨材を石灰石もしくは軽量骨材とするのが望ましい。またセグメント片2のコンクリート7に、鋼製、樹脂製、ガラス製、FRP製の少なくとも1種以上からなる繊維補強材を混練添加すると、コンクリートの切削性を損なわずに曲げ強度の増大とコンクリート切削塊の小片化を実現することができるため好ましい。
【0025】
また、セグメント片2の内周面における切削予定範囲3と非切削範囲5との境界には、シールド掘進機32の外周に沿った形状の埋め込み鋼板22がセグメント片2の内周面表面に若干突出した状態で配置されている。この埋め込み鋼板22は、セグメント片2の非切削範囲5を箱状被覆している鋼製スキンプレート10などと溶接により一体化されている。
【0026】
なお、易切削性トンネルセグメント構造1を構成する際には、隣接するセグメント片2の埋め込み鋼板22の突出部同士が溶接連結され、さらにその上から鋼製のエントランス本体が溶接されることで、シールド掘削機のエントランス部分32aを全溶接するためのエントランス固定部4が形成されるようになっている。
【0027】
この埋め込み鋼板22は、コンクリート内への埋め込み量が深すぎる場合、切削予定範囲3と非切削範囲5とでセグメント内部のコンクリート7が分断されることになり好ましくない。したがって、埋め込み鋼板22とコンクリート7との定着については、埋め込み鋼板22のコンクリート7への埋め込み量を浅くする代わりに、埋め込み鋼板22にアンカー鉄筋23の一端を溶接し、アンカー鉄筋23の他端を非切削範囲5のコンクリート7内に深く挿入した構造とするのが好ましい[図5参照]。
【0028】
なお従来のセグメント片2の把持装置としては、ねじ加工を施した鋼管や鋳鉄製の金物をセグメント片2に埋設しておき、セグメント片をシールド掘進機のエレクターにより吊り上げ、所定の位置に移動させて組立てていた。しかし、連結構造の場合と同様に、切削予定範囲3に鋼製の把持装置等を配置すると切削性の低下や場合によっては切削作業に支障をきたすことになる。そのため、把持装置が切削予定範囲3に位置する場合には、把持装置をFRP等の易切削材で形成し、セグメント片2の吊り上げ時の安全性を確保するのが好ましい(図示を省略する)。
【0029】
以上のように構成される本発明のセグメント片2は、内部の補強筋6がCFRPなどの易切削材で形成されており、かつ切削予定範囲3における各セグメント間の連結部材等も易切削材で形成されている。すなわち、セグメント片の切削予定範囲3は、シールド掘削機での易掘削性と構造物としての強度とを兼ね備えている。
【0030】
一方、セグメント片の非切削範囲5では、切削予定範囲2と同様のコンクリート構造が鋼材により箱状に包囲被覆されており、地山面、洞道内面、セグメント継手面のいずれにもコンクリート7が露出しない状態となっている。さらに、エントランス固定部4もセグメント片の非切削範囲5を箱状被覆している鋼材と溶接で一体化されている。すなわち、シールド掘削機により支線洞道を掘削する際には、加圧水が洞道内面に漏出しないようになっている。なお、この箱状被覆した鋼材部には、当該セグメントのトンネル延長方向の継手を止水するための溶接が施される。また、非切削範囲5には、鋼製主桁8、スキンプレート10を設置しているため、支線洞道掘削後においても、支線洞道施工箇所以外のセグメントと同等の強度を有する。
【0031】
次に、図11から図14を参照しつつ、本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いた支線洞道の施工方法例を順を追って説明する。本実施形態では上向きにシールド掘進機32を発進させるが、これは従来技術では施工が非常に困難なものである。なお、マシンの分割、エントランス取り付けの時期は現場により異なるので、本文の内容はあくまで一例である。
【0032】
(A)本発明の易切削性トンネルセグメント構造を支線洞道の施工箇所(本実施形態では上側)に配置して、本線洞道のトンネルセグメント30を形成する。易切削性トンネルセグメント構造を構成する際には、隣接する易切削トンネルセグメント片の埋め込み鋼板の突出部同士を溶接し、さらにエントランス本体を溶接することでエントランス固定部4を形成する。その他の点については通常のセグメントと同様に組立てることができる。また、支線洞道の施工箇所以外の本線洞道のセグメントには、通常のセグメント(鋼製セグメントまたはダクタイルもしくはRCセグメント、もしくは合成セグメント)を使用する。
そして、本線洞道内の支線洞道の施工箇所に反力受け架台31を設置し、その上にシールド掘進機32の前胴部を据え付ける[図11参照]。
【0033】
(B)次にシールド掘進機32の前胴部をジャッキアップして、シールド掘進機32の中胴部を組み立てて、シールドジャッキ33を正規の位置に付け替える[図12参照]。
【0034】
(C)そして、シールド掘進機のエントランス部分32aと易切削性トンネルセグメント構造のエントランス固定部4を溶接固定した後、シールドジャッキ33のジャッキアップを行い、易切削性トンネルセグメント構造の切削予定範囲3を切削する[図13参照]。
【0035】
(D)さらに、シールド掘進機32で土砂34を掘進して仮セグメント35をシールドジャッキ33の下に構築する。そして、テールシール32bを仮セグメント35の外側に取り付けてシールド掘進機32の設置が完了する[図14参照]。
【0036】
以上のようにして本発明の支線洞道の施工方法を説明してきたが、本発明は実施形態の上向きの場合に限定されるものではない。すなわち、本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いて支線洞道の施工をする場合は、すべて本発明の技術的範囲に含まれる。
