JP3860658B2 - 踏切制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、踏切制御装置に係り、特に、車軸検知器を利用して踏切警報機を制御できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の踏切制御装置は、図5に示されるように、線路rを横断する踏切Aを中心にして所定距離離れた一方の側に順方向(以下、「上り」というときもある)始動点P1 が設けられ、他方の側に逆方向(以下、「下り」というときもある)始動点P2 が設けられ、これら両始動点には、軌道回路を利用した閉電路形制御子からなる列車位置検知装置20a,20bがそれぞれ設けられている。また、踏切Aの近傍には、終止点P0 が設けられているとともに、その終止点P0 には、軌道回路を利用した開電路形制御子からなる列車位置検知装置が設けられている。
【0003】
図5の路線図において、列車イが上り方向に走行していて、列車イが列車位置検知装置20aで検知されると、踏切Aに設置されている踏切警報機(本発明で「踏切警報機」というときは踏切遮断機も含んでいる。以下、単に「警報機」という)ロの鳴動(踏切遮断機の場合は遮断杆の降下)が開始される。
【0004】
なお、警報機ロの鳴動は、列車位置検知装置20aで列車位置が検知されてから列車の種別や列車速度に合わせて、すなわち、緩急列車の相違等により所定の遅延時間経過後に開始して、警報機ロの鳴動時間を所定の一定に保つように工夫されているが、ここでは、説明を簡単にするため、列車位置検知装置20aで列車位置が検知されたときに鳴動を開始するものとして説明する。
【0005】
鳴動を開始した警報機ロは、終止点P0 の列車位置検知装置21で列車イが検知されなくなった時点から所定時間経過後に、いわゆるあおり時間経過後に、鳴動が停止される。すなわち、軌道回路を利用した列車位置検知装置21は、レール面の錆により、あるいは、列車の重量差等により列車位置検知境界が不安定になるので、この不安定要素をカバーするために、列車イが踏切Aを通過したのちも、所定時間、警報機ロの鳴動が続行される。
【0006】
踏切Aを通過した列車イが下り始動点P2 の列車位置検知装置20bを所定の監視時間(T)以内に通過したとき、その列車は下り列車と判定されて、列車位置検知装置20bによる警報機ロの鳴動の開始制御は行われず、いわゆるマスク処理が行われて警報機ロの鳴動は行われない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の踏切制御装置は、あおり時間が設定されているので、列車が通過しても踏切が開くタイミングが遅くなり、また、監視時間を設定して警報機の誤鳴動を防止しなければならないので、回路構成が複雑となるとともに、始動点と終止点とを対にして設置しなければならないために設備コストがかさむ欠点があった。さらに、列車位置検知装置が故障すると、警報機が安全側に働いて、列車が通過しても鳴動がいつまでも続行してしまうという欠点があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成により低コストに警報機を制御することのできる踏切制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る踏切制御装置は、上記目的を達成するために、踏切から所定距離離れた位置に設けられた始動点を列車が通過したことにより警報機の鳴動の開始制御を行い、その踏切の近傍に設けられた始動点を列車が通過したことによりその警報機の鳴動を停止させる踏切制御装置において、前記両始動点に列車の通過車軸数及列車の通過方向を検出する車軸検知器をそれぞれ設け、前記踏切から所定距離離れた位置に設けられた始動点において検出した車軸数と前記踏切の近傍に設けられた始動点において検出した車軸数とが一致し、かつ、それら両始動点における列車の通過方向が一致するときに、前記警報機の鳴動を停止させる停止制御手段を設けた、ことを特徴としている。
【0010】
本発明に係る踏切制御装置は、上記目的を達成するために、一つの線路に所定の間隔を保って設けられた踏切のそれぞれの近傍に設けられた、列車の通過車軸数及び列車の通過方向を検出する車軸検知器群と、一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器がその一の踏切方向への列車を検知したときに、その一の踏切に設けられている警報機の鳴動の開始制御を行い、かつ、上記一の踏切側に設けられている車軸検知器が上記他の踏切側の車軸検知器が検出した車軸数及び列車方向と同じ検出をしたときに、上記警報機の鳴動を停止させる制御手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
