JP2594735B2 - 自走式台車の定位置停止制御方法 - Google Patents

自走式台車の定位置停止制御方法

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JP2594735B2
JP2594735B2 JP4302558A JP30255892A JP2594735B2 JP 2594735 B2 JP2594735 B2 JP 2594735B2 JP 4302558 A JP4302558 A JP 4302558A JP 30255892 A JP30255892 A JP 30255892A JP 2594735 B2 JP2594735 B2 JP 2594735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの検出手段の中の
いずれか一方の故障に対処することのできる自走式台車
の定位置停止制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内等において、ワークを無人で搬送
するために、レールを敷設し、そのレール上で台車を走
行させている。この時、前記台車を所定の位置に停止さ
せる必要がある。その際、従来では、減速位置および停
止位置を検出するセンサa〜dを前記台車の進行方向下
流側(a、b)と前記台車の進行方向上流側(c、d)
とへ2個ずつ、計4個設置して制御するものがある。こ
の場合、前進移動中、前進方向の減速位置をセンサaが
検出すると、前記台車を減速移動させ、前進方向の停止
位置をセンサbが検出すると、前記台車を停止させる。
また、後退移動中、後退方向の減速位置をセンサcが検
出すると、前記台車を減速移動させ、後退方向の停止位
置をセンサdが検出すると、前記台車を停止させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
台車の定位置停止制御方法においては、前後2個ずつ設
置された計4個のセンサの中、いずれか1つのセンサが
故障すると、台車を所定の位置に停止させることができ
ず、台車が暴走してしまうことがあり、工場内の設備の
停止を余儀無くされ、生産上多大な影響を及ぼしてい
る。
【0004】本発明は、上述の点に鑑み、前進/後退の
双方向に移動可能な台車のセンサの数を削減すると共
に、センサの中、いずれかが故障しても前記台車を所定
の位置に停止させることができ、設備の稼働状態に影響
を及ぼさないようにすることを可能とする自走式台車の
定位置停止制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、高速走行制御される自走式台車の進行
方向下流側に配設された第1の検出手段が定位置に配設
された位置決め部材を検出したとき、自走式台車を低速
走行制御する第1の過程と、前記第1の過程に次いで、
前記自走式台車の進行方向上流側に配設された第2の検
出手段が前記位置決め部材を検出しないで、前記第1の
検出手段が前記位置決め部材を非検出状態となった場
合、前記自走式台車の走行停止制御を行う第2の過程
と、前記第2の過程に次いで、前記自走式台車を前記進
行方向と反対方向に低速走行制御する第3の過程と、前
記第3の過程に次いで、前記第1の検出手段が前記位置
決め部材を検出したとき、前記自走式台車を走行停止制
御する第4の過程と、からなることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、高速走行制御される自走
式台車の進行方向下流側に配設された第1の検出手段が
定位置に配設された位置決め部材を検出しない場合であ
って、前記自走式台車の進行方向上流側に配設された第
2の検出手段が前記位置決め部材を検出したとき、前記
自走式台車を走行停止制御する第1の過程と、前記第1
の過程に次いで、前記自走式台車を前記進行方向と反対
方向に低速走行制御する第2の過程と、前記第2の過程
に次いで、前記第2の検出手段が前記位置決め部材を非
検出状態となっとき、前記自走式台車を走行停止制御
する第3の過程と、前記第3の過程に次いで、前記自走
式台車を前記進行方向に低速走行制御する第4の過程
と、前記第4の過程に次いで、前記第2の検出手段が前
記位置決め部材を検出したとき、前記自走式台車を走行
停止制御する第5の過程と、からなることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明に係る自走式台車の定位置停止制御方法
では、第1の検出手段がオンのときに前記台車の低速移
