JP3866139B2 - エレベータ用ガイドレールの端末部加工システム - Google Patents

エレベータ用ガイドレールの端末部加工システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの加工システムに関し、特にガイドレールの端末部の複数の加工箇所を一連に加工するために複数の加工機を備えたエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エレベータ用ガイドレールは、エレベータの昇降路内に乗りかごの昇降方向にほぼ全長に渡って配設され、乗りかごの昇降に際してこれをガイドする。一般にガイドレールは規格に基づく所定の長さを有し、昇降路の長さに応じて複数本が連結されて設置される。
【0003】
図8はエレベータ用ガイドレールの連結される様子を示す斜視図である。図において、ガイドレール50は、例えば建築現場において複数のガイドレール50が一側の端末部50aに形成されたほぞ50a1と他側の端末部50bに形成された溝50b1とを組み合わせられ且つボルト穴50a2,50b2を目板51に締着されて連結される。
【0004】
図9は従来のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムの斜視図である。図9の従来例は、5mの定尺ガイドレール50を加工するものである。第1の加工機61と第2の加工機62とは、ガイドレール50の長さである5m離れて設置されている。これに対して搬送装置63は、矢印Aに示されるようにガイドレール50を長さ方向に移動させてシステムに搬入し、2台の加工機61,62間に固定する。2台の加工機61,62は、ガイドレール50の両端末を加工する。例えば、第1の加工機61は溝50b1側の端末部を加工し、第2の加工機62はほぞ50a1側の端末部を加工する。加工が終わると、搬送装置63は、矢印B方向にガイドレール50を搬出する。
【0005】
図10は第2の加工機62の切削工具及びこれを用いた加工の様子を説明する斜視図である。第2の加工機62は、ほぞ50a1を加工するための複合カッター62aと、ボルト穴50a2を加工するための4ヘッド段付ドリル62bと、裏面加工用のフライスカッター62cを有する専用機である。複合カッター62aは、図10の上下方向に3個の円筒状のカッターが連結されてなる複合カッターであり、上下に配置された大径の2つのカッターとその間に挟まれた図示しない小径薄型のカッターを有し、この複合カッター62aを矢印C方向に移動させてほぞ50a1を削り出す。
【0006】
第1の加工機61は、第2の加工機62とほぼ同様な切削工具を有するが、ほぞ50a1を加工するための複合カッター62aの代わりに、溝50b1を加工するための図示しない複合カッターを有している。この複合カッターは、3個の円筒状のカッターのうち、真中のカッターが他の2個より大径とされたものであり、この複合カッターを矢印C方向に移動させて溝50b1を削り出す。
【0007】
このような構成の従来のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムにおいては、図9の素材投入位置64にてガイドレール50が搬入されて、搬送装置63上を転がり、第1の加工機61と第2の加工機62との間に固定されて加工される。そして、ガイドレール50の加工中に、次に加工されるガイドレール50が、素材投入位置64に搬入される。このような搬送を行うため、ガイドレール50の移動は、比較的効率よく行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムにおいては、次のような問題があった。すなわち、
1)加工機として、複合カッター62a、4段ヘッド段付ドリル62などの特殊な工具を備えた専用機を用いる必要があった。
2)また、例えば5mの定尺レールを加工するシステムであれば、少なくとも5m×3=15mの長いラインとなり、システムの占有床面積が大きい。
3)また、全加工工程を一度に行うので、加工のタクトタイムが長い。
4)さらに、先のガイドレールの加工中に次に加工するガイドレールを加工テーブルに固定することが出来ず、固定作業の間加工機が稼働することができず無駄な時間が発生し効率的でない。
【0009】
また、上述の問題に加え従来のシステムには精度上の問題もあった。図11は従来の加工の特徴を説明する説明図である。従来のガイドレールの端末部加工機においては、加工されるガイドレール50の端末部は、加工テーブル32上のワーク固定装置30にて固定される。そして、加工機の加工ヘッド33は移動しない。加工に際しては、加工テーブル32が加工ヘッド33に対して移動して加工が行われる。そして、ガイドレール50は長尺であるため、図の点線の部分で振動が発生する。この振動は、端末部の加工に悪影響を与え加工精度を悪くするので問題であった。
