JP3874446B2 - 引手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建具や家具等の引戸や扉類に取り付けられる引手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来引戸類に取り付けされる引手90は、図10に示されるように、表面に指掛凹部92を有するケーシング91と、その表面周囲に外方へ向かって張り出しされるフランジ部93とを備えて構成されている。
【0003】
上記引手90の取り付けに際しては、引戸94に掘込穴95を設け、この掘込穴95にケーシング91を埋設し、指掛凹部92の上壁96と下壁97とから掘込穴95の側壁へとくぎ98をそれぞれ打ち込みして固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、くぎ98を上壁96と下壁97とに垂直に打ち込みして取り付けする場合には、指掛凹部92の上下寸法で金槌の打ち込みストロークが規制されるために、打ち込みに力を加えられないものであった。特に、上壁96に向けて下側から打ち上げ作業することは、著しく面倒となるものであり、いずれにしても組付け作業に手間と時間とがかかるものであった。
【0005】
また、打ち込み作業に際しては、指掛凹部92から離れる前面側から斜めにくぎ98を打ち込みがちとなるもので、斜め打ち込みしたときにはくぎ98の頭部が上壁96と下壁97とから斜めに露出するおそれが避けられなかった。くぎ98の頭部が僅かでも斜めに露出すると、使用者の指先に触れてしまう可能性があった。
【0006】
さらに、引戸94を継続使用すると、開閉時の柱等との衝撃の繰り返しによってくぎ98が上壁96と下壁97とから早期に浮き出てくることがある。その結果、使用者の指先に触れるばかりか、引手90が脱落することが懸念される。
【0007】
くぎ98に代えてねじを使用することもあるが、ねじ込みに際には、ドライバーが指掛凹部92に規制されて斜めから使用されるもので、依然作業が面倒となるものであった。また、叙述と同様に斜めの露出と浮き出しとが避けられないものであった。
【0008】
本発明は、このような事情に対処してなされたもので、引手を掘込穴に簡単にワンタッチで取り付けし、安全性を高めるようにした引手を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために創案された引手であって、請求項1において、表面に指掛凹部を有するケーシングとこのケーシングの表面周囲に張り出しされるフランジ部とを備えてなる一組の引手本体が形成され、引手本体には戸の厚み方向へ突出する係入体とこの係入体の係入を受容する受穴とがそれぞれ対向して設けられ、フランジ部の裏面には指掛凹部の埋込側の左右方向の外径となる外壁と外壁の上下に対向して突設されて埋込側の上下方向の外径となるガイドポストとが設けられ、ガイドポストの一方には弾性を有する部材により受穴の径よりも大径に形成されるとともに戸の厚み方向に切り込みが設けられてなる係入体を備え、ガイドポストの他方には受穴が設けられることで一対の引手本体が同一形状に形成され、戸に穿設した貫通孔の両面からケーシングが嵌入されたときに指掛凹部とガイドポストとで貫通孔の外径となると同時に係入体が受穴に侵入して部材の弾性力及び切り込みを介して縮径しつつ無段階で係入体と受穴とが弾性係止して組付けされる。
【0010】
この手段によると、戸に穿設された貫通孔の両面から一組の引手本体双方のケーシングを貫通孔の内壁に沿って嵌入すると、指掛凹部の埋込側の左右方向の外径となる外壁と上下のガイドポストとで貫通孔に嵌め込みされる。係入体を対向して設けられた受穴に係入すると、切り込みによる弾性作用によって係入体が縮径し、戸の厚み具合に応じて無段階で係入するので、引戸の厚みに応じて隙間のない状態で組み付けされる。その結果、弾性作用によって貫通孔の上下において係止された状態で一組の引手本体が組付けされ、戸に取付けされる。
また、この手段によると、引手の取付時に引手本体の向きを上下反転させても戸の両面から引手が取付けされるうえに、引手の運搬、保管が簡素化される。
【0011】
また、請求項2の引手において、表面に指掛凹部を有するケーシングとこのケーシングの表面周囲に張り出しされるフランジ部とを備えてなる引手本体と、表面に平面状のカバー部を有するとともに前記ケーシングの外径位置に対応して突設される複数のガイドポストを備えるカバー本体とから成り、引手本体とカバー本体とには戸の厚み方向へ突出する係入体とこの係入体の係入を受容する受穴とがそれぞれ対向して設けられ、ガイドポストの一方には弾性を有する部材により受穴の径よりも大径に形成されるとともに戸の厚み方向に切り込みが設けられてなる係入体を備え、ガイドポストの他方には受穴が設けられ、戸に穿設した貫通孔にケーシングが嵌入されたときに指掛凹部の埋込側の外壁とガイドポストとで貫通孔の外径となると同時に引手本体とカバー本体とで係入体が受穴に侵入して部材の弾性力及び切り込みを介して縮径しつつ無段階で係入体と受穴とが弾性係止して組付けされる。
【0012】
