JPH10248745A - トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置 - Google Patents
トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置Info
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- JPH10248745A JPH10248745A JP8209397A JP8209397A JPH10248745A JP H10248745 A JPH10248745 A JP H10248745A JP 8209397 A JP8209397 A JP 8209397A JP 8209397 A JP8209397 A JP 8209397A JP H10248745 A JPH10248745 A JP H10248745A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 片手だけを使ってトイレットペーパロールか
ら所定長さのペーパを簡単に切り離せるトイレットペー
パロールのペーパ送りカット装置を提供する。 【解決手段】 トイレットペーパロール7から引き出さ
れるペーパ7aを挟着する一対の送りローラ1と、該一
対の送りローラ1のうち少なくとも一つをウォームギア
21を介して回転駆動させる駆動部2と、該駆動部2を
作動させるモータ3と、該モータ3を起動させるスイッ
チ4と、前記送りローラ1の下方でトイレットペーパロ
ール7から引き出された所定長さのペーパ7をカットし
得るカット部5と、を具備する。
ら所定長さのペーパを簡単に切り離せるトイレットペー
パロールのペーパ送りカット装置を提供する。 【解決手段】 トイレットペーパロール7から引き出さ
れるペーパ7aを挟着する一対の送りローラ1と、該一
対の送りローラ1のうち少なくとも一つをウォームギア
21を介して回転駆動させる駆動部2と、該駆動部2を
作動させるモータ3と、該モータ3を起動させるスイッ
チ4と、前記送りローラ1の下方でトイレットペーパロ
ール7から引き出された所定長さのペーパ7をカットし
得るカット部5と、を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレットペーパ
ロールから所定長さのペーパを片手操作でカットできる
トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置に関す
る。
ロールから所定長さのペーパを片手操作でカットできる
トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トイレには、通常、トイレットペーパロ
ールが受具にセットされている。そして、このトイレッ
トペーパロールから所定長さのペーパを使おうとする場
合は、ペーパの引き出し端を所定長さまで引き出した
後、片方の手で上蓋93を押えつつ他方の手でペーパ端
71を持ち上げることにより上蓋下縁99でペーパをカ
ットする方法が採られていた(図1,図2参照)。
ールが受具にセットされている。そして、このトイレッ
トペーパロールから所定長さのペーパを使おうとする場
合は、ペーパの引き出し端を所定長さまで引き出した
後、片方の手で上蓋93を押えつつ他方の手でペーパ端
71を持ち上げることにより上蓋下縁99でペーパをカ
ットする方法が採られていた(図1,図2参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述のよう
な何気ない動作も両手を使わないとできなかった。すな
わち、片手が不自由になると極めて困難になった。上蓋
93を押えずに、他方の手でペーパ端を持ち上げると、
上蓋93の押えがきかないためにトイレットペーパロー
ルが空回りして、ペーパをカットするどころかペーパが
次々と引き出されてしまう不具合を露呈した。怪我など
で片手が不自由な患者のみならず、医療現場,老人施設
などでは片手だけしか使えないケースも多く、従来のト
イレットペーパロール受具ではこうした悩みに十分応え
られなかった。
な何気ない動作も両手を使わないとできなかった。すな
わち、片手が不自由になると極めて困難になった。上蓋
93を押えずに、他方の手でペーパ端を持ち上げると、
上蓋93の押えがきかないためにトイレットペーパロー
ルが空回りして、ペーパをカットするどころかペーパが
次々と引き出されてしまう不具合を露呈した。怪我など
で片手が不自由な患者のみならず、医療現場,老人施設
などでは片手だけしか使えないケースも多く、従来のト
イレットペーパロール受具ではこうした悩みに十分応え
られなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、片