【0010】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、各加工機の稼働率を向上させるとともに、システムの占有床面積を小さくすることができ、さらには、加工精度を向上させることのできるエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムは、長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの端末部の一連の加工箇所を加工する複数の加工機と、各加工機の前部に2基が平行に配置された固定装置と、各々2列が1組として構成されるとともに、ガイドレールの長手方向に平行に各加工機の前に1組ずつ設置された平面ローダーと、ガイドレールの長手方向に直交した方向を搬送方向として、ガイドレールを複数の加工機間で持ち上げて移動させる搬送装置とを備え、搬送装置は、1つの工程が終了したガイドレールを、次に加工を行う加工機の前に設置されている平面ローダーのいずれかの列に載置し、平面ローダーは、載置されたガードレールの端部を加工機に入れることで、一方の固定装置に固定されたガイドレールの加工中に、他方の固定装置に次に加工されるガイドレールをセットする。
【0012】
また、ガイドレールの一連の加工箇所は、加工時間が略均等なものとなる複数の加工工程に分割され、複数の加工機は、分割された加工工程に対応する。
【0013】
また、複数の加工工程は、第1の加工工程としてのガイドレールの一端における端面加工及びほぞ加工と、第2の加工工程としてのガイドレールの他端における端面加工及び溝加工と、第3の加工工程としてのガイドレールの一端における穴あけ加工及び裏面加工と、第4の加工工程としてのガイドレールの他端における穴あけ加工及び裏面加工とに分割され、複数の加工機は、分割された加工工程に対応する。
【0014】
また、複数の加工機は、搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に配置されている。
【0015】
また、複数の加工機は、搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に千鳥状に配置されている。
【0017】
さらに、加工機がガイドレールを加工する際、固定されたガイドレールの端末部に対して、加工機の切削具保持部が移動して加工を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明のエレベータ用ガイドレールの端末加工システムの全体を示す斜視図である。本システムは、長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレール50の端末部の一連の加工箇所を加工する4台の加工機を有している。すなわち、第1の加工機としてのマシニングセンター1(以下M/C1)と、第2の加工機としてのマシニングセンター2(以下M/C2)と、第3の加工機としてのマシニングセンター3(以下M/C3)と、第4の加工機としてのマシニングセンター4(以下M/C4)を有している。システムは、また、ガイドレール50を4台の加工機間で持ち上げて移動させる搬送装置としてガントリーローダー5を有している。ガントリーローダー5の搬送方向はガイドレール50の長手方向に直交する方向である。
【0019】
システムは、また、ガイドレール50を搬送する手段としてシステム内に平行に設けられた第1から第6の6基の平面ローダー11〜16を有している。各々の平面ローダー11〜16はローラー上をガイドレール50が転がる仕組みとされており、各々2列が1組として構成されている。一番始めに設けられている第1の平面ローダー11は、片側の列を前工程に連結されており、この列から加工するガイドレール50がシステムに搬入される。一方、一番終わりに設けられている第6の平面ローダー16は、片側の列を後工程に連結されており、ここから加工済みのガイドレール50が搬出される。
【0020】
その他の第2から第5の平面ローダー12〜15は、第1から第4のM/C1〜4の前のそれぞれ設置されている。詳細には、第1のM/C1は第2の平面ローダー12の一側に、第2のM/C2は第3の平面ローダー13の他側に、第3のM/C3は第4の平面ローダー14の一側に、第4のM/C4は第5の平面ローダー15の他側に、それぞれ設置されている。すなわち、基の平面ローダー11〜16は、各々平行に設置されており、これに対して、第1から第4のM/C1〜4は千鳥状に配置されている。
【0021】
図2はエレベータ用ガイドレールの加工箇所を説明する斜視図である。図において、ガイドレール50は、一側の端末部50aにおいて、端面、ほぞ50a1、ボルト穴50a2、裏面50a3の加工が行われる。また、他側の端末部50bにおいて、端面、溝50b1、ボルト穴50b2、裏面50b3の加工が行われる。
【0022】
図3は各加工工程の詳細を示している。端面加工・ほぞ加工は、図3の上段に示されるように、フライスカッターによる荒加工、面取りカッターによる面取り、エンドミルによる仕上加工によって行われる。端面加工・溝加工は、図3の中段に示されるように、フライスカッターによるフライス加工、エンドミルによる荒加工、エンドミルによる仕上加工、面取りカッターによる面取りによって行われる。裏面加工・穴あけ加工は、図3の下段に示されるように、フライスカッターによるフライス加工、段付きドリルによる穴あけ加工によって行われる。
【0023】
そして、各加工機はそれぞれ以下の加工工程をする。すなわち、
(1)M/C1:ガイドレール50の一方の端の端面加工とほぞ加工
(2)M/C2:ガイドレール50の他方の端の端面加工と溝加工
(3)M/C3:M/C1で加工した方の端の穴明け加工と裏面加工
(4)M/C4:M/C2で加工した方の端の穴明け加工と裏面加工
【0024】
