JP3875647B2 - ロールペーパの適量取出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばロール状に作られたロールペーパの適量取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロール状に作られたロールペーパの代表例として、例えば、トイレットペーパがある。トイレットペーパはロールペーパホルダに装着されていて、それを使用するには、まず、ロール状に巻かれたトイレットペーパの端末部を持って、必要量引き出し、引き出されたトイレットペーパをカットした後、2つ折り、あるいは3つ折りにして使用する。
【0003】
カットしたトイレットペーパを2つ折り、あるいは、3つ折りする際、両手を必ず使用するようになるが、身体障害者や四十肩、五十肩で片手が思うように動かない時、あるいは、病院等で点滴され片手しか使えない時は不自由をきたす。
【0004】
また、トイレットペーパを引き出す時に、必要以上に取出してしまう場合があり、紙の無駄使いにつながる。
【0005】
この問題を解消するために、例えば、トイレットペーパを自動的に裁断し、自動的に折り畳まれた状態にして取り出せるトイレットペーパ自動取出装置が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−178741号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
自動的に折り畳まれた状態で取り出せる公知の特許文献1にあっては、トイレットペーパを装置内へセットして使用する専用のトイレットペーパ自動取出装置となっており、既存のロールペーパホルダが設置されている所では二重投資となってしまう。
【0008】
また、トイレットペーパは必ず2つに折畳まれた状態で取出されるため、3つに折畳まれた状態のものを得ることはできない。
【0009】
この場合、2つ折りのものを3つに折畳むことは可能であるが小さくなって使用しずらくなる。
【0010】
また、例えば、腕とか手についた汚れ等を落とす等、目的以外でチョット使用したい場合には必ずしも2つに折畳まれていなくてもよく、半分の長さで済むようになるが、このような場合でもきめ細かい対応ができない。無論使用はできるが、紙の無駄使いにつながり、コストの面、資源の面からも望ましくない。
【0011】
そこで、この発明は、既存のロールペーパホルダがある所でも使用が可能で、しかも、紙の無駄使いが起こらず、使い勝手のよいロールペーパの適量取出装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1にあっては、壁付け可能な装置本体に、ロールペーパから繰出されたロールペーパ端末部が上方から挿入されるロールペーパ挿入口と、ロールペーパ挿入口からのロールペーパを、装置本体の底部開放口から所定長さ下方へ送り出す送り出し手段と、その送り出し手段による送り出し完了時に前記ロールペーパを切断する切断手段と、その切断手段により切断された切断ペーパの上端部を少なくとも一枚以上係脱自在に保持する保持手段と、入力信号に基づき少なくとも前記送り出し手段及び切断手段の作動時間を制御する制御部とを備え、前記保持手段は、切断されたロールペーパを突刺して保持する保持位置から取出し位置まで、所定量下向きに回動する突起針であることを特徴とする。
【0013】
これにより、装置本体を、例えば、既に設置されれている既存のロールペーパホルダの下部壁面に装着することで使用可能となる。
【0014】
次に、この装置を使用するには、まず、ロールペーパホルダにセットされたロールペーパの端末部を持って所定量引き出し、それをロールペーパ挿入口へ挿入セットする。この作業は、家庭にあっては家族の者が、病院、デパート、施設等にあっては、そこを管理する者が行なう。無論本人が行なえる場合には本人が行なう。
【0015】
この状態においてロールペーパを必要量取出す場合には、例えば、トイレ等に入った時に、使用ペーパの長さ、枚数を制御部に入力する。その入力信号に基づき前記制御部は送り出し手段、切断手段の順に所定時間作動させる。この時、所定の長さに切断された切断ペーパは保持手段となる突起針によって保持される。この場合、例えば、2枚の入力信号が前記制御部に入力されると送り出し手段及び切断手段は2回動作を繰返すことで、切断ペーパは2枚に重ね合わされた状態で突起針によって保持される。これら一連の動作は用が終わるまでに既に完了しており、待機状態におかれる。したがって、使用する場合には保持状態にある切断ペーパを片手で持って強制的に引っ張ることで、突起針は下向きに回動し、無理なく円滑に取り外せるようになる。
しかも、紙の無駄使いは起こらない。
【0016】
また、この発明の請求項2にあっては、前記切断手段を、接触時にロールペーパを熱により焼き切る電熱カッタであることを特徴とする。
【0017】
これにより、腰のない薄いロールペーパを瞬時に正確に焼き切ることが可能となる。
【0018】
また、この発明の請求項3にあっては、前記切断手段を、接触時にロールペーパをカッタ刃で切断する切断カッタとすることを特徴とする。
【0019】
これにより、ロールペーパを長期間にわたって確実に切断し続けることが可能となる。
【0023】
また、この発明の請求項4にあっては、前記装置本体の本体ケースは、後半側の固定ケースと前半側の可動ケースとで形成し、前記前半側の可動ケースの前方への回動時に、ロールペーパ挿入口が大きく開くことを特徴とする。
【0024】
これにより、前記可動ケースを前方へ回動させることで、腰のないロールペーパにあってもロールペーパ挿入口に対するロールペーパ端末部の挿入セット作業が容易となる。
【0025】
また、装置本体の固定ケース側となる前面が大きく開口するため、メンテナンス等の作業が容易に行なえる。
【0028】
また、この発明の請求項5にあっては、壁付け可能な装置本体に、ロールペーパから繰出されたロールペーパ端末部が上方から挿入されるロールペーパ挿入口と、ロールペーパ挿入口からのロールペーパを所定長さ下方へ送り出す送り出し手段と、前記ロールペーパを切断するカッタが取付けられ前進時に前記カッタによって切断された上下に長い切断ペーパをその上下に長い姿勢のまま複数枚収容可能なペーパ収容部へ押し出す前進、後退可能なペーパ押し出し部材と、入力信号に基づき少なくとも前記送り出し手段、カッタ、ペーパ押し出し部材の作動時間を制御する制御部とを備え、前記ペーパ収容部は、上方前面に切断ペーパ取出口を有していることを特徴とする。