動を行い、さらに、第2の検出手段がオンしたときに前
記台車を所定の位置に停止させる。また、第1の検出手
段の故障時において、前記第1の検出手段がオンせず、
第2の検出手段がオンしたときに前記台車を停止させ、
停止後、前記台車を停止前の進行方向と反対方向に低速
移動を行い、前記第2の検出手段がオフのときに前記台
車を停止させ、停止後、前記台車を停止前の進行方向に
再び低速移動を行い、所定の位置に停止させる。さら
に、第2の検出手段の故障時において、前記第1の検出
手段がオンしたときに前記台車の低速移動を行い、前記
第2の検出手段がオンせず、第1の検出手段がオフした
ときに前記台車を停止させ、停止後、前記台車を停止前
の進行方向と反対方向に低速移動を行い、前記第1の検
出手段がオンのときに前記台車を所定の位置に停止させ
る。
【0008】
【実施例】本発明に係る自走式台車の定位置停止制御方
法について、実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施例に係る台車制御部10の
構成を示す図である。同図において、台車制御部10
は、2本のレール22の上を走行する台車20内に配設
され、全体制御装置28からの制御を受けるシーケンサ
14と、走行のためのモータ18と、走行制御のための
シーケンサ14に接続した速度サーボアンプ16と、所
定の位置に台車20を停止させるために台車20の進行
方向上流側に配設したセンサα(第2の検出手段)と、
台車20の進行方向下流側に配設したセンサβ(第1の
検出手段)とを備える。なお、工作機械26に位置決め
部材24を設置する。センサα、βは、位置決め部材2
4の端部を検出することによってオン/オフ制御され
る。
【0010】次に、図2を参照しながら、本実施例に係
る台車20の動作について説明する。まず、シーケンサ
14は、台車20が、2本のレール22の上を走行する
際、前進/後退かを判定し(S1)、前進の場合には高
速前進する(S2)。高速前進中、センサβが位置決め
部材24を検出してオンになると(S3)、シーケンサ
14は、モータ18を減速させて台車20を低速前進さ
せ(S4、図4A、図5の4A点)、次いで、センサα
が位置決め部材24を検出してオンになると(S5)、
センサα、センサβは正常と判断し(S6)、台車20
を所定の位置に停止させるための停止制御を行う(S
7、図5のW点)。
【0011】ところで、ステップS5で、センサαがオ
フ、センサβがオンのときはステップS4に戻って低速
前進を続けるが(図4A、図4B)、センサβがオフと
なった時点でセンサαがオフのままの時(S11、図4
C)、台車20が所定の停止位置を通過してしまうこと
になるため、シーケンサ14は、センサαが故障と判断
し(S12)、台車20を停止させるための停止制御を
行う(S13、図5の4B点)。続いて、シーケンサ1
4は、台車20を所定の位置に停止させるために、再び
センサβが位置決め部材24を検出してオンするまで低
速後退させ(S14、図4C、図5の4C点)、センサ
βがオンになったら(S15、図4D)、台車20を停
止させるための停止制御を行う(S16、図5の4D
点)。この後、台車20は、所定の位置で停止する。
【0012】一方、ステップS3で、センサβが位置決
め部材24を通過してもオフであり、且つ、センサαが
オフのときはステップS2に戻って高速前進を続け(図
6A、図7の6A点)、センサβがオフ、センサαがオ
ンになると(S21、図6B)、シーケンサ14は、セ
ンサβが故障と判断し(S22)、台車20を停止させ
るための停止制御を行う(S23、図7の6B点)。続
いて、シーケンサ14は、台車20が停止した後(図6
C、図7の6C点)、台車20を再びセンサαが位置決
め部材24を通過してオフするまで低速後退させ(S2
4)、センサαがオフになったら(S25、図6D)、
台車20を停止させるための停止制御を行う(S26、
図7の6D点)。さらに、シーケンサ14は、台車20
を所定の位置に停止させるために、再びセンサαが位置
決め部材24を検出してオンするまで低速前進させ(S
27)、センサαがオンになったら(S28、図6
E)、台車20を停止させるための停止制御を行う(S
29、図7の6E点)。この後、台車20は、所定の位
置で停止する。
【0013】さらに、ステップS1で台車20が後退す
る場合について図3を用いて以下説明する。センサα、
センサβが正常に作動している場合は、前進の場合のス
テップS2〜S7の処理と同様に、ステップS32〜S
