JP3866216B2 - 半導体集積回路およびその検査方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3866216B2
JP3866216B2 JP2003105990A JP2003105990A JP3866216B2 JP 3866216 B2 JP3866216 B2 JP 3866216B2 JP 2003105990 A JP2003105990 A JP 2003105990A JP 2003105990 A JP2003105990 A JP 2003105990A JP 3866216 B2 JP3866216 B2 JP 3866216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
storage unit
data storage
signal
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003105990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004310951A (ja
Inventor
修 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003105990A priority Critical patent/JP3866216B2/ja
Priority to US10/804,138 priority patent/US7155643B2/en
Priority to TW093109723A priority patent/TW200506597A/zh
Priority to CNB2004100334511A priority patent/CN100483559C/zh
Publication of JP2004310951A publication Critical patent/JP2004310951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3866216B2 publication Critical patent/JP3866216B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair
    • G11C29/4401Indication or identification of errors, e.g. for repair for self repair
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C2029/0405Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals comprising complete test loop
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C2029/1208Error catch memory

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組込み自己テスト(BIST)によるメモリのテスト、特に冗長セルを持つメモリのテストおよびメモリ周辺論理のテストが可能な半導体集積回路およびその検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路(LSI)に搭載されるメモリの数や規模(ビット幅・ワード数)は増大を続けている。これに応じて、外部よりテスタを用いてLSIに搭載されたメモリを検査するために必要となる外部ピンの数やテスト時間が増加する。
【0003】
これに対して、LSI内部でメモリの検査を実行するBIST(Built In Self Test)技術の重要性が高まっている。BIST技術を用いることにより、少ない外部ピンを用いてメモリの検査を実施できるとともに、使用するピンの数が少ないためLSI内部の複数のメモリを同時に検査することが可能となる。
【0004】
また、予め冗長回路(救済用セルを含んだ救済用ワード線、救済用ビット線)を設けておき、欠陥によって不良になったメモリセルが存在しているビット線またはワード線を、救済用ワード線、救済用ビット線で置き換えて不良セルを救済する冗長救済方式が用いられる場合がある。これによりメモリの歩留りを向上することができる。
【0005】
図12に、従来のBISTを用いたメモリの救済およびメモリ周辺論理のテスト回路の一例を示す。
【0006】
テストパターン発生部1201は、メモリ1204に対してテストパターンを生成し、メモリ1204の出力データが、比較部1202で期待値と一致するかどうかを比較し、出力データが期待値と一致したかどうかを判定し、FAIL端子にその結果を出力する。
【0007】
比較部1202で検出された不良セルのアドレス、ビット位置の情報は、救済処理部1203に保持される。格納された不良セルの情報は、救済を行うべき救済ワード線、ビット線を特定するために用いられる。
【0008】
また、メモリ1204への入力を分岐した信号を観測用FF1205で取り込み、
制御用FF1206を用いて、セレクタ1207を介してメモリ1204の出力を制御することで、BIST回路自身およびメモリ1204周辺の論理のスキャンテストを実施している。
【0009】
このように、従来のBISTを用いてメモリの救済処理を行う回路では、救済を行うべきアドレスを算出するために、BISTでテストを実施している時にFailを検出した不良アドレス、不良ビットの情報を格納する記憶素子を救済処理部に持ち、BIST回路自身およびメモリ周辺のスキャンテストを行うためには、メモリへの入力信号を観測するためのフリップフロップを備えている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、メモリの救済処理をBISTで実現するためには、メモリの不良アドレス情報を格納するための記憶素子が必要であり、また、BIST回路自身およびメモリ周辺論理をスキャンテストするためには、メモリへの入力信号を観測するために観測用のFFおよびメモリの出力を制御するための制御用のFFが必要となる。
【0011】
そのため、BISTでのメモリの救済処理とスキャンテストを実現するためには、救済処理用の記憶素子とスキャンテスト用のFFが必要となり、回路面積が増大するという問題があった。
【0012】
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、冗長救済回路面積およびスキャンテスト用回路の面積の増加を抑えることができる半導体集積回路およびその検査方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の半導体集積回路は、カラム方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
メモリからの出力を読み出してメモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
メモリの検査時には、テストパターン発生部からメモリへ入力されるカラムアドレス信号の全て或いは一部を分岐した信号、および比較部から生成されるビット毎の良否判定信号を不良アドレスデータとして取り込み、メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部を形成し、メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
第1のデータ記憶部への入力と第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
第2のデータ記憶部の値に応じて、第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とするものである。
【0014】
請求項1記載の半導体集積回路によれば、BISTを用いたメモリの冗長救済回路において、BISTからメモリへ入力される信号を分岐させた信号を取り込むデータ記憶部を準備して、メモリの検査時には、データ記憶部を不良アドレスを格納するための記憶素子(フリップフロップ)として用い、BIST回路自身およびメモリ周辺部論理の検査時にはデータ記憶部のフリップフロップをスキャンチェーンの一部として使用することで、論理部のスキャンテストおよびメモリの検査に必要となる回路面積の増加を抑えることが可能となる。
【0015】
請求項2記載の半導体集積回路は、カラム方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
メモリからの出力を読み出してメモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
メモリの検査時には、テストパターン発生部からメモリへ入力されるカラムアドレス信号の全て或いは一部を分岐した信号、および比較部から生成されるビット毎の良否判定信号を不良アドレスデータとして取り込み、メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部を形成し、メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