本発明に係る踏切制御装置は、上記目的を達成するために、前記制御手段は、前記一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器が故障(本発明で故障というときは、保守時の停止も含んでいる。)のときに、上記他の踏切に隣接する他の踏切側の車軸検知器の検出出力を用いることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、一実施の形態に係る踏切制御装置の概略構成図であり、上記図5の従来例と同一構成要素については同一符号を用い、これら同一構成要素についての説明は省略する。
【0013】
図1中、1a,1b,1cは、線路rを横断する複数(図1では3個)の踏切A,B,Cの近傍にそれぞれ設定された始動点P1 ,P2 ,P3 に設けられた車軸検知器であり、これら車軸検知器1a,1b,1cは、第1,第2検知子a1 ,a2 から構成されている。
【0014】
各車軸検知器1a,1b,1cは、同一構成なので、踏切Aの始動点P1 に設けられている車軸検知器1aを例に図2を用いて説明する。
【0015】
この車軸検知器1aの第1検知子a1 及び第2検知子a2 は、列車イの走行する線路(レール)rに沿って所定の間隔を保って設けられるとともに、第1検知子a1 及び第2検知子a2 は、共に、図示しないが線路rを挾んで設けられた一対の電磁コイルをそれぞれ有している。したがって、線路rを列車イが通過すると、列車イの鉄製の車軸(車輪)により一対の電磁コイル間の磁束に変化が起こり、この変化を検出することにより車軸数を検出することができるとともに、検知子(a1 ,a2 )の検出順序により列車イの走行方向を検出することができる。なお、車軸検知器1a,1b,1cは電磁式としたが、車軸(車輪)を検知できるものであれば、光電式等の周知のセンサを用いることもできる。
【0016】
車軸検知器1aは、上述のように、第1検知子a1 と第2検知子a2 とを所定の間隔を保って設けているので、一つの車軸(車輪)が検知子a1 ,a2 間を通過する所要時間により列車速度をも検出することができる。したがって、検出された列車速度に基づいて、警報機ロの鳴動を開始させる時間を調整することもできる。
【0017】
図2(a)は、第1検知子a1 及び第2検知子a2 の検知出力(1,0)状態を表しているとともに、同一時間帯における検知出力のモード(m0 ,m1 ,m2 ,m3 ,m0 )を表している。また、図2(b)は、検知出力のモードが列車の上り(順方向)と下り(逆方向)とで相違し、この相違により列車方向を検出(判定)できることを示している。
【0018】
制御器2a,2b,2cは、CPUを中心に構成されていて、各車軸検知器1a,1b,1cからの車軸数及び列車方向の情報をそれぞれ入力して演算処理し、各踏切A,B,Cの警報機ロをそれぞれ駆動制御するように構成されている。そして、各制御器2a,2b,2cには、通信制御部(図示せず)が設けられていて、通信回線Lを介して互いにデータ通信ができる通信ネットワーク(LAN)が形成されている。
【0019】
以下、図3のフローチャートを用いて、列車イが順方向(上り)に走行するときの踏切Aにおける警報機ロの制御動作について説明する。
【0020】
今、列車イが踏切Bの始動点P2 にさしかかり、車軸検知器1bで列車検知が開始されたとする(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)。車軸検知器1bにより車軸数(N)及び列車方向(この場合は上り)が検出されると(S102)、警報機ロの鳴動を開始させるための処理が行われる(S104)。車軸検知器1bにより検出された車軸数(N)及び列車方向は、制御器2aの図示しないメモリに記憶される。
【0021】
列車イが踏切Aにさしかかると、踏切Aの始動点P1 に設けられている車軸検知器1aにより列車Aの車軸数(n)が検出されるとともに、列車方向(この場合は上り)が検出されて、制御器2aのメモリに記憶される(S106肯定、S108)。
【0022】
制御器2aでは、始動点P1 の車軸検知器1aが車軸数を検出する毎に始動点P2 の車軸検知器1bが検出した車軸数(N)から減算処理し、(N−n)=0になった時点で、すなわち、車軸検知器1bで検出された車軸数(N)と車軸検知器1aで検出された車軸数(n)とが一致したときに、列車イは、踏切Aを通過したと判定される。警報機ロは、この判定により鳴動が停止される(S110肯定、S112)。
【0023】
なお、図3のフローチャートでは省略されているが、列車イが踏切Aにさしかかるまで、又は、踏切Aを通過中、後続の列車が始動点P2 の車軸検知器1bにより車軸数の検出が開始されているときは、列車イが踏切Aを通過した後もN−nは0より大となるので、この場合は、後続の列車が踏切Aを通過してN−n=0となるまで警報機ロの鳴動は続行される。
