JPH07165308A - 距離センサの故障検出装置 - Google Patents

距離センサの故障検出装置

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JPH07165308A
JPH07165308A JP5342328A JP34232893A JPH07165308A JP H07165308 A JPH07165308 A JP H07165308A JP 5342328 A JP5342328 A JP 5342328A JP 34232893 A JP34232893 A JP 34232893A JP H07165308 A JPH07165308 A JP H07165308A
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JP
Japan
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distance sensor
distance
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signals
sensors
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Kouji Sugimoto
浩自 杉本
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで確実に距離センサの異常を検出す
ることができるようにする。 【構成】 同一軌道R1上を走行する一対の台車11,
12の各々に設けられ、これら台車間の距離を検出する
ための一対の距離センサ11S,12Sの故障を検出す
る装置であって、一対の距離センサから信号S1,S2
を入力し、この一対の距離センサからの信号が異なると
き距離センサが異常であると判断する判断手段Hを備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は距離センサの故障検出装
置に関する。例えば、自動倉庫等に配置されたスタッカ
クレーンの衝突を防止するために各台車に設けられた距
離センサの故障を検出する装置に関し、特に、低コスト
で確実に距離センサの異常を検出することができるよう
にした距離センサの故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一軌道上を走行する台車の
衝突を防止する目的で、各々の台車に距離センサを設
け、これら台車が所定距離以内に近づいたときに台車を
停止させる衝突防止装置が知られている。
【0003】このような衝突防止装置にあっては、距離
センサが故障すると台車の衝突を防止することができな
くなるので、距離センサの故障を検出する必要がある。
【0004】そこで、従来は、距離センサとして、自己
診断機能(自己故障検出機能)を備えた距離センサを用
いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自己診断機能を備えた
距離センサは、大型で高価格であるという問題があっ
た。
【0006】また、距離センサが台車から脱落した場
合、距離センサとしての機能を果たさなくなる(この状
態は異常である)にもかかわらず、自己診断機能が故障
していなければ距離センサは正常であると判断されるか
ら、距離センサの異常を確実には検出することができな
いという問題があった。
【0007】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、低コストで確実に距離センサの異常を検出するこ
とができる距離センサの故障検出装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の距離センサの故障検出装置は、同一軌道上を
走行する一対の台車の各々に設けられ、これら台車間の
距離を検出するための一対の距離センサの故障を検出す
る装置であって、前記一対の距離センサから信号を入力
し、この一対の距離センサからの信号が異なるとき前記
距離センサが異常であると判断する判断手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0010】すなわち、一対の台車の各々設けられた距
離センサがいずれも正常であれば、台車間の距離が所定
距離以内になると、一対の距離センサからは同一の信号
が出力されるはずである。
【0011】これに対し、一対の距離センサのうちいず
れか一方のセンサに異常が生じれば、一対のセンサから
出力される信号は互いに異なったものとなる。
【0012】本発明の距離センサの故障検出装置によれ
ば、判断手段によって、一対の距離センサからの信号が
互いに異なるとき距離センサが異常であると判断される
ので、確実に距離センサの異常を検出することができ
る。
【0013】しかも、距離センサには自己診断機能を設
ける必要がないので、小型、低コストで、距離センサの
異常検出を実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明に係る距離センサの故障検出
装置の適用例としてのスタッカクレーンの概略平面図、
図2は同じく概略正面図で、システムの概略も同時に示
した図である。
【0016】これらの図において、R1は軌道、11,
12はこの軌道上を走行するスタッカクレーン(台車)
である。1は軌道R1の両側に設けられた棚である。
【0017】これら一対のスタッカクレーン11,12
の対向面にはそれぞれ距離センサ11S,12Sと、こ
れらセンサ11S,12Sを作動させるための反射鏡1
1M,12Mが設けられている。
【0018】スタッカクレーン11,12の走行および
作動は、ホストコンピュータHにより制御される。この
ホストコンピュータHには、前記一対の距離センサ11
S,12Sからの信号S1,S2を入力し、両信号S
1,S2が互いに異なるとき距離センサが異常であると
判断する判断手段が設けられている。