【0037】
【発明の効果】
本発明の易切削性トンネルセグメント構造を使用したシールドまたは推進工法の発進・到達方法は、坑内でのセグメント取り壊しや補助工法を必要としないため安全性が高く、かつ工期短縮が可能となる。特に大深度になるほど、施工の確実性、工費の面でもメリットが大きくなる。さらに、上向きシールドトンネルの施工においては、その効果はより顕著である。
【0038】
また、既設のシールドトンネルより発進するシールドまたは推進工法で枝管や立坑を構築する場合、本発明の易切削性トンネルセグメント構造を事前に設置することにより、複数箇所での施工が可能となる点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 易切削性トンネルセグメント片が複数連結されて構成された易切削性トンネルセグメント構造を示した図である。
【図2】 易切削性セグメント片同士の接合関係を示す図である。
【図3】 易切削性トンネルセグメント構造を構成する易切削性セグメント片の一部断面斜視図である。
【図4】 切削性セグメント片における補強筋の配置状態を示す平面図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 セグメント周方向端部における上弦筋および下弦筋と鋼製継手板との定着構造の一例を示した図である。
【図7】 図6のセグメント周方向断面図である。
【図8】 図6のセグメント平面図である。
【図9】 セグメント周方向端部における上弦筋および下弦筋と鋼製継手板との定着構造の他の例を示した図である。
【図10】 セグメント延長方向における易切削性の連結構造の一例を示した図である。
【図11】 本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いた支線洞道の施工方法を示した図である。
【図12】 本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いた支線洞道の施工方法を示した図である。
【図13】 本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いた支線洞道の施工方法を示した図である。
【図14】 本発明の易切削性トンネルセグメント構造を用いた支線洞道の施工方法を示した図である。
【符号の説明】
1 易切削性トンネルセグメント構造
2 易切削性トンネルセグメント片(セグメント片)
3 切削予定範囲
4 エントランス固定部
5 非切削範囲
6 補強筋
7 コンクリート
8 鋼製主桁
9 鋼製継手板
9a 連結孔
10 鋼製スキンプレート
11 上弦筋
12 下弦筋
13 スターラップ
14 鞘管体
15 補強鋼板片
15a 連結鉄筋
15b 継手部分
16 ボルト付鞘管状冶具
16a ボルト
17 隣接セグメント
17a ボルトボックス
17b ナット
18 棒状接続体(連結体)
19 鞘管体
20 連結雄部
21 連結雌部
22 埋め込み鋼板
23 アンカー鉄筋
30 トンネルセグメント(本線洞道)
31 反力受け架台
32 シールド掘進機
32a エントランス部分
32b テールシール
33 シールドジャッキ
34 土砂
35 仮セグメント
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel easily-cuttable tunnel segment structure used when a shield machine is started or reached in a branched form from within a mainline tunnel.
[0002]
[Prior art]
In the case of trying to construct a branch line tunnel that branches off from the main line tunnel, in the ground improvement and the demolition work of the hole part in the main line tunnel part as done at the wellhead of the conventional shield start reaching shaft As the depth increases, construction and safety risks increase. In particular, when trying to start the shield machine upward, the rear ground becomes inconvenient and mirror cutting is very difficult and dangerous.
[0003]
Further, as a conventional technique, there is a branch shield construction method in which an excavator for constructing a branch tunnel is built in a tunnel excavator for constructing a main line tunnel and a shield excavator is started from the main line tunnel. However, this method limits the mine space and is limited to one branch pipe construction.