【0024】
踏切Aを通過した列車イが図示しない踏切の始動点P1 ′にさしかかると、その始動点P1 ′の車軸検知器1a′により上述の各車軸検知器1b,1aと同様に列車イの車軸数の検出と列車方向(この場合は上り)が検出される(S114肯定、S116)。
【0025】
始動点P1 ′を通過する列車イは、上り列車と判定されるので、すなわち、踏切Aを抜けた列車と判定されるので(S118肯定)、制御器2aは、車軸検知器1a′が車軸を検出しても踏切Aの警報機ロが鳴動を開始しないように制御が行われる(S120)。もちろん、始動点P1 ′に設けられている車軸検知器1a′により列車方向が逆方向(下り)と判定されたときは、踏切Aの警報機ロの鳴動が開始される(S118否定、S122)。
【0026】
上記構成の踏切制御装置は、踏切Aを列車イが通過したことを検出した時点で警報機ロの鳴動を停止できるので、従来のあおり時間を必要とすることなく踏切制御を行うことができる。
【0027】
上述の例は、列車イが上り列車で踏切Aを通過する場合であるが、その上りの列車Aが踏切B,Cも通過する場合も、上述と同様に制御される。
【0028】
すなわち、列車イが踏切Bを通過するときの踏切Bの警報機ロは、踏切Cの車軸検知器1cの列車検知により鳴動の開始制御が行われ、踏切Bの車軸検知器1bの車軸数の検出終了で鳴動が停止される。また、列車イが踏切Cを通過するときの踏切Cの警報機ロは、踏切Cよりも手前(図1において左側)の図示しない踏切の車軸検知器の列車検知により鳴動の開始制御が行われ、踏切Cの車軸検知器1cの車軸数の検出終了で鳴動が停止される。
【0029】
列車イが下り列車の場合における警報機ロの鳴動制御を踏切Bを通過するときを例に説明すると、下り列車イが踏切Bを通過するときの踏切Bの警報機ロは、踏切Aの車軸検知器1aの列車検知により鳴動の開始制御が行われ、踏切Bの車軸検知器1bの車軸数の検出終了で鳴動が停止される。
【0030】
上述のように、各踏切A,B,Cの各警報機ロの制御は、自己の踏切に設けられている車軸検知器と隣接する踏切に設けられている車軸検知器とで行えるので、設備コストを低減することができる。
【0031】
なお、隣接する踏切までの距離が、警報機ロを鳴動させるために必要な距離に足りないとき、例えば、図1において、踏切Aと踏切Bとの間が近すぎるときは、踏切A及び踏切Cは、踏切Bの車軸検知器1bでなく、踏切Cの車軸検知器1c又は踏切Aの車軸検知器1aが鳴動の開始制御に用いられる。したがって、本発明で「一の踏切に隣接する他の踏切」というときは、上述のように、実際に隣接する踏切でない場合も含んでいる。
【0032】
上述のように、隣接する踏切に設けられている車軸検知器を利用して警報機を制御した場合、隣接の車軸検知器が故障したときに、その故障に係る車軸検知器に隣接する他の踏切の車軸検知器からの情報を得て制御することができる。
【0033】
上り列車イが踏切Aを通過する場合を例にさらに説明すると、制御器2aのCPUには、図4に示されるような論理回路が含まれている。すなわち、制御器2aには、複数のAND回路10a,10b,10b′〜10n,10n′と一つのOR回路20が含まれている。
【0034】
踏切Bの車軸検知器1bが正常のときは、その検出出力で警報機ロが制御されるが(AND回路10a→OR回路20)、この車軸検知器1bが故障(異常)のときは、踏切Bに隣接する踏切Cの車軸検知器1cの検出出力が用いられる(AND回路10b,10b′→OR回路20)。このようにして、順次、正常な車軸検知器まで遡って制御される(AND回路10n,10n′→OR回路20)。
【0035】
なお、各車軸検知器1a,1b,1cの正常又は異常判定は、各車軸検知器1a,1b,1cが上記図2に示される所定の出力(モード出力)が得られているか否かにより行うことができる。
【0036】
上述の例は、踏切Aの警報機ロの制御の場合であるが、踏切B,Cも同様に制御される。また、列車イが下りの場合も同様である。
【0037】
上述のように、隣接の踏切の車軸検知器が故障した場合は、正常な車軸検知器まで遡って制御し、警報機ロが安全側に働いていつまでも鳴動を継続し続けて、いわゆる開かずの踏切になるのを効果的に防止することができる。
【0038】
次に自己の踏切の車軸検知器が故障した場合について説明する。
【0039】
今、図1の踏切Bの車軸検知器1bが故障して、上りの列車イの進出を検出できなかったとする。この場合、踏切Bの警報機ロは、列車イが通過しても安全側に働いて鳴動を続けることになる。
【0040】