第1のデータ記憶部への入力と第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
比較部から出力される信号であって、メモリに不良セルが存在した場合にアクティブになりテスト終了までアクティブの状態を保つフェイル信号の値に応じて、第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とするものである。
【0016】
請求項2記載の半導体集積回路によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0017】
請求項3記載の半導体集積回路は、請求項1または請求項2において、第1のデータ記憶部が、テストパターン発生部からメモリへ入力されるデータ入力信号とビット毎の良否判定信号とを選択的に取り込むことができるセレクタを有するものである。
【0018】
請求項3記載の半導体集積回路によれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。
【0019】
請求項4記載の半導体集積回路は、請求項1または請求項2において、救済可否判定部が、比較部から生成されるビット毎の良否判定信号として、複数ビットの不良の判定を受け取ったときに、メモリを救済不能と判定するものである。
【0020】
請求項4記載の半導体集積回路によれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。
【0021】
請求項5記載の半導体集積回路は、ロウ方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
メモリからの出力を読み出してメモリに不良セルが存在するか否かを
判定する比較部と、
メモリの検査時には、テストパターン発生部からメモリへ入力されるロウアドレス信号の全て或いは一部のビットを分岐した信号を不良アドレスデータとして取り込み、メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
第1のデータ記憶部への入力と第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
第2のデータ記憶部の値に応じて、第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とするものである。
【0022】
請求項5記載の半導体集積回路によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0023】
請求項6記載の半導体集積回路は、ロウ方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
メモリからの出力を読み出してメモリに不良セルが存在するか否かを
判定する比較部と、
メモリの検査時には、テストパターン発生部からメモリへ入力されるロウアドレス信号の全て或いは一部のビットを分岐した信号を不良アドレスデータとして取り込み、メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
第1のデータ記憶部への入力と第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
比較部から出力される信号であって、メモリに不良セルが存在した場合にアクティブになりテスト終了までアクティブの状態を保つフェイル信号の値に応じて、第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とするものである。
【0024】
請求項6記載の半導体集積回路によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0025】
請求項7記載の半導体集積回路は、カラム方向およびロウ方向の救済を行う冗長ラインを持つメモリと、
メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
メモリからの出力を読み出してメモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
メモリの検査時には、テストパターン発生部からメモリへ入力されるアドレス信号を分岐した信号および比較部からの出力信号を不良アドレスデータとして取り込み、メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
第1のデータ記憶部への入力と第1のデータ記憶部からの出力とを入力としてメモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
第2のデータ記憶部の値に応じて、第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とするものである。
【0026】
請求項7記載の半導体集積回路によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0027】
請求項8記載の半導体集積回路は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7において、比較部から出力される信号であって、メモリに不良セルが存在した場合にのみアクティブになるモニタ信号およびフェイル信号がアクティブな場合に、救済可否判定部で、第1のデータ記憶部の入力と第1のデータ記憶部の出力とを比較してメモリが救済可能かどうかを判定するものである。
【0028】
請求項8記載の半導体集積回路によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7と同様な効果がある。
【0029】
請求項9記載の半導体集積回路の検査方法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載の半導体集積回路の検査方法であって、第1のデータ記憶部は、メモリを検査する時には、メモリの不良情報を保持するために使用し、メモリ周辺部のロジックを検査する時には、メモリへの入力信号を観測するために使用することを特徴とするものである。
【0030】
請求項9記載の半導体集積回路の検査方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0031】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【0032】
メモリ104はテスト対象のメモリであり、Column(カラム)方向に一組の救済用の冗長ラインを持ち、実施の形態ではその内部に救済処理によって置換される単一の救済用Columnラインを含む。
【0033】
101はテストパターン発生部であり、ロウアドレス信号ROW-ADD、カラムアドレス信号COL-ADD、コントロール信号CTRL、データ入力信号DINを発生し、メモリ104に入力する。
【0034】
102は比較部であり、メモリ104に入力されたテストパターンに対するメモリ104の出力応答DOUTと正常時に期待される値(期待値)とを比較し、信号を正常に記憶していない不良セルを検出する。比較部102からは、一度不良セルを検出するとアクティブになり、テストが終了するまでアクティブの状態を維持するFAIL(フェイル)信号と、故障を検出した時だけアクティブになり故障を検出していない時にはアクティブにならないMONITOR(モニタ)信号と、メモリ104の出力データDOUTの各ビット毎に期待値と比較を行い、故障が存在したビットだけがアクティブになるFailPerBit(ビットフェイル)信号が生成される。
【0035】
106は第2のデータ記憶部であり、比較部102のFAIL信号を入力してテストを実施している間のメモリ104内の故障の有無の状態値(テスト開始から最初の故障を検出するまでの状態を示す値と、最初の故障を検出した後の状態を示す値)を保持する。
【0036】
メモリ104はカラム方向で救済を実施するため、不良があったカラムラインを特定するために、不良があったセルのカラムアドレスおよびそのビット位置の情報が必要となる。105は第1のデータ記憶部であり、メモリ104の検査時には、テストパターン発生部101からメモリ104へ入力されるカラムアドレス信号の全てあるいは一部を分岐した信号、および比較部102から生成されるビット毎の良否判定信号を不良アドレスデータとして取込む。すなわち、メモリ104の救済処理を行う場合には、不良のあったセルのカラムアドレスおよびそのビット位置情報を記憶し、最初に故障を検出した不良セルのセルのカラムアドレスおよびそのビット位置情報を記憶し、その後は第1のデータ記憶部105内でその値を保持する。データを保持するために、第2のデータ記憶部106に保持された値を用いる。第2のデータ記憶部106で最初の故障を検出した後の状態を示す値の場合には、第1のデータ記憶部105に記憶された値を保持し続ける。
【0037】
また、第1のデータ記憶部105は、メモリ104の周辺論理のスキャンテストを行う場合には、スキャンチェーンの一部を構成し、メモリ104まで伝播されてくる故障を観測するために用いることで、メモリ104周辺論理の故障検出を向上することができる。
【0038】