手だけを使ってトイレットペーパロールから所定長さの
ペーパを簡単に切り離せるトイレットペーパロールのペ
ーパ送りカット装置を提供することを目的とする。
手だけを使ってトイレットペーパロールから所定長さの
ペーパを簡単に切り離せるトイレットペーパロールのペ
ーパ送りカット装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明の要旨は、トイレットペーパ
ロールから引き出されるペーパを挟着する一対の送りロ
ーラと、該一対の送りローラのうち少なくとも一つをウ
ォームギアを介して回転駆動させる駆動部と、該駆動部
を作動させるモータと、該モータを起動させるスイッチ
と、前記送りローラの下方でトイレットペーパロールか
ら引き出された所定長さのペーパをカットし得るカット
部と、を具備することを特徴とするトイレットペーパロ
ールのペーパ送りカット装置にある。請求項2に記載の
本発明のトイレットペーパロールのペーパ送りカット装
置は、請求項1のスイッチとして、トイレットペーパロ
ールの引き出し端を下方方向へ移動させる押しボタンス
イッチと、その引き出し端を上下方向に切替移動操作で
きる切替スイッチと、を備えることを特徴とする。
め、請求項1記載の本発明の要旨は、トイレットペーパ
ロールから引き出されるペーパを挟着する一対の送りロ
ーラと、該一対の送りローラのうち少なくとも一つをウ
ォームギアを介して回転駆動させる駆動部と、該駆動部
を作動させるモータと、該モータを起動させるスイッチ
と、前記送りローラの下方でトイレットペーパロールか
ら引き出された所定長さのペーパをカットし得るカット
部と、を具備することを特徴とするトイレットペーパロ
ールのペーパ送りカット装置にある。請求項2に記載の
本発明のトイレットペーパロールのペーパ送りカット装
置は、請求項1のスイッチとして、トイレットペーパロ
ールの引き出し端を下方方向へ移動させる押しボタンス
イッチと、その引き出し端を上下方向に切替移動操作で
きる切替スイッチと、を備えることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明のごとく、送りローラと、
ウォームギアを介して回転駆動させる駆動部と、該駆動
部を作動させるモータと、を備えると、モータ起動さ
せ、送りローラを回してトイレットペーパロールからペ
ーパを必要な分だけ取り出すことができる。そして、引
き出し端をもって持ち上げれば、ウォームギアが送りロ
ーラの回転を阻止しているので、必要なペーパが楽に切
り離せるようになる。請求項2の発明のごとく、押しボ
タンスイッチと切替スイッチとを備えると、使う側に便
利な押しボタンスイッチに加え、切替スイッチが送りロ
ーラの正逆回転を可能にするので、新たなトイレットペ
ーパロールの補充にも便利になる。
ウォームギアを介して回転駆動させる駆動部と、該駆動
部を作動させるモータと、を備えると、モータ起動さ
せ、送りローラを回してトイレットペーパロールからペ
ーパを必要な分だけ取り出すことができる。そして、引
き出し端をもって持ち上げれば、ウォームギアが送りロ
ーラの回転を阻止しているので、必要なペーパが楽に切
り離せるようになる。請求項2の発明のごとく、押しボ
タンスイッチと切替スイッチとを備えると、使う側に便
利な押しボタンスイッチに加え、切替スイッチが送りロ
ーラの正逆回転を可能にするので、新たなトイレットペ
ーパロールの補充にも便利になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトイレットペ
ーパロールのペーパ送りカット装置について詳述する。
図1〜図4は本発明のトイレットペーパロールのペーパ
送りカット装置(以下、単に「送りカット装置」とい
う。)の一形態で、図1は送りカット装置の正面図、図
2は送りカット装置の側面図、図3は図1の駆動部周り
の部分斜視図、図4は送りカット装置の電気回路図であ
る。
ーパロールのペーパ送りカット装置について詳述する。
図1〜図4は本発明のトイレットペーパロールのペーパ
送りカット装置(以下、単に「送りカット装置」とい
う。)の一形態で、図1は送りカット装置の正面図、図
2は送りカット装置の側面図、図3は図1の駆動部周り
の部分斜視図、図4は送りカット装置の電気回路図であ
る。
【0008】送りカット装置Aは、送りローラ1と駆動
部2とアクチュエータたるモータ3と電源としての電池
6と前記モータ3を起動させるスイッチ4とカット部5
とを備える。トイレットペーパロール7は基軸92に支
えられてペーパ7aが回動自在に引き出されるが、トイ
レットペーパロール7から引き出されるすぐ近く(ここ
では真下位置)にペーパを挟着する一対の送りローラ