この手段によると、戸に穿設された貫通孔の両面から引手本体のケーシングとカバー本体の複数のガイドポストとを貫通孔の内壁にあてがって嵌入すると、指掛凹部の埋込側の外径と上下のガイドポストとで貫通孔に嵌め込みされると同時にカバー本体のガイドポストが貫通孔に嵌め込みされる。係入体を対向して設けられた受穴に係入すると、切り込みによる弾性作用によって係入体が縮径し、戸の厚み具合に応じて無段階で係入するので、引戸の厚みに応じて隙間のない状態で組み付けされる。その結果、弾性作用によって貫通孔の上下において係止された状態で一組の引手本体が組付けされ、戸に取付けされる。
また、この手段によると、引手の取付時に引手本体とカバー本体の向きを上下反転させても戸の両面から引手が取付けされるうえに、引手の運搬、保管が簡素化される。
【0013】
(削除)
【0014】
(削除)
【0015】
(削除)
【0016】
(削除)
【0017】
(削除)
【0018】
(削除)
【0019】
(削除)
【0020】
(削除)
【0021】
また、請求項3において、係入体と受穴とが複数列設けられている。
【0022】
この手段によると、引手は係入体と受穴との係止する位置が多くなるので、確実に係止されて引手は取付けされる。
【0023】
また、請求項4において、複数列設けられた係入体と受穴とがそれぞれケーシング又はカバー部の対角に略対称形に設けられている。
【0024】
この手段によると、引手の取付時に引手本体の向きを問わず引手は組付けされる。また、少なくとも4ヵ所で係入体と受穴とが係止し、確実に引手が取付けされる。
【0025】
(削除)
【0026】
(削除)
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は、引戸の両面に引手を取付ける場合の一実施の形態を示したものである。
【0028】
引手1は、同一の形状を有する一組の引手本体2,3から概略構成される。引手本体2,3はそれぞれ全体が樹脂成形されるのが好ましい。
【0029】
引手本体2は、表面に指掛凹部22を有するケーシング21とこのケーシング21の表面に張り出しされるフランジ部23とを有し、一組の引手本体2,3を組付けるための係入体24、及びこの係入体24の係入を受容する受穴26とから構成される。
【0030】
前記ケーシング21は、指掛凹部22の埋込側の外径となる外壁211と、係入体24の基部の外径となるガイドポスト212と、受穴26の外径となるガイドポスト213とを有する。図示するように、外壁211は貫通孔41と左右方向に同一幅を有する平面視略矩形に形成することができ、ガイドポスト212,213はそれぞれ平面視円状に形成し、貫通孔41の上下方向の内壁42a,42bと当接する位置に設けることができる。したがって、外壁211とガイドポスト212,213とが貫通孔41の外径となり、それぞれ外径を同一のまま底面21aまで延長する。
【0031】
係入体24は、前記受穴26と引手本体2の上下に対向してフランジ部23の裏面23aから戸の厚み方向に向けて突設されたガイドポストに設けられる。本実施の形態においては、ケーシング21の上壁21bの方向に設けられたガイドポスト212から引戸4の厚みに対応させて突設させることができ、図示するように引手本体3のケーシング31の厚みと略同寸にすることができる。係入体24は円筒状に形成することができ、受穴36の径よりも僅かに大径に形成することが好ましく、一方その剛性を保つために厚肉で形成するのが好ましい。また、図4に示すように、その先端には受穴36への入り込みを容易にするために先端に向かって幅狭となる傾斜面24aを形成するのが好ましく、受穴36への係入時に弾性変形をし易くするための切り込み25を戸の厚み方向に沿って設け、断面略C字形に形成することができる。さらに、係入体24の外周面には受穴36への係入後に摩擦によって係止状態を保持するため、凸状の係止部24bを形成することができる。
【0032】
受穴26は、係入体24と上下に対向してフランジ部23の裏面23aから戸の厚み方向に向けて突設されたガイドポストに設けられる。本実施の形態においては、ケーシング21の下壁21cの方向にケーシング21の厚みと略同寸の長さを有して設けられたガイドポスト213を穿孔して設けることができる。
【0033】
次に、引手1の引戸4への取付け動作について説明する。まず、引戸4には,引手本体2,3を取付ける位置に貫通孔41を穿設する。貫通孔41の両面からケーシング21,31を貫通孔41の内壁42に沿って嵌入させる。引手本体2,3に突設された係入体24,34は、それぞれ対となる引手本体3,2に設けられた受穴36,26の開口部36a,26aから受穴36,26への係入を開始すると、傾斜面24a,34aに案内されて受穴36,26へ侵入し、部材の弾性力及び切り込み25,35を介して縮径した状態となって無段階で係入する。そして、係入体24,34と受穴36,26とが弾性係止して引手本体2と引手本体3の組付けがなされる。係入体24,34及び受穴26,36とは引戸4の厚み方向に一定の長さを有し無段階で係入するので、引戸4の厚みに応じて引戸4の表面43とフランジ部23,33の裏面23a,33aとの間に隙間の生じない状態で係止される。なお、引手本体2,3を係止させた場合、係入体24,34の外周面に設けられた係止部24b,34bと受穴26,36の内壁との摩擦によって、その係止状態が維持される。