【0029】
これにより、前記装置本体を、例えば、既に設置されている既存のロールペーパホルダの下部壁面に接着することで使用可能となる。
【0030】
次に、この装置を使用する場合には、まず、ロールペーパホルダにセットされたロールペーパの端末部を持って所定量引き出し、それをロールペーパ挿入口へ挿入セットする。この作業は、家庭にあっては家庭の者が、病院、デパート、施設等にあっては、そこを管理する者が行なう。無論本人が行なえる場合には本人が行なう。
【0031】
この状態において、ロールペーパを取出す場合には、例えば、トイレ等に入った時に、使用ペーパの長さ、枚数を制御部に入力する。その入力信号に基づき制御部は送り出し手段に続いて、ロールペーパ押し出し部材を所定時間作動させる。この時、ロールペーパ押し出し部の前進時にカッタによって所定の長さに切断されると共にその切断ペーパはペーパ収容部によって見栄えよく保持される。この場合、例えば、2枚の入力信号が前記制御部に入力されると送り出し手段及びロールペーパ押し出し部材は2回動作を繰返すことで、切断ペーパは2枚に重ね合わされた状態でペーパ収容部に保持される。これら一連の動作は用が終わるまでに既に完了しており、待機状態におかれる。
したがって、使用する場合には切断ペーパを片手で持ってペーパ収容部から引き出すことで、簡単に取出せるようになる。しかも、紙の無駄使いは起こらない。
【0036】
また、この発明の請求項6にあっては、前記装置本体に、前記ロールペーパホルダの上端面両サイドに固定支持させる左右の取付け支持部材を備えるようにすることを特徴とする。
【0037】
これにより、既に設置済みのロールペーパホルダに対して左右の取付け支持部材を取付けることで、両端支持された安定した支持状態が得られる。しかも、簡単・容易に取付けることが可能となる。
【0038】
また、この発明の請求項7にあっては、前記装置本体を、前記ロールペーパを装着セットするロールペーパホルダと一体構造とすることを特徴とする。
【0039】
これにより、前記装置本体はロールペーパホルダと一体のユニット構造にできるため、新たに設置する時の施工の面及び見栄えの面で大変優れる。
【0040】
また、この発明の請求項8にあっては、前記装置本体は、前記送り出し手段によって下方へ送り出されたロールペーパの表面に液体を噴射する液体噴霧装置を備えることを特徴とする。
【0041】
これにより、ロールペーパ面に適量の水分を与えることが可能となり、使用感の向上と拭き取り効果の向上を図ることが可能となる。この場合、液体を清浄液とすることで使用部位の滅菌効果が得られるようになる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図13の図面を参照しながらこの発明の第1の実施形態について説明する。
【0043】
図1は既設のロールペーパホルダ1の下部壁面3に装着支持されたロールペーパの適量取出装置5の概要側面図を示している。
【0044】
ロールペーパの適量取出装置5の装置本体7は、底面が開放されたボックス状に作られていて、上面後部は電源部9、前面は操作部11となっている。背面は取付面13となっていて、この実施形態では両面テープによる接着タイプとなっているが、固定ねじによるねじ止めタイプとすることも可能である。
【0045】
電源部9は、電池15を用いたDC電源となっており、側方に設けられたメインスイッチSの操作によってオン・オフとなる。この場合、電池15にかえてACアダプターを用いて商用のAC電源を利用することも可能である。
【0046】
装置本体7の本体ケース17は、後半側となる固定ケース17aと前半側となる可動ケース17bとから成り、可動ケース17bは係合フック19の係合を解除することで、下部ヒンジ21を支点として180度前方へ矢印の如く回動可能となっている。この場合、ストッパを用いて途中の回動位置で停止するようにしてもよい。係合フック19は、可動ケース17b側に設けられフック部19が固定ケース17a側に設けられた係合部23と係脱自在に係合し合う構造となっている。係合フック19は付勢ばね25により常時時計方向、即ち、係合部23と係合し合う方向に付勢されていて、操作釦27を付勢ばね25に抗して押圧(図1F)することで係合解除状態が得られるようになっている。
【0047】
装置本体7の上面には、ロールペーパ挿入口29が設けられている。
【0048】
ロールペーパ挿入口29は、ロールペーパ31の幅より広い横長の矩形状に形成され、可動ケース17bを前方へ回動させた時に、大きく開く形状となっている。
【0049】
したがって、図1に示すようにロールペーパ31から下方へ所定量繰り出され垂れ下がった状態のロールペーパ端末部31aは、可動ケース17bを閉めることで、ロールペーパ挿入口29を介して送り出し手段33に対して容易に挿入セットされるようになっている。
【0050】
送り出し手段33は、前記ロールペーパ挿入口29からのロールペーパ31を前後から挟みつける一対の送り出しローラ33a,33bによって形成され、各送り出しローラ33a,33bが回転することで、ロールペーパ31を装置本体7の底部開放口35となる下方へ向けて送り出すことが可能となる。前後一対の送り出しローラ33a,33bの内、前方の送り出しローラ33aは装置本体7の前半側となる可動ケース17b側に、後方の送り出しローラ33bは装置本体7の後半側となる固定ケース17a側にそれぞれ回転自在に支持されている。前方の送り出しローラ33aは、可動ケース17bが前方へ回動した時に、ロールペーパ挿入口29が大きく開くのと同時に、後方の送り出しローラ33aから大きく後退することで、ロールペーパ端末部31aを前後の送り出しローラ33a,33bの間に臨ませる挿入セット作業が容易に行なえるようになっている。
【0051】
後方の送り出しローラ33bは、駆動ローラとなっていて駆動モータ37から回転動力が与えられることで反時計方向に回動し下方の切断手段39へ向けてロールペーパ31を送り出すようになっている。
【0052】
切断手段39は、カッタ41とロールペーパ押し出し部材43とから成り、ロールペーパ押し出し部材43によってロールペーパ31をカッタ41側へ強制的に押し出すことでカッタ刃で切断する切断カッタとなっている。
【0053】
カッタ41は装置本体7の前半側となる可動ケース17b側に、ロールペーパ押し出し部材43は装置本体7の後半側となる固定ケース17a側にそれぞれ設けられている。