1,1が設けられる。両送りローラ1は支軸11に発泡
樹脂又は発泡ゴムの筒体12を挿着したもので、筒体1
2が所定の弾性でもって両サイドからペーパ7aを挟み
込み、支軸11の回転で円滑なペーパ送り出しを可能に
している。
部2とアクチュエータたるモータ3と電源としての電池
6と前記モータ3を起動させるスイッチ4とカット部5
とを備える。トイレットペーパロール7は基軸92に支
えられてペーパ7aが回動自在に引き出されるが、トイ
レットペーパロール7から引き出されるすぐ近く(ここ
では真下位置)にペーパを挟着する一対の送りローラ
1,1が設けられる。両送りローラ1は支軸11に発泡
樹脂又は発泡ゴムの筒体12を挿着したもので、筒体1
2が所定の弾性でもって両サイドからペーパ7aを挟み
込み、支軸11の回転で円滑なペーパ送り出しを可能に
している。
【0009】駆動部2は、一対の送りローラ1のうち一
つの支軸11に連結し、これをウォームギア21(ウォ
ーム21aとウォームホイール21b)を介して回転駆
動させるギアボックスである。具体的には、モータ3の
回転軸31にウォーム軸になるようネジ状のウォーム2
1aを固着し、該ウォーム21aにウォームホイール2
1bを噛合させている。そして、このウォームホイール
21bから歯車21cを介して歯車22aへ歯車伝動さ
せる。更に、歯車22aと一体化した歯車22bで支軸
11に固着した歯車23を回転させるようにし、送りロ
ーラ1が所定方向(図3の矢印方向)に回転してペーパ
の送り出しができるようになっている。上記ウォームギ
ア21は、運動伝達の駆動部2としての働きのみなら
ず、逆転防止具としての役割も担う。ウォームギア21
を介在させることで、ウォームギア21の運動は常にウ
ォーム21aからウォームホイール21bへの一方通行
になっている。従って、モータ3が起動して駆動部2が
動かない限り、送りローラ1は作動せず、モータ3を止
めた状態で、送りローラ側から回そうとしても動かない
構成にある。本実施形態は、二つの送りローラ1に係る
支軸のうち一の支軸11を回転駆動させている。これに
加え、歯車23と同歯数の歯車を他の支軸11に取着
し、両歯車を噛合させて両送りローラ1,1が回転する
ようにできれば、ペーパ7a送りがより確実になり好ま
しくなる。
つの支軸11に連結し、これをウォームギア21(ウォ
ーム21aとウォームホイール21b)を介して回転駆
動させるギアボックスである。具体的には、モータ3の
回転軸31にウォーム軸になるようネジ状のウォーム2
1aを固着し、該ウォーム21aにウォームホイール2
1bを噛合させている。そして、このウォームホイール
21bから歯車21cを介して歯車22aへ歯車伝動さ
せる。更に、歯車22aと一体化した歯車22bで支軸
11に固着した歯車23を回転させるようにし、送りロ
ーラ1が所定方向(図3の矢印方向)に回転してペーパ
の送り出しができるようになっている。上記ウォームギ
ア21は、運動伝達の駆動部2としての働きのみなら
ず、逆転防止具としての役割も担う。ウォームギア21
を介在させることで、ウォームギア21の運動は常にウ
ォーム21aからウォームホイール21bへの一方通行
になっている。従って、モータ3が起動して駆動部2が
動かない限り、送りローラ1は作動せず、モータ3を止
めた状態で、送りローラ側から回そうとしても動かない
構成にある。本実施形態は、二つの送りローラ1に係る
支軸のうち一の支軸11を回転駆動させている。これに
加え、歯車23と同歯数の歯車を他の支軸11に取着
し、両歯車を噛合させて両送りローラ1,1が回転する
ようにできれば、ペーパ7a送りがより確実になり好ま
しくなる。
【0010】モータ3は、上記駆動部2を作動させるア
クチュエータである。電源として、ここでは電池6を用
いるが、一般家庭等に引き込まれている交流電源を用い
ることも当然可能である。
クチュエータである。電源として、ここでは電池6を用
いるが、一般家庭等に引き込まれている交流電源を用い
ることも当然可能である。
【0011】前記モータ3を起動させるスイッチ4は、
便宜的に描いた図3のような起動スイッチでも構わな
い。しかし、本実施形態では、図1,図2に示すごと
く、トイレットペーパロール7の引き出し端71を下方
へ移動させる押しボタンスイッチ41と、その引き出し
端71を上下方向へ切替移動操作できる切替スイッチ4
2の二種類の両スイッチを備える。このようにすると、
片手しか使えない使用者は、押しボタンスイッチ41を
押して所定長さ分のペーパを引き出せる。一方、トイレ
ットペーパロール7がなくなって、掃除婦等がこれをセ
ットする際には、切替スイッチ42を使って簡単にセッ
トをなし得る。切替スイッチ42を用いると、出し過ぎ
たペーパ引き出し端71も戻せるようになる。
便宜的に描いた図3のような起動スイッチでも構わな