103は、テストパターン発生部101で生成されるデータ入力信号DINと比較部102で生成されるFailPerBit信号を選択するセレクタであり、メモリ104の救済処理時にはFailPerBit信号を選択することで、第1のデータ記憶部105に不良のあったセルのビット位置情報入力し、メモリ周辺論理のスキャンテスト時には、メモリ104へのデータ入力信号DINあるいはFailPerBit信号のいずれかを選択し、メモリ104まで伝播される故障を第1のデータ記憶部105で観測する。
【0039】
107は救済可否判定部であり、FAIL信号とMONITOR信号がともにアクティブな場合に、第1のデータ記憶部105に入力される信号と、第1のデータ記憶部105で保持している値とを比較し、それらが同一の場合にはメモリ104は救済用Columnラインによって救済可能と判断し、異なる場合には救済不能と判断する。また、救済可否判定部107に入力されるFailPerBitのうちの複数ビットがアクティブな場合にも救済不能と判断する。
【0040】
図2は、図1に示された半導体集積回路におけるメモリ救済処理動作を示すフローチャートである。
【0041】
以下、メモリ救済処理の実現について図1、図2および図3を参照しつつ説明る。
【0042】
図3において、R1,R0は、メモリ104の2ビットのロウアドレスであり、(R1,R0)でロウアドレスを示す。R1がmsbであり、R0がlsbである。C1,C0は、メモリ104の2ビットのカラムアドレスであり、(C1,C0)でカラムアドレスを示す。C1がmsbであり、C0がlsbである。
W0はロウアドレス(R1,R0)=(0,0)に対するワードラインであり、
W1はロウアドレス(R1,R0)=(0,1)に対するワードラインであり、
W2はロウアドレス(R1,R0)=(1,0)に対するワードラインであり、
W3はロウアドレス(R1,R0)=(1,1)に対するワードラインであり、
B00はカラムアドレス(C1,C0)=(0,0)の0ビット目に対するビットラインであり、
B01はカラムアドレス(C1,C0)=(0,1)の0ビット目に対するビットラインであり、
B02はカラムアドレス(C1,C0)=(1,0)の0ビット目に対するビットラインであり、
B03はカラムアドレス(C1,C0)=(1,1)の0ビット目に対するビットラインであり、
B10はカラムアドレス(C1,C0)=(0,0)の1ビット目に対するビットラインであり、
B11はカラムアドレス(C1,C0)=(0,1)の1ビット目に対するビットラインであり、
B12はカラムアドレス(C1,C0)=(1,0)の1ビット目に対するビットラインであり、
B13はカラムアドレス(C1,C0)=(1,1)の1ビット目に対するビットラインであり、
ビットラインとワードラインの交点にメモリセルが配置されている。
【0043】
同図中の"×"は、不良のあったメモリセルを表し、
ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1、C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目、
ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目、
ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=01 で示されるアドレスの1ビット目、
の3個の不良セルが存在し、W1上の2個のメモリが不良であり、B00上の2個のメモリが不良であることを示している。
【0044】
ステップST201でテストを開始する。テスト時のアドレスのカウント方向は、カラムアドレスから先にカウントする場合について説明する。
【0045】
最初に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目であり、
2回目に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目であり、
3回目(最後)に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=01 で示されるアドレスの1ビット目である。
【0046】
ステップST202でテストパターン発生部101からメモリ104へテストパターンを入力し、メモリ104からの出力を比較部102で期待値と比較する。
【0047】
ステップST203で、ロウアドレス(R1,R0)=00、カラムアドレス(C1,C0)=00で故障を検出する。故障を検出したのでステップST204に移る。ステップST204では複数ビットの故障があるかどうかを判断する。該当アドレスでは0ビット目だけに故障が存在するため、ステップST205に移る。該当故障は最初の故障であるため、ステップST206に移る。
【0048】
ここで初めて第2のデータ記憶部106に故障があったということを示す値が保持されるとともに、第1のデータ記憶部105には、カラムアドレスとして、(C1,C0)=00の値と、FailPerBitとして0ビット目だけが故障が存在したことを表す値が不良アドレスとして保持される。次にステップST207に移るがまだ検査が終了していないので、ステップST202に戻る。
【0049】
次にステップST203で検出される故障のアドレスは、ロウアドレス(R1,R0)=01,カラムアドレス(C1,C0)=00 であるが、このアドレスに対する故障もまた、0ビット目のみであり複数ビットの故障ではないために、ステップST205に移る。もし、複数ビットの不良が検出された場合には、複数個の不良ビットは必ず異なるビットライン上に存在するため、単一のカラムラインによる救済の場合には救済不能になるため、ステップST209に移り不良品と決定して処理が終了する。
【0050】
この2回目に検出される故障は、最初の故障ではないのでステップST208に移る。第2のデータ記憶部106で保持されている値は、最初の故障を検出した後の状態を示す値になっているため、第1のデータ記憶部105には、2回目に検出される故障のカラムアドレスおよびFailPerBitの値は取り込まれずに、最初に検出された故障のカラムアドレスおよびFailPerBitの値が保持されたままである。
【0051】
ステップST208では、2回目に故障が検出された時刻において、MONITOR信号がアクティブになり、かつFAIL信号は最初に故障が検出された時からにアクティブになった状態であるので、救済可否判定部107において、第1のデータ記憶部105に保持された最初の故障の不良アドレスと、2回目に検出された故障の不良アドレスが一致しているかどうかを判断する。この場合最初に検出された故障と2回目に検出された故障は、両方とも同一アドレス(両方ともB00ライン上)であるため、不良アドレスが一致されたと判断され、ステップST207に移る。
【0052】
ステップST207では、まだ検査が終了していないので、ステップST202に移る。
【0053】
次(3回目)に検出される故障のアドレスは、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=01 であるが、このアドレスに対する故障もまた、1ビット目のみであり複数ビットの故障ではないために、ステップST205に移る。
【0054】
この3回目に検出される故障も、最初の故障ではないのでステップST208に移る。第2のデータ記憶部106で保持されている値は、最初の故障を検出した後の状態を示す値になっているため、第1のデータ記憶部105には、3回目に検出される故障のカラムアドレスおよびFailPerBitの値は取り込まれずに、最初に検出された故障のカラムアドレスおよびFailPerBitの値が保持されたままである。
【0055】
ステップST208では、3回目に故障が検出された時刻において、MONITOR信号がアクティブになり、かつFAIL信号は最初に故障が検出された時からにアクティブになった状態であるので、救済可否判定部107において、第1のデータ記憶部105に保持された最初の故障の不良アドレスと、3回目に検出された故障の不良アドレスが一致しているかどうかを判断する。この場合最初に検出された故障はB00ライン上であり、3回目に検出された故障はB11ライン上にあるので、最初に検出された故障と3回目に検出された故障は、同一アドレスではなく、救済可否判定部107で救済不能と判定され、ステップST209に移り救済不能なために不良品と決定して処理が終了する。
【0056】
以上のように第1の実施形態によれば、BISTを用いたメモリ104の冗長救済回路において、BISTからメモリ104へ入力される信号を分岐させた信号を取り込むデータ記憶部を準備して、メモリ104の検査時には、データ記憶部を不良アドレスを格納するために用いられている記憶素子(フリップフロップ)として用い、BIST回路自身およびメモリ周辺部論理の検査時にはデータ記憶部のフリップフロップをスキャンチェーンの一部として使用することで、論理部のスキャンテストおよびメモリの検査に必要となる回路面積の増加を抑えることが可能となる。
【0057】
なお、本実施の形態では、第1のデータ記憶部105をメモリ104への入力信号を観測するために用いた例を説明したが、更に図5のように第1のデータ記憶部105の出力とメモリ104の出力信号DOUTとをセレクタ501によって選択的に取り込み、スキャンテスト時にメモリ104の出力信号DOUTの値を第1のデータ記憶部105の出力を用いて制御するためにも用いることでも、メモリの出力を制御できるため、更にメモリ周辺の故障検出を向上させることが可能となり、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0058】