【0054】
ロールペーパ押し出し部材43は、前面がロールペーパ押し出し面45となっていて、偏心カム47と上下一対のコイルばね49とによりガイド部材51に沿って前進、後退が可能となっている。
【0055】
ロールペーパ押し出し面45には、ロールペーパ押し出し部材43が待機位置から前記カッタ41に対して前進した時に、カッタ41の刃先が進入することで、切断作用が働くカッタ凹部53を有している。
【0056】
カッタ41がカッタ凹部53内に臨む切断作用時、図5に示すようにロールペーパ押し出し面45には、押えレバー55が作用し、切断時のロールペーパ31をロールペーパ押し出し面45とで動きを拘束し、切断が容易に行なわれるようになっている。
【0057】
押えレバー55は、装置本体7の前半側となる可動ケース17b側に回動自在に設けられ、付勢ばね56によって前進してくるロールペーパ押し出し面45側へ向けて常時付勢されている。
【0058】
なお、切断手段39となる切断カッタは、図示していないが、固定刃とその固定刃に対して前進し、螺旋状に順次作用する螺旋刃とでロールペーパ31を切断する回転切断カッタであってもよい。
【0059】
ロールペーパ押し出し部材43の前進、後退を行なう前記偏心カム47及びコイルばね49の内、一方のコイルばね49の一端は装置本体7の背面に、他端はロールペーパ押し出し部材43にそれぞれ係止され、コイルばね49によるばね圧によってロールペーパ押し出し部材43は後退した待機位置(図1実線)に常時付勢されている。
【0060】
偏心カム47は、前記駆動モータ37からの回転動力が与えられることで、図5に示すようにカム軸57を中心として実線から鎖線まで偏心回転が可能となっている。偏心カム47の実線時にあっては前記コイルばね49のばね圧に抗してロールペーパ押し出し部材43を前方へ押し出し、切断位置まで前進させるよう機能する。
【0061】
駆動モータ37は、制御部59(図面では制御基板で示している)からの信号に基づき作動時間及び正転、逆転自在に制御される。
【0062】
駆動モータ37からの回転動力は、図7,図8に示すように第1伝達系(図8実線矢印a)により前記送り出し手段33の駆動ローラとなる送り出しローラ33bに、第2伝達系(図8点線矢印b)により前記偏心カム47にそれぞれ伝達されるようになっている。
【0063】
第1、第2伝達系a,bは、動力源となる一つの駆動モータ37の回転動力を前記送り出しローラ33b又は偏心カム47にそれぞれ伝達する手段となっている。
【0064】
送り出しローラ33bと偏心カム47にはそれぞれ第1,第2の一方向クラッチ61,63が設けられている。
【0065】
第1の一方向クラッチ61は、一方向のみ噛み合うラチェットギア61aとラチェット爪61bとから成っている。第2の一方向クラッチ63も一方向のみ噛み合うラチェットギア63aとラチェット爪63bとから成っている。
【0066】
第1の一方向クラッチ61は、例えば、駆動モータ37が正転した時、ラチェットギア61aとラチェット爪61bが噛み合うことで第1伝達系aが働いていて送り出しローラ33bに回転動力が与えられるようになっている。
【0067】
この時、第2の一方向クラッチ63は噛み合い解除状態となることで第2の伝達系bは非作動状態となる。
【0068】
第2の一方向クラッチ63は、例えば、駆動モータ37が逆転した時、ラチェットギア63aとラチェット爪63bが噛み合うことで第2伝達系bが働いて偏心カム47に回転動力が与えられるようになっている。この時、第1の一方向クラッチ61は噛み合い解除状態となり第1伝達系aは非作動状態となることで、送り出し手段33による送り出し作動完了後、続いてロールペーパ押し出し部材43が前方へ向け前進するようになっている。
【0069】
装置本体7の前半側となる可動ケース17bには、前記した外に、操作部11と保持手段65とを有している。
【0070】
操作部11は、図2に示すように長いペーパを使用したい時に使用するスタート釦を兼ねる長用の第1押釦スイッチ67と、短いペーパを使用したい時に使用するスタート釦を兼ねる短用の第2押釦スイッチ69が並列に配置されている。
【0071】
長用の第1の押釦スイッチ67は、側方に長さを設定する長さ調整ダイヤル67aと枚数を設定する枚数調整ダイヤ67bが設けられている。
【0072】
短用の第2の押釦スイッチ69は、側方に長さを設定する長さ調整ダイヤル69aと枚数を設定する枚数調整ダイヤル69bが設けられている。
【0073】
したがって、例えば長用の第1押釦スイッチ67の長さ調整ダイヤル67aによって長さを30cmに、短用の第2押釦スイッチ69の長さ調整ダイヤル69aによって長さを半分の15cmにそれぞれ予め設定しておけば、使用する時に、長用の第1押釦スイッチ67又は短用の第2押釦スイッチ69を選択することで、希望する長さのペーパが容易、迅速に得られるようになる。
【0074】
この場合、枚数については長、短いずれも枚数設定ダイヤル67b,69bによって予め設定する必要がある。
【0075】
また、長用又は短用の第1、第2押釦スイッチ67,69を選択して使用する場合でも、長さ設定ダイヤル67a,69aによって自分の好みの長さに設定することも可能となる。
【0076】
制御部59は、前記した第1、第2の押釦スイッチ67,69及び長さ設定ダイヤル67a,69b並びに枚数設定ダイヤル67b,69bからの入力信号に基づき、駆動モータ37を正転又は逆転に切換えたり、作動時間を制御するよう機能する。これにより、第1,第2伝達系a,bは作動状態と非作動状態に切り換わると、共に、所定長さのロールペーパ31の繰り出量が得られるようになる。
【0077】
なお、駆動モータ37の正転時の作動時間は、図7に示すように送り出しローラ33bに設けられたスリットSの数をカウントするスリット検出センサ71による最終検出値が制御部59に入力されることで作動停止となる。また、逆転時の作動時間は、図10に示すように実線時の偏心カム47を検知する偏心カム検知センサ73により、実線、鎖線、実線と1サイクルした時にその検知信号が制御部59に入力されることで作動停止となる。
【0078】
保持手段65は、前記可動ケース17bに設けられていて、カットされた切断ペーパ31aの上端部を突起針75で突き刺して保持する突刺針タイプとなっている。
【0079】