[0004]
Here, as a prior art in the case where a shield machine is started directly from or reaches the main road after the main road is constructed using easy-cutting segments, Japanese Patent No. 2751636 discloses a cutting technique. The use of short fibers such as carbon, aramid, glass, vinylon, etc., or the fiber reinforced resin strands impregnated with these long fibers in the resin, can be used as a reinforcement for concrete, so that the shield machine can start or reach directly. A possible shield tunnel segment invention is disclosed. However, in the above patent publication, there is no proposal of a specific structure or means for joining and integrating a plurality of segments indispensable for practical use, that is, only a basic concept. It was a thing.
[0005]
On the other hand, the structure for direct start or direct reach of the shield machine using the above-described cutable fiber reinforcement has already been widely used for various earth retaining walls such as continuous underground walls, SMW and caisson. . However, when applying pre-manufactured concrete products for such applications, they are generally used in a form in which they are arranged as pile materials at a predetermined interval. Usually, on-site concrete or mortar is used in the pile gap. It is filled and constructed. That is, it has not reached a structure in which pre-manufactured concrete pieces containing fiber reinforcing materials are joined together without any gaps, and the entire shield opening surface is continuously formed only by these pieces. For this reason, it is difficult to apply the conventional technology as it is when starting or reaching the shield machine from the main line cave.
[0006]
Therefore, by directly cutting the segment structure body using easy-to-cut segments, the shield tunneling machine can be started directly from the main road or after the main road has been demolished without building the main body. In order to achieve the purpose of directly reaching the target, no specific means has been provided by the conventional invention alone. In particular, when trying to start the shield machine upward, it has been very difficult to construct with these conventional techniques.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Here, when an easy-cutting part is provided in the tunnel segment structure and the shield machine is started or reached in a branched shape, the following problems to be solved existed.
[0008]
<1. About joining multiple segments>
Generally, in shield construction, segment pieces obtained by subdividing the curved surface constituting the wall of the cave in the circumferential direction and the extension direction are assembled and constructed at the subsequent stage of the tunnel excavator. And in order to apply a cutable structure for the purpose of starting or reaching the branch line to the wall of the main line, about a range somewhat larger than the diameter of the tunnel machine that excavates the branch line, It is necessary to arrange a segment made of a material that can be cut.
[0009]
However, the length of the segment in the extension direction is typically about 1.0 to 1.5 m, whereas the outer diameter of the tunnel tunnel for the branch tunnel generally exceeds 2 m. Yes. Accordingly, the arrangement range of the cutable segments for starting and reaching the branch line sinus laid in the main line sinus spans a plurality of rings, and the structure must be accompanied by a joint between the segment rings.
[0010]
The joint portion between the segment rings must also have a structure that can be cut by a tunneling machine like the segment body. In addition, the period until the branch sinus is opened by cutting is the condition that the front and rear segments must be joined without gaps as the wall of the main sinus, as in the case of the general segment that becomes a permanent structure. It is necessary to satisfy both. Moreover, about a non-cutting part, it is necessary to have the intensity | strength as a permanent structure.
[0011]
<2. About waterstop>
Moreover, in order to prevent intrusion of groundwater from the back ground when the shield excavator starts or arrives, it is necessary to provide an entrance portion through which the face plate of the shield excavator can penetrate from the front stage of the skin plate.
[0012]
However, this entrance portion cannot be connected to the segment in advance due to the spatial restrictions during assembling construction of the easy-to-cut segment of the main cavern. Therefore, it is desirable to previously provide a structure serving as a base portion of the joint on the segment side so that the entrance portion can be joined after the segment assembly construction.
[0013]
On the other hand, when a segment that can be cut is put into practical use, if there is a crack in the concrete of the segment while it is being cut by a tunnel machine, groundwater in the back ground or pressurized mud in the shield machine chamber There is a risk of entering the main road via this crack. Therefore, a structure and means for preventing such a situation are required.
[0014]
The present invention provides a novel easily-cuttable tunnel segment structure that satisfies the above-described requirements and a method for constructing a branch pipe using this segment structure.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
(1) In the first invention, a tunnel segment in which a planned cutting range 3 is formed across a plurality of segment pieces interconnected in the tunnel extension direction, and a fixing structure for reinforcing bars 6 is provided at an end in the circumferential direction of the segment a piece of the structure consists of concrete 7 which Haisuji the reinforcement 6 of at least the cutting expected range 3 easy machinability, and the extending direction of the joint in at least the cutting expected range 3 easy cutting of the joint used This is an easily machinable tunnel segment piece 2.
A second invention is a piece of a tunnel segment structure in which a predetermined cutting range 3 is formed across a plurality of segment pieces interconnected in the tunnel extension direction, and is at least in the predetermined cutting range 3 in the circumferential direction of the segment. From the concrete 7 in which the curved bar-shaped and easy-cutting reinforcing bars arranged along the straight line and the easy-cutting stirrup arranged along the direction of the tunnel extension of the segment and perpendicular to the curved bar-shaped reinforcing bars are arranged. The easy-to-cut tunnel segment piece 2 is formed by using an easily-cut joint for the joint in the extending direction in at least the planned cutting range 3.