図4はガイドレール50の搬送される様子を示すシステムの模式上面図である。前工程から運ばれた1本目のガイドレール50は、図4の矢印に示されるように第1の平面ローダー11の片側の列に搬入される。その後、ガイドレール50は、ガントリーローダー5によって持ち上げられ、ガイドレール50の長手方向に直交する方向に搬送され、第2の平面ローダー12のいずれかの列に載置される。そして、第2の平面ローダー12上を転がって第1の加工機M/C1方向に移動し先端部が第1の加工機M/C1に入る。第1の加工機M/C1に入ったガイドレール50は、端末部を後で説明するワーク固定装置にて固定され、上記(1)の加工が行われる。
【0025】
1本目のガイドレール50が、第1の加工機M/C1で加工されている間に、2本目のガイドレール50が、同様の手順によって、第2の平面ローダー12の他側の列に搬送される。そして、第2の平面ローダー12上を転がって第1の加工機M/C1に端末部を入れられてワーク固定装置に固定される。
【0026】
先に、第1の加工機M/C1に入れられたガイドレール50は、加工が終了すると第2の平面ローダー12を逆方向に転がって第1の加工機M/C1から出され、ガントリーローダー5によって持ち上げられ、ガイドレール50の長手方向に直交する方向に搬送され、第3の平面ローダー13のいずれかの列に載置される。そして、第3の平面ローダー13上を転がり、第2の加工機M/C2に端末部を固定されて、上記(2)の加工が行われる。
【0027】
一方、第1の加工機M/C1は、1本目のガイドレール50の加工が終了すると、直ちに2本目のガイドレール50の加工を行う。そして、2本目の加工中に3本目のガイドレール50が搬送され第1の加工機M/C1のワーク固定装置に固定される。
【0028】
このような搬送及び加工が順次行われ、第1の加工機M/C1〜第4の加工機M/C4によって、上記(1)〜(4)の加工が行われる。その間、ガントリーローダー5は、加工が終わったガイドレール50を次の加工機に搬送するとともに、これによって空きとなった平面ローダーの他側の列に次に加工されるガイドレール50を載置する。
【0029】
このようにして、第1の加工機M/C1〜第4の加工機M/C4を順次渡って両端末部の加工がすべて終了したガイドレール50は、ガントリーローダー5によって、第6のローダー16に搬送され、ここから、次の次工程に向けて搬出される。
【0030】
図5は各加工機内に設けられたワーク固定装置を説明する斜視図である。端末部を加工機内に挿入されたガイドレール50は、この端末部をワーク固定装置によって固定される。ワーク固定装置は、基準面(ア)面を基準ブロック21で固定し、基準面(イ)面を基準ブロック22で固定し、反対側の(ウ)面を加圧押圧具23で押圧し、(オ)面を加圧押圧具24で押圧して、ガイドレール50の端末部を固定する。そして、変位センサ21a,22aを用いて、基準面(ア)面,(イ)面が、基準ブロック21,22に密着しているかどうかを検出して、高精度かつ信頼性の高い位置決め固定を行っている。このワーク固定装置は、後で述べるように各機械に2組設けられている。
【0031】
図6は連続して行われる加工の様子を説明する説明図である。図5で説明したワーク固定装置20は、加工機内の加工テーブル26上に2組設けられている。これに対して加工機の切削具保持部としての加工ヘッド28は移動可能である。そして、一側のワーク固定装置20に固定されたガイドレール50aの加工が終了すると、直ちに他側のワーク固定装置20に固定された次のガイドレール50bの加工に移る。
【0032】
図7は本実施の形態の加工の特徴を説明する説明図である。本実施の形態の加工テーブル26は加工の際に移動しない。そして、切削具保持部としての加工ヘッド28が移動して加工を行う。すなわち、ワークであるガイドレール50が固定されており、これに対して切削工具が移動する。そのため、ガイドレール50の他の部分で振動が発生することなく、従来の技術の図11の加工方法に比べて、高速加工をしても精度を保つことができる。
【0033】
【発明の効果】
この発明に係るエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムは、長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの端末部の一連の加工箇所を加工する複数の加工機と、ガイドレールを複数の加工機間で持ち上げて移動させる搬送装置を備え、搬送装置の搬送方向はガイドレールの長手方向に直交する。そのため、搬送距離を短くすることができ、複数の加工機間の距離を短くすることができ、システムの占有床面積を小さくすることができる。
【0034】
また、ガイドレールの一連の加工箇所は、加工時間が略均等なものとなる複数の加工工程に分割され、複数の加工機は、分割された加工工程に対応する。そのため、複数の加工機で平行して加工を行う際、各加工機の加工時間が同じになるので無駄な待ち時間が発生することなく、加工時間を短縮することができる。これにより、各加工機の稼働率が向上する。
【0035】
また、複数の加工工程は、第1の加工工程としてのガイドレールの一端における端面加工及びほぞ加工と、第2の加工工程としてのガイドレールの他端における端面加工及び溝加工と、第3の加工工程としてのガイドレールの一端における穴あけ加工及び裏面加工と、第4の加工工程としてのガイドレールの他端における穴あけ加工及び裏面加工とに分割され、複数の加工機は、分割された加工工程に対応する。そのため、各加工工程を略均等な加工時間とすることができ、また、各加工工程に対応する加工機を単純化することができる。