突起針75は、ほぼ水平な保持位置と、切断ペーパを下方へ引張った時に、その保持位置から所定位置下向きに回動した取出し位置まで回動軸77によって回動自在に支持され、横一列に複数配置されている。突起針75はほぼ水平な保持位置の時、前記ロールペーパ押し出し面45によって押し出されたロールペーパ31が切断と同時に突き刺さることで切断ペーパ31−1の上端部が保持されるようになる。また、突起針75が下向きに回動した取出位置の時、前記突起針75から切断ペーパ31−1が無理なく円滑に滑り抜けるようになっている。
【0080】
突起針75は、ロールペーパ31が作用することで付勢ばね79に抗して若干後退するペーパストッパ80を有する一方、突起針75でロールペーパ31を突き刺すところから、前記ロールペーパ押し出し面45には突起針挿入孔81が設けられている。
【0081】
保持手段65はこの実施形態では突刺し針タイプとなっているが、図11から図13に示す挟持タイプであってもよい。
【0082】
具体的には、ロールペーパ押し出し部材43が中央部位を通過する大きさでロールペーパ31の幅より小さい開口部83aを備え、左右両端部が挟持面となる凹部状の固定挟持部83と、固定挟持部83に対して当接し合うほぼ同一幅の可動挟持部85とから成り、可動挟持部85は付勢ばね87により常時、固定挟持部83側へ向け付勢された構造となっている。
【0083】
したがって、ロールペーパ31をロールペーパ押し出し面45によって固定挟持部83の開口部83aを越えて押し出した後、ロールペーパ押し出し部材43のみ後退することで、切断された切断ペーパ31aの両端は固定挟持部83を接触して残ると共に、可動挟持部85により挟みつけられた状態で保持されるようになる。
【0084】
次に、ロールペーパホルダ1にセットされたロールペーパ31から適量取出す手段について説明する。まず、装置本体7の前半側となる可動ケース17bを前方へ回動しロールペーパ挿入口29を大きく開いておく。次に、ロールペーパ31のロールペーパ端末部31aを持って所定量引き出した後、可動ケース17bを閉めることでロールペーパ31はロールペーパ挿入口29に対して片手でも簡単、容易にセットすることが可能となる。この作業は、家庭にあっては家族の者が、病院、デパート、施設等にあってはその管理者が行なう。無論本人が行なえる場合には本人が行なう。
【0085】
次に、使用したい長いペーパ、あるいは、短いペーパに応じて、第1、第2押釦スイッチ67,69を選択し制御部59へ入力する。制御部59は入力された信号に基づき送り出し手段33、切断手段39の順に所定時間作動制御する。この場合、送り出し手段33及び切断手段39は第1伝達系aと第2伝達系bを介して駆動モータ37からの回転動力が与えられるため、駆動モータ37は1つで済むようになる。
【0086】
送り出し手段33による送り出し完了後、ロールペーパ押し出し部材43が前進することで、ロールペーパ押し出し面45によって押し出されたロールペーパ31はカッタ41により切断される。と同時に切断された切断ペーパ31−1は、突起針75に突き刺さり保持されるようになる。以下、枚数に対応して31−2,31−3というように重ね合せされた状態で保持される。
【0087】
したがって、突起針75により保持された切断ペーパ31−1,31−2,31−3を、図6に示すように片手で持って下方へ引張ることで、各切断ペーパ31−1,31−2,31−3に取出し位置まで回動した前記突起針75から円滑に滑り抜ける結果、容易に取出せるようになる。この時、必要以上にロールペーパを取り出すことがなくなり、紙の無駄使いがなくなる。しかも、省資源の面でも大変好ましいものとなる。
【0088】
なお、装置本体7はロールペーパホルダ1と別体の独立した構造となっているが、ロールペーパホルダ1と一体のユニット構造とすることも可能である。
【0089】
この実施形態の場合には、ロールペーパホルダ1を新しくしたい時、あるいは新築時に新たに取付ける場合に有効であり、施工の面、見栄えの面で大変好ましいものとなる。
【0090】
図14から図27は第2の実施形態を示したものである。
【0091】
図14は既設のロールペーパホルダ1の下部でフロア面3aに設置されるロールペーパ31の適量取出装置89の概要側面図を示している。
【0092】
装置本体91の本体ケース93は、後半側となる固定ケース95と前半側となる可動ケース97とから成る上下に長いボックス状に作られている。
【0093】
可動ケース97は、図15に示すように係合フック99の係合を解除することで下部ヒンジ101を支点として図14に示すように前方へ矢印の如く床面3aに接するまで回動可能となっている。可動ケース97の前面は操作部103となっており、内部の下方空間は切断した垂直状態の切断ペーパ31−1をその垂直状態のまま収容するペーパ収容部105となっている。
【0094】
固定ケース91は、背面が取付面107となっていて、この実施形態では両面テープによる接着タイプとなっているが、固定ねじによるねじ止めタイプとすることも可能である。
【0095】
係合フック99は、図15に示すように可動ケース97側に設けられた係合フック99のフック部99aが固定ケース95側に設けられたロックシャフト109と係合自在に係合し合う構造となっています。
【0096】
係合フック99は付勢ばね111により常時反時計方向、即ち、ロックレバシャフト109と係合し合う方向に付勢されていて、操作レバ113を付勢ばね111に抗して押圧操作(図15F)することで鎖線で示すように係合解除状態が得られるようになっている。
【0097】
装置本体91の上面には、ロールペーパ挿入口115が設けられている。
【0098】
ロールペーパ挿入口115は、ロールペーパ31の幅より広い横長の矩形状に形成され、可動ケース97を前方へ回動させた時に、大きく開く形状となっている。
【0099】
したがって、ロールペーパ31から下方へ繰り出されたロールペーパ端末部31aは、可動ケース97を閉めることで、ロールペーパ挿入口115を介して図16に示すように送り出し手段117に対して容易に挿入セットされるようになっている。
【0100】
送り出し手段117は、図22に示すように前記ロールペーパ挿入口115からのロールペーパ31を前後から挟みつける圧着ローラ119と送り出しローラ121とによって形成され、各ローラ119,121が回転することで、ロールペーパ31の表面の凹凸のエンボスを作りながら前記下方のペーパ収容部105へ向けて送り出す機能を備えている。
【0101】