【0034】
以上より、本実施の形態によれば、引手1は一組の引手本体2,3を引戸4に穿設された貫通孔41の両面から嵌入させ、係入体24,34をそれぞれに対向する受穴36,26に弾性力を利用して係止させるだけのワンタッチで、引手本体2と引手本体3とを組付けすることができる。また、係入体24,34と受穴26,36とがそれぞれ引戸4の厚み方向に一定の長さを有し、無段階で係入するので、引戸4の厚みに応じて引戸4の表面43とフランジ部23,33の裏面23a,33aとの間に隙間の生じない状態で引手本体2,3を組付けすることができる。
【0035】
さらに、引手本体2,3の形状を同一形状としたことにより、一つの型で量産することができる。しかも、引手1の運搬、保管等についても簡素化が図られる。
【0036】
図7は、引戸の一面に引手を取付ける場合の一実施の形態を示したものである。
【0037】
本実施の形態における引手1は、引手本体2とカバー本体5とから概略構成される。なお、引手本体2については、前述の実施の形態と同様の構成を採用しているので説明を省略する。また、カバー本体5についても引手本体2と同様の形状等を有する構成部分については説明を省略する。
【0038】
カバー本体5は、表面に平面状のカバー部52を有するとともに対となる引手本体2のケーシング21の外径位置に対応して突設される複数のガイドポスト51と、一組の引手本体2,3を組付けるための係入体54及び受穴56とから構成される。なお、引手本体2と同様、カバー本体5についても全体が樹脂成形されるのが好ましい。
【0039】
ガイドポスト51は、引手1の取付けの際の位置決めのためにカバー本体5に複数設けられるものであって、本実施の形態においては、係入体54の外径となるガイドポスト512と受穴56の外径となるガイドポスト513とがカバー部52の裏面から突設されている。図示するように、ガイドポスト512,513はそれぞれ平面視円状に形成し、貫通孔41の上下方向の内壁42a,42bと当接する位置に設けることができる。したがって、ガイドポスト51(512,513)は貫通孔41の外径となり、その外径を同一のまま引戸4の厚みに対応させて延長する。そして、このガイドポスト51に係入体54と受穴56とが設けられている。
【0040】
次に、引手本体2とカバー本体5との取付け動作について説明する。引戸4に穿設した貫通孔41の両面からケーシング21とガイドポスト51を貫通孔41の内壁42に沿って嵌入させる。係入体24,54は、それぞれ対となる引手本体2、カバー本体5の受穴56,26の開口部56a,26aから受穴56,26への係入を開始すると、傾斜面24a,54aに案内されて受穴56,26へ侵入し、部材の弾性力及び切り込み25を介して縮径した状態となって無段階で係入する。その他の動作は、前述の実施の形態と同様であり、これにより、引手本体2とカバー本体5とが弾性係止して組付けされる。
【0041】
以上より、本実施の形態によれば、収納用引戸の如く引戸の片面に引手を必要としないような場合においてもワンタッチで、貫通孔41を閉塞させて引手本体2とカバー本体5とを組み付けることができる。
【0042】
なお、本実施の形態においては、係入体54と受穴56の外径をガイドポスト51として用いたが、引手本体2のケーシング21を上下に切断した形状のガイドポストを取り付けたり、また引手本体2に備えられたケーシング21と同様のケーシングを備える構成とすることもできる。
【0043】
図8は、係入体についての他の実施の形態を示したものである。
【0044】
本実施の形態は、引手本体6,7に係入体としてスプリングピン64,74を後付けで押込んだ引手1を示す。即ち、引手本体6について説明すると、フランジ部63の裏面から戸の厚み方向に向けてケーシング61の上下に設けられたガイドポスト612,613を穿孔して受穴66,67を設けることができる。この受穴66,67にそれぞれスプリングピン64,74が湾曲した状態で押し込みによって取り付けされる。
【0045】
これによると、弾性を有するスプリングピン64,74を引手本体6に設けられ受穴66,67に押し込んだ後に引手本体6,7を引戸4に嵌入させることにより簡単に引手1を取り付けすることができる。
【0046】
図9は、係入体と受穴についての他の実施の形態を示したものである。
【0047】
上述の実施の形態においては、係入体と受穴とをそれぞれ単数設けたものを示したが、係入体84、受穴86をそれぞれ一つの引手本体8に対して複数個設けることもできる。即ち、係入体84についてケーシング81の上下に対角に位置するようにして係入体84a,84bを突設させる。一方、受穴86についても係入体84a,84bに並設させて86a,86bを設けることができる。図示するように、係入体84と受穴86をケーシング81の上下で対角で対称形となるように設けるのが好ましい。
【0048】