い。しかし、本実施形態では、図1,図2に示すごと
く、トイレットペーパロール7の引き出し端71を下方
へ移動させる押しボタンスイッチ41と、その引き出し
端71を上下方向へ切替移動操作できる切替スイッチ4
2の二種類の両スイッチを備える。このようにすると、
片手しか使えない使用者は、押しボタンスイッチ41を
押して所定長さ分のペーパを引き出せる。一方、トイレ
ットペーパロール7がなくなって、掃除婦等がこれをセ
ットする際には、切替スイッチ42を使って簡単にセッ
トをなし得る。切替スイッチ42を用いると、出し過ぎ
たペーパ引き出し端71も戻せるようになる。
【0012】図4に、上記押しボタンスイッチ41,切
替スイッチ42の電気回路系統図を示すが、実際、新し
くトイレットペーパロール7を基軸92に取り付け、ペ
ーパ送りカット装置Aにセットする場合は次のようにな
る。先ず、ペーパの引き出し端71を一対の送りローラ
1が挟着するようにして切替スイッチ42たるレバーを
下へ倒す(図1及び図2の実線)。このとき、図4の電
気回路系統では切替スイッチ42のaとcがつながる。
すると、モータ3が正回転して送りローラ1に伝わり、
ペーパ引き出し端71が下の方へ向ってはき出されてい
く。その後、引き出し端71がペーパ送りカット装置A
の下から少し顔を出したところで、切替スイッチ42を
ニュートラルにする(図2の点線イ)。このとき、図4
の電気回路系統では切替スイッチ42のaとoがつなが
っている。すると、スイッチが切れ、モータ3が止ま
る。ところで、トイレットペーパロール7をセットする
段階で、引き出し端71がペーパ送りカット装置Aの下
から出すぎる場合がある。この場合、出すぎた引き出し
端71を元へ戻さねばならない。斯るケースでは、切替
スイッチ42たるレバーを上へ倒してやる(図2の点線
ロ)。このとき、図4の電気回路系統は切替スイッチ4
2のBとcがつながっている。すると、モータ3が逆回
転して送りローラ1に伝わり、ペーパ引き出し端71が
上方へ巻き戻されていく。所定分のペーパ7aが巻き戻
ったところで、切替スイッチ42をニュートラルにすれ
ば、引き出し端71が正常位置で止まる。ペーパ送りカ
ット装置Aへの新たなトイレットペーパロールのセット
が完了する。
替スイッチ42の電気回路系統図を示すが、実際、新し
くトイレットペーパロール7を基軸92に取り付け、ペ
ーパ送りカット装置Aにセットする場合は次のようにな
る。先ず、ペーパの引き出し端71を一対の送りローラ
1が挟着するようにして切替スイッチ42たるレバーを
下へ倒す(図1及び図2の実線)。このとき、図4の電
気回路系統では切替スイッチ42のaとcがつながる。
すると、モータ3が正回転して送りローラ1に伝わり、
ペーパ引き出し端71が下の方へ向ってはき出されてい
く。その後、引き出し端71がペーパ送りカット装置A
の下から少し顔を出したところで、切替スイッチ42を
ニュートラルにする(図2の点線イ)。このとき、図4
の電気回路系統では切替スイッチ42のaとoがつなが
っている。すると、スイッチが切れ、モータ3が止ま
る。ところで、トイレットペーパロール7をセットする
段階で、引き出し端71がペーパ送りカット装置Aの下
から出すぎる場合がある。この場合、出すぎた引き出し
端71を元へ戻さねばならない。斯るケースでは、切替
スイッチ42たるレバーを上へ倒してやる(図2の点線
ロ)。このとき、図4の電気回路系統は切替スイッチ4
2のBとcがつながっている。すると、モータ3が逆回
転して送りローラ1に伝わり、ペーパ引き出し端71が
上方へ巻き戻されていく。所定分のペーパ7aが巻き戻
ったところで、切替スイッチ42をニュートラルにすれ
ば、引き出し端71が正常位置で止まる。ペーパ送りカ
ット装置Aへの新たなトイレットペーパロールのセット
が完了する。
【0013】カット部5は、送りローラ1の下方に配さ
れるカッター体である。カット部5は、ここでは、下面
開口のスイッチボックス8の下部に取り付けている。カ
ット部5の刃の先端は安全向上のため内側へ向けられて
いる(図2)。カット部5の刃はペーパがカットできれ
ばよく、特に鋭利にしなくてもよい。符号9は従来のト
イレットペーパロール7の受具で、符号が支持体91,
符号92が基軸,符号93が上蓋,符号94が該上蓋用
の支軸である。本実施形態では既存のトイレットペーパ
ロール7の受具9に、本発明たるペーパ送りカット装置
Aを取り付けた態様になっているが、これらを一体化さ
せた製品にしてもよい。
れるカッター体である。カット部5は、ここでは、下面
開口のスイッチボックス8の下部に取り付けている。カ
ット部5の刃の先端は安全向上のため内側へ向けられて
いる(図2)。カット部5の刃はペーパがカットできれ
ばよく、特に鋭利にしなくてもよい。符号9は従来のト