圧着ローラ119及び送り出しローラ121の表面には、図示の如くエンボスを作るための凹凸部が設けられ、圧着調整ダイヤル123を回転させることで、押圧アーム125を介して圧着ローラ119を送り出しローラ121に対して圧着させる圧着調整が可能となっている。
【0102】
圧着調整は、最大圧着時からゼロまで調整可能となっている。圧着調整がゼロの時、即ち、エンボスをつけずにそのまま送り出す際には、圧着ローラ119及び送り出しローラ121の両端部にそれぞれ設けられた凹部と凸部のゴムローラ部127,129が接触しながら回転することでロールペーパ31の送り出しが可能となっている。
【0103】
凹部のゴムローラ部127と凸部のゴムローラ部129は、ロールペーパ31の両サイドに凹状の窪を作る作用がある。この凹状の窪は腰の弱いロールペーパ31に腰折れ防止用の面剛性を確保する機能を備えるようになる。
【0104】
圧着ローラ119と送り出しローラ121の内、前方の圧着ローラ119は装置本体91の前半側となる可動ケース97側に、後方の送り出しローラ121は装置本体91の後半側となる固定ケース95側にそれぞれ回転自在に支持されている。前方の圧着ローラ119は、可動ケース97が前方へ回動した時に、ロールペーパ挿入口115が大きく開くのと同時に、後方の送り出しローラ121から大きく後退することで、ロールペーパ端末部31aと、圧着ローラ119と送り出し121の間に臨ませる挿入セット作業が容易に行なえるようになっている。
【0105】
後方の送り出しローラ121は、駆動ローラとなっていて第1の駆動モータ131から回転動力が直接与えられることで反時計方向に回動し下方の切断手段133へ向けてロールペーパ31を送り出すようになっている。
【0106】
切断手段133は、カッタ135とペーパ押し出し部材137とカッタ凹部139とから成るカッタ刃による切断カッタとなっている。切断カッタは、ペーパ押し出し部材137によってロールペーパ31と一緒にカッタ135を押し出し、ロールペーパ31の後側からカッタ135の刃先をカッタ凹部139内へ強制的に挿入させることでロールペーパ31の切断が可能となっている。
【0107】
カッタ凹部139は、可動ケース97側となるペーパ収容部105の挟持部側上部に、ペーパ押し出し部材137及びカッタ135は固定ケース95側にそれぞれ設けられている。
【0108】
カッタ135は、前記カッタ凹部139と対向し合う位置で、ペーパ押し出し部材137の上端部に一体に取付けられ、カッタ専用の取付部材の省略が図られている。
【0109】
ペーパ押し出し部材137は、前面が垂直なペーパ押し出し面141となっていて、第1リンク143と第2リンク145とによりX状に形成されたリンク機構によって前進、後退自在に支持されている。
【0110】
ペーパ押し出し面141は、図23から図26に示すように合成樹脂により変形可能な薄い膜板状に作られていて、後述する固定挟持体147の中央開口部149を通過する時に変形することで通過可能となっている。
【0111】
リンク機構を構成する第1、第2リンク143,145の内、第1リンク143の一方はペーパ押し出し部材137側に、他方は固定ケース95側にそれぞれ枢支されている。また、第2リンク145の一方はペーパ押し出し部材137側に、他方は固定ケース95側にそれぞれ枢支され、上下の第1、第2偏心カム149,150及び付勢ばね151によりペーパ押し出し部材137の前進、後退が可能となっている。
【0112】
付勢ばね151はコイルばねとなっていて、一端は固定ケース95の背面に、他端はペーパ押し出し部材137にそれぞれ係止され、付勢ばね151によるばね圧によってペーパ押し出し部材137を後退した待機位置(図16)に常時付勢している。
【0113】
第1、第2偏心カム149,150は、第2の駆動モータ153からの正転、逆転の回転動力が与えられることで、カム軸149a,150aを中心として偏心回転が可能となっている。
【0114】
第1、第2偏心カム149,150の内、上位側の第1偏心カム149は、ペーパ収容部105内の切断ペーパ31−1の上端部をさらに、後述する切断ペーパ取出口155へ向け押し出す上端部押し出し用となっている。
【0115】
下位側の第2偏心カム150は、切断された切断ペーパ31−1をペーパ収容部105内へ押し出す切断ペーパ押し出し用となっている。
【0116】
第1、第2偏心カム149,150には一方向のみ噛み合うラチェットギヤ157とラチェット爪159とからなる一方向クラッチ161,163がそれぞれ設けられている。
【0117】
図16から図21は、第1,第2偏心カム149,150の動きと一方向クラッチ161,163との関係を示したものである。
【0118】
即ち、第1偏心カム149,150の一方向クラッチ161,163は逆転時(矢印)のみ噛み合い第1偏心カム149は図20,図21に示すように偏心回転することで、取出用押し出板165を押圧し、切断ペーパ取出口155へ向けて切断ペーパ31−1の上端部を押し出すようになっている。
【0119】
第2の偏心カム150の一方向のクラッチ163は正転時(矢印)のみ噛み合い第2偏心カム150は図18,図19に示すように偏心回転することで、ペーパ押し出し部材137をペーパ収容部105へ向けて押し出すようになっている。
【0120】
第1、第2の駆動モータ131,153は、動力源が固定ケース95側に収容セットされる電池によるDC電源となっている。この場合、電池にかえてACアダプタを用いて商用のAC電源を使用することも可能である。
【0121】
第1、第2の駆動モータ131,153の作動時間は、前記した操作部103からの信号が制御部167に入力されることで、その制御部167からの信号に基づき制御されるようになっている。
【0122】
操作部103は、図27に示すように、操作パネル169に極短、短い、標準、長い、各寸法のものを選択する第1,2,3,4押釦スイッチS−1,S−2,S−3,S−4と、枚数を設定するダイヤル171と水洗音の押釦スイッチ173がそれぞれ設けられている。
【0123】
したがって、各押釦スイッチS−1,S−2,S−3,S−4を選択し、ダイヤル171により枚数を設定することで、その信号は制御部167に入力され、その入力信号に基づき制御部167は第1、第2の駆動モータ131,153を設定された時間、正転又は逆転自在に制御するよう機能する。
【0124】
この場合、第1の駆動モータ131は前記動作に先だち位置決めセンサ175からの信号によって作動し、ロールペーパ端末部31aを、図16に示すように切断位置となるカッタ凹部139の上部に優先して位置決めするようになっている。
