JPS5941689Y2 - スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体 - Google Patents

スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体

Info

Publication number
JPS5941689Y2
JPS5941689Y2 JP8839380U JP8839380U JPS5941689Y2 JP S5941689 Y2 JPS5941689 Y2 JP S5941689Y2 JP 8839380 U JP8839380 U JP 8839380U JP 8839380 U JP8839380 U JP 8839380U JP S5941689 Y2 JPS5941689 Y2 JP S5941689Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
cavity
protrusion
main body
decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8839380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5712908U (ja
Inventor
弘雄 南
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイ株式会社 filed Critical ワイケイケイ株式会社
Priority to JP8839380U priority Critical patent/JPS5941689Y2/ja
Priority to GB8101319A priority patent/GB2069317B/en
Priority to AU66342/81A priority patent/AU522466B2/en
Priority to NLAANVRAGE8100249,A priority patent/NL183698C/xx
Priority to ES1981255718U priority patent/ES255718Y/es
Priority to US06/227,525 priority patent/US4368562A/en
Priority to IT8167099A priority patent/IT8167099A0/it
Priority to IT8152846U priority patent/IT8152846V0/it
Priority to FR8101699A priority patent/FR2474836A1/fr
Priority to BR8100574A priority patent/BR8100574A/pt
Priority to CA000369760A priority patent/CA1159232A/en
Priority to DE3103208A priority patent/DE3103208C2/de
Priority to ES1981258954U priority patent/ES258954Y/es
Publication of JPS5712908U publication Critical patent/JPS5712908U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941689Y2 publication Critical patent/JPS5941689Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スライドファスナー用スライダーの引手、
特に後端部の裏面に突起を設けている引手に嵌着し、引
手の意匠を高める装飾体に関するもので、その目的は、
引手への差し込み操作が容易であり、一旦嵌着した後に
は強い引張力を加えても係止部が摩滅したり疲労するこ
とがなく、耐久性に優れると共に引手を強固に保持し得
るスライドファスナー用スライダーの引手装飾体を提供
することにある。
従来知られている引手の装飾体として、例えば実開昭5
5−23187号公報に開示されたものがある。
しかしこの公報の装飾体は突起を持たない引手を収受す
るもので、スライダー飾其Aに引手Cを挿入し得る貫通
孔3を設け、部具の裏面に切溝1を貫通孔3と連続して
設け、貫通孔3の終端部に突起部5を設けたものであっ
て、該飾其の貫通孔に引手を挿入した際、引手で貫通孔
内に突出している突起部を外方に向って押し付け、さら
に飾其の切溝を設けた部分を弾性変形して引手を貫通孔
の終端部にまで差し込めば、突起部がスナップ的に引手
の後部にある抜孔に係合して脱出不能に係止するように
成っている。
しかし、この突起部は先端が鋭角な合成樹脂より成るも
のである上、部具の裏面から突出して形成されているた
め貫通孔への引手の挿入時に突起部の先端がくずれるこ
とがあり、こうした場合、スライダーを摺動してスライ
ドファスナーを開閉する際にたまたまスライダーに大き
な摺動抵抗が加わると、引手と突起部との係止部に引張
力が作用する結果、飾其と引手との係止が外れてしまう
恐れがあった。
またスライダーの長期間の使用によって突起部の尖端に
摩滅が生じ易く、しかも引張力を直接受ける突起部は部
具の裏面より突出していることから、飾其の裏面には突
起部を介して曲げモーメントが作用して部具の裏面の疲
労を早める欠点があった。
この考案は以上の従来の欠点を解消するために創案され
たものであって、突起を備えている引手に適合され、引
手と装飾体の係止部が摩滅することなく、しかも引手に
引張力が作用しても装飾体に曲げモーメントが発生しな
いように構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例を具体的に説明すると、第1図
にはスライダー1の引手2に本考案の装飾体本体4を取
付けて示し、第2図に本体4と引手2とを分離して示し
、また第3図は引手2に本体4を嵌着した状態を示すも
のであって、引手2の後部裏面には突起3が設けられて
おり、この突起3はもともと組立上の問題と装飾体を取
りつけない場合の手の滑り止めを目的として設けである
装飾体本体4は主に合成樹脂で板状に成形されるもので
あるが、材質は合成樹脂に限らず弾性変形可能なもので
あれば良い。
また本体4の構造は第4図に切断して示すように、本体
4の端面より内部へ亘って空洞5が穿設してあり、また
本体4の裏側となる板面6に窓孔7を空洞5の終端部8
と連通した状態で設けてあって、前記空洞5は引手2の
大半の部分が嵌まるように明けたもので、特に、空洞5
の高さHを、開放口端から空洞5の中間部に至る間は引
手2の突起3を含む最大厚さTとはゾ同様に形成し、空
洞5の中間部には、空洞5の窓孔7に対向する内壁面9
を傾斜して、空洞5の奥へ至るに従って次第に空洞5の
高さを狭めるカム部10を設け、且つ該カム部10より
終端部8に至る間を、カム部10に連続して空洞5の高
さhと引手2の突起3を除く厚さtとかはゾ同様に成る
ように形成しである。
即ち、空洞5の窓孔7と対向する側の内壁面9を中間部
より装飾体の裏面側に向かって下降した状態にして空洞
5を狭めたものである。
次に、窓孔7は空洞5の穿設方向と直交して穿設され第
2図に点線で示す如く空洞5の終端部8の巾とはゾ同様
の横巾で明けられると共に、窓孔7の縦巾を引手2の突
起3が嵌まり込むように形成しである。
この窓孔7によって、空洞5と窓孔7とで区切られた区
間の板部12に弾性変形が得られるように構成したもの
である。
しかしその弾性変形を更に容易化するため、前記板部1