また、メモリの救済用のラインがカラム方向に1本の場合には、最初に検出した不良セルの不良アドレスであるカラムアドレスと各ビット毎の良/不良判定信号を第1のデータ記憶部105に取り込み、メモリ104に不良があったかどうかのデータを保持する第2のデータ記憶部106に保持された値によって、第1のデータ記憶部105に取り込まれた最初に検出した不良セルの不良アドレスの値をホールドさせ、2回目以降に検出された不良セルの不良アドレスと第1のデータ記憶部105に取り込まれた不良アドレスをと比較することで、メモリの救済可否判定を行うことができる。
【0059】
なお、本実施の形態では第1のデータ記憶部105の値をホールドさせるために第2のデータ記憶部106の値を用いたが、図4に示すように第2のデータ記憶部106の代わりにFAIL信号の値を用いた場合でも、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0060】
また、本実施の形態ではカラム方向の救済を行う最小単位を1本のビットラインとして説明したが、カラム方向の救済を行う最小単位が複数本のビットラインの場合でも、救済を行う最小単位である複数本のビットラインをまとめて不良アドレスとして扱うことで本実施の形態と同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【0061】
メモリ604はテスト対象のメモリであり、Row(ロウ)方向に一組の救済用の冗長ラインを持ち、実施の形態ではその内部に救済処理によって置換される単一の救済用Rowラインを含む。
【0062】
601はテストパターン発生部であり、ロウアドレス信号ROW-ADD、カラムアドレス信号COL-ADD、コントロール信号CTRL、データ入力信号DINを発生し、メモリ604に入力する。
【0063】
602は比較部であり、メモリ604に入力されたテストパターンに対するメモリ604の出力応答DOUTと正常時に期待される値(期待値)とを比較し、信号を正常に記憶していない不良セルを検出する。比較部602からは、一度不良セルを検出するとアクティブになり、テストが終了するまでアクティブの状態を維持するFAIL信号と、故障を検出した時だけアクティブになる故障を検出していない時にはアクティブにならないMONITOR信号と、メモリ604の出力データDOUTの各ビット毎に期待値と比較を行い、故障が存在したビットだけがアクティブになるFailPerBit信号が生成される。
【0064】
606は第2のデータ記憶部であり、比較部602のFAIL信号を入力してテストを実施している間のメモリ604内の故障の有無の状態値(テスト開始から最初の故障を検出するまでの状態を示す値と、最初の故障を検出した後の状態を示す値)を保持する。
【0065】
メモリ604はロウ方向で救済を実施するため、不良があったロウラインを特定するために、不良があったセルのロウアドレスの情報が必要となる。605は第1のデータ記憶部であり、メモリ604の検査時には、テストパターン発生部601からメモリ604へ入力されるロウアドレス信号の全て或いは一部のビットを分岐した信号を不良アドレスデータとして取り込む。すなわち、メモリ604の救済処理を行う場合には、不良のあったセルのロウアドレスを記憶し、最初に故障を検出した不良セルのセルのロウアドレスを記憶しその後は第1のデータ記憶部605内でその値を保持する。第1のデータ記憶部605に格納されたデータをホールドさせるために、第2のデータ記憶部606に保持された値を用いる。第2のデータ記憶部606で最初の故障を検出した後の状態を示す値の場合には、第1のデータ記憶部605に記憶された値を保持し続ける。また、第1のデータ記憶部605は、メモリ604の周辺論理のスキャンテストを行う場合には、スキャンチェーンの一部を構成し、メモリ604まで伝播されてくる故障を観測するために用いることで、メモリ604周辺論理の故障検出を向上することができる。
【0066】
607は救済可否判定部であり、FAIL信号とMONITOR信号がともにアクティブな場合に、第1のデータ記憶部605に入力される信号と、第1のデータ記憶部605で保持している値とを比較し、それらが同一の場合にはメモリ604は救済用Rowラインによって救済可能と判断し、異なる場合には救済不能と判断する。
【0067】
図7は、図6に示された半導体集積回路におけるメモリ救済処理動作を示すフローチャートである。
【0068】
以下、メモリ救済処理の実現について図6、図7および図8を参照しつつ説明する。
【0069】
図8において、R1,R0は、メモリ604の2ビットのロウアドレスであり、
(R1,R0)でロウアドレスを示す。R1がmsbであり、R0がlsbである。
C1,C0は、メモリ604の2ビットのカラムアドレスであり、
(C1,C0)でカラムアドレスを示す。C1がmsbであり、C0がlsbである。
【0070】
W0はロウアドレス(R1,R0)=(0,0)に対するワードラインであり、
W1はロウアドレス(R1,R0)=(0,1)に対するワードラインであり、
W2はロウアドレス(R1,R0)=(1,0)に対するワードラインであり、
W3はロウアドレス(R1,R0)=(1,1)に対するワードラインであり、
B00はカラムアドレス(C1,C0)=(0,0)の0ビット目に対するビットラインであり、
B01はカラムアドレス(C1,C0)=(0,1)の0ビット目に対するビットラインであり、
B02はカラムアドレス(C1,C0)=(1,0)の0ビット目に対するビットラインであり、
B03はカラムアドレス(C1,C0)=(1,1)の0ビット目に対するビットラインであり、
B10はカラムアドレス(C1,C0)=(0,0)の1ビット目に対するビットラインであり、
B11はカラムアドレス(C1,C0)=(0,1)の1ビット目に対するビットラインであり、
B12はカラムアドレス(C1,C0)=(1,0)の1ビット目に対するビットラインであり、
B13はカラムアドレス(C1,C0)=(1,1)の1ビット目に対するビットラインであり、
ビットラインとワードラインの交点にメモリセルが配置されている。
【0071】
同図中の"×"は、不良のあったメモリセルを表し、
ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1、C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目、
ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1,C0)=10 で示されるアドレスの1ビット目、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0
ビット目、
の3個の不良セルが存在し、W0上の2個のメモリが不良であり、B00上の2個のメモリが不良であることを示している。
【0072】
ステップST701でテストを開始する。テスト時のアドレスのカウント方向は、カラムアドレスから先にカウントする場合について説明する。
【0073】
最初に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目であり、
2回目に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1,C0)=10 で示されるアドレスの1ビット目であり、
3回目(最後)に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目である。
【0074】
ステップST702でテストパターン発生部601からメモリ604へテストパターンを入力し、メモリ604からの出力を比較部602で期待値と比較する。
【0075】
ステップST703で、ロウアドレス(R1,R0)=00、カラムアドレス(C1,C0)=00で故障を検出する。故障を検出したのでステップST705に移る。該当故障は最初の故障であるため、ステップST706に移る。
【0076】
ここで初めて第2のデータ記憶部606に故障があったということを示す値が保持されるとともに、第1のデータ記憶部605には、ロウアドレスとして、(R1,R0)=00の値が不良アドレスとして保持される。次にステップST707に移るがまだ検査が終了していないので、ステップST702に戻る。
【0077】
次にステップST703で検出される故障のアドレスは、ロウアドレス(R1,R0)=00,カラムアドレス(C1,C0)=10 であり、ステップST705に移る。この2回目に検出される故障は、最初の故障ではないのでステップST708に移る。第2のデータ記憶部606で保持されている値は、最初の故障を検出した後の状態を示す値になっているため、第1のデータ記憶部605には、2回目に検出される故障のロウアドレス値が取り込まれずに、最初に検出された故障のロウアドレスの値が保持されたままである。
【0078】
ステップST708では、2回目に故障が検出された時刻において、MONITOR信号がアクティブになり、かつFAIL信号は最初に故障が検出された時からアクティブになった状態であるので、救済可否判定部607において、第1のデータ記憶部705で保持されている最初の故障の不良アドレスと、2回目に検出された故障の不良アドレスが一致しているかどうかを判断する。この場合最初に検出された故障と2回目に検出された故障は、両方とも同一ロウアドレス(両方ともW0ライン上)であるため、不良アドレスが一致されたと判断され、ステップST707に移る。