(2) In the third invention, the easily cuttable tunnel segment piece 2 of the first or second invention has a female thread portion 19 in which a connecting body 18 having a male thread cut at one end is embedded in one end portion of the segment piece. A connecting structure is constituted by the easily cutable connecting male part 20 screwed and the easily cutable connecting female part 21 provided at the other end of the segment piece .
(3) 4th invention is about the easily-cuttable tunnel segment piece 2 of invention of any one of 1st-3rd invention in the boundary of the scheduled cutting range 3 and the non-cutting range 5 of a segment internal peripheral surface, An embedded steel plate 22 capable of fixing the entrance body is provided so as to be exposed on the inner peripheral surface of the segment.
(4) In the fifth invention , one end of the anchor reinforcing bar is welded to the embedded steel plate 22 arranged at the boundary between the planned cutting range 3 and the non-cutting range 5 for the easy-cutting tunnel segment piece 2 of the fourth invention , The other end of the anchor reinforcing bar is an easy-cutting tunnel segment piece inserted into the concrete 7 in the non-cutting range 5.
(5) The sixth invention is the easy-cutting tunnel segment piece 2 of the first to fifth inventions, in which a main girder 8 made of steel, a joint plate 9 and a skin plate 10 are provided in a non-cutting range 5. is there.
In the seventh invention, the easy-cutting tunnel segment piece 2 of the first to fifth inventions is such that the concrete structure in the non-cutting range of the segment piece is covered and covered with a steel material in a box shape. It is an easy-cutting tunnel segment piece having a structure in which the concrete is not exposed on any of the segment joint surfaces.
(6) In the eighth invention, the reinforcing bar 6 and the joint plate 9 at the end in the circumferential direction of the segment are fixed to the reinforcing bar 6 and the joint plate 9 in the easily cuttable tunnel segment piece 2 of the sixth invention. It is connected by a lap joint structure with the connecting rebar 15a.
(7) The ninth invention is a sheath tubular jig in which the reinforcing bar 6 and the joint plate 9 at the end in the circumferential direction of the segment are provided on the joint plate 9 in the easy-cut tunnel segment piece 2 of the sixth invention. 16 to be connected.
(8) In the tenth invention, the easy-cutting tunnel segment piece 2 of the first to ninth inventions has a gripping device provided in the planned cutting range 3 of the segment for lifting the segment by an erector . It is made of material.
(9) The eleventh invention is an easy-cutting tunnel segment structure 1 configured by connecting a plurality of easy-cutting tunnel segment pieces 2 of the first to tenth inventions in the tunnel extending direction.
(10) A twelfth aspect of the present invention is an invention from the third to the exposed portion mutual embedding steel 22 in adjacent segments piece 2 is welded connection, and the entrance to the exposed portion of buried steel 22 body is fixed by welding of the first 11 This is an easy-cutting tunnel segment structure 1 using the easy-cutting tunnel segment piece 2.
(11) A thirteenth aspect of the present invention is a branch tunnel construction method in which the easily-cuttable tunnel segment structure 1 of the eleventh or twelfth aspect of the present invention is used for a starting or reaching wellhead of a tunnel excavator 32.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a view showing an easy-cutting tunnel segment structure 1 formed by connecting a plurality of easy-cutting tunnel segment pieces 2, and FIG. 2 is a view showing a joining relationship between the easy-cutting segment pieces 2. .
The easy-cutting tunnel segment structure 1 of the present invention is configured by interconnecting a plurality of easy-cutting tunnel segment pieces 2 (hereinafter referred to as segment pieces) in the tunnel extending direction. The planned cutting range 3 (the range excavated by the shield excavator 32 for excavating a branch line) extends over the plurality of segment pieces 2. And the steel entrance fixing | fixed part 4 is formed in the circumference | surroundings of the scheduled cutting range 3, and the entrance part 32a of a shield excavator can be weld-fixed now.
[0017]
Here, FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view of the segment piece 2 constituting the easy-cutting tunnel segment structure 1. 4 is a plan view showing an arrangement state of the reinforcing bars 6 of the segment piece 2, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. The segment piece 2 of the present invention is a concrete structure having an easily-cuttable reinforcing bar 6 inside. In the planned cutting range 3 of the segment piece 2, the concrete 7 having an easily-cuttable reinforcing bar 6 is exposed as it is, but the surface of the non-cutting range 5 of the segment piece 2 is made of a steel main girder 8 and steel. The outer peripheral surface of the joint plate 9 and the steel skin plate 10 is weld-coated in a box shape.