【0125】
したがって、ロールペーパ端末部31aのスタート位置が常に同じとなるため、設定された寸法の切断ペーパ31−1が所定枚数、正しくペーパ収容部105内に確保されるようになる。枚数を設定するダイヤル171の側方に設けられた自動のスイッチ175は、それをオンとすることで、送り出し手段117の上に設けられた対向し合う一組の光センサ177によりロールペーパ31の厚みを光の透過量で測定し、その測定結果に基づき何枚重ねにすればよいか自動的に設定を行なうおまかせスイッチとなっている。
【0126】
なお、水洗音は、押釦スイッチ173を押すと固定ケース95に設けられたスピーカ179から擬似水洗音が所定時間流れるようになっている。
【0127】
一方、可動ケース97側に設けられたペーパ収容部105は、切断ペーパ取出口155と切断ペーパ挟持部181とを有している。切断ペーパ取出口155は可動ケース97の前面上部に設けられ、切断ペーパ取出口155を介して切断された切断ペーパ33−1を外部から容易に取出せるようになっている。
【0128】
切断ペーパ挟持部181は、図23から図26に示すようにペーパ押し出し部材137が通過する大きさで、ロールペーパ31の幅より小さい開口部149を備え、左右両端部が挟持面となる前記凹部状の固定挟持体147と、固定挟持体147に対して当接し合うほぼ同一幅の可動挟持体183とから成っている。可動挟持体183は付勢ばね185により、常時固定挟持体147に向け付勢されていて、ペーパ押し出し部材137によって押圧されることで後退(図24)し、押圧が解除されることで前進(図26)し固定挟持体147と接触し合う構造となっている。
【0129】
したがって、カッタ135によって切断されたロールペーパ31をペーパ押し出し面141によって固定挟持体147の開口部149を越えて押し出した後、ペーパ押し出し部材137を後退させると、切断ペーパ31−1は可動挟持体183によってペーパ押し出し部材137の後退に追従して前進していき、切断ペーパ31−1の両端は固定挟持体147の挟持面(両サイド)と接触して残ると共に可動挟持体183とによって挟みつけられた垂直状態で保持されるようになる。以下、前記動作を繰返すことで2枚重ね、3枚重ねの切断ペーパ31−1,31−2…の挟持状態が得られるようになる。
【0130】
次に、ロールペーパホルダ1にセットされたロールペーパ31から適量取出すには、まず、装置本体91の前半側となる可動ケース97を前方へ回動しロールペーパ挿入口115を大きく開いておく。次に、ロールペーパ31のロールペーパ端末部31aを持って所定量引き出した後、可動ケース97を閉めることで、ロールペーパ端末部31はロールペーパ挿入口115に対して片手でも簡単、容易にセットすることが可能となる。この作業は家庭にあっては家族の者が、病院、デパート、施設等にあってはそこを管理する者が行なう。無論本人が行なえる場合には本人が行なう。
【0131】
次に、枚数をダイヤルでセットした後、各押釦スイッチS−1,S−2,S−3を選択しオンとするとその信号は制御部167に入力される。制御部167は入力された信号に基づき送り出し手段117、ペーパ押し出し部材137の順に作動制御する。
【0132】
この場合、送り出し手段117による送り出し完了後、ペーパ押し出し部材137が前進することで、ペーパ押し出し面141によって押し出されたロールペーパ31はカッタ凹部139内に臨むカッタ135の刃先により切断されると共にペーパ収容部105の切断ペーパ挟持部181によって垂直状態のまま見栄えよく保持されるようになる。
【0133】
したがって、ペーパ収容部105内に保持された切断ペーパ31−1を切断ペーパ取出口155から片手でもって容易に取出せるようになる。
【0134】
この時、必要以上にロールペーパ31を取り出すことがなくなり、紙の無駄使いがなくなる。しかも、省資源の面でも大変好ましいものとなる。
【0135】
なお、装置本体91はロールペーパホルダ1と別体の独立した構造となっているが、ロールペーパホルダ1と一体のユニット構造とすることも可能である。
【0136】
この実施形態の場合には、ロールペーパホルダ1を新しくしたい時、あるいは新築時に新たに取付ける場合に有効であり、施工の面、見栄の面で大変好ましいものとなる。
【0137】
図28から図33は、ロールペーパ31を所定の長さに切断する切断手段39の別の実施形態を示したものである。
【0138】
なお、第1、第2の実施形態で説明した部材と同じものは同一符号を符して説明する。
【0139】
即ち、この切断手段39は赤熱した電熱線187にロールペーパ31が接触した時に瞬時に焼き切る電熱カッタとなっている。電熱線187は送り出しローラ33a、33bの下位で、ロールペーパ31の幅方向に沿って配置され、前記ロールペーパ31のロール幅より長い形状となっている。
【0140】
電熱線187はニクロム線188とセラミック189とから成り、セラミック189の先端は図33に示すように断面V字状に形成されることが望ましい。ニクロム線188の両端は、図29、図30に示すように電気的に接続された導電線191を介して電源となる電池15と接続している。その電源回路193は、異常電流が流れることで回路を遮断する温度ヒューズ195を備えると共に、制御部197によりオン・オフに制御管理されるようになっている。
【0141】
制御部197は、前記した操作部11の第1、第2の押釦スイッチ67、69及び長さ設定ダイヤル67a、69b並びに枚数設定ダイヤル67b、69bからの入力信号に基づき、駆動モータ37を正転又は逆転に切換えたり、作動時間を制御するよう機能する。その外に、入力信号に基づき前記電熱線187を赤線させる使用状態と一定時間経過後にオフの待機状態とに切換える機能を備えている。電熱線187と導電線191とを接続する接続領域は、耐熱製の保持部材199内に配置されている。
【0142】
なお、保持部材199は、前記可動ケース17b側に設けられた取付けブラケット205に固定支持されている。
【0143】
電熱線187は、耐熱製の保護カバー207の保護溝209内に位置し保護状態が確保されている。
【0144】