ステップST707では、まだ検査が終了していないので、ステップST702に移る。
【0079】
次(3回目)に検出される故障のアドレスは、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 であり、ステップST705に移る。この3回目に検出される故障も、最初の故障ではないのでステップST708に移る。第2のデータ記憶部606で保持されている値は、最初の故障を検出した後の状態を示す値になっているため、第1のデータ記憶部605には、3回目に検出される故障のロウアドレスの値は取り込まれずに、最初に検出された故障のロウアドレスの値が保持されたままである。
【0080】
ステップST708では、3回目に故障が検出された時刻において、MONITOR信号がアクティブになり、かつFAIL信号は最初に故障が検出された時からアクティブになった状態であるので、救済可否判定部607において、第1のデータ記憶部605に保持された最初の故障の不良アドレスと、3回目に検出された故障の不良アドレスが一致しているかどうかを判断する。この場合最初に検出された故障はW0ライン上であり、3回目に検出された故障はW1ライン上にあるので、最初に検出された故障と3回目に検出された故障は、同一アドレスではなく、救済可否判定部107で救済不能と判定され、ST709に移り救済不能なために不良品と決定して処理が終了する。
【0081】
以上のように第2の実施形態によれば、BISTを用いたメモリ604の冗長救済回路において、BISTからメモリ604へ入力される信号を分岐させた信号を取り込むデータ記憶部を準備して、メモリ604の検査時には、データ記憶部を不良アドレスを格納するために用いられている記憶素子(フリップフロップ)として用い、BIST回路自身およびメモリ周辺部論理の検査時にはデータ記憶部のフリップフロップをスキャンチェーンの一部として使用することで、論理部のスキャンテストおよびメモリ604の検査に必要となる回路面積の増加を抑えることが可能となる。
【0082】
また、メモリ604の救済用のラインがロウ方向に1本の場合には、最初に検出した不良セルの不良アドレスであるロウアドレスのみを第1のデータ記憶部605に取り込み、メモリ604に不良があったかどうかのデータを保持する第2のデータ記憶部606に保持された値によって、第1のデータ記憶部605に取り込まれた最初に検出した不良セルの不良アドレスの値をホールドさせ、2回目以降に検出された不良セルの不良アドレスと第1のデータ記憶部605に取り込まれた不良アドレスをと比較することで、メモリ604の救済可否判定を行うことができる。
【0083】
なお、本実施の形態では第1のデータ記憶部605の値をホールドさせるために第2のデータ記憶部606の値を用いたが、図9に示すように第2のデータ記憶部の代わりにFAIL信号の値を用いた場合でも、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0084】
また、本実施の形態ではロウ方向の救済を行う最小単位を1本のワードラインとして説明したが、ロウ方向の救済を行う最小単位が複数本のワードラインの場合でも、救済を行う最小単位である複数本のワードラインをまとめて不良アドレスとして扱うことで本実施の形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図10は本発明の第3の実施形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【0085】
メモリ1004はテスト対象のメモリであり、Column方向およびRow方向で救済を行う冗長ラインを持ち、実施の形態ではその内部に救済処理によって置換される救済用Columnライン1本及び救済用Rowライン1本を含む。
【0086】
1001はテストパターン発生部であり、ロウアドレス信号ROW-ADD、カラムアドレス信号COL-ADD、コントロール信号CTRL、データ入力信号DINを発生し、
メモリ1004に入力する。
【0087】
1002は比較部であり、メモリ1004に入力されたテストパターンに対するメモリ1004の出力応答DOUTと正常時に期待される値(期待値)とを比較し、信号を正常に記憶していない不良セルを検出する。比較部1002からは、一度不良セルを検出するとアクティブになり、テストが終了するまでアクティブの状態を維持するFAIL信号と、故障を検出した時だけアクティブになる故障を検出していない時にはアクティブにならないMONITOR信号と、メモリ1004の出力データDOUTの各ビット毎に期待値と比較を行い、故障が存在したビットだけがアクティブになるFailPerBit信号が生成される。
【0088】
メモリ1004はカラム方向およびロウ方向で救済を実施するため、不良があったカラムラインおよびロウラインを特定するために、不良があったセルのカラムアドレスおよびそのビット位置、そしてロウアドレスの情報が必要となる。1005は第1のデータ記憶部であり、メモリ1004の検査時には、テストパターン発生部1001からメモリ1004へ入力されるアドレス信号を分岐した信号および比較部1002からの出力信号を不良アドレスデータとして取り込む。すなわち、メモリ1004の救済処理を行う場合には、不良のあったセルのカラムアドレスおよびそのビット位置情報、そしてロウアドレスを記憶する。
【0089】
1006は第2のデータ記憶部であり、第1のデータ記憶部1005で記憶された値が、メモリ1004の不良セルのアドレスであるかどうかを示す値を保持する。第2のデータ記憶部1006に保持された値によって、第1のデータ記憶部1005内の値が保持される。
【0090】
また、第1のデータ記憶部1005は、メモリ1004の周辺論理のスキャンテストを行う場合には、スキャンチェーンの一部を構成し、メモリ1004まで伝播されてくる故障を観測するために用いることで、メモリ1004の周辺論理の故障検出を向上することができる。
【0091】
1003は、テストパターン発生部1001で生成されるデータ入力信号DINと比較部1002で生成されるFailPerBit信号を選択するセレクタであり、メモリ1004の救済処理時にはFailPerBit信号を選択することで、第1のデータ記憶部1005に不良のあったセルのビット位置情報を入力し、 メモリ周辺論理のスキャンテスト時には、メモリ1004へのデータ入力信号DINあるいはFailPerBit信号のいずれかを選択し、メモリ1004まで伝播される故障を第1のデータ記憶部1005で観測する。
【0092】
1007は救済可否判定部であり、FAIL信号とMONITOR信号がともにアクティブな場合に、第1のデータ記憶部1005に入力される信号と、第1のデータ記憶部1005で保持している値とを比較し、メモリ1004の保持する救済用ラインで救済可能かどうかを判断する。
【0093】
図11は、図10に示された半導体集積回路におけるメモリ救済処理動作を示すフローチャートである。
【0094】
以下、メモリ1004の不良セルの分布の例として図3を用いて、メモリ救済処理の実現について図10、図11および図3を参照しつつ説明する。図3についての説明は繰り返さない。
【0095】
ステップST1101でテストを開始する。テスト時のアドレスのカウント方向は、カラムアドレスから先にカウントする場合、また、RowラインとColumnラインでの救済判定としては、Columnラインの救済を優先して行うものとして説明する。
【0096】
最初に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=00, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目であり、
2回目に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 で示されるアドレスの0ビット目であり、
3回目(最後)に検出される故障は、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=01 で示されるアドレスの1ビット目である。
【0097】
ステップST1102でテストパターン発生部1001からメモリ1004へテストパターンを入力し、メモリ1004からの出力を比較部1002で期待値と比較する。
【0098】
ステップST1103で、ロウアドレス(R1,R0)=00、カラムアドレス(C1,C0)=00の0ビット目で故障を検出する。故障を検出したのでステップST1105に移る。ステップST1105では、検出された故障のアドレスがこれまでに第1のデータ記憶部1005で保持された値であるかどうかを判断する。該当故障は最初の故障であるため、ステップST1108に移る。
【0099】
Columnラインの救済を優先するため、第1のデータ記憶部1005には、カラムアドレスとして、(C1,C0)=00の値と、FailPerBitとして0ビット目だけが故障が存在したことを表す値が不良アドレスとして保持され、第2のデータ記憶部1006には、第1のデータ記憶部1005に保持された値が、メモリ1004の故障であるということを示す値が保持される。次にステップST1107に移るがまだ検査が終了していないので、ステップST1102に戻る。
【0100】