この場合、列車イが踏切Aの車軸検知器1a(この車軸検知器1aは正常状態とする。なお、この車軸検知器1aも異常のときは、次の正常状態にある車軸検知器1a′。)で検出されて、踏切Aから進出したと判定されると、踏切B及び踏切Aの警報機ロの鳴動は停止される。このように、列車が進む側の正常な車軸検知器で列車が通過したことを検出した時点で警報機ロの鳴動が停止されるので、列車が通過してもいつまでも鳴動が続けられ、いわゆる開かずの踏切になることを効果的に防止することができる。
【0041】
なお、車軸検知器1a,1b,1cの故障(異常)が検出されたときは、通信回路Lを介して図示しない管理センタに報知され、係員によって修理される。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る踏切制御装置は、両始動点に列車の通過車軸数及び列車の通過方向を検出する車軸検知器をそれぞれ設け、踏切から所定距離離れた位置に設けられた始動点において検出した車軸数と前記踏切の近傍に設けられた始動点において検出した車軸数とが一致し、かつ、それら両始動点における列車の通過方向が一致するときに、警報機の鳴動を停止させる停止制御手段を設けたので、踏切を列車が通過したときに、従来のあおり時間を必要とすることなく鳴動を停止させることができる。
【0043】
本発明に係る踏切制御装置は、一つの線路に所定の間隔を保って設けられた踏切のそれぞれの近傍に設けられた、列車の通過車軸数及び列車の通過方向を検出する車軸検知器群と、一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器がその一の踏切方向への列車を検知したときに、その一の踏切に設けられている警報機の鳴動の開始制御を行い、かつ、上記一の踏切側に設けられている車軸検知器が上記他の踏切側の車軸検知器が検出した車軸数及び列車方向と同じ検出をしたときに、上記警報機の鳴動を停止させる制御手段とからなるので、始動点を警報機の開始点にも終止点にも利用でき、設備コストを低減することができる。
【0044】
本発明に係る踏切制御装置は、前記制御手段を前記一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器が故障のときに、上記他の踏切に隣接する他の踏切側の車軸検知器の検出出力を用いるようにしたので、警報機の鳴動を開始させる車軸検知器が故障であっても、他の正常な車軸検知器からの信号で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る踏切制御装置の概略構成図である。
【図2】車軸検知器の検出動作を示す説明図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【図4】制御器の内部構成の機能を示すブロック図である。
【図5】従来の踏切制御装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1a〜1c 車軸検知器
a1 第1検知子
a2 第2検知子
2a〜2c 制御器
r 線路
イ 列車
P1 ′,P1 〜P3 始動点
A〜C 踏切
イ 列車
ロ 踏切警報機(警報機)(踏切遮断機を含む)
L 通信回線
Claims (3)
- 踏切から所定距離離れた位置に設けられた始動点を列車が通過したことにより踏切警報機の鳴動の開始制御を行い、その踏切の近傍に設けられた始動点を列車が通過したことによりその踏切警報機の鳴動を停止させる踏切制御装置において、
前記両始動点に列車の通過車軸数及び列車の通過方向を検出する車軸検知器をそれぞれ設け、
前記踏切から所定距離離れた位置に設けられた始動点において検出した車軸数と前記踏切の近傍に設けられた始動点において検出した車軸数とが一致し、かつ、それら両始動点における列車の通過方向が一致するときに、前記踏切警報機の鳴動を停止させる停止制御手段を設けた、
ことを特徴とする踏切制御装置。 - 一つの線路に所定の間隔を保って設けられた踏切のそれぞれの近傍に設けられた、列車の通過車軸数及び列車の通過方向を検出する車軸検知器群と、
一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器がその一の踏切方向への列車を検知したときに、その一の踏切に設けられている踏切警報機の鳴動の開始制御を行い、かつ、上記一の踏切側に設けられている車軸検知器が上記他の踏切側の車軸検知器が検出した車軸数及び列車方向と同じ検出をしたときに、
上記踏切警報機の鳴動を停止させる制御手段と、
を有することを特徴とする踏切制御装置。 - 前記制御手段は、前記一の踏切に隣接する他の踏切側に設けられた前記車軸検知器が故障のときに、上記他の踏切に隣接する他の踏切側の車軸検知器の検出出力を用いることを特徴とする請求項2記載の踏切制御装置。
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