保護カバー207の両端207aは、前記取付けブラケット205によって長孔211の範囲内において前後動自在に両端支持され、付勢ばね213により常時前方へ向け付勢されている。この時、電熱線187は前記保護溝209内に臨む保護位置(図29、実線)に位置決めされるようになっている。保護位置の保護カバー207は、対向し合うロールペーパ押し出し部材215によって押圧されると前記スプリング213に抗して後退することで、前記電熱線187が露出し、ロールペーパ31との接触が可能となっている。ロールペーパ押し出し部材215は、作動手段によって前進・後退が可能となっていて、その前面は前記ロールペーパ31を押し出す押圧面217となっている。
【0145】
なお、ロールペーパ押し出し部材215を前進及び後退させる作動手段は、前記第1の実施形態の所で説明した偏心カムを用いるカム機構タイプであってもよい。あるいは、第2の実施形態の所で説明したリンクを用いるリンク機構タイプであってもよく、ここでは説明を省略する。
【0146】
ロールペーパ押し出し部材215の押圧面217には、前記ロールペーパ31と一緒に前記保護カバー207を押圧する時に露出した前記電熱線187を受け入れるカッタ凹部219を有している。
【0147】
カッタ凹部219は、図31に示すようにロールペーパ押し出し部材215が前進し、図31Cに示すように電熱線187が内部に進入した時、図32に示すように薄く伸縮のあるロールペーパ31を前記保護カバー207とで電熱線187を挟んで上下で押さえる押さえ作用が働く結果、前記カッタ凹部219内において、矢印のように伸張作用が働く、一方、図33に示すように切断後は瞬時に収縮して電熱線187からすばやく離れるようになり、ペーパ切断面に焼き焦げ跡が付きにくいようになっている。これは、試作持の実験によって証明されている。
【0148】
なお、図28において221は切断された切断ペーパ31−1を保持する突起針75が挿入する突起針挿入孔221を示している。この突起針挿入孔221及び前記突起針75は前記第1の実施形態と同一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
【0149】
したがって、この実施形態の電熱カッタによれば、薄く、腰のないロールペーパ31を瞬時にして焼き切ることが可能となる。
【0150】
しかも、切断屑の発生がなく掃除等のメンテナンスの面でも大変好ましいものとなる。
【0151】
図34から図36は第1の実施形態の装置本体7に、液体噴霧装置223と取付け支持部材225とを設けた第3の実施形態を示したものである。
【0152】
液体噴霧装置223は、図34に示すようにペーパ押し出し部材25に設けられた噴射ノズル口227と、その噴射ノズル口227とパイプ229を介して接続連通されたポンプ等の駆動部231と、液体が入った液体タンク233とから成っている。
【0153】
したがって、前記駆動部231の働きで、液体タンク233内の液体が噴射ノズル口227からロールペーパ31へ向けて噴射されることで、液体タンク233内の液体は、ロールペーパ31のペーパ面に適量の水分を与えるようになっている。この結果、使用感の向上と拭き取り効果の向上が図れるようになる。
【0154】
使用する液体としては、水又は清浄液等があり、清浄液を使用した場合には、使用部位の滅菌効果が得られるようになる。
【0155】
一方、取付け支持部材225は、ロッド状の部材により前記固定ケース17aの両側部から上方へ向け延長されたサイド部225aと、そのサイド部225aをつなぐ水平部225bとで構成され、サイド部225aは装置本体7に設けられた調節孔T−1、T−2、T−3を選択することで取付け支持部材225の高さ調整が可能となっている。
【0156】
水平部225bには、その左右に前記ロールペーパホルダ1の上端に接着させる接着タイプの接着保持具235を有している。
【0157】
したがって、取付け支持部材225の接着保持具235をロールペーパホルダ1の上端後部側に接着させることで、装置本体7が両端支持された支持状態が確保される。この場合、装置本体7の背面に両面テープ237を用いた接着手段と組合せることが望ましい。これにより、より強固な固定状態が確保されるようになる。
【0158】
なお、これら一連の装置は、トイレに実施した説明を行ったが、その他の場所に設置して使用することも可能である。例えば、厨房等に設置することで、ロール状のペーパタオルやペーパナフキン等を適量ずつ迅速に取出すことが可能となる。
【0159】
【発明の効果】
以上、説明したようにこの発明の請求項1によれば、既設のロールペーパホルダにセットされたロールペーパから必要長さに切断した必要枚数の切断ペーパを突起針によって保護することができるため、その切断ペーパを片手で持って下方へ引張ることで必要枚数のペーパを無理なく円滑に取出すことができる。この結果、必要以上にロールペーパを取出すことがなくなり、ロールペーパの無駄使いがなくなる。
【0160】
また、この発明の請求項2によれば、電熱カッタによって、腰のない薄いロールペーパを瞬時に正確に焼き切ることができる。
【0161】
また、この発明の請求項3によれば、カッタ刃で切断する切断カッタによって長期間にわたって確実に切断し続けることができる。
【0163】
また、この発明の請求項4によれば、前記可動ケースを前方へ回動させることで、ロールペーパ挿入口を大きく開くことが可能となり、ロールペーパから繰出されたロールペーパ端末部の挿入セット作業が容易に行なうことができる。また、固定ケースの前面が大きく開口するため、メンテナンス時の作業が容易に行なえるようになる。
【0165】
また、この発明の請求項5によれば、カッタが取付けられたペーパ押し出し部材の前進によって所定の長さに切断できると共にその切断ペーパを、ペーパ収容部に必要枚数垂直状態のまま収容することができるため、片手により簡単に取出すことができる。
【0166】
この結果、必要以上にロールペーパを取出すことがなくなり、ロールペーパの無駄使いがなくなると共に、しかも、ペーパ収容部内に収容されるため、見栄えの向上が図れる
【0167】
また、カッタ専用の取付け部材が不用となるため、部品点数の削減及びコストの面で大変好ましいものとなる
【0169】
また、この発明の請求項6によれば、左右の取付け支持部材によって、これにより、既に設置済みのロールペーパホルダに対して左右の取付け支持部材を取付けることで、両端支持された安定した支持状態が得られると共に、容易に取付けることができる。
【0170】
また、この発明の請求項7によれば、ロールペーパホルダと一体のユニット構造にできるため、新たに設置する時に施工の面及び見栄えの面で大変優れる。
【0171】