これによると、係入体84と受穴86とがケーシング81の対角にそれぞれ上下対称形となるように配置して並設させたので、引手本体8の上下方向を気にすることなく組付けすることができるとともに、このような構成とすることで、少なくとも4ヵ所で係止状態を得ることができるので、安定した状態で引手1の組付けを行うことができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、戸に穿設された貫通孔の両面から嵌入させ、弾性力を利用して係入体をそれぞれに対向する受穴に弾性係止させるだけのワンタッチで引手を戸の両面に簡単且つ正確に取付けることができるので、引手の取付け時間の短縮等、作業の効率化を図ることができる。しかも引手からくぎやねじ等を排除することができた。また、係入体と受穴とをそれぞれ戸の厚み方向に一定の長さを有して形成し、無段階で係入するので、戸の厚みに応じて、戸の表面とフランジ部との間に隙間の生じない安定した状態で引手本体を組付けすることができる。その際に、指掛凹部の埋込側の左右方向の外径となる外壁と上下のガイドポストとで貫通孔に嵌め込みすることができる。
【0050】
また、請求項2記載の発明によれば、収納用引戸の如く引戸の片面に引手を必要としないような場合においてもワンタッチで、貫通孔を閉塞させて引手を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る引手の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】 図2は、引手の引戸への取付け前の断面図である。
【図3】 図3は、引手の引戸への取付け後の断面図である。
【図4】 図4は、係入体の拡大側面図である。
【図5】 図4は、図2のA−A線の断面図である。
【図6】 図6は、図3のB−B線の断面図である。
【図7】 図7は、本発明に係る引手の他の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図8】 図8は、本発明に係る引手の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】 図9は、本発明に係る引手の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】 図10は、従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 引手
2,3,6,7,8 引手本体
4 引戸
5 カバー本体
21,31 ケーシング
22,32 指掛凹部
23,33 フランジ部
24,34,54 係入体
25,35,55 切り込み
26,36,56,66,
67,76,77,86 受穴
41 貫通孔
51 ガイドポスト
52 カバー部
64,74 スプリングピン

Claims (4)

  1. 表面に指掛凹部を有するケーシングとこのケーシングの表面周囲に張り出しされるフランジ部とを備えてなる一組の引手本体が形成され、引手本体には戸の厚み方向へ突出する係入体とこの係入体の係入を受容する受穴とがそれぞれ対向して設けられてなる引手において、
    フランジ部の裏面には指掛凹部の埋込側の左右方向の外径となる外壁と外壁の上下に対向して突設されて埋込側の上下方向の外径となるガイドポストとが設けられ、ガイドポストの一方には弾性を有する部材により受穴の径よりも大径に形成されるとともに戸の厚み方向に切り込みが設けられてなる係入体を備え、ガイドポストの他方には受穴が設けられることで一対の引手本体が同一形状に形成され、戸に穿設した貫通孔の両面からケーシングが嵌入されたときに外壁とガイドポストとで貫通孔の外径となると同時に係入体が受穴に侵入して部材の弾性力及び切り込みを介して縮径しつつ無段階で係入体と受穴とが弾性係止して組付けされる引手。
  2. 表面に指掛凹部を有するケーシングとこのケーシングの表面周囲に張り出しされるフランジ部とを備えてなる引手本体と、表面に平面状のカバー部を有するとともに前記ケーシングの外径位置に対応して突設される複数のガイドポストを備えるカバー本体とから成り、引手本体とカバー本体とには戸の厚み方向へ突出する係入体とこの係入体の係入を受容する受穴とがそれぞれ対向して設けられ、
    ガイドポストの一方には弾性を有する部材により受穴の径よりも大径に形成されるとともに戸の厚み方向に切り込みが設けられてなる係入体を備え、ガイドポストの他方には受穴が設けられ、戸に穿設した貫通孔にケーシングが嵌入されたときに指掛凹部の埋込側の外壁とガイドポストとで貫通孔の外径となると同時に引手本体とカバー本体とで係入体が受穴に侵入して部材の弾性力及び切り込みを介して縮径しつつ無段階で係入体と受穴とが弾性係止して組付けされる引手。
  3. 係入体と受穴とが複数列設けられている請求項1又は3記載の引手。
  4. 複数列設けられた係入体と受穴とがそれぞれケーシング又はカバー部
    の対角に略対称形に設けられている請求項3記載の引手。
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