[0018]
The reinforcing bars 6 inside the segment piece 2 are arranged along curved segment-like upper and lower chords 11 and 12 arranged along the vertical direction of the segment (tunnel circumferential direction), and along the horizontal direction of the segment (tunnel extending direction). The stirrup 13 is orthogonal to the upper chord muscle 11 and the lower chord muscle 12. Since these reinforcing bars 6 (upper chord 11, lower chord 12 and stirrup 13) are cut by a shield machine 32, a plastic (generally referred to as FRP) reinforced with fibers represented by glass, carbon, and aramid. And hereinafter referred to as FRP), particularly preferably formed of an easy-cutting material such as CFRP (carbon fiber reinforced resin).
[0019]
6, 7, and 8 are diagrams showing an example of a fixing structure of the upper chord 11 and the lower chord 12 and the steel joint plate 9 at the end portion in the circumferential direction of the segment.
The steel joint plate 9 has a plurality of connection holes 9a for connecting with circumferentially adjacent segments, and the sheath tube body 14 is provided on the inner side of the segment of the steel joint plate 9 so as to line the connection holes 9a. It is fixed to. Further, a plurality of reinforcing steel plate pieces 15 perpendicular to the steel joint plate 9 are welded in parallel on the segment inner side of the steel joint plate 9, and the connecting reinforcing bars 15 a are tunneled to these reinforcing steel plate pieces 15. It is fixed by welding in the circumferential direction. The upper chords 11 and the lower chords 12 and the connecting reinforcing bars 15a are connected by a lap joint 15b so that the stress transmission between the reinforcing bars in the segment and the external structure is sufficiently performed.
[0020]
FIG. 9 is a view showing another example of the fixing structure of the upper chord 11 and the lower chord 12 and the steel joint plate 9 at the end in the segment circumferential direction.
In the example of FIG. 9, the ends of the upper chord 11 and the lower chord 12 are inserted into a sheathed tubular jig 16 with bolts, and the bolts 16a of the tubular tubular jig with bolts are used to bolt the steel joint plate 9 and the adjacent segment 17. The box 17a is connected. Also in this case, the upper chord 11 and the lower chord 12 are connected to the box-shaped steel shell part at the end of the segment by the sheathed jig 16 with bolts, and the stress is transmitted between the reinforcing bar in the segment and the external structure. Is well done. Moreover, in this case, the fixing length can be minimized and the workability is excellent.
[0021]
In the present invention, since the scheduled cutting range 3 extends over the plurality of segment pieces 2, the segment pieces are connected to each other in the scheduled cutting range 3. If it arrange | positions, the cutting property will fall and it will interfere with cutting work depending on the case. Therefore, the tunnel extension direction joint in the planned cutting range 3 needs to have an easily cut connection structure.
[0022]
FIG. 10 is a view showing a structure using a FRP rod-like connecting body 18 having an external thread cut at one end as an example of an easily-cut connecting structure.
One segment end portion is embedded with a sheath pipe body 19 made of FRP having a female thread inside, and a rod-shaped connecting body 18 is screwed into the sheath pipe body 19 to form a connecting male section 20. At one end of the other segment, a connecting female portion 21 having an inner diameter slightly larger than the outer diameter of the rod-like connecting body 18 is provided at a position corresponding to the connecting male portion 20, and the connecting male portion 20 is fitted into the connecting female portion 21. By joining, the segment pieces can be joined easily. Further, it is preferable that the gap between the connecting male part 20 and the connecting female part 21 is filled with curable grout and bonded. This method is particularly effective when the segment thickness is small.
[0023]
However, the connection structure in FIG. 10 is merely an example, and as another example of the easy-cut connection structure, for example, a bolt box may be formed of FRP, and the segment pieces may be fastened using FRP bolts and nuts. Good (not shown).
[0024]
It is desirable that the concrete 7 used for the segment piece 2 is made of limestone or lightweight aggregate to make cutting easy. Further, when kneading and adding at least one fiber reinforcing material made of steel, resin, glass or FRP to the concrete 7 of the segment piece 2, the bending strength is increased and the concrete cutting is performed without impairing the machinability of the concrete. It is preferable because the lumping can be realized.
[0025]
Further, at the boundary between the planned cutting range 3 and the non-cutting range 5 on the inner peripheral surface of the segment piece 2, an embedded steel plate 22 having a shape along the outer periphery of the shield machine 32 is slightly formed on the inner peripheral surface of the segment piece 2. It is arranged in a protruding state. The embedded steel plate 22 is integrated by welding with a steel skin plate 10 that covers the non-cutting range 5 of the segment piece 2 in a box shape.