イレットペーパロール7の受具で、符号が支持体91,
符号92が基軸,符号93が上蓋,符号94が該上蓋用
の支軸である。本実施形態では既存のトイレットペーパ
ロール7の受具9に、本発明たるペーパ送りカット装置
Aを取り付けた態様になっているが、これらを一体化さ
せた製品にしてもよい。
【0014】このように構成したペーパ送りカット装置
Aは、片手だけでトイレットペーパロール7から必要な
分のペーパ7aを切り取ることができる。押しボタンス
イッチ41を押すと、モータ3が起動して駆動部2に伝
わり図3のように送りローラ1に挟着されてトイレット
ペーパロール7からペーパ7aが下方方向に移動する。
所定量のペーパ7aが出たところで、押しボタンスイッ
チ41から手を離し、次にペーパ7aを持ち上げればカ
ット部5で所望のペーパ分だけがたやすく切り離され
る。従来のように上蓋93を押えずとも、トイレットペ
ーパロール7が空回りしてペーパが繰り出すことはな
い。ウォームギア21の逆転防止具としてのロック機能
が送りローラ1の回転を阻止しており、更には、該送り
ローラ1が挟んだペーパ部分を動かぬよう挟持している
からである。かくして、片手動作だけでも、トイレット
ペーパロール7から必要なペーパ7aを難なく切り離せ
る。片手が不自由な者でも何ら支障をきたさず、便利に
なる。加えて、切替スイッチ42を設けているので、ト
イレットペーパロール7がなくなっても、新たなトイレ
ットペーパロール7のセットが容易になる。前述のごと
く、送りローラ1に引き出し端71を挟んで、切替スイ
ッチ42のレバーを下に倒してやれば、ペーパ送りカッ
ト装置Aに簡単にセットできる。引き出し端71を出し
過ぎた場合は、切替スイッチ42のレバーを上に倒せ
ば、モータ3が逆回転するので、ペーパの出し過ぎ分を
楽に戻してやることもできる。なお、ペーパ7aの使用
者は、押しボタンスイッチ操作の他、切替スイッチ42
のレバーを下に倒してペーパを繰り出させることも勿論
可能である。
Aは、片手だけでトイレットペーパロール7から必要な
分のペーパ7aを切り取ることができる。押しボタンス
イッチ41を押すと、モータ3が起動して駆動部2に伝
わり図3のように送りローラ1に挟着されてトイレット
ペーパロール7からペーパ7aが下方方向に移動する。
所定量のペーパ7aが出たところで、押しボタンスイッ
チ41から手を離し、次にペーパ7aを持ち上げればカ
ット部5で所望のペーパ分だけがたやすく切り離され
る。従来のように上蓋93を押えずとも、トイレットペ
ーパロール7が空回りしてペーパが繰り出すことはな
い。ウォームギア21の逆転防止具としてのロック機能
が送りローラ1の回転を阻止しており、更には、該送り
ローラ1が挟んだペーパ部分を動かぬよう挟持している
からである。かくして、片手動作だけでも、トイレット
ペーパロール7から必要なペーパ7aを難なく切り離せ
る。片手が不自由な者でも何ら支障をきたさず、便利に
なる。加えて、切替スイッチ42を設けているので、ト
イレットペーパロール7がなくなっても、新たなトイレ
ットペーパロール7のセットが容易になる。前述のごと
く、送りローラ1に引き出し端71を挟んで、切替スイ
ッチ42のレバーを下に倒してやれば、ペーパ送りカッ
ト装置Aに簡単にセットできる。引き出し端71を出し
過ぎた場合は、切替スイッチ42のレバーを上に倒せ
ば、モータ3が逆回転するので、ペーパの出し過ぎ分を
楽に戻してやることもできる。なお、ペーパ7aの使用
者は、押しボタンスイッチ操作の他、切替スイッチ42
のレバーを下に倒してペーパを繰り出させることも勿論
可能である。
【0015】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。送りローラ1,駆動部2,モータ3,ス
イッチ4,カット部5等の形状,大きさ等は用途にあわ
せて適宜選択できる。
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。送りローラ1,駆動部2,モータ3,ス
イッチ4,カット部5等の形状,大きさ等は用途にあわ
せて適宜選択できる。
【0016】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のトイレットペー
パロールのペーパ送りカット装置は、片手操作でトイレ
ットペーパロールから必要な分のペーパを楽に切り離せ
るので、片手しか使えない人がいる老人施設等で優れた
効果を発揮する。
パロールのペーパ送りカット装置は、片手操作でトイレ
ットペーパロールから必要な分のペーパを楽に切り離せ
るので、片手しか使えない人がいる老人施設等で優れた
効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施形態で、トイレットペーパロー