2に空洞5に沿って窓孔7に至るまで空洞5内と連通ず
るスリット13を設けることが望ましい。
第5図に示す例はこの考案による類例であって、カム部
10の傾斜角を前述の例よりも急にしたものである。
尚、急なカム部10を設けたものに対しては、引手2の
突起3を突出した面とは反対側の角部に面取り14を施
した引手2を使用する。
この考案は以上の構造であって、引手2に本体4を取付
ける状態を第4図のAからCに示すように、引手2の突
起3が本体4の窓孔7に向くようにして、引手2を空洞
5内へその開放口より挿入する。
引手2を挿入すると引手2の先端はカム部10によって
本体4の空洞5と窓孔7とで区切られた区間の板部12
へ押し付けられ、該板部12が弾性変形されて引手2が
更に空洞5の奥へ挿入される。
引手2の突起3が窓孔7と対向した時に、突起3が窓孔
7に嵌まり込むと同時に、前記板部12に対する押圧力
が除かれるので、反り返っていた板部12が弾力的に復
帰し、板部12の窓孔7側の端面が突起3に当接して係
止状態を保持するものである。
以上のように、この考案によるスライドファスナー用ス
ライダーの引手装飾体は、弾性変形可能な板木で形成し
た本体に空洞と窓孔とを設け、空洞の窓孔と対向する内
壁面にカム部を設け、空洞のカム部より終端部間を引手
の突起を除く厚さとはゾ同様に形成したものであって、
この装飾体を使用すれば、本体の空洞と窓孔とで区切ら
れた区間の板部には厚肉部などがなく偏平な状態となる
ため、弾性変形が容易であり、突起を有する引手を容易
に挿入し易いものと戊り、また、引手を完全に嵌め込ん
だ際には前記板部が弾力的に確実に復帰して引手と密接
するものであり、更に、板部の窓孔側の端面に引手の突
起が当接して係合しているため、引手に引張力が加わっ
た際、その引張力が突起と接する板部に、突起より板部
の端面に加わりその引張力の方向が板部の長手方向に平
行に与えられることから、曲げモーメントの発生する恐
れがなく、板部の疲労を極力減少し得るものであり、且
つ板部の端面の摩耗をも阻止でき、耐久性に優れた装飾
体として提供されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による装飾体をスライドファスナー用
スライダーの引手に取付けた状態で示す斜視図、第2図
は装飾体と引手とを分離して示す裏面図、第3図は装飾
体と引手とを組合した状態で示す裏面図、第4図A、B
、Cは装飾体に引手を挿入する時の状態を示す断面図、
第5図はこの考案による類例を示す断面図である。 1・・・・・・スライダー、2・・・・・・引手、3・
・・・・・突起、4・・・・・・引手装飾体本体、5・
・・・・・空洞、6・・・・・・本体の裏側板面、7・
・・・・・窓孔、8・・・・・・空洞の終端部、9・・
・・・・空洞の内壁面、10・・・・・・カム部、12
・・・・・・板部、 13・・・・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1)弾性変形可能な板木で形成された引手装飾体本体4
    の端面より内部に亘り、後端部に突起3を備えた引手2
    を挿入し得る空洞5を設け、本体4の板面6に空洞5の
    終端部8と連なり引手2の突起3が嵌まる窓孔7を穿設
    し、且つ空洞5の窓孔7と対向する側の内壁面9中間部
    に、空洞5の奥へ至るに従い空洞5の高さを狭めるよう
    に傾斜したカム部10を設け、カム部10より空洞5の
    終端部8に至る間が引手2の突起3を除く厚さとはゾ同
    様の高さに形成しであることを特徴とするスライドファ
    スナー用スライダーの引手装飾体。 2)前記引手装飾体本体4の板面6に、空洞5の穿設方
    向に沿い窓孔7まで至ると共に空洞5内に連通ずるスリ
    ット13を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のスライドファスナー用スライダーの引
    手装飾体。
JP8839380U 1980-01-31 1980-06-24 スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体 Expired JPS5941689Y2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8839380U JPS5941689Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体
GB8101319A GB2069317B (en) 1980-01-31 1981-01-16 Ornamental attachments for slide fastener sliders
AU66342/81A AU522466B2 (en) 1980-01-31 1981-01-20 Ornamental attachment for slide fastener slider
NLAANVRAGE8100249,A NL183698C (nl) 1980-01-31 1981-01-20 Sieraanhangsel voor een ritssluitingschuif.
US06/227,525 US4368562A (en) 1980-01-31 1981-01-22 Ornamental attachment for slide fastener sliders
ES1981255718U ES255718Y (es) 1980-01-31 1981-01-22 Accesorio para cursores de cierre de cremallera
IT8167099A IT8167099A0 (it) 1980-01-31 1981-01-27 Accessorio ornamentale per cursori di cerniere lampo
IT8152846U IT8152846V0 (it) 1980-01-31 1981-01-27 Accessorio ornamentale per cursori di cerniere lampo
FR8101699A FR2474836A1 (fr) 1980-01-31 1981-01-29 Accessoire decoratif pour curseurs de fermeture a glissiere
BR8100574A BR8100574A (pt) 1980-01-31 1981-01-29 Elemento ornamental para cursores de fechos corredicos
CA000369760A CA1159232A (en) 1980-01-31 1981-01-30 Ornamental attachment for slide fastener sliders
DE3103208A DE3103208C2 (de) 1980-01-31 1981-01-30 Zieranhänger für einen Reißverschlußschieber
ES1981258954U ES258954Y (es) 1980-01-31 1981-06-12 Accesorio para cursores de cierre de cremallera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8839380U JPS5941689Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5712908U JPS5712908U (ja) 1982-01-22
JPS5941689Y2 true JPS5941689Y2 (ja) 1984-12-03