次にステップST1103で2回目の故障としてロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=00 の0ビット目での故障が検出されステップST1105に移る。Columnラインの救済を優先するため、2回目の故障は1回目の故障と同一のカラムアドレスおよび同一のビットであるかどうかを判断する。この場合、1回目の故障と2回目の故障は同一のカラムアドレス(C1,C0)=00であり、かつ同一のビット0ビット目であるため、第1のデータ記憶部1005には、2回目に検出される故障のカラムアドレスおよびFailPerBitの値は取り込まれずに、最初に検出された不良アドレスのままである。
【0101】
次にステップST1107に移る。まだ検査終了していないので、ステップST1102に戻る。
【0102】
次(3回目)に検出される故障のアドレスは、ロウアドレス(R1,R0)=01, カラムアドレス(C1,C0)=01の1ビット目である。カラムアドレスおよびビット位置が、第1のデータ記憶部1005に保持されている値と異なるため、新しい故障と判断される。Column方向の救済ラインは既に使われているために、Row方向の救済ラインを用い、第1のデータ記憶部1005には、ロウアドレスとして、(R1,R0)=01の値が不良アドレスとして保持され、第2のデータ記憶部1006には、第1のデータ記憶部1005に保持された値が、メモリ1004の故障であるということを示す値が保持される。
【0103】
Row方向の救済ラインを1本と、Column方向の救済ラインを1本で救済できている状態であるため、ステップST1108では、救済可能と判断してステップST1107に移るがまだ検査が終了していないので、ステップST1102に戻る。
【0104】
その後には、故障が存在しないため、全てのアドレスをテストしたところでステップST1107で検査終了と判断される。この場合には、Row方向の救済ライン1本と、Column方向の救済ライン1本でメモリの救済が可能なため、救済可能としてステップST1110で処理が終了する。
【0105】
以上のように第3の実施形態によれば、BISTを用いたメモリの冗長救済回路において、BISTからメモリへ入力される信号を分岐させた信号を取り込むデータ記憶部を準備して、メモリの検査時には、データ記憶部を不良アドレスを格納するために用いられている記憶素子(フリップフロップ)として用い、BIST回路自身およびメモリ周辺部論理の検査時にはデータ記憶部のフリップフロップをスキャンチェーンの一部として使用することで、論理部のスキャンテストおよびメモリの検査に必要となる回路面積の増加を抑えることが可能となる。
【0106】
また、本実施の形態ではRow方向の救済ライン1本とColumn方向の救済ラインが1本について説明したが、救済ラインが複数本あった場合であっても、第1のデータ記憶部に格納された値と、その値が不良セルであるかどうかを判断するための値を第2のデータ記憶部で保持することで、 第1のデータ記憶部に格納された値が不良セルのアドレスであるかどうかを判断でき、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】
請求項1記載の半導体集積回路によれば、BISTを用いたメモリの冗長救済回路において、BISTからメモリへ入力される信号を分岐させた信号を取り込むデータ記憶部を準備して、メモリの検査時には、データ記憶部を不良アドレスを格納するための記憶素子(フリップフロップ)として用い、BIST回路自身およびメモリ周辺部論理の検査時にはデータ記憶部のフリップフロップをスキャンチェーンの一部として使用することで、論理部のスキャンテストおよびメモリの検査に必要となる回路面積の増加を抑えることが可能となる。
【0108】
請求項2、請求項5、請求項6または請求項7記載の半導体集積回路によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0109】
請求項3または請求項4記載の半導体集積回路によれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。
【0110】
請求項8記載の半導体集積回路によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7と同様な効果がある。
【0111】
請求項9記載の半導体集積回路の検査方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【図2】第1の実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図3】第1の実施形態に係わるメモリ中の不良の分布を表す説明図である。
【図4】第1の実施形態の変形形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【図5】第1の実施形態の変形形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【図6】第2の実施形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【図7】第2の実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施形態に係わるメモリ中の不良の分布を表す説明図である。
【図9】第2の実施形態の変形形態による半導体集積回路を説明するためのブロック図である。
【図10】第3の実施の形態による半導体集積回路のブロックである。
【図11】第3の実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来のBISTによる救済回路例である。
【符号の説明】
101 テストパターン発生部
102 比較部
103 セレクタ
104 メモリ
105 第1のデータ記憶部
106 第2のデータ記憶部
107 救済可否判定部
601 テストパターン発生部
602 比較部
604 メモリ
605 第1のデータ記憶部
606 第2のデータ記憶部
607 救済可否判定部
1001 テストパターン発生部
1002 比較部
1003 セレクタ
1004 メモリ
1005 第1のデータ記憶部
1006 第2のデータ記憶部
1007 救済可否判定部

Claims (9)

  1. カラム方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
    前記メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
    前記メモリからの出力を読み出して前記メモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
    前記メモリの検査時には、前記テストパターン発生部からメモリへ入力されるカラムアドレス信号の全て或いは一部を分岐した信号、および前記比較部から生成されるビット毎の良否判定信号を不良アドレスデータとして取り込み、前記メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部を形成し、前記メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
    前記比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
    前記第1のデータ記憶部への入力と前記第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、前記メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
    前記第2のデータ記憶部の値に応じて、前記第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とする半導体集積回路。
  2. カラム方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
    前記メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
    前記メモリからの出力を読み出して前記メモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
    前記メモリの検査時には、前記テストパターン発生部からメモリへ入力されるカラムアドレス信号の全て或いは一部を分岐した信号、および前記比較部から生成されるビット毎の良否判定信号を不良アドレスデータとして取り込み、前記メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部を形成し、前記メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
    前記第1のデータ記憶部への入力と前記第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、前記メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