【0019】ホストコンピュータHには、スタッカクレ
ーン11,12に電源を供給する分電盤Pが接続されて
いる。この分電盤Pは、非常停止回路を有しており、ホ
ストコンピュータHから非常停止信号S3が発せられた
とき、スタッカクレーン11,12への電源供給を停止
するようになっている。
【0020】以上のような距離センサの故障検出装置
は、次のように作動する。
【0021】<距離センサが正常な場合>距離センサ1
1S,12Sがいずれも正常な場合、スタッカクレーン
11,12間の距離が所定距離以内になると、一対の距
離センサ11S,12Sからは同一の信号が出力され
る。例えば、距離センサ11S,12Sは同時にON
し、その信号S1,S2が出力されることとなる。
【0022】この信号S1,S2がホストコンピュータ
Hに入力されると、ホストコンピュータHは、スタッカ
クレーン11,12が接近し過ぎであると判断し、現在
走行しているスタッカクレーン11およびまたは12の
走行を停止させる。
【0023】信号S1,S2が入力されないうちは、ホ
ストコンピュータHは、スタッカクレーン11,12が
接近し過ぎているわけではないと判断し、通常通りスタ
ッカクレーン11,12を制御し作動させる。
【0024】<距離センサに異常が生じた場合>一対の
距離センサ11S,12Sのうちいずれか一方のセンサ
に異常が生じた場合、一対のセンサ11S,12Sから
出力される信号S1,S2は互いに異なったものとな
る。例えば、距離センサ11Sが故障し、あるいは脱落
した場合、スタッカクレーン11,12間の距離が所定
距離以内になると、正常な距離センサ12SはONする
が、距離センサ11SはONしないこととなる。
【0025】このように、信号S1,S2が互いに異な
ったものとなると、ホストコンピュータHの判断手段に
よって、いずれかの距離センサが異常であると判断さ
れ、分電盤Pへ非常停止信号S3が発せられて、スタッ
カクレーン11,12への電源供給が停止される。
【0026】以上のように、この故障検出装置は、一対
の距離センサからの信号を比較することにより異常を検
出するようになっているので、確実に距離センサの異常
を検出することができる。しかも、距離センサには自己
診断機能を設ける必要がないので、小型、低コストで、
距離センサの異常検出を実現することができる。
【0027】図3は、軌道が複数本(図では3本)あ
り、これら軌道R1,R2,R3上を、それぞれ一対の
スタッカクレーン11,12,21,22,31,32
が走行する場合の故障検出装置を模式的に示した図であ
る。
【0028】スタッカクレーン11,12は同一軌道R
1上を走行し、スタッカクレーン21,22は同一軌道
R2上を走行し、スタッカクレーン31,32は同一軌
道R3上を走行する。これらのスタッカクレーン対は、
上述したスタッカクレーン対11,12と同様な構成と
なっており、ホストコンピュータHは、これらスタッカ
クレーン対をそれぞれ上述したように制御し、それぞれ
の距離センサの故障を検出する。なお、同図において、
T1,T2,T3は、それぞれ、軌道R1,R2,R3
上に配置されたトロリーであり、このトロリーを通じて
スタッカクレーンに分電盤Pから電源が供給される。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0030】例えば、図2に仮想線で示すように、同一
軌道R1上に、3台目のスタッカクレーン13が走行す
る場合であっても、このスタッカクレーン13に距離セ
ンサ13Sを設け、スタッカクレーン12にスタッカク
レーン13との距離を検出する距離センサ12S’を設
け、スタッカクレーン12,13を一対の台車として制
御することにより同様の作用効果が得られる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る距離センサの故障検出装置の適用
例としてのスタッカクレーンの概略平面図。
【図2】同じく概略正面図で、システムの概略も同時に
示した図。
【図3】同じく変形例を示す図。
【符号の説明】
R1 軌道 H ホストコンピュータ P 分電盤 11,12 スタッカクレーン 11S,12S 距離センサ S1,S2 信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軌道上を走行する一対の台車の各々
    に設けられ、これら台車間の距離を検出するための一対
    の距離センサの故障を検出する装置であって、前記一対
    の距離センサから信号を入力し、この一対の距離センサ
    からの信号が異なるとき前記距離センサが異常であると
    判断する判断手段を備えた距離センサの故障検出装置。
JP05342328A 1993-12-14 1993-12-14 距離センサの故障検出装置 Expired - Fee Related JP3109366B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001692A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Murata Mach Ltd 搬送設備
KR20210085648A (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 세메스 주식회사 센서 이상 확인 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001692A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Murata Mach Ltd 搬送設備
KR20210085648A (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 세메스 주식회사 센서 이상 확인 장치

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