37で高速後退、低速後退、停止の処理を行う。また、
センサβが故障の場合(S41)、前進時のセンサαが
故障の場合(S12〜S16)の処理と同様に、所定の
停止位置を通過してしまう台車20を低速前進させて
(S42〜S46)、台車20を所定の位置に停止させ
る。さらに、センサαが故障の場合(S51)、前進時
のセンサβが故障の場合(S22〜S29)の処理と同
様に、所定の停止位置を通過してしまう台車20を所定
の位置に近づけるために低速前進させ、再び低速後退さ
せて(S52〜S59)、台車20を所定の位置に停止
させる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る自走式台車の定位置停止制
御方法によれば、2個のセンサを用いて台車を所定の位
置に停止させることができ、また、2個のセンサの中、
一方のセンサが故障した場合でも、工場内の設備を停止
させることなく当該台車の制御を行うことができるの
で、生産上多大な損失を回避でき、故障によるリスクを
軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自走式台車の定位置停
止制御方法の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る自走式台車の定位置停
止制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る自走式台車の定位置停
止制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】図4A〜4Dは、本発明の一実施例に係る自走
式台車の定位置停止制御方法の動作状態を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例に係る自走式台車の定位置停
止制御方法の台車速度と時間を示すグラフである。
【図6】図6A〜6Eは、本発明の一実施例に係る自走
式台車の定位置停止制御方法の動作状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の一実施例に係る自走式台車の定位置停
止制御方法の台車速度と時間を示すグラフである。
【符号の説明】
10…台車制御部 14…シーケンサ 16…速度サーボアンプ 18…モータ 20…台車 22…レール 24…位置決め部材 26…工作機械 28…全体制御装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速走行制御される自走式台車の進行方向
    下流側に配設された第1の検出手段が定位置に配設され
    た位置決め部材を検出したとき、自走式台車を低速走行
    制御する第1の過程と、 前記第1の過程に次いで、前記自走式台車の進行方向上
    流側に配設された第2の検出手段が前記位置決め部材を
    検出しないで、前記第1の検出手段が前記位置決め部材
    を非検出状態となった場合、前記自走式台車の走行停止
    制御を行う第2の過程と、 前記第2の過程に次いで、前記自走式台車を前記進行方
    向と反対方向に低速走行制御する第3の過程と、 前記第3の過程に次いで、前記第1の検出手段が前記位
    置決め部材を検出したとき、前記自走式台車を走行停止
    制御する第4の過程と、 からなることを特徴とする自走式台車の定位置停止制御
    方法。
  2. 【請求項2】高速走行制御される自走式台車の進行方向
    下流側に配設された第1の検出手段が定位置に配設され
    た位置決め部材を検出しない場合であって、前記自走式
    台車の進行方向上流側に配設された第2の検出手段が前
    記位置決め部材を検出したとき、前記自走式台車を走行
    停止制御する第1の過程と、 前記第1の過程に次いで、前記自走式台車を前記進行方
    向と反対方向に低速走行制御する第2の過程と、 前記第2の過程に次いで、前記第2の検出手段が前記位
    置決め部材を非検出状態となっとき、前記自走式台車
    を走行停止制御する第3の過程と、 前記第3の過程に次いで、前記自走式台車を前記進行方
    向に低速走行制御する第4の過程と、 前記第4の過程に次いで、前記第2の検出手段が前記位
    置決め部材を検出したとき、前記自走式台車を走行停止
    制御する第5の過程と、 からなることを特徴とする自走式台車の定位置停止制御
    方法。
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