Family

ID=29450474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8839380U Expired JPS5941689Y2 (ja) 1980-01-31 1980-06-24 スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5941689Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510654Y2 (ja) * 1987-04-13 1993-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5712908U (ja) 1982-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727630A (en) Plastic buckle
US4733440A (en) Belt buckle
US5345657A (en) Cord stopper
JPS5941690Y2 (ja) スライドフアスナ−用スライダ−の引手
GB2083538A (en) Vanity case
JP2530326Y2 (ja) 家具等における部材の連結装置
JPH0419210U (ja)
US5513935A (en) Decorative nail head cover
JPS5941689Y2 (ja) スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体
JPS59189505U (ja) カフスボタン
JPS62196011U (ja)
KR840000434Y1 (ko) 슬라이드 파스너용 슬라이더 손잡이의 장식체
JPH0431615Y2 (ja)
JPH09303005A (ja) 引 手
JPS5937063Y2 (ja) スライドフアスナ−用スライダ−の引手装飾体
JPS5829228Y2 (ja) 手掛け
JPH0446954U (ja)
JPS5839186Y2 (ja) かみそり
JPH0252609U (ja)
JPH035036Y2 (ja)
JPH026209Y2 (ja)
JPS637045Y2 (ja)
JPS6345939Y2 (ja)
JPS6241725Y2 (ja)
JPS6239703Y2 (ja)