[0026]
When configuring the easy-cutting tunnel segment structure 1, the protruding portions of the embedded steel plates 22 of the adjacent segment pieces 2 are welded together, and further the steel entrance body is welded thereon, An entrance fixing part 4 for welding the entrance part 32a of the shield excavator is formed.
[0027]
This embedded steel plate 22 is not preferable because the concrete 7 inside the segment is divided in the planned cutting range 3 and the non-cutting range 5 when the embedded amount in the concrete is too deep. Therefore, for fixing the embedded steel plate 22 and the concrete 7, instead of reducing the amount of embedded steel plate 22 embedded in the concrete 7, one end of the anchor rebar 23 is welded to the embedded steel plate 22, and the other end of the anchor rebar 23 is connected. It is preferable that the structure is inserted deeply into the concrete 7 in the non-cutting range 5 [see FIG. 5].
[0028]
In addition, as a conventional gripping device for the segment piece 2, a threaded steel pipe or cast iron hardware is embedded in the segment piece 2, and the segment piece is lifted by an erector of a shield machine and moved to a predetermined position. Was assembled. However, as in the case of the connection structure, if a steel gripping device or the like is disposed in the planned cutting range 3, the cutting performance is deteriorated or the cutting work is hindered depending on the case. Therefore, when the gripping device is located in the scheduled cutting range 3, it is preferable to form the gripping device with an easy-cutting material such as FRP to ensure safety when the segment piece 2 is lifted (not shown). .
[0029]
The segment piece 2 of the present invention configured as described above has an internal reinforcing bar 6 formed of an easy-cutting material such as CFRP, and a connecting member between the segments in the planned cutting range 3 is also an easily-cutting material. It is formed with. That is, the scheduled cutting range 3 of the segment piece has both easy excavation performance with a shield excavator and strength as a structure.
[0030]
On the other hand, in the non-cutting range 5 of the segment piece, the same concrete structure as in the planned cutting range 2 is surrounded and covered with a steel material in a box shape. It is not exposed. Further, the entrance fixing portion 4 is also integrated by welding with the steel material covering the non-cutting range 5 of the segment piece in a box shape. That is, when excavating a branch line cave with a shield excavator, pressurized water is prevented from leaking to the inner surface of the cave. In addition, welding for water-stopping the joint in the tunnel extending direction of the segment is performed on the steel material portion covered with the box. Moreover, since the steel main girder 8 and the skin plate 10 are installed in the non-cutting range 5, even after excavation of the branch line tunnel, it has the same strength as the segments other than the branch line tunnel construction site.
[0031]
Next, referring to FIG. 11 to FIG. 14, an example of a method for constructing a branch line tunnel using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention will be described in order. In the present embodiment, the shield machine 32 is started upward, which is very difficult to construct by the conventional technology. Note that the content of the text is only an example because the timing of machine division and entrance installation varies depending on the site.
[0032]
(A) The easy-to-cut tunnel segment structure of the present invention is disposed at a construction site (in the present embodiment, the upper side) of the branch sinus to form the tunnel segment 30 of the main sinus. When constructing the easy-cutting tunnel segment structure, the entrance fixing portion 4 is formed by welding the protruding portions of the embedded steel plates of adjacent easy-cutting tunnel segment pieces and welding the entrance body. Other points can be assembled in the same manner as a normal segment. Moreover, a normal segment (a steel segment, a ductile or RC segment, or a synthetic segment) is used for the segment of the main line tunnel other than the construction site of the branch line tunnel.
And the reaction force receiving stand 31 is installed in the construction location of the branch line tunnel in the main line tunnel, and the front trunk | drum part of the shield machine 32 is installed on it (refer FIG. 11).
[0033]
(B) Next, the front trunk part of the shield machine 32 is jacked up, the middle trunk part of the shield machine 32 is assembled, and the shield jack 33 is changed to the normal position [see FIG. 12].
[0034]
(C) And after fixing the entrance portion 32a of the shield machine and the entrance fixing portion 4 of the easy-cutting tunnel segment structure by welding, the shield jack 33 is jacked up, and the planned cutting range 3 of the easy-cutting tunnel segment structure [See FIG. 13].
[0035]
(D) Further, the earth and sand 34 is dug by the shield machine 32 and the temporary segment 35 is constructed under the shield jack 33. Then, the tail seal 32b is attached to the outside of the temporary segment 35, and the installation of the shield machine 32 is completed [see FIG. 14].