【0036】
また、複数の加工機は、搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に配置されている。そのため、本システムは、長尺のガイドレールの端末部のみを加工するものなので好適な加工機の配置となる。
【0037】
また、複数の加工機は、搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に千鳥状に配置されている。そのため、加工機の設置密度を高めることができ、システムの設置床面積をさらに小さくすることができる。
【0038】
また、加工機のガイドレールの固定装置は、加工機の前部に2基が平行に配置され、一方の固定装置に固定されたガイドレールが加工中に、他方の固定装置に次に加工されるガイドレールがセットされる。そのため、一本のガイドレールを加工中に、次に加工するガイドレールを固定装置上に準備することができ、さらに待ち時間を短縮することができる。
【0039】
さらに、加工機がガイドレールを加工する際、固定されたガイドレールの端末部に対して、加工機の切削具保持部が移動して加工を行う。このような構成とすることにより、切削具保持部を固定して、固定装置を移動する場合に比較して、加工中のガイドレールの振動が少なく、加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエレベータ用ガイドレールの端末加工システムの全体を示す斜視図である
【図2】 エレベータ用ガイドレールの加工箇所を説明する斜視図である。
【図3】 各加工工程の詳細を示す図である。
【図4】 ガイドレールの搬送される様子を示すシステムの模式上面図である。
【図5】 各加工機内に設けられたワーク固定装置を説明する斜視図である。
【図6】 連続して行われる加工の様子を説明する説明図である。
【図7】 加工の特徴を説明する説明図である。
【図8】 エレベータ用ガイドレールの連結される様子を示す斜視図である。
【図9】 従来のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システムの斜視図である。
【図10】 従来の加工の様子を説明する斜視図である。
【図11】 従来の加工の特徴を説明する説明図である。
【符号の説明】
1〜4 マシニングセンター(加工機)、5 ガントリーローダー(搬送装置)、11〜16 平面ローダー、20 ワーク固定装置(固定装置)、26 加工テーブル、28 加工ヘッド(切削具保持部)、50 ガイドレール。

Claims (6)

  1. 長手方向に長尺のエレベータ用ガイドレールの端末部の一連の加工箇所を加工する複数の加工機と、
    前記各加工機の前部に2基が平行に配置された固定装置と、
    各々2列が1組として構成されるとともに、前記ガイドレールの長手方向に平行に前記各加工機の前に1組ずつ設置された平面ローダーと、
    ガイドレールの長手方向に直交した方向を搬送方向として、ガイドレールを前記複数の加工機間で持ち上げて移動させる搬送装置
    を備え、
    前記搬送装置は、1つの工程が終了したガイドレールを、次に加工を行う前記加工機の前に設置されている前記平面ローダーのいずれかの列に載置し、
    平面ローダーは、載置されたガードレールの端部を前記加工機に入れることで、一方の前記固定装置に固定されたガイドレールの加工中に、他方の前記固定装置に次に加工されるガイドレールをセットする
    ことを特徴とするエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
  2. ガイドレールの一連の加工箇所は、加工時間が略均等なものとなる複数の加工工程に分割され、前記複数の加工機は、該分割された加工工程に対応する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
  3. 前記複数の加工工程は、第1の加工工程としてのガイドレールの一端における端面加工及びほぞ加工と、第2の加工工程としてのガイドレールの他端における端面加工及び溝加工と、第3の加工工程としてのガイドレールの一端における穴あけ加工及び裏面加工と、第4の加工工程としてのガイドレールの他端における穴あけ加工及び裏面加工とに分割され、前記複数の加工機は、該分割された加工工程に対応する
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
  4. 前記複数の加工機は、前記搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
  5. 前記複数の加工機は、前記搬送装置の搬送方向に対して、搬送されたガイドレールの両側に千鳥状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
  6. 前記加工機がガイドレールを加工する際、固定された前記ガイドレールの端末部に対して、該加工機の切削具保持部が移動して加工を行う
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のエレベータ用ガイドレールの端末部加工システム。
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