ルのペーパ送りカット装置の正面図である。
ルのペーパ送りカット装置の正面図である。
【図2】図1のトイレットペーパロールのペーパ送りカ
ット装置の側面図である。
ット装置の側面図である。
【図3】図1の駆動部周りの部分斜視図である。
【図4】図1のトイレットペーパロールのペーパ送りカ
ット装置の電気回路図である。
ット装置の電気回路図である。
1 送りローラ 2 駆動部 21 ウォームギア 3 モータ 4 スイッチ 41 押しボタンスイッチ 42 切替スイッチ 5 カット部 7 トイレットペーパロール 7a ペーパ A トイレットペーパロールのペーパ送りカット
装置
装置
Claims (2)
- 【請求項1】 トイレットペーパロールから引き出され
るペーパを挟着する一対の送りローラと、該一対の送り
ローラのうち少なくとも一つをウォームギアを介して回
転駆動させる駆動部と、該駆動部を作動させるモータ
と、該モータを起動させるスイッチと、前記送りローラ
の下方でトイレットペーパロールから引き出された所定
長さのペーパをカットし得るカット部と、を具備するこ
とを特徴とするトイレットペーパロールのペーパ送りカ
ット装置。 - 【請求項2】 前記スイッチとして、トイレットペーパ
ロールの引き出し端を下方方向へ移動させる押しボタン
スイッチと、その引き出し端を上下方向に切替移動操作
できる切替スイッチと、を備える請求項1記載のトイレ
ットペーパロールのペーパ送りカット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209397A JPH10248745A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8209397A JPH10248745A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10248745A true JPH10248745A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13764825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8209397A Pending JPH10248745A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | トイレットペーパロールのペーパ送りカット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10248745A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004028321A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-08 | Hidemi Okada | ロールペーパ適量取出装置 |
KR100428046B1 (ko) * | 2001-10-24 | 2004-04-28 | (주)에스제이글로벌 | 티슈 공급 장치 |
JP2004154580A (ja) * | 2002-11-06 | 2004-06-03 | Sloan Valve Co | 脱臭装置を備えたペーパータオルディスペンサ |
WO2004110236A1 (fr) * | 2003-06-18 | 2004-12-23 | Shao, Wanxiu | Distributeurs pour serviettes de papier |
CN105962826A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-09-28 | 武克易 | 一种智能纸巾盒 |
CN108294677A (zh) * | 2018-02-26 | 2018-07-20 | 中山市翔实机械设备有限公司 | 一种便捷纸巾筒 |
CN111270740A (zh) * | 2020-02-25 | 2020-06-12 | 中国水利水电科学研究院 | 一种多功能智能马桶 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP8209397A patent/JPH10248745A/ja active Pending
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
KR100428046B1 (ko) * | 2001-10-24 | 2004-04-28 | (주)에스제이글로벌 | 티슈 공급 장치 |
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