[0036]
Although the construction method of the branch sinus of the present invention has been described as described above, the present invention is not limited to the upward direction of the embodiment. That is, all cases where a branch line tunnel is constructed using the easily cuttable tunnel segment structure of the present invention are included in the technical scope of the present invention.
[0037]
【The invention's effect】
The start / arrival method of the shield or propulsion method using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention does not require segment demolition or an auxiliary method in the mine, so that the safety is high and the work period can be shortened. In particular, the greater the depth, the greater the merit in terms of construction reliability and construction costs. Furthermore, the effect is more remarkable in the construction of the upward shield tunnel.
[0038]
In addition, when constructing branch pipes and shafts with shields or propulsion methods that start from existing shield tunnels, it is possible to perform construction at multiple locations by installing in advance the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention But it is advantageous.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an easy-cutting tunnel segment structure formed by connecting a plurality of easy-cutting tunnel segment pieces.
FIG. 2 is a view showing a joining relationship between easy-cutting segment pieces.
FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view of an easy-cutting segment piece constituting an easy-cutting tunnel segment structure.
FIG. 4 is a plan view showing an arrangement state of reinforcing bars in a machinable segment piece.
5 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 6 is a view showing an example of a fixing structure of upper and lower chords and a steel joint plate at a segment circumferential end.
7 is a cross-sectional view in the segment circumferential direction of FIG. 6;
8 is a segment plan view of FIG. 6. FIG.
FIG. 9 is a view showing another example of a fixing structure of upper and lower chords and a steel joint plate at a segment circumferential end.
FIG. 10 is a view showing an example of a connection structure with easy cutting properties in a segment extending direction.
FIG. 11 is a diagram showing a construction method of a branch line sinus using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a construction method of a branch line sinus using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing a method for constructing a branch line tunnel using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing a construction method of a branch line sinus using the easy-cutting tunnel segment structure of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Easy-cutting tunnel segment structure 2 Easy-cutting tunnel segment piece (segment piece)
3 Cutting scheduled range 4 Entrance fixing part 5 Non-cutting range 6 Reinforcing bar 7 Concrete 8 Steel main girder 9 Steel joint plate 9a Connecting hole 10 Steel skin plate 11 Upper chord 12 Lower chord 13 Stirrup 14 Sheath tube 15 Reinforcement Steel plate piece 15a Connecting rebar 15b Joint portion 16 Bolt-sheathed tubular jig 16a Bolt 17 Adjacent segment 17a Bolt box 17b Nut 18 Rod-like connector (connector)
19 sheath tube 20 connecting male part 21 connecting female part 22 embedded steel plate 23 anchor rebar 30 tunnel segment (main line sinus)
31 Reaction force receiving base 32 Shield machine 32a Entrance part 32b Tail seal 33 Shield jack 34 Earth and sand 35 Temporary segment

Claims (13)

  1. トンネル延長方向に相互に連結された複数のセグメント片にわたって切削予定範囲が形成されるトンネルセグメント構造の一片であって、少なくとも切削予定範囲が、セグメント周方向端部に補強筋の定着構造が設けられた易切削性の補強筋を配筋したコンクリートからなり、かつ少なくとも切削予定範囲における延長方向の継手には易切削性の継手が用いられてなる易切削性トンネルセグメント片。A piece of a tunnel segment structure in which a planned cutting range is formed across a plurality of segment pieces interconnected in the tunnel extension direction, and at least the planned cutting range is provided with a reinforcing bar fixing structure at an end in the circumferential direction of the segment An easy-cutting tunnel segment piece made of concrete with easy-cutting reinforcing bars and at least joints in the extending direction in the planned cutting range using easy-cutting joints .
  2. トンネル延長方向に相互に連結された複数のセグメント片にわたって切削予定範囲が形成されるトンネルセグメント構造の一片であって、少なくとも切削予定範囲に、セグメントのトンネル周方向に沿って配置される湾曲棒状で易切削性の補強筋と、セグメントのトンネル延長方向に沿って配置され且つ上記湾曲棒状の補強筋と直交する易切削性のスターラップとを配筋したコンクリートからなり、かつ少なくとも切削予定範囲における延長方向の継手には易切削性の継手が用いられてなる易切削性トンネルセグメント片。A piece of a tunnel segment structure in which a predetermined cutting range is formed across a plurality of segment pieces interconnected in the tunnel extension direction, and is a curved bar-like shape arranged at least in the predetermined cutting range along the circumferential direction of the tunnel of the segment It is made of concrete that is arranged along the direction of tunnel extension of the segment and easy-cutting stirrup that is perpendicular to the curved bar-shaped reinforcement and extends at least in the planned cutting range. Easy-to-cut tunnel segment piece using easy-to-cut joints for directional joints.