    前記比較部から出力される信号であって、メモリに不良セルが存在した場合にアクティブになりテスト終了までアクティブの状態を保つフェイル信号の値に応じて、前記第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 前記第1のデータ記憶部が、前記テストパターン発生部から前記メモリへ入力されるデータ入力信号と前記ビット毎の良否判定信号とを選択的に取り込むことができるセレクタを有する請求項1または請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記救済可否判定部が、前記比較部から生成されるビット毎の良否判定信号として、複数ビットの不良の判定を受け取ったときに、前記メモリを救済不能と判定する請求項1または請求項2記載の半導体集積回路。
  5. ロウ方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
    前記メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
    前記メモリからの出力を読み出して前記メモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
    前記メモリの検査時には、前記テストパターン発生部から前記メモリへ入力されるロウアドレス信号の全て或いは一部のビットを分岐した信号を不良アドレスデータとして取り込み、前記メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、前記メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
    前記比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
    前記第1のデータ記憶部への入力と前記第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、前記メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
    前記第2のデータ記憶部の値に応じて、前記第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とする半導体集積回路。
  6. ロウ方向に一組の救済用の冗長ラインを持つメモリと、
    前記メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
    前記メモリからの出力を読み出して前記メモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
    前記メモリの検査時には、前記テストパターン発生部から前記メモリへ入力されるロウアドレス信号の全て或いは一部のビットを分岐した信号を不良アドレスデータとして取り込み、前記メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、前記メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
    前記第1のデータ記憶部への入力と前記第1のデータ記憶部からの出力とを入力とし、前記メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
    前記比較部から出力される信号であって、前記メモリに不良セルが存在した場合にアクティブになりテスト終了までアクティブの状態を保つフェイル信号の値に応じて、前記第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とする半導体集積回路。
  7. カラム方向およびロウ方向の救済を行う冗長ラインを持つメモリと、
    前記メモリに対して特定のテストパターンを発生するテストパターン発生部と、
    前記メモリからの出力を読み出して前記メモリに不良セルが存在するか否かを判定する比較部と、
    前記メモリの検査時には、前記テストパターン発生部から前記メモリへ入力されるアドレス信号を分岐した信号および前記比較部からの出力信号を不良アドレスデータとして取り込み、前記メモリ周辺の論理の検査時には、スキャンチェーンの一部として、前記メモリへの入力信号を観測するために用いられる第1のデータ記憶部と、
    前記比較部の出力信号を入力して故障の有無の状態を示す第2のデータ記憶部と、
    前記第1のデータ記憶部への入力と前記第1のデータ記憶部からの出力とを入力として前記メモリが救済可能かどうかを判定する救済可否判定部とを備え、
    前記第2のデータ記憶部の値に応じて、前記第1のデータ記憶部に保持されたデータをホールドすることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 前記比較部から出力される信号であって、前記メモリに不良セルが存在した場合にのみアクティブになるモニタ信号および前記フェイル信号がアクティブな場合に、前記救済可否判定部で、前記第1のデータ記憶部の入力と前記第1のデータ記憶部の出力とを比較して前記メモリが救済可能かどうかを判定する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載の半導体集積回路の検査方法であって、第1のデータ記憶部は、メモリを検査する時には、メモリの不良情報を保持するために使用し、メモリ周辺部のロジックを検査する時には、メモリへの入力信号を観測するために使用することを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
JP2003105990A 2003-04-10 2003-04-10 半導体集積回路およびその検査方法 Expired - Fee Related JP3866216B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003105990A JP3866216B2 (ja) 2003-04-10 2003-04-10 半導体集積回路およびその検査方法
US10/804,138 US7155643B2 (en) 2003-04-10 2004-03-19 Semiconductor integrated circuit and test method thereof
TW093109723A TW200506597A (en) 2003-04-10 2004-04-08 Semiconductor integrated circuit and inspection method thereof
CNB2004100334511A CN100483559C (zh) 2003-04-10 2004-04-09 半导体集成电路及其检查方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003105990A JP3866216B2 (ja) 2003-04-10 2003-04-10 半導体集積回路およびその検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004310951A JP2004310951A (ja) 2004-11-04
JP3866216B2 true JP3866216B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=33127905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003105990A Expired - Fee Related JP3866216B2 (ja) 2003-04-10 2003-04-10 半導体集積回路およびその検査方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7155643B2 (ja)
JP (1) JP3866216B2 (ja)
CN (1) CN100483559C (ja)
TW (1) TW200506597A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7257733B2 (en) * 2003-06-18 2007-08-14 Logicvision, Inc. Memory repair circuit and method
JP4514028B2 (ja) * 2004-05-20 2010-07-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 故障診断回路及び故障診断方法
US7254763B2 (en) * 2004-09-01 2007-08-07 Agere Systems Inc. Built-in self test for memory arrays using error correction coding
JP2006128635A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
DE102005001520A1 (de) * 2005-01-13 2006-07-27 Infineon Technologies Ag Integrierte Speicherschaltung und Verfahren zum Reparieren eines Einzel-Bit-Fehlers