また、この発明の請求項8によれば、液体噴霧装置により、ロールペーパ面に適量の水分を与えることが可能となり、使用感の向上と拭き取り効果の向上を図ることができる。特に、液体を清浄液とすることで使用部位の滅菌効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるロールペーパの適量取出装置をロールペーパホルダの下部壁面に装着した第1の実施形態を示し、前半例となる可動ケースが前方へ回動した状態の概要説明図。
【図2】 ロールペーパホルダの下部壁面に装着した第1の実施形態のロールペーパの適量取出装置の概要正面図。
【図3】図2の概要側面図。
【図4】切断手段のロールペーパ押し出し部材が待機位置にある適量取出装置の動作説明図。
【図5】切断手段のロールペーパ押し出し部材が前進しロールペーパをカットしている状態を示した適量取出装置の動作説明図。
【図6】保持手段から切断ペーパを取出す状態を示した適量取出装置の動作説明図。
【図7】送り出し手段の概要説明図。
【図8】1つの駆動モータからの回転動力を送りローラと偏心カムとに回転動力を伝達する第1伝達系と第2伝達系に示した説明図。
【図9】ロールペーパ押し出し部材を平面から見た概要説明図。
【図10】ロールペーパ押し出し部材の概要説明図。
【図11】保持手段を挟持タイプとした図4と同様の概要説明図。
【図12】図11の動作説明図。
【図13】挟持タイプとした保持手段から切断ペーパを取出す動作説明図。
【図14】この発明にかかるロールペーパの適量取出装置をロールペーパホルダの下部壁面に設置した第2の実施形態を示し、前半側となる可動ケースが回動した状態の概要説明図。
【図15】第2の実施形態の可動ケースを回動又はロックする係合フックの説明図。
【図16】第2の実施形態のロールペーパの適量取出装置のカッタ及びペーパ押し出し部材が待機状態にある動作説明図。
【図17】図16の時の第1、第2偏心カムの動作説明図。
【図18】カッタ及びペーパ押し出し部材が前進した切断状態を示す適量取出装置の動作説明図。
【図19】図18の時の第1、第2偏心カムの動作説明図。
【図20】カッタ及びペーパ押し出し部材が後退し、切断ペーパの上端部を切断ペーパ取出口へ押し出した動作説明図。
【図21】図20の時の第1、第2偏心カムの動作説明図。
【図22】送り出し手段を上からみた概要説明図。
【図23】ペーパ押し出し部材の待機時の動作説明図。
【図24】ペーパ押し出し部材が前進した途中の動作説明図。
【図25】ペーパ押し出し部材が固定挟持体の開放口を通過した動作説明図。
【図26】図25からペーパ押し出し部材が後退した動作説明図。
【図27】操作部を平面からみた概要平面図。
【図28】切断手段を電熱カッタとした側面からみた説明図。
【図29】図28を平面からみた説明図。
【図30】図29のA部の拡大断面図。
【図31】電熱カッタによるロールペーパの切断動作説明図。
【図32】電熱カッタによる切断時の拡大説明図。
【図33】電熱カッタによる切断時の切断完了時の拡大説明図。
【図34】装置本体に液体噴霧装置を設けた説明図。
【図35】装置本体に取付ける支持部材を設けた概要側面図。
【図36】装置本体を取付け支持部材によってロールペーパホルダに取付けた状態の正面からみた説明図。
【符号の説明】
1 ロールペーパホルダ
7 装置本体
9 電源部
11 操作部
17 本体ケース
17a 固定ケース
17b 可動ケース
29 ロールペーパ挿入口
31 ロールペーパ
31a ロールペーパ端末部
31−1 切断ペーパ
33 送り出し手段
35 底部開放口
37 駆動モータ
39 切断手段
47 偏心カム
59 制御部
65 保持手段
105 ペーパ収容部
135 カッタ
137 ペーパ押し出し部材
155 切断ペーパ取出口
187 電熱線
207 保護カバー
223 液体噴霧装置
225 取付け支持部材

Claims (8)

  1. 壁付け可能な装置本体に、ロールペーパから繰出されたロールペーパ端末部が上方から挿入されるロールペーパ挿入口と、ロールペーパ挿入口からのロールペーパを、装置本体の底部開放口から所定長さ下方へ送り出す送り出し手段と、その送り出し手段による送り出し完了時に前記ロールペーパを切断する切断手段と、その切断手段により切断された切断ペーパの上端部を少なくとも一枚以上係脱自在に保持する保持手段と、入力信号に基づき少なくとも前記送り出し手段及び切断手段の作動時間を制御する制御部とを備え、前記保持手段は、切断されたロールペーパを突刺して保持する保持位置から取出し位置まで、所定量下向きに回動する突起針であることを特徴とするロールペーパの適量取出装置。
  2. 前記切断手段は、接触時にロールペーパを熱により焼き切る電熱カッタであることを特徴とする請求項1記載のロールペーパの適量取出装置。
  3. 前記切断手段は、接触時にロールペーパをカッタ刃で切断する切断カッタであることを特徴とする請求項1記載のロールペーパの適量取出装置。
  4. 前記装置本体の本体ケースは、後半側の固定ケースと前半側の可動ケースとで形成され、前記前半側の可動ケースの前方への回転時に、ロールペーパ挿入口が大きく開くことを特徴とする請求項1記載のロールペーパの適量取出装置。
  5. 壁付け可能な装置本体に、ロールペーパから繰出されたロールペーパ端末部が上方から挿入されるロールペーパ挿入口と、ロールペーパ挿入口からのロールペーパを所定長さ下方へ送り出す送り出し手段と、前記ロールペーパを切断するカッタが取付けられ前進時に前記カッタによって切断された上下に長い切断ペーパをその上下に長い姿勢のまま複数枚収容可能なペーパ収容部へ押し出す前進、後退可能なペーパ押し出し部材と、入力信号に基づき少なくとも前記送り出し手段、カッタ、ペーパ押し出し部材の作動時間を制御する制御部とを備え、前記ペーパ収容部は、上方前面に切断ペーパ取出口を有していることを特徴とするロールペーパの適量取出装置。
  6. 前記装置本体は、前記ロールペーパホルダの上端面両サイドに固定支持させる左右の取付け支持部材を有していることを特徴とする請求項1又は5記載のロールペーパの適量取出装置。
  7. 前記装置本体は、前記ロールペーパホルダと一体構造に作られていることを特徴とする請求項1又は5記載のロールペーパの適量取出装置。
  8. 前記装置本体は、前記送り出し手段によって下方へ送り出されたロールペーパの表面に液体を噴射する液体噴霧装置を備えていることを特徴とする請求項1又は5記載のロールペーパの適量取出装置。
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