  3. 一端に雄ねじを切った連結体をセグメント片の一方の端部に埋設した雌ねじ部に螺合した易切削性の連結雄部と、セグメント片の他方の端部に設けた易切削性の連結雌部とを備えた請求項1または2に記載の易切削性トンネルセグメント片。An easily cutable connecting male part in which a connecting body having a male thread cut at one end is screwed into a female screw part embedded in one end of the segment piece, and an easily cutable connecting female provided at the other end of the segment piece. The easily-cuttable tunnel segment piece according to claim 1 or 2 , further comprising a portion.
  4. セグメント内周面の切削予定範囲と非切削範囲との境界に、エントランス本体を固定可能な埋め込み鋼板が前記セグメント内周面に露出するように突設されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The boundary between the preset cutting range and non-cutting range of the segment inner surface, either fixable embedded steel entrance body according to claim 1 to 3 comprising projecting so as to be exposed on the peripheral surface in the segment 1 The easy-cutting tunnel segment piece according to the item .
  5. 切削予定範囲と非切削範囲の境界に配置された埋め込み鋼板にアンカー鉄筋の一端が溶接され、該アンカー鉄筋の他端が非切削範囲のコンクリート内に挿入されている請求項4に記載の易切削性トンネルセグメント片。The easy-cutting according to claim 4, wherein one end of an anchor reinforcing bar is welded to an embedded steel plate arranged at a boundary between a planned cutting range and a non-cutting range, and the other end of the anchor reinforcing bar is inserted into concrete in a non-cutting range. Tunnel segment fragment.
  6. 非切削範囲に鋼製の主桁、継手板およびスキンプレートを設けてなる請求項1から請求項のいずれか1項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The easy-cutting tunnel segment piece according to any one of claims 1 to 5 , wherein a steel main girder, a joint plate, and a skin plate are provided in a non-cutting range.
  7. セグメント片の非切削範囲のコンクリート構造が鋼材により箱状に包囲被覆されており、地山面、洞道内面、セグメント継手面のいずれにもコンクリートが露出しない構造であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The concrete structure in the non-cutting range of the segment piece is covered and covered in a box shape with a steel material, and is a structure in which the concrete is not exposed to any of the ground surface, the inner surface of the cave, and the segment joint surface. The easily-cuttable tunnel segment piece according to any one of claims 1 to 5.
  8. 補強筋とセグメント周方向端部の継手板とが、前記補強筋と前記継手板に固定された連結鉄筋との重ね継ぎ手構造により連結されてなる請求項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The joint plate Reinforcement and segment circumferential end portion, the reinforcement and easy machinability tunnel segment strip of claim 6 comprising linked by lap joint structure between the fixed connecting reinforcing bars to said coupling plate.
  9. 補強筋とセグメント周方向端部の継手板とが、前記継手板に設けられた鞘管状治具を介して連結してなる請求項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The easily cuttable tunnel segment piece according to claim 6 , wherein the reinforcing bar and the joint plate at the end portion in the circumferential direction of the segment are connected via a sheath tubular jig provided on the joint plate.
  10. エレクターによりセグメントを吊り上げるために該セグメントの切削予定範囲に設けられた把持装置が、易切削性材で形成されてなる請求項1から請求項のいずれか1項に記載の易切削性トンネルセグメント片。The easily-cuttable tunnel segment according to any one of claims 1 to 9 , wherein a gripping device provided in a planned cutting range of the segment for lifting the segment by an erector is formed of an easily-cuttable material. Piece.
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の易切削性トンネルセグメント片をトンネル延長方向に複数連結して構成された易切削性トンネルセグメント構造。An easy-cutting tunnel segment structure constituted by connecting a plurality of the easy-cutting tunnel segment pieces according to any one of claims 1 to 10 in a tunnel extending direction.
  12. 隣接するセグメント片における埋め込み鋼板の露出部相互が溶接連結され、かつ前記埋め込み鋼板の露出部にエントランス本体が溶接固定されてなる請求項3から請求項11のいずれか1項に記載のセグメント片を用いた易切削性トンネルセグメント構造。The segment piece according to any one of claims 3 to 11 , wherein the exposed portions of the embedded steel plates in adjacent segment pieces are welded together, and the entrance main body is welded and fixed to the exposed portions of the embedded steel plates. Easy-to-cut tunnel segment structure used.
  13. 請求項11または請求項12に記載の易切削性トンネルセグメント構造をトンネル掘進機の発進用もしくは到達用の坑口に用いた支線洞道の施工方法。A method for constructing a branch tunnel using the easy-cutting tunnel segment structure according to claim 11 or 12 as a wellhead for starting or reaching a tunnel machine.
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