JP2006236551A (ja) * 2005-01-28 2006-09-07 Renesas Technology Corp テスト機能を有する半導体集積回路および製造方法
JP2006252702A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置及びその検査方法
JP2009099186A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Panasonic Corp 半導体装置
US20090132876A1 (en) * 2007-11-19 2009-05-21 Ronald Ernest Freking Maintaining Error Statistics Concurrently Across Multiple Memory Ranks
US20100134690A1 (en) * 2008-12-03 2010-06-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Television receiver
JP2010256130A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路、および半導体集積回路のテスト方法
JP2012124774A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Advantest Corp Ad変換装置およびda変換装置
CN102435935B (zh) * 2011-10-28 2016-06-01 上海华虹宏力半导体制造有限公司 扫描测试方法
CN102750989A (zh) * 2012-07-26 2012-10-24 上海宏力半导体制造有限公司 存储器内建自测方法以及存储器错误检查方法
KR102038036B1 (ko) * 2013-05-28 2019-10-30 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치 및 반도체 장치를 포함하는 반도체 시스템
US9564245B2 (en) 2013-12-26 2017-02-07 Intel Corporation Integrated circuit defect detection and repair
US9548137B2 (en) * 2013-12-26 2017-01-17 Intel Corporation Integrated circuit defect detection and repair
KR102238706B1 (ko) * 2014-11-28 2021-04-09 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 이를 포함하는 메모리 시스템
US10234507B2 (en) * 2016-07-20 2019-03-19 International Business Machines Corporation Implementing register array (RA) repair using LBIST
JP6570608B2 (ja) * 2017-12-21 2019-09-04 キヤノン株式会社 検査装置、撮像装置、電子機器および輸送装置
US11228380B2 (en) * 2019-10-29 2022-01-18 Keysight Technologies, Inc. Bit error ratio (BER) measurement including forward error correction (FEC) on back channel
US11320482B2 (en) * 2020-02-26 2022-05-03 Silicon Laboratories Inc. Secure scan entry

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5808947A (en) * 1995-08-21 1998-09-15 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Integrated circuit that supports and method for wafer-level testing
JP2001043698A (ja) 1999-08-03 2001-02-16 Hitachi Ltd 内蔵メモリアレイの自己検査回路および自己検査方法
JP3893238B2 (ja) * 2000-07-14 2007-03-14 富士通株式会社 半導体記憶装置の不良解析装置
JP2002319298A (ja) * 2001-02-14 2002-10-31 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1536581A (zh) 2004-10-13
TW200506597A (en) 2005-02-16
JP2004310951A (ja) 2004-11-04
US20040205427A1 (en) 2004-10-14
CN100483559C (zh) 2009-04-29
US7155643B2 (en) 2006-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3866216B2 (ja) 半導体集積回路およびその検査方法
US6550023B1 (en) On-the-fly memory testing and automatic generation of bitmaps
US20040123181A1 (en) Self-repair of memory arrays using preallocated redundancy (PAR) architecture
US20070079052A1 (en) Semiconductor integrated circuit, design support software system and automatic test pattern generation system
US7251757B2 (en) Memory testing
JP4799580B2 (ja) 半導体集積回路
US9978463B2 (en) Semiconductor apparatus and repair method thereof
JP2005235368A (ja) 半導体集積回路の検査方法
US20130051158A1 (en) Integrated circuit, testing apparatus for integrated circuit, and method of testing integrated circuit
US20020108073A1 (en) System for and method of operating a programmable column fail counter for redundancy allocation
US7372750B2 (en) Integrated memory circuit and method for repairing a single bit error
US20040221210A1 (en) Method and apparatus for masking known fails during memory tests readouts
US7518936B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and inspection method of the same
KR20170016640A (ko) 반도체 장치 및 그 리페어 방법
US20040123203A1 (en) Method and test circuit for testing memory internal write enable
US6715117B2 (en) Method of testing a semiconductor memory device
KR100825068B1 (ko) 램 테스트 및 고장처리 시스템
US8365027B2 (en) Processor and method for controlling storage-device test unit
JP3930446B2 (ja) 半導体装置
JP2008082976A (ja) Fbm生成装置、fbm生成方法
KR20020068768A (ko) 내장 메모리를 위한 빌트 인 셀프 리페어 회로를 구비하는반도체 장치
US6687862B1 (en) Apparatus and method for fast memory fault analysis
US20080151659A1 (en) Semiconductor memory device
JP2003187595A (ja) 半導体集積回路、半導体集積装置およびテストパターン生成方法
JP2006286030A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060329

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061004

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees